JPS6028749Y2 - 自動車のドア−用シリンダ錠 - Google Patents

自動車のドア−用シリンダ錠

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JPS6028749Y2
JPS6028749Y2 JP1980108127U JP10812780U JPS6028749Y2 JP S6028749 Y2 JPS6028749 Y2 JP S6028749Y2 JP 1980108127 U JP1980108127 U JP 1980108127U JP 10812780 U JP10812780 U JP 10812780U JP S6028749 Y2 JPS6028749 Y2 JP S6028749Y2
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JP
Japan
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rotor
cylinder lock
ornament
rotor case
ornament cover
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JP1980108127U
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JPS5731468U (ja
Inventor
登 山口
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のドアー用シリンダ錠に関する。
従来、この種のシリンタ錠では、ロータケースの前端外
周にオーナメント兼ドアー係止用フランジが形成されて
いる。
ところが、上記従来構造によれば、ロータはロータケー
スの前面より奥側に挿入して組立てるようになっている
ため、ロータの奥端近傍に抜止用ストッパーが付いては
いるものの、ロータは、比較的前面側に抜き出しやすく
、したがって盗難に合う危険が大きいという欠点がある
また、上記従来構造によれば、ロータとロータケース間
には何ら防水的処理が施こされておらず、また防水処理
をしようとしてもしにくい構造であるので、その嵌合間
隙より水が侵入するという不具合がある。
さらに、上記構造によれば、ロータケースのオーナメン
ト部は外観上メッキする必要があるが、このオーナメン
ト部はロータケース本体と一体になっているため、ロー
タケース全体をメッキしているのが実情である。
しかし、ロータケース本体は本来メッキの必要度は低い
ものである。
本考案は、上記従来の自動車のドアー用シリンダ錠の諸
欠点に鑑みてなしたもので、ロータケース本体とオーナ
メント部を別部材で構成し、組立時にこれらを一体化す
るという着想の下で、ロータのロータケースよりの抜き
出し防止と、ロータとロータケース間の防水と、メッキ
量の節約を図ることのできる新規な構造のシリンダ錠を
提供するものである。
以下に、本考案を図示の実施例について具体的に説明す
る。
図において、1はロータ、2はロータケース、4はオー
ナメントカバーである。
ロータ1はロータケース2の前面から奥側に挿入され、
該挿入の後に、ロータケース2の奥端から突出したロー
タの奥端にロックパー15を装着する。
また、これは従来構造と同様であるが、抜止用ストッパ
ー14がロータ1の奥端近傍で半径方向に突出して、ロ
ータケース2の奥端壁2aの外面に係止する。
オーナメントカバー4は、大略円筒状で、上記の如くロ
ータ1が収納されたロータケース2の前部外周に嵌め込
まれるようになっていて、筒状本体4aの前部外周に、
ドア一本体16に対して係止するフランジ状係止壁10
を備え、また、筒状本体4aの前端内周に、中央部にキ
ー挿入用の円孔9を有しかつロータ1の前面1aと接す
るフランジ状防水壁8を備えている。
この防水壁8の内面とロータ1の前面の間にはOリング
13を設けて、防水の完全を図っている。
このOリング13は、ロータ1の前面に形成した内溝1
3aと防水壁8の内面に形成した対応する内溝13b間
に嵌合、・保持されている。
オーナメントカバー4の筒状本体部4aの奥端の所定箇
所は切り欠かれて切り欠き17a、17bと爪6が形成
されている。
一方、上記ロータ1の前端外周には、上記切り欠き17
a、17bと対応する突起5が形成されている。
したがって、オーナメントカバー4は、最初ロータ1に
軸方向に嵌め込んで、突起5を切り欠き17aに嵌入せ
シメ、次いで、オーナメントカバー4を所定方向に回転
して突起5を切り欠き17bに嵌入せしめ、次いで、爪
6を矢印×方向に曲げ、該爪6を突起6に対してかしめ
止める。
これによって、オーナメントカバー4はロータケース2
に固定される。
尚、図中11はオーナメントカバー4の筒状本体部4a
の外周に突出せしめた回り止め用リブで、数個設けられ
ており、ドア一本体16の挿入孔16aの周囲に設けら
れた対応する切り込み16bに嵌入している。
また、12は、上記リブ11の内特定のものに形成され
た溝であって、ドア一本体16に設けられた図示しない
保持手段が係合して、オーナメントカバー4をドア一本
体16に確実に固定するようになっている。
上記実施例の具体的説明から明らかなように、本考案に
係るシリンダ錠は、従来一体であったオーナメント部付
きロータケースを、ロータケースとオーナメントカバー
とに着脱可に分離したので、オーナメントカバーには防
水壁を設けることが可能となり、これによって、防水と
さらに、ロータのロータケースよりの抜き出し防止とを
図ることができる。
また、上記の如く、オーナメントカバーをロータケース
と独立した構成とすることにより、メッキをこのオーナ
メントカバーのみに施すことができるのでメッキに関す
るコストの節約を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のl実施例に係るシリンダ錠の一部断面
図、第2図は第1図の要部側面図である。 1・・・・・・ロータ、2・・・・・・ロータケース、
4・・・・・・オーナメントカバー 8・・・・・・防
水壁、9・・・・・・キー挿入用円孔、10・・・・・
・係止壁、13・・・・・・OIJング。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ロータを挿入したロータケースの前端外周に大略
    円筒状のオーナメントカバーを嵌入・固定してなり、か
    つ、上記オーナメントカバーはその筒状本体の前部外周
    にドア一本体に対するフランジ状係止壁を備える一方、
    筒状本体の前部内周に、中央部にキー挿入用円孔を有し
    かつロータの前面と接するフランジ状防水壁を有するこ
    とを特徴とする自動車のドアー用シリンダ錠。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動車の
    ドアー用シリンダ錠において、上記オーナメントカバー
    の防水壁とロータ前面の間にOリングを設けたことを特
    徴とするもの。
JP1980108127U 1980-07-29 1980-07-29 自動車のドア−用シリンダ錠 Expired JPS6028749Y2 (ja)

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JPS5731468U JPS5731468U (ja) 1982-02-19
JPS6028749Y2 true JPS6028749Y2 (ja) 1985-08-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625856Y2 (ja) * 1989-01-31 1994-07-06 株式会社高岳製作所 開閉器の鎖錠装置
CN103938931B (zh) * 2014-03-22 2016-09-28 栗新 一种磁编码自由单子式锁芯结构

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JPS5731468U (ja) 1982-02-19

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