JPS6038501Y2 - 把手環の取付金具 - Google Patents

把手環の取付金具

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Publication number
JPS6038501Y2
JPS6038501Y2 JP17739280U JP17739280U JPS6038501Y2 JP S6038501 Y2 JPS6038501 Y2 JP S6038501Y2 JP 17739280 U JP17739280 U JP 17739280U JP 17739280 U JP17739280 U JP 17739280U JP S6038501 Y2 JPS6038501 Y2 JP S6038501Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle ring
mounting bracket
container body
edges
ring mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP17739280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5798230U (ja
Inventor
勝美 熊坂
Original Assignee
長島 広久
長島 定雄
八洲工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 長島 広久, 長島 定雄, 八洲工業株式会社 filed Critical 長島 広久
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 1産業上の利用分野ヨ 本考案は、石油缶等の金属容器その他の容器本体に把手
環を装着せしめる取付金具に関する。
1従来の技術ヨ 従来の把手環の取付金具は、第1図および第2図に示す
如く容器本体を持ち上げた際に両端縁部に引っ張り荷重
が大きく掛り、或いは持ち運び中に偏荷重を受けた側の
片側端縁部が引き伸ばされて把手環が外れ易くなり、こ
の個所の強度を増すために金属板の材質を厚く硬くする
必要があった。
然るに、これらの取付金具は電気溶接にて容器本体に溶
着するため、板厚が厚くなると溶着不良の原因ともなり
、あまり板厚を厚くすることも出来なかった。
1本考案の目的ヨ 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、電気溶接を行
うことができる程度の薄い材料を使用し、容器本体を運
ぶ際、把手環との遊びを少なくして偏荷重或いは衝撃的
な引張荷重等が掛っても把手環が挿通せる側の両端縁が
容易に上方へめくれ上ることがなく、且つ、製作が容易
で低コストな把手環の取付金具を得るにある。
1本考案の目的を達成するための手段ヨ 本考案は、金属板の一部に断面へ状の凸状を設け、その
両端は水平部となり、この凸条内に把手環の一辺を挿通
せしめた後、前記水平部を容器本体に電気溶接にて溶着
して前記把手環を回動自在に装着せしめる取付金具にお
いて、前記把手環が挿通せる側の凸条または凸条と水平
部の両方の両端縁を内側へ少なくとも二重以上に折り曲
けたことによって、前記目的を遠戚したものである。
1本考案の実施例ヨ 以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する
第3図、第4図および第6図に示す実施例において、金
属板の一部に断面へ状の凸条1を設け、その両側は水平
部2,2となり、この凸条内に把手環3の一辺を挿通せ
しめた後、前記水平部2゜2を容器本体4に電気溶接に
て溶着して前記把手環3を回動自在に装着せしめる取付
金具は、前記把手環3が挿通せる側の凸条1および水平
部2゜2の両方の両端縁5,5を内側へ二重に折り曲げ
たものである。
上記実施例にあっては、把手環3の一辺を凸条1内に挿
通させた状態で、取付金具を容器本体4上に載置せしめ
、水平部2,2に設けられた電気溶接用突部6,6によ
って容器本体4にスポット溶接すれば、把手環3は容器
本体4に回動自在に装着されるのである。
以上のように構成された本実施例にあっては、両端縁5
,5は内側へ二重に折り曲げであるので、電気溶接を容
易に行うことができる程度の薄い材料でも両端付近の板
厚は2倍の厚さになると共に、容器本体4の上面と凸条
1の両端付近の空隙は少なくなり把手環3の遊びは少な
い。
従って、容器本体4を把手環3を持って持ち上げた際、
把手環3は取付金具の凸条1の内面に平均に当接するの
で、偏荷重或いは衝撃的な引張荷重等が掛っても両端縁
5,5が容易に上方へめくれ上ることがない。
また、この取付金具を製作する上で、特にコイル材を順
送金型で成型する場合、両端縁5,5を折り曲げたこと
により、折り曲げた部分に材料の寸法誤差を吸収できる
ので、コイル材の巾そのものを利用して加工できると共
に、薄い材料でも腰が強くなるので、送りミス等による
不良発生率が少なくなり容易に低コストで加工できると
いった作用効果が得られる。
つぎに、第5図および第7図に示す本考案の異なる実施
例につき説明する。
なお、これらの実施例の説明に当って、前記実施例と同
−構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
第5図の実施例において、前記実施例と主に異なる点は
、折り曲げ部分を凸条1の両端縁5a。
5aのみとした点で、このように構成しても前記実施例
と同様な作用効果が得られる。
第7図の実施例において、前記実施例と主に異なる点は
、凸条1と水平部2,2の両方の両端縁5.5を内側へ
三重に折り曲げた点で、このように構成すれば、より強
度大となり重量の重い容器にも十分使用に耐えることが
できる。
1本考案の効果ヨ 以上の説明から明らかな如く、本考案にあっては次に列
挙する効果がある。
(1)把手環が挿通せる側の両端縁を内側へ少なくとも
二重以上に折り曲げたので、容器本体の上面と凸条の両
端付近の空隙は少なくなり把手環の遊びを少なくするこ
とができる。
従って、容器本体持ち運ぶ際、把手環は取付金具の凸条
の内面に平均に当接するので、偏荷重或いは衝撃的な引
張荷重が掛っても両端縁が容易に上方へめくれ上ること
がない。
(2)両端縁を折り曲げることにより、電気溶接を容易
に行うことができる程度の薄い材料でも両端付近の板厚
は2倍の厚さになり強度大となる。
従って、金属板の板厚を平均に薄くし資材を節約し得る
と共に、電気溶接の際の溶着不良を減少することができ
る。
(3)両端縁を折り曲げることにより、この取付金具を
製作する上で、特にコイル材を順送金型で成型する場合
は、折り曲げた部分に材料の寸法誤差を吸収できるので
、コイル材の巾そのものを利用して加工できると共に、
薄い材料でも腰が強くなるので、送りミス等による不良
発生率が少なくなり容易に低コストで加工できる。
(4)両端縁を折り曲げたことにより、容器本体に取付
金具を溶接する手作業の際、手袋の繊維にパリが絡むこ
とがなく作業性が向上し、素手でも掌を痛める危険は減
少する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の取付金具の使用状態を示す
説明図、第3図は本考案の一実施例の使用状態を示す一
部拡大断面図、第4図は同じく本考案の一実施例を示す
平面図、第5図は本考案の異なる実施例を示す平面図、
第6図および第7図は各実施例における装着状態を示す
拡大一部縦断面図である。 1・・・・・・凸条、2・・・・・・水平部、3・・・
・・・把手環、4・・・・・・容器本体、5,5・・・
・・・両端縁、5a、5a・・・・・・凸条のみの両端
縁、6,6・・・・・・電気溶接用突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板の一部に断面几状の凸状1を設け、その両側は水
    平部2,2となり、この凸条内に把手環3の一辺を挿通
    せしめた後、前記水平部2,2を容器本体4に電気溶接
    にて溶着して前記把手環3を回動自在に装着せしめる取
    付金具において、前記把手環3が挿通せる側の凸条1ま
    たは凸条1と水平部2,2の両方の両端縁5,5を内側
    へ少なくとも二重以上に折り曲げたごとを特徴とする把
    手環の取付金具。
JP17739280U 1980-12-09 1980-12-09 把手環の取付金具 Expired JPS6038501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17739280U JPS6038501Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 把手環の取付金具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17739280U JPS6038501Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 把手環の取付金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798230U JPS5798230U (ja) 1982-06-16
JPS6038501Y2 true JPS6038501Y2 (ja) 1985-11-18

Family

ID=29971232

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JP17739280U Expired JPS6038501Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09 把手環の取付金具

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JPS5798230U (ja) 1982-06-16

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