JPS61133930A - カメラのフイルム給送装置 - Google Patents

カメラのフイルム給送装置

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JPS61133930A
JPS61133930A JP25628084A JP25628084A JPS61133930A JP S61133930 A JPS61133930 A JP S61133930A JP 25628084 A JP25628084 A JP 25628084A JP 25628084 A JP25628084 A JP 25628084A JP S61133930 A JPS61133930 A JP S61133930A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、モータ駆動によりフィルムの巻上及び巻戻の
給送動作を行なうカメラのフィルム給送装置に関する。
(発明の背II) 近年、カメラの分野においても自動化が急速に進んでお
り、モータ駆動によるフィルムの巻上、巻戻が広く行な
われている。
このようなモータ駆動によるフィルム給送装置は、モー
タ回転を伝達するモータ助力伝達系と、フィルム巻土用
のスプールに回転を伝達する巻上駆動系と、更にフィル
ム巻戻フォークに回転を伝達する巻戻動力伝達系との3
つの動力伝達系で構成され、遊星歯車機構を利用したク
ラッチ機構によりモータを巻上方向に回転するとモータ
動力伝達系が巻上動力伝達系に連結されてフィルム空送
りやコマ送り等の巻上動作を行ない、一方、躍影が終了
した時には自動的またはスイッチ操作によりモータの巻
戻回転によるクラッチ機構の動きでモータ動力伝達系を
巻戻動力伝達系に連結してフィルム巻戻動作を行なうよ
うにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなモータ駆動による従来のフィ
ルム給送装置にあっては、フィルム巻戻を完了した状態
で新たなフィルムパトローネを巻戻軸にセットしてフィ
ルム装填のために引き出そうとしても、フィルムパトロ
ーネをセットした巻戻軸が回転せず、フィルムを引き出
すことができないという問題があった。
そこで、フィルム装填の際にクラッチ機構によるモータ
側と巻戻動力伝達系との連結を解除して巻戻軸をフリー
状態とするため、例えばフィルム交換のためにカメラの
@蓋が開かれたことを検出してモータを巻上方向に回転
してクラッチ機構を巻上助力伝達系との連結状態に切換
え、巻戻側とのクラッチ連結を切り離すことが考えられ
ている。
ところで、フィルム給送装置の巻上動力伝達系にはスプ
ロケットドライブ方式とスプールドライブ方式があり、
スプロケットドライブ方式は巻上スプールの手前に位置
したスプロケットをモータ等の駆動源により回転駆動し
てフィルムを巻上でおり、また巻上スプールはスプロケ
ットとの間でフィルムテンションを確保するために滑り
クラッチを介してスプロケットより高速に回転駆動され
る。一方、スプールドライブ方式にあっては、フィルム
巻土用のスプールをモータ等により回転駆動するが、ス
プロケットはフリー状態にあり、巻上スプールによる実
際のフィルム移動によってスプロケットが従動回転され
る。更に、いずれのドライブ方式もスプロケットの回転
数からフィルムの送り量を検出してコマ送りや空送りを
行なうようにしている。
従って、スプロケットドライブ方式にあっては、フィル
ムが装填されていない巻戻完了状態で、巻上側からのク
ラッチ切離しのためモータを巻上方向に回転させると、
クラッチが巻上側に切換わってスプロケットがフィルム
装填時と同様に回転駆動されるので、このスプロケット
回転に基づくフィルム送り検出手段の検出信号を利用し
てモータ回転を停止することができ、この点に関し本願
出願人は特願昭58−181815号のものを提案して
いる。
しかしながら、スプールドライブ方式にあっては、スプ
ロケットがフィルムにより回転させられなくなるため、
フィルムが装填されていない巻戻完了状態でクラッチが
巻上側に切換わっても、スプロケットの回転に基づいた
モータ停止のためのフィルム送り検出信号が得られない
ので、クラッチ切離しのためのモータ回転を停止できず
、その結果、スプールドライブ方式にあっては、パトロ
ーネから予めフィルムを引き出した状態でカメラに装填
しなければならないという煩わしさがあつた。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたち
ので、スプールドライブ方式の巻上動力伝達系を備えた
フィルム給送装置を対象とし、フィルムパトローネをセ
ットする巻戻軸をフリー状態にすることを目的とする。
〈発明の概要) この目的を達成するため本発明は、実際のフィルム装填
状態でなければフィルム送りを検知できないフィルム送
り検出手段の検出信号を利用することなく、フィルムの
巻戻完了から新たなフィルムの装填までの間に出される
信号に基づいて少なくともモータ側とフィルム巻戻動力
伝達系とのクラッチ連結を解除する位置にモータを巻上
回転して停止するようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明のフィルム給送装置に用いる駆動系の一
実施例を示した説明図である。
まず構成を説明すると、1はフィルム給送用のモータで
あり、矢印Aで示す巻戻方向または矢印Bで示す巻上方
向のいずれかの方向に回転駆動される。モータ1の回転
軸にはギア2が連結され、ギア2.3a、3b、4a、
4b、5a、5bまでのギア連結機構によりモータ1の
回転を減速するモータ動力伝達系50を構成している。
6はフィルムパトローネをセットする巻戻軸の端部に設
けられた巻戻フォークであり、巻戻フォーク6には同軸
にギア10が連結され、巻戻フォーク6に動力回転を伝
達するギア7.8a、8b。
9及び10をもって巻戻動力伝達系60を構成している
11はフィルム巻上用のスプールであり、スプール11
の内側の軸穴嵌合部11aにはスプールドライブシャフ
ト12が嵌着され、スプールドライブシャフト12と同
軸にギア16が設けられ、ギア13,14.15及び1
6をもって巻上動力伝達系70を構成している。
また、フィルム巻上用のスプール11の手前側には上下
にスプロケット18を備えたスプロケット軸17がフリ
ー回転状態で配置されており、下側のスプロケット18
にはフィルム装填時のフィルム送りに従動したスプロケ
ット18の回転からフィルム送りを検出するためのスイ
ッチ機構19が配置されている。
80は遊星歯車機構を利用したクラッチ機構であり、モ
ータ1の巻上または巻戻回転に応じた動力伝達を受けて
巻戻動力伝達系60または巻上動力伝達系70との間の
動力伝達の断接を行なうようにしている。
即ち、クラッチ機構80は、モータ動力伝達系50のギ
ア5bに噛み合ったギア2oを有し、ギア20と同軸に
太陽ギア21を連結し、この太陽ギア21に遊星ギア2
2を噛み合せている。ギア20と共に太陽ギア21を固
定した回転軸23の下側には軸穴24をもって遊星アー
ム25が嵌め込まれ、遊星アーム25の軸穴24に対し
回転軸23は所定の摺動抵抗をもって相対回転できるよ
うに嵌め込まれている。また、遊星アーム25には固定
軸26が設立され、固定軸26の先端に遊星ギア22を
回転自在に装着している。
次に、第1図の動力伝達系におけるフィルム巻上及びフ
ィルム巻戻動作を説明する。
まず、フィルム空送りもしくは撮影時のコマ送り等のフ
ィルム巻上駆動は、モータ1をギア2について示す矢印
Bの方向に回転駆動する。このようなモータ1の巻上回
転を受けてモータ動力伝達系50を介してクラッチ機構
80におけるギア20が時計回りに回転駆動される。こ
のギア20の時計回りの回転で、回転軸23を嵌め入れ
た軸穴24の摺動抵抗を受けて遊星アーム25が時計回
りに回転し、遊星アーム25に設立した回転軸26の先
端の遊星ギア22が図示のように巻上動力伝達系70の
入力段に位置するギア13に噛み合い、巻上動力伝達系
7oのギア機構を介してスプール11を反時計回りに回
転し、装填状態にあるフィルムを巻き上げる。このよう
なスプール11の巻上回転によるフィルムの動きでスプ
ロケット18が従動回転され、スプロケット18の回転
によるスイッチ機構19のオン・オフ回数からフィルム
送り量を検知することができる。
次に、撮影が終了した後のフィルム巻戻動作は、モータ
1をギア2の矢印Aに示すように反時計回りに回転駆動
する。このモータ1の巻戻方向への回転により、モータ
動力伝達系50を介してクラッチ機構80におけるギア
20は反時計方向に回転駆動され、回転軸23の軸穴2
4に対する摺動抵抗を受けて遊星アーム25が図示の巻
戻動力伝達系70側への切換え状態から反時計回りに動
き、巻戻動力伝達系60側に移動して22′に示すよう
に遊星ギア22が巻戻動力伝達系6oの入力段に設けた
ギア7に噛み合い、巻戻動力伝達系60を介して巻戻フ
ォーク6をフィルム巻戻方向に回転し、フィルムパトロ
ーネに撮影が完了したフィルムを巻き戻す。
第2図は第1図に示したフィルム給送装置の動力伝達系
を用い・て巻戻完了時にクラッチ機構を巻戻動力伝達系
から切り離すためのモータ制御を行なう制御回路の一実
施例を示した回路ブロック図である。
第2図において、30は巻戻設定回路であり、公知のフ
ィルム終端自動検出手段あるいは手動設定手段によって
フィルム巻戻状態を設定し、フィルム巻戻状態でHレベ
ル出力を生じる。巻戻設定回路30の出力はアンドゲー
ト32の一方に入力され、アンドゲート32の他方には
、抵抗Rを介して電源電圧子VCCでバイアスされた巻
戻完了検出スイッチ34が入力接続され、このスイッチ
の入力は反転入力となる。巻戻完了検出スイッチ34は
フィルムがスプール11に巻き付いているフィルム装填
状態ではスイッチ接点を閉じており、フィルムがスプー
ルから外れてフィルム巻戻が完了すると図示のようにス
イッチ接点を開く。従って、フィルム装填状態では巻戻
完了検出スイッチ34のスイッチ接点が閉じてアンドゲ
ート32の一方にはしレベルとなるスイッチ出力が与え
られるが、このスイッチ側の入力は反転入力であるため
アンドゲート2のスイッチ入力はHレベルに反転される
。このとき、巻戻設定回路30に巻戻条件の設定が行な
われてHレベル出力が得られたならば、アンドゲート3
2はHレベルとなる巻戻シリ御信号をモータ駆動回路3
6に出力し、モータ1をフィルム巻戻方向に回転駆動す
る。そして、巻戻完了に伴うスイッチ34の開放でアン
ドゲート32の出力をLレベルに反転させ、駆動回路3
6はこの出力を受けてモータ1の巻戻用回転を停止させ
る。フィルムの巻戻条件を設定するために設けた巻戻完
了検出スイッチ34としては、例えば第3図に示すスイ
ッチ構造が用いられる。即ち、バネ部材として片持ち支
持されたスイッチレバー40の先端にビン42を取り付
け、フィルム44の装填状態にあってはフィルム44の
介在でビン42を押し込むようにし、ビン42の反対側
には一対の接点板46が配置され、フィルム44による
ビン42の押し込みを受けてスイッチ接点を閉じる。ま
た、フィルム巻戻完了によりフィルム44によるビン4
2の押し込みが解除されると、バネ性をもったスイッチ
レバー40によってビン42は突出位置に戻り、接点板
46のビン42による押し付けが解除されてスイッチ接
点を開くようになる。
尚、巻尺完了検出スイッチ34としては、第3図のスイ
ッチ構造に限定されず、フォトカプラや磁気スイッチ等
のフィルムの存在の有無を検出する適宜の手段を用いる
ことができる。
再び第2図を参照するに、38はフィルム巻戻完了後に
巻上動力伝達系とのクラッチ連結を切り離すためのタイ
マ回路であり、タイマ回路38はフィルム巻上完了で巻
戻完了検出スイッチ34が図示のように開いたときに電
源電圧+VCCの供給を受けて起動することでHレベル
出力を生じ、予め定めた設定時間経過後にタイマ出力を
停止する。
タイマ回路38の出力はアンドゲート40の一方に入力
され、アンドゲート40の他方には巻戻完了検出スイッ
チ34の出力が入力されている。このため、アンドゲー
ト40は巻戻完了検出スイッチ34が巻戻完了を検出し
て図示のように開いたときのHレベル出力及び巻戻完了
で起動したタイマ38のHレベル出力を受けてモータ駆
動回路36にHレベルとなる巻上制御信号を出力し、タ
イ7回路38で定まる設定時間のあいだモータ1を巻上
方向に回転駆動する。
このようなタイマ回路38の設定時間で定まる巻戻完了
後のクラッチ切離しのための巻上方向へのモータ駆動時
間は、第1図に示した駆動系において、クラッチ機構8
0の22′で示す位置にある遊星ギア22が、巻戻動力
伝達系60のギア7との噛合いから離脱するのに要する
時間となればよく、遊星アーム25の移動量に対応した
適宜の時間設定がなされている。
次に、第2図に示した制御回路によるフィルム巻戻及び
巻戻完了後のクラッチ切離し動作を説明する。
フィルムの最終コマまでの撮影が完了して巻戻設定回路
30に巻戻条件が設定されると、アンドゲート32に対
しHレベル出力が与えられる。このとき、巻戻完了検出
スイッチ34はフィルムが装填状態にあるためスイッチ
接点を閉じ、アンドゲート32の入力をしレベルとして
いるが、このスイッチ入力は反転入力となっているため
アンドゲート32はフィルム装填状態で許容状態にあり
、巻戻設定回路30による巻戻条件の設定でHレベル出
力がなされると、アンドゲート32はモータ駆動回路3
6に対し巻戻制御信号としてのHレベル出力を与える。
このため、モータ駆動制御回路36は第7図に示したよ
うにモータ1をギア2の矢印Aに示す巻戻方向に回転駆
動し、スプール11側に巻き込んでいたフィルムをフィ
ルムパトローネの中に巻き戻す。
第4図は、このフィルム巻戻状態における第1図のクラ
ッチ機構の動きを示す。
このフィルム巻戻動作によりフィルムの巻戻が完了する
と、巻戻完了検出スイッチ34が図示のようにスイッチ
接点を開き、アンドゲート32の反転入力に対する信号
レベルがHレベルとなることでアンドゲート32は禁止
状態となり、モータ駆動回路36によるモータ1の巻戻
回転を停止する。
このようにフィルムの巻戻が完了すると同時に、巻戻完
了検出スイッチ34が開くことでタイマ回路38に電源
電圧+VCCが供給されてタイマ回路38が起動し、゛
アンドゲート40にHレベルとなるタイマ出力を生じ、
この結果、アンドゲート40の2つの入力が共にHレベ
ルとなるため、モータ駆動回路36にHレベルとなる巻
上制御信号が出力され、4モ一タ駆動回路36はモータ
1を巻上方向に回転駆動する。
その結果、第1図に示す駆動系において1巻戻動力伝達
系60のギア7に噛み合っていたクラッチ機構80の遊
星ギア22は、モータ1の矢印Bで示す巻上方向への回
転による遊星アーム25の巻上動力伝達系70側への移
動でギア70との噛合いが解除され、モータ1側から巻
上動力伝達系60を切り離したクラッチ切離し状態が得
られる。
タイマ回路38は巻戻完了の検出から一定時間を経過す
るとタイマ出力を停止し、アンドゲート40に対するタ
イマ出力をLレベルとすることで巻上方向に回転駆動し
たモータ1を停止させる。
即ち、第5図に平面的に取り出して示す動力系のクラッ
チ部分から明らかなように、巻上完了時に22′が示す
位置にあった遊星ギア22は、タイマ回路38による一
定時間のモータ巻上方向への駆動により、巻戻動力伝達
系60のギア7と巻上動力伝達針70のギア13との間
の略中間位置に戻されたクラッチ切離し状態となる。こ
のクラッチ切離しにより巻上完了後において、フイルム
パトローネをセットする巻戻動力伝達系60側の巻尺フ
ォーク6をフリー状態とする。また、第5図に示すよう
に中立位置でのクラッチ切離し状態では巻上動力伝達系
7側もフリー状態にあるため、巻戻フォークにセットし
たフィルムパトローネからのフィルムの引出し及びフィ
ルム巻上用のスプール11に形成したフィルム差込み溝
の位置合せを自由に行なうことができる。更に、フィル
ム巻土用のスプール11としてフィルム差込み溝をもた
ない形式のスプールにあっては、フィルム差込み溝の位
置合せが不要であることから、クラッチ機構の遊星ギア
22を第1図に示すように巻上動力伝達系70のギア1
3に噛み合せる位置までモータ1を巻上方向に回転して
から停止するタイマ時間を設定するようにしてもよい。
尚、以上の実施例ではモータ動力伝達系と巻戻動力伝達
系との連結を解除させるためにモータを巻上方向へ回転
させる起動信号として、巻戻完了検出スイッチ34が巻
戻完了を検出したときに発生する信号を用いたが、本発
明はこれに限定されるものではない。その他の例として
は、巻戻完了後に撮影済みのフィルムパトローネを取り
出すためになされる各種操作、例えば裏蓋開放のための
錠止装置の解除操作、I蓋開放操作、撮影済みフィルム
パトローネのパトローネ室からの取出操作、新しいフィ
ルムパトローネのパトローネ室への装填操作等を検出し
て上記起動信号を発生させてもよい。要は巻戻完了から
新しいフィルムパトローネのパトローネ室への装填まで
の間になされる操作に基づいて起動信号を発生させれば
よい。
また、以上の実施例ではモータ動力伝達系と巻戻動力伝
達系との連結解除のために行なった巻上方向へのモータ
回転を停止させる手段として、タイマ回路38を用いた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
クラッチ機構が上記連結解除をなしたことを検出して、
この検出信号を利用して上記モータ回転を停止させても
よい。
上記実施例に即した具体例として、遊星アーム25、軸
26.ギア22が揺動して、巻戻動力伝達系との連結を
断ったことを検出する手段(例えばアーム25の移動軌
跡内に配設された有接点スイッチ、フォトカプラ等)の
検出信号を利用することが挙げられる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、モータ動力伝
達系、スプールドライブ方式をとる巻上動力伝達系、及
び巻戻動力伝達系を有し、モータの巻上または巻戻回転
に応じたクラッチ切換えでフィルム巻よまたはフィルム
巻戻を行ない、更にフィルム装填時の実際のフィルム移
動からフィルム送りを検知するようにしたカメラのフィ
ルム給送装置において、フィルム巻戻の完了を検出した
ときに、モータを巻上方向に逆転駆動して巻戻動力伝達
系からモータ動力伝達系を切り離すクラブチ解除手段を
設けるようにしたため、巻戻完了時に自動的にフィルム
パトローネをセットする巻戻動力伝達系に連結された巻
戻フォークをフリー状態とし、新たにフィルムパトロー
ネをセットしたときに巻戻フォークがフリー状態にある
ことから、フィルム装填のためにフィルムパトローネか
ら容易にフィルムを引き出すことができ、フィルムをパ
トローネから予め引き出してカメラに装填するような取
扱い上の煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給送装置で用いる駆動系の説明図、第
2図は本発明における巻戻及びクラッチ解除の制御回路
の一実施例を示した回路ブロック図、第3図は第2図で
用いる巻戻完了検出スイッチの具体例を示した説明図、
第4.5図は巻戻及びクラッチ解除を駆動系のクラッチ
部分について取り出して示した説明図である。 1:モータ 6:巻戻フォーク 11ニスブール 12ニスブールドライブシヤフト 18:スプロケット 1つ:スイッチ機構 21:太陽ギア 22=Tl星ギア 23:回転軸 24:軸穴 25:遊星アーム 26:固定軸 30:巻戻設定回路 32.40:アンドゲート 34:巻戻完了検出スイッチ 36:モータ駆動回路 38:タイマ回路 40:スイッチレバー 42:ピン 44:フィルム 46:接点板 50:モータ動力伝達系 60:巻戻動力伝達系 70:巻上動力伝達系 80:クラッチ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータと、該モータの回転動力を伝達するモータ
    動力伝達系と、フィルム巻上用のスプールに回転動力を
    伝達するスプールドライブ方式をとる巻上動力伝達系と
    、フィルム巻戻軸に回転動力を伝達する巻戻動力伝達系
    と、前記モータの巻上回転で前記モータ動力伝達系を巻
    上動力伝達系に連結すると共に該巻上回転とは逆方向の
    モータの巻戻回転で前記モータ動力伝達系を巻戻動力伝
    達系に連結するクラッチ機構とを備え、更にフィルム装
    填時のフィルム移動からフィルム送りを検知する手段を
    備えたカメラのフィルム給送装置に於いて、 フィルム巻戻完了から新しいフィルムパトローネのパト
    ローネ室への装填までの間に発生される起動信号によっ
    て、前記モータを巻上方向に逆転駆動して前記クラッチ
    機構によるモータ動力伝達系と巻戻動力伝達系との連結
    を解除するクラッチ解除手段を設けたことを特徴とする
    カメラのフィルム給送装置。
  2. (2)前記クラッチ解除手段は、フィルム巻戻の完了を
    検出したときから一定時間の間、モータ逆転を指令する
    タイマ回路を備えた特許請求の範囲第1項記載のカメラ
    のフィルム給送装置。
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