JPS6048058B2 - バブルメモリデバイス - Google Patents

バブルメモリデバイス

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Publication number
JPS6048058B2
JPS6048058B2 JP9252177A JP9252177A JPS6048058B2 JP S6048058 B2 JPS6048058 B2 JP S6048058B2 JP 9252177 A JP9252177 A JP 9252177A JP 9252177 A JP9252177 A JP 9252177A JP S6048058 B2 JPS6048058 B2 JP S6048058B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic field
chip
bubble memory
memory device
Prior art date
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Expired
Application number
JP9252177A
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English (en)
Other versions
JPS5427328A (en
Inventor
博文 太田
一夫 梅山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5427328A publication Critical patent/JPS5427328A/ja
Publication of JPS6048058B2 publication Critical patent/JPS6048058B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加工および組立の簡易化を目標としたバブルメ
モリデバイスの磁石ブロックに関するものである。
一般にバブルメモリデバイスは、ガーネット等の磁性薄
膜およびこの磁性薄膜上に形成された軟強磁性体薄膜の
パタンよりなるバブルメモリチップと、該チップを支持
固定するセラミックなどを材料とする基板(パッケージ
)と、該基板上に形成され該チップと外部回路間との信
号伝搬を行なうリード線と、該チップに対して水平な回
転磁界を与えるコイルブ上ツクと、該チップに対して垂
直なバイアス磁界を与える磁石ブロックとから主に構成
されている。
第1図a、bは従来のバブルメモリデバイスの磁石ブロ
ックの一例を示す平面図及び要部断面図である。第1図
において1はフェライト磁石であり、バブルが安定に存
在するためのバイアス磁界を与えるものである。2はソ
フトフェライト等によつて形成された整磁板であり、磁
石1から出た磁束を均一にする働きがある。
3はパーマロイなどによつて形成されたシールドケース
であり、磁石1から出た磁束のリターンバスおよび外来
磁界に対して磁気シールドをする働きがある。
従来、磁石はデバイスの高さ寸法を小さくするために、
厚さが177Z77!程度の平板磁石が使用されている
この平板磁石材料としてはチップの最適バイアス磁界の
温度特性と磁石ブロックのバイアス磁界の温度特性を合
わせるために一般に焼結体のNo、−フェライトが用い
られている。山−フェライトは単独では折れ、欠けなど
が生じるため加工性が悪く、量産化するためには厚さを
27nm以上にしなければならなかつた。したがつて、
バブルメモリデバイスの小形化の点においても問題があ
つた。本発明は、上述した欠点を解消するためになされ
たもので、磁石材料として加工性の良いフレキフシブル
磁石を用いたものである。
フレキシブル磁石はゴムあるいはプラスチックとBa−
フェライトの複合材料で、折れ、欠けなどがなく、切断
、パンチ加工などを簡単に行なうことができる可撓性の
すぐれた磁石であり、残留磁束密度は約52200四U
SS)保磁力は20000eと従来使用されてきた焼結
体のBa−フェライトに比べて同等の磁気特性を持つて
いる。以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第2図A,bは本発明を説明するためのバブルメモリデ
バイスの平面図及び要部断面図である3第2図における
バイアス磁界HBは次式で与えられる。ここて田は磁石
の動作点での磁束密度、Amは磁石の断面積、Agは空
隙断面積、fは漏洩係数(〜1.5)である。
従つてバイアス磁界として、100(0e)を得るため
には田は150(ガウス)あれば良い。第3図はフレキ
シブル磁石の減磁曲線の一例を示したものでありBd=
150ガウスのときのパーミアンス係数Pを求めるとP
=0.08となる。
第2図におけるパーミアンス係数は次式で与えられる。
ここでrはレラクタンス係数(〜1.5)、Lmは磁石
の長さ、Lgは空隙の長さである。
(2)式においてLg=6(瓢)とすると必要な磁石の
厚さ(??)は0.22(T!n)となる。フレキシブ
ル磁石の量産化が容易である最低厚さは0.57Trm
でありこの厚さのフレキシブル磁石を用いた結果必要な
バイアス磁界が得られた。この磁石ブロックのバイアス
磁界を1000eに設定した後−50〜+100りC(
各3紛間)の温度サイクル試験(500サイクル)にか
けた結果、バイアス磁界の変化量は±0.020e(試
料数10個)以下であり、安定性において問題のないこ
とが確認された。また、バブルメモリデバイスは高密度
実装等の数多くの長所を持つているが、その一つとして
情!報の不揮発性があげられる。
回転磁界はバブルを駆動させるためのものであり、書込
み,読み出し時以外は消費電力を低減させるために停止
させておく必要がある。従来、回転磁界をスタート,ス
トップさせたときのバブルの動作マージンはスタ4ート
,ストップさせないときの動作マージンに比べて悪くな
ることが知られている。例えばISORISS.GER
GISらのr′NleEffectsOfD.CInp
janeFieldOntheOperatiOnOf
FieldAccessBubblEMemOryDe
vicesョ(IEEETRANSACTIONONM
AGNETICS,VOL.MAGNO.lJANUA
RYl976)によればスタート,ストップさせたとき
にはスタート,ストップ5させないときに比べ動作マー
ジンが10%狭くなることが示されている。
この原因としてスタート,ストップ時に他のバブルおよ
びパーマロイパタン等の影響をうけバブルが安定に存在
できないためである。スタート,ストップ時にバブルが
安定に−O存在できるためには面内にバイアス磁界の1
〜5%の面内磁界を印加する方法により解決できる。こ
の方法として例えば以下の2つの方法がある。対策法(
a)特開昭51−101429に述べられている如く、
第45図に示した如くチップをバイアス磁界に対して傾
斜させて実装する方法がある。
対策法(b) W.J.DeBOnteらの“4MAGNETICAL
LYPERMEABLEADHESIVESANDAD
I−[ESIVE−JOINEDSHIELDSTRU
CTURES″(1977年INTER.MAG)によ
れば第5図に示した如く、整磁板の上下の面を傾斜させ
ることにより、バイアス磁界をチップに対して傾斜させ
ている。
上述した方法では以下の如き欠点がある。
対策法(a)ではシールドケースに平行な整磁板面に対
してチップを数度傾斜させなければならない。従つて製
作上数度の角度を精度良く出すための精密な治具を必要
とする。対策法(b)では整磁板材料として軟強磁性体
、すなわちフェライトを使用しているため磁石材料のフ
ェライトと同様の理由で加工性に乏しい。まして上面と
下面との間に数度の傾斜をつけることは実用上不可能で
ある。本発明は磁石材料としてフレキシブル磁石を使用
したことから、これらの欠点も解消できた。
第6図に、本発明による磁石ブロックの要部断面略図を
示す。磁石の厚さによる起磁力の差は空隙に対しては整
磁板により均一な磁界となる。第7図は本発明により製
作した磁石ブロックのバイアス磁界の分布を示したもの
であり、チップ領域では均一性0.5%が得られており
、特性的には全く問題がないことが判明している。なお
、参考のために焼結体磁石の特性も示した。以上述べた
如く、本発明による効果は甚大であり、バブルメモリデ
バイスの製品化に必要不可欠てある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,bは従来の代表的な磁石ブロックを示す図、
第2図A,bは磁石ブロックを示す図、第3図はフレキ
シブル磁石の減磁曲線図、第4図はスタート,ストップ
動作におけるマージン低下に対する対策法(a)を示し
た図、第5図は対策法(b)を示した図、第6図は本発
明の他の実施例を示す要部断面図、第7図はバイアス磁
界分布を示す特性図である。 1・・・磁石、2・・・整磁板、3・・・シールドケー
ス、4・・・チップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バブルメモリチップと磁石体とを具備して成り、上
    記磁石体の上記チップの主表面に対向する面は上記チッ
    プの主表面に平行な面に対し傾斜した面を成し、上記磁
    石体の厚さが左右方向で異なるように上記傾斜した面を
    フレキシブル磁石によつて形成したことを特徴とするバ
    ブルメモリデバイス。
JP9252177A 1977-08-03 1977-08-03 バブルメモリデバイス Expired JPS6048058B2 (ja)

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JP9252177A JPS6048058B2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 バブルメモリデバイス

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JP9252177A JPS6048058B2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 バブルメモリデバイス

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JPS5427328A JPS5427328A (en) 1979-03-01
JPS6048058B2 true JPS6048058B2 (ja) 1985-10-25

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JP9252177A Expired JPS6048058B2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 バブルメモリデバイス

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JPS6050691A (ja) * 1983-08-30 1985-03-20 Fujitsu Ltd 磁気バブルメモリ装置

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JPS5427328A (en) 1979-03-01

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