JPH0232610B2 - - Google Patents
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- JPH0232610B2 JPH0232610B2 JP55067947A JP6794780A JPH0232610B2 JP H0232610 B2 JPH0232610 B2 JP H0232610B2 JP 55067947 A JP55067947 A JP 55067947A JP 6794780 A JP6794780 A JP 6794780A JP H0232610 B2 JPH0232610 B2 JP H0232610B2
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- winding
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- turned
- torque
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 22
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 23
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 21
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカメラの電動駆動装置に関する。
従来モータドライブ装置使用時にフイルムの終
端即ちフイルムがパトローネから引出せなくなつ
てトルクが増大するのをモータドライブ装置のト
ルク検出機構が検出してモータを自動停止する事
が知られている。
端即ちフイルムがパトローネから引出せなくなつ
てトルクが増大するのをモータドライブ装置のト
ルク検出機構が検出してモータを自動停止する事
が知られている。
しかしフイルム終端のトルク検出時にはフイル
ムのパーフオレーシヨンとカメラのスプロケツト
との間には瞬間的に大きな力が印加されるので低
温時、特に−10℃以下に於てある種のフイルムで
はパーフオレーシヨンが破断して、極端な場合に
はフイルムが切断してしまいフイルムの巻戻しが
不可能になる事がある。
ムのパーフオレーシヨンとカメラのスプロケツト
との間には瞬間的に大きな力が印加されるので低
温時、特に−10℃以下に於てある種のフイルムで
はパーフオレーシヨンが破断して、極端な場合に
はフイルムが切断してしまいフイルムの巻戻しが
不可能になる事がある。
このようなことを防ぐために従来から行われて
いるプリセツト型の駒数カウンターによる停止装
置とトルク検出による停止装置とを共に備え低温
で使用される時は駒数カウンターでモータの通電
を断つて停止させるようにすればよい。ところで
フイルムの巻戻しをモータドライブ装置の巻上用
モータを使用して自動的に巻戻す方法も知られて
いる。その場合にワンウエイクラツチを使用して
フイルム巻上時とフイルム巻戻し時それぞれモー
タを反対方向に回転させて巻戻しギア系列と巻上
ギア系列とを自動的に切換えてそれぞれを互に影
響ない状態で単独に駆動する事は可能であるがモ
ータ逆転のためのスイツチ関係が複雑になり、ま
た高価で大型な装置でありかつ耐久性に問題があ
りあまり適切な方法とは言えない。他の方法とし
てはモータを逆転させないで外部から操作される
巻戻しレバー等に連動させてクラツチ機構を切換
えて巻上ギア列と、巻戻しギア列とを単独に駆動
する方法があり、この方法による装置は小型、安
価で耐久性がある。
いるプリセツト型の駒数カウンターによる停止装
置とトルク検出による停止装置とを共に備え低温
で使用される時は駒数カウンターでモータの通電
を断つて停止させるようにすればよい。ところで
フイルムの巻戻しをモータドライブ装置の巻上用
モータを使用して自動的に巻戻す方法も知られて
いる。その場合にワンウエイクラツチを使用して
フイルム巻上時とフイルム巻戻し時それぞれモー
タを反対方向に回転させて巻戻しギア系列と巻上
ギア系列とを自動的に切換えてそれぞれを互に影
響ない状態で単独に駆動する事は可能であるがモ
ータ逆転のためのスイツチ関係が複雑になり、ま
た高価で大型な装置でありかつ耐久性に問題があ
りあまり適切な方法とは言えない。他の方法とし
てはモータを逆転させないで外部から操作される
巻戻しレバー等に連動させてクラツチ機構を切換
えて巻上ギア列と、巻戻しギア列とを単独に駆動
する方法があり、この方法による装置は小型、安
価で耐久性がある。
しかしながらトルク検出機構及び駒数カウンタ
ーを共に備え、どちらかの機構を選択してフイル
ムの巻上を停止させるモータドライブ装置にこの
クラツチ機構の切換による自動巻戻し装置を併用
した場合、トルク検出機構によりフイルム終端で
停止した場合は、トルク検出機構の脱力作動によ
りカメラ側の反力がモータドライブ装置内のクラ
ツチ切換機構の作動に影響を及ぼすことはない
が、前記低温時のフイルム切断を避けるため、ま
たは一定駒数撮影後に停止をさせたい時等の場合
に駒数カウンターによる停止モードを選択する
と、カウンターによる巻上停止ではモータ停止時
の機械的位相がトルク検出の位相と合致しないと
トルク検出機構の脱力作動を起さずカメラの巻上
途中で停止することによるカメラ側の反力がクラ
ツチ機構の動力伝達面に摩擦力を発生させ、その
ためにクラツチの切換が重くなつたり、切換の感
触が悪くなる欠点を有する。
ーを共に備え、どちらかの機構を選択してフイル
ムの巻上を停止させるモータドライブ装置にこの
クラツチ機構の切換による自動巻戻し装置を併用
した場合、トルク検出機構によりフイルム終端で
停止した場合は、トルク検出機構の脱力作動によ
りカメラ側の反力がモータドライブ装置内のクラ
ツチ切換機構の作動に影響を及ぼすことはない
が、前記低温時のフイルム切断を避けるため、ま
たは一定駒数撮影後に停止をさせたい時等の場合
に駒数カウンターによる停止モードを選択する
と、カウンターによる巻上停止ではモータ停止時
の機械的位相がトルク検出の位相と合致しないと
トルク検出機構の脱力作動を起さずカメラの巻上
途中で停止することによるカメラ側の反力がクラ
ツチ機構の動力伝達面に摩擦力を発生させ、その
ためにクラツチの切換が重くなつたり、切換の感
触が悪くなる欠点を有する。
本発明の目的はこのような欠点を除去する為に
駒数カウンターで停止させた時もトルク検出機構
の脱力作動等の位相と合致してモータを停止せし
める電動駆動装置を提供することにある。
駒数カウンターで停止させた時もトルク検出機構
の脱力作動等の位相と合致してモータを停止せし
める電動駆動装置を提供することにある。
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明
する。第1図に示すカメラはカメラ本体と、これ
に着脱可能に設けられたモータドライブ装置とか
ら構成されている。1はカメラ本体側ブロツク、
2はモータドライブ装置側のブロツクを示す。3
はモータドライブ装置を取付けるとカメラ本体1
内に有する電源4からモータドライブ装置2に設
けられた電源回路に自動的に切り換わる電源切換
スイツチ、S1はカメラ本体1の不図示のシヤツタ
ボタンを一段押し込むとONする半押スイツチ、
制御装置5は測光回路、露出制御回路、表示回
路、シヤツタ、シヤツタ起動装置等を含み、S1の
ONによつてそのうち測光回路、表示回路が作動
し、露出調定予定値等の表示を行なう。ここでシ
ヤツタ起動装置とはシヤツタの開動作等を行なう
装置をいう。したがつて実施例に示すようなフオ
ーカルプレーンシヤツタなら先幕の係止を解除す
る手段がこれに相当する。S2はレリーズスイツチ
でシヤツタボタンをさらに深く押し込むと、制御
装置5にレリーズ信号を伝達しシヤツタ起動装置
を作動してシヤツタレリーズを行なう。S3はフオ
ーカルプレーンシヤツタの後幕の閉動作が開始さ
れてから、この後幕が完全に閉じ終る直前まで
(すなわち露光が完了する前まで)の間にONに
なり、フイルム巻上完了、シヤツタチヤージ完了
とともにOFFになるモータ駆動スイツチである。
制御装置5はレリーズスイツチS2がONされてシ
ヤツタレリーズを行なうとS2のONのままでフイ
ルム巻上を行なつても一度このスイツチS2を
OFFにしてからONにしないと再レリーズできな
いようになつている。
する。第1図に示すカメラはカメラ本体と、これ
に着脱可能に設けられたモータドライブ装置とか
ら構成されている。1はカメラ本体側ブロツク、
2はモータドライブ装置側のブロツクを示す。3
はモータドライブ装置を取付けるとカメラ本体1
内に有する電源4からモータドライブ装置2に設
けられた電源回路に自動的に切り換わる電源切換
スイツチ、S1はカメラ本体1の不図示のシヤツタ
ボタンを一段押し込むとONする半押スイツチ、
制御装置5は測光回路、露出制御回路、表示回
路、シヤツタ、シヤツタ起動装置等を含み、S1の
ONによつてそのうち測光回路、表示回路が作動
し、露出調定予定値等の表示を行なう。ここでシ
ヤツタ起動装置とはシヤツタの開動作等を行なう
装置をいう。したがつて実施例に示すようなフオ
ーカルプレーンシヤツタなら先幕の係止を解除す
る手段がこれに相当する。S2はレリーズスイツチ
でシヤツタボタンをさらに深く押し込むと、制御
装置5にレリーズ信号を伝達しシヤツタ起動装置
を作動してシヤツタレリーズを行なう。S3はフオ
ーカルプレーンシヤツタの後幕の閉動作が開始さ
れてから、この後幕が完全に閉じ終る直前まで
(すなわち露光が完了する前まで)の間にONに
なり、フイルム巻上完了、シヤツタチヤージ完了
とともにOFFになるモータ駆動スイツチである。
制御装置5はレリーズスイツチS2がONされてシ
ヤツタレリーズを行なうとS2のONのままでフイ
ルム巻上を行なつても一度このスイツチS2を
OFFにしてからONにしないと再レリーズできな
いようになつている。
カメラ本体1とモータドライブ装置2との間は
電気接点a,b,c,d,e,f及び巻上カツプ
リング巻戻カツプリング等の機械的結合装置(不
図示)により結合される。
電気接点a,b,c,d,e,f及び巻上カツプ
リング巻戻カツプリング等の機械的結合装置(不
図示)により結合される。
6はモータドライブ装置側に設けた電源、7は
カメラ制御の為の定電圧回路を含む電源制御回
路、S4はモータドライブ装置に設けられた半押ス
イツチ、S5はやはりモータドライブ装置に設けら
れたレリーズスイツチである。図示なきモータド
ライブ装置のシヤツタボタンを一段押し込むとS4
がONになり、電源制御回路7を作動させ、接点
aを介してカメラ本体1側の制御装置5へ電力を
供給すると共に、該スイツチのON信号は接点c
を介してカメラ本体1の制御装置5へ伝達されて
制御装置5内の測光回路等が作動し、露出調定予
定値等が表示される。その状態は半押スイツチS4
がOFFになつても一定時間制御装置5より接点
bを介して電源制御回路7へホールド信号が伝達
されて保持され、その間、露出調定予定値等の表
示を見る事が可能になつている。シヤツタボタン
をさらに深く押すとレリーズスイツチS5はONに
なる。比較回路8、コンデンサ9及び抵抗は一駒
撮り、連続撮りの選択スイツチS6がOFFのとき
S5の一端に接続されたトランジスタのバイアス状
態を保持し、ONのとき巻上完了によりモータ駆
動スイツチS3が開き、コンデンサ9の充電がなさ
れると、そのトランジスタをそのつどバイアスす
るレリーズタイミング回路である。S5の一端に接
続されたトランジスタはONするたびに接点dを
介して制御装置5へレリーズ信号を伝達し、その
つどシヤツタ起動装置を作動してシヤツタをレリ
ーズする。
カメラ制御の為の定電圧回路を含む電源制御回
路、S4はモータドライブ装置に設けられた半押ス
イツチ、S5はやはりモータドライブ装置に設けら
れたレリーズスイツチである。図示なきモータド
ライブ装置のシヤツタボタンを一段押し込むとS4
がONになり、電源制御回路7を作動させ、接点
aを介してカメラ本体1側の制御装置5へ電力を
供給すると共に、該スイツチのON信号は接点c
を介してカメラ本体1の制御装置5へ伝達されて
制御装置5内の測光回路等が作動し、露出調定予
定値等が表示される。その状態は半押スイツチS4
がOFFになつても一定時間制御装置5より接点
bを介して電源制御回路7へホールド信号が伝達
されて保持され、その間、露出調定予定値等の表
示を見る事が可能になつている。シヤツタボタン
をさらに深く押すとレリーズスイツチS5はONに
なる。比較回路8、コンデンサ9及び抵抗は一駒
撮り、連続撮りの選択スイツチS6がOFFのとき
S5の一端に接続されたトランジスタのバイアス状
態を保持し、ONのとき巻上完了によりモータ駆
動スイツチS3が開き、コンデンサ9の充電がなさ
れると、そのトランジスタをそのつどバイアスす
るレリーズタイミング回路である。S5の一端に接
続されたトランジスタはONするたびに接点dを
介して制御装置5へレリーズ信号を伝達し、その
つどシヤツタ起動装置を作動してシヤツタをレリ
ーズする。
ダイオード11,12、トランジスタ13、コ
ンデンサ14、比較回路15、トランジスタ1
6、抵抗はモータ駆動スイツチS3がONしたとき
作動し、所定時間後(露光完了後)に巻上信号を
出力する巻上遅延回路を構成している。コンデン
サ17、比較回路18、抵抗は巻上遅延回路から
巻上信号を受け、ただちにモータ駆動信号を出力
するとともに、巻上信号がなくなつた後も、所定
時間モータ駆動信号を出力するモータ停止遅延回
路を構成する。
ンデンサ14、比較回路15、トランジスタ1
6、抵抗はモータ駆動スイツチS3がONしたとき
作動し、所定時間後(露光完了後)に巻上信号を
出力する巻上遅延回路を構成している。コンデン
サ17、比較回路18、抵抗は巻上遅延回路から
巻上信号を受け、ただちにモータ駆動信号を出力
するとともに、巻上信号がなくなつた後も、所定
時間モータ駆動信号を出力するモータ停止遅延回
路を構成する。
トランジスタ19はモータ駆動信号によりON
しリレーコイル20の通電を行なうものであり、
リレーコイル20に電流が流れるとリレー接点2
1が切り換つてモータ22が回転する。
しリレーコイル20の通電を行なうものであり、
リレーコイル20に電流が流れるとリレー接点2
1が切り換つてモータ22が回転する。
トランジスタ27,28、抵抗、ノイズ誤動作
防止用のコンデンサは正帰環回路であり本実施例
においてこの回路は後述する巻上完了後のトルク
検出によりモータ停止信号を出力するラツチ回路
を構成する。トランジスタ23,24はラツチ回
路をリセツトするリセツト回路である。
防止用のコンデンサは正帰環回路であり本実施例
においてこの回路は後述する巻上完了後のトルク
検出によりモータ停止信号を出力するラツチ回路
を構成する。トランジスタ23,24はラツチ回
路をリセツトするリセツト回路である。
S7はフイルムの巻上と巻戻しのいずれかを選択
するスイツチで接点F側にあるとき巻上制御、接
点R側にあるときは巻戻し制御を行なう。本実施
例では、このスイツチS7が巻上巻戻しのそれぞれ
の状態に対応して変位する手段を構成する。トル
クスイツチS8は後述するごとく、通常OFFで巻
上完了時あるいはフイルム終端時等において巻上
トルクが増加したとき、これを検出して一瞬ON
した後にすぐOFFになる。巻戻し停止スイツチ
S9はフイルム巻戻し時にフイルムが全部巻戻され
スプロケツトからフイルムがはずされると、ON
になるスイツチで、フイルムがスプロケツト上に
あり裏蓋が閉じられているとOFFする。このス
イツチS9はカメラ本体側の裏蓋に取りつけてあつ
て、図示なき接点によりモータドライブ装置に電
気的に接続されている。
するスイツチで接点F側にあるとき巻上制御、接
点R側にあるときは巻戻し制御を行なう。本実施
例では、このスイツチS7が巻上巻戻しのそれぞれ
の状態に対応して変位する手段を構成する。トル
クスイツチS8は後述するごとく、通常OFFで巻
上完了時あるいはフイルム終端時等において巻上
トルクが増加したとき、これを検出して一瞬ON
した後にすぐOFFになる。巻戻し停止スイツチ
S9はフイルム巻戻し時にフイルムが全部巻戻され
スプロケツトからフイルムがはずされると、ON
になるスイツチで、フイルムがスプロケツト上に
あり裏蓋が閉じられているとOFFする。このス
イツチS9はカメラ本体側の裏蓋に取りつけてあつ
て、図示なき接点によりモータドライブ装置に電
気的に接続されている。
トランジスタ32、ツエナーダイオード34、
コンデンサ35、ダイオード36および抵抗は保
護タイマー回路を構成し、トルクスイツチS8が故
障したような場合、あるいは電圧が低下してトル
クスイツチS8が作動しなくなつたような場合にモ
ータに電流が流れたままになりモータが焼損した
り、電池が無駄に消耗することのないようモータ
に通電する時間が所定時間より長くなるとラツチ
回路をトリガーしてモータ電流を切る。
コンデンサ35、ダイオード36および抵抗は保
護タイマー回路を構成し、トルクスイツチS8が故
障したような場合、あるいは電圧が低下してトル
クスイツチS8が作動しなくなつたような場合にモ
ータに電流が流れたままになりモータが焼損した
り、電池が無駄に消耗することのないようモータ
に通電する時間が所定時間より長くなるとラツチ
回路をトリガーしてモータ電流を切る。
38はバツテリチエツク回路で、バツテリチエ
ツクスイツチS10をONすると、電源電圧が規定
電圧以上のときは抵抗を介してLED37を駆動
して光らせる。カウンタースイツチSaは後述す
るプリセツト型駒数カウンターによりON,OFF
されるスイツチで、所定駒数カウントにすると
ONになる。スイツチSbは、後述する駒数カウン
ターによつて、フイルム巻上を停止するモードを
選択したときにONするスイツチである。
ツクスイツチS10をONすると、電源電圧が規定
電圧以上のときは抵抗を介してLED37を駆動
して光らせる。カウンタースイツチSaは後述す
るプリセツト型駒数カウンターによりON,OFF
されるスイツチで、所定駒数カウントにすると
ONになる。スイツチSbは、後述する駒数カウン
ターによつて、フイルム巻上を停止するモードを
選択したときにONするスイツチである。
このような回路構成において作動は次のように
行なわれる。スイツチSbはOFFでトルク検出に
よる巻上停止のモードを選択しているものとす
る。まず、モータドライブ装置を装着し、スイツ
チS6をS(OFF……一駒撮影)位置に、スイツチ
S7をF(…巻上)位置においた場合について述べ
る。シヤツタをレリーズする前には、スイツチS6
がOFFなので、コンデンサ9の充電がなされ、
比較回路8がスイツチS5の一端に接続されたトラ
ンジスタをバイアスしている状態にある。また、
モータ駆動スイツチS3はOFFであり、トランジ
スタ13はON状態にバイアスされている。
行なわれる。スイツチSbはOFFでトルク検出に
よる巻上停止のモードを選択しているものとす
る。まず、モータドライブ装置を装着し、スイツ
チS6をS(OFF……一駒撮影)位置に、スイツチ
S7をF(…巻上)位置においた場合について述べ
る。シヤツタをレリーズする前には、スイツチS6
がOFFなので、コンデンサ9の充電がなされ、
比較回路8がスイツチS5の一端に接続されたトラ
ンジスタをバイアスしている状態にある。また、
モータ駆動スイツチS3はOFFであり、トランジ
スタ13はON状態にバイアスされている。
したがつて、巻上遅延回路のコンデンサ14は
放電され、比較回路15の出力はLowになつて
いるのでトランジスタ16はOFFであり、モー
タ停止遅延回路のコンデンサ17は該コンデンサ
に並列に接続されている抵抗により放電され、比
較回路18の出力はLowになつている。よつて、
トランジスタ19はOFFでありモータは停止し
ており、またトランジスタ23はOFFになつて
おり、トランジスタ24はONとなるので、ラツ
チ回路のトランジスタ27,28はOFFである。
すなわち、ラツチ回路はリセツトされた状態にあ
る。また、トルクスイツチS8はOFFである。
放電され、比較回路15の出力はLowになつて
いるのでトランジスタ16はOFFであり、モー
タ停止遅延回路のコンデンサ17は該コンデンサ
に並列に接続されている抵抗により放電され、比
較回路18の出力はLowになつている。よつて、
トランジスタ19はOFFでありモータは停止し
ており、またトランジスタ23はOFFになつて
おり、トランジスタ24はONとなるので、ラツ
チ回路のトランジスタ27,28はOFFである。
すなわち、ラツチ回路はリセツトされた状態にあ
る。また、トルクスイツチS8はOFFである。
この状態でモータドライブ装置に設けられた不
図示のシヤツタボタンを押し下げS4,S5をONす
ると、S5の一端に接続されたトランジスタが比較
回路8によつてバイアスされているためにON
し、レリーズ信号が制御装置5へ伝達される。そ
してこのレリーズ信号を受けてシヤツタ起動装置
が作動するとシヤツタがレリーズされ、露光がな
され、シヤツタの後幕が閉動作を開始する。モー
タ駆動スイツチS3は、シヤツタの閉動作に連動し
シヤツタ後幕が閉じ終る前にONになる。S3が
ONになると、トランジスタ13のバイアス電圧
は、ダイオード11によりクランプされるので、
トランジスタ13はOFFになり、コンデンサ1
4の充電が開始され、所定時間経過すると、すな
わちシヤツタ後幕が閉じ終ると、比較回路15の
出力は反転してHighになり、トランジスタ16
をONにする。このトランジスタ16のONによ
り巻上遅延回路は巻上信号を出力することにな
る。トランジスタ16がONになると、コンデン
サ17は瞬間的に充電されて比較回路18の出力
は反転してHighになる。すなわち、モータ停止
遅延回路がモータ駆動信号を出力することにな
る。比較回路18の出力がHighになると、トラ
ンジスタ23がONになり、トランジスタ24は
OFFになり、ラツチ回路は作動可能となるがラ
ツチ回路のトリガー入力はないので、トランジス
タ27,28はOFFであり、トランジスタ29
もあいかわらずOFFである。したがつて、トラ
ンジスタ19は比較回路18の出力を受けてON
になり、リレーコイル20は通電されてモータ2
2が回転するとともに、保護タイマー回路のコン
デンサ35は、ダイオード36と並列接続になつ
ている抵抗により充電が開始される。
図示のシヤツタボタンを押し下げS4,S5をONす
ると、S5の一端に接続されたトランジスタが比較
回路8によつてバイアスされているためにON
し、レリーズ信号が制御装置5へ伝達される。そ
してこのレリーズ信号を受けてシヤツタ起動装置
が作動するとシヤツタがレリーズされ、露光がな
され、シヤツタの後幕が閉動作を開始する。モー
タ駆動スイツチS3は、シヤツタの閉動作に連動し
シヤツタ後幕が閉じ終る前にONになる。S3が
ONになると、トランジスタ13のバイアス電圧
は、ダイオード11によりクランプされるので、
トランジスタ13はOFFになり、コンデンサ1
4の充電が開始され、所定時間経過すると、すな
わちシヤツタ後幕が閉じ終ると、比較回路15の
出力は反転してHighになり、トランジスタ16
をONにする。このトランジスタ16のONによ
り巻上遅延回路は巻上信号を出力することにな
る。トランジスタ16がONになると、コンデン
サ17は瞬間的に充電されて比較回路18の出力
は反転してHighになる。すなわち、モータ停止
遅延回路がモータ駆動信号を出力することにな
る。比較回路18の出力がHighになると、トラ
ンジスタ23がONになり、トランジスタ24は
OFFになり、ラツチ回路は作動可能となるがラ
ツチ回路のトリガー入力はないので、トランジス
タ27,28はOFFであり、トランジスタ29
もあいかわらずOFFである。したがつて、トラ
ンジスタ19は比較回路18の出力を受けてON
になり、リレーコイル20は通電されてモータ2
2が回転するとともに、保護タイマー回路のコン
デンサ35は、ダイオード36と並列接続になつ
ている抵抗により充電が開始される。
モータの回転により不図示の巻上カツプリング
を介してフイルム巻上が行なわれるが、モータ駆
動スイツチS3がONになつてから巻上遅延回路に
よる所定時間だけモータ22の回転開始が遅れる
ので、後幕が完全に閉じてから(露光が完了して
から)フイルム移送が行なわれることになる。モ
ータ22によりフイルム巻上が進み巻上が完了す
ると、モータ駆動スイツチS3はOFFになりトラ
ンジスタ13がONになるので、コンデンサ14
は一瞬に放電されて比較回路15の出力は反転し
てLowになり、トランジスタ16はOFFになる。
しかしながら、トランジスタ16がOFFになつ
ても、コンデンサ17は並列接続の抵抗により少
しづつ放電されるので、比較回路18の出力はす
ぐには変化せず、スイツチS3がOFFになつてか
ら所定時間の間(少なくとも後述するラツチ回路
の作動までの間)でHighの状態を保持し、トラ
ンジスタ19はON状態のままモータ22の回転
を続ける。
を介してフイルム巻上が行なわれるが、モータ駆
動スイツチS3がONになつてから巻上遅延回路に
よる所定時間だけモータ22の回転開始が遅れる
ので、後幕が完全に閉じてから(露光が完了して
から)フイルム移送が行なわれることになる。モ
ータ22によりフイルム巻上が進み巻上が完了す
ると、モータ駆動スイツチS3はOFFになりトラ
ンジスタ13がONになるので、コンデンサ14
は一瞬に放電されて比較回路15の出力は反転し
てLowになり、トランジスタ16はOFFになる。
しかしながら、トランジスタ16がOFFになつ
ても、コンデンサ17は並列接続の抵抗により少
しづつ放電されるので、比較回路18の出力はす
ぐには変化せず、スイツチS3がOFFになつてか
ら所定時間の間(少なくとも後述するラツチ回路
の作動までの間)でHighの状態を保持し、トラ
ンジスタ19はON状態のままモータ22の回転
を続ける。
一方、巻上完了状態になると、図示なきスプロ
ケツト等のカメラ本体側の巻上装置は係止されて
動かなくなり、モータが回転を続けるので巻上ト
ルクが増大する。そして後述するトルク検出機構
が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONになる。
トルクスイツチS8のONにより接続点nにトリガ
ー信号が印加され、ラツチ回路がトリガーされて
トランジスタ27,28がONになる。すなわ
ち、モータ停止信号が発する。それによりトラン
ジスタ29がONし、比較回路18の出力がHigh
にもかかわらず、トランジスタ19がOFFにな
り、リレーコイル20の通電が断たれ、モータ2
2は停止する。ラツチ回路がスイツチS8でトリガ
ーされた後、コンデンサ17の放電が進んで比較
回路18の出力は反転しLowになり、トランジ
スタ23はOFF、トランジスタ24はONするの
で、接続点mにリセツト信号が加わり、ラツチ回
路はリセツトされてトランジスタ27,28,2
9はOFFになり、またトランジスタ19はOFF
を保持する。前述した比較回路18の出力が反転
するまでの所定時間はモータドライブ装置の仕様
で許容できる最低電圧時においてカメラが巻上完
了になつてからトルクスイツチS8がONするまで
の時間と同じ程度かそれよりも少し長めの時間に
なつている。
ケツト等のカメラ本体側の巻上装置は係止されて
動かなくなり、モータが回転を続けるので巻上ト
ルクが増大する。そして後述するトルク検出機構
が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONになる。
トルクスイツチS8のONにより接続点nにトリガ
ー信号が印加され、ラツチ回路がトリガーされて
トランジスタ27,28がONになる。すなわ
ち、モータ停止信号が発する。それによりトラン
ジスタ29がONし、比較回路18の出力がHigh
にもかかわらず、トランジスタ19がOFFにな
り、リレーコイル20の通電が断たれ、モータ2
2は停止する。ラツチ回路がスイツチS8でトリガ
ーされた後、コンデンサ17の放電が進んで比較
回路18の出力は反転しLowになり、トランジ
スタ23はOFF、トランジスタ24はONするの
で、接続点mにリセツト信号が加わり、ラツチ回
路はリセツトされてトランジスタ27,28,2
9はOFFになり、またトランジスタ19はOFF
を保持する。前述した比較回路18の出力が反転
するまでの所定時間はモータドライブ装置の仕様
で許容できる最低電圧時においてカメラが巻上完
了になつてからトルクスイツチS8がONするまで
の時間と同じ程度かそれよりも少し長めの時間に
なつている。
トランジスタ32、ツエナダイオード34、コ
ンデンサ35、ダイオード36、抵抗により構成
されている保護タイマー回路は通常の巻上時間内
では作動されず、比較回路18の出力がLowに
反転したとき、コンデンサ35の充電電荷はダイ
オード36により急速に放電される。
ンデンサ35、ダイオード36、抵抗により構成
されている保護タイマー回路は通常の巻上時間内
では作動されず、比較回路18の出力がLowに
反転したとき、コンデンサ35の充電電荷はダイ
オード36により急速に放電される。
また、ラツチ回路が作動している間、すなわ
ち、トルクスイツチS8がONしてから比較回路1
8の出力が反転してラツチ回路がリセツトされる
までLED37は点灯し、トルクスイツチS8が正
常に作動しているかどうかモニターできる。この
ようにして一駒撮影と次の一駒の巻上げが終了す
る。そして、モータドライブ装置側のシヤツタボ
タン(不図示)を押し下げたままにしていても、
スイツチS5の一端に接続されたトランジスタは、
ON状態を保持しているので、つぎのレリーズ信
号が制御装置5に印加されることはない。
ち、トルクスイツチS8がONしてから比較回路1
8の出力が反転してラツチ回路がリセツトされる
までLED37は点灯し、トルクスイツチS8が正
常に作動しているかどうかモニターできる。この
ようにして一駒撮影と次の一駒の巻上げが終了す
る。そして、モータドライブ装置側のシヤツタボ
タン(不図示)を押し下げたままにしていても、
スイツチS5の一端に接続されたトランジスタは、
ON状態を保持しているので、つぎのレリーズ信
号が制御装置5に印加されることはない。
次に、スイツチS6をC(ON……連続撮影)位
置にした場合の動作について説明する。S6がON
のときも一駒目の撮影および次の一駒の巻上が前
述と同様になされる。しかしながら、モータ駆動
スイツチS3がONの時にコンデンサ9の放電が逆
流阻止用ダイオード10および接点fを介してな
される。したがつて、比較回路8の出力はLow
になり該出力端に接続されたトランジスタは1度
OFFになる。そして巻上完了によりモータ駆動
スイツチS3がOFFになると、コンデンサ9は再
び充電を開始し、一定時間の後、例えばモータ2
2が停止した後にレリーズタイミング回路を構成
する比較回路8の出力がHighに反転し、そのと
きにレリーズスイツチS5がONの状態にあれば、
比較回路の出力によりバイアスされるトランジス
タがONになり、制御装置5にレリーズ信号を再
び伝達してシヤツタレリーズを行ない連続撮影が
なされる。レリーズタイミングを定めるコンデン
サ9を充電する可変抵抗を変化させる事により連
続撮影時の撮影駒速度を任意に定める事ができ
る。
置にした場合の動作について説明する。S6がON
のときも一駒目の撮影および次の一駒の巻上が前
述と同様になされる。しかしながら、モータ駆動
スイツチS3がONの時にコンデンサ9の放電が逆
流阻止用ダイオード10および接点fを介してな
される。したがつて、比較回路8の出力はLow
になり該出力端に接続されたトランジスタは1度
OFFになる。そして巻上完了によりモータ駆動
スイツチS3がOFFになると、コンデンサ9は再
び充電を開始し、一定時間の後、例えばモータ2
2が停止した後にレリーズタイミング回路を構成
する比較回路8の出力がHighに反転し、そのと
きにレリーズスイツチS5がONの状態にあれば、
比較回路の出力によりバイアスされるトランジス
タがONになり、制御装置5にレリーズ信号を再
び伝達してシヤツタレリーズを行ない連続撮影が
なされる。レリーズタイミングを定めるコンデン
サ9を充電する可変抵抗を変化させる事により連
続撮影時の撮影駒速度を任意に定める事ができ
る。
フイルム巻取が進みフイルム終端にいたるとカ
メラ本体の巻上装置はフイルムをパトローネより
引出すことができなくなり、スプロケツトの停止
により通常巻上完了前の状態でカメラ本体の巻上
装置は動かなくなる。しかしながら、巻上装置が
停止してもモータ駆動スイツチS3はONの状態で
あつてモータ22は回転しようとする。そしてト
ルクスイツチS8が巻上トルクの増大によつて作動
し一瞬ONになりラツチ回路をトリガーし、モー
タ22を停止する。また、S3はONの状態で保持
されたままであるから、比較回路18の出力は
Highに保持され、リセツト回路のトランジスタ
24はOFFに保持されており、ラツチ回路のト
ランジスタ27,28のON状態は保持され、そ
れによりLED37が連続的に点灯した状態です
べてのシーケンスが停止してフイルム終端である
事を指示する。
メラ本体の巻上装置はフイルムをパトローネより
引出すことができなくなり、スプロケツトの停止
により通常巻上完了前の状態でカメラ本体の巻上
装置は動かなくなる。しかしながら、巻上装置が
停止してもモータ駆動スイツチS3はONの状態で
あつてモータ22は回転しようとする。そしてト
ルクスイツチS8が巻上トルクの増大によつて作動
し一瞬ONになりラツチ回路をトリガーし、モー
タ22を停止する。また、S3はONの状態で保持
されたままであるから、比較回路18の出力は
Highに保持され、リセツト回路のトランジスタ
24はOFFに保持されており、ラツチ回路のト
ランジスタ27,28のON状態は保持され、そ
れによりLED37が連続的に点灯した状態です
べてのシーケンスが停止してフイルム終端である
事を指示する。
保護タイマー回路はフイルム終端時等において
電源電圧低下によるモータ駆動力不足によりトル
クスイツチS8が作動不可能になつたり、トルクス
イツチS8が故障して作動しなかつた場合にS3が
ONになつた後、一定時間経ちコンデンサ35の
充電電位がツエナーダイオード34の電圧、トラ
ンジスタ32のベースエミツタ間電圧により定ま
るスレツシヨールド電圧以上になると、トランジ
スタ32のON、ラツチ回路のトリガー、トラン
ジスタ29のONを順次引き起こし、モータ22
の通電を停止させ、LED37を点灯させる。
電源電圧低下によるモータ駆動力不足によりトル
クスイツチS8が作動不可能になつたり、トルクス
イツチS8が故障して作動しなかつた場合にS3が
ONになつた後、一定時間経ちコンデンサ35の
充電電位がツエナーダイオード34の電圧、トラ
ンジスタ32のベースエミツタ間電圧により定ま
るスレツシヨールド電圧以上になると、トランジ
スタ32のON、ラツチ回路のトリガー、トラン
ジスタ29のONを順次引き起こし、モータ22
の通電を停止させ、LED37を点灯させる。
次に、巻戻し時の動作について述べる。巻戻し
はスイツチS7をR接点側に切り換えることにより
行なわれる。スイツチS7の切換は、次のように行
なわれる。図示なき巻上、巻戻し切換レバーを巻
上側から巻戻し側に切り換えると、最初に駆動ギ
アと巻上ギア系列とが切離され、次にS7がF接点
から離れて中立状態になり、また、これに連動し
て図示なきカメラ本体の巻戻しボタンが作動さ
れ、スプロケツトがフリーになる。そしてさらに
S7は中立状態からR接点に切り換えられ、最後に
駆動ギアが巻戻しギア列に結合して巻戻しが行な
われる状態になる。以上の一連の動作は巻上、巻
戻し切換レバーを巻戻し側に切換える一動作によ
つて連続的に行なわれ、巻戻しから巻上側に切換
るときは、前述の順序とは逆に行なわれる。巻戻
し時の切換動作はカメラが巻上完了前の状態でモ
ータ22が停止しているときに行なわれる場合
と、カメラが巻上完了の状態でモータが停止して
いるときに行なわれる場合とがある。巻上完了前
の状態からの巻戻しは次のように行なわれる。前
述のように、フイルム終端時等においては通常、
カメラは巻上が完了していない状態で停止してい
ることが多く、このような場合はモータ駆動スイ
ツチS3はONであり、比較回路18の出力はHigh
の状態でラツチ回路のトランジスタ27,28
は、トルクスイツチS8の作動によつてONしてい
る状態である。この状態で巻上、巻戻し切換レバ
ーを動かしてS7を切換えてF接点から離れて中立
になると、トランジスタ27,28がOFFして
ラツチ回路はリセツトされ、トランジスタ29は
OFFになるので、トランジスタ19はONになり
モータは回転を始める。同時にトランジスタ31
はバイアスされてONになるので、トランジスタ
33はONになり、コンデンサ35の放電がなさ
れて保護タイマー回路はリセツトされる。そして
トランジスタ32はOFFになる。このとき駆動
ギアは巻上ギヤ列および巻戻しギヤ列のいずれと
も噛み合つていないので、巻上はもちろん巻戻し
もまた行なわれない。スイツチS7がR側接点に接
続されると、ラツチ回路は動作可能な状態となる
が、前述した巻戻し停止スイツチS9はフイルムが
巻戻されていないためにOFFの状態であり、従
つてラツチ回路はトリガーされない。さらに、切
換レバーを完全に巻戻し側に切換えると、駆動ギ
アと巻戻しギア列とが噛み合つて巻戻しが行なわ
れる。フイルム巻戻しが進みフイルムの先端がカ
メラのスプロケツト(巻取スプールでもよい)等
からはずれると、すなわちフイルムの巻戻しが終
了すると、巻戻し停止スイツチS9がONとなり、
接続点nにトリガー信号が加わりラツチ回路はト
リガーされ、トランジスタ29はONになるの
で、トランジスタ19のOFFによつてモータは
停止し、LED37の点灯が行なわれて巻戻しが
終了したことを表示する。この状態でフイルムを
取出すためにカメラの裏蓋を開けて巻戻しスイツ
チS9がOFFになつても一度トリガーされたラツ
チ回路はその作動を保ち、モータ22は回転しな
い。そして例えば、巻上、巻戻し切換レバーに連
動して、巻上時に巻戻しカツプリングをパトロー
ネ室から退避させ、巻戻し時に該カツプリングを
パトローネ室へ進入せしめるよう構成した場合、
巻戻し完了後、パトローネをパトローネ室から取
り出すために巻上巻戻し切換レバーを巻上側に倒
して巻戻しカツプリングをパトローネ室から退避
させるとスイツチS7がF接点に接続されることに
なる。このような構成にした場合、ラツチ回路は
スイツチS7が中立状態になつたときにリセツトさ
れており、またモータ駆動スイツチS3はONのま
まなので、モータ22は巻上完了状態まで駆動さ
れて停止するが、このときはすでに巻戻しが完了
し、スプロケツトとフイルムのパーフオレーシヨ
ンとの噛み合いがはずれているので、再び露光済
フイルムがパトローネから引き出される間はな
い。未露光フイルムの装填は、その後なされるこ
とになる。
はスイツチS7をR接点側に切り換えることにより
行なわれる。スイツチS7の切換は、次のように行
なわれる。図示なき巻上、巻戻し切換レバーを巻
上側から巻戻し側に切り換えると、最初に駆動ギ
アと巻上ギア系列とが切離され、次にS7がF接点
から離れて中立状態になり、また、これに連動し
て図示なきカメラ本体の巻戻しボタンが作動さ
れ、スプロケツトがフリーになる。そしてさらに
S7は中立状態からR接点に切り換えられ、最後に
駆動ギアが巻戻しギア列に結合して巻戻しが行な
われる状態になる。以上の一連の動作は巻上、巻
戻し切換レバーを巻戻し側に切換える一動作によ
つて連続的に行なわれ、巻戻しから巻上側に切換
るときは、前述の順序とは逆に行なわれる。巻戻
し時の切換動作はカメラが巻上完了前の状態でモ
ータ22が停止しているときに行なわれる場合
と、カメラが巻上完了の状態でモータが停止して
いるときに行なわれる場合とがある。巻上完了前
の状態からの巻戻しは次のように行なわれる。前
述のように、フイルム終端時等においては通常、
カメラは巻上が完了していない状態で停止してい
ることが多く、このような場合はモータ駆動スイ
ツチS3はONであり、比較回路18の出力はHigh
の状態でラツチ回路のトランジスタ27,28
は、トルクスイツチS8の作動によつてONしてい
る状態である。この状態で巻上、巻戻し切換レバ
ーを動かしてS7を切換えてF接点から離れて中立
になると、トランジスタ27,28がOFFして
ラツチ回路はリセツトされ、トランジスタ29は
OFFになるので、トランジスタ19はONになり
モータは回転を始める。同時にトランジスタ31
はバイアスされてONになるので、トランジスタ
33はONになり、コンデンサ35の放電がなさ
れて保護タイマー回路はリセツトされる。そして
トランジスタ32はOFFになる。このとき駆動
ギアは巻上ギヤ列および巻戻しギヤ列のいずれと
も噛み合つていないので、巻上はもちろん巻戻し
もまた行なわれない。スイツチS7がR側接点に接
続されると、ラツチ回路は動作可能な状態となる
が、前述した巻戻し停止スイツチS9はフイルムが
巻戻されていないためにOFFの状態であり、従
つてラツチ回路はトリガーされない。さらに、切
換レバーを完全に巻戻し側に切換えると、駆動ギ
アと巻戻しギア列とが噛み合つて巻戻しが行なわ
れる。フイルム巻戻しが進みフイルムの先端がカ
メラのスプロケツト(巻取スプールでもよい)等
からはずれると、すなわちフイルムの巻戻しが終
了すると、巻戻し停止スイツチS9がONとなり、
接続点nにトリガー信号が加わりラツチ回路はト
リガーされ、トランジスタ29はONになるの
で、トランジスタ19のOFFによつてモータは
停止し、LED37の点灯が行なわれて巻戻しが
終了したことを表示する。この状態でフイルムを
取出すためにカメラの裏蓋を開けて巻戻しスイツ
チS9がOFFになつても一度トリガーされたラツ
チ回路はその作動を保ち、モータ22は回転しな
い。そして例えば、巻上、巻戻し切換レバーに連
動して、巻上時に巻戻しカツプリングをパトロー
ネ室から退避させ、巻戻し時に該カツプリングを
パトローネ室へ進入せしめるよう構成した場合、
巻戻し完了後、パトローネをパトローネ室から取
り出すために巻上巻戻し切換レバーを巻上側に倒
して巻戻しカツプリングをパトローネ室から退避
させるとスイツチS7がF接点に接続されることに
なる。このような構成にした場合、ラツチ回路は
スイツチS7が中立状態になつたときにリセツトさ
れており、またモータ駆動スイツチS3はONのま
まなので、モータ22は巻上完了状態まで駆動さ
れて停止するが、このときはすでに巻戻しが完了
し、スプロケツトとフイルムのパーフオレーシヨ
ンとの噛み合いがはずれているので、再び露光済
フイルムがパトローネから引き出される間はな
い。未露光フイルムの装填は、その後なされるこ
とになる。
次に、カメラが巻上完了の状態でモータが停止
しているときの巻戻しは次のように行なわれる。
しているときの巻戻しは次のように行なわれる。
巻上完了状態なのでモータ駆動スイツチS3は
OFFであり、従つて比較回路18の出力はLow
になつている。巻上、巻戻し切換レバーが巻戻し
側に切換えられスイツチS7がF接点と離れても、
このときは比較回路18の出力によつてトランジ
スタ19はOFFのためにモータ22はまだ回転
しない。スイツチS7がR接点に接続されると、ト
ランジスタ30がONになり、それによりトラン
ジスタ19がONになるのでモータ22は回転す
る。また、同時にダイオード26によりトランジ
スタ24のバイアスをクランプするので、トラン
ジスタ24はOFFとなり、ラツチ回路は作動可
能な状態となる。巻上、巻戻し切換レバーが完全
に巻戻し側になると、前述同様駆動ギアと巻戻し
ギア列が噛み合つてフイルムの巻戻しが行なわ
れ、以後の動作は前述同様である。巻戻し完了
後、巻上、巻戻し切換レバーを戻してスイツチS7
がR接点を離れると、カメラは巻上完了の状態の
ままであるからラツチ回路がリセツトされるのと
同時にトランジスタ30はOFFになるのでトラ
ンジスタ19のバイアス源がなくなり、モータは
停止したままでその状態はS7がF接点に接続され
ても同じである。
OFFであり、従つて比較回路18の出力はLow
になつている。巻上、巻戻し切換レバーが巻戻し
側に切換えられスイツチS7がF接点と離れても、
このときは比較回路18の出力によつてトランジ
スタ19はOFFのためにモータ22はまだ回転
しない。スイツチS7がR接点に接続されると、ト
ランジスタ30がONになり、それによりトラン
ジスタ19がONになるのでモータ22は回転す
る。また、同時にダイオード26によりトランジ
スタ24のバイアスをクランプするので、トラン
ジスタ24はOFFとなり、ラツチ回路は作動可
能な状態となる。巻上、巻戻し切換レバーが完全
に巻戻し側になると、前述同様駆動ギアと巻戻し
ギア列が噛み合つてフイルムの巻戻しが行なわ
れ、以後の動作は前述同様である。巻戻し完了
後、巻上、巻戻し切換レバーを戻してスイツチS7
がR接点を離れると、カメラは巻上完了の状態の
ままであるからラツチ回路がリセツトされるのと
同時にトランジスタ30はOFFになるのでトラ
ンジスタ19のバイアス源がなくなり、モータは
停止したままでその状態はS7がF接点に接続され
ても同じである。
上述した装置はスイツチS7をR接点側に切り換
えて巻戻しを行なつている時に、ダイオード25
により比較回路8の出力に接続されたトランジス
タのバイアスをクランプしレリーズスイツチS5が
ONになつてもレリーズ信号がカメラ本体に伝達
されないようになつている。
えて巻戻しを行なつている時に、ダイオード25
により比較回路8の出力に接続されたトランジス
タのバイアスをクランプしレリーズスイツチS5が
ONになつてもレリーズ信号がカメラ本体に伝達
されないようになつている。
次に、スイツチSbがONで、プリセツト型駒数
カウンターによりフイルム巻上げを停止するモー
ドを選択したときの作動を説明する。
カウンターによりフイルム巻上げを停止するモー
ドを選択したときの作動を説明する。
駒数カウンターが所定の駒数をカウントするま
ではスイツチSaはOFFであるので、前述した一
駒撮り、連続撮りと同じ動作をするので説明を省
略する。低温時のフイルム破断を防止する目的で
プリセツト駒数カウンターを使用するときは、当
然、フイルムがパトローネより引き出せなくなる
前にフイルム巻上を停止させるようにプリセツト
値を予めセツトする。
ではスイツチSaはOFFであるので、前述した一
駒撮り、連続撮りと同じ動作をするので説明を省
略する。低温時のフイルム破断を防止する目的で
プリセツト駒数カウンターを使用するときは、当
然、フイルムがパトローネより引き出せなくなる
前にフイルム巻上を停止させるようにプリセツト
値を予めセツトする。
前述したように、撮影がプリセツト値の駒数だ
け進むと駒数カウンターに連動してカウンタース
イツチSaはONするが、そのときタイミング的に
はモータがフイルムの巻上を開始してからトルク
スイツチS8がONしてモータが停止するまでのモ
ータ回転中に駒数カウンターの計数が進んで、そ
の状態によりカウンタースイツチSaのON,OFF
が定められるので、カウンタースイツチSaのON
するタイミングは、トルクスイツチS8のONする
タイミングより前になる。カウンタースイツチ
SaがONした時点では、カメラ本体1のモータ駆
動スイツチS3にカウンタースイツチSaが並列に
接続されているだけなので、モータは停止するこ
となくフイルム巻上は続行される。カメラが巻上
完了状態になると、前述と同様に、カメラ本体側
の巻上装置は係止されて動かなくなり、モータは
回転を続けるので、巻上トルクが増大しトルク検
出機構が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONに
なる。このときカウンタースイツチSaはONを保
持するように構成してあるので、前述したフイル
ム巻上中にトルク検出してトルクスイツチS8が
ONしてモータが停止するときと同じ作動状態に
なり、前述と同様、フイルム巻上停止状態が得ら
れ、LED37が連続的に点灯した状態で、すべ
てのシーケンスが停止してフイルム終端であるこ
とを指示する。その後のモータによるフイルムの
巻戻しは前述同様に行なわれる。尚、本実施例で
はカウンタースイツチSaが閉じた直後にモータ
駆動スイツチS3が開くがスイツチSaのモータ停
止動作には何ら影響を及ぼさない。
け進むと駒数カウンターに連動してカウンタース
イツチSaはONするが、そのときタイミング的に
はモータがフイルムの巻上を開始してからトルク
スイツチS8がONしてモータが停止するまでのモ
ータ回転中に駒数カウンターの計数が進んで、そ
の状態によりカウンタースイツチSaのON,OFF
が定められるので、カウンタースイツチSaのON
するタイミングは、トルクスイツチS8のONする
タイミングより前になる。カウンタースイツチ
SaがONした時点では、カメラ本体1のモータ駆
動スイツチS3にカウンタースイツチSaが並列に
接続されているだけなので、モータは停止するこ
となくフイルム巻上は続行される。カメラが巻上
完了状態になると、前述と同様に、カメラ本体側
の巻上装置は係止されて動かなくなり、モータは
回転を続けるので、巻上トルクが増大しトルク検
出機構が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONに
なる。このときカウンタースイツチSaはONを保
持するように構成してあるので、前述したフイル
ム巻上中にトルク検出してトルクスイツチS8が
ONしてモータが停止するときと同じ作動状態に
なり、前述と同様、フイルム巻上停止状態が得ら
れ、LED37が連続的に点灯した状態で、すべ
てのシーケンスが停止してフイルム終端であるこ
とを指示する。その後のモータによるフイルムの
巻戻しは前述同様に行なわれる。尚、本実施例で
はカウンタースイツチSaが閉じた直後にモータ
駆動スイツチS3が開くがスイツチSaのモータ停
止動作には何ら影響を及ぼさない。
次に第2図〜第4図を参照して第1図の説明に
出てくるトルクスイツチS8及びプリセツト型駒数
カウンタースイツチSaの作動機構を説明する。
出てくるトルクスイツチS8及びプリセツト型駒数
カウンタースイツチSaの作動機構を説明する。
第2図において、モータピニオンギアと常時噛
合つているギア41により駆動される軸42上に
は軸方向に摺動するギア43が設けられている。
合つているギア41により駆動される軸42上に
は軸方向に摺動するギア43が設けられている。
ギア43は軸42と一体に回転するが、軸方向
の位置はスイツチS7を作動する巻上、巻戻し切換
レバーにより決定される。このギア43のギア4
4と噛み合う実線図示の位置は巻上状態にあると
きで、巻戻し状態にするとギア43は点線で示さ
れる位置になりギア54と噛み合い、カメラ本体
側の巻戻し装置(不図示)と結合する巻戻しカツ
プリング55に動力を伝達する。
の位置はスイツチS7を作動する巻上、巻戻し切換
レバーにより決定される。このギア43のギア4
4と噛み合う実線図示の位置は巻上状態にあると
きで、巻戻し状態にするとギア43は点線で示さ
れる位置になりギア54と噛み合い、カメラ本体
側の巻戻し装置(不図示)と結合する巻戻しカツ
プリング55に動力を伝達する。
ギア43と44の噛み合いによる動力の伝達
は、ギア45、ギア46、ギア47、ギア50を
介してカメラ本体側のフイルム巻上装置(不図
示)と結合する巻上カツプリング51に伝達され
る。ギア46はギア45と噛み合う外歯と、ギア
47と噛み合う内歯とを持つており、ギア47の
軸48はギア46、ギア50と同軸に形成された
カム板49上にそれぞれ軸支されている。ギア4
6,47,50により遊星歯車機構が構成されて
いる。カム板49の端面にはカムが形成され、そ
のカムに接触するトルク検出機構52は、トルク
スイツチS8を作動する。すなわち、ギア43とギ
ア44が噛み合つているときに、モータ22の回
転はギア46に伝達され、このギア46は時計方
向に回転し、またギア50およびカツプリング5
1は、ギア47を介して反時計方向に、カム板4
9は軸48を介して時計方向にそれぞれ回転しよ
うとする。巻上動作中はギア44の回転力がカツ
プリング51を駆動するための力と、カム板49
を駆動するための力にふりわけられ、カム板49
には比較的小さな回転力が伝達されることにな
る。よつてトルク検出機構52はカム板49に比
較的小さな回転力が加わつている時にはその回転
を阻止し、巻上完了等によりスプロケツトが回転
しなくなつて巻上カツプリング51の回転が阻止
されカム板49の回転力が増大した時にはこれを
検出してトルクスイツチS8を動作するようになつ
ている。
は、ギア45、ギア46、ギア47、ギア50を
介してカメラ本体側のフイルム巻上装置(不図
示)と結合する巻上カツプリング51に伝達され
る。ギア46はギア45と噛み合う外歯と、ギア
47と噛み合う内歯とを持つており、ギア47の
軸48はギア46、ギア50と同軸に形成された
カム板49上にそれぞれ軸支されている。ギア4
6,47,50により遊星歯車機構が構成されて
いる。カム板49の端面にはカムが形成され、そ
のカムに接触するトルク検出機構52は、トルク
スイツチS8を作動する。すなわち、ギア43とギ
ア44が噛み合つているときに、モータ22の回
転はギア46に伝達され、このギア46は時計方
向に回転し、またギア50およびカツプリング5
1は、ギア47を介して反時計方向に、カム板4
9は軸48を介して時計方向にそれぞれ回転しよ
うとする。巻上動作中はギア44の回転力がカツ
プリング51を駆動するための力と、カム板49
を駆動するための力にふりわけられ、カム板49
には比較的小さな回転力が伝達されることにな
る。よつてトルク検出機構52はカム板49に比
較的小さな回転力が加わつている時にはその回転
を阻止し、巻上完了等によりスプロケツトが回転
しなくなつて巻上カツプリング51の回転が阻止
されカム板49の回転力が増大した時にはこれを
検出してトルクスイツチS8を動作するようになつ
ている。
ギア41と噛み合うアイドルギア列80および
間欠送り装置81によりモータが回転してフイル
ム巻上を開始してから巻上完了してトルクスイツ
チS8がONするまでの間に、一定角度だけラチエ
ツト車82が回転する。ラチエツト車の上面は電
気的に絶縁されており、その上面にカウンタース
イツチSaをONさせるための導通部83が設けら
れている。ラチエツト車82の下側にはプリセツ
ト値を手動で設定する為のダイアル部84が設け
てありダイアルの一部がモータドライブ装置の外
部に出ており、更にその下側にプリセツトした駒
数を確認する為の外部より読取可能な指標円盤8
5が設けてある。
間欠送り装置81によりモータが回転してフイル
ム巻上を開始してから巻上完了してトルクスイツ
チS8がONするまでの間に、一定角度だけラチエ
ツト車82が回転する。ラチエツト車の上面は電
気的に絶縁されており、その上面にカウンタース
イツチSaをONさせるための導通部83が設けら
れている。ラチエツト車82の下側にはプリセツ
ト値を手動で設定する為のダイアル部84が設け
てありダイアルの一部がモータドライブ装置の外
部に出ており、更にその下側にプリセツトした駒
数を確認する為の外部より読取可能な指標円盤8
5が設けてある。
ラチエツト車82、ダイアル84、指標円盤8
5は一体になつて回転し、ラチエツト車82は一
方向の回転に対しては自由回転可能になつている
ので、その方向にダイアル84を回転操作し、指
標円盤85上の所望の駒数表示をモータドライブ
装置の固定指標(不図示)に合致させることによ
つて所望の撮影駒数をプリセツトする。第3図を
用いて前述したトルク検出機構52の具体例を説
明する。前述したカム板49のカム面は小なる半
径を有する円弧部49a,49a′と、カム部49
b,49b′,49c,49c′を有する。このカム
面と接触する第1レバー60は61を中心に回転
可能になつており、一端を固定されたスプリング
62により時計方向の回転をするように付勢され
ているので、第1レバーの先端60aはカム板4
9と接触する。第2レバー63は軸68を中心に
回転可能になつており、第2レバー上に設けられ
ているバネ掛ピン70と、第2レバーの回転止ピ
ン69との間にスプリング71が掛けられてお
り、第2レバーは時計方向の回転をするよう付勢
されて回転止ピン69により係止されている。第
2レバー上に設けられた軸64を中心に回転可能
な第3レバー65は第3レバー上のバネ掛ピン6
7と第2レバー上に設けられた回転止ピン66と
の間にスプリング72が掛けられており、第3レ
バーは反時計方向の回転をするように付勢され
て、回転止ピン66により係止されている。第3
レバーの先端部と第1レバーの先端部60bは係
合可能な関係を有している。第2レバー63の先
端部63aは該レバーが反時計方向に回転したと
き、トルクスイツチS8をONにするように構成し
てある。実線で示してある図は、カメラのフイル
ム巻上げを行なつている途中の状態で、カム板4
9は時計方向への回転力を伝達されている。しか
し、49aと49bとの間に形成されたカムの立
上り部とスプリング62により付勢された第1レ
バーの先端部60aとの係合によりカム板49の
回転は阻止された状態で、巻上カツプリング51
のみが回転し、フイルム巻上げが行なわれる。そ
して、巻上完了等によりスプロケツト等を含む巻
上装置が停止されると、カツプリング51は回転
されなくなるので、カム板49に伝達される回転
力は急激に増加し、その力は第1レバー60によ
る係止力よりも大なるものとなり、カム板49は
時計方向に回転を行ない、その回転と共にカム部
49bにより第1レバー60は反時計方向に回転
し、第1レバーは最大鎖線で示す位置まで回転さ
れる。鎖線の位置まで駆動される間に、第1レバ
ーの先端部60bは第3レバー65の先端と干渉
するが、そのとき第2レバー63は回転止ピン6
9で係止されているので動かず、第3レバー65
のみ時計方向に回転させられる。第1レバーが鎖
線の位置に到達する前に60bと、第3レバー6
5の先端部は干渉領域を通過してしまうように構
成してあるので、第3レバーはスプリング72に
より再び回転止ピン66により係止される位置ま
で復帰する。カム板49は、さらに回転を続け、
第1レバーの先端60aとカム部49cとが接触
する状態になると、スプリング62により第1レ
バー60は時計方向に回転し、再び第1レバーの
先端部60bと第3レバーの先端部とが干渉して
第3レバーを反時計方向に動かそうとする。しか
し、回転止ピン66により第3レバー65は回転
を阻止されているので、その力は第2レバー63
をも回転させる。従つて、第2レバーの先端63
aによりトルクスイツチS8はONさせられ、モー
タ22は前述のように停止しようとするが、モー
タ22は電磁ブレーキをかけられても瞬間的に停
止せず少し回転を続け、それにより第1レバー6
0の先端部60aは49aと同じ半径を有する円
弧部49a′と接触する。また、先端部60aが4
9a′と接触する位置まで復帰する間に、先端部6
0bは第3レバー65の先端部との干渉領域を通
過してしまい、第2レバーは図に示される如く回
転止ピン69により係止されるようになる。そし
てトルクスイツチS8は復帰して再びOFFになる。
この状態でレリーズボタンが押されていなければ
モータは停止する。その後シヤツタがレリーズさ
れて露光がなされるとモータ駆動スイツチS3が
ONになりカム板49に再び回転力が伝達されフ
イルムが巻上げられている間に第1レバー60の
先端部60aがカム板の円弧49a′上をすべるこ
とになり49a′と49b′の境界で前述の様にカム
板49と第1レバー60の先端60aが係合状態
になる。そして巻上完了後カム板49の回転力が
増大すると再び第3図の状態からカム板49が時
計方向に回転する。
5は一体になつて回転し、ラチエツト車82は一
方向の回転に対しては自由回転可能になつている
ので、その方向にダイアル84を回転操作し、指
標円盤85上の所望の駒数表示をモータドライブ
装置の固定指標(不図示)に合致させることによ
つて所望の撮影駒数をプリセツトする。第3図を
用いて前述したトルク検出機構52の具体例を説
明する。前述したカム板49のカム面は小なる半
径を有する円弧部49a,49a′と、カム部49
b,49b′,49c,49c′を有する。このカム
面と接触する第1レバー60は61を中心に回転
可能になつており、一端を固定されたスプリング
62により時計方向の回転をするように付勢され
ているので、第1レバーの先端60aはカム板4
9と接触する。第2レバー63は軸68を中心に
回転可能になつており、第2レバー上に設けられ
ているバネ掛ピン70と、第2レバーの回転止ピ
ン69との間にスプリング71が掛けられてお
り、第2レバーは時計方向の回転をするよう付勢
されて回転止ピン69により係止されている。第
2レバー上に設けられた軸64を中心に回転可能
な第3レバー65は第3レバー上のバネ掛ピン6
7と第2レバー上に設けられた回転止ピン66と
の間にスプリング72が掛けられており、第3レ
バーは反時計方向の回転をするように付勢され
て、回転止ピン66により係止されている。第3
レバーの先端部と第1レバーの先端部60bは係
合可能な関係を有している。第2レバー63の先
端部63aは該レバーが反時計方向に回転したと
き、トルクスイツチS8をONにするように構成し
てある。実線で示してある図は、カメラのフイル
ム巻上げを行なつている途中の状態で、カム板4
9は時計方向への回転力を伝達されている。しか
し、49aと49bとの間に形成されたカムの立
上り部とスプリング62により付勢された第1レ
バーの先端部60aとの係合によりカム板49の
回転は阻止された状態で、巻上カツプリング51
のみが回転し、フイルム巻上げが行なわれる。そ
して、巻上完了等によりスプロケツト等を含む巻
上装置が停止されると、カツプリング51は回転
されなくなるので、カム板49に伝達される回転
力は急激に増加し、その力は第1レバー60によ
る係止力よりも大なるものとなり、カム板49は
時計方向に回転を行ない、その回転と共にカム部
49bにより第1レバー60は反時計方向に回転
し、第1レバーは最大鎖線で示す位置まで回転さ
れる。鎖線の位置まで駆動される間に、第1レバ
ーの先端部60bは第3レバー65の先端と干渉
するが、そのとき第2レバー63は回転止ピン6
9で係止されているので動かず、第3レバー65
のみ時計方向に回転させられる。第1レバーが鎖
線の位置に到達する前に60bと、第3レバー6
5の先端部は干渉領域を通過してしまうように構
成してあるので、第3レバーはスプリング72に
より再び回転止ピン66により係止される位置ま
で復帰する。カム板49は、さらに回転を続け、
第1レバーの先端60aとカム部49cとが接触
する状態になると、スプリング62により第1レ
バー60は時計方向に回転し、再び第1レバーの
先端部60bと第3レバーの先端部とが干渉して
第3レバーを反時計方向に動かそうとする。しか
し、回転止ピン66により第3レバー65は回転
を阻止されているので、その力は第2レバー63
をも回転させる。従つて、第2レバーの先端63
aによりトルクスイツチS8はONさせられ、モー
タ22は前述のように停止しようとするが、モー
タ22は電磁ブレーキをかけられても瞬間的に停
止せず少し回転を続け、それにより第1レバー6
0の先端部60aは49aと同じ半径を有する円
弧部49a′と接触する。また、先端部60aが4
9a′と接触する位置まで復帰する間に、先端部6
0bは第3レバー65の先端部との干渉領域を通
過してしまい、第2レバーは図に示される如く回
転止ピン69により係止されるようになる。そし
てトルクスイツチS8は復帰して再びOFFになる。
この状態でレリーズボタンが押されていなければ
モータは停止する。その後シヤツタがレリーズさ
れて露光がなされるとモータ駆動スイツチS3が
ONになりカム板49に再び回転力が伝達されフ
イルムが巻上げられている間に第1レバー60の
先端部60aがカム板の円弧49a′上をすべるこ
とになり49a′と49b′の境界で前述の様にカム
板49と第1レバー60の先端60aが係合状態
になる。そして巻上完了後カム板49の回転力が
増大すると再び第3図の状態からカム板49が時
計方向に回転する。
第4図に第2図の間欠送り装置及びラチエツト
車82、カウンタースイツチSaの具体例を示す。
車82、カウンタースイツチSaの具体例を示す。
円盤90はモータ22が回転してフイルム巻上
を開始してから巻上完了してトルクスイツチS8が
ONするまでの1サイクルで1回転するようにア
イドルギア列80により駆動される。円盤90が
1回転すると、偏心ピン91により送りレバー9
3は図中左右方向へ往復動する。送りレバーの先
端は、送り爪93aを有しており、ばね92は送
り爪93aとラチエツト車82の歯部94とが係
合するように付勢している。そして、レバー93
の往復動1回でラチエツト歯を時計方向へ一歯送
る。係止爪95はばね96により時計方向に付勢
されており、ラチエツト歯94と係合して送り爪
93aが図中左方向へ移動するときラチエツト車
82が反時計方向へ回転するのを阻止する。係止
爪95および送り爪93aは、駒数プリセツトの
ためにダイアル84が回転されるときラチエツト
車82の時計方向への回転を許容する。ラチエツ
ト車82のラチエツト歯は一部切欠いてあり、送
り爪93aがラチエツト歯の切欠部100に到達
すると、そこでラチエツト車の回転は停止するよ
うになつている。ラチエツト車82の上面は絶縁
されており、その一部に導電部が設けてあるの
で、その上面部を電気接点部97,98が摺動し
ており、導電部83が電気接点部97,98に到
達すると、接点部97および98の両者間が閉成
されて、すなわちカウンタースイツチSaをONに
する。カウンタースイツチSaが閉成した後、ラ
ツチ回路がモータ停止信号を出力すると、モータ
22は駆動されることになる。導電部83が電気
接点部97,98を閉成する位相と、ラチエツト
歯の切欠部100に送り爪93aが到達する位相
との間には、導電部83が電気接点部97,98
を閉成した時点で、送り爪93aがラチエツト歯
の切欠部100に到達するまで数歯残しており、
また、送り爪93aが切欠部100に到達した時
点では、導電部83は電気接点部97,98より
はずれてカウンタースイツチSaはOFFするよう
になつている。したがつて、プリセツト駒数カウ
ンターによりフイルム巻上げを停止させ、ギア4
3を切換えて巻戻しを行なうと、ギア41の回転
により前述の残りの数歯だけラチエツト車82は
送られて切欠部100で自動的にラチエツト車は
停止する。
を開始してから巻上完了してトルクスイツチS8が
ONするまでの1サイクルで1回転するようにア
イドルギア列80により駆動される。円盤90が
1回転すると、偏心ピン91により送りレバー9
3は図中左右方向へ往復動する。送りレバーの先
端は、送り爪93aを有しており、ばね92は送
り爪93aとラチエツト車82の歯部94とが係
合するように付勢している。そして、レバー93
の往復動1回でラチエツト歯を時計方向へ一歯送
る。係止爪95はばね96により時計方向に付勢
されており、ラチエツト歯94と係合して送り爪
93aが図中左方向へ移動するときラチエツト車
82が反時計方向へ回転するのを阻止する。係止
爪95および送り爪93aは、駒数プリセツトの
ためにダイアル84が回転されるときラチエツト
車82の時計方向への回転を許容する。ラチエツ
ト車82のラチエツト歯は一部切欠いてあり、送
り爪93aがラチエツト歯の切欠部100に到達
すると、そこでラチエツト車の回転は停止するよ
うになつている。ラチエツト車82の上面は絶縁
されており、その一部に導電部が設けてあるの
で、その上面部を電気接点部97,98が摺動し
ており、導電部83が電気接点部97,98に到
達すると、接点部97および98の両者間が閉成
されて、すなわちカウンタースイツチSaをONに
する。カウンタースイツチSaが閉成した後、ラ
ツチ回路がモータ停止信号を出力すると、モータ
22は駆動されることになる。導電部83が電気
接点部97,98を閉成する位相と、ラチエツト
歯の切欠部100に送り爪93aが到達する位相
との間には、導電部83が電気接点部97,98
を閉成した時点で、送り爪93aがラチエツト歯
の切欠部100に到達するまで数歯残しており、
また、送り爪93aが切欠部100に到達した時
点では、導電部83は電気接点部97,98より
はずれてカウンタースイツチSaはOFFするよう
になつている。したがつて、プリセツト駒数カウ
ンターによりフイルム巻上げを停止させ、ギア4
3を切換えて巻戻しを行なうと、ギア41の回転
により前述の残りの数歯だけラチエツト車82は
送られて切欠部100で自動的にラチエツト車は
停止する。
尚、この後、駒数カウンターを手動操作して駒
数をプリセツトすれば、上述と同様に所望の駒数
で巻上を停止することができる。また、スイツチ
Sbはそれ専用の操作部材(不図示)によつて開
閉成され、プリセツトカウンターを使う必要がな
いときに不用意にプリセツトカウンターのダイア
ル84を操作してしまつたとしても、スイツチ
Saの閉成が回路に影響を及ぼすことがないよう
になつている。このように、プリセツトカウンタ
ーによつて設定した所定の駒数のカウントがなさ
れ、しかも巻上が完了すると、モータ駆動スイツ
チS3とは無関係にラツチ回路がモータ停止信号を
出しつづけるようになり(ラツチ回路のリセツト
もできない)、たとえ、シヤツタレリーズがなさ
れても、モータMが駆動されることはない。ま
た、上述のごとく巻上げが完了すると、レバー6
0の先端部60aは常に円弧49aあるいは49
a′上に位置し、カメラ側よりカツプリング51を
介してクラツチ機構部(この場合はギア43が相
当)に反力が伝達されない状態(脱力した状態)
になるのでクラツチ切換がスムーズに行なわれる
ことになる。
数をプリセツトすれば、上述と同様に所望の駒数
で巻上を停止することができる。また、スイツチ
Sbはそれ専用の操作部材(不図示)によつて開
閉成され、プリセツトカウンターを使う必要がな
いときに不用意にプリセツトカウンターのダイア
ル84を操作してしまつたとしても、スイツチ
Saの閉成が回路に影響を及ぼすことがないよう
になつている。このように、プリセツトカウンタ
ーによつて設定した所定の駒数のカウントがなさ
れ、しかも巻上が完了すると、モータ駆動スイツ
チS3とは無関係にラツチ回路がモータ停止信号を
出しつづけるようになり(ラツチ回路のリセツト
もできない)、たとえ、シヤツタレリーズがなさ
れても、モータMが駆動されることはない。ま
た、上述のごとく巻上げが完了すると、レバー6
0の先端部60aは常に円弧49aあるいは49
a′上に位置し、カメラ側よりカツプリング51を
介してクラツチ機構部(この場合はギア43が相
当)に反力が伝達されない状態(脱力した状態)
になるのでクラツチ切換がスムーズに行なわれる
ことになる。
尚、上述した実施例において、要素22がモー
タを、要素11〜20がトルク検出手段を、要素
41〜48,50,51が巻上手段を、要素4
9,60,62〜72、S8がトルク検出手段
を、要素27,28がモータ停止手段を、要素8
2,84,85が駒数プリセツト手段を、要素
Saが駒数プリセツト手段にて設定した駒数の撮
影終了時にもモータ駆動手段を作動して前記モー
タを駆動せしめ、トルク検出手段に巻上トルクの
増大を検出せしめる手段をそれぞれ構成してい
る。
タを、要素11〜20がトルク検出手段を、要素
41〜48,50,51が巻上手段を、要素4
9,60,62〜72、S8がトルク検出手段
を、要素27,28がモータ停止手段を、要素8
2,84,85が駒数プリセツト手段を、要素
Saが駒数プリセツト手段にて設定した駒数の撮
影終了時にもモータ駆動手段を作動して前記モー
タを駆動せしめ、トルク検出手段に巻上トルクの
増大を検出せしめる手段をそれぞれ構成してい
る。
以上詳述した如く本発明によれば、フイルム終
端等にてトルク検出を行う手段でもつて、駒数プ
リセツト手段にて設定した所定駒数の撮影が終了
した場合にも、トルク検出を行いモータを停止す
るので、この場合にもトルク検出機構の位相を所
定の状態にしてモータを停止することができる。
したがつて次に巻戻動作を行つても何ら支障を生
じない。
端等にてトルク検出を行う手段でもつて、駒数プ
リセツト手段にて設定した所定駒数の撮影が終了
した場合にも、トルク検出を行いモータを停止す
るので、この場合にもトルク検出機構の位相を所
定の状態にしてモータを停止することができる。
したがつて次に巻戻動作を行つても何ら支障を生
じない。
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図
はその機構図、第3図はトルク検出機構の具体例
を示す図、第4図はプリセツトカウンターの作動
装置の具体例を示す図である。 主要部分の符号の説明、プリセツト型駒数カウ
ンタースイツチ……Sa、駒数カウンターによつ
てフイルム巻上を停止するモードを選択した時に
ONするスイツチ……Sb、トルクスイツチ……
S8、モータ駆動スイツチ……S3、プリセツトカウ
ンターのダイアル……84。
はその機構図、第3図はトルク検出機構の具体例
を示す図、第4図はプリセツトカウンターの作動
装置の具体例を示す図である。 主要部分の符号の説明、プリセツト型駒数カウ
ンタースイツチ……Sa、駒数カウンターによつ
てフイルム巻上を停止するモードを選択した時に
ONするスイツチ……Sb、トルクスイツチ……
S8、モータ駆動スイツチ……S3、プリセツトカウ
ンターのダイアル……84。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータと、撮影動作の終了を検知し前記モー
タを駆動する駆動手段と、前記モータから駆動力
を受けフイルム巻上を行う巻上手段と、該巻上手
段によりフイルムが巻上げられ巻上トルクが増大
するとこれを検出するトルク検出手段と、該トル
ク検出手段の検出出力に応じて前記モータを停止
せしめるモータ停止手段とを備えたカメラの電動
駆動装置において、 撮影を行うべき駒数を予め設定する駒数プリセ
ツト手段と、 該駒数プリセツト手段にて設定した駒数の撮影
終了時にも前記モータ駆動手段を作動して前記モ
ータを駆動せしめ、前記トルク検出手段に巻上ト
ルクの増大を検出せしめる手段とを有し、 前記駒数プリセツト手段によつて設定した駒数
の撮影が終了した時にも前記トルク検出手段を作
動して前記モータを停止せしめることを特徴とす
るカメラの電動駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6794780A JPS56164331A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Motor driving device |
US06/263,609 US4384777A (en) | 1980-05-23 | 1981-05-14 | Electric wind-up device of a camera |
DE19813120294 DE3120294A1 (de) | 1980-05-23 | 1981-05-21 | Elektrische aufwickelvorrichtung fuer eine kamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6794780A JPS56164331A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Motor driving device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164331A JPS56164331A (en) | 1981-12-17 |
JPH0232610B2 true JPH0232610B2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=13359642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6794780A Granted JPS56164331A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Motor driving device |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4384777A (ja) |
JP (1) | JPS56164331A (ja) |
DE (1) | DE3120294A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57109922A (en) | 1980-12-26 | 1982-07-08 | Olympus Optical Co Ltd | Film advancing device |
JPS59144643U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-27 | オリンパス光学工業株式会社 | モ−タドライブ装置 |
JPH0643782Y2 (ja) * | 1983-03-19 | 1994-11-14 | オリンパス光学工業株式会社 | フイルムの空送り機能を有するモ−タドライブ装置 |
JPH0734090B2 (ja) * | 1988-01-28 | 1995-04-12 | ミノルタ株式会社 | カメラ |
US5542115A (en) * | 1994-06-24 | 1996-07-30 | Pioneer Tech Development Limited | Paging method and apparatus |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3783762A (en) * | 1972-07-13 | 1974-01-08 | Nippon Kagaku Kk | Motor drive for a camera |
JPS5244634A (en) * | 1975-10-04 | 1977-04-07 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Stopping device for the motor drive |
DE2739948A1 (de) * | 1976-09-06 | 1978-03-09 | Canon Kk | Motorantrieb fuer eine kamera |
-
1980
- 1980-05-23 JP JP6794780A patent/JPS56164331A/ja active Granted
-
1981
- 1981-05-14 US US06/263,609 patent/US4384777A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-05-21 DE DE19813120294 patent/DE3120294A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4384777A (en) | 1983-05-24 |
DE3120294A1 (de) | 1982-03-18 |
JPS56164331A (en) | 1981-12-17 |
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