JPS6034954A - 2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法 - Google Patents
2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法Info
- Publication number
- JPS6034954A JPS6034954A JP14247483A JP14247483A JPS6034954A JP S6034954 A JPS6034954 A JP S6034954A JP 14247483 A JP14247483 A JP 14247483A JP 14247483 A JP14247483 A JP 14247483A JP S6034954 A JPS6034954 A JP S6034954A
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1
(式中、R1, R2およびR3はそれぞれ水素原子捷
たけ低級アルキル基を表わす。)にて表わされる2−オ
キソー4−シアノオキサジノソ/類の製造方法に関する
。
たけ低級アルキル基を表わす。)にて表わされる2−オ
キソー4−シアノオキサジノソ/類の製造方法に関する
。
本発明の上記一般式にて表わされる2−オキシ−4−7
7ノ′オキサゾリジン類はα−アミノ酸や医薬、農薬等
の合成用中間体として有用な化合物であシ、例えば、2
−オキソ−4−7アノオキザゾリノ/を酸で加水分解す
ると、α−アミノ酸の一種であるセリンを得ることがで
きる。
7ノ′オキサゾリジン類はα−アミノ酸や医薬、農薬等
の合成用中間体として有用な化合物であシ、例えば、2
−オキソ−4−7アノオキザゾリノ/を酸で加水分解す
ると、α−アミノ酸の一種であるセリンを得ることがで
きる。
本発明者らはこの2−オキソ−4−7アノオキサジノノ
ン類の工業的な製造法に関して種々検討した結果、一般
式 (式中、Xはハロケ゛ン原子を表わし、R,、R2およ
びR3は上記と同じ。)にて表わされるα−アミノ−β
−ハロヶ゛ノニトリル化合物を水まだは水性溶媒中で、
アルカリ金属、アルカリ土類金属寸たはアンモニウムの
炭酸塩または炭酸水素塩と反応させることによシ目的物
を高収率で得ることができることを見い出し、本発明の
方法を完成するに至った。
ン類の工業的な製造法に関して種々検討した結果、一般
式 (式中、Xはハロケ゛ン原子を表わし、R,、R2およ
びR3は上記と同じ。)にて表わされるα−アミノ−β
−ハロヶ゛ノニトリル化合物を水まだは水性溶媒中で、
アルカリ金属、アルカリ土類金属寸たはアンモニウムの
炭酸塩または炭酸水素塩と反応させることによシ目的物
を高収率で得ることができることを見い出し、本発明の
方法を完成するに至った。
本発明の方法は、従来全く知られていない新規な製造法
であり1)安価な原料の使用で該化合物を製造しうる。
であり1)安価な原料の使用で該化合物を製造しうる。
2) 反応条件がゆるやかであり、操作が容易である
X3)高収率で該化合物が得られる等の利点を有し工業
的に非常に有用な製造方法である。
X3)高収率で該化合物が得られる等の利点を有し工業
的に非常に有用な製造方法である。
本発明の方法で用いる前記一般式で表わされるα−アミ
ノβハロケ゛ノニトリル類の具体例として代表的なもの
を示せば、例えば、2−アミノ−3−ハロケ゛ノープロ
ピオニトリル、2−アミノ−3−ハロゲノバレロニトリ
ル、2−アミノ−3−ハロケゞノ、3−メチルブチロニ
トリル、2−アミノ。
ノβハロケ゛ノニトリル類の具体例として代表的なもの
を示せば、例えば、2−アミノ−3−ハロケ゛ノープロ
ピオニトリル、2−アミノ−3−ハロゲノバレロニトリ
ル、2−アミノ−3−ハロケゞノ、3−メチルブチロニ
トリル、2−アミノ。
3−ハロゲノバレロニトリル等が挙げられる。寸たハロ
ケ゛ン原子としては塩素捷だは臭素が用いられる。これ
らの原料は、例えば、対応するα・・ロケ゛ノアルデヒ
ドから製造することが出来る。使用する形態としては特
に制限はなく、遊離形、鉱酸塩、のいずれの形でも使用
出来る。
ケ゛ン原子としては塩素捷だは臭素が用いられる。これ
らの原料は、例えば、対応するα・・ロケ゛ノアルデヒ
ドから製造することが出来る。使用する形態としては特
に制限はなく、遊離形、鉱酸塩、のいずれの形でも使用
出来る。
一方、他の原料である炭酸塩または炭酸水素塩としては
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、
カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩また
はアンモニウム塩が用いられ、殊に重炭酸塩の場合には
いずれでも良いが、炭酸塩の場合にはアルカリ金属丑た
はアンモニウムの塩が好ましい。また、炭酸塩または炭
酸水素塩を直接用いること以外にも、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムの水酸化物
または炭酸塩の溶解液または懸濁液に二酸化炭素ガスを
吹込んだものに前記原料化合物を添加して反応させても
良い。
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、
カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩また
はアンモニウム塩が用いられ、殊に重炭酸塩の場合には
いずれでも良いが、炭酸塩の場合にはアルカリ金属丑た
はアンモニウムの塩が好ましい。また、炭酸塩または炭
酸水素塩を直接用いること以外にも、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムの水酸化物
または炭酸塩の溶解液または懸濁液に二酸化炭素ガスを
吹込んだものに前記原料化合物を添加して反応させても
良い。
炭酸塩、炭酸水素塩の使用量はαアミノβハロク゛ノニ
トリルの形態にょシ異なるが、遊離形の場合で代表して
表わすと炭酸塩の場合1.5〜10モル倍、炭酸水素塩
の場合20〜10モル倍、好ましくは両者とも3〜6モ
ル倍である。モル比が大きすぎると副反応を惹起して好
捷しくない。
トリルの形態にょシ異なるが、遊離形の場合で代表して
表わすと炭酸塩の場合1.5〜10モル倍、炭酸水素塩
の場合20〜10モル倍、好ましくは両者とも3〜6モ
ル倍である。モル比が大きすぎると副反応を惹起して好
捷しくない。
反応は通常水溶液中で実施されるが、低級アルコール類
、ノオキサン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒と水を
混合した水性溶媒中でも実施される。
、ノオキサン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒と水を
混合した水性溶媒中でも実施される。
反応温度は必ずしも制限はないが、一般に0〜100℃
、好ましくは30〜60℃の範囲であり、反応時間は0
5〜30時間1通常10〜10時間の範囲である。また
、通常は常圧下に反応させるが必要により加圧または減
圧下に反応させてもよい。
、好ましくは30〜60℃の範囲であり、反応時間は0
5〜30時間1通常10〜10時間の範囲である。また
、通常は常圧下に反応させるが必要により加圧または減
圧下に反応させてもよい。
以下、本発明の方法について代表的な例を示し更に具体
的に説明するが、これらは本発明についての理解を容易
にするだめの単なる例示であり、本発明はこれらのみに
限定されないことは勿論のこと、これらによって何ら制
限されないことは言うまでもない。
的に説明するが、これらは本発明についての理解を容易
にするだめの単なる例示であり、本発明はこれらのみに
限定されないことは勿論のこと、これらによって何ら制
限されないことは言うまでもない。
実施例1
α−アミノ−β−クロロフ0ロピオニトリル塩酸塩21
2゛Iを水50m1に溶解し、炭酸水素カリウム4.4
6gを加え、50℃で1時間反応する。反応液を高速液
体クロマトグラフィーで分析したところα−アミノβ−
クロロプロピオニトリルの反応率92俸、2−オキシー
4−シアノオキサシリノンの収率68チであった。
2゛Iを水50m1に溶解し、炭酸水素カリウム4.4
6gを加え、50℃で1時間反応する。反応液を高速液
体クロマトグラフィーで分析したところα−アミノβ−
クロロプロピオニトリルの反応率92俸、2−オキシー
4−シアノオキサシリノンの収率68チであった。
実施例2
α〜ルアミノ−β−クロロプロピオニトリル酸塩353
gと炭酸ナトリウム106gを水50m/に溶解し、5
0℃、1時間反応する。反応後分析するとα−アミノ−
β−クロログロピオニトリルの反応率95襲。
gと炭酸ナトリウム106gを水50m/に溶解し、5
0℃、1時間反応する。反応後分析するとα−アミノ−
β−クロログロピオニトリルの反応率95襲。
2−オキシー4−/アノオキサシリノンの収率62%で
あった。
あった。
実施例3
α−アミノ−β−クロロプロピオニトリル塩酸塩14.
1μと炭酸水素ナトリウム336gを水冷下、水200
m1に溶解し、30℃に昇温後、4時間反応する。反応
後、分析すると、α−アミノ−β−クロロゾロビオニト
リルの反応率は92%、2−オキソ−4−7アノオキサ
ジノノンの収率は73%であった。
1μと炭酸水素ナトリウム336gを水冷下、水200
m1に溶解し、30℃に昇温後、4時間反応する。反応
後、分析すると、α−アミノ−β−クロロゾロビオニト
リルの反応率は92%、2−オキソ−4−7アノオキサ
ジノノンの収率は73%であった。
実施例4
α−アミノ−β−クロロブチロニトリル塩酸塩15.5
gと炭酸水素アンモニウム48.9を水100#Igに
溶解し、50℃、15時間反応する。反応後分析すると
2−オキシー4−/アノー5−メチルオキザノ゛リノン
の収率59%であった。
gと炭酸水素アンモニウム48.9を水100#Igに
溶解し、50℃、15時間反応する。反応後分析すると
2−オキシー4−/アノー5−メチルオキザノ゛リノン
の収率59%であった。
実施例5
炭酸水素アンモニウム32.0,9を水200 mlに
溶かし、氷冷しつつα−アミンrβ−クロロプロピオニ
トリル(遊離形)10.5gをゆっくり加える。
溶かし、氷冷しつつα−アミンrβ−クロロプロピオニ
トリル(遊離形)10.5gをゆっくり加える。
次に30℃に昇温し、6時間反応する。
反応後分析すると2−オキシー4−ンアノオキサジノノ
ンの収率51%であった。
ンの収率51%であった。
実施例6
炭酸カルシウム60.9を水250m1に懸濁させ、二
酸化炭素を吹込んで沈殿を溶解させる。この溶液にα−
アミノ−β−ブロモプロピオニトリル塩141gを加え
50℃,2.5時間反応させる。
酸化炭素を吹込んで沈殿を溶解させる。この溶液にα−
アミノ−β−ブロモプロピオニトリル塩141gを加え
50℃,2.5時間反応させる。
反応後分析すると2−オキソ−4−ンアノメーキヅーゾ
リジンの収率47%であった。
リジンの収率47%であった。
特許出願人 昭和電工株式会社
手続?1【j正置(自発)
昭和59年ノ月ダロ
特J1庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示
昭和58年特ム′[願第142474号2、発明の名称
2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法3
、7山正をづる者 事件との関係 特W[出願人 住 所 東京都渇区芝大門−丁目13番9号名称 (2
00)昭和電工株式会社 4、代理人 (郵使番ji10!i) 5、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄。
、7山正をづる者 事件との関係 特W[出願人 住 所 東京都渇区芝大門−丁目13番9号名称 (2
00)昭和電工株式会社 4、代理人 (郵使番ji10!i) 5、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄。
6、補正の内容
明1[1f+の記載を、下記の通り訂正しまJ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 %式% (式中、R1’ R2およびR3はそれぞれ水素原子ま
たは低級アルキル基、Xはハロゲン原子を表わす。)に
て表わされる化合物を水または水性溶媒中で、アルカリ
金属、アルカリ土類金属またはアンモニウムの炭酸塩ま
たは炭酸水素塩と反応させることを特徴とする、一般式 (1 (式中、R,、R2およびR6は」二記と同じ。)にて
表わされる2−オキソ−4−シアノオキサジノソ/類の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14247483A JPS6034954A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14247483A JPS6034954A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034954A true JPS6034954A (ja) | 1985-02-22 |
JPH0449546B2 JPH0449546B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=15316156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14247483A Granted JPS6034954A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 2−オキソ−4−シアノオキサゾリジン類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034954A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6151982A (en) * | 1998-02-06 | 2000-11-28 | Nsk Ltd. | Steering apparatus for a car |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP14247483A patent/JPS6034954A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6151982A (en) * | 1998-02-06 | 2000-11-28 | Nsk Ltd. | Steering apparatus for a car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449546B2 (ja) | 1992-08-11 |
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