JPS6034130A - カルシウム付き緑茶の製造法 - Google Patents
カルシウム付き緑茶の製造法Info
- Publication number
- JPS6034130A JPS6034130A JP14402383A JP14402383A JPS6034130A JP S6034130 A JPS6034130 A JP S6034130A JP 14402383 A JP14402383 A JP 14402383A JP 14402383 A JP14402383 A JP 14402383A JP S6034130 A JPS6034130 A JP S6034130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea
- calcium
- tea leaves
- green tea
- leaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はカルシウム付き緑茶の製造法に関するもので
、その目的は茶の生葉(摘採した若葉をいう)を常法に
よって蒸熱、冷却後これに一定のもみ操作を施した後、
温乳酸カルシウム分散液を噴霧付着せしめることにより
、高品質で良好な風味と色沢を有し、かつその煎出し液
が適度の甘味と苦味を有して原色良好な常用飲料として
カルシウムの人体への補給に寄与せしめると同時に、茶
菓中の含有ビタミンCの補給を可能にした新規なカルシ
ウム付き緑茶を安価に製造する方法を提供することにあ
る。
、その目的は茶の生葉(摘採した若葉をいう)を常法に
よって蒸熱、冷却後これに一定のもみ操作を施した後、
温乳酸カルシウム分散液を噴霧付着せしめることにより
、高品質で良好な風味と色沢を有し、かつその煎出し液
が適度の甘味と苦味を有して原色良好な常用飲料として
カルシウムの人体への補給に寄与せしめると同時に、茶
菓中の含有ビタミンCの補給を可能にした新規なカルシ
ウム付き緑茶を安価に製造する方法を提供することにあ
る。
しかしてこの目的は、生葉を蒸熱、冷却後の茶葉に一定
の条件下に粗もみ操作を施した後これに定濃度の温乳酸
カルシウム分散液を対茶葉1.0〜5,0重量%の割で
微噴霧状に噴霧付着せしめることにより達成される。
の条件下に粗もみ操作を施した後これに定濃度の温乳酸
カルシウム分散液を対茶葉1.0〜5,0重量%の割で
微噴霧状に噴霧付着せしめることにより達成される。
周知のように緑茶は、蛋白質、カフェイン。
タンニンその他可溶成分を含んだ常用飲料として賞月さ
れているが、このものは茶葉に含有される上記成分の煎
出しが容易なように、もみひねり操作を加え、かつ商品
価値を高めるべく外形を整えたものであって、その常用
によりビタミンCの人体への補給はできてもその他の栄
養素例えばカルシウムの補給源とはならず、このためか
Xる成分はこの種成分を含有する食品類の摂取により補
われているのが普通である。
れているが、このものは茶葉に含有される上記成分の煎
出しが容易なように、もみひねり操作を加え、かつ商品
価値を高めるべく外形を整えたものであって、その常用
によりビタミンCの人体への補給はできてもその他の栄
養素例えばカルシウムの補給源とはならず、このためか
Xる成分はこの種成分を含有する食品類の摂取により補
われているのが普通である。
しかし近時人体へのカルシウム補給の一環としてカルシ
ウム塩(粉末)を、前葉2香茶の製造工程中捷たは煎茶
2番茶そのものに添加混用する製茶方法や前記カルシウ
ム塩の加工品を緑茶に混合した茶が案出さh1前者は特
開昭56−82054号公報、後者は特開昭57−39
739号公報によって公知である。
ウム塩(粉末)を、前葉2香茶の製造工程中捷たは煎茶
2番茶そのものに添加混用する製茶方法や前記カルシウ
ム塩の加工品を緑茶に混合した茶が案出さh1前者は特
開昭56−82054号公報、後者は特開昭57−39
739号公報によって公知である。
しかしながら前者は、カルシウム塩として実質的に乳酸
カルシウム粉末と抹茶(粉末)との混合粉末を前記の如
く煎茶1番茶の製造工程中または煎茶2番茶製品に部用
するというものであり、また後者は炭酸カルシウム粉末
を蛋白質。
カルシウム粉末と抹茶(粉末)との混合粉末を前記の如
く煎茶1番茶の製造工程中または煎茶2番茶製品に部用
するというものであり、また後者は炭酸カルシウム粉末
を蛋白質。
乳糖等で被覆した加工品(商品名、プリカルク)。
固形味付茶、抹茶(含多量の芽茶)の各少量づつを多量
の緑茶に混合してなるものである。これら両者は要する
に、その製造工程中の茶葉または製茶の外周に前記カル
シウム塩(粉末)をいわゆるまぶした状態で介在せしめ
たものというべく、従って商品そのもの\煎出し液は味
。
の緑茶に混合してなるものである。これら両者は要する
に、その製造工程中の茶葉または製茶の外周に前記カル
シウム塩(粉末)をいわゆるまぶした状態で介在せしめ
たものというべく、従って商品そのもの\煎出し液は味
。
香り、深色等において問題はないとしても、商品自体の
外観が一見かびが発生したかの如く見受けられ、イメー
ジダウンの傾向があるほかカルシウム塩が剥離し易く、
その上多工程化による製茶コストの増高を招来するとい
う難点がある0 この発明は一般に広く賞月されている緑茶の製造工程中
で茶葉に乳酸カルシウムが最も付着し易く、かつ剥離防
止上有効な段階を、生葉を蒸熱、冷却した後の粗もみ段
とすると\もに、対水低溶解度の乳酸カルシウムを温水
(60〜70℃)に添加混合した定濃度の温乳酸カルシ
ウム分散液を加圧下に噴霧付着(後記)せしめることに
より、該付着成分が爾後得られた商品から容易に剥離す
ることもな、く、その商品(緑茶)が煎出しされ、これ
を常用することによりカルシウムが無意識的に人体に補
給されて体力増強に寄与できるとの知見に立脚して本発
明者が前記目的を達成すべく種々実験研究の結果、従来
品(緑茶)に比べ甘味、苦味2品質、風味2色沢その他
物性において何等遜色がなく、しかも付着カルシウム塩
の剥離のないカルシウム補給源として有効であることを
確認し本発明を完成したものである。
外観が一見かびが発生したかの如く見受けられ、イメー
ジダウンの傾向があるほかカルシウム塩が剥離し易く、
その上多工程化による製茶コストの増高を招来するとい
う難点がある0 この発明は一般に広く賞月されている緑茶の製造工程中
で茶葉に乳酸カルシウムが最も付着し易く、かつ剥離防
止上有効な段階を、生葉を蒸熱、冷却した後の粗もみ段
とすると\もに、対水低溶解度の乳酸カルシウムを温水
(60〜70℃)に添加混合した定濃度の温乳酸カルシ
ウム分散液を加圧下に噴霧付着(後記)せしめることに
より、該付着成分が爾後得られた商品から容易に剥離す
ることもな、く、その商品(緑茶)が煎出しされ、これ
を常用することによりカルシウムが無意識的に人体に補
給されて体力増強に寄与できるとの知見に立脚して本発
明者が前記目的を達成すべく種々実験研究の結果、従来
品(緑茶)に比べ甘味、苦味2品質、風味2色沢その他
物性において何等遜色がなく、しかも付着カルシウム塩
の剥離のないカルシウム補給源として有効であることを
確認し本発明を完成したものである。
以下本発明の実施態様について説明すれば次の通りであ
る。
る。
摘み採った生葉を常法すなわち蒸熱、冷却。
粗もみ、仕上げもみ、乾燥調製するに当り、生葉の所定
量を蒸熱、冷却し、これを公知の粗揉機を介して茶菓温
度38〜40℃2機内(フード内〕雰囲気温度87〜9
0℃好ましくは90℃において粗もみし、次いでこれを
噴霧装置(例えばガンタイプ′、ノズル付き管タイプ等
)付き攪拌機(機内(フード内)雰囲気温度90℃)に
導出して均等に攪拌しつ\予め調製した濃度0.5%の
温乳酸カルシウム分散液(溶媒=60〜70℃温水)を
前記噴霧装置を介してその噴霧量が対茶葉1.0〜5.
ON量チと々るように液圧 2.θ〜3.o kg/−
下に微噴霧(実施例参照)すれば、粗もみされた茶菓は
温乳酸カルシウム分散液にて湿潤されるので、爾後は常
法により揉捻機、を介して常温下で軽くもみ操作を与え
つ\水分の均一化を図るとともに整形し、乾燥調製すれ
ば所望する物性(前記)とカルシウム成分を併有する緑
茶を得る。
量を蒸熱、冷却し、これを公知の粗揉機を介して茶菓温
度38〜40℃2機内(フード内〕雰囲気温度87〜9
0℃好ましくは90℃において粗もみし、次いでこれを
噴霧装置(例えばガンタイプ′、ノズル付き管タイプ等
)付き攪拌機(機内(フード内)雰囲気温度90℃)に
導出して均等に攪拌しつ\予め調製した濃度0.5%の
温乳酸カルシウム分散液(溶媒=60〜70℃温水)を
前記噴霧装置を介してその噴霧量が対茶葉1.0〜5.
ON量チと々るように液圧 2.θ〜3.o kg/−
下に微噴霧(実施例参照)すれば、粗もみされた茶菓は
温乳酸カルシウム分散液にて湿潤されるので、爾後は常
法により揉捻機、を介して常温下で軽くもみ操作を与え
つ\水分の均一化を図るとともに整形し、乾燥調製すれ
ば所望する物性(前記)とカルシウム成分を併有する緑
茶を得る。
上記において、粗揉機中の茶菓温度38〜40℃。
機内(フード内)雰囲気温度を87〜90℃好ましくは
90℃としたことは、茶葉中の酸化酵素の作用をより効
果的に抑止すると\もに、茶葉のもみひねり操作が容易
で、かつ製品(緑茶)としての商品価値高揚上素形を整
える上で最適であることによる。本発明者の実験によれ
ば、茶菓温度(38〜40℃)と粗揉機内(フード内)
雰囲気温度(87〜90℃好ましくは90℃)とは前記
効果を得る上で相関々係をもち例えばそり、ら温度の一
方捷たは両者温度が同時に前記温度以下となると、茶菓
のもみひねりは一応できてもこれが戻り易く商品として
の素形を整える土で困難となり、爾後の処理を至難なら
しめて不適である。また上記温度の一方または両者温度
が同時に前掲温度以上となると、茶葉の過乾燥によって
くだけたり、あるいは焦げを生じたりして製茶上からも
物性上からも実用し得ない。
90℃としたことは、茶葉中の酸化酵素の作用をより効
果的に抑止すると\もに、茶葉のもみひねり操作が容易
で、かつ製品(緑茶)としての商品価値高揚上素形を整
える上で最適であることによる。本発明者の実験によれ
ば、茶菓温度(38〜40℃)と粗揉機内(フード内)
雰囲気温度(87〜90℃好ましくは90℃)とは前記
効果を得る上で相関々係をもち例えばそり、ら温度の一
方捷たは両者温度が同時に前記温度以下となると、茶菓
のもみひねりは一応できてもこれが戻り易く商品として
の素形を整える土で困難となり、爾後の処理を至難なら
しめて不適である。また上記温度の一方または両者温度
が同時に前掲温度以上となると、茶葉の過乾燥によって
くだけたり、あるいは焦げを生じたりして製茶上からも
物性上からも実用し得ない。
さらに乳酸カルシウムの0.5%分散液調製に当り、溶
媒に温水(60〜70℃)を使用することは、攪拌によ
って前記、物質を微粒子状となすと同時(で、これが分
散を容易ならしめて所望の均一濃度の分散液を得るため
であり、溶媒温度が上記温度範囲以下と々ると、液中に
乳酸カルシウムが晶出し易くなり、粗もみ茶菓への均一
噴霧ができがい。壕だその温度が前記温度範囲以」二と
なると、実質的に乳酸カルシウムの晶出は勿論避けられ
るが、該温度以上での処理は単に熱エネルギーの消費と
なり適当でない。
媒に温水(60〜70℃)を使用することは、攪拌によ
って前記、物質を微粒子状となすと同時(で、これが分
散を容易ならしめて所望の均一濃度の分散液を得るため
であり、溶媒温度が上記温度範囲以下と々ると、液中に
乳酸カルシウムが晶出し易くなり、粗もみ茶菓への均一
噴霧ができがい。壕だその温度が前記温度範囲以」二と
なると、実質的に乳酸カルシウムの晶出は勿論避けられ
るが、該温度以上での処理は単に熱エネルギーの消費と
なり適当でない。
さらに壕だ粗もみされた茶菓に、前記のよう霧すること
は、その噴霧量が1.0重量%以下となると、茶菓への
乳酸カルシウムの付着量が少なく(マたは過少)、この
ため最終的に得られた緑茶の煎出し液は適度の甘味およ
び苦味を有し香味、深色ともに良好な液として得られて
も乳酸カルシウムが人体への有効なカルシウム補給源と
しての効果が少なく、また噴霧量が5.0重量φ以上と
なると、前、記乳酸カルシウムの茶菓への付着量の過大
と裏腹にその最終製品(緑茶)の煎出し液は、望ましe
い前記物性を相互に相殺して苦味が強く常用飲料として
の適性を欠くことによる。なおこ\に使用する乳酸カル
シウムとして■1376 (商品名、武蔵野商事社製)
を用いて満足されることはいうまでもない。
は、その噴霧量が1.0重量%以下となると、茶菓への
乳酸カルシウムの付着量が少なく(マたは過少)、この
ため最終的に得られた緑茶の煎出し液は適度の甘味およ
び苦味を有し香味、深色ともに良好な液として得られて
も乳酸カルシウムが人体への有効なカルシウム補給源と
しての効果が少なく、また噴霧量が5.0重量φ以上と
なると、前、記乳酸カルシウムの茶菓への付着量の過大
と裏腹にその最終製品(緑茶)の煎出し液は、望ましe
い前記物性を相互に相殺して苦味が強く常用飲料として
の適性を欠くことによる。なおこ\に使用する乳酸カル
シウムとして■1376 (商品名、武蔵野商事社製)
を用いて満足されることはいうまでもない。
このようにこの発明は生葉を蒸熱、冷却、粕もみ、仕上
げもみ、乾燥調製する製茶法において、蒸熱、冷却後の
茶葉を一定の条件下に粗もみし、これに定濃度の乳酸カ
ルシウム分散液を対茶菓1.0〜5,0重量係噴霧し茶
葉表面に乳酸カルシウムを付着させる各処理を一貫的に
行なうところに特徴を有するものであるから、爾後常法
により軽く仕上げもみ、乾燥調製したものはしかもこの
緑茶は煎出しが容易で、その煎出し液は適度のカルシウ
ム成分と適度の甘味および苦味を有する香味、深色とも
に良好な飲料として得られるから、これを常用すること
により人体へのカルシウム補給上最適な緑茶として特異
の効果を発揮させることができる。
げもみ、乾燥調製する製茶法において、蒸熱、冷却後の
茶葉を一定の条件下に粗もみし、これに定濃度の乳酸カ
ルシウム分散液を対茶菓1.0〜5,0重量係噴霧し茶
葉表面に乳酸カルシウムを付着させる各処理を一貫的に
行なうところに特徴を有するものであるから、爾後常法
により軽く仕上げもみ、乾燥調製したものはしかもこの
緑茶は煎出しが容易で、その煎出し液は適度のカルシウ
ム成分と適度の甘味および苦味を有する香味、深色とも
に良好な飲料として得られるから、これを常用すること
により人体へのカルシウム補給上最適な緑茶として特異
の効果を発揮させることができる。
以下この発明を実施例によって、さらに具体的に説明す
る。
る。
実施例 1
摘み採った生葉12Okyを常法により蒸熱、冷却後の
吸湿茶葉120kjLからその10kyを秤取し、これ
を和揉機(フード内雰囲気温度87℃)に導入し、その
入口で茶菓温度38℃に昇温した時点で機内を25分を
要して一定の攪拌ともみ操作を与えた後これを噴霧装置
(ガンタイプ)付き攪拌機(フード内雰囲気温度90℃
)に導入して攪拌しつ\噴霧装置から温乳酸カルシウム
の0.5チ分散液(液温60℃)を液圧2.Oky/c
rA下に対茶菓(loky)x、o重量係の割で微噴霧
状に噴霧して一様に湿潤した。しかる後これを常法によ
り揉捻機を介して軽いもみ操作を与えつ\常温下で水分
の均一化を図ると5もに整形し、乾燥調製して所望ノ物
性(前記)とカルシウム成分とを併有、した緑茶2.5
1yを得た。
吸湿茶葉120kjLからその10kyを秤取し、これ
を和揉機(フード内雰囲気温度87℃)に導入し、その
入口で茶菓温度38℃に昇温した時点で機内を25分を
要して一定の攪拌ともみ操作を与えた後これを噴霧装置
(ガンタイプ)付き攪拌機(フード内雰囲気温度90℃
)に導入して攪拌しつ\噴霧装置から温乳酸カルシウム
の0.5チ分散液(液温60℃)を液圧2.Oky/c
rA下に対茶菓(loky)x、o重量係の割で微噴霧
状に噴霧して一様に湿潤した。しかる後これを常法によ
り揉捻機を介して軽いもみ操作を与えつ\常温下で水分
の均一化を図ると5もに整形し、乾燥調製して所望ノ物
性(前記)とカルシウム成分とを併有、した緑茶2.5
1yを得た。
この緑茶について品質、風味2色沢および煎出し液の甘
味、香味、深色をそれぞれよく訓練さhた官能試験員2
0名づつにより試験した。その結果は第1表の通りで満
足すべきものであったO 第1表 (註) (1)A1は本発明品300fを蓋付き容器に収容後3
日目(たソし1回/日間蓋して茶さじにて攪拌二以下同
じ)、扁2は容器収容後5日目、扁3は同7日目に行っ
た判定結果を示す。
味、香味、深色をそれぞれよく訓練さhた官能試験員2
0名づつにより試験した。その結果は第1表の通りで満
足すべきものであったO 第1表 (註) (1)A1は本発明品300fを蓋付き容器に収容後3
日目(たソし1回/日間蓋して茶さじにて攪拌二以下同
じ)、扁2は容器収容後5日目、扁3は同7日目に行っ
た判定結果を示す。
(2)煎出し液は上記判定品(緑茶)のそれぞれについ
て行った良否判定結果を示す。
て行った良否判定結果を示す。
実施例 2
実施例1によって得られた蒸熱、冷却後の茶葉の]0k
jlを実施例1と同一条件の下に粗揉機を介して茶菓温
度40℃でもみ操作を与えた後これを噴霧装置(ガンタ
イプ)付き攪拌機(フード内雰囲気温度90℃)に導入
して攪拌しつ5唄霧装置から温乳酸カルシウムの0.5
チ分散液(液温60℃)を液圧2.5kP/瀝下に対茶
葉(10ky ) 2.0重量%の割で微噴霧状に噴霧
して一様に湿潤した以外は実施例1と同様に処理して所
望する物性とカルシウムを含有した緑茶2.5kgを得
た。次いでとのもの\物性とその煎出し液について実施
例1と同様の官能試験に供した。その結果は第2表の通
り満足すべきものであった。
jlを実施例1と同一条件の下に粗揉機を介して茶菓温
度40℃でもみ操作を与えた後これを噴霧装置(ガンタ
イプ)付き攪拌機(フード内雰囲気温度90℃)に導入
して攪拌しつ5唄霧装置から温乳酸カルシウムの0.5
チ分散液(液温60℃)を液圧2.5kP/瀝下に対茶
葉(10ky ) 2.0重量%の割で微噴霧状に噴霧
して一様に湿潤した以外は実施例1と同様に処理して所
望する物性とカルシウムを含有した緑茶2.5kgを得
た。次いでとのもの\物性とその煎出し液について実施
例1と同様の官能試験に供した。その結果は第2表の通
り満足すべきものであった。
(註)
(1)A4〜6については第1表席1〜3(註)記載の
方法によってその良否判定を行った。
方法によってその良否判定を行った。
実施例3
実施例2において噴霧装置付き攪拌機による温乳酸カル
シウム分散液の噴霧量を対茶菓(10kg ) 3.0
重量%とした以外は実施例2と同様に処理して所望する
物性とカルシウムを含有した緑茶2.5kgを得た。次
いでこのもの\物性とその煎出し液について実施例1と
同様の官能試験に供したところ第3表の通り極めて良好
な結果を得た。
シウム分散液の噴霧量を対茶菓(10kg ) 3.0
重量%とした以外は実施例2と同様に処理して所望する
物性とカルシウムを含有した緑茶2.5kgを得た。次
いでこのもの\物性とその煎出し液について実施例1と
同様の官能試験に供したところ第3表の通り極めて良好
な結果を得た。
の方法によってその良否判定を行った。
実施例 4
実施例2において噴霧装置付き攪拌機による温乳酸カル
シウム分散液の噴霧量を液圧3.Okν舗下に対茶葉(
1okp)4.o重量%とした以外は実施例2と同様に
処理して所望する物性とカルシウムを含有した緑茶2.
5kjlを得た。次いでこのものの物性とその煎出し液
について実施例1と同様の官能試験に供した。その結果
は第4表の通り満足すべきものであった。
シウム分散液の噴霧量を液圧3.Okν舗下に対茶葉(
1okp)4.o重量%とした以外は実施例2と同様に
処理して所望する物性とカルシウムを含有した緑茶2.
5kjlを得た。次いでこのものの物性とその煎出し液
について実施例1と同様の官能試験に供した。その結果
は第4表の通り満足すべきものであった。
(註)
(1)盃10〜12については第1表盃1〜3(註)記
載の方法によってその良否判定を行った。
載の方法によってその良否判定を行った。
実施例 5
実施例3において温乳酸カルシウム分散液の噴霧量を対
茶葉(1oky)5.0重量%とした以外は実施例2と
同様に処理して所望する物性とカルシウムを含有した緑
茶2.5kfIを得た。次いでこのもの\物性とその煎
出し液について実施例1と同様の官能試験に供したとこ
ろ第5表の通り良好な結果を得た。
茶葉(1oky)5.0重量%とした以外は実施例2と
同様に処理して所望する物性とカルシウムを含有した緑
茶2.5kfIを得た。次いでこのもの\物性とその煎
出し液について実施例1と同様の官能試験に供したとこ
ろ第5表の通り良好な結果を得た。
第 5 表
に
の方法によってその良否を判定した。
上記式験結果から判るように、本発明品(緑茶)はその
表面に乳酸カルシウムが微粒子状に付着しているために
、これを密閉容器から無作為に取出すような場合でも付
着カルシウム塩が緑茶面から剥離することがないばかり
か、酸化による変色、変質が避けられる。しかも高品質
で良好な風味と色沢を有してその煎出し液は適度の甘味
、苦味およびカルシウム分を含むので、これを従来品(
緑茶)同様常用して人体へのカルシウム補給上良好結果
のあることが知られる。
表面に乳酸カルシウムが微粒子状に付着しているために
、これを密閉容器から無作為に取出すような場合でも付
着カルシウム塩が緑茶面から剥離することがないばかり
か、酸化による変色、変質が避けられる。しかも高品質
で良好な風味と色沢を有してその煎出し液は適度の甘味
、苦味およびカルシウム分を含むので、これを従来品(
緑茶)同様常用して人体へのカルシウム補給上良好結果
のあることが知られる。
Claims (1)
- 生葉を蒸熱、冷却、粗もみ、仕上げ゛もみ、乾燥調製す
る製茶法において、蒸熱、冷却後の茶葉を一定の条件下
に粗もみ後これに定濃度の温乳酸カルシウム分散液を対
茶葉1.0〜5,0重量%噴霧し茶葉表面に乳酸カルシ
ウムを付着せしめることを特徴とするカルシウム付き緑
茶の製造法0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14402383A JPS6034130A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | カルシウム付き緑茶の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14402383A JPS6034130A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | カルシウム付き緑茶の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034130A true JPS6034130A (ja) | 1985-02-21 |
JPS6240977B2 JPS6240977B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=15352525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14402383A Granted JPS6034130A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | カルシウム付き緑茶の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034130A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222549A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-01-30 | Yoshiaki Okamoto | 緑茶等の製法 |
JPS63164845A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Karuchiya Honpo:Kk | カルシウム茶 |
CN106615268A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-05-10 | 贵州省凤冈县永田露茶业有限公司 | 一种营养型红茶的加工工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682054A (en) * | 1979-12-03 | 1981-07-04 | Yanagiya Suisan Kogyo Kk | Preparation of tea enriched with calcium |
JPH09296A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-07 | Japan Tobacco Inc | シアル酸量の測定法 |
-
1983
- 1983-08-06 JP JP14402383A patent/JPS6034130A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682054A (en) * | 1979-12-03 | 1981-07-04 | Yanagiya Suisan Kogyo Kk | Preparation of tea enriched with calcium |
JPH09296A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-07 | Japan Tobacco Inc | シアル酸量の測定法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222549A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-01-30 | Yoshiaki Okamoto | 緑茶等の製法 |
JPS63164845A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Karuchiya Honpo:Kk | カルシウム茶 |
CN106615268A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-05-10 | 贵州省凤冈县永田露茶业有限公司 | 一种营养型红茶的加工工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6240977B2 (ja) | 1987-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4161545A (en) | Honey coated roasted nut product and method for making same | |
CN103917104B (zh) | 经涂覆的糖果 | |
CN106333325A (zh) | 一种焦糖味瓜子及其制备方法 | |
KR20170094605A (ko) | 천연추출물이 함유된 기능성 커피의 제조방법 | |
JP3362250B2 (ja) | 麦茶用麦の製造方法 | |
CN108902790A (zh) | 一种罗非鱼烤鱼的加工方法、该方法烤制的罗非鱼烤鱼及加工用调料组合物 | |
JPS6034130A (ja) | カルシウム付き緑茶の製造法 | |
KR20140138014A (ko) | 다크 초콜릿 마카롱의 제조방법 및 이를 이용한 마카롱 | |
KR100276350B1 (ko) | 녹차냉면 및 이의 제조 방법 | |
JP3415337B2 (ja) | 穀類のフレーク状または粒状食品コーティング用チョコレートシロップ | |
JPH06165652A (ja) | 大豆を主体とした食品の製造方法 | |
JPH05161453A (ja) | チョコレート及びチョコレート菓子 | |
JPH0365139A (ja) | 機能性食品素材入り飲料およびその製造方法 | |
KR950004568B1 (ko) | 쵸코릿이 코팅된 이산화탄소기체 함유 캔디와 그의 제조방법 | |
JPS589660B2 (ja) | 麦類によるし好食品類またはその基材の製造法 | |
JPS6234383B2 (ja) | ||
JPS6222549A (ja) | 緑茶等の製法 | |
JPH119219A (ja) | 香辛料、その製造方法及び食品 | |
JPS60118170A (ja) | ハトムギ茶の製造方法 | |
JP2001231450A (ja) | 高タンニン含有緑茶缶飲料の製造方法 | |
CN107343515A (zh) | 一种橙皮红豆桃酥饼及其制作方法 | |
JPS6049781A (ja) | ハトムギ茶の製造方法 | |
CN106879800A (zh) | 一种菊花茶的制作方法 | |
JPH0212553B2 (ja) | ||
JPS60133860A (ja) | 麦茶の香味改良方法 |