JPS5834201Y2 - 錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置 - Google Patents

錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置

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Publication number
JPS5834201Y2
JPS5834201Y2 JP17379979U JP17379979U JPS5834201Y2 JP S5834201 Y2 JPS5834201 Y2 JP S5834201Y2 JP 17379979 U JP17379979 U JP 17379979U JP 17379979 U JP17379979 U JP 17379979U JP S5834201 Y2 JPS5834201 Y2 JP S5834201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
plug
tumbler
pocket
working key
Prior art date
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Expired
Application number
JP17379979U
Other languages
English (en)
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JPS5688847U (ja
Inventor
栄治 黒川
Original Assignee
エポ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エポ−株式会社 filed Critical エポ−株式会社
Priority to JP17379979U priority Critical patent/JPS5834201Y2/ja
Publication of JPS5688847U publication Critical patent/JPS5688847U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、錠前におけるワーキングキーの抜は止め装
置に関するものである。
第1図乃至第3図に示すように、シリンダ1の内周対応
位置にポケット2を形成し、このシリンダ1の内部にプ
ラグ3を回転可能に設け、前記プラグ3には、第4図及
び第5図に示すようにキー溝4を形成し、かつ外周には
キー溝4に直角に複数の細溝5を並列に設け、この細溝
5に第2図及び第3図に示すように、コ字形のキー従動
部材6と、このキー従動部材6に相対する板状のタンブ
ラ7とをスライド自在に設け、前記キー従動部材6とタ
ンブラ7の衝合縁には保合可能な係合歯8゜9を形成し
、前記プラグ3にはポケット2と対応する位置において
、このポケット2の方に移動自在のタンブラ押え10を
取付けた錠前は従来から存在する。
上記の構造から戒る錠前は、プラグ3のキー溝4にプロ
グラムキーを差し込むと細溝5のそれぞれに嵌め込まれ
たタンブラ7の全体が第2図に示すように、シリンダ1
の内部に納まり、プラグ3を回転させることかで゛きる
そしてプラグ3を回転させると、このプラグ3の端部に
設けた位置決め板11の端部がシリンダ1の背面に形成
した突起12に当り、第3図に示すように、タンブラ押
え10がポケット2と対応する。
このような状態(以下ニュートラルという)において、
プログラムキーを引き抜き、別のプログラムキーを差し
込むと、シリンダ1の内周に当接して長手方向に移動す
るのが防止されたタンブラ7に対してキー従動部材6が
プログラムキーの山によって長手方向に移動し、同時に
タンブラ7及びタンブラ押え10がポケット2の方に移
動してキー従動部材6とタンブラ7との係合歯8,9の
係合位置を変換することができる。
係合歯8,9の係合位置の変換後において、プログラム
キーによりプラグ3を回転させて元の状態に戻し、そし
てこのキーを引き抜くと、タンブラ7とキー従動部材6
は自重で降下して前記タンブラ7の一部がポケット2に
嵌り、プラグ3を回り止めする。
また、交換したプログラムキーと同形状で、しかも少し
長いワーキングキーをプラグ3のキー溝4に挿入すると
、第2図に示すように、タンブラ7がシリンダ1の内部
に納まり、一方位置決め板11はプラグ3の軸方向に押
されてその両端部がシリンダ1背面の突起12に当らな
い位置まで移動するため、このワーキングキーによって
プラグ3を回転させることができる。
以上のように、この種の錠前においては、プログラムキ
ーを変換することによって、係合歯8,9の係合位置を
変換することができるため、ワーキングキーを紛失した
場合には、錠前本体をそのままにしてワーキングキーの
みを交換することができ、経済的であると同時に安全で
ある。
しかしながら、この錠前においては、タンブラ押え10
がポケット2と対応するニュートラルの位置において、
ワーキングキーの引き抜きが可能であるため、錠前の解
錠後に、上記ニュートラルの位置でワーキングキーを誤
まって引き抜く場合があり、そのままの状態に放ってお
くと、悪戯によって、別のプログラムキーが差し込まれ
、係合歯の保合位置が変えられるおそれがある。
この考案は、上記の点にかんがみ、解錠後のワーキング
キーを正常な位置に戻したのちでないと、このワーキン
グキーを引き抜けないようにしたワーキングキーの抜は
止め防止装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を第1図、第5図及び第6図に
基づいて説明する。
図示のように、プラグ3の前方には、フロントカバー2
0が取付けられて適宜の手段によって回り止めされてい
る。
このフロントカバー20は、中央部に前方へ突出する膨
出部21を有し、この膨出部21とプラグ3との間にキ
一孔を有する端板22が嵌め込まれ、上記端板22と膨
出部21との間に所定の間隔が設けられている。
なお、端板22はバネで膨出部21の方に押圧してもよ
く、あるいは省略してもよい。
前記膨出部21には、孔24が形成され、かつこの孔2
4のキー溝4と対応する内周一部に切欠き25が設けら
れている。
解錠操作用のワーキングキー26の一側縁には、第7図
に示すように、係合切欠き27が設けられている。
いま、ワーキングキー26をプラグ3のキー溝4に挿入
すると、第1図に示すように、ワーキングキー26の係
合切欠き27とフロントカバー20の切欠き25とが対
応し、一方タンブラ7は第2図に示すようにシリンダ1
の内部に収納する。
この状態において、ワーキングキー26を回転させると
、プラグ3は回転し、一方ワーキングキー26の係合切
欠き27にフロントカバー20の孔24の内周縁部が嵌
り込み、ワーキングキー26は回転途中においてキー溝
4から抜は出るのが防止され、また、ワーキングキー2
6の上記の逆方向に回転させて、プラグ3を元の状態に
戻すと、両切欠き25.27が対応し、ワーキングキー
26を引き抜くことか゛できる。
以上のように、この考案によれば、プラグのキー溝にワ
ーキングキーを差し込んで回転させると、このワーキン
グキーの一方の側縁に形成した係合切欠きにフロントカ
バーの孔の内周縁部が嵌り込むため、解錠操作後のワー
キングキーを正確に元の状態に戻さなければ、このワー
キングキーを引き抜くことができず、したがって、悪戯
などによって、保合歯の保合位置が変換されるのを防止
することができ、安全である。
また、フロントカバーに孔を形成し、かつ孔の内周一部
に切欠きを設け、一方ワーキングキーには係合切欠きを
形成した簡単な構造であり、製作も容易であるなどの効
果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る装置を実施した錠前の横断平
面図、第2図は第1図のII −II線に沿った拡大断
面図、第3図は同上の作動状態を示す断面図、第4図は
同上のプラグを示す平面図、第5図は 第4図のプラグ
にタンブラ押えを取付けた状態の縦断側面図、第6図は
第1図の右側面図、第7図は同上のワーキングキーを示
す正面図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・ポケット、3
・・・・・・プラグ、4・・・・・・キー溝、5・・・
・・・細溝、6・・・・・・キー従動部材、7・・・・
・・タンブラ、8,9・・・・・・係合歯、10・・・
・・・タンブラ押え、20・・・・・・フロントカバー
、24・・・・・・孔、25・・・・・・切欠き、26
・・・・・・ワーキングキー、27・・・・・・係合切
欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周の対向位置にポケットを形成したシリンダと、この
    シリンダ内に挿入された回転可能なプラグより成り、前
    記プラグにはキー挿入用のキー溝を形成し、かつ外周に
    はこのキー溝に直角に複数の細溝を並列に設け、前記細
    溝にはコ字形のキー従動部材と、このキー従動部材に相
    対する板状のタンブラとをスライド自在に設け、上記キ
    ー従動部材とタンブラとの衝合縁に係合歯を形成し、前
    記回転プラグには、ポケットと対応する位置において、
    このポケットの方に移動自在のタンブラ押えを取付け、
    前記ポケットとタンブラ押えとが対向する位置において
    プログラムキーの差し替えにより前記保合歯の保合位置
    を変換し、かつワーキングキーによって解錠できるよう
    にした錠前において、前記プラグの前方には、このプラ
    グの端面に対して少なくと中央部が遊離する回り止めさ
    れたフロントカバーが設けられ、このフロントカバーの
    中央部に孔が形成され、かつこの孔のキー溝と対応する
    内周一部に切欠きが設けられ、前記ワーキングキーの一
    方の側縁には、フロントカバーの孔の内周縁部が嵌り込
    む係合切欠きが形成されていることを特徴とする錠前に
    おけるワーキングキーの抜は止め装置。
JP17379979U 1979-12-11 1979-12-11 錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置 Expired JPS5834201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17379979U JPS5834201Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17379979U JPS5834201Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5688847U JPS5688847U (ja) 1981-07-16
JPS5834201Y2 true JPS5834201Y2 (ja) 1983-08-01

Family

ID=29684567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17379979U Expired JPS5834201Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 錠前におけるワ−キングキ−の抜け止め装置

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JPS5688847U (ja) 1981-07-16

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