JPS602930A - カメラの動作モ−ド記憶装置 - Google Patents

カメラの動作モ−ド記憶装置

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JPS602930A
JPS602930A JP11045683A JP11045683A JPS602930A JP S602930 A JPS602930 A JP S602930A JP 11045683 A JP11045683 A JP 11045683A JP 11045683 A JP11045683 A JP 11045683A JP S602930 A JPS602930 A JP S602930A
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JP
Japan
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film
gear
camera
winding
switch
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Pending
Application number
JP11045683A
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English (en)
Inventor
Toru Nagata
徹 永田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS602930A publication Critical patent/JPS602930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動巻上、巻戻しカメラにおける動作モード
の記憶装置に関するものであ・る。
従来、フィルム終端を電気的に検知し、自動的に巻戻す
カメラにおいては、以後のカメラの巻戻し状態の記憶を
純電気的に行なっていたので、巻戻中に電源電池の電圧
が低下して電池交換を行なう場合や、カメラに振動が与
えられ、電池接片部において接触不良が一瞬でも生じた
場合に、カメラの動作モードが巻上げ状態に復帰してし
まう事が有り、このような場合には、巻戻し中のフィル
ムが再び巻上げられてしまうという不都合があった。こ
れを防止するための方法としては、例えば本件出願人が
特願昭57−206301号で先に提案したクラッチ部
材の変位によって機械的なスイッチを切換えて、カメラ
の巻戻し状態を記憶保持する方法が有効である。
しかし、斯る方法のように、遊星ギヤクラッチでこれを
行なう事は、遊星ギヤクラッチの切換えが遊星ギヤの自
転に要する負荷と太陽ギヤを中心として公転に要する負
荷の差で行なわれる事から、単純に行なうと前記の負荷
バランスに加わる要素が増して確実な作動が保障し難く
なるとともに、太陽ギヤの回転が停止した時のスイッチ
状態変化についても保障できないという欠点を持つもの
であった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、前述した欠点
を、機構を複雑化する事無く、きわめて安価に改良する
事を目的としている。
以下、本発明に係るカメラの動作モード記憶装置を図面
に従って詳細に説明する。
第1図は本発明に係るカメラの巻上、巻戻し機構を制御
する電気回路の一例を示す図である。図中、101は接
点101aと接点101bとに切換わると共に、アース
を共通端とするl駒送り制御スイッチ、102は露光面
上にフィルムが存在する時にオンとなるフィルム在否ス
イッチ、103は巻戻し動作が始まる事によりオフから
オンに転する記憶スイッチ、104は電源電池、105
〜112は抵抗器、113はコンデンサ、114〜11
7はNPN )ランジスタ、118,119 ハPNP
 ) ランシス9.120〜123はイア バー p 
’I’ −)、124 ハNAND ケー) 、125
 ハNORゲート、126はフィルム送りの駆動源たる
直流モータである。130はスインy−101と連動し
、接点101b側への切換時にモータ126の端子間を
ショートする巻止めスイッチである。
カメラのすべての撮影動作が行なわれる前は1駒送り制
御スイッチ101は接点101b側にオンであり、図示
回路は電源が非投入状態であるとともにコンデンサ11
3は両端をショートされリセット状態にある。
次に、カメラにフィルムが装填された状態ではフィルム
在否スイッチ102がオン状態、また、記憶スイッチ1
03はオフ状態である。ここで1駒の撮影が行なわれカ
メラのシーフェンスがフィルム巻上可能な段階まで至る
と、1駒送り制御スイッチ101が接点101a側にオ
ンとなる。また、インバータ120の出力は10−パレ
ベル(以下、”LOW”と略称する。)であるからNP
N )ランジスタ114はオフ状態であって、コンデン
サ113は抵抗107を通じて充電を開始される。この
充電電圧がNPNトランジスタ115の所定のペースエ
ミッタ間電圧vnBに達するまでの間、NPN )ラン
ジスタ115はオフ状態を保つ。この間NANDゲート
124の入力はいずれも1ハイ”レベル(以下、”HI
 GH”と略称する。)であるから124の出力は”L
OW”、インバータゲート123の出力はHIGH”と
なる。従ってPNPトランジスタ118はオン状態とな
り、 NPNトランジスタ117もオン状態となる。
また同様に、インバータゲート121の出力はLOW”
であるからNORゲート125の入力はいずれも”LO
W”テNOR’7’−) 125(7)出方ハ″HIG
H”、これによってインバータゲート122の出力は”
LOW”となる。従ってPNP )ランジスタ119は
オフ状態、NPN )ランジスタ116もオフ状態とな
る。結局、トランジスタブリッジを構成する4ケの1ラ
ンジスタの内NPN )ランジスタ117、PNP)ラ
ンジスタ118の2ケがオン状態となり、モータ126
は矢印Aの方向に通電される。この方向の通電によって
得られる回転方向によりフィルム巻上が行なわれる。
フィルムが1駒分巻上がるとその時点で1駒送り制御ス
イッチ101が接点101aから接・点101bへ切換
るようにスイッチング動作が行なわれ、電源電池104
の接続が断たれるので制御回路が非通電状態となるとと
もに、コンデンサ113はリセット状態となる。これと
連動して巻止めスイッチ130がモータ126の端子間
をショートしモータ126が急停止し、フィルムの1駒
分の巻上が終了する。
この時、前記した電源電池104、抵抗107、コンデ
ンサ113 、NPN トランジスタ115によって決
定される、NPN )ランジスタ115がオフ状態を保
つ時1間はフィルム1駒分を巻上るのに要する時間より
も充分長く設定する。これによって通常フィルムの巻上
がくり返される。
次に、フィルム終端部の場合は巻上分のフィルム残量が
1駒分未溝になると、巻上が終了しないため1駒送り制
御ス“イツ5F101は接点101a側へ接続されたま
まとなる。従って1駒送り制御スインy−101が接点
101bから接点101aへ切換わった時点から所定時
間経過するとコンデンサ113の充電電圧がNPN )
ランジスタ115をオンするに足る所定のベース・エミ
ッタ間電圧VBEに達する。NPNトランジスタ115
がオン状態となった時、NANp−ゲート124ノ入力
はHIGH” ト”LOW” ドアjす、出力は”HI
GH”、NORゲートの入力はやはり、HI GH”と
°’1.OW” テ、出方);i ”LOW”となって
、巻上中の状態とは逆転する。これによってNPN )
ランジスタ117とPNP )ランジスタ118がオフ
状態、NPN トランジスタ116とPNP トランジ
スタ119がオン状態となり、モータ126は矢印B方
向に通電され、この方向の通電によって得られる回転方
向によってフィルムの巻戻しが行なわれる。モータ12
6の回転方向が逆転し、カメラの機構が巻上から巻戻し
へと切換るのにともなって記憶スイッチ103カオンと
なる。記憶スイッチ103のオンによってインバータゲ
ート12oの入力はL OW ”、出カバ”HIGH”
 ニ転り、、NPNトランジスタ114カオン状態とな
り、コンデンサ113に充電された電荷は放電され、N
PNトランジスタ115がオフ状態となる。この時NA
NDゲート124の入力は″ヒw”とHIGH″でその
出力は”HIGH”、NORゲートの入力はHIGH”
とLOW”でその出力はLOW″となり、フィルム巻戻
開始時点と変わらずフィルムの巻戻しが継続される。
フィルム巻戻しが進行し、フィルムのほとんどがパトロ
ーネ内に巻込まれ、露光面上からフィルムが無くなると
、フィルム往古スイッチ102がオフとなる。すると、
インバータゲート120の入力は’HIGH″′、その
出力はLOW′′に転じ、NPN )ランジスタ114
はオフ機能となり、コンデンサ113への抵抗107を
介しての充電が開始される。フィルム往古スイッチ10
2と記憶スイッチ103は直列接続であるから、この状
態は前に述べたフィルムの巻上中の状態と同等である。
従って、トランジスタブリッジのトランジスタのオン、
オフ状態は再びNPN )ランジスタ117とPNP 
)ランジスタ118がオン状態、NPN トランジスタ
116とPNP )ランジスタ119がオフ状態に転じ
、モータ126の回転方向が再逆転する。これによって
カメラの機構は巻戻し状態から巻上状態へと転じ、同時
に記憶スイッチ103もオフする。一方、巻上状態へと
転する事により、巻戻し中綴点101a側へ接続が保た
れていた1駒送り制御スイン′f−101は、たがだか
1駒分以内の巻上動作の後接点101bへと転じ、同時
に、巻止めスイッチ130がモータ126をショートし
て回路動作が終了し、初期状態へ復帰する。
ところで、記憶スイッチ103は巻戻し中オン状態とな
っているのであるが、これは、巻戻し中に電源電圧が低
下して電池の交換を行なった時再び巻戻しからカメラの
シーフェンスをスタートさせるためのものである。
以上が、回路の一連の動作であるが、NP)’)ランジ
スタ116,117とPNP )ランジスタ11B、1
19、モータ126から構成されるブリッジ型回路に於
て例えばNPN )ランジスタ116とPNP )ラン
ジスタ118が同時にオン状態となり、電源とアース間
のショート状態となる事の無いようにブリッジ回路の制
御回路部を構成しなければならない。又、連動して動く
1駒送り制御スイッチ101と巻止めスイン%130は
駒送り制御スインP 10?が接点101a側にある時
には、巻止めスイッチ130は必ずオフしているように
タイミングが構成されでいる。
次に第2図、第3図によって機構部の構成、作用につい
て説明する。
126は、駆動源である所のモータ、1はモータ達する
とともに、モータ126の回転方向の切換によってスプ
ロケット12と巻戻フォーク1oとを選択してギヤを切
換えるための遊星ギヤ機構の太陽ギヤ、4はスプロケッ
ト12へ駆動力を伝達するための遊星ギヤ、5は巻戻し
フォーク1oへ駆動力を伝達するための遊星ギヤである
。6は太陽ギヤ3と同一軸上で回転可能に軸支され遊星
ギヤ4,5を軸支する遊星ギヤキャリアである。遊星ギ
ヤキャリア6と、遊星ギヤ4,5との間には、太陽ギヤ
3の回転方向切換時、遊星ギヤ4,5の公転を行なわせ
るための摩擦が与えられている。
103は上記巻戻し記憶スイッチで遊星ギヤキャリア6
先端の軸部6aによって巻戻し中オン状態になるスイッ
チである。7,8.9は巻戻し駆動力伝達ギヤ、10は
巻戻しフォークである。巻戻しフォーク10はギヤ部1
0aの他に、コイン溝部10bを持ち、このコイン溝部
10bはカメラ外部に露出している。
11はメギャ部11aで遊星ギヤ4と、小ギヤ部11b
でスプロケット駆動ギヤ12aとそれぞれ噛合う連絡ギ
ヤ、12はフィルム送りと1駒分検出のためのスプロケ
ット、13はシャッタ等のチャージを行なうためのチャ
ージカム部13aと、1駒送り制御スイッチ101と巻
止めスイッチ130のスイッチングを行なうためのスイ
ッチカム部+3bとから成るカム板である。14はクラ
ッチ爪15と組合わされてワンウェイクラッチを構成す
るクラッチ板である。クラッチ板14はギヤ部14aに
てスプロケット駆動ギヤ12aと噛合い内面に形成され
たラチェット歯車14bを持ち、クラッチ爪15とでワ
ンウェイクラッチを構成し、スプロケット正転時のみス
プロケット12からの回転力を伝達する。また、スプロ
ケット駆動ギヤ12aとギヤ部14aは同一歯数とする
。クラッチ爪15は90°割りの突起部15aにてカム
板13と噛合い、カム板13とクラッチ爪15は、一体
的に回転する。
16はフィルム巻取リスプールで、ギヤ部+6aにて太
陽ギヤ3と噛合い、その表面上には、不図示のフィルム
押え部材と連携してオートローディングを行なうための
ゴム帯状の摩擦部材16bを持つ。17は1駒送り制御
スイッチ101及び巻止めスイン’f−130をスイッ
チングするだめのスイッチング部材で、腕部+7bでカ
ム板13のスイッチカム13bと尚接し17aを中心と
して回転可能で、他にセット板20と当接する腕部17
c、レリーズロックのための軸17dを持2゜スイッチ
101の切換え側はアースに接続されたGNDで示され
ているプリント基板上の金属箔と、これに常に接触して
おり、図示の如くスイッチング部材17に取付けられて
いる二叉の接片とからなり、この接片はスイッチ101
の切換え状態において同じプリント基板上の金属箔から
なる接点101bもしくは101aに接触するように構
成されている。18はスイッチング部材17を時計回り
方向に付勢するトーションスプリングである。
19は軸19aを中心として回転可能なチャージレバー
で、コロ19bがカム板13のチャージカム部13aと
当接し、先端部+9cにおいてカメラのセット板20の
チャージを行なう。2oはスロット20a、。
20bにて本体に摺動可能に取付けられ、不図示のバネ
によって右方の図示矢印方向に付勢されたセット板で、
この走行によって、自動焦点機構、シャッタ、巻上等の
カメラのシーケンスが制御される◎腕部20cはチャー
ジレバー19と、腕部20dは、スイッチング部材17
と、腕部20eは係止部組21とそれぞれ当接または保
合可能な配置となっている。21は軸21aを回転中心
とし、不図示のバネにより時計回り方向に付勢された係
止部材で爪部21bに於てセット板2oを係止し、腕部
21cを押し下げる(図では押し上げる)で反時計回り
に回転させる事によってこの係止を解除する構成となっ
ている。
22はスロッ) 22a、22bで本体に摺動可能に取
付けられ不図示のバネで図示矢印と逆方向に付勢された
レリーズロックレバ−で、腕部22eを、スイッチング
部材17により押される事により、レリーズレバ−23
の運動軌跡内に入って、レリーズレバ−23の運動を阻
止してレリーズロックを行なうとともにレリーズレバ−
23が図示矢印方向に押し下げられた状態においては逆
にレリーズレバ−23がレリーズロックレバ−22の運
動軌跡内に入り、レリーズロックレバ−22の運動が阻
止されスイッチング部材17の切換わりを止める構成と
なっている。
23はシャッタボタンの押下げによって下方(図では上
方)の図示矢印方向へ移動するレリーズレバ−である。
腕部23aは係止部材21と当接して係止解除折り曲げ
部23bの下端面23cがレリーズロックレバ−22の
上端面(図では下端面)22cに当接する事によりレリ
ーズロックし、折り曲げ部23bの裏面23dがレリー
ズロックレバ−22の側端24はフィルムパトローネ、
25はフィルム、25aはスプール16上に巻きとられ
たフィルム部分である。
102はフィルム在合スイッチで、スイッチボタン10
2aのフィルム25の有無による変位によってオン、オ
フし、図示した状態においてオンとなる。
次に作動(二ついて説明する。まず、フィルム25をカ
メラに装填せずにカメラを作動させる場合について述べ
る。第2図及び第3図の状態から不図示のレリーズボタ
ンを押下げる事によってレリーズレバ−23を図示矢印
方向に変位させ、腕部23aによって係止部材21を反
時計回り方向(一回転させてセット板20の係止を解除
する。七ツ1板20は不図示のバネのバネ力によって図
示矢印方向へ走行を開始し、順次オートフォーカス動作
、シャツタ開閉動作を制御した後、腕部20dがスイッ
チング部4g17cに当接して、スイッチング部材17
をバネ18の力に抗して反時計回り方向に回転させる。
一方、軸17dはこの直後レリーズロックレノ<−22
の腕部22e(二当接しレリーズロツクレノ々・−22
は前記した不図示のバネの付勢力に抗して、スイッチン
グ部材17の反時計回り方向の回転にともなって図示矢
印方向へ移動する。
この時不図示のレリーズボタンの押し下げが解除されて
いない場合、レリーズレバ−23の折曲部23dにレリ
ーズロックレバ−22が当接し、スイッチング部材17
の回転が阻止され、■駒込り制御スイッチ101、巻止
めスイッチ130の切換えは行なわれない。不図示のレ
リーズボタンを離す事によって、レリーズロックレバ−
22の係止が解除されると、前記セット板20の図示矢
印方向の不図示のバネによるチャーシカによって、スイ
ッチング部材は反時計回り方向にさらに回転可能となっ
て回転するので1駒送り制御スイッチ101、巻止めス
イッチ130を夫々接点101a側、オフ側へ切換える
。なお、この時、カム板13の位相は第2及び第3図々
示の位置通りとなっており、チャージレバー19のコロ
19bはチャージカム13aの最小リフト部13a′近
傍に落ち込む位置迄移動可能なので、セット板20の腕
部とチャージレバー19の先端部19cが当接していて
も、チャージレバー19はセット板20の図示矢印方向
への走行を妨げない。
スイッチング部材17によるスイッチング動作によって
モータ126に巻上げを行なう方向の電流が通電され、
ピニオンギヤ1は図示矢印方向の時計回りの方向に回転
し、減速ギヤ2,2′、太陽ギヤ3を通じてギヤ部16
aと共にフィルム巻取リヌプールを時計回り方向に回転
する。また、太陽ギヤ3の回転方向は反時計回り方向で
あるから、遊星ギヤ4は連絡ギヤ11の大ギヤ部11a
に噛合し、ギヤ部11bはスプ凸ケット駆動ギヤ12a
に噛合しているので、スプロケット12は図示矢印の時
計方向に、クラッチ板14は反時計回り方向に夫々回転
する。
クラッチ板14の反時計回り方向の回転はワン′つ・エ
イクラッチの伝達方向なのでカム板13も同方向に回転
する。
なお、セット板20かスイッチング部材17の上記スイ
ッチング動作を終了する迄図示矢印方向に走行した時、
スイッチング部材17の腕17bは、カム板13の突起
13dの回転軌跡昇進退避している。
カム板13の反時計回り方向の回転によ−って、チャー
ジカム部13aに当接しているチャーシンパー19のコ
ロ19bが軸19aを回転中心として時計回【]方向に
回転し、このコロ19bと共にチャージレノ(−19も
先端部19cと共に同方向に回転し1、二の回転力は先
端部19cに当接しているセット板23cつ腕部20c
を図示矢印方向と逆方向に移動させるようにし、これに
よってセット板20は図示矢印とは逆方向に移動してチ
ャージしてゆく。この移動(二より、スイッチング部材
17へのセット板20による図示矢印方向への外力が取
り除かれるので、スイッチング部材17はトーションバ
ネ18の付勢により、それの腕部17bがスイッチカム
13bの定常リフト部13eに当接する位置迄復帰力(
=よって時計回りられた巻止開始の状態に保持されてい
る。この時レリーズロックレバ−22はレリーズレノ(
−23の折曲部23bの作動軌跡内に有ってレリーズレ
ノクー23の図示矢印方向への押込みを阻止し、レリー
ズロックをかけた状態となっている。
さらにフィルムの巻上げが進むとコロ19b力lチヤー
ジカム部13aの最大リフトに達し、セット板20はオ
ーヴアーチャージ位置までチャージされ、この後再び係
止部材21によって係止される。
その後、フィルム1駒分に相当するスプロケット12と
カム板13がちょうど1回転すると、スイッチングカム
部13bの割り出し部13cにスイッチング部材17の
腕17bが図示の如く落ち込んで、1駒送り制御スイッ
チ101、巻止めスイッチ130をそれぞれ、接点10
1b側、オン側へ切換えてモータ126を急停止させ一
連の動作が終了する。この時、勿論コロ19bはチャー
ジカム部13aの最小リフト部13a′近傍に図示の如
く落込み可能な位置に最小リフト部13a’iが位置す
る。ここで、第4図を参照してチャージカムのプロフィ
ールについて説明する。第4図は横軸に最小リフト部1
3a′点からの角度を、縦軸にカムリフトを表わしたも
ので、LOはチャージカム部13aの基円半径(最小リ
フト)、Llは最小リフト部13a′の近傍におちこん
だチャージレバー19のコロ19bがカム板13に接触
開始スるリフト、L、はセット板20のチャージ完了後
リフトを急激に基円近傍まで戻し始める点のリフト、L
、/はセット板20が係止部材21により係止される位
置に対応するリフト、L3がオーヴアーチャージ位置ま
でセット板20をチャージするための最大リフトである
。通常この種のカムプロフィールは一点鎖線で示すよう
に最大リフトに至った点から急激にリフトを基円まで戻
すのであるが、この様な本願とは異なるカム板を本機構
に用いるとセット板20のチャーシカの反力が、カム板
13を反時計回り方向に回転させるように強く働きクラ
ッチ板14との間のワンウェイクラッチがスリップして
スプロケット12の間の位相が相対的にずれるジカム1
3aは第4図に示した実線のようにオーヴアチャージ位
置のリフ) Lsから、セット板20が係止されて反力
が無くなる所までは徐々にリフトを減小させている。望
ましくは、勾配は基円半径をRoとして0.04 Ro
/10′程度以下が好ましい。
さて次にフィルム25を装填してフィルム25の先端部
分がフィルム巻取リスプール16に完全に巻き付くまで
の間迦述したカラ撮しとまったく同様にカメラは作動し
、フィルム25は、スプロケット12によってフィルム
巻取リスプール16に向って送り込まれてゆく。フィル
ム25がフィルム巻取りスプール16に完全に巻き付く
とフィルム巻取リスプール16のギヤ部16aとスプロ
ケット12の駆動ギヤ比が(フィルム巻取リスプール1
6のフィルム巻取量)〉(スプロケット12のフィルム
送り出し量)となる様に構成されているため、連絡ギヤ
11は遊星ギヤ4によって駆動される速度よりも早く回
転しようとする。すると遊星ギヤキャリア6全体が連絡
ギヤ11の大ギヤ部11aと遊星ギヤ4の噛合が外れる
所まで図示矢印の時計回り方向に回転し、この噛合はス
リップ状態となり、スプロケット12、クラッチ板14
、カム板13はフィルム25の巻上げ方向の移動によっ
て駆動される状態となる。この他の作動は、スプロケッ
ト12の駆動がモータ126からではなくフィルム巻取
リスプール16の回転によって巻上走行されているフィ
ルム25による点を除いてカラ撮しとまったく同様な動
作で行なわれる。
フィルム25の巻上がフィルム終端に達し、突張状態に
なると前述したようにモータ126の回転方向が逆転し
、ピニオンギヤ1は反時計回り方向に回転する。この回
転力は減速ギヤ2,2′を介して太陽ギヤ3に与えられ
、太陽ギヤ3は時計回り方向に回転し、遊星ギヤ4と連
絡ギヤ11の大ギヤ部11aとの噛合を外した後、遊星
ギヤ5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7が噛合うまで遊星ギヤ
キャリア6遊星ギヤ5の回転駆動力はギヤ7.8.9を
通じてギヤ部10aに与えられるので、巻戻しフォーク
10は反時計回り方向に回転し、パトローネ24内にフ
ィルム巻取リスプール16に巻取られていたフィルム2
5aを巻戻してゆく。
ここで第5,6図を参照して遊星ギヤの作動を説明する
。第5図はフィルム巻上中を示す図で、太陽ギヤ3→遊
星ギヤ4→大ギヤ部11a Kモータ126の駆動力が
伝達される。今、フィルム25が装填され、フィルム巻
取リスプール16にその先端部分をしっかりと巻取られ
、次にフィルム25の1駒づつの巻上げ時は、前に述べ
たように(遊星ギヤ4の噛合ピッチ円周上の線速度)〈
(連結ギヤ11の噛合ピッチ円周上の線速度)となって
いるため遊星ギヤ4,5、遊星ギヤキャリア6の図番4
,5.6で示した位置はそれぞれ図番4’、 5’、 
6’で示したような位置、すなわち、遊星ギヤ4と大ギ
ヤ部11aの噛合が外れる位置までの間を往復してこの
速度差を吸収する。この時必要とする変位量では遊星ギ
ヤ5と巻戻駆動力伝達ギヤ7は噛合わない。太陽ギヤ3
0回転方向を逆転させフィルムの巻戻し状態としたのが
第6図である。第5図の太陽ギヤ3、遊星ギヤ4、大ギ
ヤ部11a、第6図の太陽ギヤ3、遊星ギヤ5、巻戻駆
動力伝達ギヤ1の位置関係はそれぞれ負荷がかかると食
い込んでゆくいわゆる・1食い込み勝手」となっている
ため、遊星ギヤキャリア6の軸6aが当接する範囲で遊
星ギヤ5と巻戻駆動力伝達ギヤ7の歯先同志が噛合いは
じめる図番5″で示した位置よりも食い込み側なので、
前記のとおり太陽ギヤ3、遊星ギヤ5、巻戻し駆動力伝
達ギヤ7は「食い込み勝手」である事がら巻戻し記憶ス
イッチ103は遊星ギヤ5の切換えにはし記憶スイッチ
103がオンするので、フィルム25の巻上、巻戻しの
切換中における駆動力が遊星ギヤ4又は5を介して伝達
されてない中立状態の時には記憶スイッチはオフである
さて、フィルム25の巻戻し中はスプロケット12は反
時計回り方向に回転しクラッチ板14は時計回り方向に
回転する。カム板13はある程度以上は時計回り方向に
は回転できないため、クラッチ板14とクラッチ爪15
で構成されたワンウェイクラッチはスリップし、スプロ
ケット12とクラッチ板14の逆転を許す。セット板2
0のチャージ途中で巻戻しが始まった場合、カム板13
はその場で停止している場合もあれば、ワンウェイクラ
ッチのスリップによって生じるトルクにより回転しチャ
ージレバー19のコロ19bが最小リフト部13a′近
傍に落ち込む位置まで図示矢印とは反対方向に逆転する
場合もある。通常は逆転してもスイッチング部材17−
・は再び図示矢印方向に移動するセット板20によって
回転されるため支障は生じないが、しかしセット板20
が係止可能な位置までチャージされていてフィルムの巻
戻し中にカム板13が逆転した時セット板20は係止位
置に保持されてしまうためスイッチング部材17の腕部
17bはチャージカム13aの割り出し部13cに落込
み可能となり、落ち込める位置までカム板13が逆転す
ると1駒送り制御スイッチ101、巻止めスイッチ13
0が切換リフイルム25の巻戻しが停止してしまう。こ
れを防ぐためにカム板13の1駒割り出し部には突起1
3dが股&チてあり、この部分が、スイッチング部材1
7の腕17bと係合してそれ以上のカム板13の逆転な
防止し、前記した事故を防いでいる。
フィルムの巻戻しが進んでフィルム総てがパトローネ2
4内に巻込まれると、接点部分102aはフフイルムに
押されなくなり変位してフィルム存否スイッチ102が
オフされ、フィルムの巻戻しカ停止し、モータ126が
逆転し、この場合、フィルムの巻上げの方向に回転して
、この時、遊星ギヤキャリア6は反時計回りの方向に回
転させ遊星ギヤ4を大ギヤ部11に噛合させ、同時に、
軸部6aは巻戻し記憶スイッチ103を押さなくなり、
これをオフ状態にする。この後は上記1駒分のフィルム
の巻上げ動作と同じとなり、駒割り出しが行なわれて停
止するまで巻上動作を行なって停止する。尚、巻戻しの
際スプール12はフィルムをパトローネ24に送り出す
方向に駆動されるが(巻戻フォーク10によるフィルム
の巻取量)<(フィルム巻取りスプール16のフィルム
送り出し量)であ、る”様なギヤ比となっており、なお
かっ、フィルムはフィルム巻取リスプール16と摩擦結
合しているのみであるからフィルム巻戻しのきわめて初
期にフィルムの巻きが緩んでしまう事により、巻戻しは
支障なく行なわれる。
以上説明したように遊星ギヤクラッチとカメラの動作モ
ード記憶スイッチとを本発明の如く構成する事によって
、クラッチの切換え動作をまったく妨げる事無くスイッ
チ切換えを行なう事ができ、しかもコストアップスペー
スの拡大等のデメリットはまったく生じない。従って本
発明の機構は自動巻上、巻戻しカメラに実施ずれば効果
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の制御回路の回路図、第2,
3図は本発明に係る装置を適用したカメラの機構を下前
方より見た斜視図、第4図はチャージカムのプロフィー
ル図、第5,6図はクラッチ部の作動説明図である。 3・・・・・・・・・太陽ギヤ 4.5・・・・・・・・・遊星ギヤ 12・・・・・・・・・スプロケット 13・・・・・・・・・カム板 16・・・・・・・・・フィルム巻取リスプール17・
・・・・・・・・スイッチング部材24・・・・・・・
・・パトローネ 25・・・・・・・・・フィルム 101・・・・・・・・・1コマ割り出しスイッチ10
2・・・・・・・・・フィルム往古スイッチ103・・
・・・・・・・巻戻し記憶スイッチ126・・・・・・
・・・モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) フィルム終端を検知して自動的にフィルムを巻
    戻すカメラに於て、駆動力を巻上系と巻戻し系とに選択
    して伝達するクラッチ機構群と、このクラッチ機構群の
    作動状態を検知してカメラが巻上巻戻しいずれのモード
    にあるかを検知する記憶スイッチとを持ち、該クラッチ
    機構群の各クラッチはそれぞれ接続状態を自己保持する
    構成と、フィルムの巻上、巻戻しの切換中における、そ
    のいずれにも駆動力を伝達しない中立状態では、前記ク
    ラッチ機構と前記記憶スイッチは互いに作用し合わない
    事を特徴とするカメラの動作モード記憶装置。
  2. (2)前記クラッチ群は遊星ギヤクラッチによって構成
    される事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカメ
    ラの動作モード記憶装置。
JP11045683A 1983-06-20 1983-06-20 カメラの動作モ−ド記憶装置 Pending JPS602930A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133930A (ja) * 1984-12-04 1986-06-21 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラのフイルム給送装置
JPS629327A (ja) * 1985-07-08 1987-01-17 Olympus Optical Co Ltd フイルム自動巻上巻戻カメラ
US4884906A (en) * 1987-02-27 1989-12-05 Max, Co., Ltd. Serial printer with a single type wheel

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS629327A (ja) * 1985-07-08 1987-01-17 Olympus Optical Co Ltd フイルム自動巻上巻戻カメラ
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