JPH07217293A - 南京錠 - Google Patents

南京錠

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JPH07217293A
JPH07217293A JP3626694A JP3626694A JPH07217293A JP H07217293 A JPH07217293 A JP H07217293A JP 3626694 A JP3626694 A JP 3626694A JP 3626694 A JP3626694 A JP 3626694A JP H07217293 A JPH07217293 A JP H07217293A
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JP
Japan
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locking
padlock
numbering
key
latch
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JP3626694A
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English (en)
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Atsuji Ogawa
渥司 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】南京錠本体にキーで操作する錠装置と、手で文
字合わせの操作をする機構を設それぞれ設けると共に、
このような両者に掛金杆の各一端をそれぞれ移動可能に
嵌装し、かつ前記何れか一方の施錠または両方の施錠に
よって、その便利性と安全性の向上を図ることにある。 【構成】第1係止部材40がキーKの操作により解錠位
置に移動され、かつ各ナンバーリング部材10、11、
12の係止解徐部10b、11b、12bが手(不図
示)の操作により解除位置に移動しているとき、掛金杆
30を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共に、
前記各ナンバーリング部材10、11、12の回転で移
動する第2係止部またはキーKの操作で移動する第1係
止部材40の何れか一方、または両方が施錠位置または
解徐阻止位置に移動し掛金杆30の抜脱を阻止している
とき、施錠状態にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物置や更衣用ロッカーな
どに使用される南京錠であって、詳しく述べると、1個
の南京錠に2種の錠手段が設けられ、その一方において
はキーの操作を要し、かつ他方においては暗証した数字
合わせの操作を要するようにした南京錠に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】元来、物置や更衣用ロッカーなどに使用
される南京錠は、所謂キーの操作を要するロックタイプ
と、キーを使用しないコンビネーションタイプが存在し
ている。前者においては旧タイプと新タイプがそれぞれ
市販されている。旧タイプはキーの先端または中間部分
の突出により、U字形状の掛金部材の一方に係止してい
る係合部材を移動させたとき、このような状態におい
て、掛金部材を南京錠本体から抜脱できるので解錠状態
にすることができる。また新タイプにおいては、南京錠
本体に複数のピンタンブラーまたはディスクタンブラー
を有するシリンダ錠を内設し、このようなシリンダ錠に
合鍵を使用することにより、キーの回動操作
【0003】と共にシリンダ錠内のロータが回動し、こ
のロータの先端に形成したカムが、前記と同様にU字形
状の掛金部材の一方に形成する切欠部に係止している係
合部材を移動させれば、掛金部材を南京錠本体から抜脱
させることができるので、掛金部材を抜脱の方向、つま
り解錠できる方向へ移動させることができる。またキー
を施錠位置に回動操作することにより、掛金部材の一方
に形成する切欠部に係合部材を係止方向、つまり施錠方
向に移動させれば、施錠状態にできるようになってい
る。また後者に記載するように、所謂キーを使用しない
所謂ナンバーリングを有する南京錠は、南京錠本体の胴
部に回転可能なナンバリングを複数個嵌装し
【0004】ているが、このような南京錠は使用者が各
ナンバーリングの番号を目視しながら、手で回転させ、
南京錠本体に刻印した解除位置の目印に、解除番号を合
わせると、各ナンバーリングの内側に有する係止部の一
箇所に設けた係止解徐部が、前記掛金部材に形成してい
る係合部にそれぞれ位置する。このような位置関係にお
いて、掛金部材を南京錠本体から僅かに引き抜くように
すると、掛金部材の一端が抜脱されるので解除状態にす
ることができる。また使用者が施錠をしたい場合は、掛
金部材の一端、つまり遊端側を南京錠本体側の凹部に押
し込みした後、さらに各ナンバーリングの解除番号がそ
れぞれバラつくように、手で各ナンバーリングを回転さ
せることにより、前記係止解除部が解除位置から外れ、
掛金部材の固定が可能となり施錠状態にすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の南京錠はシリン
ダ錠にキーを使用するので、キーを第3者に複製された
り、あるいはキーが盗まれることがあり、これを不正に
使用されると盗難を防止できないという欠点がある。ま
た後者においては解除番号を第3者に知られたり、ある
いは夜または暗い場所においては、各ナンバーリングに
刻印しているナンバー(番号)を暗くて見えないとか、
あるいは見えにくいなどの欠点があった。本発明の目的
は、南京錠本体にキーで操作する錠装置と、手で文字合
わせの操作をする機構をそれぞれ設けると共に、このよ
うな両者に掛金杆の各一端側をそれぞれ移動可能に嵌装
し、かつ前記何れか一方の施錠または両方の施錠によっ
て、その便利性と安全性の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は斯かる目的を達
成するために、複数個のナンバーリング部材とキー挿入
孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、こ
の南京錠本体の錠装置側に、一方を位置させかつ他方を
ナンバーリング部材側に位置させる略逆U字形状の掛金
杆とから成り、この掛金杆の一方を南京錠本体より抜脱
可能にし、かつ他方を南京錠本体内で僅かに進退可能に
移動範囲を規制すると共に、この掛金杆の一端に形成す
る第1係合部に、キーの操作により移動する第1係止部
材を位置させ係脱可能にし、かつ他端に形成する複数の
第2係合部に、前記各ナンバーリング部材の内側に形成
する第2係止部と係止解徐部を接離可能にすると共に、
前記第1係止部材がキーの操作により解錠位置に移動さ
れ、かつ前記各ナンバーリング部材の係止解徐部が手の
操作により解除表示の位置に移動しているとき、掛金杆
を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共に、前記
各ナンバーリング部材の回転で移動する第2係止部また
はキの操作で移動する第1係止部材4の何れか一方、ま
たは両方が施錠位置または解徐阻止位置に移動し掛金杆
の抜脱を阻止しているとき、施錠状態にすることにあ
る。
【0007】
【作用】本発明は複数個のナンバーリング部材とキー挿
入孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、
この南京錠本体の錠装置側に一方を位置させ、かつ他方
をナンバーリング部材側に位置させた略逆U字形状の掛
金杆とから成り、このように前記錠装置側と、ナンバー
リング部材側に掛金杆の各一端をそれぞれ嵌装すること
により、前記何れか一方の施錠または両方の施錠操作を
可能にするので、ナンバーリング部材の見えにくい暗が
りではキーの使用を可能にし、またキーの使用や携帯が
煩わしいときなどに便利性があり、さらにキーの操作と
ナンバーリング部材を施錠状態に操作することにより、
掛金杆の各一端をそれぞれ固定することができるので、
優れた安全性が確保され、しかも掛金杆が1個になって
いるので簡素な構造にすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明における南京錠について、その
実施例を図面に基づき説明する。図は本発明における南
京錠Aの一実施例であって、図1は本発明における南京
錠Aの正面図であり、この南京錠Aの一部を破断し、か
つ掛金杆の抜脱方向を仮想線図により付記すると共に、
南京錠Aの下方にキーKを図示している。図2は本発明
における南京錠Aの要部の分解斜視図、図3は本発明に
おける南京錠Aの他の実施例であり、外観の一部を破断
した正面図を表すものである。
【0009】本発明における南京錠Aは、複数個のナン
バーリング部材10、11、12とキー挿入孔20aを
外部に臨ませた錠装置20とを南京錠本体Bに設けてい
る。そしてこの南京錠本体Bの錠装置20側に、一方3
0aを位置させかつ他方30bをナンバーリング部材1
0、11、12側に位置させる略逆U字形状の掛金杆3
0を設けている。またこの掛金杆30の一方30aを南
京錠本体Bより抜脱可能にしている。さらに他方30b
を南京錠本体B内で僅かに進退可能に移動範囲
【0010】を規制し、この他方30bが南京錠本体B
から外部に抜脱しないようにしてしている。この掛金杆
30の一端30’に形成する第1係合部31に、キーK
の操作により移動する第1係止部材40を位置させ係脱
可能にしている。また他端30”に形成する複数の第2
係合部32、33、34に、前記各ナンバーリング部材
10、11、12の内側に形成する第2係止部10a、
11a、12aと係止解徐部10b、11b、12bを
接離可能にしている。したがって前記第1係止部材
【0011】40がキーKの操作により解錠位置に移動
され、かつ前記各ナンバーリング部材10、11、12
の係止解徐部10b、11b、12bが手(不図示)の
操作により解除表示Pの位置に移動しているとき、掛金
杆30を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共
に、前記各ナンバーリング部材10、11、12の回転
で移動する第2係止部またはキーKの操作で移動する第
1係止部材40の何れか一方、または両方が施錠位置ま
たは解徐阻止位置に移動し掛金杆30の抜脱を阻止して
いるとき、施錠状態にすることができるようにしてい
る。
【0012】さらに前記本発明おける南京錠Aについて
詳細に述べると、複数個のナンバーリング部材10、1
1、12は、3個ないし4個(不図示)程度を設けるよ
うにしているが、解錠番号にする暗証番号が記憶し易く
適当である。またキー挿入孔20aを外部に臨ませた錠
装置20はピンタンブラー錠またはディスクタンブラー
錠、あるいはその他の簡素な構造、つまりキー片に係止
板を引っ掻けながら解錠できるようなカバン錠などを選
択して、適宜な錠装置20を南京錠本体Bに内設するよ
うにしている。
【0013】そしてこの南京錠本体Bの錠装置20側
に、一方30aを位置させかつ他方30bをナンバーリ
ング部材10、11、12側に位置させる略逆U字形状
の掛金杆30は金属棒を折り曲げているが、他には複数
本の細い鉄線を柔軟に撚り合わせた所謂ワイヤー(不図
示)を使用することもできる。このようなワイヤーを使
用するときは、具体的に図示をしていないがワイヤーの
両側の先端に金属杆を固着し、一方の金属杆に係合部を
形成し、この係合部にキKの操作で移動する係止部材を
係脱させ、施錠または解錠ができるようにすると共に、
他方の金属杆にも複数の係合部を形成し、この各係合部
に各ナンバーリング部材の内側に形成する係止部を係脱
できるようにしている。
【0014】また前記ナンバーリング部材10、11、
12は、ナンバーリング部材10、11、12の表面
に、0から9までの番号を設けている。さらにこのナン
バーリング部材10、11、12は前記金属杆30に嵌
装され、手で自由に回転できるように組み付けている。
また各ナンバーリング部材10、11、12は、各ナン
バーリング部材10、11、12の内壁に形成する歯部
6に、中央に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、1
1b、12bと、第2係止部10a、11a、12aを
内側に形成し、外壁に歯部4を形成するリング5を噛合
させ着脱可能にしている。このように各ナンバーリング
部材10、11、12に対しリング5を嵌合できるの
で、所望する各番号の位置に対し任意に係止解徐部10
b、11b、12bと、第2係止部10a、11a、1
2aの位置が変換できる。このような構造にすることに
より金型の個数が減るので、製造コストを廉価にするこ
とができる。
【0015】あるいは各ナンバーリング部材10、1
1、12の内壁に、前記係止解徐部10b、11b、1
2bと、第2係止部10a、11a、12aを直接形成
すると1個当たりのコストを廉価にできる。したがって
何れか一方を任意に選択することができる。前記する掛
金杆30の一方が解錠、または前記他方が解除の状態に
なっているとき掛金杆30の一方30aは、南京錠本体
Bの凹部bから抜け出し自由に移動できるようにしてい
るが、他方30bは南京錠本体Bの各挿通孔42に沿っ
て南京錠本体B内で僅かに移動するようにしている。つ
まりその移動範囲を規制するために他方30bの先端に
ストッパー部35を形成している。
【0016】この掛金杆30の一端30’に形成する第
1係合部31に、キーKの操作により移動する第1係止
部材40を位置させ係脱可能にし、また他端30”に形
成する複数の第2係合部32、33、34に、前記各ナ
ンバーリング部材10、11、12の内側に形成する第
2係止部10a、11a、12aと係止解徐部10b、
11b、12bを接離可能にしているが、このような係
止手段ないし解除手段において、それぞれの係合または
係止関係を逆の形状に置換しても動作または作用は均等
物である。
【0017】また前記キーKの操作で移動する第1係止
部材40は、南京錠本体Bの凹部bに連通するガイド溝
b’に収容されているが、この第1係止部材40の後部
を常時スプリング(不図示)で付勢するか、あるいはス
プリングを設けなくてもよい。また第1係止部材40の
嵌合部41に、キーKを挿脱する錠装置20に内設する
回動可能なロータ1と共に回動するカム2を係合させて
いるので、キーKを施錠または解錠方向に回動するよう
に操作するとき、第1係止部材40を施錠または解錠位
置に移動させることができる。つまりこの第1係止部材
40を前記掛金
【0018】杆30の一端30’に形成する第1係合部
31に位置させているので係脱可能な関係にすることが
できる。また図3は本発明における南京錠Aの他の実施
例を図示するものであり、その一部を破断した外観の正
面図であるが、この実施例においては南京錠本体Bの胴
部外周に沿って各ナンバーリング部材10、11、12
を嵌装させるようにしている。各ナンバーリング部材1
0、11、12の直径よりも大径であり、円形になって
いるが、これを手で自由に回転できるように組み付けて
いる。
【0019】またナンバーリング部材10、11、12
の表面に、0から9までの番号を設け、またこの各ナン
バーリング部材10、11、12は、各ナンバーリング
部材10、11、12の内壁に形成する歯部6に、中央
に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、11b、12
bと、第2係止部10a、11a、12aを内側に形成
し、外壁に歯部4を形成したリング5を噛合させ着脱可
能にしている。このように各ナンバーリング部材10、
11、12に対しリング5を嵌合できるので、所望する
各番号の位置に対し任意に係止解徐部10b、11b、
12bと、第2
【0020】係止部10a、11a、12aを位置変が
できるようにしている点では図1ないし図2の実施例と
同様にすることができる。あるいは各ナンバーリング部
材10、11、12の内壁に、前記係止解徐部10b、
11b、12bと、第2係止部10a、11a、12a
を直接形成するようにしてもよい。図3に図示する錠装
置20側は前記に詳述した図1と同様の構造であり、ま
た作用及び動作も同様であるから省略する。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明は複数個のナンバーリ
ング部材とキー挿入孔を外部に臨ませた錠装置とを有す
る南京錠本体と、この南京錠本体の錠装置側に一方を位
置させ、かつ他方をナンバーリング部材側に位置させた
略逆U字形状の掛金杆とから成り、前記錠装置側と、ナ
ンバーリング部材側に掛金杆の両端をそれぞれ嵌装する
ことにより、前記何れか一方の施錠または両方の施錠操
作を可能にするので、ナンバーリング部材の見えにくい
暗がりではキーの使用を可能にし、またキーの使用や携
帯が煩わしいときはナンバーリング部材を使用できるの
で、その使い分に便利性があり、さらにキーの操作とナ
ンバーリング部材の両者を施錠状態に操作することによ
り、掛金杆の両側をそれぞれ固定することができるの
で、優れた安全性が確保され、しかも掛金杆を1個にし
ているので簡素な構造にすることができるなど、極めて
実用的であり有用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明における南京錠の一実施例を図示するもので
る。
【図1】本発明における南京錠の正面図
【図2】本発明における南京錠の要部の分解斜視図
【図3】本発明における南京錠の他の実施例の正面図
【符号の説明】
A…南京錠 B…南京錠本体 K…キー P…解除表示 b…凹部 b’…ガイド溝 1…ロータ 2…カム 3…貫通孔 4…歯部 5…リング 6…歯部 10…ナンバーリング部材 10a…第2係止部 10b…係止解徐部 11…ナンバーリング部材 11a…第2係止部 11b…係止解徐部 12…ナンバーリング部材 12a…第2係止部 12b…係止解徐部 20…錠装置 20a…キー挿入孔 30a…一方 30…掛金杆 30b…他方 30’…一端 30”…他端 31…第1係合部 32…第2係合部 33…第2係合部 34…第2係合部 35…ストッパー部 40…第1係止部材 41…嵌合部 42…挿通孔
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物置や更衣用ロッカーな
どに使用される南京錠であって、詳しく述べると、1個
の南京錠に2種の錠手段が設けられ、その一方において
はキーの操作を要し、かつ他方においては暗証した数字
合わせの操作を要するようにした南京錠に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、物置や更衣用ロッカーなどに使用
される南京錠は、所謂キーの操作を要するロックタイプ
と、キーを使用しないコンビネーションタイプが存在し
ている。前者においては旧タイプと新タイプがそれぞれ
市販されている。旧タイプはキーの先端または中間部分
の突出により、U字形状の掛金部材の一方に係止してい
る係合部材を移動させたとき、このような状態におい
て、掛金部材を南京錠本体から抜脱できるので解錠状態
にすることができる。また新タイプにおいては、南京錠
本体に複数のピンタンブラーまたはディスクタンブラー
を有するシリンダ錠を内設し、このようなシリンダ錠に
合鍵を使用することにより、キーの回動操作
【0003】と共にシリンダ錠内のロータが回動し、こ
のロータの先端に形成したカムが、前記と同様にU字形
状の掛金部材の一方に形成する切欠部に係止している係
合部材を移動させれば、掛金部材を南京錠本体の凹部か
ら抜脱させることができるので、掛金部材を抜脱の方向
へ移動させると解錠することができる。またキーを施錠
位置に回動操作することにより、掛金部材の一方に形成
する切欠部に係合部材を係止させる方向へ移動させれ
ば、施錠状態にすることができるようになっている。ま
た後者に記載するように、キーを使用しない所謂ナンバ
ーリングを有する南京錠は、南京錠本体の胴部に複数個
のナンバリングを回転可能に嵌装しているが、このよう
な南京錠は使用者が各ナンバーリングの番号を目視しな
がら、南京錠
【0004】本体に刻印した解除位置の目印の位置に、
手でそれぞれのナンバーリングを回転させながら、解除
番号を合わせると、南京錠本体の内部は各ナンバーリン
グの内側に有する係止部の一箇所に設けた係止解徐部
が、前記掛金部材に形成している係合部にそれぞれ位置
する状態になつている。したがってこのような位置関係
にあるとき、掛金部材を南京錠本体から僅かに引き抜く
ようにすると、掛金部材の一端が凹部から抜脱されるの
で解除状態にすることができる。また使用者が施錠をし
たい場合は、掛金部材の遊端側の一端を南京錠本体側の
凹部に押し込みした後、さらに前記各ナンバーリングの
解除番号がそれぞれバラつくように、手で各ナンバーリ
ングを回転させると、前記係止解除部が解除位置から外
れるので、掛金部材の固定が可能となり施錠状態にする
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の南京錠はシリン
ダ錠にキーを使用するので、キーを第3者に複製された
り、あるいはキーが盗まれることがあり、これを不正に
使用されると盗難を防止できないという欠点がある。ま
た後者においては解除番号を第3者に知られたり、ある
いは夜または暗い場所においては、各ナンバーリングに
刻印しているナンバー(番号)を暗くて見えないとか、
あるいは見えにくいなどの欠点があった。本発明の目的
は斯かる欠点を除去するために、南京錠本体にキーで操
作する錠装置と、手で文字合わせの操作をする機構をそ
れぞれ設けると共に、このような両者に掛金杆の各一端
側をそれぞれ移動可能に嵌装し、かつ前記何れか一方の
施錠または両方の施錠によって、その便利性と安全性の
向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は斯かる目的を達
成するために、複数個のナンバーリング部材とキー挿入
孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、こ
の南京錠本体の錠装置側に、一方を位置させかつ他方を
ナンバーリング部材側に位置させ、かつ被部材に引っ掛
け可能な掛金部材とから成り、この掛金部材の一方を南
京錠本体より抜脱可能にし、かつ他方を南京錠本体内で
僅かに進退可能に移動範囲を規制すると共に、この掛金
部材の一端に形成する第1係合部に、キーの操作により
移動する第1係止部材を位置させ係脱可能にし、かつ他
端に形成する複数の第2係合部に、前記各ナンバーリン
グ部材の内側に形成する第2係止部と係止解徐部を接離
可能にすると共に、前記第1係止部材がキーの操作によ
り解錠位置に移動され、かつ前記各ナンバーリング部材
の係止解徐部が手の操作により解除表示の位置に移動し
ているとき、掛金部材を抜脱方向へ移動可能にし解錠状
態にすると共に、前記各ナンバーリング部材の回転で移
動する第2係止部、またはキーの操作で移動する第1係
止部材の何れか一方及び両方が施錠位置または解徐阻止
位置に移動し掛金部材の抜脱を阻止しているとき施錠状
態にすることにある。
【0007】
【作用】本発明は複数個のナンバーリング部材とキー挿
入孔を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、
この南京錠本体の錠装置側に一方を位置させ、かつ他方
をナンバーリング部材側に位置させた掛金部材とから成
り、このように前記錠装置側と、ナンバーリング部材側
に掛金部材の各一端をそれぞれ嵌装することにより、前
記何れか一方の施錠または両方の施錠を可能にするの
で、ナンバーリング部材の見えにくい暗がりではキーの
使用を可能にし、またキーの使用や携帯が煩わしいとき
などに便利性があり、さらにキーの操作とナンバーリン
グ部材を施錠状態に操作することにより、掛金部材の各
一端をそれぞれ固定することができるので、優れた安全
性(二重ロック)が確保され、しかも掛金部材が1個に
なっているので簡素な構造にすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明における南京錠について、その
実施例を図面に基づき説明する。図は本発明における南
京錠Aの一実施例であって、図1は本発明における南京
錠Aの正面図であり、この南京錠Aの一部を破断し、か
つ掛金部材の抜脱方向を仮想線図により付記すると共
に、南京錠Aの下方にキーKを図示している。図2は本
発明における南京錠Aの要部の分解斜視図、図3は本発
明における南京錠Aの他の実施例であり、外観の一部を
破断した正面図を表すものである。
【0009】本発明における南京錠Aは、複数個のナン
バーリング部材10、11、12とキー挿入孔20aを
外部に臨ませた錠装置20とを南京錠本体Bに設けてい
る。そしてこの南京錠本体Bに、被部材(不図示)に引
っ掛け可能な掛金部材30を設けている。この掛金部材
30の一方30aを錠装置20側に位置させかつ他方3
0bをナンバーリング部材10、11、12側に位置さ
せ、かつまたこの掛金部材30の一方30aを南京錠本
体Bより抜脱可能にしている。さらに他方30bを南京
錠本体B内で僅かに進退可能に移動範囲を規制し、この
他方30bが南京錠本体Bから外部に抜脱しないように
している。この掛金部材30の一端30’
【0010】に形成する第1係合部31に、キーKの操
作により移動する第1係止部材40を位置させ係脱可能
にしている。また他端30”に形成する複数の第2係合
部32、33、34に、前記各ナンバーリング部材1
0、11、12の内側に形成する第2係止部10a、1
1a、12aと係止解徐部10b、11b、12bを接
離可能にしている。したがって前記第1係止部材40が
キーKの操作により解錠位置に移動され、かつ前記各ナ
ンバーリング部材10、11、12の係止解徐部1
【0011】0b、11b、12bが、手(不図示)の
操作により解除表示Pの位置に移動しているとき、掛金
杆30を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共
に、前記各ナンバーリング部材10、11、12の回転
で移動する第2係止部、またはキーKの操作で移動する
第1係止部材40の何れか一方及び両方が施錠位置また
は解徐阻止位置に移動し、掛金杆30の抜脱を阻止して
いるとき施錠状態にすることができるようにしている。
【0012】さらに前記本発明おける南京錠Aについて
詳細に述べると、複数個のナンバーリング部材10、1
1、12は、3個ないし4個(不図示)程度を設けるよ
うにしているが、解錠番号にする暗証番号が記憶し易い
のは3個が適当であるが、解除を困難にするには4個が
適当であり、比較的4個を設けた南京錠(不図示)が多
く市販されている。またキー挿入孔20aを外部に臨ま
せた錠装置20は公知乃至は周知のピンタンブラー錠
(例えば特開昭59−72366号)またはディスクタ
ンブラー錠(例えば実開昭58−39953号)、ある
いはその他の簡素な構造、つまりキー片に係止板を引っ
掛けながら解錠できるようなカバン錠などを選択して、
適宜な錠装置20を南京錠本体Bに内設するようにして
いる。
【0013】この南京錠本体Bの錠装置20側に、一方
30aを位置させかつ他方30bをナンバーリング部材
10、11、12側に位置させる掛金部材30は略U字
状に折り曲げて、一実施例として図示しているが、掛金
部材30を金属棒や複数本の細い鉄線を柔軟に撚り合わ
せた所謂ワイヤー(不図示)を使用することもできる。
このようなワイヤーを使用するときは、具体的に図示は
していないがワイヤーの両側の先端に金属杆を固着し、
一方の金属杆に係合部を形成し、この係合部にキーKの
操作で移動する係止部材を係脱させ、施錠または解錠が
できるようにすると共に、他方の金属杆にも複数の前記
のような係合部を形成し、この各係合部に各ナンバーリ
ング部材の内側に形成する係止部を係脱できるようにす
る。またワイヤーの他に前記被部材(不図示)に引っ掛
ける部材として、鎖を採用することもできるが、鎖は既
に自転車用のチェーンロックに存在し市販され周知であ
る。
【0014】また前記ナンバーリング部材10、11、
12は、ナンバーリング部材10、11、12の表面
に、0から9までの番号を設けている。さらにこのナン
バーリング部材10、11、12は前記金属杆30に嵌
装され、手で自由に回転できるように組み付けている。
また各ナンバーリング部材10、11、12は、各ナン
バーリング部材10、11、12の内壁に形成する歯部
6に、中央に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、1
1b、12bと、第2係止部10a、11a、12aを
内側に形成し、外壁に歯部4を形成するリング5を噛合
させ着脱可能にしている。このように各ナンバーリング
部材10、11、12に対しリング5を嵌合できるの
で、所望する各番号の位置に対し任意に係止解徐部10
b、11b、12bと、第2係止部10a、11a、1
2aの位置が変換できる。このような構造にすることに
より金型の個数が減るので、製造コストを廉価にするこ
とがで
【0015】きる。あるいは各ナンバーリング部材1
0、11、12の内壁に、前記係止解徐部10b、11
b、12bと、第2係止部10a、11a、12aを直
接、前記リング5を設けずに形成すると1個当たりのコ
ストを廉価にできる。したがって何れか一方を任意に選
択することができる。掛金部材30の一方30aは、前
記する掛金部材30の一方が解錠、または前記他方が解
除の状態になっているとき、南京錠本体Bの凹部bから
抜け出し、自由に移動できるようにしているが、他方3
0bは南京錠本体Bの各挿通孔42に沿って、南京錠本
体Bから外部に僅かに移動するようにしている。このよ
うに移動範囲を規制するために他方30bの先端にスト
ッパー部35を形成しているが、このストッパー部35
は掛金部材30の抜脱を阻止するものであるから、掛金
部材30の先端または上部に形成し移動範囲を規制する
ようにしてもよい。。
【0016】この掛金部材30の一端30’に形成する
第1係合部31に、キーKの操作により移動する第1係
止部材40を位置させ係脱可能にし、また他端30”に
形成する複数の第2係合部32、33、34に、前記各
ナンバーリング部材10、11、12の内側に形成する
第2係止部10a、11a、12aと係止解徐部10
b、11b、12bを接離可能にしているが、このよう
な係止手段ないし解除手段において、それぞれの係合ま
たは係止の位置関係を逆の形状に置換しても動作または
作用は均等物である。
【0017】また前記キーKの操作で移動する第1係止
部材40は、南京錠本体Bの凹部bに連通するガイド溝
b’に収容されているが、この第1係止部材40の後部
を常時スプリング(不図示)で付勢するか、あるいはス
プリングを設けなくてもよい。また第1係止部材40の
嵌合部41に、キーKを挿脱する錠装置20に内設する
回動可能なロータ1と共に回動するカム2を係合させて
いるので、キーKを施錠または解錠方向に回動するよう
に操作するとき、第1係止部材40を施錠または解錠位
置に移動させることができる。つまりこの第1係止部材
40を前記掛金
【0018】杆30の一端30’に形成する第1係合部
31に位置させているので、係脱可能な関係にすること
ができる。また図3は本発明における南京錠Aの他の実
施例を図示するものであり、その一部を破断した外観の
正面図であるが、この実施例においては南京錠本体Bの
胴部外周に沿って各ナンバーリング部材10、11、1
2を嵌装させるようにしている。各ナンバーリング部材
10、11、12の直径よりも大径であり円形になって
いるが、これを手で自由に回転できるように組み付けて
いる。
【0019】またナンバーリング部材10、11、12
の表面に、0から9までの番号を設け、またこの各ナン
バーリング部材10、11、12は、各ナンバーリング
部材10、11、12の内壁に形成する歯部6に、中央
に貫通孔3を有しかつ係止解徐部10b、11b、12
bと、第2係止部10a、11a、12aを内側に形成
し、外壁に歯部4を形成したリング5を噛合させ着脱可
能にしている。このように各ナンバーリング部材10、
11、12に対し、リング5を嵌合できるので、所望す
る各番号の位置を任意に係止解徐部10b、11b、1
2bと、第2係
【0020】止部10a、11a、12aとを位置の変
換ができるようにしている。この点は図1ないし図2の
実施例と同様にすることができる。あるいは各ナンバー
リング部材10、11、12の内壁に、前記係止解徐部
10b、11b、12bと、第2係止部10a、11
a、12aを直接形成すると低コストにできる。図3に
図示する錠装置20側は前記に詳述した図1と同様の構
造であり、また作用及び動作も同様であるから省略す
る。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明は複数個のナンバーリ
ング部材とキー挿入孔を外部に臨ませた錠装置とを有す
る南京錠本体と、この南京錠本体の錠装置側に一方を位
置させ、かつ他方をナンバーリング部材側に位置させ、
かつ被部材に引っ掛け可能な掛金部材とから成り、前記
錠装置側と、ナンバーリング部材側に掛金部材の両端を
それぞれ嵌装することにより、前記何れか一方の施錠ま
たは両方の施錠操作を可能にするので、ナンバーリング
部材の見えにくい暗がりではキーの使用を可能にし、ま
たキーの使用や携帯が煩わしいときはナンバーリング部
材を使用できるので、その使い分に便利性があり、さら
にキーの操作とナンバーリング部材の両者を施錠状態に
操作することにより、掛金部材の両側をそれぞれ固定す
ることができるので優れた安全性が確保され、しかも掛
金部材を1個にしているので簡素な構造にすることがで
きるなど、極めて実用的であり有用性に優れた効果を奏
するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】 図は本発明における南京錠の一実施例を図示するもので
る。
【図1】本発明における南京錠の正面図
【図2】本発明における南京錠の要部の分解斜視図
【図3】本発明における南京錠の他の実施例の正面図
【符号の説明】 A…南京錠 B…南京錠本体 K…キー P…解除表示 b…凹部 b’…ガイド溝 1…ロータ 2…カム 3…貫通孔 4…歯部 5…リング 6…歯部 10…ナンバーリング部材 10a…第2係止部 10b…係止解徐部 11…ナンバーリング部材 11a…第2係止部 11b…係止解徐部 12…ナンバーリング部材 12a…第2係止部 12b…係止解徐部 20…錠装置 20a…キー挿入孔 30a…一方 30…掛金部材 30b…他方 30’…一端 30”…他端 31…第1係合部 32…第2係合部 33…第2係合部 34…第2係合部 35…ストッパー部 40…第1係止部材 41…嵌合部 42…挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のナンバーリング部材とキー挿入孔
    を外部に臨ませた錠装置とを有する南京錠本体と、この
    南京錠本体の錠装置側に、一方を位置させかつ他方をナ
    ンバーリング部材側に位置させる略逆U字形状の掛金杆
    とから成り、この掛金杆の一方を南京錠本体より抜脱可
    能にし、かつ他方を南京錠本体内で僅かに進退可能に移
    動範囲を規制すると共に、この掛金杆の一端に形成する
    第1係合部に、キーの操作により移動する第1係止部材
    を位置させ係脱可能にし、かつ他端に形成する複数の第
    2係合部に、前記各ナンバーリング部材の内側に形成す
    る第2係止部と係止解徐部を接離可能にすると共に、前
    記第1係止部材がキーの操作により解錠位置に移動さ
    れ、かつ前記各ナンバーリング部材の係止解徐部が手の
    操作により解除表示の位置に移動しているとき、掛金杆
    を抜脱方向へ移動可能にし解錠状態にすると共に、前記
    各ナンバーリング部材の回転で移動する第2係止部また
    はキーの操作で移動する第1係止部材の何れか一方、ま
    たは両方が施錠位置または解徐阻止位置に移動し掛金杆
    の抜脱を阻止しているとき、施錠状態にすることを特徴
    とする南京錠。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030025759A (ko) * 2001-09-25 2003-03-29 (주)이도전자 이중잠금장치를 갖는 자물쇠
CN100416033C (zh) * 2006-04-28 2008-09-03 詹显光 内置弹子锁头的密码锁
US7424812B2 (en) * 2003-05-16 2008-09-16 Stanton Concepts Inc. Multiple function lock
US7434426B2 (en) * 2003-05-16 2008-10-14 Stanton Concepts Inc. Multiple function lock
JP2019108785A (ja) * 2017-11-22 2019-07-04 ザ・サンロック・カンパニー・リミテッド 二重開錠機構を備えるケーブル錠

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