JPS6053172B2 - ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置 - Google Patents

ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置

Info

Publication number
JPS6053172B2
JPS6053172B2 JP9075080A JP9075080A JPS6053172B2 JP S6053172 B2 JPS6053172 B2 JP S6053172B2 JP 9075080 A JP9075080 A JP 9075080A JP 9075080 A JP9075080 A JP 9075080A JP S6053172 B2 JPS6053172 B2 JP S6053172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
injection timing
target value
control device
water temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9075080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5718427A (en
Inventor
佳久 川村
成史 安原
克統 寺坂
正春 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9075080A priority Critical patent/JPS6053172B2/ja
Publication of JPS5718427A publication Critical patent/JPS5718427A/ja
Publication of JPS6053172B2 publication Critical patent/JPS6053172B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディーゼルエンジンの噴射時期制御装置に関
し、特に暖機時の噴射時期制御に関するものである。
ディーゼルエンジンの噴射時期(上死点からの進角値
又は遅角値)は、通常、噴射量と回転速度とに対応して
制御される。
し力士、燃料室内の圧縮空気温度が最高になる時期は
冷間時ほど進角しており、かつ燃料室の渦流室内で早い
渦流に乗せて燃料噴射霧と空気との混合を良くすること
によつて着火性を向上させるために、冷間始動時におけ
る暖機時においては、通常時より噴射時期を進角させる
ことが望ましい。
そのため従来の装置においては、例えばエンジンの冷
却水通路を噴射ポンプの近傍に配置し、該通路にサーモ
ワックス等の感温装置を設け、冷却水温に応じて噴射ポ
ンプの噴射時期制御機構を機機的に制御するように構成
していた。
ところで、エンジンの実際の暖機状態に対応するのは
、燃料室の壁面温度であるが、冷却水温の上昇速度は壁
面温度の上昇速度に比べて非常に遅くなる。
したがつて従来装置のごとく、冷却水温のみに応じて暖
機時の進角制御を行なつていると、壁面温度が十分上昇
して暖機が完了したのちも冷間時の進角値が長時間保た
れることになる。
そして暖機完了後にも冷間時の進角値になつていると、
NOxの発生量が増大し、かつ騒音が大きくなるという
問題がある。また燃料室の壁面温度を直接検出し、それ
に応じた制御を行なえば理想的であるが、壁面温度を検
出するには特別なセンサを燃料室内に設ける必要がある
ため、コストが高くなると共に耐久性の点でも問題が残
る。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、暖機
状態に良く適合した噴射時期制御を行なうことの出来る
ディーゼルエンジンの噴射時期制御装置を提供すること
を目的とする。
上記の目的を達成するため本発明においては、冷却水温
と始動後の経過時間とに応じて暖機時の噴射時期を補正
するように構成している。
第10図は本発明の全体の構成を示すブロック図である
第10図において、201は、燃料噴射量に対応した信
号を検出する第1の手段である。
また202は、エンジンの回転速度に対応した信号を検
出する第2の手段である。
また203は、第1及び第2の手段の検出結果に応じて
燃料噴射量と回転速度とに対応した噴射時期の目標値を
算定する第3の手段てある。
また204は、エンジンの冷却水温に対応した信号を検
出する第4の手段である。また205は、エンジン始動
後の経過時間を検出する第5の手段てある。また206
は、第4及び第5の手段の検出結果に応じて冷却水温と
経過時間とに対応した補正量を算定する第6の手段であ
る。
また207は、上記第3の手段で算定した目標値に上記
第6の手段て算定した補正値を加えて補正目標値を算定
し、その補正目標値に対応した制御信号を出力する第7
の手段である。
また208は、上記第7の手段の制御信号に応・じて噴
射時期を調節する第8の手段てある。
以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。第1図は
本発明を適用するディーゼルエンジンの制御装置の一例
図である。第1図において、1はエアクリーナ、2は吸
気管、3は主燃焼室、4は渦流室、5はグロープラグ、
6は噴射ノズル、7は噴射ポンプ(詳細後述)、8は排
気管、9は吸気量を調節する絞り弁、10は絞り弁開度
を制御するダイヤフラム弁、11は排気管8から吸気管
2へ還流するEGR量(排気還流量)を制御するEGR
弁、12及び13は電磁弁である。
また14は負圧源となるバキュームポンプであり、例え
ばブレーキサーノボ用のものと共用することが出来る。
また15はバキュームポンプ14から与えられる負圧か
ら一定負圧をつくる定圧弁、16はバッテリ、17はグ
ロープラグ5への通電を制御するグローリレー、18は
噴射ポンプ7の燃料噴射量を制御する・サーボ回路、1
9はグロープラグ5への通電状態を表示するグローラン
プである。また20はアクセルペダル位置(踏角)に対
応したアクセル位置信号1S1を出力するアクセル位置
センサ、21はクランク角の基準角度(例えば1200
)ごとに基・準パルスIS2を、単位角度(例えば1ご
)ごとに単位パルスIS3を出力するクランク角センサ
、22は変速機がニュートラル(中立)位置にあること
を検知してニュートラル信号1S4を出力するニュート
ラルスイッチ、23は車速に対応した車速信号1S5(
変速機の出力軸の回転速度から検出)を出力する車速セ
ンサ、24はエンジンの冷却水温に対応した温度信号1
S6を出力する温度センサ、25は噴射ノズル6が燃料
噴射を開始するごとに噴射開始信号1S7を出力するリ
フトセンサであり、例えば燃料圧力によつて作動するス
イッチ又は圧電素子である。また26は大気の温度と圧
力とに対応した大気密度信号1S8を出力する大気密度
センサである。その他、噴射ポンプ7の燃料噴射量を制
御するスリーブの位置に対応したスリーブ位置信号1S
9(詳細後述)やバッテリ電圧信号1S10等の信号が
用いられる。また27は演算装置であり、例えば中央処
理装置CPU28、読み出し専用メモリROM29、読
み出し書き込み可能メモリRAM3O、入出力インター
フェース31等からなるマイクロコンピュータで構成さ
れている。
演算装置27は、上記の各種センサから与えられる各信
号1S1〜ISlO及び図示しないスタータスイッチ(
スタータモータ作動時にオン)から与えられるスタータ
信号1S11やグロースイッチから与えられるグロー信
号1S12等の信号を入力し、ディーゼルエンジンを最
適制御するための各種の制御信号0S1〜0S7を出力
する。
ます絞り弁開度制御信号0S1とEGR制御信号0S2
とはパルス信号であり、これらのパルス信号のデューテ
ィを変えて電磁弁12,13をデューティ制御すること
により、絞り弁9の開度とEGR弁11の開度とを制御
する。
また燃料遮断制御信号0S3は、噴射ポンプ7内の燃料
遮断弁71(エンジン停止用)の開閉を制御する。
また燃料噴射量制御信号0S4と前記のスリーブ位置信
号1S9とがサーボ回路18に与えられ、両信号を一致
させるようにサーボ回路18がサーボ信号S1を出力し
、このサーボ信号S1によつてスリーブ位置を制御する
ことにより、燃料噴射量が制御される。
また噴射時期制御信号0S5によつて噴射ポンプ7内の
噴射時期制御機構を制御することにより、燃料噴射時期
を制御する。
なお噴射時期はリフトセンサ25からの噴射開始信号1
S7を用いてフィードバック制御する。またグ狛一制御
信号0S6によつてグローリレー17を制御することに
より、グロープラグ5への通電を制御する。
またグローランプ制御信号0S7によつてグローランプ
19の点滅を制御することによつてグロープラグ5の通
電状態を表示する。
例えば通電中はグローランプ19を点灯させ、通電して
いない場合は消灯させる。次に、第2図は噴射ポンプ7
の一例の断面図である。
第2図において、まず燃料は、ポンプ本体の入口32か
ら機関出力軸に連結したドライブシャフト33により駆
動されるフィードポンプ34によつて吸引される。
フィードポンプ34からの吐出燃料は、圧力調整弁35
により供給圧を制御されて、ポンプハウジングの内部の
ポンプ室36へど供給される。
ポンプ室36の燃料は、作動部分の潤滑を行なうと同時
に吸入ボート37を通つて高圧プランジャポンプ38に
送られる。このポンプ38のプランジャ39は、ドライ
ブシャフト33に連結したエキセントリックディスク4
0に固定されており、継手41を介して、前記ドライブ
シャフト33により機関回転に同期して駆動される。
また、エキセントリックディスク40は、機関シリンダ
数と同数のフェイスカム42をもち、回転しながらロー
ラリング43に配設されたローラ44をこのフェイスカ
ム42が乗り越えるたびに、所定のカムリフトだけ往復
運動する。
従つて、プランジャ39は回転しながら往復運動をし、
この往復運動によつて吸入ボート37から吸引された燃
料が分配ボート45よりデリバリバルブ46を通つて前
記第1図の噴射ノズル6へと圧送される。
その際、燃料の噴射時期は、ローラリング43によつて
フェイスカム42とローラ44との相対位置を変化させ
ることによつて自由に調節される。
ローラリング43は、ドライビングピン47を介してプ
ランジャ48と連結している。
なお第2図においては、説明の便宜上からプランジャ4
8の軸線を900回転させ、また、フィードポンプ34
の軸線も900回転させたものが同時に図示してある。
プランジャ48を収めたシリンダ49は、ケーシング5
0の内部に摺動自在に収装されており、シリンダ49の
右端に油室51、同じく左端に油室52を区画形成する
。なおシリンダ49が右方に移動したとき油室51と端
面高圧室55とを連絡するための通路49aと50aと
が設けられている。油室51は、燃料通路53によつて
他方の油室52及びフィードポンプ34の吸込側と連通
しており、かつ油室51と燃料通路53との接続部には
電磁弁54が設けられている。
またシリンダ49のなかで摺動するプランジャ48の端
面高圧室55には、通路56を介してポンプ室36の燃
料圧力が導かれ、また反対側の低圧室57はフィードポ
ンプ34の吸込側に連通し″て負圧に近い状態になるが
、スプリング58の弾性力でプランジャ48を押し戻し
ている。
ポンプ室36の燃料圧力は、フィードポンプ34の回転
速度に比例して上昇するので、図のように通路49aが
閉じられているときには、プランジヤ48はエンジン回
転速度の上昇に伴つて図面左方へと押され、これによつ
てエキセントリックディスク40の回転方向と逆方向へ
ローラリング43を回動させるので、噴射時期は回転速
度に対応して早くなる。
またエキセントリックディスク40の回転力をうけてシ
リンダ49が図面の右側一杯に移動(このとき電磁弁5
4は開)すると、通路49aと50aとを介して油室5
1と端面高圧室55とが連通するので、電磁弁54を開
閉させてやることによつて端面高圧室55の圧力を制御
することが出来る。
したがつて、噴射時期制御信号0らによつて電磁弁54
の開閉をデューティ制御すれば、噴射時期を電気的に制
御することが出来る。一方、燃料の噴射量は、プランジ
ャ39に形成したビルボート59を被覆するスリーブ6
0の位置により決められるのである。
例えば、スピルポート59の開口部がプランジャ39の
右行により、スリーブ60の右端部を越えると、それま
でプランジャポンプ室61内から分配ボート45へと圧
送されていた燃料が、スピルポート59を通つてポンプ
室36へと解放されるので圧送を終了する。すなわち、
スリーブ60をプランジャ39に対して右方向に相対的
に変化させると、燃料噴射終了時期が遅くなつて燃料噴
射量が増加し、逆に左方向に変位させると燃料噴射終了
時期が早まつて燃料噴射量が減少するのである。
上記のスリーブ60の位置制御は、サーボモータ62に
よつて行なう。
すなわち、サーボモーター62の軸63には、ねじが形
成されており、中心にねじ孔を有する滑動子が螺合され
ている。この滑動子64には、ピン66を支点として回
動自在にリンクレバー65が結合している。リンクレバ
ー65は、支点67を中心として回一動自在に取り付け
られ、かつリンクレバー65の先端部のピボットピン7
2を介してスリーブ60を係止している。したがつてサ
ーボモータ62が正逆回転すると、滑動子64は左右に
移動し、そのためリンク−レバー65が支点67を中心
として回動し、スリーブ60を左右に移動させることに
なる。
サーボモータ62の制御は、燃料噴射量制御信号0S4
に応じてサーボ回路18が出力するサーボ信号S1によ
つて行なわれる。
したがつてアクセルペダルと燃料噴射量との間には直接
の対応関係はなくなる。
すなわち、アクセルペダルは、1加速したいョ又は1減
速したいョ等の運転者の意志を演算装置27に伝えるだ
けの手段となり、演算装置27が、その時の運転状態に
応じて最適め燃料噴射量を算出し、燃料噴射量制御信号
0S,によつて最適制御を行なうものである。またサー
ボモータ62の近傍に設けられたポテンショメータ68
の軸は、歯車69及び70によつてサーボモータ62の
軸63と結合されているので、ポテンショメータ68の
信号はスリーブ60の位置を示すことになる。
この信号が前記のスリーブ位置信号1S9となる。一方
、電磁型の燃料遮断弁71は、前記の燃料遮断制御信号
0S3によつて開閉制御され、遮断時には吸入ボート3
7を閉鎖して燃料を遮断することにより、エンジンを停
止させるようになつている。
本発明は第2図の電磁弁54を制御する噴射時期制御信
号0■に関するものである。
以下詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例のブロック図である。
第3図において、実際値検出回路101は、噴射開始信
号1S7、基準パルスIS2及び単位パルスIS3を入
力し、IS2が入力してからIS7が入力するまでに入
力したIS3のパルス数を計数することによつて噴射時
期の実際値を検出し、実際値信号S2を出力する。
また目標値演算回路102は、単位パルスIS3から算
出したエンジンの回転速度とスリーブ位置信号1S9で
与えられるスリーブ(第2図の60)の実際位置(噴射
量に対応する値)とから噴射時期の最適な目標値を算出
し、目標値信号S3を出力する。
なお回転速度及びスリーブ位置と目標値との関係は、例
えば第4図に示すようになる。
第4図の曲線は等目値曲線であり、矢印方向に向つて大
きな値となる。また目標値を回転速度とスリーブの実際
位置とに応じて設定するのは、スリーブを駆動するアク
チュエータ(第2図のサーボモータ62)の過渡時の応
答遅れを加味した目標値とするためである。
次に比較回路103は、回転速度が所定値(例えは30
00rpm)以上のときに高レベルになる切換信号S4
を出力する。
また始動検出回路105は、スタータ信号1S11が一
度オン(オンのときはスタータモータ作動中)になつた
後にオフになつたときクランキングが完了し、自立運転
に入つたものと判定し、カウンタ起動信号S5を高レベ
ルにする。
カウンタ106は、カウンタ起動信号S5が高レベルに
なつた時点、すなわちエンジンが始動した時点からの経
過時間に対応した時間信号S6を出力する。
例えば、カウンタ起動信号S5が高レベルになつた時点
からクロックパルスを計数して出力すれば、そのカウン
ト値が経過時間に対応した値すなわち時間信号S6とな
る。
次に補正量演算回路104は、温度信号1S6と時間信
号S6とを入力し、冷却水温と始動後の経過時間に対応
した噴射時期の補正量を算出し、補正量信号S7を出力
する。
例えば、後記第9図のPl4,Pl5に示すように、ま
ず冷却水温に対応した水温補正量を求め、その値から1
18×経過時間を減算した値を補正量信号S7とする。
上記のような回路は、例えば関数発生回路、乗算回路及
び減算回路で容易に構成することが出来るし、また予め
水温と経過時間とに対応したデータをデータテーブルに
記憶させておき、テーブルルックアップによつて読出し
ても良い。冷却水温及び経過時間と補正量との関係は、
例えば第5図に示すようになる。
第5図の各直線は等補正量直線であり、数字は進角値の
度数を示す。第5図の場合は、冷却水温が70℃以上で
は最初から補正量はOとなる場合を示す。次に補正量信
号S7は、スイッチング回路107を介して加算回路1
08へ送られる。
加算回路108は目標値信号S3と補正量信号S7とを
加算した補正目標値信号S8を出力する。
スイッチング回路107は、切換信号S4が高レベルの
ときはオフとなつて補正量信号S7を遮断する。したが
つて回転速度が3000rpm以上のときには補正量は
加算されない。これはエンジンの焼付きを防止するため
である。次に偏差検出回路109は、実際値信号S2と
補正目標値信号S8との偏差に対応した偏差信号S9を
出力する。
偏差検出回路109としては、通常用いられているよう
に差動増幅器を用いれば良い。
またパルス設定回路110は、上記の偏差をなくすよう
に電磁弁111(第2図の54)を制御するためのデュ
ーティ比をもつた噴射時期制御信号0S5を出力する。
この0S5によつて電磁弁111をデューティ制御する
ことにより、噴射時期を補正目標値に一致させるように
制御することが出来る。上記のパルス設定回路110と
しては、デューティ制御で通常用いられているように、
偏差の値に対応したデューティ比をもつたパルス信号を
出力する回路すなわち電圧−パルス幅変換回路を用いれ
ば良い。
上記のごとく第3図の回路においては、回転速度とスリ
ーブ位置とから算出した噴射時期に、冷却水温と始動後
の経過時間とに応じた補正を加えているので、下記のご
とき理由により、エンジンの暖機状態に良く適合した制
御を行なうことが来る。
第6図は始動後の経過時間(TOは始動時点)と渦流室
壁温との関係図(回転速度一定の場合)、第7図は渦流
室壁温と着火遅れ時間との関係図である。
第7図から判るように、渦流室壁温が低いほど着火遅れ
時間が長いので、進角値を大きくする必要があり、また
第6図から判るように経過時間に従つて渦流室壁温は上
昇する。
したがつて冷却水温と経過時間とに応じて噴射時期を補
正してやれば、冷却水温だけに応じて補正する場合より
も、暖機状態に良く適応した制御を行なうことが出来る
次に第3図の破線で囲まれた部分はマイクロコンピュー
タ(第1図の27)で構成することも出来る。
ノ 第8図及び第9図は、第3図の破線部分をマイクロ
コンピュータで構成した場合の演算を示すフローチャー
トの一実施例図である。
まず第8図は噴射時期をフィードバック制御する場合の
全体のフローチャートである。
第8図の演算は、主演算中の割込み等によつて所定の関
係で繰返し行なわれる。
第8図において、まずP1では、基準パルスIS2が与
えられた時点から噴射開始信号1S7が与えられた時点
(IS7が与えられた時点からIS2が与えられた時点
まででもよい)までの単位パルスIS3の個数を計数す
ることによつて噴射時期の実際値を検出する。
具体的には、基準位置パルスIS2が与えられた時点か
ら噴射開始信号1S7が与えられるまでの間、カウンタ
で単位パルスIS3の個数を計数したものをRAMに記
憶しておき、それをP1で読出せば良い。また第8図の
プログラムを作動させる割込信号として噴射開始信号1
S7を用いれば、P1では単にカウンタ(IS2によつ
てIS3のカウントを開始するもの)の計数値を読込め
ば良い。次にP2では、テーブルルックアップ等により
、回転速度と実際のスリーブ位置とから噴射時期の目標
値を算出する。次にP3では、冷却水温と経過時間とに
対応した水温時間補正量を算出し、目標値に補正を行な
つて補正目標値を算出する。
なおこのP3については第9図で詳細に説明する。次に
P4では、補正目標値と実際値との偏差を計算する。
次にP5では偏差の大きさが所定の許容巾以内か否かを
判定し、NOの場合はP7で上記偏差の大きさに基づき
電磁弁の制御信号のデューティを計算し、P8でその計
算したデューティを出力する。
P5でYESの場合は、前回の演算におけるデューティ
の値を保持してそのまま出力する。次に、第9図は、第
8図のP3の内容すなわち補正演算を示すフローチャー
トである。
第9図において、まずP9では回転速度が3000rp
m以上か否かを判定し、YESの場合はPl6へ行つて
水温時間補正量をOにしたのちPl7へ行!く。
P9でNOの場合はPlOへ行く。
PlOでは、冷却水温が0℃以下か否かを判定しYES
の場合は直ちにPl3へ行く。
PlOl(−NOの場合はPllへ行き、冷却水温が7
0℃く以上か否かを判定する。
PllでYESの場合はPl6へ行き、NOの場合はP
l2へ行く。
Pl2では、水温が20゜C以上か否かを判定しNOの
場合はPl3へ行く。
Pl3では水温補正量を予め定められた一定値(63)
にしてPl5へ行く。
Pl2でYESの場合はPl4へ行き、水温補正量=1
18X(70一水温)を算出したのちPl5へ行く。
したがつて水温補正量は、水温が20℃以上では118
×(70一水温)となり、20℃未満では一定値(68
)となる。次にPl5では、水温補正量に経過時間を加
味しフた水温時間補正量=水温補正量−1B経過時間を
算出する。
なお上記の経過時間は、前記カウンタ106の説明でも
述べているごとく、始動時点からカウンタを起動してク
ロックパルスを計数して求めても7良いし、またプログ
ラムで経過時間をカウントする場合は、定期的に繰返さ
れる割込み信号毎に、カウントアップする方法が一般に
用いられている。次にPl7ては、目標値に水温時間補
正量を加えて補正目標値を算出する。
なおPl6を経由した場合、すなわち回転速度が300
0r′Pm以上の場合と水温が70℃以上の場合は、水
温時間補正量は0となる。
また第9図のフローチャートでは、Pl4とPl5とに
おいて前記第5図の特性の近似計算(118は第5図の
直線の傾斜を近似)を行なつているが、冷却水温と経過
時間とに対応して予めテーブルに数値を記憶させておき
、テーブルルックアップによつて読み出してもよい。
ただ第9図のごとき近似計算を行なうとメモリの容量を
節約できるという利点がある。以上説明したごとく本発
明によれば、暖機時の噴射時期を冷却水温と始動後の経
過時間とに応じて補正するように構成しているので、暖
機状態に良く適合した制御を行なうことが出来る。
そのため暖機性能を低下させることなしいNOOの排出
量や騒音を低減させることが出来る。また目標値を回転
速度と燃料噴射量(たとえばスリーブすなわち燃料噴射
量調節機構の実際位置から検出)とに応じて設定してい
るので、アクチュエータの応答遅れを加味した制御とす
ることが出来、応答遅れによる制御の誤差を少なくする
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するディーゼルエンジンの制御装
置の一例図、第2図は噴射ポンプの一例の断面図、第3
図は本発明の一実施例のブロック図、第4図は目標値の
特性図、第5図は補正量の特性図、第6図は経過時間と
渦流室壁温との関係図、第7図は渦流室壁温と着火遅れ
時間との関係図、第8図及び第9図は本発明の演算を示
すフローチャートの実施例図、第10図は本発明の全体
の構成を示すブロック図である。 符号の説明1・・・・・エアクリーナ、2・・・・・・
吸気管、3・・・・・・主燃焼室、4・・・・・・渦流
室、5・・・・・・グロープラグ、6・・・・・噴射ノ
ズル、7・・・・・・噴射ポンプ、8・・・・・・排気
管、9・・・・・・絞り弁、10・・・・・・ダイヤフ
ラム弁、11・・・・・・EGR弁、12,13・・・
電磁弁、14・・・・・・バキュームポンプ、15・・
・・・・定圧弁、16・・・・・・バッテリ、17・・
・・・・グローリレー18・・・・・・サーボ回路、1
9・・・・・・グローランプ、20・・・・アクセル位
置センサ、21・・・・・クランク角センサ、22・・
・・ニュートラルスイッチ、23・・・・・・車速セン
サ、24・・・・・・温度センサ、25・・・リフトセ
ンサ、26・・・・・・大気密度センサ、27・・・・
・演算装置、28・・・・・・CPUl29・・・RO
Ml3O・・・・・RAMl3l・・・・・・入出力イ
ンタフェース、32・・・・・・入口、33・・・・・
・ドライブシャフト、34・・・・・・フィードポンプ
、35・・・・・・圧力調整弁、36・・・・・・ポン
プ室、37・・・・・・吸入ボート、38・・・・・・
高圧プランジャポンプ、39・・・・・・プランジャ、
40・・・・エキセントリックディスク、41・・・・
継手、42・・・・・・フェイスカム、43・・・・・
・ローラリング、44・・・・・・ローラ、45・・・
・分配ボート、46・・・・デリバリバルブ、47・・
・・・・ドライビングピン、48・・・・・・プランジ
ャ、49・・・・シリンダ、49a・・・・・・通路、
50・・・・・・ケーシング、50a・・・・通路、5
1,52・・・・・・油室、53・・・・・燃料通路、
54・・・・・・電磁弁、55・・・・・・端面高圧室
、56・・通路、57・・・・・低圧室、58・・・・
・スプリング、59・・・・スピルポート、60・・・
・スリーブ、61・・・・・プランジャポンプ室、62
・・・・・・サーボモ″一タ、63・・・・・・軸、6
4・・・・・・滑動子、65・・・・・リンクレバー、
66・・・・・ゼン、67・・・・・支点、68・・・
・ポテンショメータ、69,70・・・・・歯車、71
・・・・・・燃料遮断弁、72・・・ゼボツトピン、1
01・・・・・・実際値検出回路、102・・・・・目
標値演算回路、103・・・・・・比較回路、104・
・・・・・補正量演算回路、105・・・・・・始動検
出回路、106・・・・カウンタ、107・・・・・ス
イッチング回路、108・・・加算回路、109・・・
・・・偏差検出回路、110・・パルス設定回路、11
1・・・・・・電磁弁、ISl・・・・・・アクセル位
置信号、IS2・・・・・・基準パルス、IS3・・・
・・・単位パルス、IS4O*lニュートラル信号、I
S,●●●●◆●車速信号、IS6・・・・・・温度信
号、IS7・・・・・・噴射開始信号、IS8・・・・
・・大気密度信号、IS9・・・・・・スリーブ位置信
号、ISlO・・・・・・バッテリ電圧信号、ISll
・・・・スタータ信号、ISl。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 噴射時期調節装置を制御信号によつて制御すること
    により燃料の噴射時期を制御するディーゼルエンジンの
    噴射時期制御装置において、燃料噴射量に対応した信号
    を検出する第1の手段と、エンジンの回転速度に対応し
    た信号を検出する第2の手段と、上記第1及び第2の手
    段の検出結果に応じて噴射時期の目標値を算定する第3
    の手段と、エンジンの冷却水温に対応した信号を検出す
    る第4の手段と、始動後の経過時間を検出する第5の手
    段と、上記第4及び第5の手段の検出結果に応じて補正
    量を算定する第6の手段と、上記目標値に上記補正量を
    加えて補正目標値を算定し、その補正目標値に対応した
    制御信号を出力する第7の手段と、上記制御信号に応じ
    て噴射時期を調節する第8の手段とを備えたディーゼル
    エンジンの噴射時期制御装置。 2 上記第1の手段は、燃料噴射量調節機構の実際の制
    御位置に対応した信号を送出する検出手段であり、上記
    第3の手段は、該検出手段の信号から得られる燃料噴射
    量と上記第2の手段の信号から得られる回転速度とに応
    じて目標値を算出するものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のディーゼルエンジンの噴射時期
    制御装置。 3 上記第6の手段は、回転速度が所定値以上のときは
    上記補正量を零にするものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のディーゼルエンジンの噴射時期
    制御装置。
JP9075080A 1980-07-04 1980-07-04 ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置 Expired JPS6053172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075080A JPS6053172B2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075080A JPS6053172B2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5718427A JPS5718427A (en) 1982-01-30
JPS6053172B2 true JPS6053172B2 (ja) 1985-11-25

Family

ID=14007270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9075080A Expired JPS6053172B2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6053172B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143138A (ja) * 1982-02-17 1983-08-25 Toyota Motor Corp デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法
JPS58161137U (ja) * 1982-04-21 1983-10-27 マツダ株式会社 燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置
JPS58217729A (ja) * 1982-06-11 1983-12-17 Nippon Denso Co Ltd 燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置
JPS5993938A (ja) * 1982-11-22 1984-05-30 Nissan Motor Co Ltd デイ−ゼル機関の燃料噴射時期制御装置
JPS5994136U (ja) * 1982-12-15 1984-06-26 三菱自動車工業株式会社 デイ−ゼルエンジン
JPH0674769B2 (ja) * 1983-07-15 1994-09-21 日本電装株式会社 デイ−ゼル機関用噴射時期調整装置
JPS60190642A (ja) * 1984-03-09 1985-09-28 Toyota Motor Corp 電子制御デイ−ゼルエンジンの着火時期フイ−ドバツク制御方法
JPS6121851U (ja) * 1984-07-12 1986-02-08 マツダ株式会社 エンジンの排気還流制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5718427A (en) 1982-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6039462Y2 (ja) デイ−ゼル機関の噴射時期制御装置
JPS6123377B2 (ja)
JPS6315468B2 (ja)
US4495929A (en) Exhaust gas recirculation system for diesel engines
JPS6053172B2 (ja) ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置
JPS6334307B2 (ja)
JPS6323386B2 (ja)
JPS6328231B2 (ja)
JPS639091B2 (ja)
JPS6321022B2 (ja)
JPS5951664B2 (ja) ディ−ゼルエンジンの制御装置
JPH0223252A (ja) 圧縮着火機関用燃料噴射率制御装置
JPS5949418B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射時期制御装置
JPH09105349A (ja) 電子制御装置のフェールセーフ装置
JPS60192855A (ja) デイ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置
JPS6053175B2 (ja) ディ−ゼルエンジンの制御装置
JPH0510497B2 (ja)
JPS6410652B2 (ja)
JPH0574704B2 (ja)
JPS6053776B2 (ja) 燃料噴射時期制御装置
JPS60201051A (ja) 内燃機関の燃料噴射時期制御装置
JPS6328229B2 (ja)
JPS58176427A (ja) 燃料噴射時期制御装置
JPH0224918Y2 (ja)
JPS5828545A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置