JPS6030615Y2 - 自動式点火安全装置 - Google Patents

自動式点火安全装置

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JPS6030615Y2
JPS6030615Y2 JP3528380U JP3528380U JPS6030615Y2 JP S6030615 Y2 JPS6030615 Y2 JP S6030615Y2 JP 3528380 U JP3528380 U JP 3528380U JP 3528380 U JP3528380 U JP 3528380U JP S6030615 Y2 JPS6030615 Y2 JP S6030615Y2
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JP
Japan
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lever
main valve
timer
cam
pressing
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JP3528380U
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JPS56136970U (ja
Inventor
秀雄 猪瀬
Original Assignee
株式会社ノーリツ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱電気式点火安全弁を備えたガス器具の自動式
点火安全装置に関し、ワンタッチ操作で点火からメイン
燃焼まで、行なえる便利な装置を提供せんとするもので
あり、以下図例に従って詳細に説明する。
1はガス供給路中に介在させたバルブ機構部本体で、ガ
ス人口2側に常時は閉塞の熱電気式点火安全弁3を設け
である。
4はメインバーナ5に連なるメインガス路6を開閉する
メイン弁、7はパイロットバーナ8に至るパイロットガ
ス路9を開閉するパイロット弁、10はパイロットバー
ナ8に臨ませた熱電対11の熱起電力により励磁され、
安全弁3を開放状態に吸着保持する点火安全弁用電磁石
である。
12はタイマー装置でアリ、本実施例ではピストン13
、シリンダ14、バネ15等からなるダッシュポット1
6で構成してるが、時限作動する電磁石としてもよい。
17はバルブ機構部本体1を操作する操作軸であり、第
1カム18を固着すると共に、第2カム19を該軸17
に対し回動は不能で且つ軸方向にはバネ20力に抗して
摺動し得るよう貫挿しである。
21は第1カム18のタイマー押圧部18aにより支軸
22を中心に押圧回動されてタイマー装置12を作動さ
せる為のタイマー押圧レバーであす、第1カム18に臨
む側の片21aと、ダッシュポット16のピストン13
の突出端13aに臨む側の片21aとを有して千面略り
形状としである。
23は該タイマー押圧レバー21と同軸上に配し回動自
在とせしめたメイン弁開閉レバーであす、一端にメイン
弁4を取着したメイン弁杆24の他端を該レバー23に
取り付けである。
25はメイン弁杆24を常時メイン弁4開放方向に付勢
するバネ、26はタイマー押圧レバー21の片21 b
に設けた突起であり、メイン弁開閉レバー23のメイン
弁4側に臨ませてあり、第1カム18によりタイマー押
圧レバー21が回動すると、該突起26がメイン弁開閉
レバー23を回動させてメイン弁杆24をバネ25力に
抗して牽引し、メイン弁4を閉塞するようにしである。
27はタイマー押圧レバー21の回動面とは直交する面
内で回動自在に枢支した第10ツクレバーであり、突起
26と同様にメイン弁開閉レバー23のメイン弁4側に
当接する係合面27aと、突起26に傾斜して接する傾
斜片27bとを一端に有し、他端には後記する第20ツ
クレバーを回動させる押圧片27Cを設けである。
28は第1ロックレバ−27と同一面内で回動自在に枢
支した第20ツクレバーであり、一端28aを前記第1
0ツクレバー27の押圧片27c下方に臨ませると共に
、他端28bは、操作軸17の停止位置に於いて第1カ
ム18の段部18bに乗り上がり、操作軸17の回動時
には該段部18bから脱落するようにしである。
29は該第20ツクレバー28の回動面とは直交する面
内で回動自在とせしめた安全弁開放レバーであり、第2
カム19により一端29aが押圧されて回動し、他端2
9bが安全弁3を押圧開放するようになっており、この
安全弁押圧開放時、第20ツクレバー28の他端28b
が第1カム18の段部18bから脱落下降して該安全弁
開放レバー29に当接することにより、第2カム19が
一端29aから遠ざかったのちも安全弁3開放位置に強
制保持されるようになっている。
30は該安全弁開放レバー29の一端29aに設けた傾
斜面であり、操作軸17の停止位置への逆回動時、第2
カム19が該傾斜面30を乗り越えるようにしである。
31はバネ32により常時第20ツクレバー28の他端
28bに上方より当接するように付勢したスイッチ作動
杆であり、該作動杆31の下降により常開のマイクロス
イッチ33が閉威されるようになっている。
該スイッチ33はパイロットバーナ8に臨ませた放電点
火器34の電源回路35中に直列に挿入しである。
36は第1カム18に形成したパイロット弁開閉部、3
7は安全弁3を常時閉塞方向に付勢するバネである。
なお操作軸17の停止位置において、第1カム18のタ
イマー押圧部18aはタイマー押圧レバー21を押圧し
た状態にあり、従ってダッシュポット16部においては
ピストン13がタイマー押圧レバー21に押圧されてバ
ネ15を圧縮した状態(蓄力状態)となっており、操作
軸17の回動時、第1カム18のタイマー押圧部18a
が逃げることによりタイマー押圧レバー21は回動自在
となり、而してピストン13がバネ15力により摺動を
開始するようになっている。
上記構成において、操作軸17の停止位置においては、
第20ツクレバー28の他端28bは第1カム18の段
部18bに乗り上がって安全弁開放レバー29から外れ
た位置にあり、安全弁3はフリーな閉塞状態にある。
また第1カム18のタイマー押圧部18aがタイマー押
圧レバー21を介してピストン13をバネ15圧縮位置
(蓄力状態)に変位せしめており、同時にレバー21の
突起26がメイン弁開閉レバー23を牽引してメイン弁
4を閉塞状態に保持しており、第10ツクレバー27の
保合面27aはメイン弁開閉レバー23の側面に当接し
ている。
今、点火を行なうには、操作軸17を所定角度回動する
とよく、第1カム18のタイマー押圧部18aがタイマ
ー押圧レバー21への押圧位置から逃げることにより、
該レバー21が回動自在になる一方、第2カム19が安
全弁開放レバー29を押圧回動させて安全弁3を開放位
置に変位せしめると共に、第20ツクレバー28の他端
28bが第1カム18の段部18bから外れて脱落下降
し、安全弁3を押圧開放している安全弁開放レバ−29
側面に当接係止して該レバー29を安全弁開放状態にロ
ックするのである。
そしてこの第20ツクレバー28の第1カム段部18b
からの脱落下降に伴い、スイッチ作動杆31はバネ32
力により下降してマイクロスイッチ33を閉威し、放電
点火器34からの火花放電が開始すると共に、第1カム
18のパイロット弁開閉部36がパイロット弁7を開放
し、パイロットバーナ8にガスを供給する。
而してタイマー押圧レバー21がフリーとなれば、ピス
トン13がバネ15力により摺動を開始し、緩慢な速度
でシリンダ14内を摺動し、ピストン13の突出端13
aがタイマー押圧レバー21をゆっくりと回動させ、該
レバー21の突起26が第10ツクレバー27の傾斜片
27bを押し上げる。
従って第10ツクレバー27の他端押圧片27cが下降
して第20ツクレバー28の一端を押し下げるので、該
第20ツクレバー28の他端28bは徐々に上昇し、操
作軸17の回動当初から1定時間tののち、該第20ツ
クレバー28の他端28bが安全弁開放レバー29への
係止を解除すると共に、スイッチ作動杆31を押し上げ
、マイクロスイッチ33を開成して放電を停止するので
ある。
更に若干時間Δを経過すると、ピストン−13の突出端
13aは第10ツクレバー27の傾斜片27bを完全に
押し上げ、該第10ツクレバー27の係合面27aはメ
イン弁開閉レバー23から外れ、該レバー23はバネ2
5力によりメイン弁4を開放するに至るのである。
従ってこの間、パイロットバーナ8が正常に点火された
場合、熱電対11の熱起電力により点火安全弁用電磁石
10が励磁されるから、第20ツクレバー28の係正に
よる安全弁開放レバー29からの押圧が解かれても安全
弁3は開放状態に保持され、メイン弁4開放に伴ってメ
インバーナ5が着火燃焼することになる。
一方、何らかの原因で点火されなかった場合は、電磁石
10が励磁されず、上記第20ツクレバー28の係止解
除により安全弁開放レバー29がフリーとなるに伴い、
安全弁3はバネ37カにより閉じ、ガス供給路を元位置
で遮断して安全動作を行なうのである。
定常燃焼中、パイロットバーナ8が失火した場合、熱電
対11の熱起電力が消失し、同様に安全弁3が閉じる。
また燃焼を停止するには、操作軸17を停止位置に逆回
動ずればよく、第1カム18のタイマー押圧部18aが
タイマー押圧レバー21を回動させ、該押圧レバー21
はピストン13を押圧してダッシュポット16を蓄力状
態に付勢すると共に、その突起26がメイン弁開閉レバ
ー23を牽引してメイン弁4を閉塞させる。
そして第10ツクレバー27がメイン弁開閉レバー23
の側面に下降係止してメイン弁4の閉塞状態を保持する
のである。
一方、第1カム18の段部18bが第20ツクレバー2
8の他端28bを押し上げると共に、同カム18のパイ
ロット弁開閉部36が遠ざかってパイロット弁7が閉塞
し、また第2カム19は安全弁開放レバー29の傾斜面
30を乗り越えて元位置に復帰する。
このパイロット弁7の閉塞によりパイロットバーナ8が
消火し、熱電対11は冷却されて熱起電力を失なうので
、暫くすると安全弁3は閉塞し、而してすべて停止状態
に復元するのである。
ところで一般にガス燃焼器具にあっては、点火操作時安
全装置(本考案では熱電気式点火安全弁3)が、パイロ
ットバーナの点火の良、不良に従ってそれぞれ開放保持
状態あるいは閉塞復帰状態のいずれかに落ち着いたのち
、メインバーナへのガス供給動作、即ちメイン弁開放動
作に入るようになっている。
従って本考案の如き、自動点火装置特に時間の経過に伴
って連続的に変位するダッシュポット等のタイマー装置
を使用したものにあっては、予め設定されたパイロット
点火時間を経過して安全弁の強制開放状態が解除される
に至るまで、メイン弁は閉塞状態に保持される必要があ
る。
従来、電磁石構成としたタイマー装置とメイン弁とを直
結し、コンデンサの放電完了に伴ってこの電磁石を解磁
してメイン弁を開放させるようにした特開昭54−12
3743号公報のものが公知となっているが、本考案の
ように連続的に変位するタイマー装置に対しては、上記
理由によりタイマー装置とメイン弁とを直結した構成を
採用することができなかった。
そで本考案においては、タイマー押圧レバー21を設け
、該レバー21によりメイン弁開閉レバー23を牽引し
てメイン弁4を閉塞させると共に、ダッシュポット16
の動作中にあっても第10ツクレバー27により閉塞状
態に拘束されているメイン弁4の開放は、同タイマー押
圧レバー21が第10ツクレバー27を押し上げてメイ
ン弁4への拘束を解除することにより行なわれるように
構成したのであり、ダッシュポット16の連続的な変位
にも拘らず、メイン弁4は充分な時間閉塞位置に強制保
持され、パイロットバーナ8が確実に点火される時間を
待って開放されることとなるから、不用意な生ガスの流
出もなく極めて安全である。
しかもこのようにタイマー押圧レバー21には、メイン
弁閉塞機能と第10ツクレバー27に対するロック解除
機能(つまりメイン弁開放機能)の両機能を併わせ持た
せたから、部品点数が減って廉価に自動点火装置が得ら
れる利点がある。
またタイマー押圧レバー21および第10ツクレバー2
7等は、ダッシュポット16の動作に従って緩やかに作
動するで、動作が円滑になると共に、急激な作動による
耐久性低下の心配もない。
このように本考案は、パイロットバーナに臨ませた熱電
対の熱起電力で開弁状態に保持される熱電気式点火安全
弁を備え、操作軸の点火回動操作当初の一定時間、タイ
マー装置の作動に関連せしめて前記熱電気式点火安全弁
を強制開放すると共にメイン弁を強制閉塞するようにし
た自動式点火安全装置において、メイン弁を閉塞位置に
変位させるタイマー押圧レバーを設け、タイマー装置の
作動時数タイマー押圧レバーによりメイン弁の強制閉塞
状態を解除するようにしたもので、点火からメイン燃焼
までがワンタッチ操作で行なえ、しカモ一つの部品でメ
イン弁の閉塞と該メイン弁の強制閉塞状態の解除とが行
なえ、部品点数減少によるコストの低減が可能となるば
かりでなく、作動円滑にして耐久性も良好である等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は平面断
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は同C−
C断面図、第4図は点火回動操作直後における同C−C
断面図である。 3・・・・・・熱電気式点火安全弁、4・・・・・・メ
イン弁、訃・・・・・パイロットバーナ、11・・・・
・・熱電対、12・・・・・・タイマー装置、17・・
曲操作軸、21・・・・・・タイマー押圧レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイロットバーナに臨ませた熱電対の熱起電力で開弁状
    態に保持される熱電気式点火安全弁を備え、操作軸の点
    火回動操作当初の一定時間、ダッシュポット式タイママ
    装置の作動に関連せしめて前記熱電気式点火安全弁を強
    制開放すると共にメイン弁を強制閉塞するようにしたも
    のにおいて、メイン弁を閉塞位置に変位させるタイマー
    押圧レバーを設け、メイン弁を取付けたメイン弁開閉レ
    バーをメイン弁閉塞位置に該タイマー押圧レバーで牽引
    すると共に、メイン弁開閉レバーに係止して該メイン弁
    開閉レバーをメイン弁閉塞状態に拘束するロックレバ−
    を設け、タイマー装置の作動時タイマー押圧レバーがメ
    イン弁開閉レバーへのロックレバ−の係止を解除するこ
    とによりメイン弁を開放位置に復帰させる構成とした自
    動点火安全装置。
JP3528380U 1980-03-17 1980-03-17 自動式点火安全装置 Expired JPS6030615Y2 (ja)

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JPS56136970U JPS56136970U (ja) 1981-10-16
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