JPS6329859Y2 - - Google Patents
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- JPS6329859Y2 JPS6329859Y2 JP17883381U JP17883381U JPS6329859Y2 JP S6329859 Y2 JPS6329859 Y2 JP S6329859Y2 JP 17883381 U JP17883381 U JP 17883381U JP 17883381 U JP17883381 U JP 17883381U JP S6329859 Y2 JPS6329859 Y2 JP S6329859Y2
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- fuel injection
- injection timing
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 44
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 44
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
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- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、デイーゼルエンジンにおける燃料噴
射時期制御装置の改良に関するものである。
射時期制御装置の改良に関するものである。
一般に、デイーゼルエンジンにおいては、例え
ば特開昭50−90819号に示されるような分配型燃
料噴射ポンプ等、種々のポンプにより噴射ノズル
に燃料を供給するようにしているが、このような
デイーゼルエンジンの燃料噴射装置(燃料噴射ポ
ンプ)においては、エンジンの減速運転時には、
エンジンへの燃料の供給をアイドル運転時よりも
減少もしくは停止するように設けられている。し
たがつて、減速状態が長い時間継続すると、エン
ジンの燃焼室温度が低下し、この減速状態から加
速状態もしくは定常状態等に移行したときには、
冷機状態と同様に、白煙排気が発生するかエンジ
ン振動が大きくなつて運転性の悪化をもたらす不
具合を有している。
ば特開昭50−90819号に示されるような分配型燃
料噴射ポンプ等、種々のポンプにより噴射ノズル
に燃料を供給するようにしているが、このような
デイーゼルエンジンの燃料噴射装置(燃料噴射ポ
ンプ)においては、エンジンの減速運転時には、
エンジンへの燃料の供給をアイドル運転時よりも
減少もしくは停止するように設けられている。し
たがつて、減速状態が長い時間継続すると、エン
ジンの燃焼室温度が低下し、この減速状態から加
速状態もしくは定常状態等に移行したときには、
冷機状態と同様に、白煙排気が発生するかエンジ
ン振動が大きくなつて運転性の悪化をもたらす不
具合を有している。
そこで、本考案はかかる点に鑑み、減速状態を
検出する減速状態検出装置の出力を受けて減速状
態が所定時間以上継続したときに出力を発する減
速時間検出装置を設け、この減速時間検出装置の
出力により、減速終了後の所定時間、燃料噴射時
期を進角させる燃料噴射時期補正装置を備えたデ
イーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置を提供
し、減速時から加速時等に移行したときの燃料噴
射時期を進角させて、白煙の排出、運転性の低下
を改善せんとするものである。
検出する減速状態検出装置の出力を受けて減速状
態が所定時間以上継続したときに出力を発する減
速時間検出装置を設け、この減速時間検出装置の
出力により、減速終了後の所定時間、燃料噴射時
期を進角させる燃料噴射時期補正装置を備えたデ
イーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置を提供
し、減速時から加速時等に移行したときの燃料噴
射時期を進角させて、白煙の排出、運転性の低下
を改善せんとするものである。
以下、本考案の実施例を従来公知の分配型燃料
噴射ポンプをもとに図面に沿つて説明する。この
実施例は、燃料噴射時期を進角させる燃料噴射時
期補正装置として、燃料噴射ポンプのロードタイ
マ機構の作動を停止して燃料噴射時期を進角させ
るようにした例を示すものである。
噴射ポンプをもとに図面に沿つて説明する。この
実施例は、燃料噴射時期を進角させる燃料噴射時
期補正装置として、燃料噴射ポンプのロードタイ
マ機構の作動を停止して燃料噴射時期を進角させ
るようにした例を示すものである。
第1図は燃料噴射ポンプ1の要部を示し、2は
ポンプ本体3に装着されたフイードポンプで、該
フイードポンプ2はエンジン回転に同期して回転
し、燃料供給通路4からの燃料をポンプ室5に圧
送する。上記フイードポンプ2の吐出燃料の一部
はレギユレータバルブ6を径て吸入側の燃料供給
通路4に戻されるものであつて、レギユレータバ
ルブ6のスプリング6aによつてポンプ室5内の
圧力がフイードポンプ回転数(エンジン回転数)
に対応して規定される。
ポンプ本体3に装着されたフイードポンプで、該
フイードポンプ2はエンジン回転に同期して回転
し、燃料供給通路4からの燃料をポンプ室5に圧
送する。上記フイードポンプ2の吐出燃料の一部
はレギユレータバルブ6を径て吸入側の燃料供給
通路4に戻されるものであつて、レギユレータバ
ルブ6のスプリング6aによつてポンプ室5内の
圧力がフイードポンプ回転数(エンジン回転数)
に対応して規定される。
また、図示していないが、上記ポンプ室5の圧
力に応じて噴射時期の進角特性を調整するスピー
ドタイマが付設され、このスピードタイマにより
ポンプ室5内の圧力が上昇すると燃料噴射時期が
進角するように設けられている。
力に応じて噴射時期の進角特性を調整するスピー
ドタイマが付設され、このスピードタイマにより
ポンプ室5内の圧力が上昇すると燃料噴射時期が
進角するように設けられている。
一方、7は燃料噴射量を調整するガバナ装置
で、このガバナ装置7は負荷の上昇に応じて燃料
噴射時期を遅角させるロードタイマ機構をも有し
ている。すなわち、8はポンプ本体3に支持され
たガバナシヤフトで、該ガバナシヤフト8には駆
動ギヤ9が嵌挿されており、該駆動ギヤ9は図示
しないギヤによりエンジン回転と同期して回転駆
動されるとともに、複数のフライウエイト10を
備えたフライウエイトホルダ11が該駆動ギヤ9
に取付けられ、さらに、ガバナシヤフト8の先端
部にはガバナスリーブ12が嵌挿され、このガバ
ナスリーブ12は上記フライウエイト10の外方
への回動に応じてガバナシヤフト8に沿つて突出
方向へ摺動するものである。尚、上記ガバナスリ
ーブ12の先端は燃料噴射量を調整する制御レバ
ー(図示せず))に連係されている。
で、このガバナ装置7は負荷の上昇に応じて燃料
噴射時期を遅角させるロードタイマ機構をも有し
ている。すなわち、8はポンプ本体3に支持され
たガバナシヤフトで、該ガバナシヤフト8には駆
動ギヤ9が嵌挿されており、該駆動ギヤ9は図示
しないギヤによりエンジン回転と同期して回転駆
動されるとともに、複数のフライウエイト10を
備えたフライウエイトホルダ11が該駆動ギヤ9
に取付けられ、さらに、ガバナシヤフト8の先端
部にはガバナスリーブ12が嵌挿され、このガバ
ナスリーブ12は上記フライウエイト10の外方
への回動に応じてガバナシヤフト8に沿つて突出
方向へ摺動するものである。尚、上記ガバナスリ
ーブ12の先端は燃料噴射量を調整する制御レバ
ー(図示せず))に連係されている。
ロードタイマ機構は上記ガバナシヤフト8の中
心部を貫通して設けられたリターン通路13と、
ガバナスリーブ12の中間部に開設された制御ポ
ート14とからなり、リターン通路13の一端は
ガバナシヤフト8の先端部近傍においてその外周
のポート13aに開口する一方、他端は前記燃料
供給通路4に連通している。上記ガバナスリーブ
12が突出方向へ移動すると、ガバナシヤフト8
のリターン通路13のポート13aとガバナスリ
ーブ12の制御ポート14とが一致して連通し、
ポンプ室5内の燃料はリターン通路13を介して
燃料供給通路4に流出し、このポンプ室5の圧力
が低下する結果、前記スピードタイマによる進角
特性を遅角させるように作用するものである。
心部を貫通して設けられたリターン通路13と、
ガバナスリーブ12の中間部に開設された制御ポ
ート14とからなり、リターン通路13の一端は
ガバナシヤフト8の先端部近傍においてその外周
のポート13aに開口する一方、他端は前記燃料
供給通路4に連通している。上記ガバナスリーブ
12が突出方向へ移動すると、ガバナシヤフト8
のリターン通路13のポート13aとガバナスリ
ーブ12の制御ポート14とが一致して連通し、
ポンプ室5内の燃料はリターン通路13を介して
燃料供給通路4に流出し、このポンプ室5の圧力
が低下する結果、前記スピードタイマによる進角
特性を遅角させるように作用するものである。
上記の如き燃料噴射ポンプ1に対し、燃料噴射
時期制御装置15が付設されている。この制御装
置15は、アクセル開度センサー16と回転セン
サー17とから減速状態を検出する減速状態検出
装置18と、該減速状態検出装置18の出力を受
け、減速状態が所定時間以上継続したとき出力を
発する減速時間検出装置19と、該減速時間検出
装置19の出力により、減速終了後の所定時間、
燃料噴射時期を進角させる燃料噴射時期補正装置
20とを備えてなり、この燃料噴射時期補正装置
20は前記ロードタイマ機構のリターン通路13
を開閉するソレノイドバルブ21を有し、減速状
態が継続したときにソレノイドバルブ21を励磁
してその弁体21aによりリターン通路13を閉
塞し、ポンプ室5からの燃料の流出を阻止してポ
ンプ室5の圧力を高く維持し、噴射時期を進角さ
せるものである。
時期制御装置15が付設されている。この制御装
置15は、アクセル開度センサー16と回転セン
サー17とから減速状態を検出する減速状態検出
装置18と、該減速状態検出装置18の出力を受
け、減速状態が所定時間以上継続したとき出力を
発する減速時間検出装置19と、該減速時間検出
装置19の出力により、減速終了後の所定時間、
燃料噴射時期を進角させる燃料噴射時期補正装置
20とを備えてなり、この燃料噴射時期補正装置
20は前記ロードタイマ機構のリターン通路13
を開閉するソレノイドバルブ21を有し、減速状
態が継続したときにソレノイドバルブ21を励磁
してその弁体21aによりリターン通路13を閉
塞し、ポンプ室5からの燃料の流出を阻止してポ
ンプ室5の圧力を高く維持し、噴射時期を進角さ
せるものである。
第2図に上記燃料噴射時期制御装置15の具体
例を示し、減速状態検出装置18は、アクセルが
オフ状態(アクセルペダルを踏んでいない状態)
でオンとなるアクセル開度センサー16の信号
と、アイドル回転より高い設定回転数以上でオン
となる回転センサー17の信号を受け、両センサ
ー16,17の信号がオンのときを減速状態とし
て検出するアンド回路にて構成される。減速時間
検出装置19は、減速状態検出装置18の出力信
号が入力されている時間をパルス発生回路22か
らの信号をカウンタ23で計数することによつて
計時し、カウンタ23が所定値になつたとき、す
なわち減速状態が所定時間以上継続したときに出
力を発するように構成されている。燃料噴射時期
補正装置20は、上記減速時間検出装置19から
信号が入力されたときに、ソレノイドバルブ21
に励磁信号を出力してロードタイマ機構の作動を
停止し、噴射時期を進角させるものである。
例を示し、減速状態検出装置18は、アクセルが
オフ状態(アクセルペダルを踏んでいない状態)
でオンとなるアクセル開度センサー16の信号
と、アイドル回転より高い設定回転数以上でオン
となる回転センサー17の信号を受け、両センサ
ー16,17の信号がオンのときを減速状態とし
て検出するアンド回路にて構成される。減速時間
検出装置19は、減速状態検出装置18の出力信
号が入力されている時間をパルス発生回路22か
らの信号をカウンタ23で計数することによつて
計時し、カウンタ23が所定値になつたとき、す
なわち減速状態が所定時間以上継続したときに出
力を発するように構成されている。燃料噴射時期
補正装置20は、上記減速時間検出装置19から
信号が入力されたときに、ソレノイドバルブ21
に励磁信号を出力してロードタイマ機構の作動を
停止し、噴射時期を進角させるものである。
一方、24は減速状態の終了を検出する減速終
了検出装置、25は該減速終了検出装置24の出
力を受けて作動するタイマであつて、該タイマ2
5はその設定時間経過後すなわち減速終了時から
所定時間の後に燃料噴射時期補正装置20にキヤ
ンセル信号を出力し、ソレノイドバルブ21の作
動を停止するものである。上記減速終了検出装置
24は、アクセルがオフ状態でオンとなるアクセ
ル開度センサー16の信号およびアイドル回転で
オンとなる回転センサー17′の信号を受けて両
センサー16,17′の信号がオンのときすなわ
ちアイドル状態を検出するアイドレ検出回路26
と、アクセル開度センサー16の信号を受けてア
クセルがオン状態でオンンとなつて定常状態およ
び加速状態を検出する定常・加速検出回路27を
備え、減速終了時にタイマ25をスタートさせる
ものである。
了検出装置、25は該減速終了検出装置24の出
力を受けて作動するタイマであつて、該タイマ2
5はその設定時間経過後すなわち減速終了時から
所定時間の後に燃料噴射時期補正装置20にキヤ
ンセル信号を出力し、ソレノイドバルブ21の作
動を停止するものである。上記減速終了検出装置
24は、アクセルがオフ状態でオンとなるアクセ
ル開度センサー16の信号およびアイドル回転で
オンとなる回転センサー17′の信号を受けて両
センサー16,17′の信号がオンのときすなわ
ちアイドル状態を検出するアイドレ検出回路26
と、アクセル開度センサー16の信号を受けてア
クセルがオン状態でオンンとなつて定常状態およ
び加速状態を検出する定常・加速検出回路27を
備え、減速終了時にタイマ25をスタートさせる
ものである。
上記のような実施例においては、減速状態が所
定時間以上継続したときには、ソレノイドバルブ
21が作動してリターン通路13を閉塞して噴射
時期を進角し(減速時に噴射時期を進角しても燃
料の噴射が減少もしくは停止されているので問題
はない)、この進角状態は減速状態が終了してか
らタイマ25で設定された所定時間において実質
的に作動し、この間において噴射時期の進角によ
り白煙の排出および異常振動の発生を阻止すると
ともに、運転性を向上する。
定時間以上継続したときには、ソレノイドバルブ
21が作動してリターン通路13を閉塞して噴射
時期を進角し(減速時に噴射時期を進角しても燃
料の噴射が減少もしくは停止されているので問題
はない)、この進角状態は減速状態が終了してか
らタイマ25で設定された所定時間において実質
的に作動し、この間において噴射時期の進角によ
り白煙の排出および異常振動の発生を阻止すると
ともに、運転性を向上する。
尚、白煙排出等の原因となる燃焼室温度の低下
は、大気圧(高度)および外気温度によつて影響
されることから、減速時間検出装置19における
設定時間をこれらに応じて補正して、高地では短
く低地で長く設定し、また、高温では長く低温で
短く設定すれば、より正確な制御が行える。これ
は、タイマ25の設定時間についても同様の理由
で補正を行い、高地では長く低地で短く設定し、
また、高温では短く低温で長く設定するのが好ま
しい。
は、大気圧(高度)および外気温度によつて影響
されることから、減速時間検出装置19における
設定時間をこれらに応じて補正して、高地では短
く低地で長く設定し、また、高温では長く低温で
短く設定すれば、より正確な制御が行える。これ
は、タイマ25の設定時間についても同様の理由
で補正を行い、高地では長く低地で短く設定し、
また、高温では短く低温で長く設定するのが好ま
しい。
また、減速時間検出装置19およびタイマ25
での時間の設定は、従来公知のタイマ機構が適宜
使用可能である。さらに、減速状態を検出するた
めの信号としては、実施例のもののほか、例えば
加速度センサーの検出信号を使用してもよく、ア
イドル状態の検出も車速センサーを使用して行つ
てもよい。
での時間の設定は、従来公知のタイマ機構が適宜
使用可能である。さらに、減速状態を検出するた
めの信号としては、実施例のもののほか、例えば
加速度センサーの検出信号を使用してもよく、ア
イドル状態の検出も車速センサーを使用して行つ
てもよい。
一方、燃料噴射時期を進角させる機構として
も、上記実施例の如きロードタイマ機構の作動を
停止するもののほか、ポンプ室5の圧力に応じて
作動するスピードタイマ機構のタイマピストンを
直接駆動するもの、もしくは、ポンプ室5内の余
剰燃料を燃料タンクに戻すオーバフロー流量を減
少させてポンプ室5内の圧力を上昇するもの、さ
らに、前記フイードポンプ2によるポンプ室5へ
の送給圧を上昇するべくレギユレータバルブ6の
設定荷重を変更するものなどが適宜採用可能であ
る。
も、上記実施例の如きロードタイマ機構の作動を
停止するもののほか、ポンプ室5の圧力に応じて
作動するスピードタイマ機構のタイマピストンを
直接駆動するもの、もしくは、ポンプ室5内の余
剰燃料を燃料タンクに戻すオーバフロー流量を減
少させてポンプ室5内の圧力を上昇するもの、さ
らに、前記フイードポンプ2によるポンプ室5へ
の送給圧を上昇するべくレギユレータバルブ6の
設定荷重を変更するものなどが適宜採用可能であ
る。
また、燃料噴射時期の進角期間すなわち燃料噴
射時期補正装置20の作動時期は、実施例の如く
減速中から行うほか、減速完了時から行うように
してもよく、その作動停止時期についても、タイ
マ25の作動で行うほか、燃焼室温度を検出して
これが所定値に昇温したときに停止するようにし
てもよい。
射時期補正装置20の作動時期は、実施例の如く
減速中から行うほか、減速完了時から行うように
してもよく、その作動停止時期についても、タイ
マ25の作動で行うほか、燃焼室温度を検出して
これが所定値に昇温したときに停止するようにし
てもよい。
従つて、以上のような本考案によれば、減速状
態が所定時間以上継続した場合、燃料噴射時期を
進角させるようにしたことにより、減速時の燃料
の減少もしくは停止にともなう燃焼室温度の低下
に起因する減速後の白煙の排出、運転性の悪化を
阻止することができ、良好な運転性を得ることが
できる利点を有する。
態が所定時間以上継続した場合、燃料噴射時期を
進角させるようにしたことにより、減速時の燃料
の減少もしくは停止にともなう燃焼室温度の低下
に起因する減速後の白煙の排出、運転性の悪化を
阻止することができ、良好な運転性を得ることが
できる利点を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は制御系統のブロツク図である。 1……燃料噴射ポンプ、2……フイードポン
プ、13……リターン通路、15……燃料噴射時
期制御装置、18……減速状態検出装置、19…
…減速時間検出装置、20……燃料噴射時期補正
装置、21……ソレノイドバルブ、24……減速
終了検出装置、25……タイマ。
図は制御系統のブロツク図である。 1……燃料噴射ポンプ、2……フイードポン
プ、13……リターン通路、15……燃料噴射時
期制御装置、18……減速状態検出装置、19…
…減速時間検出装置、20……燃料噴射時期補正
装置、21……ソレノイドバルブ、24……減速
終了検出装置、25……タイマ。
Claims (1)
- 減速時、エンジンへの燃料の供給を減少または
停止するようにしたデイーゼルエンジンにおい
て、減速状態を検出する減速状態検出装置と、該
減速状態検出装置の出力を受け、減速状態が所定
時間以上継続したとき出力を発する減速時間検出
装置と、該減速時間検出装置の出力により、減速
終了後の所定期間、燃料噴射時期を進角させる燃
料噴射時期補正装置とを備えたことを特徴とする
デイーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17883381U JPS5881339U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17883381U JPS5881339U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881339U JPS5881339U (ja) | 1983-06-02 |
JPS6329859Y2 true JPS6329859Y2 (ja) | 1988-08-10 |
Family
ID=29973986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17883381U Granted JPS5881339U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881339U (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17883381U patent/JPS5881339U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5881339U (ja) | 1983-06-02 |
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