JPH07305552A - 南京錠 - Google Patents

南京錠

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Publication number
JPH07305552A
JPH07305552A JP13236794A JP13236794A JPH07305552A JP H07305552 A JPH07305552 A JP H07305552A JP 13236794 A JP13236794 A JP 13236794A JP 13236794 A JP13236794 A JP 13236794A JP H07305552 A JPH07305552 A JP H07305552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
numbering
padlock
members
latch member
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP13236794A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuji Ogawa
渥司 小川
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】掛金部材から成る南京錠本体に施錠機能を有さ
ないキーのキー挿入孔と、手で操作をするナンバーリン
グ部材を設け、二重ロックできるように見せかけ、不正
な解錠/解除操作の心理を未然に防止することにある。 【構成】南京錠本体A’内はキーKの操作における施錠
機能を無くし、かつ前記各ナンバーリング部材10側に
嵌挿された掛金部材30の側面に各係合部30dを形成
し、この各係合部30dに各ナンバーリング部材10の
内側に形成する係止部10aを接離可能にしにし、さら
にこの係止部10aに係止解徐部10bを形成し、この
係止解徐部10bが手の操作により解除位置に移動して
いるとき、掛金部材30の拘束が各ナンバーリング部材
10の解除操作のみで解除することができるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物置や更衣用ロッカーな
どに使用される南京錠であって、詳しく述べると、1個
の南京錠に2種の錠手段が設けられているが、その一方
においてはキーの操作による施錠機能を無くし、かつ他
方においてはナンバーリング側の操作のみにより施錠と
解除を可能にした南京錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物置や更衣用ロッカーなどに使用
される南京錠は、所謂キーの操作を要するシリンダロッ
クを設けたタイプと、キーを使用しないコンビネーショ
ンタイプであって、つまり複数のリングにそれぞれ0か
ら9番までの番号を刻設した各ナンバーリングを南京錠
の本体に設け、それぞれのナンバーリングを暗証番号通
りに所定位置に解除番号の数字を合わせるようにしてい
る。したがってそれぞれのナンバーリングが解除番号に
おいて所定位置に一致しているとき、南京錠の本体上部
に有する掛金部材の一方に形成する複数突子(各ナンバ
ーリングと同数の突子)が、ナンバーリングの内側の1
ヶ所に穿設した切欠部から抜脱できるようにしているの
で、このとき掛金の他方を本体から遊離自在となり、掛
金部材を解除の状態にするものである。
【0003】さらに詳しく述べると前者のようなキーシ
リンダロックにおいては、旧タイプと新タイプのそれぞ
れが市販されている。旧タイプの南京錠はキーの先端ま
たは中間部分に形成する突出部により、U字形状の掛金
部材の一方に線背差する切部に、スプリングにより付勢
され常時係入するようにした係合部材を移動させること
ができるようになっている。したがってこのような状態
において、掛金部材の一方を南京錠本体から抜脱でき解
錠状態にすることができる。また新タイプにおいては、
南京錠本体に複数のピンタンブラまたはディスクタンブ
ラを有する所謂シリンダロックを内設しているが、この
ようなシリンダロックに合鍵を使用することにより、キ
ーの回動操作と共にシリンダロック内のロータを回動で
きるようになっている。
【0004】したがってこのロータの先端に形成したカ
ムが、前記と同様にU字形状の掛金部材の一方に形成す
る切欠部に、常時スプリングに付勢され係入している係
合部材を移動させるようになっている。このような状態
において掛金部材の一方を南京錠本体から抜脱させ遊離
自在にすることができる。このように掛金部材を抜脱の
方向へ移動させることにより解錠にすることができる。
また前記と逆の方向にキーを回動操作し、シリンダロッ
クから抜き取っていれば、遊離自在になっている前記掛
金部材を、本体に有する凹部の位置、つまり元の位置挿
入するようにすると同時に、掛金部材の切欠部に係合部
材がスプリングに付勢されながら自動的に係入するよう
になっている。
【0005】したがって、このように掛金部材の切欠部
に係合部材が移動されることにより、施錠状態にするこ
とができるようになっている。また後者においては所謂
キーを使用しない所謂ナンバーリングを有する南京錠で
あるが、この南京錠本体の胴部に回転可能なナンバリン
グを複数個嵌装しているので、このような南京錠は使用
者が各ナンバーリングの番号を目視しながら、手で回転
させて南京錠本体に刻印した解除位置の目印部分に、解
除番号を合わせると、各ナンバーリングの内側に有する
係止部の一箇所に設けた係止解徐部が、前記掛金部材に
形成している係合部にそれぞれ位置するようになってい
る。。
【0006】このような位置関係において、掛金部材を
南京錠本体から僅かに引き抜くようにすると、掛金部材
の一端が前記するように抜脱されるので解除状態にする
ことができる。また使用者が施錠をしたい場合は、掛金
部材の一端、つまり遊端側を南京錠本体側の凹部に押し
込みした後、さらに各ナンバーリングの解除番号がそれ
ぞれバラつくように、手で各ナンバーリングを回転させ
るようにすれば、これにより前記ナンバリングの切欠部
が解除位置から外れることになるので、掛金部材の固定
が可能となり施錠状態にすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者の南京錠はキーの
所持者のみがシリンダロックにキーを使用し、施錠と解
錠をするものであり、また後者のコンビネーションロッ
クにおいては、キーを使用することなく暗証した者だけ
が、解除番号を知りそれにより解除できるという全く違
った特長を持っている。このようなシリンダロックとコ
ンビネーションロックとの特長を、それぞれ1個の南京
錠本体にもうけることは二重ロックとして安全であり便
利であるが、その反面キーを所持していなければ解除操
作ができないという欠点がある。
【0008】本発明の目的は斯かる欠点を除去するため
に、掛金部材から成る南京錠本体に施錠機能を有さない
キーのキー挿入孔と、手で数字合わせをするナンバーリ
ング部材をそれぞれ設け、掛金部材をいかにも二重ロッ
クできるような見せかけにより、不正な解錠/解除操作
の心理を未然に防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は斯かる目的を達
成するために、複数個のナンバーリング部材と、キーの
挿入孔を外部に臨ませた南京錠本体と、一方を南京錠本
体の凹部側に位置し、かつ他方を各ナンバーリング部材
側に位置させ、かつ被部材に引っ掛け可能な掛金部材と
から成り、この掛金部材の一方を南京錠本体より抜脱可
能にし、かつ他方を南京錠本体内で進退可能に移動範囲
を規制する移動規制部を設けると共に、キーの操作にお
ける施錠機能を無くし、かつ前記各ナンバーリング部材
側に嵌挿された掛金部材の側面に各係合部を形成し、か
つこの各係合部に各ナンバーリング部材の内側に形成す
る係止部を接離可能にし、この係止部に形成する係止解
徐部が手の操作により解除表示の位置に移動していると
き、掛金部材の拘束が各ナンバーリング部材の解除操作
のみで解除することにある。
【0010】
【作用】本発明は複数個のナンバーリング部材とキーの
挿入孔を外部に臨ませたシリンダロックとを有する南京
錠本体と、この南京錠本体の凹部に一方を位置させ、か
つ他方をナンバーリング部材側に位置させた掛金部材と
から成り、かつキーの操作における施錠機能を無くし、
かつ前記各ナンバーリング部材側に嵌挿された掛金部材
の側面に各係合部を形成し、この各係合部に各ナンバー
リング部材の内側に形成する係止部を接離可能にすると
共に、この係止部に形成する係止解徐部が手の操作によ
り解除表示の位置に移動しているとき、掛金部材の拘束
が各ナンバーリング部材の解除操作のみで、解除するこ
とができるようにしたので、キーを所持しなくても解除
ができ、しかもキー挿入孔を南京滋養本体から外部に臨
ませているので、見せかけの二重ロックであっても泥棒
に対し、不正な解錠操作の心理を未然に防止することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明における南京錠について、その
実施例を図面に基づき説明する。図は本発明における南
京錠Aの各実施例であって、図1は本発明における南京
錠Aの斜視図で、南京錠の掛金部材30を解錠状態にし
ている。図2は本発明における南京錠本体A’を破断し
た正面図、図3は本発明における南京錠Aのナンバーリ
ング部材10側の分解斜視図、図4は本発明をにおける
南京錠Aの底面図表すものである。
【0012】本発明における南京錠Aの実施例は、複数
個のナンバーリング部材10と、キーを挿入するキー挿
入孔1Kを外部に臨ませた南京錠本体A’と、被部材に
引っ掛け可能な掛金部材30の一方30aを南京錠本体
A’の凹部a側に位置させ、かつ他方30bを各ナンバ
ーリング部材10側に位置させさせている。またこの掛
金部材30の一方30aを南京錠本体A’より抜脱可能
にし、さらに他方30bは南京錠本体A’の内壁a’に
移動規制部40を設け、この移動規制部40に掛金部材
30に形成したストッパー部31を当接させ進退移動の
範囲を規制できるようにしている。さらに南京錠本体
A’内はキーKの操作における施錠機能を
【0013】無くし、かつ前記各ナンバーリング部材1
0側に嵌挿された掛金部材30の側面に各係合部30d
を形成し、かつこの各係合部30dに各ナンバーリング
部材10の内側に形成する係止部10aを接離可能にし
にしている。さらにこの係止部10aに係止解徐部10
bを形成し、この係止解徐部10bが手の操作により解
除表示Pの位置に移動しているとき、掛金部材30の拘
束が各ナンバーリング部材10の解除操作のみで解除す
ることができるようにしている。また各ナンバー
【0014】リング部材10の係止部10aが掛金部材
10の各係合部30dに移動ししているとき、掛金部材
30の抜脱を阻止するので施錠状態にすることができ
る。さらに本発明における南京錠Aについて詳しく述べ
ると、前記各ナンバーリング部材10の中央に掛金部材
30を貫挿する小孔10cを穿設し、この小孔10cの
周縁の1箇所を切欠し係止解徐部10bを形成している
ので、施錠及び解除時において、掛金部材30の側面に
突出する各係合部30dを係止解徐部10bから進退で
きるようにしている。
【0015】またこのナンバーリング部材10は僅かな
幅を有する空間10dを形成しているので、掛金部材3
0の一方30aが、南京錠本体A’の凹部aに嵌合して
いるとき、つまり施錠状態にあるとき掛金部材30に形
成している係合部30dが空間10d内に位置してい
る。したがつて掛金部材30が施錠状態にあるとき、こ
の第2係合部30dはナンバーリング部材10の上壁、
つまり係止部10aに当接するようにしているので、掛
金部材30の移動が阻止される。また掛金部材30の係
合部30dとナンバーリング部材10の係止解徐部10
bとが一致している状態のとき、掛金部材30の移動が
可能となり掛金部材30を解錠できる状態であるが、キ
ー挿入孔1Kは固定されている。
【0016】またこの掛金部材30の移動範囲を規制
し、かつ抜止をする移動規制部40を南京錠本体A’内
の上部側に設けているが、この移動規制部40は南京錠
本体A’内にリングを嵌着してもよく、あるいは南京錠
本体A’の上部に鍔部(不図示)を直接形成するように
してもよい。またナンバーリング部材10の外周にスプ
リング60に付勢された鋼球61を当接し、これにより
押圧するようにしているので、ナンバーリング部材10
の回転の状態に節度がある。また掛金部材30の遊端側
に、従来のように切欠部30cを形成しているが無くて
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明は、複数個のナンバー
リング部材と、キーの挿入孔を外部に臨ませたシリンダ
ロックとを有する南京錠本体と、この南京錠本体の凹部
に一方を位置させ、かつ他方をナンバーリング部材側に
位置させた掛金部材とから成り、かつキーの操作におけ
る施錠機能を無くし、かつ前記各ナンバーリング部材側
に嵌挿された掛金部材の側面に各係合部を形成し、この
各係合部に各ナンバーリング部材の内側に形成する係止
部を接離可能にすると共に、この係止部に形成する係止
解徐部が手の操作により解除表示の位置に移動している
とき、掛金部材の拘束が各ナンバーリング部材の解除操
作のみで、解除することができるようにしたので、キー
を所持しなくても解除ができ、しかもキー挿入孔を南京
滋養本体から外部に臨ませているので、見せかけの二重
ロックであっても泥棒に対し、不正な解錠操作の心理を
未然に防止することができるなど、極めて実用的であり
有用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明における南京錠の一実施例を図示するもので
る。
【図1】本発明における南京錠にキーを挿入した斜視図
【図2】本発明における南京錠の一部を破談した正面図
【図3】本発明における南京錠のナンバーリング部材側
の斜視図
【図4】本発明における南京錠の底面図
【符号の説明】
A…南京錠 A’…南京錠本体 a…凹部 a’…内壁 1K…キー挿入孔 P…解除表示 10…ナンバーリング部材 10a…係止部 10b…係止解徐部 10c…小孔 10d…空間 30…掛金部材 30a…一方 30b…他方 30c…切欠部 30d…係合部 31…ストッパー部 40…移動規制部 60…スプリング 61…鋼球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のナンバーリング部材と、キーの挿
    入孔を外部に臨ませた南京錠本体と、一方を南京錠本体
    の凹部側に位置し、かつ他方を各ナンバーリング部材側
    に位置させ、かつ被部材に引っ掛け可能な掛金部材とか
    ら成り、この掛金部材の一方を南京錠本体より抜脱可能
    にし、かつ他方を南京錠本体内で進退可能に移動範囲を
    規制する移動規制部を設けると共に、キーの操作におけ
    る施錠機能を無くし、かつ前記各ナンバーリング部材側
    に嵌挿された掛金部材の側面に各係合部を形成し、かつ
    この各係合部に各ナンバーリング部材の内側に形成する
    係止部を接離可能にし、この係止部に形成する係止解徐
    部が手の操作により解除表示の位置に移動していると
    き、掛金部材の拘束が各ナンバーリング部材の解除操作
    のみで解除することを特徴とする南京錠。
JP13236794A 1994-05-10 1994-05-10 南京錠 Pending JPH07305552A (ja)

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JP13236794A JPH07305552A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 南京錠

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JP13236794A JPH07305552A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 南京錠

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ID=15079722

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JP13236794A Pending JPH07305552A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 南京錠

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