JPS6040491A - 繰出可能のはしご部材を有する消火用はしご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第１項のプリアンプルに記載
の繰出可能はしご部材を有する多部分消火用はしごに関
するものである。

イ、従来の技術 繰出可能のはしご部材を有していて、これら部材のスト
リンガが、互いに対角方向控えを介して固定結合されて
いる上・下ブームを有し℃いろ公知の消火用はしごは、
上・下プームが、高い捩り強さおよび曲げ強さを有する
ような断面形状を有している。これを達成するために、
複数のビードや角縁部を含む複雑な断面をもつストリン
ガが使用されている。これらのストリンガは、更に、横
控えや４角管のような付加形材により補強される。

この形式は、たとえば独逸特許第２８　４４　’４３９
号により公知である。種々のはしごセットの製作は、し
たがって高い費用を要する。個々のはしご部材も断面形
が異なるため、量産が難しい。溶接シームは、一部は内
部溶接（点溶接もしくはローラ点溶接）で作らねばなら
ない。製作費節減のために、ロボット使用により溶接す
ることは、事実上不可能である。

ｏ発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、繰出可能のはしご部材を有する消火用
はしごであって、ストリンガか十分な捩れ強さと曲げ強
さを有しながら簡単な断面形状に構成されており、この
結果、ロボット溶接による量産が可能な形式のものを製
造することにある。

ハ問題点な解するための手段 本発明の基本課題は、特許請求の範囲第１項に記載の通
り、一体形成されたＴ字形形羽な用いることにより、ま
た、同じく第６項記載の通り、２つの形材（ＩＩ字形と
２字形の形材）を用いることにより、解決された。両芙
施例には、特許請求の範囲第６項に記載の付加的な２字
形もしくはＬ字形を用いて、下部ブームが４角管断面を
有するようにし、加えて対角方向控えが４角管断面内へ
突入するようにすることができる。このようにした場合
、捩り強さおよび曲げ強さが更に増大せしめられる。

消火用はしごの横バーは、Ｔ字形ベースの下側に、丁字
形の付は根のところに接して配置され、そこで溶接接合
されるか（本発明の第１の変化形）もしくはＬ字形形材
の下側に、足状部の根本のところに接して配置され、溶
接接合されるかする（第２の変化形）。

二発明の効果 本発明による構成では、下部ブーム用に、溶接技術上好
都合なユニット式ストリンガ形材が造り出せる利点が得
られる（個別のはしご部材は等しい下部ブーム断面をも
つ）。はしご部材の個別部品（横バー、下部ブーム形材
、対角方向控え、上部ブーム）は、外部溶接により簡単
に相互に固定接合することができる。このため、ロボッ
トを用いて溶接でき、費用のかからない量産が可能とな
る。本発明によれば、原則として付加的補強材を溶接接
合する必要はないので、溶接シームは６０％ないし４０
％減らすことができる。下部ブームが４角管横断面をも
つ実施例の場合、内部の防錆処置は不要である。すべて
の部材が気密に溶接接合されるからである。上・下の補
強ビードや下部ブーム４角管形材は、たとえば、はしご
に救出用パケットもしくはリフトを用いる場合のための
（リモートコントロール用）ケーブル閉鎖受容部として
構成しておくのが有利である。これにより、在来の形式
の場合のようなケーブル茶内管は不要となる。

本発明の別の利点は、＠接の対角方向控えの上端が互い
に向き合って配置され、上部ブームと浴接されている点
である。上部ブームは、下方向き足状部を有する偏心的
な４角管から成るようにするのが有利である。下部尾状
部の外側には、対角方向控えの上端部が溶接されている
。この溶接もロボットにより簡単に行なうことができる
。上部ブームの４角管もケーブル案内部として用いるこ
とができる。下部ブームの断面形状同様、上部ブームの
それも寸法は種々であるが、形状そのものは一様である
。

対角方向控えの下端部は、横バーが溶接されている下部
ブーム個所に溶接（外部溶接により）しておくのが有利
である。これにより、下部ブーム（／Ｃ結節点が形成さ
れ、対角方向控えと横バーの力の流れが、この結節点で
連続的に伝えられる状態になる。

下部ブームの内側のＵ字形形成部分や外面は、上に来る
はしご部材下部ブームの走行路もしくは滑動路として役
立つ。下部ブームの適当な個所には、垂直案内と側部案
内のためのスライダが取付けられている。

横バーの平面内には、場合によっては、付加的なＬ字形
形材が、大体において下部ブーム形材の形式に従って補
強のため必要個所に取付けられている。

最後に、本発明の特徴のもう一つの特別な利点は少なく
とも２つの隣接はしご部材の対角方向控えが、所属の下
部プームないしは上部ブーム疋対して等しい傾斜角度で
配置されている。これにより、次のような大きな利点が
得られる。すプｚわち、異なるはしごセットの個々のは
しご部材が同じ装置で溶接できる利点が得られろ。

ホ、実施例 次に本発明の実施例を図面につき説明する。

第１図には、消火用はしご１とその６つのはしご部材２
，３，４，５，６．７の、一方の側のストリンガおよび
横パー２０が示されている。個々のはしご部材２〜７ば
、下部ブーム８の区域に入３１を有している。スライダ
２９は、垂直案内として役立ち、スライダ３１は、横パ
ー２０の軸方向での水平案内として役立っている。

個々のはしご部２〜７は横パー２０を有し、バー２０の
端部は２つの下部デーム８と溶接しておく。各下部ブー
ムは、垂直に配置された斜めに延びる゛対角方向控え１
０の下端部と溶接されている。

控え１０の上端部は、所属の上部プーム９の下側のとこ
ろに、外部溶接により固定接合されている。

はしご部２〜７の各上部プーム９は、大体において等し
い断面を有し、下方向き足状部２７をもつ偏心的な４角
管２６から成っている。足状部２７の外側は、対角方向
控え１０の固定に用いられる４角ｖ２６の上側および下
側は、リフト３０用のローラ走行路ないし滑動路として
用いられる。

上部ブー・ム９同様、個々の下部ブーム８も寸法は異な
るが、断面形状は一様である。第１図の下部デーム８は
、大体において付加２字形もしくはＬ字形の形材１９を
もつ不等脚Ｔ字形形材１１により形成されており、した
がって２部分から成っている。

Ｔ字形形材１１はベース１２をもち、その自由端部のと
ころには補強ビード１３が形成されている。このビード
は上向きに形成されている。Ｔ字形形材１１の上方の、
長いほうの脚１４ば、内側向きのビード１６を有してい
るが、下方の、短いほうの脚１５は、外方向きの９０°
の角縁部を有している。内側向きの上方補強ビード１６
と下方の９０°角縁部１７との間には、外側に２字形も
しくはＬ字形の形材１９が５溶接されており、この結果
、下部デーム８の４角形の閉じられた中空横断面が形成
され、これにより付加的な補強が達成される。

はしご部の横パー２０は、ベース１２の下側に、９０°
の角縁部の根本に接して配置され、そこに溶接されてい
る。対角方向控え１０の下端部は、２字形もしくはＬ字
形形材１９内の相応の上方切欠きを通して、下部デーム
８の４角形中空断面内へ延びており、９０°の角縁部１
７の上側のところに当てつけられ、そこに溶接されてい
る。

溶接シームは、すべて、外部溶接により作られるので、
部材はロボットによる溶接で量産可能である。

下部もしくは上部のプームの補強ビード１３゜１６や４
角形中空部の内部には、リモートコントロール用ケーグ
ル３３の収容可能である。リモートコントロール用のケ
ーブル３４は、最上部はしご部材７の下部ブームの内角
内にも布設されている。

第２図には他の下部デーム８のｌＪｉ面部が示しである
。この断面部は、とりわけ３つの個別形材から成ってい
る。すなわち、端部に相互に向き合っている補強ビード
２１，２２をもつＬ字形形材１８、外方向き下部足状部
２３を構成するための２字形形材２４．４角形中空横断
面部彫成のための、第１図の実施例に従ったもう１つの
付加的２字形もしくはＬ字形の形材１９から成っている
。

上記の個々の形材は、すべて平らな薄板を折り曲げぶち
出して、前製作され、横パー２０および対角方向控え１
０と、第６図、第４図、第５図に示した形式で溶接され
る。

まず、第３図に見られるように、個々の横パー２０が、
間隔をおいて、下部２字形形材２４のところに溶接され
る。同じように対角方向控え１０はＬ字形形材１８の外
側と溶接される。次いで、第３図と第４図の溶接部分は
、第２図に従って溶接され、横バー２０はＬ字形形材１
８の下側と溶接される。続いて、対角方向控え１０用上
部切欠き２５をもつ２字形形材１９（第５図）が、外側
に付加され、上側と下側が他の両部材１８．２４と溶接
される。対角方向控え１０の下端部は、横バー２０の固
定個所に来るので、控え１０と横バー２０との間には、
良好な力の伝達が可能になる結節点が形成される。この
ようなわけで、下部ブーム８は、もとの平板な薄板から
相Ｊｉｉ＞　ｉｃ　Ｊｊｉり曲げ、ビードをつけられ、
簡単に製作でき、しかも、形材部分、横バー２０、対角
方向控え１０を外部溶接により接合できる。この場合、
溶接シームは僅かにとどまるが、軽量の極めて安定的な
、捩り強く、曲げ強いブームが製作される。

第６図には、別の実施例の、第２図に対応する部分が示
されている。この場合、２字形形材２４（第２図）の代
りにＬ字形形材２４′が用いられている。これにより、
Ｌ字形形材１８のところに形成されている２字形形材２
４接合個所用くぼみは不要となる。これは、特に２字形
形材２４（第２Ｍンの代りに簡単なＬ字形形材２４′の
みが用いられるためである。

【図面の簡単な説明】

第１図は６つのはしご部材を有する消防用はしごの右半
部を略示した正面図、第２図は別の構成のはしご部材の
下部ブーム断面図、第６図、第４図、第５図、第６図は
、第２図の下部ブームの組立て順序を斜視図で示した図
である。 図において： １・・・消防用はしご ２〜７・・はしご部材 ８・・・下部ブーム ９・・・上部ブーム １０・・・対角方向控え １１・・・Ｔ字形形材 １３．１＆、２１．２２・・・補強ビード１７・・・９
０°角Ｒ部 １９・・・２字形形材 ２０・・・横バー 代理人　浅　利　皓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１〕　直立フレームと固定結合された最も外側のはし
   ご部材（２）の方向に繰出可能のはしご部材（３，４，
   ５，６，７）を有しており、これらの部材のストリンガ
   には下部ブーム（８）と上部ブーム（９）とが備えられ
   、これらのブーム（８゜９）が対角方向の控え（１０）
   を介して相互に固定結合されている形式の消火用はしご
   （１）において、下部ブーム（８）として、９００旋回
   された不等脚１字形材（１１）が備えられており、この
   形材（ｉｔ）のペース（１２）には、自由端部のところ
   に補強ビード（１３）が形成され、同じく形材（１１）
   の上方の長いほうの脚（１４）には、内側向きの補強ビ
   ード（１６）が、また下方の短いはうの脚（１５）には
   、外方向きの９０゜の角縁部が形成されており、ｌ０え
   て面補強ビード（１３，１６）の間に位置する断面区域
   か、少なくとも部分的に、隣接する等しい断面形状のは
   しご部材下部ブーム形材のための走行路ないし滑動路と
   して役立つことを特徴とする繰出可能の消火用はしご。 （２）はしごの横パー（２０）が、Ｔ字形ベース（１２
   ）の下側に、７字形の付は根のところに接して配置され
   、そこに溶接接合されているごとを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の消火用はしご。 （３）　下部ブーム（８）とし℃、９０°旋回されたＬ
   字形形材（１８，１ｇ）が備えられており、この形材の
   脚が、自由端部のところに、相互に向き合った補強ビー
   ド（２１，２２）を有しており、かつまた、外側の角縁
   部のところには２字形もしくはＬ字形の形材（２４，２
   ４’）が溶接接合されており、この結果、外方向きの下
   部足状部（２３）が形成され、加えて、面補強ビード（
   ２１，２２）の間の断面区域が、少なくとも部分的に、
   隣接位置の等断面形状はしご部材下部ブーム形材（８）
   のための走行路ないし滑動路として役立つことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の繰出可能の消火用はし
   ご。 （４）はしごの横バー（２０）が、Ｌ字形形材（１８）
   の下側に、足状部の根本のところに接して配置され、そ
   こに溶接接合されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第６項記載の消火用はしご。 （５）上部ブーム（９）と結合された対角方向の控え（
   １０）が、上部補強ビード（１６，２２）を有する脚の
   外側のところに外方向き下方角縁部（１７）ないし足状
   部（２３）の上側に接して配置され、そこに外側溶接接
   合されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項か
   ら第４項までのいずれか１つの項に記載の消火用はしご
   。 （６）　下部ブーム（８）が、上部補強ビード（１６゜
   ２２）と下部の外側９０’角Ｒ部（１７）ないし足状部
   （２３）との間に、外側浴接された付加的な２字形また
   はＬ字形の形材（１９）を有しており、この結果、４角
   管の断面が形成され、加えて対角方向の控え（１０）が
   ４角管断面内へ突入していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項かこ。 （力　横バー（２０）の平面内に、下部ブーム（８）と
   平行に延びるＬ字形形材（１９’）が、大体において下
   部ブーム形材（１９）の形式に従って備えられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の消火用はし
   ご。 （８）隣接する対角方向控え（１０）の上端部が相互に
   向き合って配置されており、上部ブーム（９）と溶接接
   合されていて、このブーム（９）が、下方向きの足状部
   （２７）を有する偏心的な４角管（２６）として構成さ
   れ、この足状部（２７）の外側が対角方向控え（２０）
   の溶接ベースとして役立っていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１項に記載
   の消火用はしご。 （９）補強ビード（１３，１６；２１．２２）および（
   または）上部ブーム４角管（２６）の内部がケーブル受
   容部として役立つことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第２項までのいずれか１つの項に記載の消火用は
   しご。 ００）上記ブームの４角管（２６）の上側および下側が
   リフ）（３０）用のローラ走行路な（・しくま滑動路と
   して役立っていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第９項までの（・ずれ力）１つの項に記載の消火
   用はしご。 −一　−ご、 Ｑｌｌ　少なくとも２つの瞬接はしご部材（２，３゜４
   ．５．６．γ）の対角方向の控え（１０）が、所属の下
   部ブーム（８）ないし上部ブーム（９）に対して等しい
   傾斜角度をもって配置されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項から第１０項のいずれか１つの項に記
   載の消火用はしご。