JPS5815564Y2 - タンブラ−を用いたダイヤル式チエンロック - Google Patents
タンブラ−を用いたダイヤル式チエンロックInfo
- Publication number
- JPS5815564Y2 JPS5815564Y2 JP5363380U JP5363380U JPS5815564Y2 JP S5815564 Y2 JPS5815564 Y2 JP S5815564Y2 JP 5363380 U JP5363380 U JP 5363380U JP 5363380 U JP5363380 U JP 5363380U JP S5815564 Y2 JPS5815564 Y2 JP S5815564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- tumbler
- ring
- tumblers
- dial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は全く新規な構造のチェノロツクに関するもので
、シリンダー錠のローターを錠本体とすると共にこのロ
ーター内のタンブラ−をダイヤルリングにて押し下げる
ようにしたことを特徴とするものである。
、シリンダー錠のローターを錠本体とすると共にこのロ
ーター内のタンブラ−をダイヤルリングにて押し下げる
ようにしたことを特徴とするものである。
従来、チェノロツクとしては各種のものが市販されてい
るが、一般的には第1図に示す如き直線状の切り割り1
を有する円筒状本体2の外周部に、第2図に示す如き前
記の切り割りと同じ幅の切り欠き3を内周面の1ケ所に
有する数字リング4を、アクションを設けて回転可能に
組み込んだ錠本体と、第3図に示す如き軸5の外周面に
前記切り割り1と切り欠き3に嵌る突起6を軸線方向に
直線状に設けたロック棒とを挿入抜出可能に組み合せた
ものがほとんどであった。
るが、一般的には第1図に示す如き直線状の切り割り1
を有する円筒状本体2の外周部に、第2図に示す如き前
記の切り割りと同じ幅の切り欠き3を内周面の1ケ所に
有する数字リング4を、アクションを設けて回転可能に
組み込んだ錠本体と、第3図に示す如き軸5の外周面に
前記切り割り1と切り欠き3に嵌る突起6を軸線方向に
直線状に設けたロック棒とを挿入抜出可能に組み合せた
ものがほとんどであった。
又、この他にもシリンダー錠を組み込み、キーにてロッ
クピンを前後動させるように、した錠本体と、このロッ
クピンが嵌る穴を有するロック板との組み合せによるも
のもある。
クピンを前後動させるように、した錠本体と、このロッ
クピンが嵌る穴を有するロック板との組み合せによるも
のもある。
しかし、第1図〜第3図に示す前者においては、ロック
棒が軸状であるため鍵自体が比較的大きなものとなり、
又、突起6が一方に並んでいるためロック棒の挿入角度
が一定位置に限定され、暗がりでの挿入時には苦労させ
られるものであった。
棒が軸状であるため鍵自体が比較的大きなものとなり、
又、突起6が一方に並んでいるためロック棒の挿入角度
が一定位置に限定され、暗がりでの挿入時には苦労させ
られるものであった。
又、後者においては、ロック錠本体の軸線に対し直角方
向にロック板を差し込んだ後キーにてロックピンをロッ
ク板の穴に突出するようにしなければならず、錠の形態
としては直線的なものではなく、嵩高いものであった。
向にロック板を差し込んだ後キーにてロックピンをロッ
ク板の穴に突出するようにしなければならず、錠の形態
としては直線的なものではなく、嵩高いものであった。
本考案はシリンダー錠のロータ一部をそのまま錠本体と
すると共にこれの解錠に際しては数字リングを用いると
いう全く新規な構造で小型のチェノロツクを提供するも
のである。
すると共にこれの解錠に際しては数字リングを用いると
いう全く新規な構造で小型のチェノロツクを提供するも
のである。
以下本考案の1実施例を図面に基き説明する。
第4図は本考案に係るダイヤル錠Aの側面図、第5図は
同正面図、第6図はロックバーである。
同正面図、第6図はロックバーである。
ダイヤル錠Aは、第7図、第8図に示す如く丸軸状の胴
部に先端中心から軸線方向にキ一孔11を設けると共に
胴部と直交する方向に複数個のタンブラ−12がばね1
3を介して設けられ、さらに胴部表面から中心に向けて
メクラ孔14を設けると共にこの孔に圧縮ばね15を介
してアクションボール16を嵌め込んでなる錠本体10
と、外周面に等間隔に数字17を印し、内周の片側18
を前記錠本体の胴径と同じに形成すると共にその内面に
アクション溝19を該数字に対応させて等間隔に設け、
一方、内周の他の片側20を前記タンブラ−12の突出
可能な内径に形成すると共にこの内面の前記数字のうち
いずれか1つと対応する1ケ所に前記胴部と接線状に接
するタンブラ−押し下げ部21を形成してなる数字リン
グ22とからなり、この数字リングを第7図の如く、前
記した1つのアクションボール16とアクション溝19
とが合致し、その隣のタンブラ−12とタンブラ−押し
下げ部21とが円周上にて一致する如く回転可能に数個
嵌め込んだものである。
部に先端中心から軸線方向にキ一孔11を設けると共に
胴部と直交する方向に複数個のタンブラ−12がばね1
3を介して設けられ、さらに胴部表面から中心に向けて
メクラ孔14を設けると共にこの孔に圧縮ばね15を介
してアクションボール16を嵌め込んでなる錠本体10
と、外周面に等間隔に数字17を印し、内周の片側18
を前記錠本体の胴径と同じに形成すると共にその内面に
アクション溝19を該数字に対応させて等間隔に設け、
一方、内周の他の片側20を前記タンブラ−12の突出
可能な内径に形成すると共にこの内面の前記数字のうち
いずれか1つと対応する1ケ所に前記胴部と接線状に接
するタンブラ−押し下げ部21を形成してなる数字リン
グ22とからなり、この数字リングを第7図の如く、前
記した1つのアクションボール16とアクション溝19
とが合致し、その隣のタンブラ−12とタンブラ−押し
下げ部21とが円周上にて一致する如く回転可能に数個
嵌め込んだものである。
前記数字リング22のタンブラ−押し下げ部21は各リ
ングにおいて異った数字の部分に設けられ、このリング
の組み合せによりその錠固有の解錠番号が設定されるも
のである。
ングにおいて異った数字の部分に設けられ、このリング
の組み合せによりその錠固有の解錠番号が設定されるも
のである。
又、この数字リングの外周には滑り止めのためのローレ
ット加工23が施され、さらに数字1の部分には手さぐ
り操作のための突起24が設けられている。
ット加工23が施され、さらに数字1の部分には手さぐ
り操作のための突起24が設けられている。
尚、図中25はスペーサーリング、26は止めリングで
、この止めリングを錠本体の胴部にカシメることにより
各数字リングを固定するものである。
、この止めリングを錠本体の胴部にカシメることにより
各数字リングを固定するものである。
又、7はチェノで、ピン8により錠本体10の後端の切
り欠き部9に固定される。
り欠き部9に固定される。
一方、ロックバーBは第6図に示す如く平キー状のもの
べ、その側部には前記タンブラ−が係合する戻り止め2
7が両側にタンブラ−の数と同じ敷設けられ、後端には
前記チェノ7の他端がピン8により固定されている。
べ、その側部には前記タンブラ−が係合する戻り止め2
7が両側にタンブラ−の数と同じ敷設けられ、後端には
前記チェノ7の他端がピン8により固定されている。
本考案は上記の如き構成を有しているため、ロックに際
してはロックバーBを錠本体10のキー(Lllに差し
込んで数字リングを廻すか、数字リングを予じめ適当に
廻して第8図の状態にしておいた後、ロックバーを差し
込むことにより、タンブラ−12が戻り止め27に係合
して抜けなくなる。
してはロックバーBを錠本体10のキー(Lllに差し
込んで数字リングを廻すか、数字リングを予じめ適当に
廻して第8図の状態にしておいた後、ロックバーを差し
込むことにより、タンブラ−12が戻り止め27に係合
して抜けなくなる。
このロックバーの保合を解く場合には、数字リング22
をそれぞれ回してそのリングと対応するタンブラ−12
の突出部にタンブラ−押し下げ部21を第9図の如く位
置させると、タンブラ−はロックバーの戻り止め27と
の係合が外れロックバーBは抜ける。
をそれぞれ回してそのリングと対応するタンブラ−12
の突出部にタンブラ−押し下げ部21を第9図の如く位
置させると、タンブラ−はロックバーの戻り止め27と
の係合が外れロックバーBは抜ける。
このように本考案においては、ロックバーBは平キー状
でよいため裏表いずれの状態でも差し込むことができ、
又、錠本体としてシリンダーのローターと同様の機構を
採用したため、数字リングを予め無造作に廻しておけば
その後ロックバーを単に差し込むだけで自動的にロック
ができるため、従来のような煩雑さがなく、ロック操作
がす速く行なえるという大きな利点がある。
でよいため裏表いずれの状態でも差し込むことができ、
又、錠本体としてシリンダーのローターと同様の機構を
採用したため、数字リングを予め無造作に廻しておけば
その後ロックバーを単に差し込むだけで自動的にロック
ができるため、従来のような煩雑さがなく、ロック操作
がす速く行なえるという大きな利点がある。
さらに、錠本体が非常に小型化でき取扱いが便利なため
携帯用としても利用し易いもので゛ある。
携帯用としても利用し易いもので゛ある。
第1図〜第3図は従来のチェノロツク錠の分解斜視図で
、第1図は本体、第2図は数字リング、第3図はロック
棒である。 第4図〜第9図は本考案の1例を示すもので、第4図は
ダイヤル錠Aの側面図、第5図は同正面図、第6図はロ
ックバーの側面図、第7図は第1図の中央縦断側面図で
チェノを除いたもの、第8図、第9図は本考案の作動状
態を示すもので、第8図は第7図のA−A断面図、第9
図は第7図のB−B断面図である。 A・・・・・・ダイヤル錠、B・・・・・・ロックバー
、10・・・・・・錠本体、11・・・・・・キ一孔、
12・・・・・・タンブラ−116・・・・・・アクシ
ョンボール、19・・・・・・アクション溝、21・・
・・・・タンブラ−押し下げ部、22・・・・・・数字
リング。
、第1図は本体、第2図は数字リング、第3図はロック
棒である。 第4図〜第9図は本考案の1例を示すもので、第4図は
ダイヤル錠Aの側面図、第5図は同正面図、第6図はロ
ックバーの側面図、第7図は第1図の中央縦断側面図で
チェノを除いたもの、第8図、第9図は本考案の作動状
態を示すもので、第8図は第7図のA−A断面図、第9
図は第7図のB−B断面図である。 A・・・・・・ダイヤル錠、B・・・・・・ロックバー
、10・・・・・・錠本体、11・・・・・・キ一孔、
12・・・・・・タンブラ−116・・・・・・アクシ
ョンボール、19・・・・・・アクション溝、21・・
・・・・タンブラ−押し下げ部、22・・・・・・数字
リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 後端にチェノ7を固定し先端にキ一孔11を有する丸軸
状錠本体10の胴部に複数のタンブラ−12を組み込む
と共に該錠本体の外周部に、内周面の一個所に錠本体の
胴部、と接線状に接するタンブラ−押し下げ部21を備
えた数種の数字リング22をアクションを介して回転可
能に設けてなるダイヤル錠Aと、 後端に前記チェノ7の他端を固定し先端に前記ダイヤル
錠Aのタンブラ−12と係合可能な平キー状のロックバ
ーBとからなるタンブラ−を用いたダイヤル式チェンロ
ツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5363380U JPS5815564Y2 (ja) | 1980-04-19 | 1980-04-19 | タンブラ−を用いたダイヤル式チエンロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5363380U JPS5815564Y2 (ja) | 1980-04-19 | 1980-04-19 | タンブラ−を用いたダイヤル式チエンロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56155067U JPS56155067U (ja) | 1981-11-19 |
JPS5815564Y2 true JPS5815564Y2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=29648436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5363380U Expired JPS5815564Y2 (ja) | 1980-04-19 | 1980-04-19 | タンブラ−を用いたダイヤル式チエンロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815564Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006114910A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Teruaki Matsushita | 施錠装置および施錠方法 |
-
1980
- 1980-04-19 JP JP5363380U patent/JPS5815564Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006114910A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Teruaki Matsushita | 施錠装置および施錠方法 |
US7779658B2 (en) | 2005-04-25 | 2010-08-24 | Matsushita Teruaki | Locking device and unauthorized unlocking prevention method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56155067U (ja) | 1981-11-19 |
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