JPH07217294A - 南京錠 - Google Patents
南京錠Info
- Publication number
- JPH07217294A JPH07217294A JP4466594A JP4466594A JPH07217294A JP H07217294 A JPH07217294 A JP H07217294A JP 4466594 A JP4466594 A JP 4466594A JP 4466594 A JP4466594 A JP 4466594A JP H07217294 A JPH07217294 A JP H07217294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- padlock
- numbering
- members
- latch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B37/00—Permutation or combination locks; Puzzle locks
- E05B37/0031—Locks with both permutation and key actuation
- E05B37/0034—Locks with both permutation and key actuation actuated by either
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】南京錠本体にキーで操作する錠装置と、手で操
作するナンバーリング機構を設け、かつこの両者に掛金
部材の両端を挿脱可能にし、前記掛金部材の何れか一方
または両方の施錠(固定)と解錠(解除)を可能にし、
掛金部材の両方を解錠(解除)することにより南京錠本
体から掛金部材を離脱させることにある。 【構成】複数個のナンバーリング部材10、11、12
とキー挿入孔20aを外部に臨ませた錠装置20とを南
京錠本体Bに設け、かつこの南京錠本体Bの錠装置20
側に、一方30aを位置させかつ他方30bをナンバー
リング部材10、11、12側に位置させる掛金部材3
0を設けている。各ナンバーリング部材10、11、1
2の回転で移動する第2係止部またはキーKの操作で移
動する第1係止部材40の何れか一方、または両方が施
錠(固定)位置に移動し掛金部材30の抜脱を阻止して
いるとき、施錠状態にすることができるようにしてい
る。
作するナンバーリング機構を設け、かつこの両者に掛金
部材の両端を挿脱可能にし、前記掛金部材の何れか一方
または両方の施錠(固定)と解錠(解除)を可能にし、
掛金部材の両方を解錠(解除)することにより南京錠本
体から掛金部材を離脱させることにある。 【構成】複数個のナンバーリング部材10、11、12
とキー挿入孔20aを外部に臨ませた錠装置20とを南
京錠本体Bに設け、かつこの南京錠本体Bの錠装置20
側に、一方30aを位置させかつ他方30bをナンバー
リング部材10、11、12側に位置させる掛金部材3
0を設けている。各ナンバーリング部材10、11、1
2の回転で移動する第2係止部またはキーKの操作で移
動する第1係止部材40の何れか一方、または両方が施
錠(固定)位置に移動し掛金部材30の抜脱を阻止して
いるとき、施錠状態にすることができるようにしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物置や更衣用ロッカーあ
るいは二輪車などに使用される南京錠であって、詳しく
述べると、1個の南京錠に2種の錠手段をけ、その一方
においてはキーの操作を要し、かつ他方においては暗証
した数字合わせによる操作を要するようにした南京錠に
関するものである。
るいは二輪車などに使用される南京錠であって、詳しく
述べると、1個の南京錠に2種の錠手段をけ、その一方
においてはキーの操作を要し、かつ他方においては暗証
した数字合わせによる操作を要するようにした南京錠に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】元来、物置や更衣用ロッカーなどに使用
される南京錠は、所謂キーの操作を要するロックタイプ
と、キーを使用しない番号合わせの所謂コンビネーショ
ンのロックタイプが存在している。前者においては旧タ
イプと新タイプがそれぞれ市販されている。旧タイプは
キーの先端または中間部分の突出により、U字形状に曲
げた金属杆あるいは鎖などから成る掛金部材の一方に係
止する係合部材を解錠方向に移動させたとき、掛金部材
を南京錠本体から抜脱することができるので、解錠がで
きる。また新タイプにおいては、南京錠本体に複数のピ
ンタンブラまたはディスクタンブラを有するシリンダ錠
を内設しているので、このシリンダ錠を、
される南京錠は、所謂キーの操作を要するロックタイプ
と、キーを使用しない番号合わせの所謂コンビネーショ
ンのロックタイプが存在している。前者においては旧タ
イプと新タイプがそれぞれ市販されている。旧タイプは
キーの先端または中間部分の突出により、U字形状に曲
げた金属杆あるいは鎖などから成る掛金部材の一方に係
止する係合部材を解錠方向に移動させたとき、掛金部材
を南京錠本体から抜脱することができるので、解錠がで
きる。また新タイプにおいては、南京錠本体に複数のピ
ンタンブラまたはディスクタンブラを有するシリンダ錠
を内設しているので、このシリンダ錠を、
【0003】キーの回動操作と共にシリンダ錠内のロー
タが回動すると、このロータの先端に形成したカムが、
前記と同様に前記のような掛金部材の一方に形成する切
欠部に係止している係合部材を解錠方向に移動させれ
ば、この掛金部材を南京錠本体から抜脱させることがで
きるので、解錠することができる。またキーを施錠位置
に回動操作することにより、掛金部材の一方に形成する
切欠部に係合部材を係止方向、つまり施錠方向に移動す
ると施錠状態にすることができる。また後者に記載する
ように、キーを使用しない所謂暗証する番号を数字合わ
せして解除するようにした、所謂ナンバーリングを有す
る南京錠は、南京錠本体の胴部に回転可能な
タが回動すると、このロータの先端に形成したカムが、
前記と同様に前記のような掛金部材の一方に形成する切
欠部に係止している係合部材を解錠方向に移動させれ
ば、この掛金部材を南京錠本体から抜脱させることがで
きるので、解錠することができる。またキーを施錠位置
に回動操作することにより、掛金部材の一方に形成する
切欠部に係合部材を係止方向、つまり施錠方向に移動す
ると施錠状態にすることができる。また後者に記載する
ように、キーを使用しない所謂暗証する番号を数字合わ
せして解除するようにした、所謂ナンバーリングを有す
る南京錠は、南京錠本体の胴部に回転可能な
【0004】ナンバリングを複数個嵌装している。この
ような南京錠においては使用者が各ナンバーリングの番
号を目視できるので、南京錠本体に刻印した解除位置の
目印に、解除番号を合わせるとき、ナンバリングを手で
各ナンバーリングを回転させる同時にナンバリングの内
側の一箇所に有する係止解徐部が、前記掛金部材に形成
している係合部にそれぞれが位置する。このような位置
関係において、掛金部材を南京錠本体から僅かに引き抜
くようにすると、掛金部材の他方の一端が南京錠本体か
ら抜脱されるので解除状態にすることができる。また使
用者が施錠をしたい場合は、掛金部材の一端、つまり遊
端する側を南京錠本体側の凹部に押し込みした後、さら
に各ナンバーリングの解除番号がそれぞれバラつくよう
に、手で各ナンバーリングを回転させると、前記係止解
除部が解除位置から外れ、掛金部材の固定が可能となり
施錠状態にすることができる。つのり各ナンバーリング
の係止部分に掛金部材に形成する各突出部分が係止する
ことになる。
ような南京錠においては使用者が各ナンバーリングの番
号を目視できるので、南京錠本体に刻印した解除位置の
目印に、解除番号を合わせるとき、ナンバリングを手で
各ナンバーリングを回転させる同時にナンバリングの内
側の一箇所に有する係止解徐部が、前記掛金部材に形成
している係合部にそれぞれが位置する。このような位置
関係において、掛金部材を南京錠本体から僅かに引き抜
くようにすると、掛金部材の他方の一端が南京錠本体か
ら抜脱されるので解除状態にすることができる。また使
用者が施錠をしたい場合は、掛金部材の一端、つまり遊
端する側を南京錠本体側の凹部に押し込みした後、さら
に各ナンバーリングの解除番号がそれぞれバラつくよう
に、手で各ナンバーリングを回転させると、前記係止解
除部が解除位置から外れ、掛金部材の固定が可能となり
施錠状態にすることができる。つのり各ナンバーリング
の係止部分に掛金部材に形成する各突出部分が係止する
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の南京錠はシリン
ダ錠にキーを使用するので、キーを第3者に複製された
り、あるいはキーを盗まれたり、置き忘れたりすること
があるので、キーが不正に使用され盗難をすることが防
止できないとか、キーの携帯を忘れて解錠ができないな
どの欠点があった。また後者においては解除番号を第3
者に知られたり、あるいは夜または暗い場所において
は、各ナンバーリングに刻印しているナンバー(番号)
が見えないとか、あるいは見えにくいなどの欠点があっ
た。さらには暗証番号を一時的に忘れりすることもあ
り、解除にこまるという欠点があった。本発明の目的は
斯かる欠点を除去するために、南京錠本体にキーで操作
する錠装置と、手で文字合わせをするナンバーリング機
構をそれぞれ設けると共に、このような両者に掛金部材
の両側をそれぞれ南京錠本体に挿脱可能にし、かつ前記
掛金部材の何れか一方または両方を施錠(固定)と解錠
(解除)を可能にし、かつ掛金部材の両側が解錠(解
除)されたとき、掛金部材が南京錠本体から離脱できる
ようにすることにある。
ダ錠にキーを使用するので、キーを第3者に複製された
り、あるいはキーを盗まれたり、置き忘れたりすること
があるので、キーが不正に使用され盗難をすることが防
止できないとか、キーの携帯を忘れて解錠ができないな
どの欠点があった。また後者においては解除番号を第3
者に知られたり、あるいは夜または暗い場所において
は、各ナンバーリングに刻印しているナンバー(番号)
が見えないとか、あるいは見えにくいなどの欠点があっ
た。さらには暗証番号を一時的に忘れりすることもあ
り、解除にこまるという欠点があった。本発明の目的は
斯かる欠点を除去するために、南京錠本体にキーで操作
する錠装置と、手で文字合わせをするナンバーリング機
構をそれぞれ設けると共に、このような両者に掛金部材
の両側をそれぞれ南京錠本体に挿脱可能にし、かつ前記
掛金部材の何れか一方または両方を施錠(固定)と解錠
(解除)を可能にし、かつ掛金部材の両側が解錠(解
除)されたとき、掛金部材が南京錠本体から離脱できる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は斯かる目的を達
成するために、略U字形状に形成された掛金部材または
鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京錠本体において、複
数個のナンバーリング部材とキー挿入孔を外部に臨ませ
た錠装置とを有する南京錠本体と、この南京錠本体の錠
装置側に、一方を錠装置に位置させかつ他方をナンバー
リング部材側に位置させる掛金部材とから成り、この掛
金部材の両側をそれぞれ南京錠本体に挿脱分離可能に
し、この掛金部材の一端に形成する第1係合部に、キー
の操作により移動する第1係止部材を位置させ係脱可能
にし、かつ他端に形成する複数の第2係合部に、前記各
ナンバーリング部材の内側に形成する第2係止部と係止
解徐部を接離可能にすると共に、前記第1係止部材がキ
ーの操作により解錠位置に移動され、かつ前記各ナンバ
ーリング部材の係止解徐部が手の操作により解除表示の
位置に移動しているとき、掛金部材を抜脱方向へ移動可
能にし解錠状態にすると共に、前記各ナンバーリング部
材の回転で移動する第2係止部またはキーの操作で移動
する第1係止部材の両方が施錠位置または解徐阻止位置
に移動し掛金部材の抜脱を阻止しているとき施錠状態と
なり、かつ掛金部材の何れか一方または両方を解錠(解
除)にしたとき、掛金部材の一方または両方と南京錠本
体とを挿脱分離可能することにある。
成するために、略U字形状に形成された掛金部材または
鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京錠本体において、複
数個のナンバーリング部材とキー挿入孔を外部に臨ませ
た錠装置とを有する南京錠本体と、この南京錠本体の錠
装置側に、一方を錠装置に位置させかつ他方をナンバー
リング部材側に位置させる掛金部材とから成り、この掛
金部材の両側をそれぞれ南京錠本体に挿脱分離可能に
し、この掛金部材の一端に形成する第1係合部に、キー
の操作により移動する第1係止部材を位置させ係脱可能
にし、かつ他端に形成する複数の第2係合部に、前記各
ナンバーリング部材の内側に形成する第2係止部と係止
解徐部を接離可能にすると共に、前記第1係止部材がキ
ーの操作により解錠位置に移動され、かつ前記各ナンバ
ーリング部材の係止解徐部が手の操作により解除表示の
位置に移動しているとき、掛金部材を抜脱方向へ移動可
能にし解錠状態にすると共に、前記各ナンバーリング部
材の回転で移動する第2係止部またはキーの操作で移動
する第1係止部材の両方が施錠位置または解徐阻止位置
に移動し掛金部材の抜脱を阻止しているとき施錠状態と
なり、かつ掛金部材の何れか一方または両方を解錠(解
除)にしたとき、掛金部材の一方または両方と南京錠本
体とを挿脱分離可能することにある。
【0007】
【作用】本発明は略U字形状に形成された掛金部材また
は鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京錠本体において、
複数個のナンバーリング部材とキー挿入孔を外部に臨ま
せた錠装置とを有する南京錠本体と、この南京錠本体の
錠装置側に一方を位置させ、かつ他方をナンバーリング
部材側に位置させた掛金部材とから成り、また前記錠装
置側と、ナンバーリング部材側に掛金杆の各一端をそれ
ぞれ嵌装することにより、前記何れか一方の施錠または
両方の施錠操作を可能にするようにしたので、ナンバー
リング部材の見えにくい暗がりや、あるいは暗証番号を
忘れたときはキーの使用を可能にし、またキーの使用が
煩わしいときや携帯しなかったときはナンバーリング部
材を施錠(固定)および解錠(解除)の状態に操作する
ことがてきる。したがって掛金部材の一方または両側の
何れかを選択的に解錠(解除)できるので、掛金部材の
一端または両端を南京錠本体から挿脱分離にできる。こ
のように使い勝ってが便利であり、しかも掛金部材も1
個であるから簡素な構造と成り、廉価に製造ができるな
ど有用性に優れている。
は鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京錠本体において、
複数個のナンバーリング部材とキー挿入孔を外部に臨ま
せた錠装置とを有する南京錠本体と、この南京錠本体の
錠装置側に一方を位置させ、かつ他方をナンバーリング
部材側に位置させた掛金部材とから成り、また前記錠装
置側と、ナンバーリング部材側に掛金杆の各一端をそれ
ぞれ嵌装することにより、前記何れか一方の施錠または
両方の施錠操作を可能にするようにしたので、ナンバー
リング部材の見えにくい暗がりや、あるいは暗証番号を
忘れたときはキーの使用を可能にし、またキーの使用が
煩わしいときや携帯しなかったときはナンバーリング部
材を施錠(固定)および解錠(解除)の状態に操作する
ことがてきる。したがって掛金部材の一方または両側の
何れかを選択的に解錠(解除)できるので、掛金部材の
一端または両端を南京錠本体から挿脱分離にできる。こ
のように使い勝ってが便利であり、しかも掛金部材も1
個であるから簡素な構造と成り、廉価に製造ができるな
ど有用性に優れている。
【0008】
【実施例】以下、本発明における南京錠について、その
実施例を図面に基づき説明する。図は本発明における南
京錠Aの一実施例であって、図1は本発明における南京
錠Aが、U字形状に折曲した金属棒の掛金部材を有する
南京錠A正面図であり、さらにこの南京錠Aの一部を破
断し、南京錠Aの下方にキーKを図示している。図2は
本発明における南京錠Aの要部の分解斜視図、図3は本
発明における南京錠Aの他の実施例であり、外観の一部
を破断した正面図、図4は本発明における南京錠Aが、
鎖材を掛金部材にする南京錠A正面図であり、さらにこ
の南京錠Aの一部を破断し、南京錠Aの下方にキーKを
図示している。図5は図4における要部の分解斜視図、
図6は本発明における南京錠Aの他の実施例であり、外
観の一部を破断した正面図を表すものである。
実施例を図面に基づき説明する。図は本発明における南
京錠Aの一実施例であって、図1は本発明における南京
錠Aが、U字形状に折曲した金属棒の掛金部材を有する
南京錠A正面図であり、さらにこの南京錠Aの一部を破
断し、南京錠Aの下方にキーKを図示している。図2は
本発明における南京錠Aの要部の分解斜視図、図3は本
発明における南京錠Aの他の実施例であり、外観の一部
を破断した正面図、図4は本発明における南京錠Aが、
鎖材を掛金部材にする南京錠A正面図であり、さらにこ
の南京錠Aの一部を破断し、南京錠Aの下方にキーKを
図示している。図5は図4における要部の分解斜視図、
図6は本発明における南京錠Aの他の実施例であり、外
観の一部を破断した正面図を表すものである。
【0009】本発明における南京錠Aは、複数個のナン
バーリング部材10、11、12とキー挿入孔20aを
外部に臨ませた錠装置20とを南京錠本体Bに設けてい
る。そしてこの南京錠本体Bの錠装置20側に、一方3
0aを位置させかつ他方30bをナンバーリング部材1
0、11、12側に位置させる掛金部材30を設けてい
る。この掛金部材30は図1ないし図3の南京錠Aのよ
うに金属棒をU字形状に折曲形成されたものでもよい。
このような掛金部材30の場合は、キーKで操作される
錠装置の解錠と、手で操作されるナンバーリング部材1
0、11、12側の解除が共に行なわれることにより、
掛金部材30の両方30a、30bが南京錠本体Bに挿
脱と分離を可能にしている。
バーリング部材10、11、12とキー挿入孔20aを
外部に臨ませた錠装置20とを南京錠本体Bに設けてい
る。そしてこの南京錠本体Bの錠装置20側に、一方3
0aを位置させかつ他方30bをナンバーリング部材1
0、11、12側に位置させる掛金部材30を設けてい
る。この掛金部材30は図1ないし図3の南京錠Aのよ
うに金属棒をU字形状に折曲形成されたものでもよい。
このような掛金部材30の場合は、キーKで操作される
錠装置の解錠と、手で操作されるナンバーリング部材1
0、11、12側の解除が共に行なわれることにより、
掛金部材30の両方30a、30bが南京錠本体Bに挿
脱と分離を可能にしている。
【0010】また他の実施例として図4ないし図6に図
示するように掛金部材30を鎖にしているが、前記する
ような自由に曲がるようにしたワイヤー材であってもよ
いが、このように掛金部材30自体が変形自在になるも
のであれば、この掛金部材30の両方30a、30bに
金属杆35を固着させている。したがって前記錠装置ま
たは手で操作されるナンバーリング部材10、11、1
2側の何れか一方を解錠、解除し掛金部材30の一方の
みを南京錠本体Bから挿脱が可能となり、また両者の施
錠(固定)を解錠(解除)したときは、掛金部材30の
両方30a、30bを南京錠本体Bから挿脱可能とな
る。したがつてこのとき掛金部材30を南京錠本体Bか
ら引き抜けば掛金部材30と南京錠本体Bとを分離する
こともできるので、この掛金部材30を被掛金部材(不
図示)から外すとき容易である。
示するように掛金部材30を鎖にしているが、前記する
ような自由に曲がるようにしたワイヤー材であってもよ
いが、このように掛金部材30自体が変形自在になるも
のであれば、この掛金部材30の両方30a、30bに
金属杆35を固着させている。したがって前記錠装置ま
たは手で操作されるナンバーリング部材10、11、1
2側の何れか一方を解錠、解除し掛金部材30の一方の
みを南京錠本体Bから挿脱が可能となり、また両者の施
錠(固定)を解錠(解除)したときは、掛金部材30の
両方30a、30bを南京錠本体Bから挿脱可能とな
る。したがつてこのとき掛金部材30を南京錠本体Bか
ら引き抜けば掛金部材30と南京錠本体Bとを分離する
こともできるので、この掛金部材30を被掛金部材(不
図示)から外すとき容易である。
【0011】この掛金部材30に設けた一方の金属杆3
5の一端30’に形成する第1係合部31に、キーKの
操作により移動する第1係止部材40を位置させ係脱可
能にしている。また他方の金属杆35、つまり他端3
0”に形成する複数の第2係合部32、33、34に、
前記各ナンバーリング部材10、11、12の内側に形
成する第2係止部10a、11a、12aと係止解徐部
10b、11b、12bを接離可能にしている。したが
って前記第1係止部材40がキーKの操作により解錠位
置に移動され、かつ前記各ナンバーリング部材10、1
1、12の係止解徐部10b、11b、12bが手(不
図示)の操作により解除表示Pの位置に移動していると
き、掛金杆30を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にす
ると共に、前記各ナンバーリング部材10、11、12
の回転で移動する第2係止部またはキーKの操作で移動
する第1係止部材40の何れか一方、または両方が施錠
(固定)位置に移動し掛金部材30の抜脱を阻止してい
るとき、施錠状態にすることができるようにしている。
5の一端30’に形成する第1係合部31に、キーKの
操作により移動する第1係止部材40を位置させ係脱可
能にしている。また他方の金属杆35、つまり他端3
0”に形成する複数の第2係合部32、33、34に、
前記各ナンバーリング部材10、11、12の内側に形
成する第2係止部10a、11a、12aと係止解徐部
10b、11b、12bを接離可能にしている。したが
って前記第1係止部材40がキーKの操作により解錠位
置に移動され、かつ前記各ナンバーリング部材10、1
1、12の係止解徐部10b、11b、12bが手(不
図示)の操作により解除表示Pの位置に移動していると
き、掛金杆30を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にす
ると共に、前記各ナンバーリング部材10、11、12
の回転で移動する第2係止部またはキーKの操作で移動
する第1係止部材40の何れか一方、または両方が施錠
(固定)位置に移動し掛金部材30の抜脱を阻止してい
るとき、施錠状態にすることができるようにしている。
【0012】さらに前記本発明おける南京錠Aについて
詳細に述べると、複数個のナンバーリング部材10、1
1、12は、3個ないし4個(不図示)程度を設けるよ
うにしているが、解錠番号にする暗証番号が記憶し易く
適当である。またキー挿入孔20aを外部に臨ませた錠
装置20はピンタンブラ錠またはディスクタンブラ錠、
あるいはその他の簡素な構造、つまりキー片に係止板
(不図示)を引っ掻けながら解錠できるようなカバン錠
などを選択して、適宜な錠装置20を南京錠本体Bに内
設するようにしている。そしてこの南京錠本体Bの錠装
置20側に、一方30aを位置させかつ他方30bをナ
ンバーリング部材10、11、12側に位置させる掛金
部材30は適当な長さの鎖か、あるいは金属捧をU字状
に折り曲げるか、または他に複数本の細い鉄線を柔軟に
撚り合わせた所謂ワイヤーなどを使用
詳細に述べると、複数個のナンバーリング部材10、1
1、12は、3個ないし4個(不図示)程度を設けるよ
うにしているが、解錠番号にする暗証番号が記憶し易く
適当である。またキー挿入孔20aを外部に臨ませた錠
装置20はピンタンブラ錠またはディスクタンブラ錠、
あるいはその他の簡素な構造、つまりキー片に係止板
(不図示)を引っ掻けながら解錠できるようなカバン錠
などを選択して、適宜な錠装置20を南京錠本体Bに内
設するようにしている。そしてこの南京錠本体Bの錠装
置20側に、一方30aを位置させかつ他方30bをナ
ンバーリング部材10、11、12側に位置させる掛金
部材30は適当な長さの鎖か、あるいは金属捧をU字状
に折り曲げるか、または他に複数本の細い鉄線を柔軟に
撚り合わせた所謂ワイヤーなどを使用
【0013】することもできる。前記のような鎖やワイ
ヤー材などを掛金部材30として使用するときは、その
両側の先端にそれぞれ金属杆35を固着し、この金属杆
35の一端30’に第1係合部31を形成し、この第1
係合部31にキKの操作で移動する第1係止部材40を
係脱させ、施錠または解錠ができるようにすると共に、
また他方の金属杆35のに端部30”にも複数の第2係
合部32、33、34を形成し、この各第2係合部3
2、33、34に各ナンバーリング部材の内側に形成す
る第2係止部10a、11a、12aと係止解徐部10
b、11b、12bを接離可能にしている。また前記ナ
ンバーリング部材10、11、12は、ナンバーリング
部材10、11、12の表面に、0から9までの番号を
設けている。さらにこのナンバーリング部材10、1
1、12は前記割りパイプ43に嵌装され、手で自由に
回転できるように南京錠本体Bに組み付けている。
ヤー材などを掛金部材30として使用するときは、その
両側の先端にそれぞれ金属杆35を固着し、この金属杆
35の一端30’に第1係合部31を形成し、この第1
係合部31にキKの操作で移動する第1係止部材40を
係脱させ、施錠または解錠ができるようにすると共に、
また他方の金属杆35のに端部30”にも複数の第2係
合部32、33、34を形成し、この各第2係合部3
2、33、34に各ナンバーリング部材の内側に形成す
る第2係止部10a、11a、12aと係止解徐部10
b、11b、12bを接離可能にしている。また前記ナ
ンバーリング部材10、11、12は、ナンバーリング
部材10、11、12の表面に、0から9までの番号を
設けている。さらにこのナンバーリング部材10、1
1、12は前記割りパイプ43に嵌装され、手で自由に
回転できるように南京錠本体Bに組み付けている。
【0014】また各ナンバーリング部材10、11、1
2は、各ナンバーリング部材10、11、12の内壁に
形成する歯部6に、中央に貫通孔3を有しかつ係止解徐
部10b、11b、12bと、第2係止部10a、11
a、12aを内側に形成し、外壁に歯部4を形成するリ
ング5を噛合させ着脱可能にしている。このように各ナ
ンバーリング部材10、11、12に対しリング5を嵌
合できるので、所望する各番号の位置に対し任意に係止
解徐部10b、11b、12bと、第2係止部10a、
11a、12aの位置が変換できる。このような構造に
することにより金型の個数が減るので、製造コストを廉
価にすることができる。
2は、各ナンバーリング部材10、11、12の内壁に
形成する歯部6に、中央に貫通孔3を有しかつ係止解徐
部10b、11b、12bと、第2係止部10a、11
a、12aを内側に形成し、外壁に歯部4を形成するリ
ング5を噛合させ着脱可能にしている。このように各ナ
ンバーリング部材10、11、12に対しリング5を嵌
合できるので、所望する各番号の位置に対し任意に係止
解徐部10b、11b、12bと、第2係止部10a、
11a、12aの位置が変換できる。このような構造に
することにより金型の個数が減るので、製造コストを廉
価にすることができる。
【0015】あるいは各ナンバーリング部材10、1
1、12の内壁に、前記係止解徐部10b、11b、1
2bと、第2係止部10a、11a、12aを直接形成
すると1個当たりのコストを廉価にできる。したがって
何れか一方を任意に選択することができる。前記する掛
金部材30の一方が解錠、または前記他方が解除の状態
になっているとき掛金部材30の両方30a、30a
は、南京錠本体Bの凹部bおよび挿通孔42から同時に
抜け出し分離可能にしているが、この場合は前記するよ
うに掛金部材30がU字形状の折曲棒を使用している。
また掛金部材30何れか一方のみが自由に南京錠本体B
の凹部bまたは挿通孔42から分離できるようにしてい
る。この場合は前記するように掛金部材30が鎖かワイ
ヤーを掛金部材30として使用している。
1、12の内壁に、前記係止解徐部10b、11b、1
2bと、第2係止部10a、11a、12aを直接形成
すると1個当たりのコストを廉価にできる。したがって
何れか一方を任意に選択することができる。前記する掛
金部材30の一方が解錠、または前記他方が解除の状態
になっているとき掛金部材30の両方30a、30a
は、南京錠本体Bの凹部bおよび挿通孔42から同時に
抜け出し分離可能にしているが、この場合は前記するよ
うに掛金部材30がU字形状の折曲棒を使用している。
また掛金部材30何れか一方のみが自由に南京錠本体B
の凹部bまたは挿通孔42から分離できるようにしてい
る。この場合は前記するように掛金部材30が鎖かワイ
ヤーを掛金部材30として使用している。
【0016】前記何れの掛金部材30も南京錠本体Bか
ら抜脱し分離もできるように、各ナンバーリング部材1
0、11、12側と係合関係にある掛金部材30の一方
30bには、所謂抜け止め用のストッパー部を設けない
ようにしている。ところでこの掛金杆30の一端30’
に形成する第1係合部31に、キーKの操作により移動
する第1係止部材40を位置させ係脱可能にし、また端
部30”に形成する複数の第2係合部32、33、34
に、前記各ナンバーリング部材10、11、12の内側
に形成する第2係止部10a、11a、12aと係止解
徐部10b、11b、12bを接離可能にしているが、
このような係止手段ないし解除手段において、それぞれ
の係合または係止関係を逆の形状に置換しても動作また
は作用において設計的な均等物である。
ら抜脱し分離もできるように、各ナンバーリング部材1
0、11、12側と係合関係にある掛金部材30の一方
30bには、所謂抜け止め用のストッパー部を設けない
ようにしている。ところでこの掛金杆30の一端30’
に形成する第1係合部31に、キーKの操作により移動
する第1係止部材40を位置させ係脱可能にし、また端
部30”に形成する複数の第2係合部32、33、34
に、前記各ナンバーリング部材10、11、12の内側
に形成する第2係止部10a、11a、12aと係止解
徐部10b、11b、12bを接離可能にしているが、
このような係止手段ないし解除手段において、それぞれ
の係合または係止関係を逆の形状に置換しても動作また
は作用において設計的な均等物である。
【0017】また前記キーKの操作で移動する第1係止
部材40は、南京錠本体Bの凹部bに連通するガイド溝
b’に収容されているが、この第1係止部材40の後部
を常時付勢するスプリングを設けるか、設けないかは適
宜に選択するものである。また前記第1係止部材40の
嵌合部41に、キーKを挿脱する錠装置20に内設する
回動可能なロータ1と共に回動するカム2を係合させて
いるので、キーKを施錠または解錠方向に回動するよう
に操作するとき、第1係止部材40を施錠または解錠位
置に移動させることができる。つまりこの第1係止部材
40を前記掛金
部材40は、南京錠本体Bの凹部bに連通するガイド溝
b’に収容されているが、この第1係止部材40の後部
を常時付勢するスプリングを設けるか、設けないかは適
宜に選択するものである。また前記第1係止部材40の
嵌合部41に、キーKを挿脱する錠装置20に内設する
回動可能なロータ1と共に回動するカム2を係合させて
いるので、キーKを施錠または解錠方向に回動するよう
に操作するとき、第1係止部材40を施錠または解錠位
置に移動させることができる。つまりこの第1係止部材
40を前記掛金
【0018】部材30の一端30’に形成する第1係合
部31に位置させているので係脱可能な関係にすること
ができる。また図3および図6は本発明における南京錠
Aの他の実施例を図示するものであり、その一部を破断
した外観の正面図であるが、この実施例においては南京
錠本体Bの胴部外周に沿って各ナンバーリング部材1
0、11、12を嵌装させるようにしている。各ナンバ
ーリング部材10、11、12の直径よりも大径であ
り、円形になっているが、これを手で自由に回転できる
ように組み付けている。
部31に位置させているので係脱可能な関係にすること
ができる。また図3および図6は本発明における南京錠
Aの他の実施例を図示するものであり、その一部を破断
した外観の正面図であるが、この実施例においては南京
錠本体Bの胴部外周に沿って各ナンバーリング部材1
0、11、12を嵌装させるようにしている。各ナンバ
ーリング部材10、11、12の直径よりも大径であ
り、円形になっているが、これを手で自由に回転できる
ように組み付けている。
【0019】またナンバーリング部材10、11、12
の表面に、0から9までの番号を設け、またこの各ナン
バーリング部材10、11、12は、各ナンバーリング
部材10、11、12の内壁に形成する歯部6に、中央
に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、11b、12
bと、第2係止部10a、11a、12aを内側に形成
し、外壁に歯部4を形成したリング5を噛合させ着脱可
能にしている。このように各ナンバーリング部材10、
11、12に対しリング5を嵌合できるので、所望する
各番号の位置に対し任意に係止解徐部10b、11b、
12bと、第2
の表面に、0から9までの番号を設け、またこの各ナン
バーリング部材10、11、12は、各ナンバーリング
部材10、11、12の内壁に形成する歯部6に、中央
に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、11b、12
bと、第2係止部10a、11a、12aを内側に形成
し、外壁に歯部4を形成したリング5を噛合させ着脱可
能にしている。このように各ナンバーリング部材10、
11、12に対しリング5を嵌合できるので、所望する
各番号の位置に対し任意に係止解徐部10b、11b、
12bと、第2
【0020】係止部10a、11a、12aを位置変が
できるようにしている点では図1ないし図2の実施例と
同様にすることができる。あるいは各ナンバーリング部
材10、11、12の内壁に、前記係止解徐部10b、
11b、12bと、第2係止部10a、11a、12a
を直接形成するようにしてもよい。図3に図示する錠装
置20側は前記に詳述した図1と同様の構造であり、ま
た作用及び動作も同様であるから省略する。
できるようにしている点では図1ないし図2の実施例と
同様にすることができる。あるいは各ナンバーリング部
材10、11、12の内壁に、前記係止解徐部10b、
11b、12bと、第2係止部10a、11a、12a
を直接形成するようにしてもよい。図3に図示する錠装
置20側は前記に詳述した図1と同様の構造であり、ま
た作用及び動作も同様であるから省略する。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明は略U字形状に形成さ
れた掛金部材または鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京
錠本体において、複数個のナンバーリング部材とキー挿
入孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、
この南京錠本体の錠装置側に、一方を錠装置に位置させ
かつ他方をナンバーリング部材側に位置させる掛金部材
とから成り、この掛金部材の両側をそれぞれ南京錠本体
に挿脱分離可能にし、この掛金部材の一端に形成する第
1係合部に、キーの操作により移動する第1係止部材を
位置させ係脱可能にし、かつ他端に形成する複数の第2
係合部に、前記各ナンバーリング部材の内側に形成する
第2係止部と係止解徐部を接離可能にすると共に、前記
第1係止部材がキーの操作により解錠位置に移動され、
かつ前記各ナンバーリング部材の係止解徐部が手の操作
により解除表示の位置に移動しているとき、掛金部材を
抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共に、前記各
ナンバーリング部材の回転で移動する第2係止部または
キーの操作で移動する第1係止部材の両方が施錠位置ま
たは解徐阻止位置に移動し掛金部材の抜脱を阻止してい
るとき施錠状態となり、かつ掛金部材の何れか一方また
は両方を解錠(解除)にしたとき、掛金部材の一方また
は両方を南京錠本体と挿脱分離が可能になるので、ナン
バーリング部材の見えにくい暗がりではキーの使用を可
能にし、またキーの使用や携帯が煩わしいときはナンバ
ーリング部材を使用できるので、その使い分がきわめて
便利である。さらにキーの操作とナンバーリング部材の
両者を施錠状態に操作することにより、掛金部材の両側
をそれぞれ施錠(固定)されるのて優れた安全性が確保
される。しかも施錠(固定)された掛金部材の一方を解
錠(解除)すれば、掛金部材と被掛金部材との係合を外
すことができる。さらに掛金部材の両側を解錠(解除)
すれば、掛金部材と南京錠本体とが分離されるので、掛
金部材と被掛金部材との係合を外すのがし易なる。また
掛金部材が1個でしかも種々の形態を有する掛金部材を
用とに応じて置換できるので、簡素な構造にして用とが
広く極めて実用的であり、有用性に優れた効果を奏する
ものである。
れた掛金部材または鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京
錠本体において、複数個のナンバーリング部材とキー挿
入孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、
この南京錠本体の錠装置側に、一方を錠装置に位置させ
かつ他方をナンバーリング部材側に位置させる掛金部材
とから成り、この掛金部材の両側をそれぞれ南京錠本体
に挿脱分離可能にし、この掛金部材の一端に形成する第
1係合部に、キーの操作により移動する第1係止部材を
位置させ係脱可能にし、かつ他端に形成する複数の第2
係合部に、前記各ナンバーリング部材の内側に形成する
第2係止部と係止解徐部を接離可能にすると共に、前記
第1係止部材がキーの操作により解錠位置に移動され、
かつ前記各ナンバーリング部材の係止解徐部が手の操作
により解除表示の位置に移動しているとき、掛金部材を
抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共に、前記各
ナンバーリング部材の回転で移動する第2係止部または
キーの操作で移動する第1係止部材の両方が施錠位置ま
たは解徐阻止位置に移動し掛金部材の抜脱を阻止してい
るとき施錠状態となり、かつ掛金部材の何れか一方また
は両方を解錠(解除)にしたとき、掛金部材の一方また
は両方を南京錠本体と挿脱分離が可能になるので、ナン
バーリング部材の見えにくい暗がりではキーの使用を可
能にし、またキーの使用や携帯が煩わしいときはナンバ
ーリング部材を使用できるので、その使い分がきわめて
便利である。さらにキーの操作とナンバーリング部材の
両者を施錠状態に操作することにより、掛金部材の両側
をそれぞれ施錠(固定)されるのて優れた安全性が確保
される。しかも施錠(固定)された掛金部材の一方を解
錠(解除)すれば、掛金部材と被掛金部材との係合を外
すことができる。さらに掛金部材の両側を解錠(解除)
すれば、掛金部材と南京錠本体とが分離されるので、掛
金部材と被掛金部材との係合を外すのがし易なる。また
掛金部材が1個でしかも種々の形態を有する掛金部材を
用とに応じて置換できるので、簡素な構造にして用とが
広く極めて実用的であり、有用性に優れた効果を奏する
ものである。
図は本発明における南京錠の一実施例を図示するもので
る。
る。
【図1】本発明における南京錠の正面図
【図2】本発明における南京錠の要部の分解斜視図
【図3】本発明における南京錠の他の実施例の正面図
【図4】本発明における南京錠の他の実施例の正面図
【図5】図4における南京錠の要部の分解斜視図
【図6】本発明における南京錠の他の実施例の正面図
A…南京錠 B…南京錠本体 K…キー P…解除表示 b…凹部 b’…ガイド溝 1…ロータ 2…カム 3…貫通孔 4…歯部 5…リング 6…歯部 10…ナンバーリング部材 10a…第2係止部 10b…係止解徐部 11…ナンバーリング部材 11a…第2係止部 11b…係止解徐部 12…ナンバーリング部材 12a…第2係止部 12b…係止解徐部 20…錠装置 20a…キー挿入孔 30a…一方 30…掛金杆 30b…他方 30’…一端 30”…端部 31…第1係合部 32…第2係合部 33…第2係合部 34…第2係合部 35…金属杆 40…第1係止部材 41…嵌合部 42…挿通孔 43…割りパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】略U字形状に形成された掛金部材または
鎖、ワイヤーを掛金部材にした南京錠本体において、複
数個のナンバーリング部材とキー挿入孔を外部に臨ませ
た錠装置とを有する南京錠本体と、この南京錠本体の錠
装置側に、一方を錠装置に位置させかつ他方をナンバー
リング部材側に位置させる掛金部材とから成り、この掛
金部材の両側をそれぞれ南京錠本体に挿脱分離可能に
し、この掛金部材の一端に形成する第1係合部に、キー
の操作により移動する第1係止部材を位置させ係脱可能
にし、かつ他端に形成する複数の第2係合部に、前記各
ナンバーリング部材の内側に形成する第2係止部と係止
解徐部を接離可能にすると共に、前記第1係止部材がキ
ーの操作により解錠位置に移動され、かつ前記各ナンバ
ーリング部材の係止解徐部が手の操作により解除表示の
位置に移動しているとき、掛金部材を抜脱方向へ移動可
能にし解錠状態にすると共に、前記各ナンバーリング部
材の回転で移動する第2係止部またはキーの操作で移動
する第1係止部材の両方が施錠位置または解徐阻止位置
に移動し掛金部材の抜脱を阻止しているとき施錠状態と
なり、かつ掛金部材の何れか一方または両方を解錠(解
除)にしたとき、掛金部材の一方または両方と南京錠本
体とを挿脱分離可能にすることを特徴とする南京錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4466594A JPH07217294A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 南京錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4466594A JPH07217294A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 南京錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07217294A true JPH07217294A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12697750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4466594A Pending JPH07217294A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 南京錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07217294A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7424812B2 (en) * | 2003-05-16 | 2008-09-16 | Stanton Concepts Inc. | Multiple function lock |
US7434426B2 (en) * | 2003-05-16 | 2008-10-14 | Stanton Concepts Inc. | Multiple function lock |
EP2532812A3 (en) * | 2003-11-12 | 2013-03-06 | David Tropp | Method of improving airline luggage inspection |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP4466594A patent/JPH07217294A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7424812B2 (en) * | 2003-05-16 | 2008-09-16 | Stanton Concepts Inc. | Multiple function lock |
US7434426B2 (en) * | 2003-05-16 | 2008-10-14 | Stanton Concepts Inc. | Multiple function lock |
EP2532812A3 (en) * | 2003-11-12 | 2013-03-06 | David Tropp | Method of improving airline luggage inspection |
US9879447B2 (en) | 2003-11-12 | 2018-01-30 | David Tropp | Method of improving airline luggage inspection |
US10597905B2 (en) | 2003-11-12 | 2020-03-24 | David Tropp | Facilitating security screening of traveler's luggage |
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