JPS6035072Y2 - 印刷版処理装置 - Google Patents

印刷版処理装置

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JPS6035072Y2
JPS6035072Y2 JP11233978U JP11233978U JPS6035072Y2 JP S6035072 Y2 JPS6035072 Y2 JP S6035072Y2 JP 11233978 U JP11233978 U JP 11233978U JP 11233978 U JP11233978 U JP 11233978U JP S6035072 Y2 JPS6035072 Y2 JP S6035072Y2
Authority
JP
Japan
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developing
printing plate
developing step
processing
rubbing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11233978U
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English (en)
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JPS5529459U (ja
Inventor
文夫 星野
修身 辻
喜一郎 坂本
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5529459U publication Critical patent/JPS5529459U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は焼付けられた印刷版を搬送しながら現像液を与
えブラシやスポンジ等で擦って現像する処理装置に関す
るものである。
ps版等の印刷版処理装置は、現像工程、水洗工程、ガ
ム引き工程、乾燥工程から戒るのが一般である。
とくに現像工程においては画像を焼付けられたps版の
非画像部分は光硬化しないので有機溶媒やアルカリ水溶
液を含む現像液によって膨潤膜となり、膨潤膜となった
非画像部分はブラシやスポンジ等の擦り手段で容易に取
り去られ画像部のみが残される。
この現像に必要とする時間は15版の感光膜層の性質と
現像液の性質とによって異なり、比較的長時間を必要と
する。
現像工程以外の各処理工程は感光膜層や現像液の性質が
異なっても処理時間への影響をほとんど受けず略一定で
あり、時間的に見ると水洗工程・とガム引き工程は比較
的短時間であるが、乾燥工程は現像工程と同様に比較的
長時間を必要とする。
前記各処理に必要とされる時間は各処理工程のスパンに
よって決められる。
したがって印刷版の送り速度を上げ、処理能力を上げよ
うとすると処理装置全体のスパンが大きくなる。
とくに現像処理時間は必要時間より短かいと未現像とな
り、長いと調子再現不良、感脂性不良、耐刷性不良等を
生じるので、現像工程のスパンは最適な現像が行なわれ
るのに必要な時間が得られるように設定されなければな
らない。
一方現像処理以外の各処理工程のスパンは処理時間が略
一定していることから最小必要時間が得られるように設
定され、設定に際してとくに問題はない。
これらのことから、印刷版の感光膜層と現像液の性質が
異なり、かつ現像処理時間を長く必要とする印刷版の処
理では印刷版の送り速度を下げることでその目的は達成
されるが、現像処理時間を短かくする必要がある処理で
は送り速度を上げても現像処理後の各工程では所望の処
理ができなくなり、水洗不充分、乾燥不充分等のトラブ
ルを生じることになる。
そこで当分野においては、現像処理時間の変動に対処で
きる処理装置が要求されていた。
従来、写真フィルム等の可撓性を有する感光材料の現像
装置において感光材料の送り速度を変えずに現像工程の
スパンを変えて現像処理時間を変えるようにしたものが
知られている。
すなわちこの現像装置ではスパンを変えるのに現像処理
槽における現像液量を少なくしたり、現像ラックをスパ
ンの短かいものに変えることにより、現像処理時間の変
動に対処している。
しかし、印刷版のように可撓性の小さい材料は屈曲させ
て搬送することが困難であり、水平方向へ直線的に搬送
するので、上述した写真フィルムの現像装置のような方
法は用いることができず、とくに送り手段と擦り手段と
からなる現像工程を有する印刷版処理装置には応用でき
なかった。
本考案は送り速度を変えることなく、かつ全体のスパン
も変えることなく現像処理時間を複数段階に変えること
ができる印刷版処理装置を提供するためになされたもの
で、焼付けられた印刷版を搬送しながら現像液を与え、
擦り手段により版面を擦って現像する現像工程を有する
印刷版処理装置において、前記現像工程を少くとも第1
と第2の2つの現像工程に分割し、前記第1の現像工程
に複数個の擦り手段を設けるとともに、該擦り手段の少
なくとも一部を着脱可能となし、前記第1の現像工程の
擦り手段の一部を前記第2の現像工程の擦り手段として
援用することを特徴とする印刷版処理装置である。
本考案にいう第1の現像工程と第2の現像工程とは、印
刷版の進む方向に対してこの順序にあるということでは
なく、第2の現像工程が先にあって第1の現像工程が後
にあるようなものでもよい。
便宜上で第1と第2というように呼び分けたまでである
以下、本考案を実施例にて詳述する。
第1図は本考案をps版の一貫処理装置に実施した要部
側面図であり、第1の現像工程1、第2の現像工程2、
水洗工程3、ガム引き工程4、乾燥工程5からなる印刷
版処理装置である。
第1の現像工程1は送りローラ6、受ローラ7、スプレ
ィノズル8A1擦リローラ9A、9B、排液口10Aを
有する処理槽11Aからなっている。
第2の現像工程2は送りローラ6、受ローラ7、スプレ
ィノズル8B、排液口10Bを有する処理槽11Bから
なっている。
この第2の現像工程2には一対のスプレィノズル8B間
に第1の現像工程2の擦りローラ9A、9Bのいずれか
を搭載して援用できるスペース及び機構を有している(
第2図参照)。
水洗工程3は送りローラ6、スプレィノズル8C。
排液口10Gを有する処理槽11Cからなっている。
ガム引き工程4は送りローラ6、スプレィノズル8D、
排液口10Dを有する処理槽11Dからなっている。
乾燥工程は送りローラ6、熱風を与える乾燥室12から
なっている。
第1の現像工程1のスプレィノズル8Aから噴出した現
像液は排液口10Aから回収され図示してない液送手段
によって循環使用される。
第2の現像工程2のスプレィノズル8Bから噴出した現
像液は排液口10Bから回収され図示してない前記液送
手段によって第1の現像工程の現像液と共通に循環使用
される。
図示してないが、第2の現像工程のスプレィノズル8B
に至る液送系にはコックを設けである。
水洗工程3のスプレィノズル8Cから噴出シた水洗水は
排液口10Cから排出される。
ガム引き工程4のスプレィノズル8Dから噴出したガム
液は排液口10Dから回収され図示してない液送手段に
よって循環使用される。
乾燥工程5の乾燥室12へは図示してない送風手段と加
熱手段とによって温風が吹き込まれる。
そして、印刷版は左から右方へ送られながら処理される
この印刷版処理装置では、第1図に示される如く、振り
ローラ9A、9Bを共に第1の現像工程1へ搭載しスプ
レィノズル8Aへ至る液送系のコックを開き、第2の現
像工程2のスプレィノズル8Bへ至る液送系のコックを
閉とすれば、現像時間の短い処理ができる。
また、第2図に示される如く、振りローラ9A、9Bの
いずれか一方(この例では擦りローラ9B)を第2の現
像工程2へ援用し、スプレィノズル8Bへ至る液送系を
開にすれば、第1、第2の現像工程1.2による現像時
間の長い処理ができる。
第1図から第2図に示した上記2つの実施例においては
、第1の現像工程を左側に(先に)設は第2の現像工程
を右側に(後に)設けたが、第2の現像工程を左側に設
は第1の現像工程を右側に設けてもよい。
上記実施例装置においては、第1の現像工程と第2の現
像工程とを別々の処理槽に設けたが、同一処理槽内に2
つの現像工程を設けてもよい。
以上は現像工程を第1及び第2の2工程に分割する場合
の説明であるが、必要に応じ、これを3工程以上に分割
してもよく、この結果、現像処理時間を複数段階に切り
換えられることはいうまでもない。
本考案は上記したごとき印刷版処理装置であるから、送
り速度を変えることなく、かつ入口から出口までの全体
のスパンを変えることなく現像処理時間を複数段階に変
えることができる。
したがって、印刷版への焼付工程からの一貫作業を行な
うような場合においても、作業の流れを一切変更しない
で処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかわる実施例装置の要部の側面図、
第2図は第1図の擦りローラを援用した状態を示す作動
図(但し、水洗工程以後は図示省略)である。 1・・・・・・第1の現像工程、2・・・・・・第2の
現像工程、6・・・・・・送りローラ、9A、 9B、
9E・曲・擦りローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼付けられた印刷版を搬送しながら現像液を与え、擦り
    手段により版面を擦って現像する現像工程を有する印刷
    版処理装置において、前記現像工程を少くとも第1と第
    2の2つの現像工程に分割し、前記第1の現像工程に複
    数個の擦り手段を設けるとともに、該擦り手段の少なく
    とも一部を着脱可能となし、前記第1の現像工程の擦り
    手段の一部を前記第2の現像工程の擦り手段として援用
    することを特徴とする印刷版処理装置。
JP11233978U 1978-08-16 1978-08-16 印刷版処理装置 Expired JPS6035072Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233978U JPS6035072Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 印刷版処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233978U JPS6035072Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 印刷版処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5529459U JPS5529459U (ja) 1980-02-26
JPS6035072Y2 true JPS6035072Y2 (ja) 1985-10-18

Family

ID=29061058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11233978U Expired JPS6035072Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 印刷版処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3147002A1 (de) * 1981-11-27 1983-06-01 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Verarbeitungsgeraet fuer bildmaessig belichtete fotoempfindliche materialien

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5529459U (ja) 1980-02-26

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