JPS5827228Y2 - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
- Publication number
- JPS5827228Y2 JPS5827228Y2 JP15539878U JP15539878U JPS5827228Y2 JP S5827228 Y2 JPS5827228 Y2 JP S5827228Y2 JP 15539878 U JP15539878 U JP 15539878U JP 15539878 U JP15539878 U JP 15539878U JP S5827228 Y2 JPS5827228 Y2 JP S5827228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid fuel
- fuel
- vaporization
- combustion
- fuel combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば石油コンロ、石油ストーブ等の如く比
較的小発熱量で使用され、かつ火力調節範囲の広いこと
が望まれる気化予混合方式の液体燃料燃焼装置に関する
ものである。
較的小発熱量で使用され、かつ火力調節範囲の広いこと
が望まれる気化予混合方式の液体燃料燃焼装置に関する
ものである。
気化予混合方式の液体燃料燃焼装置としては、従来種々
のものが試みられているが、倒れも小発熱量燃焼に不適
当であったり、或いは火力調節の範囲が狭かったりする
など、使用上の不便を伴なうものであった。
のものが試みられているが、倒れも小発熱量燃焼に不適
当であったり、或いは火力調節の範囲が狭かったりする
など、使用上の不便を伴なうものであった。
例へば気化式バーナは従来実用化されている最小燃焼量
は1500Kcat/h程度でこれよう小燃量を得るこ
とは技術的に困難かつ不経済的である。
は1500Kcat/h程度でこれよう小燃量を得るこ
とは技術的に困難かつ不経済的である。
また、空気噴射により噴霧ノズルから霧化燃料を噴射さ
せ、気化筒へ送る方法も試みられているが、これも最小
燃焼量は1000 K c a t/ h程度である。
せ、気化筒へ送る方法も試みられているが、これも最小
燃焼量は1000 K c a t/ h程度である。
これに対し高速回転する回転皿の面に燃料を供給し、そ
の全周縁より射出する霧化燃料のうち一部の位相範囲の
ものを選択的に取出して気化室に送る方式のものに於て
は最小燃焼量が500Kca/。
の全周縁より射出する霧化燃料のうち一部の位相範囲の
ものを選択的に取出して気化室に送る方式のものに於て
は最小燃焼量が500Kca/。
/h程度1で得られ、かつ最大2500Kca、/。
/h程度筐で無段階に調節できるので前記の使用目的に
適合し使い勝手のよいものである。
適合し使い勝手のよいものである。
然るにこの方式で気化量を任意に調節し、かつ調節操作
の各位置に於て気化量を安定させるためには回転皿の全
周縁から均一の霧化量が射出されることが必要であるが
、従来のものに於ては回転皿周縁の各位相の間で射出む
らを生じたり、または同位相に於ても時間的に射出量の
変動を生じたりした。
の各位置に於て気化量を安定させるためには回転皿の全
周縁から均一の霧化量が射出されることが必要であるが
、従来のものに於ては回転皿周縁の各位相の間で射出む
らを生じたり、または同位相に於ても時間的に射出量の
変動を生じたりした。
従って、火力の無段調節が円滑さを欠きまたは火力が若
干息をつく状態が見られるなどの支障があった。
干息をつく状態が見られるなどの支障があった。
この考案は上記の問題点を改善せんとするもので、以下
本考案の一実施例を図面とともに説明する。
本考案の一実施例を図面とともに説明する。
第1図〜第3図において、1はバーナ体で、上部に冠装
したバーナキャップ6とで炎ロアを形成し、内部に配設
した混合仕切板5によって、上方に混合気室1a、下方
に気化室1bを形成する。
したバーナキャップ6とで炎ロアを形成し、内部に配設
した混合仕切板5によって、上方に混合気室1a、下方
に気化室1bを形成する。
4は気化室1bの側部に突出し、かつ開口した霧化燃料
入口である。
入口である。
2は気化室1bの周囲に埋設した気化ヒータである。
回転皿22、ファンインペラ23、ポンプインペラ24
はともに回転軸21に取付けられ、モータ20により駆
動される。
はともに回転軸21に取付けられ、モータ20により駆
動される。
レベラー32から送油パイプ31を通じてサブタンク2
7に供給された燃料油は常時定位を保つ。
7に供給された燃料油は常時定位を保つ。
ポンプインペラ240回転によりポンプケース28より
吐出した燃料油は給油パイプ29によシ回転皿22の中
央上面に流下する。
吐出した燃料油は給油パイプ29によシ回転皿22の中
央上面に流下する。
ファンインペラ23の回転により下部筒19の空気吸込
口25から吸引された空気はファンケース18の上部か
ら吐出し、霧化容器10に供給される。
口25から吸引された空気はファンケース18の上部か
ら吐出し、霧化容器10に供給される。
霧化容器10はその側方を開口して霧化燃料出口11と
し、断熱材9を挾んで気化室1bの霧化燃料人口4と連
通接続する。
し、断熱材9を挾んで気化室1bの霧化燃料人口4と連
通接続する。
12は霧化容器10に内装し回動可能のダンパーで、霧
(tffi料出口11の開口度調節を司る。
(tffi料出口11の開口度調節を司る。
30は霧化容器10とサブタンク27を連通させたドレ
ンパイプである。
ンパイプである。
なお、14はダンパー12の軸、17はハンドルで、こ
のハンドル17によりダンパー12を回動させる。
のハンドル17によりダンパー12を回動させる。
この装置の動作について説明すると、先ず気化ヒータ2
に通電してバーナ体1の各部が所定の温度になって予熱
を完了したとき、次にモータ20に通電すると、回転皿
22、ファンインペラ23、ポンプインペラ24が回転
し、回転皿22の上面に流下した燃料油は遠心力により
回転皿22の全周縁より霧化粒子となって射出する。
に通電してバーナ体1の各部が所定の温度になって予熱
を完了したとき、次にモータ20に通電すると、回転皿
22、ファンインペラ23、ポンプインペラ24が回転
し、回転皿22の上面に流下した燃料油は遠心力により
回転皿22の全周縁より霧化粒子となって射出する。
ところが、その大部分はダンパー12に当たって下方に
滴下し、さらにドレンパイプ30を通ってサブタンク2
7に還流し、lたダンパーの開口部を通過した残りの霧
化燃料はバーナ体1の気化室1bに射出する。
滴下し、さらにドレンパイプ30を通ってサブタンク2
7に還流し、lたダンパーの開口部を通過した残りの霧
化燃料はバーナ体1の気化室1bに射出する。
同時にファンインベラ230回転によす霧化容器10に
供給された空気もダンパー12の開口部を通過して気化
室1bに送出される。
供給された空気もダンパー12の開口部を通過して気化
室1bに送出される。
気化室1bに射出された霧化燃料は気化室1bの高温壁
に接触して気化ガスとなり、空気と混合しつつ加温され
て炎口Iから噴出する。
に接触して気化ガスとなり、空気と混合しつつ加温され
て炎口Iから噴出する。
従ってこれに点火すれば直ちに燃焼を開始する。
このような構成において、ダンパー12の開度を変化す
ると、気化室1bへ射出される霧化燃料の量が変化する
と同時に、空気の送出量も変化するので、空燃比を常に
一定に維持しつX燃焼量を加減することができ、常に完
全燃焼を安定して継続することができる。
ると、気化室1bへ射出される霧化燃料の量が変化する
と同時に、空気の送出量も変化するので、空燃比を常に
一定に維持しつX燃焼量を加減することができ、常に完
全燃焼を安定して継続することができる。
ダンパー12の最大開口度(例えば45°)に於て強火
燃焼(例えば2500Kca/:/h)に設定すれば、
開口度を175に絞り弱火燃焼(500Kc a z/
h )としても十分に安定した燃焼が得られるものであ
る。
燃焼(例えば2500Kca/:/h)に設定すれば、
開口度を175に絞り弱火燃焼(500Kc a z/
h )としても十分に安定した燃焼が得られるものであ
る。
上記の如く本燃焼装置は小型燃焼器具用として効用の大
なるものがあるが、第4図の22a1第5図の22bに
示すような従来の回転皿を使用したものに於ては不都合
な点があった。
なるものがあるが、第4図の22a1第5図の22bに
示すような従来の回転皿を使用したものに於ては不都合
な点があった。
即ち高速回転をするこれらの回転皿22a 、22b面
上に給油パイプ9から流下された燃料が均一の厚さで展
開せず波状の隆起を生じ、霧化燃料の発生量が回転面2
2a 、22b周縁でむらとなり、かつこれが移動する
現象を生ずる。
上に給油パイプ9から流下された燃料が均一の厚さで展
開せず波状の隆起を生じ、霧化燃料の発生量が回転面2
2a 、22b周縁でむらとなり、かつこれが移動する
現象を生ずる。
また回転皿22a、22b上面に流下する燃料がその中
心から少しずれると霧化発生量の片寄りが大きくなる。
心から少しずれると霧化発生量の片寄りが大きくなる。
従ってダンパー12の開口部を通過する霧化燃料の密度
に位相的あるいは時間的むらを生じ、燃焼量を調節した
ときにスムーズに連続的変化を示さず、普た調節を一定
としたときも火力に息つきの様子が見受けられる。
に位相的あるいは時間的むらを生じ、燃焼量を調節した
ときにスムーズに連続的変化を示さず、普た調節を一定
としたときも火力に息つきの様子が見受けられる。
これに対して第3図の回転皿22につして述べると、こ
の回転皿22は複数個の環状突所Kが同心円状に形出さ
れ、中央に円形の窪みを形成する。
の回転皿22は複数個の環状突所Kが同心円状に形出さ
れ、中央に円形の窪みを形成する。
この回転皿22上に流下する燃料がこの窪みの底面に達
する範囲内では多少の中心ずれがあっても外周縁から射
出する霧化燃料の密度に片寄りを生じない。
する範囲内では多少の中心ずれがあっても外周縁から射
出する霧化燃料の密度に片寄りを生じない。
また各環状突所Kが中心部のものより外周部のものへと
順次高くしてあり、燃料が遠心力で最外周縁に達する筐
でに各奥面の上で展開し、ついで次の奥面に飛散するこ
とを確実に繰返し、最終の縁端部を離れる射出微粒子は
完全に均7分布をなす。
順次高くしてあり、燃料が遠心力で最外周縁に達する筐
でに各奥面の上で展開し、ついで次の奥面に飛散するこ
とを確実に繰返し、最終の縁端部を離れる射出微粒子は
完全に均7分布をなす。
本考案は上記の如く回転皿の窪みに流下する燃料が多少
の中心ずれがあっても霧化燃料の射出に片寄りを生ずる
ことがない。
の中心ずれがあっても霧化燃料の射出に片寄りを生ずる
ことがない。
また複数個の環状突所を順次に渡って最外周の縁端から
射出する霧化燃料の密度は均一に安定する。
射出する霧化燃料の密度は均一に安定する。
従ってダンパーの開度に比例して気化量が変化するので
火力の調節を無段階にスムーズに行うことができ、かつ
火炎の息つきもなくなる。
火力の調節を無段階にスムーズに行うことができ、かつ
火炎の息つきもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる液体燃料燃焼装置の
縦断面図、第2図は同液体燃料燃焼装置の霧化容器と気
化室の横断面図、第3図a + bは液体燃料燃焼装置
の回転皿の断面図と上面図、第4図および第5図は従来
の回転皿の縦断面図である。 1・・・・・・バーナ体、2・・・・・・気化ヒータ、
4・・・・・・霧化燃料入口、5・・・・・・混合仕切
板、6・・・・・・バーナキャップ、1・・・・・・炎
口、9・・・・・・断熱材、10・・・・・・霧化容器
、11・・・・・・霧化燃料出口、12・・・・・・ダ
ンパー、18・・・・・・ファンケース、19・・・・
・・下部筒、20・・・・・・モータ、21・・・・・
・回転軸、22・・・・・・回転皿、23・・・・・・
ファンインペラ、24・・・・・・ポンプインペラ、2
5・・・・・・空気吸込口、27・・・・・・サブタン
ク、28・・・・・・ポンプケース、29・・・・・・
給油パイプ、30・・・・・・ドレンパイプ、31・・
・・・・送油パイプ、32・・・・・・レベラー。
縦断面図、第2図は同液体燃料燃焼装置の霧化容器と気
化室の横断面図、第3図a + bは液体燃料燃焼装置
の回転皿の断面図と上面図、第4図および第5図は従来
の回転皿の縦断面図である。 1・・・・・・バーナ体、2・・・・・・気化ヒータ、
4・・・・・・霧化燃料入口、5・・・・・・混合仕切
板、6・・・・・・バーナキャップ、1・・・・・・炎
口、9・・・・・・断熱材、10・・・・・・霧化容器
、11・・・・・・霧化燃料出口、12・・・・・・ダ
ンパー、18・・・・・・ファンケース、19・・・・
・・下部筒、20・・・・・・モータ、21・・・・・
・回転軸、22・・・・・・回転皿、23・・・・・・
ファンインペラ、24・・・・・・ポンプインペラ、2
5・・・・・・空気吸込口、27・・・・・・サブタン
ク、28・・・・・・ポンプケース、29・・・・・・
給油パイプ、30・・・・・・ドレンパイプ、31・・
・・・・送油パイプ、32・・・・・・レベラー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 霧化容器の中で回転する回転皿に液体燃料を供給し
、その周縁により射出する霧化燃料の一部を気化室に送
り1気化室で発生された気化燃料をバーナで燃焼させる
とともに、上記回転皿には同心円状に複数個の環状奥面
を形成したことを特徴とする液体燃料燃焼装置。 2 上記複数個の環状奥面ば中心側のものより外周側の
ものを順次高く形成したことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15539878U JPS5827228Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15539878U JPS5827228Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573111U JPS5573111U (ja) | 1980-05-20 |
JPS5827228Y2 true JPS5827228Y2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=29144391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15539878U Expired JPS5827228Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827228Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI725542B (zh) | 2018-09-25 | 2021-04-21 | 日商東洋紡股份有限公司 | 水分散性之微粒子、抗微生物劑及生物膜去除劑 |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15539878U patent/JPS5827228Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573111U (ja) | 1980-05-20 |
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