JPS6032128A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS6032128A
JPS6032128A JP14012083A JP14012083A JPS6032128A JP S6032128 A JPS6032128 A JP S6032128A JP 14012083 A JP14012083 A JP 14012083A JP 14012083 A JP14012083 A JP 14012083A JP S6032128 A JPS6032128 A JP S6032128A
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誠一 飛沢
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/842Coating a support with a liquid magnetic dispersion

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野 2 従来技術 磁気テープ等の磁気記録媒体の製造に際しては、一般に
、磁性粉、バインダー、分散剤等の添加剤及び溶媒から
なる磁性塗料組成雷を調製し、これに硬化剤を添加して
から支持体上に塗布、乾燥せしめている。
磁気記録が近年高密度化するに従って一磁気記録媒体に
耐久性が必要とされ、この要求を充たす上でバインダー
組成とし【硬化性のあるものが提案されてきている。 
これまでの技術によれば一磁性塗料を作成する最終段階
で硬化剤を添加するととによって、磁性塗料の作成段階
で硬化反応が生じるのを防止しているが、このような添
加方式だと硬化剤添加後の磁性塗料は可能な限り迅速に
゛支持体上に塗布する必要がある。 これでは、バイン
ダーの硬化反応を塗布以前に充分に防ぐことが困難であ
って、得られた磁気記録媒体の角型比、耐久性等の特性
が低下し易くなる。 特に、イソシアネート化合物等の
活性な硬化剤や、磁性粉として合金粉末を使用する場合
に非常に問題となる。
そこで、1つの方法として、特公昭58−10773号
公報明細書にみられるように、硬化剤を磁性塗料に連続
的に添加しつつ支持体上に塗布することが考えられる。
 この公知の方法によれば、上記の連続添加によって磁
性塗料の安定化、得られた磁気記録媒体の角型比の向上
等が図れるとしている。
しかしながら、本発明者が検討を加えた結果、上記方法
は次の如き欠陥を有することを見出した。
すなわち、連続的に添加する際には、 例えば、添加量
のミスをなくしたり、粘度等を調節するためには、単に
磁性塗料と硬化剤を連続添加しているだけでは、これら
の問題点は解決できない。
つまり、単なる添加量を連続的にコントロールす柁 るだ(すでは不可能である。 前灰公報には、以下のよ
うに、バッファータンクを設けることが図示されている
。 しかし、それでも前記公報の方法には以下のような
欠陥がある。
(1)、上記方法は実際には〜硬化剤を磁性塗料に添加
した直後にその混合液を一旦ノ(ソファタンクに入れ、
ここで攪拌した後に塗布液として吐出せしめているがヘ
バツファタンク内では一定の滞留時間があり、この滞留
中に混合液中の成分の凝集が生じ、例えば粘度が変化し
てしまい、塗布時に必要とされる物性を維持することが
できない。
(2)シかも、バッファタンクでの滞留中に硬化剤によ
る硬化反応が進行し易く、このために活性な硬化剤や磁
性粉を使用することが実際上困難である。
(3)−硬化剤と磁性塗料とを所定量ずつ添加し合いな
がら上記バッファタンクに入れるようにして〜・るので
、上記漂加量はそれ程上げることができず、従って塗布
に供し得る塗料の流量が低く、量産性が悪くなる。 寺
寺も4横4に)−−こうした実情から、塗料の物性を維
持し、硬化剤による硬化反応を抑制しながら、量産性良
く塗布を可能にすることが強(要求されていた。
3、発明の目的 本発明の目的は、上記の要求を充二分に満たすことので
きる磁気記録媒体の製造方法及びその装置を提供するこ
とにある。
4、発明の構成 即ち、本発明は、磁性塗料を支持体上に塗布する際に、
少なくとも硬化剤及び/又は硬化剤プレカーサーと前記
磁性塗料とを所定量ずつ混合部に導びいて互いに混合せ
しめ、この混合物を前記支持体に塗布する以前の段階か
ら前記混合物を前記混合部へ戻すようにしたことを特徴
とする磁気記録媒体の製造方法に係るものである。
また、本発明は、上記方法を効果的に実施する装置とし
て、少なくとも硬化剤及び/又は硬化剤プレカーサーと
磁性塗料とを所定量ずつ導びく各導入路と;これらの導
びかれた各材料を互いに混合せしめる混合部と;得られ
た混合物を支持体上W?&右(″6泳右部と:前記混合
部と前記塗布部との間の混合物流路から前記混合物を前
記混合部へ5、実施例 以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
if図は、本発明の第1の実施例を示すものである。
磁性塗料は公知の方法によって分散機11で分散ミた させた後、−過し、導管12を経てタンク13に入れる
。 ここでは、磁ま塗料を磁性粉の凝集が生じないよう
に攪拌器14で攪拌する。 硬化剤及び/又は硬化剤プ
レカーサー(以下、単に硬化性成分と称する。)はタン
ク15に入れるが、攪拌器16で攪拌することができる
上記磁性塗料及び硬化性成分はポンプ17.18によっ
て所定量ずつタンク13.15から導出し、流量f!E
p 計19−20で各流量を制約しながら導管21.22中
を導びき、スタティックミキサー24に連続的に導入す
る。 スタティックミキサー24では、磁性塗料及び硬
化性成分を所定量ずつ混合しながら送る。
更にこの混合物を定量ポンプ26、分散機27、−禍根
28を経て塗布部29に供給し、塗布ローラー34によ
って可撓性支持体30上に塗布する。 図中の31.3
2は流量測定計であって、これらはポンプ17.18及
び26に関し6液の流量が調節されるような信号をマイ
クロコンピュータ33に入力せしめるものである。
本実施例の方法及び装置において注目されるべき構成は
、上記スタティックミキサー24の排液側属、上記磁性
塗料と硬化性成分との混合物の一部を還流用導管35に
よってスタティックミキサー24の混合初期段階へ戻す
ようにし、しかもこの還流中でもスタティックミキサー
24から塗布部29への混合物流を常に流動(即ち絶え
ず所定量供給)させていることである。 これにより【
、スタティックミキサー24中を流動する混合物の流速
を高めることができ、混合に供する6液の時間当りの処
−埋置を増大させることが可能となる。 しかも−混合
物流は絶えず流動しているから、既述した公知の方法に
みられた如き滞留による凝集現象が全く生じず、混合物
の粘度が変化することもない。
加えて、滞留がないために、硬化剤による硬化を充分に
抑えることもでき、硬化剤や磁性粉の種類を幅広く選択
することが可能となる。
また、第1図の例においては勿論、磁性塗料及び硬化性
成分を所定量ずつ制御された量で添加、混合せしめてし
・るので、一旦タンク内で混合、貯蔵した後に供給する
場合に比べて;硬化反応の進行を大幅に抑制することが
できる。
第2図は、他の実施例を示すものであって、混合手段と
して、上記のスタティックミキサー24とその上流側の
通常の混合機23との組合せを採用している。
この例では、スタティックミキサー24による本来の混
合操作の予備混合を混合機23によって行なうととがで
きること以外は、第1図で述べたと同様の顕著な作用効
果が得らハる。
第3図は、更に他の実施例を示すものであって、混合手
段は混合機23のみを採用し〜流景測定兼粘度測定計3
1の直後から導管を分岐させて上記の還流用導管35を
設(すている。 そして、その分岐点には調節弁36を
設け、コンピュータ33からの信号によってオン拳オフ
させるようにしている。
従って、この例では、導管35による混合液の還流効果
に加えて、必要な場合にポンプ26への供給を弁36に
よって制御せしめ、導管35及び混合機23で形成され
る循環路中で次の如き制御動作を行なわせることができ
る。 例えば、混合液の粘度が高めであるときは測定計
31からの信号をコンピータ33に入れる。 これに応
じ、コンピュータ33からは一点鎖綜の如く溶媒37を
所定量上記循環路に追加するような信号が出力される。
 この結果、混合物の粘度を常に所望の値に制御するこ
とができる。
なお、上記弁36は粘度調整の間は完全に閉じていても
よいが−この場合には混合機23中の混合物がオーバー
フローしないように上記粘度調整時間のタイミングとイ
ンターバルを予め決めておく。
また勿論、弁36は粘度調整の間中でも開放しておいて
も差支えない。
上記の各実施例において使用可能な磁性塗料は次の成分
からなっていてよい。
まず、磁性粉としては、γ−Fe2O3、CO含含有−
Fe203、Co被着rFe2O3、Fe5Q4−C6
含有Fe3O4等の酸化鉄磁性粉; Fe + Ni−
’Co−Fe−N1−C。
合金、Fe−Mn−Zn合金、Fe−Ni−Zn合金、
Fe−Co−N 1−Cr合金、Fe−Go−Ni−P
合金、Co−N i合金等、Fe、。
N1、Co等を主成分とするメタル磁性粉等各種の磁性
粉が挙げられる。
また、バインダーとしては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂−反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との混合物が使
用されてもよい。 熱可塑性樹脂としては、軟化温度が
150℃以下、平均分子量がio、ooo〜200,0
00、重合度が約200〜2.000程度のもので、例
えばアクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、
ウレタンエラストマー、アクリル酸エステル−塩化ビニ
リデン共重合体、アクリル酸エステル−スチレン共重合
体〜メタクリル酸・エステル−アクリロニトリル共重合
体、メタクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
メタクリル酸エステルースチレン共重合体、ポリ弗化ビ
ニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジェン共重合体、ニトロセルロー
スやセルロースジアセテート等の繊維素系樹脂、ポリビ
ニルブチラール、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテル−アクリル酸エス
テル−1ti’fl(合体、ポリ了ミド樹脂、各種の合
成ゴム系の熱可塑性樹脂およびこれらの混合物等が使用
される。 熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗
布液の状態では200,000以下の分子量であり、塗
布乾燥後には縮合、付加等の反応により分子量は無限大
のものとなる。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱
分解するまでの間に軟化または溶解しないものが好まし
い。 具体的には、例えばフェノール樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルギツ
ド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、メタクリ
ル酸塩共重合体とジイソシアネートプレポリマーの混合
物、ポリオールとイソシアネート等化合物との混合物、
尿素ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミン樹脂、及びこれ
らの混合物等である。 電子線照射硬化型樹脂としては
、不飽和プレポリマー、例えば無水マレイン酸タイプ、
ウレタンアクリルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ
、ポリエーテルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリル
タイプ、ポリアミドアクリルタイプ等、または多官能モ
ノマーとし′C、エーテルアクリルタイプ、ウレタンア
クリルタイフ、リン酸エステルアクリルタイプ、アリー
ルタイプ、ハイゾロカーボンタイプ等が4.げられるっ
磁性粉とバインダーとの混合割合は、該磁性粉100重
量部に対してバインダー5〜400重fl:部。
好ましくは10〜200重量部の範囲て使用される。
バインダーが多すぎると磁気記録媒体としたときの記録
密度が低下し、少なすぎると礎性層の強度が劣り、耐久
性の減少、粉落し等の48りしくitい事態が生じる。
上記磁性塗料には必要を一応じて分散剤、潤滑剤、・研
磨剤、帯電防止剤等の添加剤を含有させてもよ〜。
使用される分散剤としては、レシチン−リン酸エステル
、アミン化合物、アルキルサルフェート、脂肪酸アミド
−高級アルコール、ポリエチレンオキサイド、スルホコ
ハク酸、スルホコハク酸エステル、公知の界面活性剤等
及びこれらの塩があり、又−陰性有機基(例えば−〇〇
〇H,−PO3H)を有する重合体分散剤の塩を使用す
ることも出来る。
これらの分散剤は1種類のみで用いても、あるいは2種
類以上を併用してもよい。 これらの分散剤は磁性粉1
00重量部に対して1〜30重量部の範囲で添加される
。 これらの例としては、トリレンジイソシアネート3
モルとトリメチロールプロパン1モルの付加体、メタキ
シリレンジイノシ了ネート3モルとトリメチロールプロ
パン1モルの付加体、トリレンジイソシアネートの5量
体、トリレンジイソシアネート3モルとへキサメチレン
ジイソシアネート2モルから成る5量体、ヘキサメテチ
レンジイソシアネート3モルと水1モルを反応させて得
ら庇る脱炭酸体等があり、これらは1秦的に容易に得ら
れる。 また、潤滑剤としては、シリコーンオイル、グ
ラファイト、カーボンブラックグラフドポリマーー、二
硫化モリブデン、二硫化タングステン、ラウリル酸、ミ
リスチン酸、炭素原子数12〜16の一塩基性脂肪酸と
該脂肪酸の炭素原子数が21〜23個の一価のアルコー
ルから成る脂肪酸エステル等も使用できる。
これらの潤滑剤は磁性粉100重量部に対して0.2〜
20重量部の範囲で添加される。 使用してもよい研磨
材としては、一般に使用される材料で溶融アルミナ、炭
化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コランダム、
ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー
(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。 こ
れらの研磨材は平均粒子径0.05〜5μの大きさのも
のが使用され、特に好ましくは、0.1〜2μ である
。 これらの研磨材は磁性粉100重量部に対して1〜
20重量部の範囲で添加される。 使用してもよい帯電
防止剤としては、カーボンブランクをはじめ、グ・ラフ
ァイト、酸化スズ−酸化アンチモン系化合物、酸化チタ
ン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合物などの導電性粉
末;サボニyなどの天然界面活性剤;アルキレンオキダ
イト系、グリセリン系、グリシドール系などのノニオン
界面活性剤;高級アルキルアミン類、f!J4級アンモ
ニウム塩類、ピリジン、その他の複素葉類、ホスホニウ
ムまたはスルホニウム類などのカチオン界面活性剤;カ
ルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エ
ステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ
酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などがあげられる。
磁性塗料の溶媒としては、丁セトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン類;メタノール、エタノール、プロパツール−ブタ
ノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酸
ブチル、乳酸エチル、エチレングリコールモノアセテー
ト等のエステル類:エチレンクリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロ7ラン等のエーテル類;ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロ
ライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホル
ム、ジクロベンゼン等のハロゲン化炭化水素等のものが
使用でき、一方、使用可能な硬化剤としては、例えばイ
ンシアネート、エポキシ化合物、及びこれらと活性水素
化合物の付加体等が挙げられる。
イソシアネート系化合物を示す′と下記表−1に示すよ
うな化合物が例示できる。
表−1 、エポキシ系化合物としては一下記の表−2に示す化合
物が例示できる。
表−2 他にも、タケネー)D−103(武田薬品工秦社M) 
、デスモジ瓢−ルL−7s(住友バイエル社製)がある
。 また、使用可能な硬化剤プレカーサーは硬化剤の働
きを助長する≦例えばPH調節、濃度114節)ために
添加されるが、これには、例えば、インシアナート系化
合物の−NCO基を−NHCOO−X(Xは解離し易い
基、例えばハロゲン化置換されたアルキル基又はアリー
ル基)として保護し【おいて、適当な条件−例えば温度
をかげて、解離させイソシアート系化合物(−NGOを
もつ)とするものがある。 又、別のタイプとしては、
ニトリルオキサイド(−CN−0なる基を有する化合物
)を用いることができ、前記ニトリルオキサイドは容易
にイソシアナート系化合物に変換することができる。
なお、硬化性成分としては一上記の硬化剤、硬化剤プレ
カーサーの他、硬化反応解媒(例えばトリエチルアミン
等のアミン類、ジプチル錫ジラウレート、鉄アセチルア
セトネートや2−メチル−ヘキシル酸スズ、ナンテン酸
スズ、オクチル酸スズ、ラウリン酸スズ、ステアリン酸
スズなど、(RCOO)zsnでC6〜Cl8(分岐を
含んでもよい)のものが挙げられ、例えば東栄化工社M
「ヘキソエートスズ」等の有機金属化合物や金属塩)も
添加してよい。
また、上述した支持体30の素材としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
ト等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン類、セルローストリアセテート、セルロースダイア
セテート等のセルロー184体、ポリカーボネートなど
のプラスチック、AJ−Znなどの金属、ガラス、窒化
珪素、炭化珪素、磁器、陶器等のセラミックなどが使用
される。 これらの支持体の厚みはフィルム、シート状
の場合は約3〜100μm程度、好ましくは5〜50μ
mであり、ディスク、カード状の場合は、30μm〜t
omm程度であり、ドラム状の場合は円筒状とし、使用
するレコーダーに応じてその型は決められる。
支持体上へ前記磁性塗料を塗布し磁性層を形成するため
の塗布方法としては、エアードクターコート、ブレード
コート、エアーナイフコート、スクイズコ〜)、Jコー
ト、リバースロールコート、トランスファーロールコー
ト、クラビアコート、キスボート、キャストコート、ス
プレィコート等が利用でき、その他の方法も可能である
。 このような方法により支持体上に塗布された磁性層
は必要により層中の磁性粉を配向させる処理を施したの
ち、形成した磁性層を乾燥する。 また必要により表面
平滑化加工を施したり所望の形状に裁断したりして、磁
気記録媒体を製造する。
次に、本発明の優位性を具体的な例によって説明する。
まず、比較のために、次の組成物を調製した(但へ「部
」は重量部を示す)。 これを用い、既述した従来法(
パックァタンク使用)による連続添加方式で以下の如く
操作した。
Co含含有−Fe203 300部 部分加水分解した塩化ビニル− 酢酸ビニル共重合体 40部 (ユニオンカーバイド社製「VAGHJシリコーン油 
4部 トルエン/メチルエチルケトン= ’71 800 部
上記組成物をボールミルに入れ、24時間分散後、ジ戸 平均孔径3μのフィルターで一過し磁性塗料を得(以下
硬化性成分を含まないものを磁性塗料A液という)、タ
ンク(第1図中13)に一旦貯蔵する。
この磁性塗料に −b用壬2、 末端NGOウレタンプレポリマー 10部トルエン/メ
チルエチルケトン+、、++ ’/、 105部の組成
の硬化性成分を連続的に添加しつつ、ポリエチレンテレ
フタートフィルム上に乾燥厚5μになるように塗布し、
配向、乾燥して磁気記録体をた 得メ。 得られた磁気記録体にスーパーカレンダーロー
ル処理を行ない1部2インチ巾にスリットし。
ビデオテープな得た。
ナ 以上の方法による塗布を磁性塗料ハ液を一′過して貯蔵
タンク(第1図中13)に入れてから、所定時間後(例
えば1時間後)に行なった。 得られた媒体のビデオ感
度(5Mtlz(’デオ感度:VH8型ビデオデツキで
測定)は第4図の曲線aの如くになった。
これに対し、本発明に基きへ第1図の35で示すように
混合物を例えば3〜8737MRで還流させながら磁性
塗料を塗布に供した場合、得られたビデオ感度は第4図
の曲線すの如くであり、上記の比較例よりも向上するこ
とが分った。
前記磁性塗料A液の組成を下記のように変更し記表−3
の■K、本発明の第1図の装置を用いて作成したビデオ
テープの角型比を下記表−夕′の■に示した。
策 Fepメタル磁性粉(Fe 97%−A13%) 30
0部ポリエステルポリウレタン 30部 エポキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製「PKHI■」
) 30部シリコン油 3部 ミリスチン酸 4部 トルエン/メチルエチルケトン= +71800 部表
−3(角型比) さらに、鉄アセチルアセトネート0.8部を硬化剤成分
のタンク15に加えたものを使用して同様にビデオテー
プを作成したところ、下記表−4のようになつた。(本
発明のものα比較のものay)。
上記の事実は明らかに、本発明による方法及び装置で磁
性塗料を作成した場合には塗料の凝集が減少する等の効
果が反映しているものと考えられる。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基いて更に変形が可能である。
例えば−上述の還流路(図中の35)を設(する位置は
任意に選ぶことができ、分散機27の直後の地点から還
流させることができる。 また、混合手段も上述のもの
に限定されることはない。
6 発明の効果 本発明は、上述した如く一磁性塗料混合物をその塗布以
前の段階から磁性塗料−硬化性成分混合部へ戻すように
している(還流路を設けている)ので、その公理合部に
おげろ流量又は塗料供給量を増やすことができ、量産性
に適したものとなる。 また、混合物を滞留させること
なく常に流動させて処理できるので、粘度の変化や硬化
反応の進行を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は磁気記録媒体製造装置の二側の各概略図
、 第4図は得られた磁気テープの特性を示すグラフ である。 なお、図面に示した符号において、 11、27・・−・−・−・・・・−・・分散機13・
・〜・−・・・・・・・・・〜・−・・・磁性塗料用タ
ンク15・・−・・・−・−・−・−・−・−・硬化性
成分用タンク23・・−・・・・−・・・・−・・・・
−・−・・混合機24・・・・・−・−・−・−・−・
−・−・・スタティックミキサー31.32・・−・−
・−・・・・−・・流量測定計33・・・・・−・・・
−・−・−・−・・・・・マイクロコンピュータ34・
・・・・−・・・・−・−・−・−・−・・塗布−−ラ
−35・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・還流用導管36・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・調節弁37・・・・−・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・溶媒である。 代理人 弁理士掻板 宏(他1名) 第3図 第4図 縛間 岨釦手続補正書 昭和59年1月ス1日 1、事件の表示 昭和58年 特許 願第140120号2、発明の名称 磁気記録媒体の製造方法及びその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(127)小西六写真工業株式会社4、代理人 6、?1i正により増加する発明の数 7、補正の対象 (11、明細書箱13頁11行目〜20行目の「これら
の・・・・・・・・・得られる。」を削除します。 (2)、同第24頁2行目のr−CN−OJをr−CN
−0」と訂正します。 (3)、同第24頁11〜12行目のr(RCOO)2
SnでC6〜CnJをr (RCOO)2snでC6〜
C1t」と訂正します。 (4)、同第24頁14行目の「金属塩)」を「金属塩
」と訂正します。 一以 上−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁性塗料を支持体上1c塗布する際に、少なくとも
    硬化剤及び/又は硬化剤プレカーサーと前記磁性塗料と
    を所定量ずつ混合部に導びいて互いに混合せしめ、この
    混合物を前記支持体に塗布する以前の段階から前記混合
    物を前記混合部へ戻すよ5#Cシたことを特徴とする磁
    気記録媒体の製造方法。 λ 少なくとも硬化剤及び/又は硬化剤プレカーサーと
    磁性塗料とを所定量ずつ導びく各導入路と;これらの導
    びかれた各材料を互いに混合せしめる混合部と:得られ
    た混合物を支持体上に塗布する塗布部と:前記混合部と
    前記塗布部との間の混合物流路から前記混合物を前記混
    合部へ戻す還流路とを有することを特徴とする磁気記録
    媒体の製造装置。
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JP2012140962A (ja) * 2004-08-05 2012-07-26 Interface Inc スプリットポンプ

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JPS5810773A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Hayato Nishimura 感光式複写機用罫紙の製法

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