JPS61124926A - カメラの給送モ−ド保持装置 - Google Patents
カメラの給送モ−ド保持装置Info
- Publication number
- JPS61124926A JPS61124926A JP24726284A JP24726284A JPS61124926A JP S61124926 A JPS61124926 A JP S61124926A JP 24726284 A JP24726284 A JP 24726284A JP 24726284 A JP24726284 A JP 24726284A JP S61124926 A JPS61124926 A JP S61124926A
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- JP
- Japan
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- film
- switch
- winding
- planetary gear
- gear
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は撮影終了ごとにフィルムを1駒自動的に給送す
る自動給送装置を備えたカメラに関し、特に上記自動給
送装置の動作モートを保持する安全機構に関する。
る自動給送装置を備えたカメラに関し、特に上記自動給
送装置の動作モートを保持する安全機構に関する。
(従来技術)
撮影終了ごとにフィルムを1駒づつ自動的に巻上げてい
き、パトローネ内にフィルムが無くなって巻上げがそれ
以上できなくなった際、その突張り状態を検知して巻上
げモードから巻戻しモードに制御回路が自動的に切換わ
り、フィルムの巻戻しが行なわれる所謂自動巻上、巻戻
可能なカメラが従来より種々提案されている。
き、パトローネ内にフィルムが無くなって巻上げがそれ
以上できなくなった際、その突張り状態を検知して巻上
げモードから巻戻しモードに制御回路が自動的に切換わ
り、フィルムの巻戻しが行なわれる所謂自動巻上、巻戻
可能なカメラが従来より種々提案されている。
その場合、上記フィルムの突張り状態を検知する方法と
しては、大別して2通りあり、1つは本出願人より既に
出願されている特開昭59−955203号に開示され
ているようなタイマーによる電気的検知方法で、これは
、フィルムの1駒巻上げが開始されると同時にタイマー
が時間をカウントし始め、フィルムの1駒巻上げが支障
無く行なわれている間は例えばl胴巻上げごとに上記タ
イマーにリセットがかかるがフィルムが突張って1駒巻
上げが途中で停止したような場合は上記リセットがかか
らず、l駒巻上げよりも長く設定された所定時間を上記
タイマーがカウントすると巻戻しを開始するようにした
ものである。
しては、大別して2通りあり、1つは本出願人より既に
出願されている特開昭59−955203号に開示され
ているようなタイマーによる電気的検知方法で、これは
、フィルムの1駒巻上げが開始されると同時にタイマー
が時間をカウントし始め、フィルムの1駒巻上げが支障
無く行なわれている間は例えばl胴巻上げごとに上記タ
イマーにリセットがかかるがフィルムが突張って1駒巻
上げが途中で停止したような場合は上記リセットがかか
らず、l駒巻上げよりも長く設定された所定時間を上記
タイマーがカウントすると巻戻しを開始するようにした
ものである。
一方、フィルムの突張り状態を検知するもう1つの方法
としては、フィルムが突張った際のトルクの変動を検知
してメカ的にスイッチを切換え巻上げから巻戻しに移行
させるものである。
としては、フィルムが突張った際のトルクの変動を検知
してメカ的にスイッチを切換え巻上げから巻戻しに移行
させるものである。
これは、例えばモータとスプロケットをバネ結合された
クラッチによって接続しておき、通常は上記クラッチを
介してモータの回転が、スプロケットに伝達されフィル
ムの1駒巻上げが行なわれるが、フィルムの突張りによ
ってスプロケットが回転できなくなると、モータのみ回
転して、上記クラッチに設け゛られたカム部によって該
クラッチが上記バネに抗して軸方向に摺動し、その摺動
動作に連動して切換るメカ的なスイッチによって巻上げ
動作から巻戻し動作に移行するものである。
クラッチによって接続しておき、通常は上記クラッチを
介してモータの回転が、スプロケットに伝達されフィル
ムの1駒巻上げが行なわれるが、フィルムの突張りによ
ってスプロケットが回転できなくなると、モータのみ回
転して、上記クラッチに設け゛られたカム部によって該
クラッチが上記バネに抗して軸方向に摺動し、その摺動
動作に連動して切換るメカ的なスイッチによって巻上げ
動作から巻戻し動作に移行するものである。
ところで、フィルムの突張り検知が前者のような電気的
な方法によって行なわれるものでは巻戻し動作への切換
えが電気的スイッチによって行なわれている為電源電池
の消耗によって巻戻し動作が途中で停止したような場合
、電池交換を行なうと、制御回路が巻戻しモードから巻
上げモードに復帰してしまうので、これを防止する為メ
カ的な記憶スイッチによって巻戻しモードが保持される
ようになっている。このメカ的な記憶スイッチとしては
例えば巻上げモードから巻戻しモードへの切換わりに応
じて回転方向の反転するモータの回転方向によって切換
わる遊星ギヤクラッチに連動するようなもので構成され
ている。この遊星ギヤクラッチは巻上げモードでは巻上
げ用のギヤ列と噛み合い、巻戻しモードでは巻戻し用の
ギヤ列と噛み合ってモータの駆動力を伝達するものであ
り、モータの作動中は、その回転力によって巻上げモー
ドでは巻上げ用のギヤ列に、巻戻しモードでは巻戻し用
のギヤ列に常に食い付くように動作する。
な方法によって行なわれるものでは巻戻し動作への切換
えが電気的スイッチによって行なわれている為電源電池
の消耗によって巻戻し動作が途中で停止したような場合
、電池交換を行なうと、制御回路が巻戻しモードから巻
上げモードに復帰してしまうので、これを防止する為メ
カ的な記憶スイッチによって巻戻しモードが保持される
ようになっている。このメカ的な記憶スイッチとしては
例えば巻上げモードから巻戻しモードへの切換わりに応
じて回転方向の反転するモータの回転方向によって切換
わる遊星ギヤクラッチに連動するようなもので構成され
ている。この遊星ギヤクラッチは巻上げモードでは巻上
げ用のギヤ列と噛み合い、巻戻しモードでは巻戻し用の
ギヤ列と噛み合ってモータの駆動力を伝達するものであ
り、モータの作動中は、その回転力によって巻上げモー
ドでは巻上げ用のギヤ列に、巻戻しモードでは巻戻し用
のギヤ列に常に食い付くように動作する。
ところが、巻上げモードに於いてl胴巻上げが終了し、
モータが停止すると遊星ギヤクラッチは上記巻上げ用の
ギヤ列に食い付くような作用力を受けなくなるので、l
胴巻上げ終了時、カメラを落とすなどして、カメラに大
きな衝撃力が与えられると、上記遊星ギヤクラッチの噛
み合いが巻上げ用のギヤ列から巻戻し用のギヤ列に切換
わってしまう場合がある。すると遊星ギヤクラッチに連
動して切換わる上記メカ的な記憶スイッチが巻戻しモー
ドを記憶してしまい、巻上げ状態であるにもかかわらず
巻戻し動作が行なわれてしまうといった不都合な自体が
生じることになる。
モータが停止すると遊星ギヤクラッチは上記巻上げ用の
ギヤ列に食い付くような作用力を受けなくなるので、l
胴巻上げ終了時、カメラを落とすなどして、カメラに大
きな衝撃力が与えられると、上記遊星ギヤクラッチの噛
み合いが巻上げ用のギヤ列から巻戻し用のギヤ列に切換
わってしまう場合がある。すると遊星ギヤクラッチに連
動して切換わる上記メカ的な記憶スイッチが巻戻しモー
ドを記憶してしまい、巻上げ状態であるにもかかわらず
巻戻し動作が行なわれてしまうといった不都合な自体が
生じることになる。
一方、フィルムの突張りをメカ的に検知する後者のよう
な場合も、もともと、これは巻上げから巻戻しへの切換
えをメカ的なスイッチによって行なっているものである
から上述と同様の不都合な事態の生じる場合がる。
な場合も、もともと、これは巻上げから巻戻しへの切換
えをメカ的なスイッチによって行なっているものである
から上述と同様の不都合な事態の生じる場合がる。
(発明の概略)
本発明は以上の事情に鑑み為されたもので、給送モード
の記憶をメカ的なスイッチ部材の切換えによって行なう
カメラに於いて、撮影終了ごとにフィルムを1駒自動的
に給送する自動給送装置と、所定位置にあるとき該自動
給送装置に上記給送モードを記憶させるスイッチ部材と
、上記自動給送装置の上記給送動作時の作動力によって
、上記スイッチ部材を上記所定位置保持する操作部材と
、上記自動給送装置の作動に連動して、上記給送動作完
了時に上記スイッチ部材を上記所定位置に係止すると共
にシャッターレリーズ動作に連動して上記係止を解除す
る係上部材とを備えることにより、衝撃力が加えられて
も給送モードが変化することのないようなカメラを提供
しようとするものである。
の記憶をメカ的なスイッチ部材の切換えによって行なう
カメラに於いて、撮影終了ごとにフィルムを1駒自動的
に給送する自動給送装置と、所定位置にあるとき該自動
給送装置に上記給送モードを記憶させるスイッチ部材と
、上記自動給送装置の上記給送動作時の作動力によって
、上記スイッチ部材を上記所定位置保持する操作部材と
、上記自動給送装置の作動に連動して、上記給送動作完
了時に上記スイッチ部材を上記所定位置に係止すると共
にシャッターレリーズ動作に連動して上記係止を解除す
る係上部材とを備えることにより、衝撃力が加えられて
も給送モードが変化することのないようなカメラを提供
しようとするものである。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面を基に説明する。
第1図は本発明に係るカメラの自動給送装置の機構を示
すもので、見易くする為、カメラの下側から見た状態で
の構成を示している。又、第2図は第1図の機構に於け
るスプロケット周辺を示し、第3図は第1図の機構に於
ける給送モード保持部分の構成を示している。
すもので、見易くする為、カメラの下側から見た状態で
の構成を示している。又、第2図は第1図の機構に於け
るスプロケット周辺を示し、第3図は第1図の機構に於
ける給送モード保持部分の構成を示している。
第1図に於いて、Mは駆動鳳である処のモータ、1はモ
ータMの出力軸に固着されたピニオンギヤ、2.2′は
減速ギヤ、3はスプール16へ常時モータMの駆動力を
伝達するとともに、モータMの回転方向の切換えによっ
てスプロケット12(第2図参照)と巻戻しフォーク1
0とに選択してギヤを切換えるための遊星ギヤ機構うち
の太陽ギヤ、4はスプロケット12へ駆動力を伝達する
ための遊星ギヤ、5は巻戻しフォークlOへ駆動力を伝
達するための遊星ギヤである。6は太陽ギヤ3と同一軸
上で回転可能に軸支され、遊星ギヤ4.5を軸支する遊
星ギヤキャリアである。遊星ギヤキャリア6と遊星ギヤ
4,5との間には、太陽ギヤ3の回転方向切換時、遊星
ギヤ4.5の公転を行なわせるための摩擦が与えられて
いる。
ータMの出力軸に固着されたピニオンギヤ、2.2′は
減速ギヤ、3はスプール16へ常時モータMの駆動力を
伝達するとともに、モータMの回転方向の切換えによっ
てスプロケット12(第2図参照)と巻戻しフォーク1
0とに選択してギヤを切換えるための遊星ギヤ機構うち
の太陽ギヤ、4はスプロケット12へ駆動力を伝達する
ための遊星ギヤ、5は巻戻しフォークlOへ駆動力を伝
達するための遊星ギヤである。6は太陽ギヤ3と同一軸
上で回転可能に軸支され、遊星ギヤ4.5を軸支する遊
星ギヤキャリアである。遊星ギヤキャリア6と遊星ギヤ
4,5との間には、太陽ギヤ3の回転方向切換時、遊星
ギヤ4.5の公転を行なわせるための摩擦が与えられて
いる。
103は巻戻し記憶スイッチで、操作部材としての遊星
ギヤキャリア6先端の突起部6aによってオンされ巻戻
しモードを記憶する。7゜8.9は巻戻し駆動力伝達ギ
ヤ、10は巻戻しフォークである。巻戻しフォーク10
はギヤ部10aの他に、コイン溝部10bを持ち、この
コイン溝部lObはカメラ外部に露出している。
ギヤキャリア6先端の突起部6aによってオンされ巻戻
しモードを記憶する。7゜8.9は巻戻し駆動力伝達ギ
ヤ、10は巻戻しフォークである。巻戻しフォーク10
はギヤ部10aの他に、コイン溝部10bを持ち、この
コイン溝部lObはカメラ外部に露出している。
11は、大ギヤ部11aで遊星ギヤ4と、小ギヤ部Il
bで第2図図示のスプロケット駆動ギヤ12aとそれぞ
れ噛合う連絡ギヤ、第2図に於いて12はフィルム送り
と1駒分検出のためのスプロケット、13はシャッタ等
のチャージを行なうためのチャージカム部13aと、駒
送りごとにオンオフしモータMの駆動、停止を制御する
1駒送り制御スイッチ101並びに巻止めスイッチ13
0のスイッチングを行なうためのスイッチカム部13b
とから成るカム板である。14はクラッチ爪15と組合
わされてワンウェイクラッチを構成するクラッチ板であ
る。
bで第2図図示のスプロケット駆動ギヤ12aとそれぞ
れ噛合う連絡ギヤ、第2図に於いて12はフィルム送り
と1駒分検出のためのスプロケット、13はシャッタ等
のチャージを行なうためのチャージカム部13aと、駒
送りごとにオンオフしモータMの駆動、停止を制御する
1駒送り制御スイッチ101並びに巻止めスイッチ13
0のスイッチングを行なうためのスイッチカム部13b
とから成るカム板である。14はクラッチ爪15と組合
わされてワンウェイクラッチを構成するクラッチ板であ
る。
クラッチ板14はギヤ部14aにてスプロケット駆動ギ
ヤ12aと噛合い内面に形成されたラチェット歯車14
bを持ち、クラッチ爪15とでワンウェイクラッチを構
成し、スプロケット正転時(第2図では時計方向への回
転時)のみ、スプロケット12からの回転力を伝達する
。
ヤ12aと噛合い内面に形成されたラチェット歯車14
bを持ち、クラッチ爪15とでワンウェイクラッチを構
成し、スプロケット正転時(第2図では時計方向への回
転時)のみ、スプロケット12からの回転力を伝達する
。
また、スプロケット駆動ギヤ12aとギヤ部14aは同
一歯数とする。クラッチ爪15は。
一歯数とする。クラッチ爪15は。
90°割りの突起部15aにてカム板13と噛合い、カ
ム板13とクラッチ爪15は一体的に回転する。
ム板13とクラッチ爪15は一体的に回転する。
第1図に於いて16はフィルム巻取リスブールで、ギヤ
部16aにて太陽ギヤ3と噛合い。
部16aにて太陽ギヤ3と噛合い。
その表面上には、不図示のフィルム押え部材と連携して
オートローディングを行なうためのゴム帯状の摩擦部材
16bを有する6 17は1駒送り制御スイッチ101
及び巻止めスイッチ130をスイッチングするためのス
イッチング部材で、腕部17bでカム板13のスイッチ
カム13bと当接し、軸17aを中心として回転可能で
、他に、セット板20と当接する腕部17c、レリーズ
ロックのための突起部17dを持つ。1駒送り制御スイ
ッチlotはスイッチング部材に取付けられた二叉の接
片の一方をアースに接続されたプリント基板上の金属箔
GNDと、常に接触させており、他方をスイッチング部
材の移動に応じてプリント基板上の金属箔からなる接点
101bもしくは101aに接触するように構成されて
いる。また巻止めスイッチ130についても略同様な構
成であり、図示は省略している。18はスイッチング部
材17を時計回り方向に付勢するトーションスプリング
である。
オートローディングを行なうためのゴム帯状の摩擦部材
16bを有する6 17は1駒送り制御スイッチ101
及び巻止めスイッチ130をスイッチングするためのス
イッチング部材で、腕部17bでカム板13のスイッチ
カム13bと当接し、軸17aを中心として回転可能で
、他に、セット板20と当接する腕部17c、レリーズ
ロックのための突起部17dを持つ。1駒送り制御スイ
ッチlotはスイッチング部材に取付けられた二叉の接
片の一方をアースに接続されたプリント基板上の金属箔
GNDと、常に接触させており、他方をスイッチング部
材の移動に応じてプリント基板上の金属箔からなる接点
101bもしくは101aに接触するように構成されて
いる。また巻止めスイッチ130についても略同様な構
成であり、図示は省略している。18はスイッチング部
材17を時計回り方向に付勢するトーションスプリング
である。
19は、軸19aを中心として回転可能なチャージレバ
ーで、コロ19bがカム板13のチャージカム部13a
と当接し、先端部19cにおいてカメラのセット板20
のチャージを行なう、20はスロワ)20a、20bに
て本体に摺動可能に取付けられ、不図示のバネによって
右方の図示矢印方向に付勢されたセット板で、この走行
によって、自動焦点機構、シャッタ、巻上げ等のカメラ
のシーケンスが制御される。
ーで、コロ19bがカム板13のチャージカム部13a
と当接し、先端部19cにおいてカメラのセット板20
のチャージを行なう、20はスロワ)20a、20bに
て本体に摺動可能に取付けられ、不図示のバネによって
右方の図示矢印方向に付勢されたセット板で、この走行
によって、自動焦点機構、シャッタ、巻上げ等のカメラ
のシーケンスが制御される。
腕部20cはチャージレバー19と、腕部20dはスイ
ッチング部材17と、腕部20eは係止部材21とそれ
ぞれ当接又は係合可能な配置となっている。21は軸2
1aを回転中心とし、不図示のバネにより時計回り方向
に付勢された係止部材で、爪部21bに於いてセット板
20を係止し、腕部21cを押し下げ(図では押し上げ
る)て反時計回りに回転させる事によってこの係止を解
除する構成となっている。
ッチング部材17と、腕部20eは係止部材21とそれ
ぞれ当接又は係合可能な配置となっている。21は軸2
1aを回転中心とし、不図示のバネにより時計回り方向
に付勢された係止部材で、爪部21bに於いてセット板
20を係止し、腕部21cを押し下げ(図では押し上げ
る)て反時計回りに回転させる事によってこの係止を解
除する構成となっている。
22はスロット22a、22bで本体に摺動可能に取付
けられ、不図示のバネで図示矢印と逆方向に付勢された
レリーズロックレバ−で、腕部22eをスイッチング部
材17により押される車によりレリーズレバ−23の運
動軌跡内に入ってレリーズレバ−23の運動が阻止して
レリーズロックを行なうと共に、レリーズレバ−23が
図示矢印方向に押し下げられた状態においては逆にレリ
ーズレバ−23がレリーズロックレバ−22の運動軌跡
内に入り、レリーズロックレバ−22の運動か阻止され
、スイッチング部材17の切換わりを止める構成となっ
ている。
けられ、不図示のバネで図示矢印と逆方向に付勢された
レリーズロックレバ−で、腕部22eをスイッチング部
材17により押される車によりレリーズレバ−23の運
動軌跡内に入ってレリーズレバ−23の運動が阻止して
レリーズロックを行なうと共に、レリーズレバ−23が
図示矢印方向に押し下げられた状態においては逆にレリ
ーズレバ−23がレリーズロックレバ−22の運動軌跡
内に入り、レリーズロックレバ−22の運動か阻止され
、スイッチング部材17の切換わりを止める構成となっ
ている。
23はシャッタボタンの押下げによって下方(図では上
方)の図示矢印方向へ移動するレリーズレバ−である、
腕部23aは係止部材21の腕部21cと当接して係止
解除し、折り曲げ部23bの下端面23C(図では上端
面)がレリーズロックレバ−22の上端面(図では下端
面)22Cに当接する事によりレリーズロックし、折り
曲げ部23bの裏面23dがレリーズロックレバ−22
の側端面22dに当接する事により、レリーズロックレ
バ−22の運動阻止を、それぞれ行なうものである。第
2図に於いて24はフィルムパトローネ、25はフィル
ム、25aはスプール16上に巻きとられたフィルム部
分である。102はフィルム存否スイッチで、スイッチ
ボタン102aがフィルム25によって押圧されること
で、変位しオン状態になる。
方)の図示矢印方向へ移動するレリーズレバ−である、
腕部23aは係止部材21の腕部21cと当接して係止
解除し、折り曲げ部23bの下端面23C(図では上端
面)がレリーズロックレバ−22の上端面(図では下端
面)22Cに当接する事によりレリーズロックし、折り
曲げ部23bの裏面23dがレリーズロックレバ−22
の側端面22dに当接する事により、レリーズロックレ
バ−22の運動阻止を、それぞれ行なうものである。第
2図に於いて24はフィルムパトローネ、25はフィル
ム、25aはスプール16上に巻きとられたフィルム部
分である。102はフィルム存否スイッチで、スイッチ
ボタン102aがフィルム25によって押圧されること
で、変位しオン状態になる。
第3図に於いて、26はスロワ)26a、26bにて本
体に摺動可能に取付けられた巻上げモードを係持する為
の係止部材でこの係上部材26は一端に前記スイッチン
グ部材17の突起部17dに連結され、スイッチング部
材17の回転に応じて係上部材26を摺動させる腕部2
6cを有し、他端に前記遊星ギヤキャリア6の突起部6
aと係合し、スイッチング部材17の回転に応じた摺動
によりl胴巻上げが完了した状態(第3図示の状態)で
はカメラを落とすなど大きな衝撃力が加わっても遊星ギ
ヤキャリア6が巻上側から巻戻し側に切換わらないよう
に保持すると共に1駒巻上げ中は上記保持を解除する腕
部26dを有している。
体に摺動可能に取付けられた巻上げモードを係持する為
の係止部材でこの係上部材26は一端に前記スイッチン
グ部材17の突起部17dに連結され、スイッチング部
材17の回転に応じて係上部材26を摺動させる腕部2
6cを有し、他端に前記遊星ギヤキャリア6の突起部6
aと係合し、スイッチング部材17の回転に応じた摺動
によりl胴巻上げが完了した状態(第3図示の状態)で
はカメラを落とすなど大きな衝撃力が加わっても遊星ギ
ヤキャリア6が巻上側から巻戻し側に切換わらないよう
に保持すると共に1駒巻上げ中は上記保持を解除する腕
部26dを有している。
次に、上記機構の作動について説明する。まず、フィル
ム25をカメラに装填せずにカメラを作動させる場合に
ついて述べる。第2図の状態から不図示のレリーズボタ
ンを押下げる事によってレリーズレバ−23を図示矢印
方向に変位させ、腕部23aによって係止部材21を反
時計回り方向に回転させてセット板20の係止を解除す
る。セット板20は不図示のバネのバネ力によって図示
矢印方向へ走行を開始、順次。
ム25をカメラに装填せずにカメラを作動させる場合に
ついて述べる。第2図の状態から不図示のレリーズボタ
ンを押下げる事によってレリーズレバ−23を図示矢印
方向に変位させ、腕部23aによって係止部材21を反
時計回り方向に回転させてセット板20の係止を解除す
る。セット板20は不図示のバネのバネ力によって図示
矢印方向へ走行を開始、順次。
オートフォーカス動作、シャツタ開閉動作を制御した後
、腕部200がスイッチング部材17の腕部17cに当
接して、スイッチング部材17をバネ18の力に抗して
反時計回り方向に回転させる。一方、突起部17dはこ
の直後、レリーズロックレバ−22の腕部22eに当接
し、レリーズロックレバ−22は、前記した不図示のバ
ネの付勢力に抗して、スイッチング部材17の反時計回
り方向の回転にともなって図示矢印方向へ移動する。
、腕部200がスイッチング部材17の腕部17cに当
接して、スイッチング部材17をバネ18の力に抗して
反時計回り方向に回転させる。一方、突起部17dはこ
の直後、レリーズロックレバ−22の腕部22eに当接
し、レリーズロックレバ−22は、前記した不図示のバ
ネの付勢力に抗して、スイッチング部材17の反時計回
り方向の回転にともなって図示矢印方向へ移動する。
この時、不図示のレリーズボタンの押し下げが解除され
ていない場合、レリーズレ/< −23の折曲部23b
にレリーズロックレノ<−22の側端面22dが当接し
、スイッチング部材17の回転が阻止され、1駒送り制
御スイッチ101、巻止めスイッチ130の切換えは行
なわれない、不図示のレリーズボタンを離す車番こよっ
て、レリーズロックレノ<−22の係止力く解除される
と、前記セット板20の図示矢印方向の不図示のバネに
よるチャーシカによって、スイッチング部材17は反時
計回り方向番こさらに回転可能となって回転するので、
1駒送り制御スイッチ101、巻止めスイッチ130を
夫々接点101a側、オフ側へ切換える。同時に第3図
に示した係止部材26がスイッチング部材17の突起部
17dに連結している腕部26cによってスイッチング
部材17の反時計回り方向の回転に連動して矢印方向に
摺動し、腕部26dを遊星ギヤキャリア36の突起部6
aと係合して遊星ギヤキャリアの時計回り方向の回転を
係止する位置から遊星ギヤキャリア36の時計回り方向
の回転を許容する位置へ移動させる。なお、この時、カ
ム板13の位相は第2図図示の位置通りとなっており、
チャージ1//<−19のコロ19bはチャージカム1
3aの最小リフト部13a′近傍に落ち込む位置迄移動
可能なので、セット板20の腕部20cとチャージレバ
ー19の先端部19cが当接していても、チャージレバ
ー19はセット板20の図示矢印方向への走行を妨げな
い。スイッチング部材17によるスイッチング動作によ
って後述するようにモータMに巻上げを行なう方向の電
流が通電され、ピニオンギヤlが図示矢印方向の時計回
りの方向に回転し、減速ギヤ2.2′、太陽ギヤ3を通
じてギヤ部L6aと共にフィルム巻取リスクール16を
時計回り方向に回転する。また、太陽ギヤ3の回転方向
は反時計回り方向であるから、遊星ギヤ4は連絡ギヤ1
1の大ギヤ部11aに噛合し、小ギヤ部11bは第2図
示のスズロケット駆動ギヤ12aに噛合しているので、
スプロケツ)12は第2図に示されるように矢印の時計
回り方向に、クラッチ板14は反時計回り方向に夫々回
転する。クラッチ板14の反時計回り方向の回転は、ワ
ンウェイクラッチの伝達方向なのでカム板13も同方向
に回転する。
ていない場合、レリーズレ/< −23の折曲部23b
にレリーズロックレノ<−22の側端面22dが当接し
、スイッチング部材17の回転が阻止され、1駒送り制
御スイッチ101、巻止めスイッチ130の切換えは行
なわれない、不図示のレリーズボタンを離す車番こよっ
て、レリーズロックレノ<−22の係止力く解除される
と、前記セット板20の図示矢印方向の不図示のバネに
よるチャーシカによって、スイッチング部材17は反時
計回り方向番こさらに回転可能となって回転するので、
1駒送り制御スイッチ101、巻止めスイッチ130を
夫々接点101a側、オフ側へ切換える。同時に第3図
に示した係止部材26がスイッチング部材17の突起部
17dに連結している腕部26cによってスイッチング
部材17の反時計回り方向の回転に連動して矢印方向に
摺動し、腕部26dを遊星ギヤキャリア36の突起部6
aと係合して遊星ギヤキャリアの時計回り方向の回転を
係止する位置から遊星ギヤキャリア36の時計回り方向
の回転を許容する位置へ移動させる。なお、この時、カ
ム板13の位相は第2図図示の位置通りとなっており、
チャージ1//<−19のコロ19bはチャージカム1
3aの最小リフト部13a′近傍に落ち込む位置迄移動
可能なので、セット板20の腕部20cとチャージレバ
ー19の先端部19cが当接していても、チャージレバ
ー19はセット板20の図示矢印方向への走行を妨げな
い。スイッチング部材17によるスイッチング動作によ
って後述するようにモータMに巻上げを行なう方向の電
流が通電され、ピニオンギヤlが図示矢印方向の時計回
りの方向に回転し、減速ギヤ2.2′、太陽ギヤ3を通
じてギヤ部L6aと共にフィルム巻取リスクール16を
時計回り方向に回転する。また、太陽ギヤ3の回転方向
は反時計回り方向であるから、遊星ギヤ4は連絡ギヤ1
1の大ギヤ部11aに噛合し、小ギヤ部11bは第2図
示のスズロケット駆動ギヤ12aに噛合しているので、
スプロケツ)12は第2図に示されるように矢印の時計
回り方向に、クラッチ板14は反時計回り方向に夫々回
転する。クラッチ板14の反時計回り方向の回転は、ワ
ンウェイクラッチの伝達方向なのでカム板13も同方向
に回転する。
尚、第1図に於いてセット板20がスイッチング部材1
7の上記スイッチング動作を終了する迄図示矢印方向に
走行した時、スイッチング部材17の腕17bは、カム
板13の突起13dの回転軌跡昇速退避している。カム
板13の反時計回り方向の回転によって、チャージカム
部13aに当接しているチャージレバー19のコロ19
bが軸19aを回転中心として時計回り方向に回転し、
このコロ19bと共に先端部19cも同方向に回転し5
この回転力は先端部19cに当接しているセット板20
の腕部20cを図示矢印方向と逆方向に移動させるよう
にし、これによってセット板20は、図示矢印とは逆方
向に移動してチャージしてゆく。
7の上記スイッチング動作を終了する迄図示矢印方向に
走行した時、スイッチング部材17の腕17bは、カム
板13の突起13dの回転軌跡昇速退避している。カム
板13の反時計回り方向の回転によって、チャージカム
部13aに当接しているチャージレバー19のコロ19
bが軸19aを回転中心として時計回り方向に回転し、
このコロ19bと共に先端部19cも同方向に回転し5
この回転力は先端部19cに当接しているセット板20
の腕部20cを図示矢印方向と逆方向に移動させるよう
にし、これによってセット板20は、図示矢印とは逆方
向に移動してチャージしてゆく。
この移動により、スイッチング部材17へのセット板2
0による図示矢印方向への外力が取り除かれるので、ス
イッチング部材17はトーションバネ18の付勢により
、それの腕部17bがスイッチカム13bの定常リフト
部13eに当接する位置迄復帰力によって時計回り方向
に回転する。しかしまだ、この位置では1駒送り制御ス
イッチ101と巻止めスイッチは、上記切換えられた巻
上開始の状態に保持されている。この時、レリーズロッ
クレバ−22はレリーズレバ−23の折曲部23bの作
動軌跡内に有って、レリーズレバ−23の図示矢印方向
への押込みを阻止し、レリーズロックをかけた状態とな
っている。さらにフィルムの巻上げが進むと、コロ19
bがチャージカム部13aの最大リフトに達し、セット
板20はオーヴアーチャージ位置までチャージされ、こ
の後、再び係上部材21によって係止される。
0による図示矢印方向への外力が取り除かれるので、ス
イッチング部材17はトーションバネ18の付勢により
、それの腕部17bがスイッチカム13bの定常リフト
部13eに当接する位置迄復帰力によって時計回り方向
に回転する。しかしまだ、この位置では1駒送り制御ス
イッチ101と巻止めスイッチは、上記切換えられた巻
上開始の状態に保持されている。この時、レリーズロッ
クレバ−22はレリーズレバ−23の折曲部23bの作
動軌跡内に有って、レリーズレバ−23の図示矢印方向
への押込みを阻止し、レリーズロックをかけた状態とな
っている。さらにフィルムの巻上げが進むと、コロ19
bがチャージカム部13aの最大リフトに達し、セット
板20はオーヴアーチャージ位置までチャージされ、こ
の後、再び係上部材21によって係止される。
その後、フィルム1駒分に相当するスプロケット12と
カム板13が、ちょうど1回転すると、スイッチングカ
ム部13bの割出し部13eにスイッチング部材17の
腕17bが図示の如く落ち込んで、■駒送り制御スイッ
チ101、巻止めスイッチ130を夫々、接点101b
側、オン側へ切換えて後述する様にモータMを急停止さ
せ、一連の動作が終了すると同時に係止部材26が遊星
ギヤキャリア6の時計回り方向の回転を係止する位置に
再び復帰する。この時、勿論チャージ13aは図示の如
くコロ19bがチャージカム部13aの最小リフ)13
a′に落込み可能となる様な位置にくる。
カム板13が、ちょうど1回転すると、スイッチングカ
ム部13bの割出し部13eにスイッチング部材17の
腕17bが図示の如く落ち込んで、■駒送り制御スイッ
チ101、巻止めスイッチ130を夫々、接点101b
側、オン側へ切換えて後述する様にモータMを急停止さ
せ、一連の動作が終了すると同時に係止部材26が遊星
ギヤキャリア6の時計回り方向の回転を係止する位置に
再び復帰する。この時、勿論チャージ13aは図示の如
くコロ19bがチャージカム部13aの最小リフ)13
a′に落込み可能となる様な位置にくる。
さて次に、フィルム25を装填すると、フィルム25の
先端部分がフィルム巻取リスブール16に完全に巻き付
くまでの間、前述したカラ撮しと全く同様にカメラは作
動し、フィルム25は、スプロケット12によってフィ
ルム巻取リスブール16に向って送り込まれてゆく。
先端部分がフィルム巻取リスブール16に完全に巻き付
くまでの間、前述したカラ撮しと全く同様にカメラは作
動し、フィルム25は、スプロケット12によってフィ
ルム巻取リスブール16に向って送り込まれてゆく。
フィルム25がフィルム巻取リスブール16に完全に巻
き付くと、フィルム巻取リスブール16のギヤ部16a
とスプロケット12の駆動ギヤ比が、(フィルム巻取リ
スブール16のフィルム巻取量) > (スプロケット
12のフィルム送り出し量)となる様に構成されている
ため、連絡ギヤ11は、遊星ギヤ4によって駆動される
速度よりも早く回転しようとする。すると、遊星ギヤキ
ャリア6全体が、連絡ギヤ11の大ギヤ部11aと遊星
ギヤ4の噛合が外れる所まで図示矢印の時計回り方向に
回転し、この噛合はスリップ状態となり、スプロケット
12、クラッチ板14、カム板13は、フィルム25の
巻上げ方向の移動によって駆動される状態となる。この
他の作動は、スプロケット12の駆動が、モータMから
ではなく、フィルム巻取りスプール16の回転によって
巻上走行されているフィルム25による点を除いて、カ
ラ撮しとまったく同様な動作で行なわれる。
き付くと、フィルム巻取リスブール16のギヤ部16a
とスプロケット12の駆動ギヤ比が、(フィルム巻取リ
スブール16のフィルム巻取量) > (スプロケット
12のフィルム送り出し量)となる様に構成されている
ため、連絡ギヤ11は、遊星ギヤ4によって駆動される
速度よりも早く回転しようとする。すると、遊星ギヤキ
ャリア6全体が、連絡ギヤ11の大ギヤ部11aと遊星
ギヤ4の噛合が外れる所まで図示矢印の時計回り方向に
回転し、この噛合はスリップ状態となり、スプロケット
12、クラッチ板14、カム板13は、フィルム25の
巻上げ方向の移動によって駆動される状態となる。この
他の作動は、スプロケット12の駆動が、モータMから
ではなく、フィルム巻取りスプール16の回転によって
巻上走行されているフィルム25による点を除いて、カ
ラ撮しとまったく同様な動作で行なわれる。
パトローネ24内にフィルムが無くなりフィルム25の
巻上がフィルム終端に達し、フィルムの1駒巻上が完了
せず、突起状態になると。
巻上がフィルム終端に達し、フィルムの1駒巻上が完了
せず、突起状態になると。
後述する様にこの状態が検知されモータMの回転方向が
逆転し、巻上モードから巻戻しモードに切換わり、ピニ
オンギヤ1は反時計回り方向に回転する。この回転力は
減速ギヤ2.2′を介して太陽ギヤ3に与えられ、太陽
ギヤ3は時計回り方向に回転し、遊星ギヤ4と連絡ギヤ
11の大ギヤ部11aとの噛合を外した後、ji星ギヤ
5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7が噛合うまで遊星ギヤキャ
リア6を図示矢印方向の時計回り方向に回転させる。こ
の時、突起部6aが巻戻し記憶スイッチ103を閉じる
。尚、上記突張り状態が検知されるのはフィルムの1駒
巻上が終了していない時なので、係止部材26は遊星ギ
ヤキャリアの時計回り方向の回転を妨げることは無い。
逆転し、巻上モードから巻戻しモードに切換わり、ピニ
オンギヤ1は反時計回り方向に回転する。この回転力は
減速ギヤ2.2′を介して太陽ギヤ3に与えられ、太陽
ギヤ3は時計回り方向に回転し、遊星ギヤ4と連絡ギヤ
11の大ギヤ部11aとの噛合を外した後、ji星ギヤ
5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7が噛合うまで遊星ギヤキャ
リア6を図示矢印方向の時計回り方向に回転させる。こ
の時、突起部6aが巻戻し記憶スイッチ103を閉じる
。尚、上記突張り状態が検知されるのはフィルムの1駒
巻上が終了していない時なので、係止部材26は遊星ギ
ヤキャリアの時計回り方向の回転を妨げることは無い。
遊星ギヤ5の回転駆動力はギヤ7.8゜9を通じてギヤ
部10aに与えられるので、巻戻しフォーク10は反時
計回り方向に回転し。
部10aに与えられるので、巻戻しフォーク10は反時
計回り方向に回転し。
パトローネ24内にフィルム巻取リスブール16に巻取
られていたフィルム25aを巻戻してゆく。
られていたフィルム25aを巻戻してゆく。
ここで、第4図、第5図を参照して遊星ギヤの作動状態
について説明する。第4図はフィルム巻上中を示す図で
、太陽ギヤ3→遊星ギヤ4→大ギヤ部11aにモータM
の駆動力が伝達される。今、フィルム25が装填され、
フィルム巻取リスブール16にその先端部分をしっかり
と巻取られ、次にフィルム25の1駒づつの巻上げ時は
、前に述べたように(遊星ギヤ4の噛合ピッチ円周上の
線速度)<(連絡ギヤ11の噛合ピッチ円周上の線速度
)となっているため、遊星ギヤ4,5、遊星ギヤキャリ
ア6の番号4゜5.6で示した位置は夫々番号4’ 、
5’ 、 6’で示した様な位置、即ち、遊星ギヤ4
と大ギヤ部llaの噛合が外れる位置までの間を往復し
てこの速度差を吸収する。この時、必要とする変位量で
は遊星ギヤ5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7は噛合わない。
について説明する。第4図はフィルム巻上中を示す図で
、太陽ギヤ3→遊星ギヤ4→大ギヤ部11aにモータM
の駆動力が伝達される。今、フィルム25が装填され、
フィルム巻取リスブール16にその先端部分をしっかり
と巻取られ、次にフィルム25の1駒づつの巻上げ時は
、前に述べたように(遊星ギヤ4の噛合ピッチ円周上の
線速度)<(連絡ギヤ11の噛合ピッチ円周上の線速度
)となっているため、遊星ギヤ4,5、遊星ギヤキャリ
ア6の番号4゜5.6で示した位置は夫々番号4’ 、
5’ 、 6’で示した様な位置、即ち、遊星ギヤ4
と大ギヤ部llaの噛合が外れる位置までの間を往復し
てこの速度差を吸収する。この時、必要とする変位量で
は遊星ギヤ5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7は噛合わない。
太陽ギヤ3の回転方向を逆転させ、フィルムの巻戻し状
態としたのが第5図である。
態としたのが第5図である。
尚、第4図の太陽ギヤ31M星ギヤ4、大ギヤ部11a
、第5図の太陽ギヤ3、遊星ギヤ5、巻戻し駆動力伝達
ギヤ7の位置関係は、それぞれ、負荷がかかると食い込
んでいくいわゆる「食い込み勝手」となっているため、
遊星ギヤキャリア6の適正な作動範囲を規制し、遊星ギ
ヤ4と大ギヤ部間及び遊星ギヤ5と駆動力伝達ギヤ7間
の適正な軸間距離を保たねばならない。
、第5図の太陽ギヤ3、遊星ギヤ5、巻戻し駆動力伝達
ギヤ7の位置関係は、それぞれ、負荷がかかると食い込
んでいくいわゆる「食い込み勝手」となっているため、
遊星ギヤキャリア6の適正な作動範囲を規制し、遊星ギ
ヤ4と大ギヤ部間及び遊星ギヤ5と駆動力伝達ギヤ7間
の適正な軸間距離を保たねばならない。
また、第5図のCで示す範囲が、記憶スイッチ103と
遊星ギヤキャリア6の突起6aが係合する範囲で、遊星
ギヤ5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7の歯先同志が噛合いは
じめる番号5″で示した位置よりも食い込み側なので、
前記のとおり、太陽ギヤ3−遊星ギャ5−巻戻し駆動力
伝達ギヤ7は「食い込み勝手」である事から、巻戻し記
憶スイッチ103は、遊星ギヤ5の切換りにはまったく
関与しない、尚、第4図に於いて1駒巻上げ完了時遊星
ギヤキャリア6は係止部材26によって図中、6と6′
の間のみの運動が可能であるだけで第4図の状態から第
5図の状態への移行は阻止されている。
遊星ギヤキャリア6の突起6aが係合する範囲で、遊星
ギヤ5と巻戻し駆動力伝達ギヤ7の歯先同志が噛合いは
じめる番号5″で示した位置よりも食い込み側なので、
前記のとおり、太陽ギヤ3−遊星ギャ5−巻戻し駆動力
伝達ギヤ7は「食い込み勝手」である事から、巻戻し記
憶スイッチ103は、遊星ギヤ5の切換りにはまったく
関与しない、尚、第4図に於いて1駒巻上げ完了時遊星
ギヤキャリア6は係止部材26によって図中、6と6′
の間のみの運動が可能であるだけで第4図の状態から第
5図の状態への移行は阻止されている。
さて、フィルム25の巻戻し中は、スプロケット12は
反時計回り方向に回転し、クラッチ板14は時計回り方
向に回転する。カム板13は後述するようにある程度以
上は時計回り方向には回転できない為、クラッチ板14
とクラッチ爪15で構成されたワンウェイクラッチはス
リップし、スプロケット12とクラッチ板14の逆転を
許す、セット板20のチャージ途中で巻戻しが始まった
場合、カム板13はその場で停止している場合もあれば
、ワンウェイクラッチのスリップによって生じるトルク
により回転し、チャージレバー19のコロ19bが最小
リフト部13a′近傍に落ち込む位置まで図示矢印とは
反対方向に逆転する場合もある。一般には逆転してもセ
ット板20が図示矢印方向に移動し、スイッチング部材
17を反時計方向に回転させるため支障は生じないが、
セット板20が係止部材21によって係止可能な位置ま
でチャージされていると、フィルムの巻戻しによってカ
ム板13が逆転した際、セット板20は係止位置に保持
されてしまい、その状態で更にカム板13が逆転すると
スイッチング部材17の腕部17bはチャージカム13
aの割り出し部13cに落込み、1駒送り制御スイッチ
101、巻止めスイッチ130が切換り、フィルム25
の巻戻しが停止してしまう、これを防ぐために、カム板
13の1駒割り出し部には突起13dが設けてあり、こ
の部分がスイッチング部材17の腕17bと係合して、
それ以上のカム板13が逆転するのを防止している。
反時計回り方向に回転し、クラッチ板14は時計回り方
向に回転する。カム板13は後述するようにある程度以
上は時計回り方向には回転できない為、クラッチ板14
とクラッチ爪15で構成されたワンウェイクラッチはス
リップし、スプロケット12とクラッチ板14の逆転を
許す、セット板20のチャージ途中で巻戻しが始まった
場合、カム板13はその場で停止している場合もあれば
、ワンウェイクラッチのスリップによって生じるトルク
により回転し、チャージレバー19のコロ19bが最小
リフト部13a′近傍に落ち込む位置まで図示矢印とは
反対方向に逆転する場合もある。一般には逆転してもセ
ット板20が図示矢印方向に移動し、スイッチング部材
17を反時計方向に回転させるため支障は生じないが、
セット板20が係止部材21によって係止可能な位置ま
でチャージされていると、フィルムの巻戻しによってカ
ム板13が逆転した際、セット板20は係止位置に保持
されてしまい、その状態で更にカム板13が逆転すると
スイッチング部材17の腕部17bはチャージカム13
aの割り出し部13cに落込み、1駒送り制御スイッチ
101、巻止めスイッチ130が切換り、フィルム25
の巻戻しが停止してしまう、これを防ぐために、カム板
13の1駒割り出し部には突起13dが設けてあり、こ
の部分がスイッチング部材17の腕17bと係合して、
それ以上のカム板13が逆転するのを防止している。
フィルムの巻戻しが進んでフィルム総てがパトローネ2
4内に巻込まれると、第2図図示の接点部分102aは
フィルムに押されなくなり変位してフィルム存否スイッ
チ102がオフされ、これによって後述するようにモー
タMが、フィルムの巻上げの方向に逆転する。すると、
遊星ギヤキャリア6は反時計回りの方向に回転し、遊星
ギヤ4の大ギヤ部11に噛合させ、同時に、軸部6aの
巻戻し記憶スイッチ103への押圧を解除し記憶スイッ
チ103をオフ状態とする。この後は上記1駒分のフィ
ルムの巻上げ動作と同じとなり、1駒割り出しが行なわ
れて停止するまで巻上動作を行なって停止する。
4内に巻込まれると、第2図図示の接点部分102aは
フィルムに押されなくなり変位してフィルム存否スイッ
チ102がオフされ、これによって後述するようにモー
タMが、フィルムの巻上げの方向に逆転する。すると、
遊星ギヤキャリア6は反時計回りの方向に回転し、遊星
ギヤ4の大ギヤ部11に噛合させ、同時に、軸部6aの
巻戻し記憶スイッチ103への押圧を解除し記憶スイッ
チ103をオフ状態とする。この後は上記1駒分のフィ
ルムの巻上げ動作と同じとなり、1駒割り出しが行なわ
れて停止するまで巻上動作を行なって停止する。
尚1巻戻しの際、スプール16はフィルムをパトローネ
24に送り出す方向に駆動されるが、(巻戻しフォーク
10によるフィルムの巻取量)く(フィルム巻取リスブ
ール16のフィルム送り出し量)である様なギヤ比とな
っており、なおかつ、フィルムはフィルム巻取リスブー
ル16を摩擦結合しているのみであるから、フィルムの
巻戻しのきわめて初期にフィルムの巻きが緩んでしまう
事により巻戻しは支障なく行なわれる。
24に送り出す方向に駆動されるが、(巻戻しフォーク
10によるフィルムの巻取量)く(フィルム巻取リスブ
ール16のフィルム送り出し量)である様なギヤ比とな
っており、なおかつ、フィルムはフィルム巻取リスブー
ル16を摩擦結合しているのみであるから、フィルムの
巻戻しのきわめて初期にフィルムの巻きが緩んでしまう
事により巻戻しは支障なく行なわれる。
次に上記機構を制御する電気回路の構成について説明す
る。
る。
第6図は上記電気回路の構成を示す回路図で、図中10
1は前記スイッチング部材17の回動により接点101
aと接点fobとに切換わるアースを共通端とするl駒
送り制御スイッチ。
1は前記スイッチング部材17の回動により接点101
aと接点fobとに切換わるアースを共通端とするl駒
送り制御スイッチ。
102は前述した露光面上にフィルムが存在する時にオ
ンとなるフィルム存否スイッチ、103は巻戻し動作が
始まる事によりオフからオンに転する前述の記憶スイッ
チ、104は電源電池、105〜112は抵抗器、11
3はコンデンサ、114〜117はNPN トランジス
タ、118,119はPNP トランジスタ、120〜
123はインバータゲート、124はNANDゲート、
125はNORゲーiMはフィルム送りの駆動源たる直
流モータである。
ンとなるフィルム存否スイッチ、103は巻戻し動作が
始まる事によりオフからオンに転する前述の記憶スイッ
チ、104は電源電池、105〜112は抵抗器、11
3はコンデンサ、114〜117はNPN トランジス
タ、118,119はPNP トランジスタ、120〜
123はインバータゲート、124はNANDゲート、
125はNORゲーiMはフィルム送りの駆動源たる直
流モータである。
130はスイッチ101と連動し、スイッチ101が接
点1oib側への切換時にモータMの端子間をショート
する前述の巻止めスイッチである。
点1oib側への切換時にモータMの端子間をショート
する前述の巻止めスイッチである。
カメラの撮影動作が開始される前は、■駒込り制御スイ
ッチ101は接点101b側にオンであり、図示回路は
電源が非投入状態であるとともにコンデンサ113は両
端をショートされリセット状態にある。
ッチ101は接点101b側にオンであり、図示回路は
電源が非投入状態であるとともにコンデンサ113は両
端をショートされリセット状態にある。
カメラにフィルムが装填され、シャツタレリーズ動作が
行なわれると、前述したようにセット板20が走行を開
始し、撮影動作が行なわれた後、l駒込り制御スイッチ
101が接点101a側にオンとなる。
行なわれると、前述したようにセット板20が走行を開
始し、撮影動作が行なわれた後、l駒込り制御スイッチ
101が接点101a側にオンとなる。
フィルムの装填により、フィルム存否スイッチ102が
オン状態となっているが、記憶スイッチ103はオフ状
態であるから、インバータゲート120の出力は“ロー
”レベル(以下、“LOW″と略称する。)であってN
PN)ランジスタ114はオフ状態で、コンデンサ11
3は抵抗107を通じて充電を開始される。
オン状態となっているが、記憶スイッチ103はオフ状
態であるから、インバータゲート120の出力は“ロー
”レベル(以下、“LOW″と略称する。)であってN
PN)ランジスタ114はオフ状態で、コンデンサ11
3は抵抗107を通じて充電を開始される。
この充電電圧がNPN)ランジスタ115(7)所定の
ペースエミッタ間電圧Vnnに達するまでの間、NPN
)ランジスタ115はオフ状態を保つ、この間、NAN
Dゲート124の入力はいずれも゛ハイ°゛レベル(以
下“)(IGH”と略称する。)でその出力は“LOW
″、インバ−タゲート123の出力は“HIGH”とな
る、従ってPNP トランジスタl18はオン状態とな
り、NPN トランジスタ117もオン状態となる。
ペースエミッタ間電圧Vnnに達するまでの間、NPN
)ランジスタ115はオフ状態を保つ、この間、NAN
Dゲート124の入力はいずれも゛ハイ°゛レベル(以
下“)(IGH”と略称する。)でその出力は“LOW
″、インバ−タゲート123の出力は“HIGH”とな
る、従ってPNP トランジスタl18はオン状態とな
り、NPN トランジスタ117もオン状態となる。
又同様に、インバータゲート121の出力は“’LOW
”であるからNORゲー125の入力はいずれも“LO
W″で、NORゲート125の出力は“HIGI−1”
、これによってインバータゲート122の出力は“LO
W″となる。
”であるからNORゲー125の入力はいずれも“LO
W″で、NORゲート125の出力は“HIGI−1”
、これによってインバータゲート122の出力は“LO
W″となる。
従ってPNP )ランジスタ119はオフ状態、NPN
)ランジスタ116もオフ状態となる。
)ランジスタ116もオフ状態となる。
結局、トランジスタブリッジを構成する4ケのトランジ
スタの内、NPNトランジスタ117、PNP )ラン
ジスタ118の2ケがオン状態となり、モータ126は
矢印Aの方向に通電される。この方向の通電によって得
られるモータ126の回転によりフィルム巻上げが行な
われる。
スタの内、NPNトランジスタ117、PNP )ラン
ジスタ118の2ケがオン状態となり、モータ126は
矢印Aの方向に通電される。この方向の通電によって得
られるモータ126の回転によりフィルム巻上げが行な
われる。
フィルムが1駒分巻上がるとその時点で前述したように
1駒送り制御スイッチ101が接点101aから接点1
01bへ切換るようにスイッチング動作が行なわれるの
で、電源電池104の接続が断たれ、制御回路が非通電
状態となるとともに、コンデンサ113はリセット状態
となる。これと連動して巻止めスイッチ130がモータ
126の端子間をショートし、モータ126を急停止さ
せ、フィルムの1駒分の巻上げ終了する。この時、前記
した電源電池104、抵抗107.コンデンサ113゜
NPN トランジスタ115によって決定されるNPN
トランジスタ115がオフ状態を保つ時間は、フィル
ムl駒分を巻上げるのに要する時間よりも充分長く設定
されている。
1駒送り制御スイッチ101が接点101aから接点1
01bへ切換るようにスイッチング動作が行なわれるの
で、電源電池104の接続が断たれ、制御回路が非通電
状態となるとともに、コンデンサ113はリセット状態
となる。これと連動して巻止めスイッチ130がモータ
126の端子間をショートし、モータ126を急停止さ
せ、フィルムの1駒分の巻上げ終了する。この時、前記
した電源電池104、抵抗107.コンデンサ113゜
NPN トランジスタ115によって決定されるNPN
トランジスタ115がオフ状態を保つ時間は、フィル
ムl駒分を巻上げるのに要する時間よりも充分長く設定
されている。
上記1駒分の巻上が繰返され、パトローネ内のフィルム
残量が1駒分未溝になると次の1駒巻上は終了しなくな
り、■駒込り制御スイッチ101は接点101a側へ接
続されたままとなる。従って、■駒込り制御スイッチl
O1が接点totbから接点101aへ切換わった時点
から所定時間経過すると、コンデンサ113の充電電圧
がNPNトランジスタ115をオンするに足る所定のベ
ース・エミッタ間電圧Vnnに達する。NPN)ランジ
スタ115がオン状態となった時、NANDゲート12
4の入力は”HI GH” と”LOW” となり、出
力は“I(IGH″NORゲートの入力はやはり“HI
GH”と“LOW″′で、出力は“LOW”となって巻
上中の状態とは逆転する。これによってNPN l−ラ
ンジスタ117とPNP トランジスタ118がオフ状
態、NPNトランジスタ116A−PNP トランジス
タ119がオン状態となり、モータ126は矢印B方向
に通電され、この方向の通電によって得られる方向のモ
ータMの回転によってフィルムの巻戻しが行なわれる。
残量が1駒分未溝になると次の1駒巻上は終了しなくな
り、■駒込り制御スイッチ101は接点101a側へ接
続されたままとなる。従って、■駒込り制御スイッチl
O1が接点totbから接点101aへ切換わった時点
から所定時間経過すると、コンデンサ113の充電電圧
がNPNトランジスタ115をオンするに足る所定のベ
ース・エミッタ間電圧Vnnに達する。NPN)ランジ
スタ115がオン状態となった時、NANDゲート12
4の入力は”HI GH” と”LOW” となり、出
力は“I(IGH″NORゲートの入力はやはり“HI
GH”と“LOW″′で、出力は“LOW”となって巻
上中の状態とは逆転する。これによってNPN l−ラ
ンジスタ117とPNP トランジスタ118がオフ状
態、NPNトランジスタ116A−PNP トランジス
タ119がオン状態となり、モータ126は矢印B方向
に通電され、この方向の通電によって得られる方向のモ
ータMの回転によってフィルムの巻戻しが行なわれる。
モータMの回転方向が逆転し、カメラの機構が巻上げモ
ードから巻戻しモードへと切換るのにともなって記憶ス
イッチ103がオンとなる。記憶スイッチ103のオン
によってインバータゲート120の入力は“LOW”、
出力は“”HIGH”に転じ、NPN )ランジスタ1
14がオン状態となり、コンデンサ113に充電された
電荷は放電され、NPN トランジスタ115がオフ状
態となる。この時NANDゲート124の入力は“LO
W”と’HIGH”で、その出力は“HIGH″、NO
Rゲートの入力はHIGH”と°“LOW”でその出力
は“LOW”となり、フィルム巻戻し開始時点と変わら
ず、フィルムの巻戻しが粛続される。
ードから巻戻しモードへと切換るのにともなって記憶ス
イッチ103がオンとなる。記憶スイッチ103のオン
によってインバータゲート120の入力は“LOW”、
出力は“”HIGH”に転じ、NPN )ランジスタ1
14がオン状態となり、コンデンサ113に充電された
電荷は放電され、NPN トランジスタ115がオフ状
態となる。この時NANDゲート124の入力は“LO
W”と’HIGH”で、その出力は“HIGH″、NO
Rゲートの入力はHIGH”と°“LOW”でその出力
は“LOW”となり、フィルム巻戻し開始時点と変わら
ず、フィルムの巻戻しが粛続される。
フィルム巻戻しが進行し、フィルムのほとんどがパトロ
ーネ内に巻込まれ、露光面上からフィルムが無くなると
、フィルム存否スイッチ102がオフとなる。すると、
インバータゲート120の入力は“HIGH″、その出
力は“LOW″に転じ、NPN)ランジスタ114はオ
フ状態となり、コンデンサ113への抵抗107を介し
ての充電が開始される。フィルム存否スイッチ102と
記憶スイッチ103は直列接続であるから、この状態は
前に述べたフィルムの巻上中の状態と同等である。従っ
て。
ーネ内に巻込まれ、露光面上からフィルムが無くなると
、フィルム存否スイッチ102がオフとなる。すると、
インバータゲート120の入力は“HIGH″、その出
力は“LOW″に転じ、NPN)ランジスタ114はオ
フ状態となり、コンデンサ113への抵抗107を介し
ての充電が開始される。フィルム存否スイッチ102と
記憶スイッチ103は直列接続であるから、この状態は
前に述べたフィルムの巻上中の状態と同等である。従っ
て。
トランジスタブリッジのトランジスタのオン。
オフ状態は再びNPN トランジスタ117とPNP
トランジスタ118がオン状態、NPNトランジスタl
L6とPNP トランジスタ119がオフ状態に転じ、
モータMの回転方向が再逆転する。これによってカメラ
の機構は、再び巻戻しモードから巻上モードへと伝じ。
トランジスタ118がオン状態、NPNトランジスタl
L6とPNP トランジスタ119がオフ状態に転じ、
モータMの回転方向が再逆転する。これによってカメラ
の機構は、再び巻戻しモードから巻上モードへと伝じ。
同時に記憶スイッチ103もオフする。一方。
巻上モードへと転する事により、巻戻し中接点101a
側へ接続が保たれていた1駒送り制御スイッチ101は
、l駒分以内の巻上動作の後、接点101bへと転じ、
同時に、巻止めスイッチ130がモータMをショートし
て回路動作が終了し、初期状態へ復帰する。
側へ接続が保たれていた1駒送り制御スイッチ101は
、l駒分以内の巻上動作の後、接点101bへと転じ、
同時に、巻止めスイッチ130がモータMをショートし
て回路動作が終了し、初期状態へ復帰する。
ところで巻戻し記憶スイッチ103は前述したように遊
星ギアキャリ36の回動に連動して切換わるメカスイッ
チとして構成されているが、これは電池が消耗していて
巻戻し中に巻戻し動作が行なえなくなったような場合に
電気的なスイ゛ツチだと電池変換をした際に巻戻しモー
ドだったものが巻上げモードに切換わってしまうので、
この様なことがないように上記メカ的なスイッチによっ
て電池交換を行なった際にも巻戻しモードが保持される
ようになっている。
星ギアキャリ36の回動に連動して切換わるメカスイッ
チとして構成されているが、これは電池が消耗していて
巻戻し中に巻戻し動作が行なえなくなったような場合に
電気的なスイ゛ツチだと電池変換をした際に巻戻しモー
ドだったものが巻上げモードに切換わってしまうので、
この様なことがないように上記メカ的なスイッチによっ
て電池交換を行なった際にも巻戻しモードが保持される
ようになっている。
ところが、カメラが巻上げモードにあって1駒巻上げが
完了しているような状態の時にカメラを落とすなどして
第1図に示す遊星ギヤキャリア6は大きな衝撃力が加わ
ると遊星ギアキャリア6は時計方向に回動して巻戻し記
憶スイッチ103をオンしてしまうことがある。この場
合、第6図の回路はフィルム存否スイッチ102巻戻し
記憶スイッチ103が共にオンすることになり、この状
態で撮影が行なわれ、■駒込り制御スイッチ101が1
01a側に切換わると、回路状態は前述した巻戻し中の
回路状態と同じになり1TIA巻上げが行われるべきと
ころが巻戻し動作となってしまう。そこで本実施例では
第3図に示されるように1駒巻上げが完了した状態では
遊星ギヤキャリア26を時計回り方向(巻戻し側)に回
転させないように係止する係止26部材が設けられてお
り、遊星ギヤキャリア6に大きな#Iff力が加えられ
ても巻戻しモードには切換わらないようになっている。
完了しているような状態の時にカメラを落とすなどして
第1図に示す遊星ギヤキャリア6は大きな衝撃力が加わ
ると遊星ギアキャリア6は時計方向に回動して巻戻し記
憶スイッチ103をオンしてしまうことがある。この場
合、第6図の回路はフィルム存否スイッチ102巻戻し
記憶スイッチ103が共にオンすることになり、この状
態で撮影が行なわれ、■駒込り制御スイッチ101が1
01a側に切換わると、回路状態は前述した巻戻し中の
回路状態と同じになり1TIA巻上げが行われるべきと
ころが巻戻し動作となってしまう。そこで本実施例では
第3図に示されるように1駒巻上げが完了した状態では
遊星ギヤキャリア26を時計回り方向(巻戻し側)に回
転させないように係止する係止26部材が設けられてお
り、遊星ギヤキャリア6に大きな#Iff力が加えられ
ても巻戻しモードには切換わらないようになっている。
一方、フィルムの終端に設ける突張り状態を検知して巻
戻しモードに切換わる場合は、1駒巻上げ動作中であり
、この状態では係止部材26はスイッチ切換部材17に
連動して遊星ギアキャリア6を係止する位置から退避し
ているので遊星ギアキャリア6の時計回り方向の切換わ
りを係止部材26が邪魔することは全く無い、又、l胴
巻上げ動作中或は巻戻し動作中は前述したようにモータ
Mの駆動力により遊星ギヤキャリア6は常に遊星ギア4
又は5を連絡ギヤ11の大ギヤ部11a又は巻戻し駆動
力伝達ギア7と噛み合方向に動作しているので、これに
よって1駒巻上げ動作中又は巻戻し動作中に遊星ギアキ
ャリアに大きな衝撃力が加わっても給送モ・−ドが切換
わるようなことはない。
戻しモードに切換わる場合は、1駒巻上げ動作中であり
、この状態では係止部材26はスイッチ切換部材17に
連動して遊星ギアキャリア6を係止する位置から退避し
ているので遊星ギアキャリア6の時計回り方向の切換わ
りを係止部材26が邪魔することは全く無い、又、l胴
巻上げ動作中或は巻戻し動作中は前述したようにモータ
Mの駆動力により遊星ギヤキャリア6は常に遊星ギア4
又は5を連絡ギヤ11の大ギヤ部11a又は巻戻し駆動
力伝達ギア7と噛み合方向に動作しているので、これに
よって1駒巻上げ動作中又は巻戻し動作中に遊星ギアキ
ャリアに大きな衝撃力が加わっても給送モ・−ドが切換
わるようなことはない。
尚、上記実施例では、撮影ごとにフィルムをl駒づつ巻
上げてい〈形式のカメラについて説明したが、これとは
逆に最初にフィルムを全部スプールに巻取っておき、撮
影ごとにフィルムを1駒づつ巻戻していく形式のカメラ
についても本発明が適用できることは言うまでもなくそ
の場合、上記係止部材はl胴巻戻し完了ごとに遊星ギヤ
キャリアを係止するというだけで、本質的な構成は何ら
変らない。
上げてい〈形式のカメラについて説明したが、これとは
逆に最初にフィルムを全部スプールに巻取っておき、撮
影ごとにフィルムを1駒づつ巻戻していく形式のカメラ
についても本発明が適用できることは言うまでもなくそ
の場合、上記係止部材はl胴巻戻し完了ごとに遊星ギヤ
キャリアを係止するというだけで、本質的な構成は何ら
変らない。
又、このことから上記巻戻し記憶スイッチは巻上げ記憶
スイッチでもいいことは明らかであるが、更に本発明に
とって、これらのスイッチはメカ的な給送状態記憶スイ
ッチであって給送動作中は、その給送動作によって保持
されるようなものであればどのようなものであってもよ
い。従って上記実施例では給送中の給送状態記憶スイッ
チの保持は、給送動作に連動した遊星ギヤキャリアの動
きによって行なっていたがこれも遊星ギヤキャリアの動
きに限る必要はなく給送動作に連動して保持されるよう
なものであればなんであっても構わない。
スイッチでもいいことは明らかであるが、更に本発明に
とって、これらのスイッチはメカ的な給送状態記憶スイ
ッチであって給送動作中は、その給送動作によって保持
されるようなものであればどのようなものであってもよ
い。従って上記実施例では給送中の給送状態記憶スイッ
チの保持は、給送動作に連動した遊星ギヤキャリアの動
きによって行なっていたがこれも遊星ギヤキャリアの動
きに限る必要はなく給送動作に連動して保持されるよう
なものであればなんであっても構わない。
又、上記係止部材もフィルムの1駒給送完で上記給送状
態記憶スイッチを保持し、シャッターレリーズに応じて
上記保持を解除するようなものであればどのようなもの
であってもよい。
態記憶スイッチを保持し、シャッターレリーズに応じて
上記保持を解除するようなものであればどのようなもの
であってもよい。
(発明の効果)
以上説明したように本発明は撮影終了ごとにフィルムを
1駒自動的に給送する自動給送装置と、所定位置にある
とき該自動給送装置に上記給送モードを記憶させるスイ
ッチ部材と、上記自動給送装置の上記給送動作時の作動
力によって、上記スイッチ部材を上記所定位置保持する
操作部材と上記自動給送装置の作動に連動して、上記給
送動作完了時に上記スイッチ部材を上記所定位置に係止
すると共にシャッターレリーズ動作に連動して上記係止
を解除する係止部材とにより、カメラの給送モードを保
持するようにしたものであるから、給送モードをメカ的
なスイッチ部材により設定するようなカメラであっても
大きな衝撃力が加えられることで上記スイッチ部材が切
換わるようなことを極めて簡単な構成によって防止する
ことができ、この種のカメラにとって非常に有効となる
。
1駒自動的に給送する自動給送装置と、所定位置にある
とき該自動給送装置に上記給送モードを記憶させるスイ
ッチ部材と、上記自動給送装置の上記給送動作時の作動
力によって、上記スイッチ部材を上記所定位置保持する
操作部材と上記自動給送装置の作動に連動して、上記給
送動作完了時に上記スイッチ部材を上記所定位置に係止
すると共にシャッターレリーズ動作に連動して上記係止
を解除する係止部材とにより、カメラの給送モードを保
持するようにしたものであるから、給送モードをメカ的
なスイッチ部材により設定するようなカメラであっても
大きな衝撃力が加えられることで上記スイッチ部材が切
換わるようなことを極めて簡単な構成によって防止する
ことができ、この種のカメラにとって非常に有効となる
。
第1図は本発明に係るカメラの給送機構の一実施例を示
す斜視図。 第2は第1図の機構のスプロケット周辺を示す斜視図。 第3図は第1図の機構の給送モード保持部分の構成を示
す斜視図。 第4図、第5図は第1図の機構の遊星ギヤの動作状態を
示す説明図で第4図は巻上げ状態、第5図は巻戻し状態
を示している。 第6図は第1図機構の作動を制御する回路図。 M:モータ、 3:大腸ギヤ。 4.5+M星ギヤ、 16:スプール。 24:パトローネ、 26:係止部材 10t:1駒送り制御スイッチ、 102:フイルム存否スイッチ。 103:記憶スイッチ、 130:巻Wめスイッチ、
す斜視図。 第2は第1図の機構のスプロケット周辺を示す斜視図。 第3図は第1図の機構の給送モード保持部分の構成を示
す斜視図。 第4図、第5図は第1図の機構の遊星ギヤの動作状態を
示す説明図で第4図は巻上げ状態、第5図は巻戻し状態
を示している。 第6図は第1図機構の作動を制御する回路図。 M:モータ、 3:大腸ギヤ。 4.5+M星ギヤ、 16:スプール。 24:パトローネ、 26:係止部材 10t:1駒送り制御スイッチ、 102:フイルム存否スイッチ。 103:記憶スイッチ、 130:巻Wめスイッチ、
Claims (1)
- 撮影終了ごとにフィルムを1駒自動的に給送する自動給
送装置と、所定位置にあるとき該自動給送装置に上記給
送モードを記憶させるスイッチ部材と、上記自動給送装
置の上記給送動作時の作動力によって、上記スイッチ部
材を上記所定位置保持する操作部材と、上記自動給送装
置の作動に連動して、上記給送動作完了時に上記スイッ
チ部材を上記所定位置に係止すると共にシヤツターレリ
ーズ動作に連動して上記係止を解除する係止部材とを備
えたことを特徴とするカメラの給送モード保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24726284A JPS61124926A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | カメラの給送モ−ド保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24726284A JPS61124926A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | カメラの給送モ−ド保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124926A true JPS61124926A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17160860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24726284A Pending JPS61124926A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | カメラの給送モ−ド保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61133930A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのフイルム給送装置 |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP24726284A patent/JPS61124926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61133930A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのフイルム給送装置 |
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