JPS604861Y2 - 自動二輪車用機器盗難防止装置 - Google Patents

自動二輪車用機器盗難防止装置

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JPS604861Y2
JPS604861Y2 JP546982U JP546982U JPS604861Y2 JP S604861 Y2 JPS604861 Y2 JP S604861Y2 JP 546982 U JP546982 U JP 546982U JP 546982 U JP546982 U JP 546982U JP S604861 Y2 JPS604861 Y2 JP S604861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock hole
cover
panel
key unit
electronic device
Prior art date
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Expired
Application number
JP546982U
Other languages
English (en)
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JPS58107986U (ja
Inventor
圭司 日下
準一 渡辺
俊雄 富樫
正治 登
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
Priority to JP546982U priority Critical patent/JPS604861Y2/ja
Publication of JPS58107986U publication Critical patent/JPS58107986U/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車の車体に取り付けられる電子機器
の盗難防止装置に関するものである。
(従来の技術) 近来自動二輪車の居住性の向上を目的として、自動二輪
車にラジオやカーステレオ、更に走行中の平均時速を算
出したり、車速を一定に保つ等の機能を備えたドライブ
コンピュータ等の電子機器を搭載することが望まれてい
る。
既に、自動二輪車のシート下や、リヤフェンダ前部上面
に荷物収容部を設ける考えは知られている(実公昭51
−3582峰、実開昭52−63847号)。
しかしこれら荷物収容部を単に電子機器収容部として利
用することは、乗車中に電子機器の操作が困難になるこ
とから実用的でない。
又車体前部に設けた風防装置に計器盤を設ける考えが既
に知られている(実公昭52−22042−号)。
しかし、単にこの考えを流用して、計器盤と同様に電子
機器を設置することは、自動二輪車では駐車放置する場
合に容易に破損、盗難を受ける不具合があることから、
困難である。
そこで第1図に示すような構成が考えられる。
車体の一部としての風防板1は自動二輪車の走行ハンド
ル2の前方に起立する透明樹脂製の上部覆い1aとその
下端に結合され車体前部を覆う強化樹脂製の下部覆い1
bとから主に構成されており、風防板1の内側に固着さ
れた支持枠(図示せず)を介して前記車体に支持されて
いる。
第2図は運転者が矢印×1方向に見た斜視図である。
風防板1は車体前部を水平方向に囲むように設けられ、
風防板1の下部覆い1bの内側には棚状のパネル1cが
一体に設けられている。
パネルICにはスピードメータ3、タコメータ4が嵌込
まれ、又ラジオ、カーステレオ、無線機、ドライブコン
ピュータ等の電子機器5,5′及び防水スピーカ6が嵌
込まれている。
更に右側には物入れ7が嵌込まれている。
電子機器5の前後方向近傍のパネル1cには施錠機構8
,8が設けられており、電子機器5′の左側近傍のパネ
ル1cにも施錠機構8′が又右側にはカバー9を摺動自
在に収納支持する長方形の長孔10が設けられている。
第3図は電子機器5,5′をカバー11,9で覆い、施
錠した状態を示す図である。
カバー9は第1図の状態から引出されて電子機器5′を
覆うように施錠される。
又カバー11は通常例えば物入れ7(第2図)に収納さ
れており、必要な時には取出されて図示のように電子機
器5を覆い施錠される。
第3図のIV−IV断面図である第4図で明らかなよう
に、カバー9の裏面に設けられたノブ9aがパネル1c
に設けられた孔12に嵌入し、施錠機構8′のキーユニ
ット13に設けられた掛止め部14に噛合している。
掛止め部14は、図に示すように外側からキー15をキ
ーユニット13に差込み、操作することによって施錠、
解錠が行なわれる。
カバー9の他端は第3図の■−■断面図である第5図で
明らかなように、カバー9に設けられた段部9bが長孔
10に係止されるように□なっている。
なお第3図のIV’−IV’断面は第4図と同様である
電子機器5,5′をパネル1c上の1箇所にまとめて、
1枚のカバー9、又はカバー11を用いて1度に覆うよ
うにしてもよい。
ところが上記構成では、大型の部材である風防板1にキ
ーユニット8,8′を取付ける必要があり、製作に不便
である。
又カバー9は通常除去されており、その場合に孔12が
露出していることから、キー15等の小物を落し込んだ
り、ごみが入り込む不具合が生じる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の構成では、自動二輪車を駐車放置する場合に
容易に破損、盗難を受けるという問題を有している。
又上記改良例では、大型の部材である風防板にキーユニ
ットを取付ける必要が生じるばかりでなく、風防板内に
小物を落し込んだり、ごみが入り込むという問題を有し
ている。
本考案は、上記問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、第6図及び第7図に一例を示すように;自動
二輪車の車体前部を覆う風防板1の内周面に、棚状のパ
ネル1cを設け;パネル1cに上面が露出するよう電子
機器5を嵌込み;上記電子機器5に隣接してパネル1c
に錠孔20を設け;錠孔20の下方にばね受は部23を
設け;ばね受は部23と錠孔20間に錠孔蓋24を配置
し;錠孔蓋24とばね受は部23間にスプリング25を
縮設することにより、錠孔蓋24の上部が錠孔20に弾
性的に嵌合して閉塞し得るようにし;錠孔20に対し電
子機器5を隔てた反対側のパネルICに引掛は部18を
設け;引掛は部18に引掛は得るフック17を有するカ
バー16を設け;カバー16の錠孔20に対する位置に
下方に突出するキーユニット19を設け、又キーユニッ
ト19に側方に突出する掛止め部21を設けて、キーユ
ニット19をばね受は部23に抗して錠孔20に差込み
、パネル1cの裏面に掛止め部21を噛合せることによ
り、施錠し得るようにするとともに;露出するキーユニ
ット19の上面からキー22を差込み得るようにしたこ
とを特徴とする自動二輪車用機器盗難防止装置である。
(実施例) 第6図において、カバー16は左端にフック17を有し
、パネル1cに設けられた引掛は部18に掛は止められ
ており、右端は施錠機構18によりパネル1cに固定施
錠されている。
カバー16に下方に突出するように設けられたキーユニ
ット19はパネル1cに設けられた孔20に嵌合し、キ
ーユニット19より側方に突出した掛止め部21が錠孔
20の下縁に噛合うようになっており、カバー16の上
方よりキー22がキーユニット19に差込まれ、キー2
2を操作することによって掛止め部21が回動して施錠
、解錠されるようになっている。
パネル1cと一体に設けられたばね受部23とキーユニ
ット19との間にはばね受部23側のみが解放された略
円筒形の施錠蓋24が設けられ、蓋24とばね受部23
間にはスプリング25が縮設されており、施錠蓋24は
第7図に示すように、カバー16を外せば錠孔20を塞
ぐようになっている。
(考案の効果) 本考案によれば、次の効果が期待できる。
(a) 電子機器5がカバー16によって保護され、
破損、盗難を受ける心配が無くなる。
(b) キーユニット19に側方に突出する掛止め部
21を設けると共に、キーユニット19をばね受は部2
3に抗して錠孔20に差込み、パネル1cの裏面に掛止
め部21を噛合せることより、施錠し得るようしたこと
から、パネルICの裏面を施錠機構の一部として利用す
ることができるようになり、施錠構造が簡素化する。
(C) 錠孔蓋24とばね受は部23間にはスプリン
グ25を縮設することにより、錠孔M24の上部が錠孔
20に弾性的に嵌合して閉塞し得るようにしたことから
、カバー16を除去した場合には自動的に錠孔20は閉
塞され、錠孔20内に小物(キー22等)を落し込むお
それが無くなる。
(d) カバ−16除去時には、自動的にパネルIC
の表面が滑かになることから、美観が向上し、又走行時
の風によって異音が発生するおそれも無くなる。
しかも錠孔20に指が引掛かったりすることが無いこと
から、走行時に電子機器5を操作する場合等でも、操作
性か損われることはない。
(別の実施例) (al カバー16は電子機器5の上方を完全に覆っ
ている必要はない。
ただし、完全に覆うことによって雨、はこり等から電子
機器5を保護できる利点がある。
パネル1cとカバー16との間をゴムパツキン等により
シールするようにすれば、更に効果は向上する (b) カバー16の裏面に電子機器5の取扱説明書
を張付けておくと一層便利である。
(e) カバー16の一部に孔を開け、カバーしたま
まで機器の操作ができるようにすることもできる。
(d) 電子機器5を燃料タンク等に取付けることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は風防板を取付けた自動二輪車の左側面部分図、
第2図、第3図は改良途中の一例を示す斜視図及び部会
斜視図、第4図、第5図はそれぞれ第3図のIV−TV
断面図及び■−■断面図、第6図は本考案による盗難防
止装置の縦断面図、第7図は第6図の構造の作用を説明
するための縦断面図である。 1・・・・・・風防板、1c・・・・・・パネル、5・
・・・・・電子機& 16−−−−−−カバー、17・
・・・・・フック、18・・・・・・引掛は部、19・
・・・・・キーユニット、20・・・・・・錠孔、21
・・・・・・掛止め部、22・・・・・・キー、23・
・・・・・ばね受部、24・・・・・・錠孔蓋、25・
・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動二輪車の車体前部を覆う風防体1の内周面に、棚状
    のパネル1cを設け;パネル1cに上面が露出するよう
    電子機器5を嵌込み;上記電子機器5に隣接してパネル
    1cに錠孔20を設け;錠孔20の下方にばね受は部2
    3を設け;ばね受は部23と錠孔20間に錠孔蓋24を
    配置し;錠孔蓋24とばね受は部23間にスプリング2
    5を縮設することにより、錠孔M24の上部が錠孔20
    に弾性的に嵌合して閉塞し得るようにし;錠孔20に対
    し電子気器5を隔てた反対側のパネル1cに引掛は部1
    8を設け;引掛は部18に引掛は得るフック17を有す
    るカバー16を設け;カバー16の錠孔20に対する位
    置に下方に突出するキーユニット19を設け、又キーユ
    ニット19に側方に突出する掛止め部21を設けて、キ
    ーユニット19をばね受は部23に抗して錠孔20に差
    込み、パネル1cの裏面に掛止め部21を噛合させるこ
    とにより、施錠し得るようにするとともに;露出するキ
    ーユニット19の上面からキー22を差込み得るように
    したことを特徴とする自動二輪車用機器盗難防止装置。
JP546982U 1982-01-18 1982-01-18 自動二輪車用機器盗難防止装置 Expired JPS604861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP546982U JPS604861Y2 (ja) 1982-01-18 1982-01-18 自動二輪車用機器盗難防止装置

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JP546982U JPS604861Y2 (ja) 1982-01-18 1982-01-18 自動二輪車用機器盗難防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS58107986U JPS58107986U (ja) 1983-07-22
JPS604861Y2 true JPS604861Y2 (ja) 1985-02-13

Family

ID=30018271

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JP546982U Expired JPS604861Y2 (ja) 1982-01-18 1982-01-18 自動二輪車用機器盗難防止装置

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JPS58107986U (ja) 1983-07-22

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