JPS6054766A - 磁気記録媒体の製造装置 - Google Patents

磁気記録媒体の製造装置

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JPS6054766A
JPS6054766A JP16242083A JP16242083A JPS6054766A JP S6054766 A JPS6054766 A JP S6054766A JP 16242083 A JP16242083 A JP 16242083A JP 16242083 A JP16242083 A JP 16242083A JP S6054766 A JPS6054766 A JP S6054766A
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JP
Japan
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viscosity
coating
magnetic
paint
coating liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP16242083A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tobisawa
誠一 飛沢
Yutaka Shimizu
豊 清水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野 本発明は磁性塗料等の塗布液の処理方法及びその装置に
関するものである。
2、従来技術 磁気テープ等の磁気記録媒体の製造に際しては。
一般に、磁性粉、バインダー、分散剤等の添加剤及び溶
媒からなる磁性塗料組成物(スラリー)を調製し、これ
に硬化剤を添加してから支持体上に塗布、乾燥せしめて
いる。
磁気記録が近年高密度化するに従って、磁気記録媒体に
耐久性が必要とされ、この要求を充たす上でバインダー
組成として硬化性のあるものが提案されてきている。 
これまでの技術によれば。
磁性塗料を作成する最終段階で硬化剤を添加するとと忙
よって、磁性塗料の作成段階で硬化反応が生じるのを防
止するようにしているが、硬化剤の添加された磁性塗料
は通常は特別の処理なしにそのまま塗布工程へ送り込ま
れる。 この場合−硬化剤によって磁性塗料の硬化が進
行し1時間とともに粘度の上昇が生じる(例えば50〜
150 polaeになる)ことを避げることかできな
い。 この結果、高粘度化した磁性塗料が塗布に供され
ることになるから、支持体上への塗布が不均一化し、良
好な塗布を行ない得なくなる。
近年、記鍮密度の向上に伴なって、金属、バリウムフェ
ライト等の高密度用磁性粉の使用が重要となっている。
 このため、磁性塗料の作成段階で1分散性を高める目
的で磁性粉含有スラリーを高粘度化することが必要であ
るが、塗布゛以前にバインダー溶液の添加によって低粘
度化しても、元来高粘度であることに加えて上記した如
き硬化反応による粘度上昇によって、塗布に際して要求
される粘度(例えば5〜40 poise )を得るこ
とは不可能である。 第1図には、連続添加方式による
磁性塗料の製造装置が示されている。 これによれば1
分散機IKより分散された磁性塗料組成物は濾過されて
ライン2より貯蔵タンク3に貯蔵され、攪拌装置4によ
り強磁性微粉末が凝集しないように攪拌される。 一方
、硬化性成分および/または硬化反応触媒は貯蔵タンク
5に貯蔵され。
必要に応じて攪拌装置6により攪拌される。 磁性塗料
と硬化性成分および/または硬化反応触媒はそれぞれ定
量ポンプ7.8により送液され、流量計9.lOにより
流量測定される。 ついでこれらの二成分はライ:/’
11.12を経て必要に応じて設けられた混合機13で
混合され、バッファタンク14tC一時的に貯蔵される
。 該バッファタンク14内でこれらの二成分は攪拌装
置15により均一に混合され、定量ポンプ16.必要に
応じて設けられた分散機17.濾過装置18を経て塗布
装置19に連続的に供給され、可撓性支持体201C塗
布される。 上記パン7アタンク14および塗布装置1
9jCはフルーメーター21および22がおのおの取り
付けられ【おり、該フルーメーター21および22は定
量ポンプ7.8および16と連動して磁性塗料の流動性
を調節しながらコンピューター23により、上記二成分
の供給量を調整する。
しかしながら1本発明者が検討を加えた結果、第1図の
装置は次の如き欠陥を有することを見出した。
(1)、硬化剤を磁性塗料組成物に添加した直後にその
混合液を一旦バッファタンク14に入れ、ここで攪拌し
た後に′塗布液として吐出せしめているが、バッファタ
ンク内では一定の滞留時間があり、この滞留中に混合液
中の成分の凝集が生じ1例えば粘度が変化してしまい、
塗布時に必要とされる物性を維持することができない。
(2)、 Lかも、バッファタンクでの滞留中忙硬化剤
による硬化反応が進行し易く、このために活性な硬化剤
や磁性粉を使用することが実際上困難である。
(3)、更に、塗布に際しては、濾過装置18からノ磁
性塗料を容器に溜めながらp−ルコーティングしている
ので、その容器中での滞留時に塗料の粘度が上昇してし
まい、良好な塗布を行なえない。
3、発明の目的 本発明の目的は、塗布に際して磁性塗料等の塗布液を常
に所望の粘度に設定できる方法及びその装置を提供する
ことにある。
4、発明の構成及びその作用効果 即ち1本発明は、磁性塗料等の塗布液を支持体上に塗布
する際、前記塗布液にすり力を作用せしめてその粘度を
低下させた後、前記塗布を行ない得るよう忙したことを
特徴とする塗布液の処理方法に係るものである。
本発明はまた。上記方法を実施する装置として。
互い忙近接配置された状態で相対的に回転する第1部材
及び第2部材と、これら両部材間の間隙に磁性塗料等の
塗布液を導入する手段と、前記間隙内にてすり力の作用
下に粘度低下せしめられた塗布液を導出する手段とから
なり、この導出された塗布液を支持体上への塗布に供し
得るように構成されたことを特徴とする塗布液の処理装
置も提供するものである。
本発明によれば、塗布的に磁性塗料等の塗布液をすり力
の作用で低粘度化しているので、常に所望の粘度(例え
ば5〜40 poise )の磁性塗料を塗布に供する
ことができ、塗布を良好に行なうことが可能となる。 
これによって、得られる例えば磁気記録媒体の諸性能1
例えば角屋比、耐久性等が向上する。 更に、既述した
如き高密度用磁性粉の使用時に高粘度分散を行なっても
、その塗布時には所望の値忙粘度調整されるために良好
な塗布が可能となり、従って調液工程の簡略化、磁性塗
料の安定性、固形分濃度上昇忙よる塗布後の乾燥工程の
簡略化等の如き上記高粘度分散に基く種々の利点が得ら
れる。
5、実施例 以下1本発明を実施例忙つい【詳細に説明する。
第2図は1本発明に使用可能な磁気記録媒体の製造装置
を示すものである。
磁性塗料は公知の方法によって分散機41で分散させた
後、濾過し、導管42を経てタンク43に入れる。 こ
こでは、磁性塗料を磁性粉の凝集が生じないように攪拌
器44で攪拌する。 硬化剤及び/又は硬化剤プンカー
サーC以下、単に硬化性成分と称する。)はタンク45
に入れるが、攪拌器46で攪拌することができる。
上記磁性塗料及び硬化性成分はポンプ47.48によっ
て所定量ずつタンク43.45から導出し。
流量計49.40で各流量を制御しながら導管41゜4
2中を導き、混合機43′に導入する。 混合機43′
では、磁性塗料及び硬化性成分を所定量ずつ混合する。
 更にこの混合物を定量ポンプ26゜分散機27.濾過
機28.処理槽24を経て塗布部29に供給し、塗布p
−ラー34によって可撓性支持体30上に塗布する。 
図中の31.32は流量測定針であって、これらはポン
プ47.48及び26に関し各面の流量が調節されるよ
うな信号をマイクルコンピュータ33に入力せしめるも
のである。
上記混合機43′の下流側の混合物流路からは。
上記磁性塗料と硬化性成分との混合物の一部を還流用導
管36によって混合機43へ戻すようにし。
かつこの還流中は調節弁36を閉じて液の調整を行なっ
ている。 この還流中でも理想的な場合−混合機43′
から塗布部29への混合物流を常に流動(即ち絶えず所
定量供給)させ、混合物の流速を高めることができ、混
合に供する各面の時間当りの処理量を増大させることが
できる。
しかし公知の方法においては、混合機43′から出る混
合物の状態、例えば粘度は常に変動するものであるから
、公知の如くに両液を絶えず混合機43′に添加しかつ
上記の如くに混合液を絶えず塗布部29へ供給すれば、
所定の粘度の値からずれた粘度の混合液が塗布されると
とkなり、その塗布性、ひいては磁性層の表面状態、電
磁変化特性が変動してしまう。
これ九対し、上記流量測定計31に粘度測定機能も具備
せしめ、混合機43から出た混合液の例えば粘度が所定
値からずれている(例えば粘度が高めである)と、調節
弁36を閉じると同時に。
測定計31からの信号をコンピュータ33に入力せしめ
、これに伴なってコンピュータ33から上記両液の少な
くともいずれか一方(例えば比較的高粘度の磁性塗料)
が混合機43′へ添加されないようにする指令信号がコ
ンピュータ33から例えばポンプ42へ伝達されるよう
に設定する。 ポンプ47はこれを受けて所定時間(例
えば3〜4秒間)は作動せず、他方のポンプ48から硬
化性/ 成分のみを混合機43へ添加する。 混合液の粘度が低
いときは、上記と逆に、磁性塗料のみが添加されるよう
にすればよい。
この結果、混合機43′において所望の組成比で磁性塗
料と硬化性成分とが導管35中を還流しながら混合され
るから、所定の粘度になったことを見図らって弁36を
解放させる信号をコンピュータ33から弁36へ伝達さ
せると、常に所定粘度等の所望の物性の塗布液を塗布部
へ供給することができる。 また、粘度調節操作の間は
、上記還流路を経て混合液が絶えず流動しているから、
硬化反応を抑えることができる。 しかも、液の還流に
よってその流速を上げることができる。
こうして、混合液の液状態又は物性をフン)c−一部す
るために、絶えず磁性塗料(及び/又は硬化性成分)の
添加を所定時間中断せしめるよう釦操作することによっ
て、常に所望の瞼性値の塗布液を塗布部へ供給でき、塗
布性、磁気記録媒体の特性を向上させることが可能とな
る。
また、混合液の粘度調整は、上記に付加して。
第2図中に仮想線で示す希釈用の溶媒(バインダ−等を
含んでいてもよい)37をコンピュータ33の指令に基
いて供給することによって行なえば、更に制御性良く粘
度調整を行なうことができる。
なお、上記の調整の間でも磁性塗料及び硬化性成分を共
に混合機43′に添加し、弁36を開放しておくことも
考えられるが、この場合には、上述した欠点は生じるも
のの、還流用導管35による液還流によって混合機43
′への両液の添加量、即ち流速を上げられるという効果
は期待できる。
この場合は、粘度調整のためにポンプ47又は48の吐
出量を制御したり、或いは溶媒37を添加すればよい。
また、他の利点としては、既述した公知の方法にみられ
た如き滞留による凝集現象が全く生じず。
混合物の粘度が変化することもない、 加えて。
滞留がないために、硬化剤による硬化を充分に抑えるこ
ともでき、硬化剤や磁性粉の種類を幅広く選択すること
が可能となる。
また、第2図の例においては勿論、磁性塗料及び硬化性
成分を所定量ずつ制御された量で添加。
混合せしめているので、一旦タンク内で混合、貯蔵した
のちに供給する場合に比べて、硬化反応の進行を大幅に
制御することができる。
第3図は、他の製造装置を示すものであって。
混合手段として、スタティックミキサー50とその上流
側の上記の混合機43′との組合せを採用している。
この例では、スタティックミキサー441Cよる本来の
混合操作の予備混合を混合機4.(/によって行なうこ
とができること以外は、第2図で述べたと同様の顕著な
作用効果が得られる。
第4図は、更に他の製造装置を示すものであって、混合
手段はスタティックミキサー50のみを採用し、第3図
と同様に流量測定兼粘度測定計31の直後から導管を分
岐させて上記の還流用導管35を設けている。 そして
、その分岐点には調節弁36を設げ、コンピュータ33
からの信号によってオン・オフできるようにしている。
上記した各製造装置において注目されるべきことは、硬
化性成分(例えば硬化剤)の添加、混合された磁性塗料
が、塗布部29への供給直前で処理槽241Cて処理さ
れ、低粘度化されて塗布に供されることである。
処理槽24は、第5図及び第6図忙示す如き構造からな
っており、濾過機2B(第2図〜第4図参照)からの磁
性塗料125に対しずり力(剪断力)を作用せしめるた
めにほぼ円錐状の2御ター126及びこれ忙近接したほ
ぼ円錐面状の内壁127を具備している。 なお1図中
の128は回転軸。
129は磁性塗料(硬化剤含有)125の導入部、13
0は処理済みの低粘度化磁性塗料131の導出部、13
2は冷却水133を通す冷却ジャケラ)、 135はシ
ール用のOリングである。
ここで、p−ター126と内壁127との間の円錐形状
の微小間隙134の役割が重要であり、p−ター126
の回転時に間隙134を通る磁性塗料に対し効果的なす
り力を付与するのに寄与している。
即ち、−穀圧、ずり速度(τ)は、p−ター126と内
壁127どの間の速度差(この例ではp−ター回転速度
)(Δv)、及び上記間隙134の幅(1)に関し。
τヴー会V(但、△Vは一定) で表わされる。 そして、すり力の作用を受けた後の磁
性塗料の粘度(η)は。
η=A×τ−B (但、 A、 Bは定数)で表わされ
る。 従って1間隙134の幅(又はギャップ長)tを
小さくすることによって、τを大とし、ηを小さく(即
ち、磁性塗料を低粘度化)することができる。
このように、幅tを選択することによ−)″C磁性塗料
の粘度を塗布に好適な値に調整することができる。 適
切な範囲、例えば5〜40肛(特に10〜20mm)に
tを設定すれば、上記した関係式に基い【磁性塗料に充
分なすり力が作用し、それまで硬化性成分等による硬化
の進行及び再凝集等によって粘度上昇していた磁性塗料
中の成分が解きほぐされ、適切な粘度(例えば50 p
oiseの ものが10 poise以下、特に1 p
oise )に調整されるのである。 特に、磁性塗料
成分がチキン)pビ−を示すものである場合には極めて
効果的である。
また、上記幅tを選択するには、p−ター126を上下
方向に位置調整できるよう忙構成するのが望ましい。 
これによって、tをpニター126の全周に亘って均一
に調節することができ、磁性塗料に加わるすり力(又は
シェア)を一様に調節可能であり、かつ磁性塗料の処理
槽24内での滞留時間(処理時間)をコントルールでき
る。 tの調節は、p−ター126及び内壁127が共
に円錐状であるために非常に正確かつ容易に行なえる。
なお、処理槽24内では、磁性塗料がすり力を受けた際
忙発熱するが、この熱は冷却ジャケット132忙よって
吸収されるから、温度上昇を防止できる。
第7図は1本発明の他の実施例による処理槽24を示す
ものである。
この例では、第5図の例に比べて、μ−ター136を円
柱状とし、これに対応して内壁137をシリンダ状とし
ている。 従っ【、磁性塗料125はほぼ円筒形状の間
隙144内でで9力を受け、低粘度化されるとと忙なる
が、第5図の例と同様の作用効果は得られる。
なお1以上の実施例において使用可能な磁性塗料の組成
を説明すると、まず磁性粉末、特に強磁性粉末は% 7
−Fe、03. Co含有r Fo20s 、CO被着
7−Fe1OH1Fe、04. Co含有Fe604等
の酸化鉄磁性粉: Fe−Ni、 Co、 Fe −N
i −Co合金−Fe−Mn −Z n合金%Fe −
Ni−Zn合金、Fe −Co −Nl −Cr合金−
Fe −Co −Nl −P合金%Co −Ni合金等
Fe、 Nl、 Co等を主成分とするメタル磁性粉等
積の磁性粉が挙げられる。
また、使用可能なバインダーとしては、熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂1反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との
混合物が使用されてもよい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量が10,000〜200,000−重合度が約2
00〜2,000程度のもので−例えばアクリル酸エス
テル−7クリa 二)リル共重合体、ウレタンエラスト
マー、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
アクリル酸エステル−スチレン共重合体。
メタクリル酸エステル−アクリc−二)リル共重合体、
メタクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタ
クリル酸エステルースチレン共重合体。
ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリ−ニトリル共
重合体、アク!J+y二)リルーブタジエン共重合体、
 二)pセル−−スやセルp−スジアセテート等の繊維
素系樹脂、ポリビニルブチラール。
スチンンーゾタジエン共重合体−ポリエステル樹脂、り
PPビニルエーテル−アクリル酸エステル共重合体、ポ
リアミド樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂および
これらの混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応屋樹脂としては、塗布液の状態
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとな
る。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するま
での間圧軟化または溶融しないものが好ましい。 具体
的圧は1例えばフェノール樹脂、ウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シ
リコン樹脂、アクリル系反応樹脂、メタクリル酸塩共重
合体とジイソシアネートプレポリマーの混合物。
ポリオールとインシアネート系化合物との混合物尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂、ポリアミン樹脂及びこれらの混合
物等である。
電子線照射硬化減樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ。
ポリエーテルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリルタ
イプ、ポリアミドアクリルタイプ等、または多官能モノ
マーとして、エーテルアクリルタイプ、ウレタンアクリ
ルタイプ、リン酸エステルアクリルタイプ、アリールタ
イズ、ハイドロカーボンタイプ等が挙げられる。
磁性粉とバインダーとの混合割合は、該磁性粉100重
量部忙対してバインダー5〜400重量部、好ましくは
10〜200重量部の範囲で使用される。
バインダーが多すぎると磁気記録媒体としたときの記録
密度が低下し、少なすぎると磁性層の強度が劣り、耐久
性の減少、粉落ち等の好ましくない事態が生じる。
上記磁性塗料には必要に応じて分散剤、潤滑剤。
研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を含有させてもよい。
使用される分散剤としては、レシチン、リン酸エステル
、アミン化合物、アルキルサルフェート。
脂肪酸7ミド、高級アルー−ル、ポリエチレンオキサイ
ド、スルホコハク酸、スルホコハク酸エステル、公知の
界面活性剤等及びこれらの塩があり。
又、陰性有機基(例えば−〇〇OH,POsH’ )を
有する重合体分散剤の塩を使用することも出来る。
これら分散剤は1種類のみで用いても、あるいは2種類
以上を併用してもよい。 これらの分散剤は$性粉io
o重量部に対し″c1〜30重景部の範重子部加される
。 また、潤滑剤としては、シリコーンオイル、グラフ
ァイト、カーボンブラックグラフトポリマー、二硫化モ
リブデン、二硫化タングステン、ラウリル酸、ミリスチ
ン酸、炭素原子数12〜16の一塩基性脂肪酸と該脂肪
酸の炭素原子数と合計して炭素原子数が21〜23個の
一価のアルコールから成る脂肪酸エステル等も使用でき
る。 これらの潤滑剤は磁性粉100重量部に対して0
.2〜20重量部の範囲で添加される。
使用してもよい研磨材としては、一般に使用される材料
で溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化りpム、コランダム
、人造コランダム、ダイヤモンド。
人造ダイヤモンド、ザク2石、エメす−(主成分:コラ
ンダムと磁鉄鉱)等が使用される。 これらの研磨材は
平均粒子径0.05〜5μの大きさのものが使用され、
特に好ましくは、 0.1〜2μである。
これらの研磨材は磁性粉100重量部に対して1〜20
重量部の範囲で添加される。
使用してもよい帯電防止剤としては、カーボンブラック
をはじめ、グラファイト、酸化スズ−酸化アンチモン系
化合物、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合
物などの導電性粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;
フルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール
系などのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン類、
第4級アンモニウム塩類、ピリジン、その他の複素環類
ホスホニウムまたはスルホニウム類などのカチオン界面
活性剤;カルボン酸、スルホン酸、燐酸。
硫酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニ
オン界面活性剤;アミノ酸類、7ミノスルホン酸類、ア
ミノアルコールの硫酸または燐酸エステル類等の両性活
性剤などがあげられる。
磁性塗料の溶媒としては、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン尋のケ
トン類;メタノール、エタノール。
プルパノール、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル。
エチレングリコールモノアセテート等のエステル類;エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素;メチレンクーライド、エチレンクル
ライド、四塩化炭素、りρpホルム、ジクロルベンゼン
等のハpグン化炭化水素等のものが使用でき一方、使用
可能な硬化剤としては1例えばインシアネート及びこれ
らと活性水素化合物の付加体等が挙げられる。
インシアネート系化合物を示すと下記表−1に示すよう
な化合物が例示できる。
表 −1 他にもタケネー)D−103(式日薬品工業社製)。
デスモジュールL−75(住友バイエル社製)がある。
 また、硬化剤の代りに若しくは併用して硬化剤プンカ
ーサーを使用してよいが、これは硬化剤の働きを助長す
る(例えばpH調節、濃度調節)ために添加されるが、
これには−例えば、インシアネート系化合物の−NCO
基を−NHCOO−X(Xは解離し易い基1例えばハp
ゲン化置換されたアルキル基又はアリール基)として保
護しておいて、適当な条件1例えば温度をかけて、解離
させインシアネート系化合物(−NGOをもつ)とする
ものかあ′る。 又、別のタイプとしては、ニトリルオ
キサイド(’−CN←0なる基を有する化・金物)を用
んすることができ、前fil!二)リルオキサイドは容
易忙インシアネート系化合物に変換することができる。
 なお、硬化性成分としては、上記の硬化剤、硬化剤プ
ンカーサーの他、硬化反応触媒(例えばトリエチルアミ
ン等のアミン類、ジブチル錫ジラウレート、鉄7セチル
7セトネートや2−メチル−ヘキシル酸スズ、ナフテン
酸スズ−オクチル酸スズ、ラウリン酸スズ、ステアリン
酸スズなど((RCOO)tsnでC6〜Cll1(分
岐を含んでもよい)〕のもの)が釜げ゛られ1例えば東
栄化工社製「ヘキソエートスズ」等の有機金属化合物や
金属塩)も添加してよい。
また、上述した支持体20の素材としては、ポリエチレ
ンテン7タレート、ポリエチレン−2゜6−す7タレー
ト等のポリエステル類、ポリプルピレン等のポリオVフ
ィン類、セルローストリアセテート、セルロースダイア
セテート等のセルロース霞導体、ポリカーボネートなど
のプラスチック+ ACZnなとの金属、ガラス、窒化
珪素、炭化珪素、磁器、陶器等のセラミックなどが使用
される。
これらの支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約
3〜100μm程度、好ましくは5〜50μmであり、
ディスク、カード状の場合は一30μm=10mn+程
度であり、ドラム状め場合は円筒状とし、使朋するレコ
ーダーに応じてその型は決められる。
支持体上へ前記磁性塗料を塗布し磁性層を形成する゛た
めの塗布方法としては、エアードクターフート、グレー
ドコート、ヱ7−ナイフコート、スクイズコート、含浸
コート、トランスファーロールコート、グラビアコート
、キスコート、キャストコート、スプンイコート等が利
用でき、その他の方法も可能である。
このような方法により支持体上に塗布された磁性層は必
要により層中の磁性粉を配向させる処理を施したのち、
形成した磁性層を乾燥する。 また必要により表面平滑
化加工を施したり所望の形状に裁断したりして、磁気記
録媒体を製造する。
なお、上述した硬化剤等の硬化性成分の添加は。
上述の例のように処理槽24より前段階で行なう以外に
も、処理槽24の後段において(塗布直前に)行なうこ
ともできる。 この場合、処理槽24では、チャン)I
llピーのある磁性塗料成分の凝集をすり力の作用で解
きほぐし、所望の粘度に調整可能であり、かつ塗布直前
の硬化性成分の添加であることから硬化反応も殆んど進
行せずに塗布に供し得る。 また、処理槽24の前後で
夫々硬化性成分を添加してもよく1例えば前段では少量
添加し、後段ではより多量添加することもできる。
また、上述した装置1両液の添加方式等は種々変更して
よく、連続添加方式ではなく両液をタンク内で混合して
から処理槽24へ導入してよい。
処理槽24の構造も上述したものに限定されることはな
く、各部材の形状や配置方法も変更できる。
また5本発明は磁性塗料以外の塗布液にも勿論適用可能
である。
次に1本発明の優位性を具体的な例によって説明する。
まず、比較のために1次の組成物を調製した(但、「部
」は重量部を示す)、 これを用い、第1図の従来法(
バッファタンク使用)による連続添加方式で以下の如く
操作した。
Co含含有−Fe@O@ 300部 部分加水分解した塩化ビニル−酢酸 40部ビニル共重
合体(ユニオンカーバイド社製rVAQ−HJ ) ポリワンタン(グツドリッチ社製 40部「ニスタン5
07J ) シリコーン油 4部 トルエン/メチルエチルケトン−’/1 sooo上記
組成物をボールミルに入れ、24時間分散後、平均孔径
3μのフィルターで濾過し磁性塗料な得(以下硬化性成
分を含まないものを磁性塗料A液という)、タンク(第
1図中13)に一旦貯蔵する。 この磁性塗料に第1図
の装置を使用し、インシアネート系化合物 25部 (日本ボリクレ・タン社製「コルネートL」 )末端N
COウンタンプレボリマ−10部トルエン/メチルエチ
ルケトン=1/1 105部の組成の硬化性成分を連続
的に添加しつつ、ポリエチンンテンフタンートフイルム
上にt燥厚5μになるように塗布し、配向、乾燥して磁
気記録体を得る。 得られた磁気記録媒体にスーパーカ
ンンダーρ−ル処理を行ない5インチ中にスリットし、
ビデオテープな得た。
以上の方法による塗布を磁性塗料液を濾過して貯蔵タン
ク(第1図中13)に入れてから、所定時間後(例えば
1時間後)に行なった。 得られた媒体のビデオ感度(
5MHzビデオ感度: VH8fflビデオデツキ測定
)は第8図の曲線aの如くになりた。
これに対し1本発明に基き、第2図及び第5図の装置磁
性を用いて作成した。 塗料を塗布に供した場合、得ら
れたビデオ感度は第8図の曲線すの如くであり、上記の
比較例よりも向上することが分った。
前記磁性塗料A液の組成を下記のように変更した以外は
、同様にしてビデオテープな作成し、連続的にしつつ塗
布したビデオテープの角型比を下記表−2の■に1本発
明の上記装置を用いて作成したビデオテープの角型比を
下記表−2の■に示した。
Fe系メタル磁性粉(Fe90%N17%) 300部
ポリエステルボリウンタン 30部 エポキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製rpKuuJ 
)ao部シリコン油 3部 ミリスチン酸 4部 トルエン/メチルエチルケトン=1/l 800部表 
−2(角型比) 上記の事実は明らかに1本発明による装置で磁性塗料を
作成した場合には塗料の凝集が減少しかつ粘度を所望の
値に調整できる等の効果が反映しているものと考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録媒体の製造装置全体り概略図で
ある。 第2図〜第8図は本発明の実施例を示すものであって。 第2図、第3図、第4図は磁気記録媒体の製造装置全体
の三個の各概略図。 第5図は磁性塗料処理槽の断面図、 第6図は第5図のX−X線断面図。 第7図は他の磁性塗料処理槽の断面図、第8図は磁気記
録媒体の特性を示すグラフである。 なお1図面に示した符号において。 24〜・−−一−−−−−−−−−−−・−磁性塗料処
理槽29−−−−−−−−−−−−−−一塗布部30−
=−−−−===−支持体 43−−−−−−−−一一−−−−=−磁性塗料貯蔵タ
ンク45−=−−−−=−硬化性成分貯蔵タンク43’
=−=−−−−−−一混合機 125=−一・−・−−−−−−一−−磁性塗料126
 、136−−−=−−G7−ター131−−−−−−
=−−−−−−−=−−・処理済み磁性塗料工34.1
44−・−−−m−−−−・−間 隙である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1 で 2九 22 第4図 第5図 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塗布液を支持体上に塗布する際、前記塗布液にすり
    力を作用せしめてその粘度を低下させた後。 帥記塗布を行ない得るようにしたことを特徴とする塗布
    液の処理方法。 2、互いに近接配置された状態で相対的に回転する第1
    部材及び第2部材と、これら両部材間の間1IIK塗布
    液を導入する手段と、前記間隙内にてすり力の作用下に
    粘度低下せしめられた塗布液を導出する手段とからなり
    、この導出された塗布液を支持体上への塗布に供し得る
    ように構成されたことを特徴とする塗布液の処理装置。
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