JPS6410652B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6410652B2 JPS6410652B2 JP12911980A JP12911980A JPS6410652B2 JP S6410652 B2 JPS6410652 B2 JP S6410652B2 JP 12911980 A JP12911980 A JP 12911980A JP 12911980 A JP12911980 A JP 12911980A JP S6410652 B2 JPS6410652 B2 JP S6410652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- signal
- fuel
- timing
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 82
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 82
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 51
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分配型燃料噴射装置に関し、更に詳細
に述べると、アイドル運転期間中における機関の
運転騒音を軽減するようにした電子式の分配型燃
料噴射装置に関する。
に述べると、アイドル運転期間中における機関の
運転騒音を軽減するようにした電子式の分配型燃
料噴射装置に関する。
デイーゼル機関の圧縮比はガソリン機関の圧縮
比より高いため運転音がかなり大きく、特に、ア
イドル運転時の運転騒音が問題となつている。こ
の騒音を低下させる方法としては、燃料の噴射タ
イミングを遅くするか、又は燃料噴射率を低くす
る方法が挙げられる。しかし、前者の方法による
と、排気ガス対策上好ましくない結果を生ずる上
に機関がオーバーヒートする虞れがあり、一方、
後者の方法によると、機関の出力が低下し出力不
足を来たすという不具合いを有している。従つ
て、若し後者の方法を採用する場合には、アイド
リング以外の運転状態において出力不足を来たさ
ないように配慮する必要がある。
比より高いため運転音がかなり大きく、特に、ア
イドル運転時の運転騒音が問題となつている。こ
の騒音を低下させる方法としては、燃料の噴射タ
イミングを遅くするか、又は燃料噴射率を低くす
る方法が挙げられる。しかし、前者の方法による
と、排気ガス対策上好ましくない結果を生ずる上
に機関がオーバーヒートする虞れがあり、一方、
後者の方法によると、機関の出力が低下し出力不
足を来たすという不具合いを有している。従つ
て、若し後者の方法を採用する場合には、アイド
リング以外の運転状態において出力不足を来たさ
ないように配慮する必要がある。
このような配慮をした従来装置として、アイド
ル時にのみプリストロークをつけることにより噴
射タイミングを遅らせると共に噴射率を低下さ
せ、デイーゼル機関の燃焼音を可及的に低減する
ようにした装置が開示されている(特開昭54−
134222号公報)。
ル時にのみプリストロークをつけることにより噴
射タイミングを遅らせると共に噴射率を低下さ
せ、デイーゼル機関の燃焼音を可及的に低減する
ようにした装置が開示されている(特開昭54−
134222号公報)。
しかし、この開示された装置では、環状溝24
と連通路25,26とがプランジヤの下死点付近
でのみ合致するため、プリストロークに限度があ
り、細かな制御を行なうことができないという不
具合を有している。さらに、弁体21を電子的に
制御してプリストロークを変化させる場合、一定
条件下(例えばアイドル時)においても、弁体を
プランジヤの往復動に同期させて動かす必要があ
る。
と連通路25,26とがプランジヤの下死点付近
でのみ合致するため、プリストロークに限度があ
り、細かな制御を行なうことができないという不
具合を有している。さらに、弁体21を電子的に
制御してプリストロークを変化させる場合、一定
条件下(例えばアイドル時)においても、弁体を
プランジヤの往復動に同期させて動かす必要があ
る。
さらに、この従来の装置においては、噴射量及
びまたは噴射タイミングの制御系の応答遅れのた
めに、燃料噴射率を変更した際に燃料制御が一時
的に無制御状態に陥り、機関の運転状態が極めて
不安定となつてしまう不具合を有している。
びまたは噴射タイミングの制御系の応答遅れのた
めに、燃料噴射率を変更した際に燃料制御が一時
的に無制御状態に陥り、機関の運転状態が極めて
不安定となつてしまう不具合を有している。
本発明の目的は、従つて、アイドル運転時以外
の場合において機関の出力不足を生じさせること
なく、アイドル運転時の騒音を著しく軽減させる
ことができるように燃料噴射率を調節しうる構成
とすると共に、燃料噴射率を調節したときの燃料
制御系の過渡制御特性を改善することができる、
電子式の分配型燃料噴射装置を提供することにあ
る。
の場合において機関の出力不足を生じさせること
なく、アイドル運転時の騒音を著しく軽減させる
ことができるように燃料噴射率を調節しうる構成
とすると共に、燃料噴射率を調節したときの燃料
制御系の過渡制御特性を改善することができる、
電子式の分配型燃料噴射装置を提供することにあ
る。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図には、本発明による電子式分配型燃料噴
射装置の一実施例の要部の断面図が示されてい
る。この燃料噴射装置1は、ハウジング2に軸受
されデイーゼル機関(図示せず)により駆動され
る駆動軸3の回転に従つて回転するカムデイスク
4と、複数のローラ(第1図では1つのローラ5
だけが見えている)を具えたローラホルダ6とを
有し、駆動軸3の回転に従つてカムデイスク4が
プランジヤ7を回転往復運動させるようになつて
いる。
射装置の一実施例の要部の断面図が示されてい
る。この燃料噴射装置1は、ハウジング2に軸受
されデイーゼル機関(図示せず)により駆動され
る駆動軸3の回転に従つて回転するカムデイスク
4と、複数のローラ(第1図では1つのローラ5
だけが見えている)を具えたローラホルダ6とを
有し、駆動軸3の回転に従つてカムデイスク4が
プランジヤ7を回転往復運動させるようになつて
いる。
カムデイスク4のカムプロフイルにより定まる
プランジヤ7の軸線方向の位置Xの変化の様子、
即ちカムリフト線図が第2図に示されている。こ
の図から判るように、駆動軸3の回転角度位置A
の変化に対する位置Xの変化は一様ではなく、プ
ランジヤ7のリフト開始後、位置Xは区間B1付
近において一旦急激に増大するよう変化し、その
後、最大リフト位置に近づいた区間B2付近では
位置Xは緩やかに増大するよう変化する。従つ
て、区間B1を利用した場合におけるプランジヤ
7の移動速度は速く区間B2を利用した場合にお
けるプランジヤ7の移動速度は緩やかとなるた
め、区間B2における送油率は区間B1における送
油率より小さくなる。この結果、区間B2におけ
る燃料噴射率は区間B1における燃料噴射率より
小さいことになる。
プランジヤ7の軸線方向の位置Xの変化の様子、
即ちカムリフト線図が第2図に示されている。こ
の図から判るように、駆動軸3の回転角度位置A
の変化に対する位置Xの変化は一様ではなく、プ
ランジヤ7のリフト開始後、位置Xは区間B1付
近において一旦急激に増大するよう変化し、その
後、最大リフト位置に近づいた区間B2付近では
位置Xは緩やかに増大するよう変化する。従つ
て、区間B1を利用した場合におけるプランジヤ
7の移動速度は速く区間B2を利用した場合にお
けるプランジヤ7の移動速度は緩やかとなるた
め、区間B2における送油率は区間B1における送
油率より小さくなる。この結果、区間B2におけ
る燃料噴射率は区間B1における燃料噴射率より
小さいことになる。
第1図に戻ると、プランジヤ7の一端部には、
エンジンの気筒数に従う複数のインテークスリツ
ト8,9(図面では複数のインテークスリツトの
うち2つだけが示されている)が設けられてお
り、プランジヤ7の下降行程でインテークポート
10とインテークスリツトとが重り合つた時、加
圧燃料が通路11を介してハイプレツシヤチヤン
バ12とプランジヤ7内の通路13とに吸入され
る。通路11の途中には燃料カツト用の電磁弁1
4が設けられており、キースイツチ(図示せず)
がオフ位置となつた時に電磁弁14が消勢され、
弁体15がインテークポート10を塞いで燃料の
供給を遮断し、これにより機関を完全に停止させ
るようになつている。ハイプレツシヤチヤンバ1
2において圧縮された燃料はデリバリーバルブ1
6を介して噴射ノズル(図示せず)に供給される
が、この燃料噴射動作の終了タイミングを調節す
る目的で第1コントロールスリーブ17が燃料調
節部材としてのプランジヤ7に嵌合されている。
第1コントロールスリーブ17には電磁アクチユ
エータ18が連結されており、後で詳しく述べる
ようにして得られる駆動信号によりアクチユエー
タ18が駆動され、これにより、第1カツトオフ
ポート19が第1コントロールスリーブ17から
ハウジング室内を覗くタイミング、即ち噴射終了
タイミング、を電気的に制御することができる。
尚、電磁アクチユエータ18には位置検出器25
が設けられており、電磁アクチユエータ18によ
つて位置決めされた第1コントロールスリーブ1
7の位置を示す信号が取出されるようになつてい
る。
エンジンの気筒数に従う複数のインテークスリツ
ト8,9(図面では複数のインテークスリツトの
うち2つだけが示されている)が設けられてお
り、プランジヤ7の下降行程でインテークポート
10とインテークスリツトとが重り合つた時、加
圧燃料が通路11を介してハイプレツシヤチヤン
バ12とプランジヤ7内の通路13とに吸入され
る。通路11の途中には燃料カツト用の電磁弁1
4が設けられており、キースイツチ(図示せず)
がオフ位置となつた時に電磁弁14が消勢され、
弁体15がインテークポート10を塞いで燃料の
供給を遮断し、これにより機関を完全に停止させ
るようになつている。ハイプレツシヤチヤンバ1
2において圧縮された燃料はデリバリーバルブ1
6を介して噴射ノズル(図示せず)に供給される
が、この燃料噴射動作の終了タイミングを調節す
る目的で第1コントロールスリーブ17が燃料調
節部材としてのプランジヤ7に嵌合されている。
第1コントロールスリーブ17には電磁アクチユ
エータ18が連結されており、後で詳しく述べる
ようにして得られる駆動信号によりアクチユエー
タ18が駆動され、これにより、第1カツトオフ
ポート19が第1コントロールスリーブ17から
ハウジング室内を覗くタイミング、即ち噴射終了
タイミング、を電気的に制御することができる。
尚、電磁アクチユエータ18には位置検出器25
が設けられており、電磁アクチユエータ18によ
つて位置決めされた第1コントロールスリーブ1
7の位置を示す信号が取出されるようになつてい
る。
第1図に示されている燃料噴射装置1は、更
に、第2図に示したカムリフト線図上における動
作範囲を区間B1又は区間B2のいずれかに設定す
る目的で、バレル66内における燃料加圧開始タ
イミングを調節するための調節手段である第2コ
ントロールスリーブ20を備えている。第2コン
トロールスリーブ20は、通路13と連通するよ
うにプランジヤ7内に形成された第2カツトオフ
ポート21に対応して設けられており、第2カツ
トオフポート21と第2コントロールスリーブ2
0との相対位置関係を調節することにより第2カ
ツトオフポート21を閉じるタイミングを調節
し、これによりバレル66内における燃料圧縮開
始タイミングを調節することができる。第2コン
トロールスリーブ20の位置制御を行なうため、
第2コントロールスリーブ20は操作部材22を
介して電磁アクチユエータ23に連結されてい
る。電磁アクチユエータ23は、操作部材22の
一端が固着された磁性体から成る可動子23a
と、可動子23aを電磁力により吸引付勢するた
めの電磁コイル23bと、ばね23cとから成
り、消勢状態にあつてはばね23cのばね力によ
り可動子23aは肩部24に圧接された状態(第
1図に示す状態)にある。一方、電磁アクチユエ
ータ23が付勢されると、可動子23aが電磁コ
イル23bに吸引され、第2コントロールスリー
ブ20はプランジヤ7の軸線方向に沿つて右方向
に移動する。
に、第2図に示したカムリフト線図上における動
作範囲を区間B1又は区間B2のいずれかに設定す
る目的で、バレル66内における燃料加圧開始タ
イミングを調節するための調節手段である第2コ
ントロールスリーブ20を備えている。第2コン
トロールスリーブ20は、通路13と連通するよ
うにプランジヤ7内に形成された第2カツトオフ
ポート21に対応して設けられており、第2カツ
トオフポート21と第2コントロールスリーブ2
0との相対位置関係を調節することにより第2カ
ツトオフポート21を閉じるタイミングを調節
し、これによりバレル66内における燃料圧縮開
始タイミングを調節することができる。第2コン
トロールスリーブ20の位置制御を行なうため、
第2コントロールスリーブ20は操作部材22を
介して電磁アクチユエータ23に連結されてい
る。電磁アクチユエータ23は、操作部材22の
一端が固着された磁性体から成る可動子23a
と、可動子23aを電磁力により吸引付勢するた
めの電磁コイル23bと、ばね23cとから成
り、消勢状態にあつてはばね23cのばね力によ
り可動子23aは肩部24に圧接された状態(第
1図に示す状態)にある。一方、電磁アクチユエ
ータ23が付勢されると、可動子23aが電磁コ
イル23bに吸引され、第2コントロールスリー
ブ20はプランジヤ7の軸線方向に沿つて右方向
に移動する。
電磁アクチエータ23は、後述する信号に応答
して、プランジヤ7とバレル66とを含んで成る
燃料を加圧出力するための加工機構の加圧開始タ
イミングを調節するための調節手段である第2コ
ントロールスリーブ20を、加圧開始タイミング
が遅れるように操作する駆動手段として働く。
して、プランジヤ7とバレル66とを含んで成る
燃料を加圧出力するための加工機構の加圧開始タ
イミングを調節するための調節手段である第2コ
ントロールスリーブ20を、加圧開始タイミング
が遅れるように操作する駆動手段として働く。
第2コントロールスリーブ20と第2カツトオ
フポート21との相対位置関係及びそれらの形状
は、電磁アクチユエータ23が消勢状態にある場
合にはプランジヤ7が往復運動する間第2カツト
オフポート21が第2コントロールスリーブ20
により常に閉じられており、一方、電磁アクチユ
エータ23が付勢された場合にはプランジヤ7が
下降した際に、即ち左手方向に移動した際に、第
2カツトオフポート21が第2コントロールスリ
ーブ20の左端面から外れるように定められてい
る。
フポート21との相対位置関係及びそれらの形状
は、電磁アクチユエータ23が消勢状態にある場
合にはプランジヤ7が往復運動する間第2カツト
オフポート21が第2コントロールスリーブ20
により常に閉じられており、一方、電磁アクチユ
エータ23が付勢された場合にはプランジヤ7が
下降した際に、即ち左手方向に移動した際に、第
2カツトオフポート21が第2コントロールスリ
ーブ20の左端面から外れるように定められてい
る。
電磁アクチユエータ23が消勢されている場合
には、第1コントロールスリーブ17により従来
の分配型燃料噴射ポンプにおける噴射量調節動作
と同一の動作を行ない、本実施例では、この場合
に、第2図に示したカムリフト線図において区間
B1が使用され、高噴射率で運転されるようにな
つている。一方、電磁アクチユエータ23が付勢
されると、第2コントロールスリーブ20と第2
カツトオフポート21との働きにより、インテー
クポートが閉じられたとしても、プランジヤ7が
更にリフトし、第2カツトオフポート21が第2
コントロールスリーブ20により塞がれるまでは
バレル66内において燃料の加圧が行なわれない
ことになる。従つて、カムリフト線図上におい
て、よりゆるやかな曲線部分が作動範囲として使
用されることになる。図示の例では、第2図に示
される区間B2が電磁アクチユエーチ23付勢時
の作動範囲に設定され、より低い噴射率で運転さ
れるようになつている。
には、第1コントロールスリーブ17により従来
の分配型燃料噴射ポンプにおける噴射量調節動作
と同一の動作を行ない、本実施例では、この場合
に、第2図に示したカムリフト線図において区間
B1が使用され、高噴射率で運転されるようにな
つている。一方、電磁アクチユエータ23が付勢
されると、第2コントロールスリーブ20と第2
カツトオフポート21との働きにより、インテー
クポートが閉じられたとしても、プランジヤ7が
更にリフトし、第2カツトオフポート21が第2
コントロールスリーブ20により塞がれるまでは
バレル66内において燃料の加圧が行なわれない
ことになる。従つて、カムリフト線図上におい
て、よりゆるやかな曲線部分が作動範囲として使
用されることになる。図示の例では、第2図に示
される区間B2が電磁アクチユエーチ23付勢時
の作動範囲に設定され、より低い噴射率で運転さ
れるようになつている。
ローラホルダ6には噴射タイミングを調節する
ための噴射時期調節部材としてタイマ26が操作
ロツド27を介して連結されている。第1図にお
いては、タイマ26は90゜展開されて示されてお
り、従つて、実際には、タイマ26のタイマピス
トン28の軸線は紙面に垂直な方向となる。タイ
マピストン28はシリンダ室29内に収納されて
おり、タイマピストン28の左側シリンダ空間3
0は通路31により大気に開放され、一方、タイ
マピストン28の右側シリンダ空間32はタイマ
ピストン28に形成されたオリフイス33を介し
て噴射ポンプのハウジング室34に連通してい
る。そして、右側シリンダ空間32は、パイプ3
5及び電磁弁36を介して、大気に開放している
通路31に連通されている。従つて、電磁弁36
の開閉制御を行なうことにより右側シリンダ空間
32内の燃料圧力の調整が行なわれ、この燃料圧
力とばね37のばね力とが平衡する位置にタイマ
ピストン28が位置決めされ、これによりローラ
ホルダ6の角度位置を調節し、噴射タイミングを
所要の値とすることができる。
ための噴射時期調節部材としてタイマ26が操作
ロツド27を介して連結されている。第1図にお
いては、タイマ26は90゜展開されて示されてお
り、従つて、実際には、タイマ26のタイマピス
トン28の軸線は紙面に垂直な方向となる。タイ
マピストン28はシリンダ室29内に収納されて
おり、タイマピストン28の左側シリンダ空間3
0は通路31により大気に開放され、一方、タイ
マピストン28の右側シリンダ空間32はタイマ
ピストン28に形成されたオリフイス33を介し
て噴射ポンプのハウジング室34に連通してい
る。そして、右側シリンダ空間32は、パイプ3
5及び電磁弁36を介して、大気に開放している
通路31に連通されている。従つて、電磁弁36
の開閉制御を行なうことにより右側シリンダ空間
32内の燃料圧力の調整が行なわれ、この燃料圧
力とばね37のばね力とが平衡する位置にタイマ
ピストン28が位置決めされ、これによりローラ
ホルダ6の角度位置を調節し、噴射タイミングを
所要の値とすることができる。
第3図には、第2図に示した装置を制御するた
めの制御部のブロツク図が示されている。アイド
ル制御部40には、機関の冷却水温を示す水温信
号S1、空気調和装置が作動しているか否かを示す
作動検出信号S2及びバツテリの電圧を示すバツテ
リ電圧信号S3が夫々入力されている目標アイドル
回転数演算回路41が設けられており、この目標
アイドル回転数演算回路41はこれらの入力信号
S1乃至S3の示す情報に従い所要の目標アイドル回
転数を示す目標回転数信号S4を演算出力するもの
である。目標回転数信号S4は一方の入力に機関の
回転数を示す回転数信号S5が印加されている誤差
演算回路42の他方の入力に印加され、目標アイ
ドル回転数と実際の機関の回転数との差を示す回
転誤差信号S6が出力される。回転誤差信号S6は
PI制御回路43において比例・積分制御を行な
うためのアイドル制御信号S7に変換され、噴射量
制御部44に入力される。
めの制御部のブロツク図が示されている。アイド
ル制御部40には、機関の冷却水温を示す水温信
号S1、空気調和装置が作動しているか否かを示す
作動検出信号S2及びバツテリの電圧を示すバツテ
リ電圧信号S3が夫々入力されている目標アイドル
回転数演算回路41が設けられており、この目標
アイドル回転数演算回路41はこれらの入力信号
S1乃至S3の示す情報に従い所要の目標アイドル回
転数を示す目標回転数信号S4を演算出力するもの
である。目標回転数信号S4は一方の入力に機関の
回転数を示す回転数信号S5が印加されている誤差
演算回路42の他方の入力に印加され、目標アイ
ドル回転数と実際の機関の回転数との差を示す回
転誤差信号S6が出力される。回転誤差信号S6は
PI制御回路43において比例・積分制御を行な
うためのアイドル制御信号S7に変換され、噴射量
制御部44に入力される。
噴射量制御部44には、水温信号S1、回転数信
号S5、アクセル位置を示すアクセル信号S8、燃料
温度を示す燃料温度信号S9及び吸込み空気量を示
すエアフロー信号S10が入力され、これらの入力
信号に基づいて所要の燃料噴射量を示す目標噴射
量信号S11を演算出力する目標噴射量演算回路4
5が設けられている。目標噴射量信号S11は、加
算器46によりアイドル制御信号S7と加算され、
その加算結果はスリーブ位置演算回路47に入力
され、加算器46からの加算結果に従う燃料噴射
量を得るのに必要な第1コントロールスリーブ1
7(第1図)の位置を示す目標スリーブ位置信号
S12が演算出力される。尚、スリーブ位置演算回
路47には噴射率制御部48からのアイドル検出
信号S13が印加されているが、この信号について
は後述する。
号S5、アクセル位置を示すアクセル信号S8、燃料
温度を示す燃料温度信号S9及び吸込み空気量を示
すエアフロー信号S10が入力され、これらの入力
信号に基づいて所要の燃料噴射量を示す目標噴射
量信号S11を演算出力する目標噴射量演算回路4
5が設けられている。目標噴射量信号S11は、加
算器46によりアイドル制御信号S7と加算され、
その加算結果はスリーブ位置演算回路47に入力
され、加算器46からの加算結果に従う燃料噴射
量を得るのに必要な第1コントロールスリーブ1
7(第1図)の位置を示す目標スリーブ位置信号
S12が演算出力される。尚、スリーブ位置演算回
路47には噴射率制御部48からのアイドル検出
信号S13が印加されているが、この信号について
は後述する。
第1図に示した位置検出器25からのスリーブ
位置信号S14を増幅する増幅回路49からの出力
信号S15と目標スリーブ位置信号S12とは加算器5
0に入力され、ここにおいて両者の差分が得られ
る。目標スリーブ位置と実際の第1コントロール
スリーブ位置との差を示す加算器50からの出力
は、増幅回路51において増幅された後、パルス
幅変調回路を含む駆動回路52に入力される。駆
動回路52は加算回路50からの出力結果に従つ
てデユーテイ比の変化する駆動信号S16を出力し、
該駆動信号S16によりアクチユエータ18が駆動
される。このように、アイドル運転時の目標回転
数と負荷運転時の目標噴射量との情報を内容とす
る目標スリーブ位置信号S12が、コントロールス
リーブの目標位置を示す制御目標信号として、加
算器50、増幅回路49,51、駆動回路52、
アクチユエータ18及び位置検出器25から成る
フイードバツク制御系に与えられるので、第1コ
ントロールスリーブ17は、アイドル運転時には
目標のアイドル回転数で機関が回転するように位
置制御され、一方、負荷運転時には主としてアク
セルの踏込み量に従う所要の噴射量を与えるよう
に位置制御される。
位置信号S14を増幅する増幅回路49からの出力
信号S15と目標スリーブ位置信号S12とは加算器5
0に入力され、ここにおいて両者の差分が得られ
る。目標スリーブ位置と実際の第1コントロール
スリーブ位置との差を示す加算器50からの出力
は、増幅回路51において増幅された後、パルス
幅変調回路を含む駆動回路52に入力される。駆
動回路52は加算回路50からの出力結果に従つ
てデユーテイ比の変化する駆動信号S16を出力し、
該駆動信号S16によりアクチユエータ18が駆動
される。このように、アイドル運転時の目標回転
数と負荷運転時の目標噴射量との情報を内容とす
る目標スリーブ位置信号S12が、コントロールス
リーブの目標位置を示す制御目標信号として、加
算器50、増幅回路49,51、駆動回路52、
アクチユエータ18及び位置検出器25から成る
フイードバツク制御系に与えられるので、第1コ
ントロールスリーブ17は、アイドル運転時には
目標のアイドル回転数で機関が回転するように位
置制御され、一方、負荷運転時には主としてアク
セルの踏込み量に従う所要の噴射量を与えるよう
に位置制御される。
符号53で示されるのは、噴射装置1の噴射タ
イミングが運転条件に従う最適な値に保たれるよ
うに、第1図に示したタイマ26用の電磁弁36
を制御するための噴射時期制御部である。上死点
(TDC)センサ54及び針弁リフトセンサ55か
らは、夫々、機関の上死点タイミングを示す第1
タイミングパルスP1及び噴射ノズルからの燃料
噴射タイミングを示す第2タイミングパルスP2
が出力され、図示の如く、R−Sフリツプ・フロ
ツプのリセツト入力端子R及びセツト入力端子S
に印加される。従つて、R−Sフリツプ・フロツ
プ56の出力端子Qからは、第2タイミングパル
スP2が発生してから第1タイミングパルスP1が
発生するまでの時間に相応したパルス巾を有する
ゲート信号S17が出力され、ゲート信号S17は発振
器57からの一定周期のパルス信号P3がカウン
トパルスとして入力されているカウンタ58のゲ
ート入力端子Gに印加される。従つて、カウンタ
58からは進角値に比例したカウント出力データ
D1が出力され、カウント出力データD1は進角演
算回路59に入力され、ここで実噴射進角値が演
算され、実噴射進角値を示す実進角値信号S18が
出力される。目標進角値演算回路60には、水温
信号S1、回転数信号S5及び目標噴射量信号S11が
入力され、これらの信号の有する情報に基づいて
その時々の最適な噴射進角値を示す目標進角値信
号S19が出力される。実進角値信号S18と目標進角
値信号S19とは誤差演算回路61において比較さ
れ、実進角値と目標進角値との差を示す誤差信号
S20が出力される。誤差信号S20はPI制御回路62
に入力され、PI制御回路62からの出力信号S21
はパルス幅変調器を含んで成る駆動回路63に印
加され、駆動回路63からは出力信号S21の大き
さに従つてデユーテイ比の変化する駆動信号S22
が出力される。電磁弁36はこの駆動信号S22に
よりオン、オフされ、そのデユーテイ比に従う平
均開度となり、これにより実進角値が目標進角値
に一致するように制御される。
イミングが運転条件に従う最適な値に保たれるよ
うに、第1図に示したタイマ26用の電磁弁36
を制御するための噴射時期制御部である。上死点
(TDC)センサ54及び針弁リフトセンサ55か
らは、夫々、機関の上死点タイミングを示す第1
タイミングパルスP1及び噴射ノズルからの燃料
噴射タイミングを示す第2タイミングパルスP2
が出力され、図示の如く、R−Sフリツプ・フロ
ツプのリセツト入力端子R及びセツト入力端子S
に印加される。従つて、R−Sフリツプ・フロツ
プ56の出力端子Qからは、第2タイミングパル
スP2が発生してから第1タイミングパルスP1が
発生するまでの時間に相応したパルス巾を有する
ゲート信号S17が出力され、ゲート信号S17は発振
器57からの一定周期のパルス信号P3がカウン
トパルスとして入力されているカウンタ58のゲ
ート入力端子Gに印加される。従つて、カウンタ
58からは進角値に比例したカウント出力データ
D1が出力され、カウント出力データD1は進角演
算回路59に入力され、ここで実噴射進角値が演
算され、実噴射進角値を示す実進角値信号S18が
出力される。目標進角値演算回路60には、水温
信号S1、回転数信号S5及び目標噴射量信号S11が
入力され、これらの信号の有する情報に基づいて
その時々の最適な噴射進角値を示す目標進角値信
号S19が出力される。実進角値信号S18と目標進角
値信号S19とは誤差演算回路61において比較さ
れ、実進角値と目標進角値との差を示す誤差信号
S20が出力される。誤差信号S20はPI制御回路62
に入力され、PI制御回路62からの出力信号S21
はパルス幅変調器を含んで成る駆動回路63に印
加され、駆動回路63からは出力信号S21の大き
さに従つてデユーテイ比の変化する駆動信号S22
が出力される。電磁弁36はこの駆動信号S22に
よりオン、オフされ、そのデユーテイ比に従う平
均開度となり、これにより実進角値が目標進角値
に一致するように制御される。
噴射率制御部48は、機関がアイドル運転状態
にある場合にのみ電磁アクチユエータ23を付勢
して燃料噴射率を小さくし、アイドル運転状態以
外の場合には電磁アクチユエータ23を消勢して
燃料噴射率を大きくする制御を行なうためのもの
である。噴射率制御部48は、回転数信号S5とア
クセル信号S8とが入力され機関がアイドル運転状
態であるか否かを検出するアイドル判別回路64
を有し、アイドル判別回路64からは機関がアイ
ドル運転状態となつた場合にのみ高レベルとなる
アイドル検出信号S13が出力される。アイドル検
出信号S13は駆動回路65に入力され、アイドル
運転状態の場合にのみ電磁アクチユエータ23を
付勢する駆動信号S23が出力される。
にある場合にのみ電磁アクチユエータ23を付勢
して燃料噴射率を小さくし、アイドル運転状態以
外の場合には電磁アクチユエータ23を消勢して
燃料噴射率を大きくする制御を行なうためのもの
である。噴射率制御部48は、回転数信号S5とア
クセル信号S8とが入力され機関がアイドル運転状
態であるか否かを検出するアイドル判別回路64
を有し、アイドル判別回路64からは機関がアイ
ドル運転状態となつた場合にのみ高レベルとなる
アイドル検出信号S13が出力される。アイドル検
出信号S13は駆動回路65に入力され、アイドル
運転状態の場合にのみ電磁アクチユエータ23を
付勢する駆動信号S23が出力される。
アイドル検出信号S13は、また、スリーブ位置
演算回路47及びPI制御回路62にも印加され
ている。これは、噴射率制御部48の働きで噴射
率が低下した際に、燃料噴射量及び噴射タイミン
グの制御系の応答遅れのために、一時的に無制御
状態に陥り、機関の運転状態が極めて不安定とな
るので、アイドル運転状態にあるか否かを示す信
号S13を直接両制御系に供給し、これによりアイ
ドル運転状態に入つた場合には直ちに上述の不安
定状態を回避すべく、燃料噴射量及び噴射時期を
低噴射率状態に対する所要の状態とし、安定な運
転状態を確保するためである。
演算回路47及びPI制御回路62にも印加され
ている。これは、噴射率制御部48の働きで噴射
率が低下した際に、燃料噴射量及び噴射タイミン
グの制御系の応答遅れのために、一時的に無制御
状態に陥り、機関の運転状態が極めて不安定とな
るので、アイドル運転状態にあるか否かを示す信
号S13を直接両制御系に供給し、これによりアイ
ドル運転状態に入つた場合には直ちに上述の不安
定状態を回避すべく、燃料噴射量及び噴射時期を
低噴射率状態に対する所要の状態とし、安定な運
転状態を確保するためである。
このような構成によると、アイドル運転時以外
の場合には、電磁アクチユエータ23が消勢状態
にあり、従来の分配型燃料噴射ポンプと同様の動
作を行なつている。一方、アイドル運転状態とな
ると、アイドル判別回路64の働きにより、電磁
アクチユエータ23が付勢され、前述の理由によ
り燃料噴射率が所定の値にまで低下し、この結
果、機関の運転騒音は著しく軽減される。ところ
で、アイドル運転に移行した直後に噴射率が急に
小さくなるため、今まで制御系において所要の最
適値になつていた噴射量及び噴射時期の値が新し
い状態に対する最適値から著しくずれることにな
る。しかし、アイドル検出信号S13がスリーブ位
置演算回路47及びPI制御回路62に直接入力
されているので、アイドル運転に移行後、直ちに
各制御部40,44,53が作動し、運転状態に
見合つた燃料噴射量及び噴射時期を維持すること
ができる。この結果、噴射率が小さくなつた直後
においても、機関の動作が不安定になることはな
い。
の場合には、電磁アクチユエータ23が消勢状態
にあり、従来の分配型燃料噴射ポンプと同様の動
作を行なつている。一方、アイドル運転状態とな
ると、アイドル判別回路64の働きにより、電磁
アクチユエータ23が付勢され、前述の理由によ
り燃料噴射率が所定の値にまで低下し、この結
果、機関の運転騒音は著しく軽減される。ところ
で、アイドル運転に移行した直後に噴射率が急に
小さくなるため、今まで制御系において所要の最
適値になつていた噴射量及び噴射時期の値が新し
い状態に対する最適値から著しくずれることにな
る。しかし、アイドル検出信号S13がスリーブ位
置演算回路47及びPI制御回路62に直接入力
されているので、アイドル運転に移行後、直ちに
各制御部40,44,53が作動し、運転状態に
見合つた燃料噴射量及び噴射時期を維持すること
ができる。この結果、噴射率が小さくなつた直後
においても、機関の動作が不安定になることはな
い。
本発明によれば、機関のアイドル運転時に燃料
噴射率をそれに見合つた値に容易に変更すること
ができ、アイドル運転以外の運転時における機関
の出力の低下を生じせることなくアイドル運転時
の騒音を著しく減少させることができる。さら
に、アイドル運転状態の検出に応答する燃料噴射
率の切換えの際に、その検出結果を少なくとも燃
料制御系の噴射量制御部に直接与える構成とした
ので、噴射率の切換時においても燃料制御系が噴
射率の切換にただちに応答して噴射量の調節を行
なうので、噴射率の切換により制御の過渡状態が
生じても、これにより機関の運転が不安定になる
ことを有効に防止することができる優れた効果を
奏する。
噴射率をそれに見合つた値に容易に変更すること
ができ、アイドル運転以外の運転時における機関
の出力の低下を生じせることなくアイドル運転時
の騒音を著しく減少させることができる。さら
に、アイドル運転状態の検出に応答する燃料噴射
率の切換えの際に、その検出結果を少なくとも燃
料制御系の噴射量制御部に直接与える構成とした
ので、噴射率の切換時においても燃料制御系が噴
射率の切換にただちに応答して噴射量の調節を行
なうので、噴射率の切換により制御の過渡状態が
生じても、これにより機関の運転が不安定になる
ことを有効に防止することができる優れた効果を
奏する。
第1図は本発明の一実施例の要部の断面図、第
2図は第1図の装置におけるカムリフト線図を示
すグラフ、第3図は第1図の装置を制御するため
の制御部のブロツク図である。 1……燃料噴射装置、7……プランジヤ、12
……ハイプレツシヤチヤンバ、17……第1コン
トロールスリーブ、18……電磁アクチユエー
タ、19……第1カツトオフポート、20……第
2コントロールスリーブ、21……第2カツトオ
フポート、23……電磁アクチユエータ、25…
…位置検出器、26……タイマ、40……アイド
ル制御部、44……噴射量制御部、48……噴射
率制御部、53……噴射時期制御部、64……ア
イドル判別回路、65……駆動回路、S13……ア
イドル検出信号、S23……駆動信号。
2図は第1図の装置におけるカムリフト線図を示
すグラフ、第3図は第1図の装置を制御するため
の制御部のブロツク図である。 1……燃料噴射装置、7……プランジヤ、12
……ハイプレツシヤチヤンバ、17……第1コン
トロールスリーブ、18……電磁アクチユエー
タ、19……第1カツトオフポート、20……第
2コントロールスリーブ、21……第2カツトオ
フポート、23……電磁アクチユエータ、25…
…位置検出器、26……タイマ、40……アイド
ル制御部、44……噴射量制御部、48……噴射
率制御部、53……噴射時期制御部、64……ア
イドル判別回路、65……駆動回路、S13……ア
イドル検出信号、S23……駆動信号。
Claims (1)
- 1 内燃機関の運転状態に従つて定められる所要
の燃料噴射量が得られるように燃料調節部材を電
気的に制御する噴射量制御系と、前記機関の運転
状態に従つて定められる所要の燃料噴射時期が得
られるように噴射時期調節部材を電気的に制御す
る噴射時期制御系と、前記機関がアイドル運転状
態にあるか否かを判別する判別手段と、プランジ
ヤを含んで成り燃料を加圧出力する加圧機構の加
圧開始タイミングを調節するための調節手段と、
前記判別手段に応答し前記判別手段により前記機
関がアイドル運転状態となつた場合に前記調節手
段を加圧開始タイミングが遅れるように操作する
駆動手段と、前記機関がアイドル運転状態に入つ
た場合前記調節手段の作動状態に応じた燃料の調
節動作が応答性よく行なわれるよう少なくとも前
記噴射量制御系における制御量を前記判別手段の
出力に応答して決定するための手段とを備えて成
ることを特徴とする分配型燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911980A JPS5756631A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Distributor type fuel injection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911980A JPS5756631A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Distributor type fuel injection device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5756631A JPS5756631A (en) | 1982-04-05 |
JPS6410652B2 true JPS6410652B2 (ja) | 1989-02-22 |
Family
ID=15001535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12911980A Granted JPS5756631A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Distributor type fuel injection device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5756631A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5859318A (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-08 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料噴射ポンプの吐出量調整装置 |
JPH0674769B2 (ja) * | 1983-07-15 | 1994-09-21 | 日本電装株式会社 | デイ−ゼル機関用噴射時期調整装置 |
US4530330A (en) * | 1983-10-28 | 1985-07-23 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Distribution type fuel injection pump |
JPS60128963A (ja) * | 1983-12-17 | 1985-07-10 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射制御装置 |
JPS6114743U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 燃料噴射装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6010182B2 (ja) * | 1978-04-11 | 1985-03-15 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 分配型燃料噴射ポンプ |
JPS5740657U (ja) * | 1980-08-18 | 1982-03-04 |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP12911980A patent/JPS5756631A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5756631A (en) | 1982-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4856482A (en) | Method of controlling the demagnetization phase of electromagnetic devices, especially of electromagnetic valves of combustion engines | |
EP0655551B1 (en) | Fuel injection control apparatus | |
JP2829639B2 (ja) | 電子制御式分配型燃料噴射ポンプの送油率可変制御方法 | |
JPS5885327A (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
US5271366A (en) | Fuel injection system | |
US4495929A (en) | Exhaust gas recirculation system for diesel engines | |
JPH07111151B2 (ja) | デイ−ゼルエンジン用燃料噴射量制御装置 | |
JPS6410652B2 (ja) | ||
JPH0419372B2 (ja) | ||
US4562810A (en) | Fuel injection pump | |
JPH0146709B2 (ja) | ||
US4495916A (en) | Fuel injection pump control system in diesel engine | |
JPS6053172B2 (ja) | ディ−ゼルエンジンの噴射時期制御装置 | |
JPH08261019A (ja) | 燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置 | |
JPS60125754A (ja) | ディ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ | |
JP3735888B2 (ja) | ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの燃料噴射時期制御装置 | |
JPS62247153A (ja) | 分配型燃料噴射装置 | |
JPH06185394A (ja) | 分配型燃料噴射ポンプの燃料噴射時期制御装置 | |
JPS62258151A (ja) | 分配型燃料噴射装置 | |
JPS63227941A (ja) | 分配型燃料噴射装置 | |
JPS606063A (ja) | 電磁弁スピル式燃料噴射ポンプ | |
JPH0732889Y2 (ja) | 給油流量制御装置 | |
US6035832A (en) | Method and device for controlling a control element in open loop | |
JPH0583359U (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
JPH094471A (ja) | 燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置 |