JPS605219Y2 - 液体気化装置 - Google Patents

液体気化装置

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JPS605219Y2
JPS605219Y2 JP2138779U JP2138779U JPS605219Y2 JP S605219 Y2 JPS605219 Y2 JP S605219Y2 JP 2138779 U JP2138779 U JP 2138779U JP 2138779 U JP2138779 U JP 2138779U JP S605219 Y2 JPS605219 Y2 JP S605219Y2
Authority
JP
Japan
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atomization
damper
container
cylinder
liquid
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Expired
Application number
JP2138779U
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English (en)
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JPS55122021U (ja
Inventor
勝蔵 粉川
克彦 山本
勇幸 久保田
康高 浜子
勝 伊東
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転皿によって液体を霧化し、これを気化装置
で気化する液体気化装置に関するものであり、液体の気
化量を安定化することを目的とするものである。
そして、本考案はこの目的を遠戚するために霧化容器の
霧化粒子出口近傍の内壁部分に凹部を形成したものであ
り、以下本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図〜第5図において、1は電熱ヒータ2を有する気
化筒で、この下方の一側方に突出部3を形成し霧化燃料
の入口通路4が設けられている。
この気化筒1の内部に仕切板5が位置している。
また上部には全周に多数の炎孔7を形成したバーナヘッ
ド6が載置されている。
8は燃焼火炎を示す。
9は断熱材である。10は霧化容器で、−側方に霧化燃
料の出口11が形成されており、この出口11近傍の内
壁部分には第2図のごとく凹部10′が形成されている
12はダンパーで、これに開口部13と軸14が形成さ
れている。
ダンパー12は霧化容器10の内部に回転自在に入って
いる。
15はシール用のゴムパツキン、16は蓋体である。
17はレバーで、一端はダンパー12の軸に固定されて
おり、このレバー17によってダンパー12を手動で回
動させるようになっている。
18はファンケース、19は下部筒で前記の霧化容器1
0とファンケース18及び下部筒19は各々連設して固
定されている。
20はモータで、この回転軸21には回転皿22.ファ
ンインペラ23、ポンプインペラ24が固定されている
また回転皿22は霧化容器10内に、ファンインペラ2
3はファンケース18内に、さらにポンプインペラ24
はポンプケース28内に位置している。
25は下部筒19に設けられた空気吸込口である。
26は支持板で、モータ20とサブタンク27が固定さ
れている。
29は給油パイプで、一端がポンプケース28部に、又
他端は回転皿22上に開口している。
30はドレンパイプで、一端はサブタンク27に、又他
端は霧化容器10の内部に開口している。
31はレベラー32とサブタンク27を連通ずる送油パ
イプである。
33は基板である。
次に動作を説明する。
まず、電熱ヒータ2に通電し気化筒1を200〜250
°Cに予熱する。
予熱完了後にモータ20に通電すると同軸上に固定され
た回転皿22.ファンインペラ23.ポンプインペラ2
4が回転する。
これによってサブタンク27内の燃料がポンプインペラ
24によって回転皿22に一定量連続して供給され、遠
心力によってこの燃料は回転皿22の外方全周に飛散し
霧化される。
霧化した燃料はダンパー12の開口部13を通って気化
筒1の内壁に当りガス化する。
ダンパー12の開口部13以外に当った燃料はダンパー
12の内壁を落下し霧化容器10の底部からドレンパイ
プ30を通ってサブタンク27内にもどる。
一方フアンインペラ23によって吸込まれた空気はダン
パー12の開口部13を通って気化筒1内に入り気化ガ
スと混合してバーナヘッド6の炎孔7より外方に噴出し
、燃焼火炎8を形成する。
またダンパー12を回転させることによって、開口部1
3の大きさが変化し、気化筒1に入る霧化燃料の量が増
減すると同時に燃焼に必要な空気も増減する。
すなわち、本実施例ではダンパー12の回動によって常
に空燃比を一定に保ちながら燃焼量の調節ができる。
例えばダンパー12の開口部13の開口角度を45°と
しポンプによって回転皿22上に白灯油を20、000
kcaJ / h(約2.5//h)針供給したとすれ
ば気化筒1に入る燃料は20.000X45°/360
0となり2.500hCa//hが得られる。
また霧化容器10との関係位置によりダンパー12、開
口部13の有効開口角度を順次小さくし9°とすれば5
00kca / / hが得られることになる。
このようにダンパー12の開口角度の設定と回動によっ
て燃焼量を自由に設定し且つ巾広い調節ができる。
消火は、モータ20への通電を切り停止させることによ
って簡単にできる。
またダンパー12の開口部13を完全に閉にしてもこの
消火は行える。
次に本実施例の特徴についてのべる。
すなわち、本実施例では霧化容器10内に凹部10′を
設けたことに大きな特徴を有するものであり、この凹部
10′により次のような効果が得られる。
本実施例では回転皿22によって全周に液体が微粒子と
なって飛散しこの一部が気化筒1に入り、残りはダンパ
ー12及び霧化容器10の内面に当り回転皿22の回転
方向に沿う流れを形成する。
ここで、従来は上記ダンパー12や霧化容器10の内壁
に当って液化し、回転皿22の回転方向に沿って流れる
液体がその流れによりそのまま気化筒1内に流入してし
まい、これによってこの気化筒1での気化量を大きく変
動させていた。
これに対して、本実施例であれば霧化容器10の内壁を
回転皿22の回転方向に沿って流れる液体が凹部10′
に当たることにより下方に偏流させられることとなる。
このため、この液体は霧化容器10の底部からドレンパ
イプ30を通ってサブタンク27に戻され、けして従来
のごとく気化筒1内に流入することとはない。
このため、気化筒1での液体気化量は安定し、これによ
りその燃焼状態もきわめて安定したものとなるのである
もちろん、本考案を加湿器に適用すれば加湿量が安定し
て快適な加湿が行える。
以上のように本考案はこれを液体燃料燃焼装置に適用す
ればその燃焼状態を良好にすることができ、また加湿器
に適用すれば快適な加湿を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を液体燃料燃焼装置に適用し
た断面図、第2図は同液体燃料燃焼装置の要部拡大断面
図、第3図〜第5図は同液体燃料燃焼装置の要部拡大斜
視図である。 1・・・・・・気化筒(気化装置)、10・・・・・・
霧化容器(霧化装置)、10′・・・・・・凹部、22
・・・・・・回転皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転皿を収納した霧化容器と、この霧化容器の霧化粒子
    出口に連結した気化装置とを備え、上記霧化容器にドレ
    ンパイプを連結するとともに、この霧化容器の上記霧化
    粒子出口近傍の内壁部分に凹部を形成したことを特徴と
    する液体気化装置。
JP2138779U 1979-02-20 1979-02-20 液体気化装置 Expired JPS605219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2138779U JPS605219Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 液体気化装置

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JP2138779U JPS605219Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 液体気化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55122021U JPS55122021U (ja) 1980-08-29
JPS605219Y2 true JPS605219Y2 (ja) 1985-02-18

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ID=28854160

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JP2138779U Expired JPS605219Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 液体気化装置

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JPS55122021U (ja) 1980-08-29

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