JPS60255774A - テトラヒドロナフタレン誘導体 - Google Patents

テトラヒドロナフタレン誘導体

Info

Publication number
JPS60255774A
JPS60255774A JP59112438A JP11243884A JPS60255774A JP S60255774 A JPS60255774 A JP S60255774A JP 59112438 A JP59112438 A JP 59112438A JP 11243884 A JP11243884 A JP 11243884A JP S60255774 A JPS60255774 A JP S60255774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
compound
under reduced
reduced pressure
tetrahydro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59112438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0530830B2 (ja
Inventor
Soji Kanao
金尾 宗史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP59112438A priority Critical patent/JPS60255774A/ja
Priority to PH31127A priority patent/PH22076A/en
Priority to CA000461690A priority patent/CA1253866A/en
Priority to YU1447/84A priority patent/YU43583B/xx
Priority to EP84110139A priority patent/EP0135177B1/en
Priority to IE217084A priority patent/IE58352B1/en
Priority to AU32381/84A priority patent/AU547979B2/en
Priority to DE8484110139T priority patent/DE3480652D1/de
Priority to ES535429A priority patent/ES8607905A1/es
Priority to AT84110139T priority patent/ATE48416T1/de
Priority to KR1019840005180A priority patent/KR910008349B1/ko
Priority to US06/644,284 priority patent/US4665188A/en
Publication of JPS60255774A publication Critical patent/JPS60255774A/ja
Priority to US06/901,694 priority patent/US4777257A/en
Publication of JPH0530830B2 publication Critical patent/JPH0530830B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 %式%) N2H−靴 (0ボ(工) 還=J (式中、R1は水素原子あるいは低級アルキル基を、+
++及び餡は同じ又は具なって0〜6の整数を示す。)
で表わされる化合物及びその塩に関する。
〔産業上の利用分野〕
本発明の目的物である一般式(1)の化合物はトロンボ
キサンA2(以下T X A2 )合成阻害作用を有し
ており、TXA2が関与すると考えられる疾患、たとえ
ば狭心症、心筋梗塞のような虚血性心疾患、脳血管障害
及び抽栓症の予防ならびに治療に有用である。
〔従来の技術と問題点〕
TXA2は生体内でアラキドン酸より生合成される生理
活性物質である。さらに詳しく説明すると、アラキドン
酸はシクロオキシゲナーゼによりプロスタグランディン
G2(以下PGθ)。
2 さらにプロスタグランディン非、(以下PGH2)とな
る。このPOC3とPGH2より種々の酵素によってプ
ロスタサイクリン(以下pcyI2)、プロスタグラン
ディンE2(以下PC&)、プロスタグランディンF2
. (以下P G F2a ) 、 T X A2等が
産生される。T X A2の生理活性については非常に
強力な血小板凝集作用と血管収縮作用が知られている。
一部の狭心症の患者では発作時にTX A2の光道する
例が知られている。(M、 Ta6aら。
C1rculation 、 64巻、6号、1107
頁、1081年)TXA2産生を抑制する化合物として
はアセチルサリチル酸、インドメサシン等のシクロオキ
シゲナーゼ阻害薬及びダシキシベン(4−(2−(1−
イミダゾリル)エトキシ〕安息香酸塩酸塩)を代表とす
るT X A2合成酵素阻害薬が挙げられる。前者のシ
クロオキシゲナーゼ阻害薬はTXA2の産生抑制以外に
他のプロスタグランディン類9例えばP GI21 P
 G k等の生成も抑制する。PGI2はT X A2
と相反する作用、すなわち血小板凝集阻害作用と血管拡
張作用を有しており、この生成抑制は狭心症、心筋梗塞
等の虚血性の疾患にとって好ましいとはいえない。
一方、TXA、合成酵素阻害薬はT X A2の生産量
を抑制するが、他のプロスタグランディン類。
例えばPG I2. PGF4. PGF2a等の生産
量をむしろ増加させるので、虚血性心疾患に対してはシ
クロオキシゲナーゼ阻害薬より好ましい。
しかしながら、既知のT X A2合成酵素阻害薬であ
るダシキシベンは現在臨床試験が行なわれているが、高
濃度にするとシクロオキシゲナーゼ阻害薬性を発現する
本発明者らは、従来のT X A2合成抑制作用を有す
る化合物のかかる欠点を克服すべく鋭意検討した結果本
発明を完成した。
即ち1本発明は一般式(1)の化合物及びその塩に関す
るものである。
塩としては塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸及びフマール
酸、マレイン酸、酒石酸、シュウ酸。
p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸。
メタンスルホン酸等の有機酸との酸付加塩、又R1が水
素原子の場合にはカルボキシル基のナトリウム壌、カリ
ウム塩等のアルカリ金属塩及びカルシウム塩、マグネシ
ウム塩等のアルカリ土類金属塩をあげることができる。
本発明の一般式(1)の化合物は以下に示す方法で製造
することができる。
(n) (IIIL) N”N−R’(ッ) しゴ (工′) (式中、R2は低級アルキル基を、R3はアシル基を、
Xはハロゲンを表わし2m及びルは前記に同じである。
) 即ち1式(m)の化合物を無溶媒又はベンゼン。
トルエン等のII中、ハロゲン化チオニル、ハロゲン化
リン等のハロゲン化剤と処理すると式(1)の化合物が
生成する。これをアセトニトリル。
テトラヒドロフラン等の溶媒中、1−アセチルイミダゾ
ール、1−プロピオニルイミダゾール。
1−ベンジルイミダゾール等の1−アシルイミダゾール
と、室温より溶媒の沸点までの温度で反応させることに
より式(I)の化合物のうち R1が低級アルキル基で
ある式(0の化合物を製造することができる。得られた
式(0の化合物を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ又は塩酸等の無機酸を用いて加水分解するこ
とにより式(1)の化合物のうちR1が水素である式(
r)の化合物を製造することができる。
〔発明の効果〕
式(1)の化合物は強力なTXA2合成阻害活性を有し
ている。その活性の強度については、ラット血液より得
られる多血小板血漿(PRP)にアラキドン酸を添加し
て産生されるT X A2の安定代謝産物であるトロン
ボキサンB2(以下TXB2)の産生量を特異的放射免
疫分析法(ラジオイムノアッセイ法CRIA法))にて
測定し。
対照群と比較してT X A2合成に対する50%阻止
モル濃度(I Cso値)をめ、これを指標とした。
また、TXA2合成阻害の選択性については次に述べる
方法によりめた。シクロオキシゲナーゼを阻害するとP
 G I2等の他のプロスタグランディン類の産生量が
低下する。そこで先のTXB2産生量を測定する際にP
 G I2の産生量を測定して対照群と比較してP G
 E2産生増加度をめ2次いでこれとT X B2産生
抑制量との比をめ、これをTXA2合成抑制の選択性指
標とした。
この指標が大きい程TXA2合成阻害の選択性が高いこ
とを意味する。
本発明の化合物は既知のTXA2合成酵素阻害薬のダシ
キシベンに比して活性の強度及び選択性に優れていた。
以下本発明を実施例及び試験例により説明する0 本発明化合物の原料である一般式(11)の化合物は殆
んど新規化合物であり、この合成法の一例を以下の参考
例に示す。
参考例16−(ヒドロキシメチル)−1,2,8゜4−
テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボン酸エチル (1)6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−
2−ナフタレンカルボン酸 6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−す7
タレンカルボン酸エチル臭化水素酸塩15.29を濃塩
酸12−1水10−に溶かす。
これを0℃に冷却し、亜硝酸ナトリウム4.46り、水
7−の溶液を滴下する。これを0°Cで30分間攪拌し
、ジアゾニウム溶液を調整する、亜硫酸ナトリウム0.
29を水86−に溶かし硫酸銅・五水和物1.289を
加え攪拌する。これに酢酸ナトリウム83.49を加え
1次にパラホルムz、ss9.塩酸ヒドロキシルアミン
548g及び水85′Jの溶液を加える。この溶液を1
0°Cに冷却し、先のジアゾニウム溶液に酢酸ナトリウ
ム7りを加えた溶液を滴下する。
滴下後1時間攪拌し1次に濃硫酸50−を加えて2時間
加熱還流する。今後、酢酸エチルにて抽出する。抽出液
を水洗、乾燥後、減圧濃縮する。残液に40%亜硫酸水
素す) IJウム水溶液40−を加え60〜80’Cに
8時間加熱攪拌する。反応液を酢酸エチル100−と振
とうし。
水層を分取する。濃硫酸15−を加え、18時間室温で
攪拌し、続いて30分加熱還流する。
冷接酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗、乾燥後減圧乾
固する。残渣を石油エーテルで洗浄し。
表題化合物の黄色粉末8.469(収率38%)を得る
。融点205〜212°C0 (2)6−ホルミル−1,2,3,4−テトラヒドロ−
2−ナフタレンカルボン酸エチル 上記で製した化合物4.49をエタノール150d及び
硫酸2−の混液に加え1時間加熱還流後、減圧濃縮する
。残渣をクロロホルムに溶かし、水洗、乾燥後減圧濃縮
し2表題化合物の黄色油状物5.09(収率定量的)を
得る。
(3)6−(ヒドロキシメチル) −1,2,8,4−
テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボン酸エチル上記で
製した化合物5.09をエタノール100−に溶かす。
水冷下水素化ホウ素す) リウム0.4りを少量づつ加
える。20分攪拌後2N−塩酸を加え減圧濃縮する。残
液をクロロホルムにて抽出する。抽出液を水洗、乾燥後
減圧濃縮して表題化合物の黄色油状物5,039(収率
定量的)を得る。
1)(−N M Rスペクトル(CDC13)δ:1.
28 (8H,t、 J−7Hz、 −COzCH2(
A3s )1.76 (IH,s、 −OH) 1.6〜2.4 (2H,m、ナフタレン8位水素)2
.5〜8.1 (5H,m、ナフタレン1,2.4位水
素)4.18 (2H,q、 J−7Hz、 −COx
OjGHz )4.61 (2H,s、−C蜘0H) 7.09 (3H,m、ナフタレン5,7.8位水素)
参考例2. 2−(6−(ヒドロキシメチル)−1、2
,8,4−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチル (1)2−(6−ジアツー1.2.8.4−テトラヒド
ロ−1−ナフチル)酢酸エチル 50%水素化ナトリウム2.71をテトラヒドロフラン
12011111にけん濁し、トリエチルホスホノアセ
テ−)14.59を加え室温にて15分攪拌する。次に
5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
トニトリル10.29を加え1時間加熱還流する。冷接
、水を加え酢酸エチルにて抽出する。抽出液を水洗、乾
燥後、減IF濃縮する。残渣をシリカゲル1009を用
いてカラムクロマトにて精製する。得られた油状物をエ
タノール80tILtに溶かし、10%パラジウム炭1
.5gを用いて接触還元する。水素吸収が終了した後、
触媒を濾去する。濾液を減圧濃縮して表題化合物の結晶
12.19(収率88%)を得る。融点45〜47°C
0 (2)2−(6−(アミノメチル) −1,2,8,4
−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチル上記で製し
た化合物0.789にエタノール10−、ラネー二、ケ
ル触媒0.5−を加え接触還元する。水素の吸収終了後
、触媒を濾去し。
濾液を減圧濃縮する。残渣を2N−塩酸と処理し9次い
で酢酸エチルと振とうし、水層を分取する。水層を水酸
化ナトリウム水溶液にてpH9〜10とし、酢酸エチル
にて抽出する。抽出液を水洗、乾燥後、減圧濃縮し1表
題化合物の油状物0.627(収率88%)を得る。
IH−uMn(cnclx)δ: 0.5〜2.0 (2H,III、 IH2)1.26
 (8B、 t、 −00xCjHxOH3)2.5〜
8.1 (6H,m、ナフタレン2,8.4位水素)8
−8 (IH+ m、す7タレン1位水素)8.8〜4
.4 (2H,m、 −CH2−IH2)4.18 (
2H,q、 −CChCjfiCHs )6.9〜7.
1 (3H,m、ナフタレン5,7.8位水素)(8)
2−(6−(アセトアミノメチル)−1,2゜8.4−
テトラヒドロ−1−ナフチル)酢酸エチル 上記で製した化合物0.629をクロロホルム5−及び
ピリジン1−の混液に溶かし、無水酢酸0.5−を加え
る。2日間放置後、水5−を加え1時間攪拌する。有機
層を分取し、水洗、乾燥後、減圧濃縮し2表題化合物の
油状物o、71り(収率定量的)を得る。
IH−N M Rスペクトル(CDCd5 )δ:1.
26 (8H,t、−C4C七Cル)1.85 (4M
、 m、す7タレン2.本位水素)1.97 (8H,
s、 −NH−COCH3)2.2〜2.6 (2H,
m、 −CH3CO2−)2.72 (2H,+a、す
7タレン4位水素)8.2 s (1o、 m、ナフタ
レン1位水素)4−28 (21(+ Ql−COzO
)h(H3)fl、9〜7.1 (8H,m、ナフタレ
ン5,7.8位水素)(4) 2−(6−(アセチルオ
キシメチル) −1゜2.8.4−テトラヒドロ−1−
す7チル)酢酸エチル 上記で製した化合物2.9りを無水酢酸5〇−及び酢酸
10−の混液に溶かし水冷下に亜硝酸ナトリウム7.5
9を2時間要して加える。水冷下請に1時間攪拌した後
、減圧濃縮する。残渣をIN−塩酸にて処理し、クロロ
ホルムにて抽出する。抽出液を水及び炭酸水素す) I
Jウム飽和水溶液にて順次洗浄し、乾燥後減圧濃縮する
得られた油状の残渣をベンゼン200−に加え24時間
加熱還流する。冷接1反応液を水洗。
乾燥後、減圧濃縮すると1表題化合物の油状物?、、8
9(収率79%)を得る。
IH−NMRスペクトル(CDCl3 )δ:1.27
 (8M、 t、 c〜CHxGHp )1.5〜2.
1 (4H,m、す7タレン2,8位水素)2.18 
(8H,s、 CルCoo )2.8〜2.8 (4H
,m、ナフタレン4位水素、C3i(C?)8.8 (
IH,l、ナフタレン1位水素)4.14 (2H,Q
、−co2c蜘CH3)5.0 (2H,s、−GH2
o−) 6.9〜7.2 (8H,m、す7タレン5.?、8位
水素)(5)2−(6−(ヒドロキシメチル) −1,
2,8゜4−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチル
上記で製した化合物2.89をエタノール10〇−及び
濃硫酸1−の混液に加え20時間加熱還流する。減圧濃
縮し、炭酸水素す) IJウムにて中和し、クロロホル
ムにて抽出する。抽出液を水洗、乾燥後、減圧濃縮し2
表題化合物の油状物2.19を得る。
’H−N M Rスペクトル(CDC!、 )δ:1.
27 (8H,t、 −0020H20Hs )4.1
4 (2)1. q、−COzCH9cH3)4.57
 (2H,s、CH20H) 実施例1.6−(1−イミダゾリルメチル)−1、2,
8,4−テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボン酸エチ
ル塩酸塩 参考例1で製した6−(ヒドロキシメチル)−1,2,
8,4−テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボン酸エチ
ル5.089を塩化チオニル4〇−と混合し、1.5時
間加熱還流した後、減圧濃縮する。残液を無水アセトニ
トリル100−に溶かし、ヨウ化ナトリウム8.229
及び1−アセチルイミダゾール8.949を加えて1.
5時間加熱還流する。減圧濃縮し、残渣にメタノール1
00−を加え攪拌し、減圧濃縮する。残渣に水を加え炭
酸水素ナトリウムにて中和し、クロロホルムで抽出する
。抽出液を水洗、乾燥後。
減圧濃縮する。得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トにて精製する。8%エタノール含有クロロホルムにて
溶出し、6−(1−イミダゾリルメチル) −1,2,
δ、4−テトラヒドロー2−す7タレンカルボン酸エチ
ルの油状物を得る。
これをエタノールにけん濁し、塩化水素−エタノール溶
液を加え、減圧乾固し1表題化合物の無色結晶4.89
(収率70%)を得る。融点170〜172°C0 ’H−N M Rスペクトル(DMSO−ag)δ:1
.19 (3H,t、−GO2CHzC上3)1.5〜
8.0 (7H,ml、ナフタレン1,2,8.4位水
素)4.1 (2H,q、 −cへC歩OH! )5.
37 (2H,8,−CHg−) 7.16 (8H,s、ナフタレン5.7.8位水素)
7.6 ’I (IH,t、イミダゾール4位水素)7
.79(IH,t、イミダゾール5位水素)9.87 
(IH,s、イミダゾール2位水素)実施例2 6−(
1−イミダゾリルメチル)=1、2.8.4−テトラヒ
ドロ−2−ナフタレンカルボン酸塩酸塩 実施例1で製した化合物4.59を濃塩酸15−及びメ
タノール80′ILtの混液に加え、20時間加熱還流
する。減圧濃縮して表題化合物の無色プリズム晶2,5
29(収率61%)を得る。
融点198〜228°C,。
元素分析値 C+ s H+ 70I N 20tとし
て計算値 C61,54,H5,85,N 9.57実
験値 C61,51,H5,67、N 9.19’H−
N M Rスペクトル(珈O)δ:1.5〜8.1 (
7H,m、ナフタレン1,2,8.4位水素)7.13
 (3H+ 8.ナフタレン5.7.8位水素)7.4
1 (IH,s、イミダゾール4又は5位水素)7.4
8 (IH,s、イミダゾール5又は4位水素)8.7
3 (IH,s、イミダゾール2位水素)実施例8 2
−(6−(1−イミダゾリルメチル)−1,2,8,4
−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチル (1)2−(6−(クロロメチル) −1,2,8,4
−テトラヒドロ−1−ナフチル通酸エチル参考例2で製
したg−(6−(ヒドロキシメチル’ ”’ LL8.
4−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチル1.89
をベンゼン40−に溶解する。これに塩化チオニル4−
を加え、1時間加熱還流後、減圧乾固する。水を加えて
攪拌し。
炭酸水素ナトリウムにて中和し、クロロホルムで抽出す
る。抽出液を水洗、乾燥後、減圧濃縮して表題化合物の
無色油状物1.89を得る。
’H−N M Rスペクトル(coct3)δ:1.2
7 (8H,t、 −GO20H2C旦3)1.8 (
4H,it、す7タレン2.8位水素)2.8〜2.6
 (2H,m、−cH2c02−)2.74 (2H,
m、ナフタレン4位水素)8.8 (LH,m、ナフタ
レン1位水素)4.15 (2H,q、−0020ジC
H3)4.49 (2H,s、−Cルミt) (2) 2− (6−(1−イミダゾリルメチル)−1
、2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸エチ
ル (1)で製した化合物1.8g、1−アセチルイミダゾ
ール0.97及びヨウ化ナトリウム1.27をアセトニ
トリル2QtR1に加え、1.5時間加熱W流後、減圧
濃縮する。残渣を炭酸水素す) IJウム水溶液にて処
理し、酢酸エチルにて抽出する。
抽出液をIN−塩酸と振とうし、水層を水酸化ナトリウ
ムで弱アルカリ性とする。クロロホルムで抽出し、抽出
液を水洗、乾燥後、減圧濃縮して表題化合物の油状物0
.689を得る。
’H−N M Rスペクトル(cDct3 )δ:1.
26 (8H,t、−cozc)12c旦3)1.8 
(4H,m、ナフタレン2.8位水素)2.3〜2.6
 (2H,m、 −C)bcOz −)2.7 (2H
,m、ナフタレン4位水素)8.8 (IH,町す7グ
レン1位水素)4.14 (2H,q、−CO2CルC
H3)5.0 (2H,11,−c歩−) 6.8〜6.9 (88,m、ナフタレン5.7.8位
水素)7.05 (2H,m、イミダゾール4,5位水
素)7.47 (IH,S、イミダゾール2位水素)実
施例4 2−(6−(1−イミダゾリルメチル) −1
,2,8,4−テトラヒドロ−1−ナフチル〕酢酸塩酸
塩 実施例8で得た化合物0.659をエタノール7−1水
7−及び水醗化ナトリウム0.289の混合物に加え、
1時間加熱還流する。反応液を減圧濃縮し、濃塩酸を加
えてpH2とし、減圧乾固する。残渣を室温にてエタノ
ールと処理し。
不溶の無機塩を濾去し、濾液を減圧乾固する。
残渣を水及びアセトンより晶析して表題化合物の無色結
晶o、4s9(収率71%)を得る。融点189〜19
0°C0 元素分析値 C+6Fh*GIN20zとして計算値 
C62,64,H6,24,N 9.18実験値 06
2.74. H6,08,N 8.98IH−N M 
Rスペクトル(D20)δ:1.6 (4HI II、
ナフタレン2,8位水素)2.1〜2.8 (4H,m
、ナフタレン4位水素、−c旦2GO2)8.05 (
IH,m、す7グレン1位水素)へ 5.28 (2H,S、 −0H2−N N )゛亡=
ノ′ 7.09 (8H,s、ナフタレン5;7,8位水素)
7.4 (28,d、イミダゾール4.5位水素)8.
75 (IH,s、イミダゾール2位水素)試験例 体重280〜8209の雄性ウィスター今道系ラットよ
りベンドパルビタール麻酔下に−CJIi穿刺にてクエ
ン酸加血(血液9容に対して8.18%クエン酸ナトリ
ウム1容を添加)を採取し、室温1 280Xりで7分
間遠心した。
得られた上清(pRp)をppp(乏血小板血漿)で希
釈して、血小板数を5 X 10”個/−に調整し、以
下の試験に用いた。PPPとしてはPRP分離後の残液
を1,500X9で10分間遠心し、得られる上清を用
いた。
TXA2及びP G K2生成度応とその測定検体溶液
10μlに上記のpRP 90μlを加え1分間振とう
したのち、この混合液の90μlをとって5mMのアラ
キドン酸ナトリウム溶液10μtと合一し、室温で振と
うした。5分間振とうしたのち、この混液の10μtを
とって100μMのフルルビプロフェン溶液90μ!中
に加え反応を停止した。反応液を1ooox9で5分間
遠心し、得られた上清中のTXB2(TXA2の安定分
解物)とPGK2濃度をMorrisらのラジオイムノ
アッセイ法(Prostaglanclins 21.
771゜1981)に従って測定した。各検体及び試薬
は生食液またはメタノールに濃厚溶液となるように溶解
し、生食液で適当な濃度まで希釈して用いた。
T X A2合成抑制率を下記式にて算出し、TXA2
合成抑制活性を50%の抑制率を示す検体の濃度(I 
O5o )で表わした。
血小板では、シクロオキシゲナーゼの抑制により、TX
B2のみならず、PGE2及びP G F2aの生成が
抑制されること(Hambergら、 Proc、 N
at。
Acad、 Sci、 USA、 71.8824.1
974 )、逆に。
T X A2合成酵素の欠乏または抑制によりP G 
E21P G F2(!及びPGD2の生成が増加する
こと(Defreynら、 BrotJ、 Haema
tol、 49. 29. 1981 )が知られてい
る。そこで、下記式にて、TXA2合成抑制の選択性指
標を算出し、TXA2合成酵素とシクロオキシゲナーゼ
の両酵素に対する作用の関係を示した。
T X A、合成抑制の選択性指標 この数値が大きいほど、TXA2合成抑制作用が強く、
シクロオキシゲナーゼ抑制作用が弱いことを意味する。
以上の試験例にて得られた本発明化合物の活性を下表に
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中 R1は水素原子又は低級アルキル基を。 m及び路は同じ又は異なって0〜6の整数を示す。)で
    表わされる化合物及びその塩
JP59112438A 1983-08-25 1984-06-01 テトラヒドロナフタレン誘導体 Granted JPS60255774A (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59112438A JPS60255774A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 テトラヒドロナフタレン誘導体
PH31127A PH22076A (en) 1983-08-25 1984-08-20 Benzocycloalkane derivative
CA000461690A CA1253866A (en) 1983-08-25 1984-08-23 Benzocycloalkane derivatives
YU1447/84A YU43583B (en) 1983-08-25 1984-08-23 Process for preparation of benzocycloalkane derivatives
DE8484110139T DE3480652D1 (de) 1983-08-25 1984-08-24 Benzocycloalkanderivate.
IE217084A IE58352B1 (en) 1983-08-25 1984-08-24 Benzocycloalkane derivatives
AU32381/84A AU547979B2 (en) 1983-08-25 1984-08-24 Heterocycloalkyl benzocycloalkane derivatives
EP84110139A EP0135177B1 (en) 1983-08-25 1984-08-24 Benzocycloalkane derivatives
ES535429A ES8607905A1 (es) 1983-08-25 1984-08-24 Procedimiento para preparar nuevos derivados de benzocicloalcano.
AT84110139T ATE48416T1 (de) 1983-08-25 1984-08-24 Benzocycloalkanderivate.
KR1019840005180A KR910008349B1 (ko) 1983-08-25 1984-08-25 벤조사이클로알칸 유도체를 제조하는 방법
US06/644,284 US4665188A (en) 1983-08-25 1984-08-27 Certain [(1-imidazolyl)-lower-alkylene]-tetrahydronaphthalenecarboxylic acids or corresponding idan-carboxylic acids which are thromboxane A2
US06/901,694 US4777257A (en) 1983-08-25 1986-08-29 Certain tetrahydronaphthyl or indanylcarboxylates and derivatives thereof which inhibit the synthesis of thromboxane

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59112438A JPS60255774A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 テトラヒドロナフタレン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60255774A true JPS60255774A (ja) 1985-12-17
JPH0530830B2 JPH0530830B2 (ja) 1993-05-11

Family

ID=14586629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59112438A Granted JPS60255774A (ja) 1983-08-25 1984-06-01 テトラヒドロナフタレン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60255774A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537462A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 西北大学 置換β−フェニル−α−ヒドロキシプロピオン酸、その合成方法及び使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537462A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 西北大学 置換β−フェニル−α−ヒドロキシプロピオン酸、その合成方法及び使用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0530830B2 (ja) 1993-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0135177B1 (en) Benzocycloalkane derivatives
JPH0454662B2 (ja)
JP6774403B2 (ja) 小分子lfa−1阻害薬
US5958948A (en) Substituted pyrazoles as CRF antagonists
HU188257B (en) Process for producing pyridine derivatives
JP3250936B2 (ja) イソカルバサイクリン誘導体
JPS60255774A (ja) テトラヒドロナフタレン誘導体
JPH0374216B2 (ja)
JPH0520430B2 (ja)
JPH0370703B2 (ja)
JPS61100575A (ja) チアゾ−ル誘導体
JPH0477750B2 (ja)
JPS6127969A (ja) インダン誘導体
JPH0564628B2 (ja)
JPS6118770A (ja) テトラヒドロナフタレン誘導体
JPS63119467A (ja) カルボスチリル誘導体
JPH0421673B2 (ja)
JPS6016975A (ja) 双環性化合物のn−イミダゾリル誘導体およびそれらの製造法
JPH0564626B2 (ja)
JPH06199808A (ja) 5−シクロヘキシルメチルヒダントイン誘導体の製造方法およびその製造中間体
JP2002128730A (ja) イソカルバサイクリン誘導体
JPH0481985B2 (ja)
JPS6239576A (ja) 1,5−ジ置換イミダゾ−ル誘導体
JPH03106872A (ja) 1―置換フェニル―4―ピリジルフタラジン誘導体
JPS611661A (ja) ピリジン誘導体