JPS6036180A - 通帳発行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は、金融機関等において取引の新通帳を発行する
通帳発行装置に係り、特に通帳の発行誤りを自動的に防
止することができる通帳発行装置に関す。

（ｂｌ技術の背景 近来、金融機関等における業務の合理化を達成する為の
各種の窓Ｌ１装置が開発、実用化されている。特に省力
化機器として通帳発行装置が提案されている。これは窓
１」で自動的に預金通帳等を発行するもので、通帳の中
紙への取引内容の印字。

通帳の表紙への氏名等の印字及び通帳の磁気ストライブ
への磁気記録を行って発行される。

通帳には複数種類（普通預金通帳、総合預金通帳、定期
預金通帳等）があって、これを別々に収容した供給部か
ら発行指示により選択して発行される。

この場合、発行される通帳に誤りがないことが必要であ
る。

（Ｃ）従来技術と問題点 以下、従来方法について第１図の側面図を参照して説明
する。

第１図に通帳発行装置内部を示しており、図において右
端部には異なる種類の通帳１ａ乃至ＩＣを夫々収容した
通帳供給部２ａ乃至２ｃが並設されている。

通帳供給部２ａから左方向に搬送路３が水平に設けられ
ていて、通帳供給部２ａ乃至２Ｃの下部に駆動ベルト４
が設けられ、各通帳供給部２ａ１５至２Ｃより通帳１ａ
乃至１ｃを駆動ヘルド４上に繰り出す位置にゲートＧ１
乃至Ｇ３が設りられており、制御部９の指令による図示
省略したプランジャマグネントの作動により下方に位置
し“６通ｗＬｔａ乃至ＩＣの何れかの繰り出しを誘導す
る。

通帳供給部２ａの左方、搬送路３の中央部には印字部５
が設けられており、印字部５は搬送路３を挾んで上下に
対向して印字ヘッド６．７が配置されている。

また図において左端には発行口８が設けられ、発行口８
の内部にセンサＳｌ、正逆回転する送りローラＲ１，そ
の左方の搬送路３の下側に書込み用の磁気へソドＨ１が
配置されている。

そして駆動ベルト４及び送りローラＲ１は夫々図示省略
した駆動源によって回転駆動される。

装置の下部後方に各機構部の作動を制御するｊｌｊｌ制
御部９が配置されている。

このような構成を有するので通帳１ａ乃至１ｃの何れか
を発行する時は、使用満了になった通帳１を発行口８に
挿入すると、センサＳｌが検知して送りローラＲ１が駆
動し、通帳ｌは装置内に送られて磁気ヘッド１１１によ
って口座種類及び顧客データ、例えば預金残高等の取引
データやお客の氏名、暗証番号等が読み取られ、更に印
字部５に送られて使用満了による所定の印字が行われる
。

そして送りローラＲ１が逆方向に回転して通帳１は発行
口１に返送される。

センサＳ１により返送が検知されると、磁気ヘッドＨ１
が読み取った信号によってゲートＧｌ乃至Ｇ３の何れか
１つが開き、対応する通帳１ａ乃至ＩＣの何れか１つが
繰り出されて１１送路３に送られる。

こ＼で例えば通帳１ａが繰り出されたとすると、通帳１
ａはＩｌ！送路３を矢印Ａ方向に送られて、図示省略し
たページ自動めくり機構によゲＣ開かれて、更に印字部
５迄送られて印字ヘンドロによって上側から取引内容８
例えば通帳１ａが普通預金通帳の場合には使用満了通帳
からの繰越し預金残高等が通１１１８の中紙に印字され
、印字ヘッド７によって下側からお客の氏名１口座番号
等が通帳ｌａの表紙に印字される。

その後搬送路３を矢印入方向に進んで、磁気へソドＨ１
において下側から通帳１ａの図示していない磁気ストラ
イプに暗証番号及び取引内容等が記録されて矢印入方向
に送られて発行ｌ］８より発行される。

このようにして通帳１ａ乃至ＩＣの発行を自動的に行う
ことができる。

上記例では使用満了になった通帳１を挿入して通帳種類
を読み取って供給１発行する例を説明したが、この通帳
発行装置が図示していない他の取引操作装置１例えば自
動預金支払兼用機（ＡｕＬｏｍａｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅｒ
　Ｍａｃｈｉｎｅ　：以下ＡＴＭという）等と連結され
ていて、ＡＴＶでの取引中に通ＩＪｊ　１が使用満了と
なった時に、ＡＴＭから通帳発行装置に該当する通帳ｌ
を発行する指令信号を送って上記と同様にして新通帳１
ａ乃至ＩＣの何れかを発行する方法も行われ°Ｃいる。

しかしながらこれらの方法によると、通帳供給部２ａ乃
至２Ｃに通帳１ａ乃至１ｃを補給収容するのは、人手に
依存しているので、収容時に通帳１ａ乃至ＩＣの裏表や
向きが誤ゲで逆になつ”ζいたり、異なる通帳が混入し
たりすると、発行される通帳１ａ乃至ＩＣが ０間違った位１斤に印字されたり、磁気ストライプに記
録できなかったりする。

０種類の違う通帳であったりする。

為に通帳１ａ乃至ＩＣが使用できなくなって無駄になり
、しかも後処理に手間が掛るばかりでな（、お客に迷惑
を掛けることになるという欠点がある。

これは金融機関の信用にも係るので看過できない欠点で
あり、改善することが要請されている。

（ｄ１発明の目的 本発明の目的は、上記の欠点を解決する為のもので、通
帳の発行誤りを自動的に未然防止することができる通帳
発行装置を提供するにある。

（ｅ１発明の構成 本発明は、通帳媒体の種別を認識する認識部と、発行通
帳媒体を収容する返却通帳収容部とを備え、認識部によ
り適正種別と認識された通帳媒体を印字部に送り、不適
正種別と認識された通帳媒体を返却通帳収容部に送る通
帳発行装置であり、かくすることにより目的を達成する
ことができる。

（ｆ）発明の実施例 以下本発明の一実施例について、第２図〜第４図を参照
して説明する。第２図は本発明による実施例を示す側面
図、第３図は第２図のブロフク図、第４図は第２図のフ
ローチャートである。企図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。

第２図に示すように、印字部５の右方に認識部ＩＩ及び
送りローラＲ２が設けられている。

Ｓ゛認織部１１は１ｆｆＩ帳供給部２ａ乃至２Ｇから通
帳１ａ乃至ＩＣの何れかが送られてきた時に、例えば光
学読取装置等の読取手段によって、バーコード或いはマ
ークを読んで、その正否（通帳の裏表。

向き及び口座４＠類）を認識して制御部（Ｊａ４こ信号
・を送る機能を有している。

また認識”ｌ５ＩＩの図において右あの搬送路３より右
下に向って傾斜する搬送路３ａが分岐し、その終端部に
返却通帳収容部１２が設けられてＧ）る。

搬送路３ａには図示省略した送り１コーラが設けられて
いる。

搬送路３，３ａの分岐点にはゲートＧ４が設ジノられ、
切替えゲー１−０４は常態では水平に位置し、制御部９
ａの１ｈ令により図示省略したプランジャマグネットが
作動し゛Ｃ上方に切り替えられる。

また第３図において、１点鎖線で示す範囲は制御部９ａ
を示している。

１４は認識制御部で、認識部１１の認識結果を主制御部
１９に送る機能を有している。

１５は印字制御部で、主制御部１９の指令しこより印字
へソド６，７に印字動作をさせる制御機能を有している
。

１６はセンサアンプで、センサＳ１の検知信号を増幅し
て主制御部１９に送るものである。

１７はモータドライバである。

１８はマグネントドライバで、主制御部１９からの選択
信号により対応するゲートマグネットＧＭ　１−ＧＭ　
４に駆動信号を与え、ゲー）Ｇｌ〜Ｇ４の切替制御を行
う。

１９は主制御部で、各機構部の作動制御を司るもので、
通帳１の挿入をセンサＳ１が検知した信号により送りロ
ーラＲ１，Ｒ２を回転駆動させると共に磁気ヘッドＨＩ
を起動させ、磁気へソド■４１の口座種類等の読取りデ
ータを一時記憶し、通帳１に使用満了の所定印字を行う
指令を印字制御部１５に送り、また通帳１が返送されて
センサＳｌがそれを検知した後に、ゲートＧｌ乃至Ｇ３
を選択作動させて、通帳１ａ乃至１ｃの何れかを繰出し
、駆動ベルト４及び送りローラＲ１，Ｒ２を回転駆動さ
せて搬送すると共に、通帳」ａ乃至ＩＣを正規であると
認識した認識部１１の信号により、図示省略したページ
自動め（り機構を駆動させて通帳１ａ乃至ＩＣを開いて
、記憶していた口座種類の読取りデータを出力して通帳
１ａ乃至ＩＣに口座種類等の印字を行う指令を印字制御
部１５に送り、不正と認識した信号により、ゲー１−０
４を切り替えると共に、送りローラＲＩ、ｌ？２を駆動
させる機能をｆｆシている。

Ｍｌ、Ｍ２はモータで、モータＭ１は駆動−ルト４の駆
動に用いられ、モータＭ２は送りローラＲ１，Ｒ２を回
転させるものである。

ＰＭＩ−ＰＭ４はプランジャマグネットで、ゲ−ＩＧＩ
〜Ｇ４の切り替えに使用される。

このような構成及び機能を有するので、通帳ｌａ乃至１
ｃを発行する時は、第４図に示すように、使用満了にな
った通帳１を発行口８に挿入すると、センサＳｌが検知
して送りローラＲ１が駆動し、通帳１を装置内に搬送す
る。そして磁気ヘッドＩＩｌで口座種類及び顧客データ
等を読み取って主制御部１９に記１．αし、通帳１は更
に印字部５に送られて使用満了による所定の印字が行わ
れて、送りローラＲ１の逆回転により発行口８に返送さ
れる。

センサＳ１が返送された通帳ｌを検知すると、検知信号
により主制御部１９より指令が出てプランジャマグネソ
トＰＭＩ乃至ＰＭ３が選択作動してゲートＧ１乃至Ｇ３
の何れかが切り替えられ、駆動ベルｌ−４及び送りロー
ラＲ１が回転駆動して、例えば普通預金通帳の場合に通
帳供給部２ａから通帳１ａが繰り出されると、搬送路３
を認識部１１まで送られ、認識部１１ば通帳１ａの正否
を認識し、正規の場合には、ページ自動め（り機構に送
られて通帳１ａが開かれ、更に印字部５に送られると、
印字制御部１５が起動して印字ヘット６によって通帳１
ａの中紙に取引データ、例えば預金残高等が記帳され、
印字ヘッド７によってお客の氏名２口座番号が印字され
る。

次いで通帳１ａが送りローラＲ１，Ｒ２の駆動によって
、第３図において左方に送られて、通帳１ａの磁気スト
ライブにお客の暗証番号及び取引データ等が記録されて
、発行口８から発行される。

もし不正と認識された時、即ち、裏表、向きの違い及び
ジャム等による不良通帳の時は、主制御部１９の指令に
よりプランジャマグネットＰＭ４が作動してゲー１−０
４が上方に切り替えられ、送りローラＲ１，Ｒ２が駆動
して通帳１ａは搬送路３ａを進んで、返却通帳収容部１
２に収容される。

そして再び主制御部１９から指令が出て通帳供給部２ａ
より通帳１ａが繰り出されて同様な工程を経て正しい通
帳１ａと認識されると発行される。

返却通帳収容部Ｉ２に収容された通帳１ａ乃至ＩＣは取
り出されて使用の可否を選別して使用可能なものは裏表
、向きを正して再度通帳供給部２ａ乃至２Ｃの何れかに
投入して収容される。使用不可のものは廃棄される。

このようにして使用満了になった通帳１と同し口座種類
の通帳１ａ乃至１ｃの何れかを誤りなく発行することが
できる。

また、異なる実施例を第５図、第６図（ａ）及び（ｂｌ
を参照して説明する。第５図は異なる実施例を示す側面
図、第６図は第５図のフローチャートである。企図を通
して同一符号は同一対象物を示す。

第５図が第２図で説明した実施例と異なるのは、通帳収
納部２ａ乃至２Ｃに補給収容する通帳１ａ乃至ＩＣを選
別供給する機構と、不正通帳を通帳収容部２ａ乃至２ｃ
に送る機構を備えて、発行時には誤りを少なくして通帳
１ａ乃至１ｃの発行時間を速くしてザービスを円滑にす
ることである。

即ち、第５図に示すように、右端部に通帳一括供給部２
０が設けられている。

通帳一括供給部２０の下部にはゲートＧ５が設りられて
いて、常態では水平に位置し、制御部９ｂの指令によっ
て図示省略したプランジャマグネットか作動して下方に
位置して通帳の繰り出しを誘導する。

通帳供給部２ａ乃至２ｃ及び通帳一括供給部２０の下部
に駆動ベル１−４ａが設けられている。

印字部５の図において右方に認識部２１が設けられてい
る。認識部２１は通帳１ａ乃至１ｃの種類及び正否の認
識をする機能を有している。

また認識部２１の図において右方に上方に向って１Ｍ送
路３ｂが１Ｍ送路３より分岐しており、各通帳収容部２
ａ乃至２ｃの上方まで設げられている。

、搬送路３，３ｂの分岐点にはゲー１−　Ｇ　６が設け
られ、常態では水平に位置し、制御部９ｂの指令により
、図示省略したプランジャマグネットの作動により下方
に切り替えられる。

また通帳供給部２ａ及び２ｂの上部の搬送路３ｂにはゲ
ーＩ−Ｇ７．Ｇ８が設けられ、常態では水平に位置し、
制御部９ｂの指令により図示省略したプランジャマグネ
ットが作動して上方に位置する。

搬送路３ｂには通帳１ａ乃至ＩＣを移送する図示省略し
た送りローラが設けられている。

ごのような構成を有するので、プロ図＋ａｌに示すよう
に、まず通帳供給部２ａ乃至２Ｃに通帳１’ａ乃至ＩＣ
を補給収容する時は、通帳１ａ乃至ｌＣの補給が必要な
種類の通帳を通帳一括供給部２０に纏めて投入し゛（、
図示省略した一括供給指示釦を押すと、通帳一括供給部
２０より通帳１ａ乃至ＩＣが繰り出されて、搬送路３で
認識部１１に送られて通帳１ａ乃至ＩＣ及び正否が認識
される。

通帳１ａ乃至ＩＣの種類が認識されると、搬送路３より
搬送路３ｂを通って認識された通帳種類別に通帳供給部
２ａ乃至２．ｃの何れかに送られて収容される。

また不正通帳、即ら、裏表、方向の違い及びジャム等に
よる不良通帳の場合には、搬送路３ａへ送られて返却通
帳収容部１２に収容される。

返却通帳収容部１２に収容された通帳１ａ乃至ＩＣは取
り出されて使用の可否を選別し“ζ使用可能なものは裏
表、向きを正して再度一括供給部２０に投入して繰り出
して認識部１１で認識後、該当する通帳供給部２ａ乃至
２ｃの何れかに収容される。使用不可のものは廃棄され
る。

そしてお客の通帳ｌの使用満了による通帳１ａ乃至ＩＣ
の発行の時は、第６図（ｂｌに示すように、従来例と同
様に、挿入された使用満了の通帳１の種類が読み取られ
ると、該当する通帳、１　ａ乃至１Ｃの何れかから送り
出され、認識部１１で認識され、正しい種類の通帳であ
ることが認識されると、所定の印字等が行われて発行口
８より発行される。

この場合には認識部１１で種類が違っていたり、裏表、
向きが違う通帳であると認識されることは殆どないが、
もしあれば前者の場合には該当する種類の道中に供給部
２ａ乃至２Ｃの何れかに送られて収容され、後Ｈの場合
には返却通帳収容部１２に収容される。またジャム等に
よる不良の場合にも返ハＩＪＩ帳収容ｆｌ（１２に収容
される。

このよ・うにし゛ζ通帳−一括給部２０に一括投入した
通帳１ａ乃至ＩＣを認識してから通帳供給部２ａ乃至２
Ｃに収容しζ、発行時に再度認識して発行することがで
きるので、 ■通帳の供給が容易である。

■発行誤りを防１１−することができる・■発行をスム
　ズに速（行うことができる。

という効果が（：Ｉられる。

上記の異なる実施例では、認識部２１で裏表或いは方向
が違うと認識された通帳１ａ乃至ＩＣは返却通帳収容部
１２に収容して処理する例を説明したが、装置に表裏及
び方向変換部を備えることにより、使用ｉ’ｉＪ能な通
帳は自動的に姿勢を変換し７て該当する通帳供給部２ａ
乃至２Ｇの何れかに収容することもできる。従ってこの
場合にはジャム等によゲζ使用不可となった通帳だけが
返却通帳収容部１２に収容されることになる。。

ｆｇ１発明の効果 以」二説明したように本発明によれば、使用満了になっ
た通帳と同じ口座種類の通帳を誤りなく発行することが
できるので、 ■お客に迷惑を掛けることを未然に防止してサービスの
向上を図ることができる。

■誤発行に伴う後処理が不要となる。

■通帳が有効に使用できコストが節減される。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方法を示す側面図、第２図は本発明による
実施例を示す側面図、第３図は第２図のブロック図、第
４図は第２図のフローチャー１・、第５図は本発明の異
なる実施例を示す側面図、第６図（８１及び（ｂｌは第
５図のフローチャートである。 図において、ｌｌａ〜ＩＣは通帳、２，２ａ〜２Ｃば通
帳供給部、３．３ａ＋　３ｂは搬送路、’４．４ａは駆
動ベルト、６，７は印字ヘッド、８は発行口、９，９ａ
は制御部、１１．２１は認識部、１２は返却通帳収容部
、］３は印字制御部、１４は認識制御部、１５は印字制
御部、２０は通帳一括供給部、Ｇ１〜Ｇ８はゲー１〜を
示す。 午　１　図 亭　２　犯 ￥　３　図 茶　４　コ 茅　５　凹 ぜ 吊　ｔ、ｆｄ　（ａ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数種の通帳媒体を保有する供給部と、該通帳媒体を搬
   送する搬送部と、該通帳媒体に印字を行う印字部と、該
   印字された通帳媒体を発行する発行口とを備えた通帳発
   行装置であって、通帳媒体の種別を認識する認識部と、
   発行通帳媒体を収容する返却通帳収容部とを備え、前記
   認識部により適正種別と認識された通帳媒体を前記印字
   部に送り、不適正種別と認識された通帳媒体を前記返却
   通帳収容部に送ることを特徴とする通帳発行装置。