JPS5828545A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関、特にディーゼル機関における燃料
噴射量制御装置に関する。

エンジン回転数、アクセル開度を基本にその他の各種の
エンジン運転条件を検出することによ多燃料噴射量を算
出し、この算出噴射量となるようにスピルリングアクチ
、エータを電気的に駆動制御するシステムがある。かか
るシステムではエンジンの始動時、バッテリ電圧の低下
があるとコンビ、−夕の作動が停止し、スピルリングア
クチュエータの制御ができなくなる。この場合、燃料噴
射が行われないので始動不能や、工ンジンス）　−ルと
いつた問題が生ずる。

かかる従来の欠点に鑑み、本発明の目的は計算機制御に
よるディーゼル機関において、始動時に電源電圧の低下
等のトラブルがあってもエンジンの円滑始動が可能な構
成を提供することにある。

そして、この目的を達成するべく本発明にあっては、始
動時はスピルリンダのアクチュエータを電源側に直結し
電流を電源電圧能力限界まで流し燃料を多く噴射させる
ようにしている。そのため始動性が向上しかつエンジン
ストール等のトラブルを防止することができる。

以下図面によって本発明を説明すると、第１図において
、１０はディーゼル機関の本体、１２は燃料噴射弁を示
す。１４は周知の分配形の燃料噴射？ングであシ、燃料
噴射弁１２への燃料供給の役割を担う。

燃料噴射ｆンプ１４は一個のグランジャ１６を備え、駆
動軸１８によって回転駆動される。駆動軸上にベーンＩ
ｙｆ２０が在シ、その回転中に入口導管２２から受入れ
た燃料をｆング室２４内に圧送する。（尚、ベーン？ン
プ２０は実際の位置よシタ０°転じ良状態で図示ばいる
・）プランジャ１６紘駆動軸１８の回転中にローラ３０
及びフェイスカム３２の働きで図の左右に往復し、左方
へ動くとき一ンプ室２４内の燃料を通路３６を介して吐
出室３８に吸引する。また、プランジャ１６が右方へ動
くとき吐出室３８内の燃料はグランジャ１６内の通路４
０、吐出通路４２、デリベリ弁４４、デリベリ／ダイブ
４６を介して燃料噴射弁１２に供給する。

グランジャ１６上には燃料噴射量制御部材としてのスピ
ルリング４８が設けられる。スピルリング４８を図の右
方に動かすとプランジャの有効ストロークが長くガるの
で燃料噴射量が増し、左方に動かすと逆に有効ストロー
クが短縮するので燃料噴射量が減少する。制御レバー５
０は支点５２の廻りで枢着され、下端はスピルリング４
８の環状溝に嵌合し、上端はスピルリングのアクチーエ
ータに連結される。即ち、アクチュエータはピストン５
８とソレノイド６０とを有し、ピストン５８がレバー５
０の上端に当接している。ばね６２はピストン５８が図
の右方に動くよう、換言すればスピルリング４８が図の
左方（燃料噴射量減少方向）に動くような付勢力を生じ
ている。ソレノイド６０への通電によシその電流につシ
合う位置まではね６２の力に抗しレバー５０は反時計方
向に回動し、スピルリング１６社図の右方に動き燃料噴
射量を増大させる。

６８はスピルセンサであって、ピストン５８の位置、換
言すれはスピルリング１６０位ｍ＜＝燃料噴射量）に応
じ良信号を発生する。

７０はコンピュータ機能を持った制御回路であシ、運転
状態を代表する各種センサ、最も基本的にはアク令ルイ
ダルの踏込量を示すためのアク七ルセンサ７２と、エン
ジン回転数に対応したポンプ駆動軸１８の回転を示すセ
ンサ７４からの信号が入力している。これらのセンサか
らの信号を下に、制御回路７２Ｆ！、ソレノイド６０へ
の制御電流を形成し、燃料噴射量の制御を行う。

第２図は制御回路７０の詳細を示すブロック図である。

先ず、８０はコンパータであって、エンジン回転数Ｎ及
びアクセル開度に応じて第３図の様に変化する要求燃料
噴射量を計算する役目を持つ。即ち、第４図の如きエン
ジン回転数とアクセル位置との組合せに対する燃料噴射
量のマツピング、及び第５図の如きエンジン回転速度と
燃料噴射量との組合せに対するスピルリング位ｆＩＬ１
！圧とのマツピングの２つを設け、これらの２つからエ
ンジン回転数とアクセル開度との組合せに対するスピル
リングの位置の関係に置換している。８２祉サーが回路
で、差動増幅器８２１と、増幅器８２２と、比較６８２
３と、発振器８２４より成る。差動増幅０８２１の一方
の入力はＣＰＵ８０に、他方の入力社スビルリ／グの位
置検出のためのセンサ６８に接続している。８４はスピ
ルアクチュエータの駆動回路であシ、基本的にはトラン
ジスタＴｒよシ成る電流増幅器であり、アクチュエータ
のソレノイド６０への通電制御の役目を担つ。

本発明によ・れば、ＯＲゲート９０が設けられ、その一
方の入力ａ１はサーが回路８２のコンパレータ出力に接
続され、他方の入力ａｌはパ、ファ９２及びスタータス
イッチ９４を介して内燃機関の電源中Ｂに接続されてい
る。

以下、本発明の作動を述べると、エンジンの通常の運転
時はスタータスイッチ９４１１　ＯＦＦである。

一方す−が回路８２の差動増幅器８２１は、ＣＰＵ８０
からの、エンジン回転数及びアクセル位置によシ定まる
目標燃料噴射量に対応する目標スピルリング位置と、ス
ピル位置センサ６８からの実測スピリング位置との差を
形成する。これは増幅器８２２を介してコンパレータ８
２３に入シ、三角波発振器８２４からの三角波との比較
をされ、結果として、目標スピルリング位置に対する設
定スピルリング位置のずれに対応したデユーティ此のノ
４ルス信号がコンパレータ８２３の出力に得られる。こ
のパルス信号はＯＲダート９０を経てトランジスタＴｒ
をＯＮ、０ＦＦＬ、スピルリングアクチ為エータのソレ
ノイド６０には目標スピルリング位置に対する実測スピ
ルリング位置のずれを表わす電流が生じ、結果としてス
ピルリング４８はその分だけ動いて燃、料噴射量を目標
値に合せる。

次に始動時についていえば、始動時社スタータスイ、チ
４９４ＦｉＯＮであるから、ＯＲゲート９０からはサー
ゲ回路８２からの電圧に無関係に電源電圧がそのまま加
わシ、スピルアクチュエークンレノイド６０には最大電
流が流れ放しとなる。

そのため、スピルアクチュエータのピストｙ５８は最大
限図の左方に引かれ結果としてスピルリング４８は図の
右方に動き、シランジャ１６の有効ストロークを最大と
する。かくして、燃料噴射量は最大となる。

このように本発明によれば、スタート時に燃料噴射量が
多くなるので、たとえ電源電圧の低下によってコンピュ
ータの機能が常に行われなくなったようなときでも常に
安定始動を図ることがて龜る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る燃料噴射量制御装置の全体構成図 第２図は制御回路のブロックダイヤグラム図＠３図はエ
ンジン回転数と燃料噴射量との関係グラフ 第４図はアクセル位置とエンジン回転数との組合せに対
する燃料噴射量のマツピング図第５図は燃料噴射量とエ
ンジン回転数との組合せに対するスピル位置指令電圧の
マッビ／グ図４８・・・スピルリング、５８・・・スピ
ルリングアクチュエータのピストン１６０・・・スピル
リングアクチュエータのソレノイド、６８・・・スピル
リング位置上ンサ、７０・・・制御回路、８０・・・コ
ンピュータ、８２・・・サーぎ回路、８４−・・スピル
リングアクチュエータの駆動回路、９０・・・０Ｒｆ−
１，９４・・・スタータスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スピルリング等の燃料噴射量制御部材の駆動の九めのア
   クチュエータを有し、実測される燃料噴射量制御部材の
   位置が計算によシ設定される位置と合致するよう制御す
   るサー？回路をアクチュエータの駆動回路に接続した内
   燃機関の燃料噴射量制御装置において、０１１”−）が
   設けられ、そのＯＲグー）の一方の入力はサーが回路の
   出力に接続され、他方の入力はスタータスイッチを介し
   て電源に接続され、ＯＲダートの出力はアクチュエータ
   の駆動回路に接続された燃料噴射量制御装置。