JPS603238Y2 - 本締錠におけるサムタ−ン錠 - Google Patents
本締錠におけるサムタ−ン錠Info
- Publication number
- JPS603238Y2 JPS603238Y2 JP7235979U JP7235979U JPS603238Y2 JP S603238 Y2 JPS603238 Y2 JP S603238Y2 JP 7235979 U JP7235979 U JP 7235979U JP 7235979 U JP7235979 U JP 7235979U JP S603238 Y2 JPS603238 Y2 JP S603238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- thumbturn
- lock
- moderation
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は本締錠におけるサムターン錠の改良に関するも
のである。
のである。
従来、各種のサムターン錠が開発されているが、いずれ
も構造上及び製造上の問題点がある。
も構造上及び製造上の問題点がある。
例えば、第1図Aのようなサムターン錠aは、第1図B
に示すようなケース1、サムターン軸2、カバー3等の
各部品から構成されており、ケース1には節度用穴1a
を、サムターン軸2には節度用凹部2aと止め溝2b等
の加工が必要であり、上記節度用穴1aに収容するスプ
リング4、上記節度用凹部2aと係合するスチールボー
ル5、及び前記止め溝2bに嵌め込んでサムターン軸2
の抜けを防止する止め輪6等の多くの部品が必要であっ
た。
に示すようなケース1、サムターン軸2、カバー3等の
各部品から構成されており、ケース1には節度用穴1a
を、サムターン軸2には節度用凹部2aと止め溝2b等
の加工が必要であり、上記節度用穴1aに収容するスプ
リング4、上記節度用凹部2aと係合するスチールボー
ル5、及び前記止め溝2bに嵌め込んでサムターン軸2
の抜けを防止する止め輪6等の多くの部品が必要であっ
た。
また、第2図Aのような従来のサムターン錠すも、第2
図Bに示すような部品から戒っている。
図Bに示すような部品から戒っている。
本すムターン錠すもスピンドル7、止め輪8、取付ビス
9等の多くの部品と、すり割i2c、ネジ穴2d、凹部
8aの加工が必要となり、特に使用中取付ビス9が緩む
欠点がある。
9等の多くの部品と、すり割i2c、ネジ穴2d、凹部
8aの加工が必要となり、特に使用中取付ビス9が緩む
欠点がある。
さらに、第3図Aのサムターン錠Cは第3図Bに示すよ
うに、はとんどがプレス製の部品で大量生産に適してい
る利点はあるが、上記サムターン錠a、 bより更に部
品点数が多くて、組立が困難であり、またスプリング1
0の形状を複雑にしなければならない欠点があった。
うに、はとんどがプレス製の部品で大量生産に適してい
る利点はあるが、上記サムターン錠a、 bより更に部
品点数が多くて、組立が困難であり、またスプリング1
0の形状を複雑にしなければならない欠点があった。
本考案は上記の様な欠点を有する従来のサムターン錠を
改良したものであって、その目的とするところはサムタ
ーン錠の基本的機能である節度とサムターンのケースか
らの抜は防止とを同一の部品で行なうことが出来、部品
点数を少なくして、組立を容易いしたサムターン錠を提
供するにある。
改良したものであって、その目的とするところはサムタ
ーン錠の基本的機能である節度とサムターンのケースか
らの抜は防止とを同一の部品で行なうことが出来、部品
点数を少なくして、組立を容易いしたサムターン錠を提
供するにある。
以下、本考案の一実施例を第4〜9図を参照しながら説
明する。
明する。
尚第1〜3図に示す従来のサムターン錠と実質的に同じ
部品、又は部分には同一の符号を付する。
部品、又は部分には同一の符号を付する。
第4図において、サムターン軸2にはこの外周に沿って
止め溝2bを形威し、その溝軸2eの外周には第5図に
示すように節度用切欠面2fが刻設しである。
止め溝2bを形威し、その溝軸2eの外周には第5図に
示すように節度用切欠面2fが刻設しである。
一方、ケース1の外周壁にはその下面より上方に向けて
U字状スプリング11を収容するためのスプリング収容
溝1bが一部においてサムターン軸2の収容孔1dに連
通して形成されている。
U字状スプリング11を収容するためのスプリング収容
溝1bが一部においてサムターン軸2の収容孔1dに連
通して形成されている。
該スプリング収容溝1bの断面は第6図に示すような形
状をしており、符号1cの部分はスプリング11が回転
するのを防止する係止部である。
状をしており、符号1cの部分はスプリング11が回転
するのを防止する係止部である。
以上のように形成された各部品を組立てるに際し、先ず
ケース1のスプリング収容溝1b−、U字状スプリング
11を嵌め込み、カバー3をプレスカシメして冠着する
。
ケース1のスプリング収容溝1b−、U字状スプリング
11を嵌め込み、カバー3をプレスカシメして冠着する
。
次にサムターン軸2をカバー3方向よりケース1内に差
込むと、U字状スプリング11の各脚部が溝軸2eの外
周面に係合して第7図に示す状態に組立てられる。
込むと、U字状スプリング11の各脚部が溝軸2eの外
周面に係合して第7図に示す状態に組立てられる。
第8図は溝軸2eとU字状スプリング11の各脚部との
保合状態を示すもので、スプリング11の各脚部は溝軸
2eの略中心方向に付勢されていて、第8図Aの状態で
は節度用切欠面2fに弾性的に当接しているため、サム
ターン軸2は節度があるが、サムターン軸2が約90°
回転して第8図Bの状態にある時はスプリング11の各
脚部は溝軸2eの円周面に接していて無節度の状態にあ
る。
保合状態を示すもので、スプリング11の各脚部は溝軸
2eの略中心方向に付勢されていて、第8図Aの状態で
は節度用切欠面2fに弾性的に当接しているため、サム
ターン軸2は節度があるが、サムターン軸2が約90°
回転して第8図Bの状態にある時はスプリング11の各
脚部は溝軸2eの円周面に接していて無節度の状態にあ
る。
また、第8図A、 Bのいずれの状態にあっても、スプ
リング11の各脚部は止め溝2bの側面に当接し、かつ
スプリング収容溝1bの側面に当接して係合する状態に
あるため、サムターン軸2はケース1から抜は出すこと
はない。
リング11の各脚部は止め溝2bの側面に当接し、かつ
スプリング収容溝1bの側面に当接して係合する状態に
あるため、サムターン軸2はケース1から抜は出すこと
はない。
尚、節度用切欠面2fの形状及び個数は上記実施例のも
のに限らず、第9図に例示するような各種のものが考え
られ、この節度用切欠面2fの数に従って節度の数を多
段に設定出来る。
のに限らず、第9図に例示するような各種のものが考え
られ、この節度用切欠面2fの数に従って節度の数を多
段に設定出来る。
以上の様に、本考案は従来のものに比べて部品点数が少
ないので組立が容易となり、また溝軸に単に切欠面を設
けると共に、溝軸に弾性的に係合するところのケースの
外周壁に形成したスプリング収容溝に嵌め込んだU字状
スプリングと相俟って節度とサムターンの抜は止めの両
機能を同時に果すことが出来る等の効果がある。
ないので組立が容易となり、また溝軸に単に切欠面を設
けると共に、溝軸に弾性的に係合するところのケースの
外周壁に形成したスプリング収容溝に嵌め込んだU字状
スプリングと相俟って節度とサムターンの抜は止めの両
機能を同時に果すことが出来る等の効果がある。
第1〜3図は従来のサムターン錠の外観及び分解図であ
り、第4図は本考案の一実施例の分解図、第5図はサム
ターン軸の止め溝部分の横断面図、第6図はケースのス
プリング収容溝部分の横断面図、第7図は組立状態の縦
断面図、第8図A、 Bは溝軸とスプリングとの係合状
態を示す断面図、第9図は節度用切欠面の各態様例を示
す断面図である。 1・・・・・・ケース、1b・・・・・・スプリング収
容溝、2・・・・・・サムターン軸、2b・・・・・・
止め溝、2e・・・・・・溝軸、2f・・・・・・節度
用切欠面、11・・・・・・スプリング。
り、第4図は本考案の一実施例の分解図、第5図はサム
ターン軸の止め溝部分の横断面図、第6図はケースのス
プリング収容溝部分の横断面図、第7図は組立状態の縦
断面図、第8図A、 Bは溝軸とスプリングとの係合状
態を示す断面図、第9図は節度用切欠面の各態様例を示
す断面図である。 1・・・・・・ケース、1b・・・・・・スプリング収
容溝、2・・・・・・サムターン軸、2b・・・・・・
止め溝、2e・・・・・・溝軸、2f・・・・・・節度
用切欠面、11・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- ケースの収容孔にサムターン軸を回転可能に嵌挿し、該
サムターン軸の周方向に形成した止め溝の溝軸外周に節
度用切欠面を刻設し、該ケースの外周壁に該収容孔に連
通ずるスプリング収容溝を形成すると共に該スプリング
収容溝にU字状スプリングを該ケースの係止部に係合さ
せることにより回転を防止した状態で設で、該U字状ス
プリングの脚部を該節度用切欠面に対して付勢して設け
て成ることを特徴とする本締錠におけるサムターン錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235979U JPS603238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 本締錠におけるサムタ−ン錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235979U JPS603238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 本締錠におけるサムタ−ン錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172566U JPS55172566U (ja) | 1980-12-11 |
JPS603238Y2 true JPS603238Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=29306018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235979U Expired JPS603238Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 本締錠におけるサムタ−ン錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603238Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539351A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | アッサ アーベー | 電気機械式ロック装置 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7235979U patent/JPS603238Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539351A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | アッサ アーベー | 電気機械式ロック装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172566U (ja) | 1980-12-11 |
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