JPS6025284B2 - 自動車用空調装置の蒸発器 - Google Patents

自動車用空調装置の蒸発器

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Publication number
JPS6025284B2
JPS6025284B2 JP8953580A JP8953580A JPS6025284B2 JP S6025284 B2 JPS6025284 B2 JP S6025284B2 JP 8953580 A JP8953580 A JP 8953580A JP 8953580 A JP8953580 A JP 8953580A JP S6025284 B2 JPS6025284 B2 JP S6025284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
duct
evaporator
heat exchanger
upper case
Prior art date
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Expired
Application number
JP8953580A
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English (en)
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JPS5714162A (en
Inventor
世津夫 島本
重光 菊地
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5714162A publication Critical patent/JPS5714162A/ja
Publication of JPS6025284B2 publication Critical patent/JPS6025284B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用空調装置の蒸発器に関し、特に、い
かなる車種の車にも取り付け可能な汎用形蒸発器に関す
る。
従来、自動車用空調装置の蒸発器で汎用形と呼ばれてい
るものは、第1図および第2図に示すように、熱交換器
(コイル)1を収容するためのアッパー・ケース部材2
aおよびロゥアー・ケース部材2bから成るケーシング
2中に、熱交換器1とともに熱交換器1に接続された膨
張弁3とサクション・ヘッダー4を配置し、車種ごとに
適合させた高、低圧パイプをこのケーシング内で接続さ
せていた。
また、空気取入あるし、は吹出ダクトと接続される接続
ダクト5としては、車種ごとに適合させたものを機軸(
左右)方向より取付ビス6を用いてケーシングに接続し
固定させていた。しかしながら、この従釆型の汎用タイ
プ自動車用空調装置の蒸発器は、【1}膨張弁3および
サクション・ヘッダー4の配管系がケーシング2内に位
置するためケーシング2の幅日が大きくなり、樹脂等の
材料が多く必要であった。‘2)幅日が大きいため、車
種によっては接続ダクト5の成形が困難であり、取り付
けが下可能なこともあって、真に汎用形とは言い得なか
った。【3}左、右ハンドル車種を考える場合、左ハン
ドル車専用、右ハンドル車専用の各ケーシングを準備す
る必要があり、共通性が計れなかった。触接続ダクト5
の取付ビス、6は横軸方向から止める構成になっており
、外観を損ねていた。本発明はかかる点に鑑みて成され
たもので、本発明の目的は、いかなる車種にも取り付け
可能であり、特に左、右ハンドル車の双方に共通的に孫
用され得る自動車用空調装置の汎用形蒸発器を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、組み立て上の作業性を向上させ、
材料を節減することにより、コストダウンを可能にする
自動車用空調装置の汎用形蒸発器を提供することにある
本発明のさらに他の目的は、外観を改良し意匠的にも優
れた自動車用空調装置の汎用形蒸発器を提供することに
ある。
本発明によれば、熱交換器と、該熱交換器をそれぞれ上
下から囲むアッパー・ケース部材およびロウアー・ケー
ス部材より成るケーシングと、上記熱交換器に接続され
る膨張弁およびサクション・ヘッダーと、車種に応じた
形状を有し上記ケーシングに結合され空気取入あるし、
は吹出ダクトと接続される接続ダクトとを備え、上記ケ
ーシングは上記熱交換器の中心軸0−0′に対して左右
対称に形成され、上記ダクトは車種により上記ケーシン
グの左側端部あるいは右側織部に結合されるようになっ
ており、上記膨張弁およびサクション・ヘツダ−は上記
ケーシング外ダクト内で配管されることを特徴とする自
動車用空調装置の蒸発器が提供される。
以下、図に示す実施例を参照しながら、本発明を説明す
る。
第3図および第4図はそれぞれ本発明の係る汎用形蒸発
器の斜視図および側面図である。
図において、11は熱交換器(コイル)を示し該熱交換
器1はアッパー・ケース12aおよびロウアー・ケース
12bから成るケーシング12内に収容される。ケーシ
ング12は熱交換器1の中心軸0一0′に対して左右対
称に構成され、該熱交換器のみを囲む大きさに形成され
ている。したがって、13および14でそれぞれ示す膨
張弁およびサクション・ヘッダーはケ−シング12外に
位置し、車種ごとに適合された高い低圧パイプともケー
シング12外で接続される。車種ごとに適合され空気取
入あるし、は吹出ダクトと接続される接続ダクト15に
は上記高・低圧パイプ用の押え15aが形成され、該パ
イプを所定位置に配管させる。穣続ダクト15は上部を
縦軸(上から)方向より取付ビス16でアッパー・ケー
ス12aをロウアー・ケース12bに取り付けられ固定
される。接続ダクト15は、ハンドル位置によりケーシ
ング12の左側端部あるいは右側端部に取り付けられる
。第5図は、アッパー・ケース12aとダクト15の取
り付け状態を示す詳細断面図である。
アッパー・ケース12aは図に示すような形状の側端部
を持ち、アッパー・ケース12aの上面より下がった位
置に形成される段部において接続ダクト15の内端を受
けるようにされている。接続ダクト15には取付ビス1
6の形状に合わせた孔が設けられる。12dはガイドで
あり、取付ビス16の締めすぎを防止し押えの働きをす
ることにより、取付固定状態において接続ダクト上面が
アッパー・ケース上面と同一面を形成するように支持す
る。
17は空気洩れまたは水洩れ防止用のために用いられる
断熱材である。
図では、アッパー・ケース12aと接続ダクト15の関
係のみを示したが、ロウアー・ケース12bと接続ダク
ト15の取り付け関係も同様である。第6図はアッパー
ケース12aと取付金具18の固定状態を示す詳細断面
図である。
アッパー−ケース12aは、その上面に、第3図に最も
よく示されているような取付金具用の溝12cを持つ。
溝12cは、取付金具18をこの溝内にちようど収容で
きるように、取付金具18の形状に合わせて形成される
。一方、溝12cの側端部においても、第5図に示すア
ッパー・ケースの他の側端部分と同様に、溝12cより
更に下がった位置に段部を持ち、接続ダクト15を受け
るように構成される。段部の位置は、図に示すように取
付金具18および断熱材17を介してダクト16を取り
付けた場合に、接続ダクト上面がアッパー1ケース上面
と整列することができるように選ばれる。取付金具18
とアッパー・ケース12aの取付け作業は、先ずアッパ
ー・ケース12aの溝12c内に取付金具18をセット
し、取付ボルト19により、アッパー・ケース12a内
に設けたインサート・ナット20を介して取付金具18
を固定することにより行なう。このようにして固定され
た取付金具18とアッパー・ケース12aの表面は上記
した通り同一面をなす。なお、図示の実施例ではケーシ
ング側に段部を設け、接続ダクトをその上に被せる構成
としたが、これに限定されず、例えば接続ダクト側に段
部を形成するなどの構成をとることも可能である。
本発明によれば、上記したところから明らかなように、
配管系をケーシング外に位置させたために、ケーシング
12の幅H′(第4図)を従来ケーシング2の幅M(第
2図)に比べて小さくすることができ、車種ごとに用い
る接続ダクトが別体であるのでケーシングを共通化する
ことが可能である。
また幅H′が小さいために、接続ダクト15の形状に自
由度がありどの車種にも適合自在であるから、全ての車
種に対して汎用性を持つ。左、右ハンドルのいずれの車
種にも共通に用い得るため汎用性がさらに高められる。
さらに、接続ダクト、ケーシング、取付金具は、取り付
け状態において一表面となるように構成されているので
、一体形蒸発器にも匹敵する外観を呈することができる
【図面の簡単な説明】
第1図、従来形の自動車用空調装置の蒸発器を示す斜視
図である。 第2図は、第1図に示す蒸発器の側面図である。第3図
は、本発明に係る自動車用空調装置の蒸発器を示す斜視
図である。第4図は、第3図に示す蒸発器の側面図であ
る。第5図は、第3図に示す蒸発器における後続ダクト
のアッパー・ケースに対する取り付け状態を示す断面で
ある。第6図は、第3図に示す蒸発器におけるアッパー
・ケースに対する取付金具の固定状態および接続ダクト
との関係を示す断面図である。11・・・・・・熱交換
器、12・・・・・・ケーシング、12a……アッパー
・ケース、12b……ロウアー・ケース、12c・・・
・・・取付金具用溝、13・・・・・・膨張弁、14…
…サクション・ヘッダー、15……接続ダクト、17・
・・・・・断熱材、18・・・・・・取付金具、19…
…ボルト、20……インサート・ナット。 第1図第2図 第3図 第4図 繁5図 ※6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱交換器と、該熱交換器をそれぞれ上下から囲みか
    つ保持するアツパー・ケース部材およびロウアー・ケー
    ス部材より成るケーシングと、上記熱交換器に接続され
    る膨張弁およびサクシヨン・ヘツダーと、車種に応じた
    形状を有し上記ケーシングとは別体に設けられていて該
    ケーシングに結合されかつ空気取入あるいは吹出ダクト
    と接続される接続ダクトとを備え、上記ケーシングは上
    記熱交換器の中心軸に対して左右対称に形成され、上記
    ダクトは車種により上記ケーシングの左側端部あるいは
    右側端部に結合されるようになつており、上記膨張弁お
    よびサクシヨン・ヘツダーは上記ケーシング外接続ダク
    ト内で配管されることを特徴とする自動車用空調装置の
    蒸発器。 2 上記アツパー・ケースが取付金具を受けるための溝
    を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    蒸発器。 3 上記接続ダクトおよび取付金具をケーシングに固定
    した状態で、該接続ダクト、取付金具およびケーシング
    の各表面が同一面上にあることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の蒸発器。
JP8953580A 1980-06-30 1980-06-30 自動車用空調装置の蒸発器 Expired JPS6025284B2 (ja)

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JPS5714162A JPS5714162A (en) 1982-01-25
JPS6025284B2 true JPS6025284B2 (ja) 1985-06-17

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JPS59181328A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Copal Co Ltd 光学機械用プラスチツク製羽根
JPH0738062B2 (ja) * 1990-09-14 1995-04-26 ソマール株式会社 摺動性にすぐれたシャッター羽根

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JPS5714162A (en) 1982-01-25

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