JPH0124363Y2 - - Google Patents

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JPH0124363Y2
JPH0124363Y2 JP11247985U JP11247985U JPH0124363Y2 JP H0124363 Y2 JPH0124363 Y2 JP H0124363Y2 JP 11247985 U JP11247985 U JP 11247985U JP 11247985 U JP11247985 U JP 11247985U JP H0124363 Y2 JPH0124363 Y2 JP H0124363Y2
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JP
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case body
air cleaner
cover
lever member
pressing
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JP11247985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアクリーナカバーのクランプ装置
に関するものである。
(従来技術) 従来、エンジンのエアクリーナにおいては、ク
リーナエレメントの交換のためエアクリーナカバ
ーはケース本体に着脱し得る構造になつており、
一般に上記エアクリーナカバーはケース本体に設
けられたクランプ装置(固定金具)でケース本体
に固定するようになつている。
上記エアクリーナカバーのクランプ装置とし
て、例えば実開昭56−57956号公報には、ケース
本体の側壁部に側壁面外方向へ揺動自在にレバー
を枢着し、上記レバーの枢着部と操作部の間の途
中部にフツク部材を連結し、上記フツクの係止部
をカバーの周縁部に係合させた状態でレバーを下
方へ揺動させてカバーをクランプするようにした
ものが記載されている。
このように、従来のクランプ装置は、一般にレ
バーをケース本体の側壁に略直交する方向へ揺動
させるようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報に記載されたクランプ装置や従来の一
般のクランプ装置では、クランプ装置のレバーを
ケース本体の側壁に略直交する方向へ揺動させる
ようになつていたので、そのクランプ装置の周辺
にはレバーを揺動操作するためのスペースを空け
ておかなければならず、そのスペースに他の機器
等を配置できなくなるという問題があつた。
また、上記スペース上の制約から、上記レバー
の寸法も制約され、長く操作性に優れたものとす
ることが困難であつた。
しかも、レバーやフツクが別物品に形成されて
いるため、それらの構造も複雑化し、製作・組付
けコストの面でも有利なものではなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るエアクリーナカバーのクランプ装
置は、エアクリーナケース本体とエアクリーナカ
バーのいずれか一方に支持部を設け、エアクリー
ナケース本体の側壁に沿つて揺動自在となるよう
に弾性線材製のレバー部材の一端を上記支持部に
枢着し、上記レバー部材の他端に操作部を形成
し、上記レバー部材の枢着部と操作部の間の部分
にはエアクリーナケース本体とエアクリーナカバ
ーの一方を他方に押圧する第1押圧部を形成する
とともにこの第1押圧部と操作部の間の部分には
上記他方を上記一方に押圧する第2押圧部を形成
したものである。
(作用) 本考案に係るエアクリーナカバーのクランプ装
置は以上のように構成されるから、弾性線材製の
レバー部材の操作部を把んでケース本体の側壁に
沿つて揺動させ且つ操作部を側壁から遠ざかる方
向へ付勢しながら、第1押圧部をケース本体とカ
バーとの一方に当接させるとともに第2押圧部を
他方に当接させると、枢着部で拘束されているレ
バー部材の弾性力によつて第1押圧部で上記一方
が他方へまた第2押圧部で上記他方が一方へ押圧
されることになる。
(考案の効果) 本考案に係るエアクリーナカバーのクランプ装
置においては、以上説明したようにレバー部材が
ケース本体の側壁に沿つて揺動するように構成し
たので、ケース本体の側壁に沿う非常に狭いスペ
ース内でレバー部材を操作することができるため
エンジンルーム内スペースを有効活用することが
出来る。
このように、レバー部材を長くしてもスペース
的に何ら支障がないので、レバー部材を長く形成
して操作性を向上させるとともにそのクランプ力
を強化することが出来る。
更に、レバー部材は従来のクランプ装置におけ
るレバーとフツクとを兼ねるものであるが、この
レバー部材が弾性線材で1部品に形成されている
ので、製作・組付けコストの面で有利である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本実施例に係る自動車の乾式エアクリーナ1
は、第1図及び第2図に示すようにエアクリーナ
ケース本体2(以下ケース本体という)と、エア
クリーナカバー3(以下カバーという)とそれら
の内部に収容されるクリーナエレメント4とから
成り、上記ケース本体2は平面視略矩形状で、そ
の内部にクリーナエレメント4を収容するのに十
分な深さの箱状に形成され、上記ケース本体2の
側部に適当長さの空気取入口5が設けられてい
て、ケース本体2の底部中央部には空気通風孔が
設けられ、吸気通路に連結される。
上記ケース本体2の周縁部にはケース本体2の
側壁2bの上端から延びる断面略逆U字状のフラ
ンジ部2aが形成されている。
上記カバー3は、ケース本体2に冠着し得るよ
うにケース本体2よりも幾分大きく平面視略矩形
状に形成され、カバー3の周縁部近傍には凹部3
aが形成され、その凹部3aの外周側に断面略逆
U字状のフランジ部3bが形成され、このカバー
3のフランジ部3bはケース本体2のフランジ部
2aに外嵌するように該フランジ部2aよりも幅
が広く、このフランジ部3bの内面には全周に互
つて合成樹脂製のシール材3cが接着されてい
る。
上記ケース本体2にカバー3を冠着して固定す
るため、ケース本体2の4面の側壁2bの略中央
部には、夫々各クランプ装置6が次のように設け
られている。
第2図〜第4図に示すように、各クランプ装置
6のレバー部材7を枢着するための支持金具8
は、ケース本体2の側壁2bの高さ方向略中段部
よりやや上方に配設され、上記支持金具8の全巾
の約1/3に相当する中央部が凸部8aに形成され、
その凸部8aの中央には、レバー部材7を枢着す
るための枢支孔8bが設けられている。
また、上記凸部8aの両側の取付部8cがケー
ス本体2の側壁2bにスポツト溶接にて固着され
る。
上記レバー部材7は、1本のバネ鋼製の線材を
曲げ加工して作られており、その基端部には上記
支持金具8の枢支孔8bに枢着される枢着部7a
が形成され、その先端部にはレバー部材7を操作
するための操作部7bが形成されている。
上記レバー部材7の枢着部7aは、ケース本体
2の側壁2bに対して略垂直となるように形成さ
れ、この枢着部7aが上記支持金具8の枢支孔8
bに枢着され、支持金具8の凸部8a内に臨むそ
の内端部には抜け止の為の鍔部7cが設けられて
いる。
上記枢着部7aから延びるレバー部材7は支持
金具8の外側近傍にてケース本体2の側壁2bに
沿うように曲げられており、これにより上記レバ
ー部材7は枢着部7aを中心として側壁7bに沿
つて上下に揺動自在となつている。
上記レバー部材7の枢着部7aと操作部7bの
間の略中央部にはカバー3をケース本体2に押圧
する第1押圧部7dが形成されまたこの第1押圧
部7dと操作部7bの間の略中央部にはケース本
体2をカバー3に押圧する第2押圧部7eが形成
されている。
即ち、第2図〜第4図に示すように上記レバー
部材7の枢着部7aから操作部7bへ至る途中部
には、枢着部7aから斜め上方へカバー3のフラ
ンジ部3bの上面に至る第1直線部7fと、この
第1直線部7fの先端に連なり且つ上記フランジ
部3bの上面に沿い且つ平面視にて外方に開くU
字状の第1押圧部7dと、第1押圧部7dのU字
の先端側端部からケース本体2のフランジ部2a
よりも下方へ延びる第2直線部7gと、この第2
直線部7gの先端からフランジ部2aと略平行に
延びる第3直線部7hと、この直線部7hの先端
に連なり且つ側面視にて下方に開くU字状且つ平
面視にて外方へ開く略コ字状の第2押圧部7e
と、この第2押圧部7eの先端側端部からフラン
ジ部2aに平行に少しだけ延びる第4直線部7i
とが形成される。
上記第1押圧部7dの内端部には、それを下方
へ折り曲げることによりカバー3のフランジ部3
bに係合する係合部9が形成され、第1押圧部7
dをフランジ部3bの上面に当接せると係合部9
がフランジ部3bに係合し外方へ外れないように
なる。
上記第2押圧部7eは、第3直線部7hの先端
から側壁2bと直交方向内方へ延びて戻つてくる
細長いU字状を形成し且つそのU字状部分の途中
部を折り曲げて側壁2bに沿つて上方へ少しだけ
立上らせたような形状をなし、その上端部10が
ケース本体2のフランジ部2aの凹部に係合する
ようになつている。尚、操作部7bは側壁2bと
直交方向外方へ延び、扁平に形成されている。
但し、上記レバー部材7についての説明は、第
2図〜第4図に実線に図示のように上記レバー部
材7と支持金具8とからなるクランプ装置6によ
つてカバー3をケース本体2にクランプした状態
で説明したものであるから、クランプしていない
状態では第2直線部7gと第3直線部7hとの開
角は90度よりも幾分小さくなる。
以上の構成において、レバー部材7の第1押圧
部7dをカバー3のフランジ部3bに当接係合さ
せ、操作部7bを外方へ引きつつレバー部材7を
弾性変形させることにより第2押圧部7eをケー
ス本体2のフランジ部2aの下面に係合させる
と、枢着部7aで拘束されているレバー部材7の
弾性力によつて第1押圧部7dでカバー3のフラ
ンジ部3bがケース本体2に押圧される一方、第
2押圧部7eでケース本体2のフランジ部2aが
カバー3のフランジ部3bに押圧されることにな
る。
もつとも、カバー3のフランジ部3bもケース
本体2のフランジ部2aも十分な剛性を備えてい
ることから、上記のようにクランプし得る。
尚、上記第1押圧部7dと第2押圧部7eの形
状は図示のものに限るものではなく、また第1押
圧部7dでケース本体2をカバー3に押圧する一
方、第2押圧部7eでカバー3をケース本体2に
押圧するように構成してもよい。
更にまた、上記支持金具8はケース本体2では
なくカバー3の上面に固着してもよく、また支持
金具8を省略し上記レバー部材7の枢着部7aを
ケース本体2の側壁2bに一体形成した支持部に
枢着してもよい。
また、上記実施例では平面視略矩形状のエアク
リーナの為のクランプ装置6について説明した
が、本考案のクランプ装置6は平面視にて円形の
エアクリーナにも略同様に適用し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
エアクリーナの平面図、第2図は第1図−線
断面図、第3図はクランプ装置の平面図、第4図
はクランプ装置の側面図である。 2……エアクリーナケース本体、2b……側
壁、3……エアクリーナカバー、6……クランプ
装置、7……レバー部材、7a……枢着部、7b
……操作部、7d……第1押圧部、7e……第2
押圧部、8……支持金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアクリーナケース本体にエアクリーナカバー
    を冠着保持するエアクリーナカバーのクランプ装
    置において、 エアクリーナケース本体とエアクリーナカバー
    のいずれか一方に設けられた支持部と、エアクリ
    ーナケース本体の側壁に沿つて揺動自在となるよ
    うに一端が上記支持部に枢着された弾性線材製の
    レバー部材とを備え、上記レバー部材の他端に操
    作部が形成され、上記レバー部材の枢着部と操作
    部の間の部分にはエアクリーナケース本体とエア
    クリーナカバーの一方を他方に押圧する第1押圧
    部が形成されるとともにこの第1押圧部と操作部
    の間の部分には上記他方を上記一方に押圧する第
    2押圧部が形成されたことを特徴とするエアクリ
    ーナカバーのクランプ装置。
JP11247985U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0124363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11247985U JPH0124363Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11247985U JPH0124363Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JPS6220163U JPS6220163U (ja) 1987-02-06
JPH0124363Y2 true JPH0124363Y2 (ja) 1989-07-24

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JP11247985U Expired JPH0124363Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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KR100917339B1 (ko) 2007-10-30 2009-09-16 쌍용자동차 주식회사 자동차용 에어클리너 클램핑장치

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JPS6220163U (ja) 1987-02-06

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