JPS5816132Y2 - 電子銃電極 - Google Patents
電子銃電極Info
- Publication number
- JPS5816132Y2 JPS5816132Y2 JP7162078U JP7162078U JPS5816132Y2 JP S5816132 Y2 JPS5816132 Y2 JP S5816132Y2 JP 7162078 U JP7162078 U JP 7162078U JP 7162078 U JP7162078 U JP 7162078U JP S5816132 Y2 JPS5816132 Y2 JP S5816132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- electrode
- electron gun
- bent
- supporter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子銃電極の改良に関するものである。
従来、電子銃から発獣されち電子線を通過させるための
複数個の電子通過□孔を一直線上に配虜した構造のイン
ライン型電午銃電極構体の電極１は、第１図に示すよう
にその長辺側のフランジ部２に一体にこれと同一面をな
して支持子３を突設し、その先端に埋込結合強度を増加
させるための切欠き部４を形成したものや、第２図に示
すようにフランジ部２に突設した支持子５の両端部をフ
ランジ面と直角の方向にＵ字形またはＬ字形に折曲げた
形状のものなどが知られている。
複数個の電子通過□孔を一直線上に配虜した構造のイン
ライン型電午銃電極構体の電極１は、第１図に示すよう
にその長辺側のフランジ部２に一体にこれと同一面をな
して支持子３を突設し、その先端に埋込結合強度を増加
させるための切欠き部４を形成したものや、第２図に示
すようにフランジ部２に突設した支持子５の両端部をフ
ランジ面と直角の方向にＵ字形またはＬ字形に折曲げた
形状のものなどが知られている。
しかし第１図の支持子３においては、絶縁性支持体（図
示せず）が細い場合、支持子３の先端埋込部によって絶
縁性支持体に亀裂を生じさせる欠点があった。
示せず）が細い場合、支持子３の先端埋込部によって絶
縁性支持体に亀裂を生じさせる欠点があった。
第２図はこのような亀裂の発生を避けるために、支持子
５の先端を絶縁性支持体の長手方向に向けて折曲げた構
造であるが、この場合、フランジ部２と支持子５との接
続部の折曲げ強度が低下するという欠点があった。
５の先端を絶縁性支持体の長手方向に向けて折曲げた構
造であるが、この場合、フランジ部２と支持子５との接
続部の折曲げ強度が低下するという欠点があった。
またこのような欠点を避けるために、第３図に示すよう
に本体６の側面にＵ字形の支持子７を溶接固定した構造
のものも用いられている。
に本体６の側面にＵ字形の支持子７を溶接固定した構造
のものも用いられている。
しかしこの構造は２部品よりなり、溶接作業を行なわな
ければならないため、高価になるのみならず、作業性、
部品精度の点で問題が有るという欠点があった。
ければならないため、高価になるのみならず、作業性、
部品精度の点で問題が有るという欠点があった。
本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、支持子
および電極の機械的強度と剛性を高め、かつ支持子と絶
縁性支持体との結合度を強固にすると共に、コスト低減
を図り得る電子銃電極を提供することを目的とする。
および電極の機械的強度と剛性を高め、かつ支持子と絶
縁性支持体との結合度を強固にすると共に、コスト低減
を図り得る電子銃電極を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、Ｕ字形またはＬ字
形に折曲げ成形された支持子の折曲げ部を隣接するフラ
ンジ部に設けた折曲げ部と連接一体化したことを特徴と
する。
形に折曲げ成形された支持子の折曲げ部を隣接するフラ
ンジ部に設けた折曲げ部と連接一体化したことを特徴と
する。
以下本考案を図示の実施例により説明する。
第４図は本考案の一実施例の容器状電極１０を示すもの
で、薄板を絞り加工して形成され、底部１１に電子線を
通過させるための３個の電子通過孔１２が設けられ、ま
た上面のフランジ部１３の゛長坊側に一対の支持子゛５
１・４が形成されている。
で、薄板を絞り加工して形成され、底部１１に電子線を
通過させるための３個の電子通過孔１２が設けられ、ま
た上面のフランジ部１３の゛長坊側に一対の支持子゛５
１・４が形成されている。
この支持子１４は断面Ｕ字形に折曲げされると共に、こ
の折曲げされた部分１５が隣接するフランジ部１３に折
曲げ形成された折曲げ部１６と連続一体内に形成されて
いる。
の折曲げされた部分１５が隣接するフランジ部１３に折
曲げ形成された折曲げ部１６と連続一体内に形成されて
いる。
このように形成された電極１０は、第５図に示すように
支持子１４の先端部を絶縁性支持体１７に埋込んで固定
される。
支持子１４の先端部を絶縁性支持体１７に埋込んで固定
される。
第６図は本考案の他の実施例の板状電極２０を示すもの
で、薄板製の電極本体２１の中央部に一直線上に３個の
電子通過孔２２を設け、かつその長辺部２３に第３図と
同様の断面Ｕ字形に折曲げて形成された折曲げ部２４を
有し、かつこの折曲げ部２４と隣接する電極本体２１か
ら折曲げされた折曲げ部２５とを連続一体内に形成した
支持子２６が設けられている。
で、薄板製の電極本体２１の中央部に一直線上に３個の
電子通過孔２２を設け、かつその長辺部２３に第３図と
同様の断面Ｕ字形に折曲げて形成された折曲げ部２４を
有し、かつこの折曲げ部２４と隣接する電極本体２１か
ら折曲げされた折曲げ部２５とを連続一体内に形成した
支持子２６が設けられている。
また電極本体２１のねじれ強度を増すために、長辺部２
３にはプレス打ちされた突起２７が形成されている。
３にはプレス打ちされた突起２７が形成されている。
このように上記２つの実施例においては、いずれも支持
子１４，２６に設げられた折曲げ部１５゜２４と、電極
本体のフランジ部１３または電極本体２１に設けられた
折曲げ部１６．２５とが連続一体内に形成してなるので
、支持子１４．２６の強度が大巾に向上する。
子１４，２６に設げられた折曲げ部１５゜２４と、電極
本体のフランジ部１３または電極本体２１に設けられた
折曲げ部１６．２５とが連続一体内に形成してなるので
、支持子１４．２６の強度が大巾に向上する。
またフランジ部１３または電極本体２１ｖＣ折曲げ部１
６．２５を有するので、上下変形に対して強くなり、電
極間隔がくるうこともない。
６．２５を有するので、上下変形に対して強くなり、電
極間隔がくるうこともない。
またプレス加工により一部品で成形されるので、安価な
ものが得られる。
ものが得られる。
以上の説明から明らかな如く、本考案になる電子銃電極
によれば、支持子および電極本体の機械的強度と剛性を
大巾に高め、かつ支持子と絶縁性支持体との結合を著し
く強固にすると共に、安価な製品が得られる。
によれば、支持子および電極本体の機械的強度と剛性を
大巾に高め、かつ支持子と絶縁性支持体との結合を著し
く強固にすると共に、安価な製品が得られる。
第１図、第２図、第３図はそれぞれ従来の電子銃電極の
斜視図、第４図は本考案の一実施例を示す容器状電極の
斜視図、第５図は第４図に示す電極を絶縁性支持体に埋
込んだ状態の底面図、第６図は本考案の他の実施例を示
す板状電極の斜視図である。 １０・・・・・・容器状電極、１３・・・・・・フラン
ジ部、１４・・・・・・支持子、１５，１６・・・・・
・折曲げ部、２０・・・・・・板状電極、２１・・・・
・・電極本体、２３・・・・・・長辺部、２４，２５・
・・・・・折曲げ部、２６・・・・・・支持子。
斜視図、第４図は本考案の一実施例を示す容器状電極の
斜視図、第５図は第４図に示す電極を絶縁性支持体に埋
込んだ状態の底面図、第６図は本考案の他の実施例を示
す板状電極の斜視図である。 １０・・・・・・容器状電極、１３・・・・・・フラン
ジ部、１４・・・・・・支持子、１５，１６・・・・・
・折曲げ部、２０・・・・・・板状電極、２１・・・・
・・電極本体、２３・・・・・・長辺部、２４，２５・
・・・・・折曲げ部、２６・・・・・・支持子。
Claims (1)
- はぼ長方形または長円形の外形を有する絞り容器または
板状の本体の中央部に電子通過孔を設け、前記長辺側フ
ランジ部に一体に先端部を電極構体支持用の絶縁性支持
体に埋め込んで固定するための支持子を設けてなるイン
ライン型電子銃電極において、前記支持子は断面Ｕ字形
またはＬ字形に折曲げ成形され、かつこの支持子の折曲
げ部と支持子に隣接するフランジ部に連接して形成され
た折曲げ部とを連続一体内に形成したことを特徴とする
電子銃電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162078U JPS5816132Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電子銃電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162078U JPS5816132Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電子銃電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54173665U JPS54173665U (ja) | 1979-12-07 |
| JPS5816132Y2 true JPS5816132Y2 (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=28982551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7162078U Expired JPS5816132Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電子銃電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816132Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-29 JP JP7162078U patent/JPS5816132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54173665U (ja) | 1979-12-07 |
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