JP2001026213A - 膨張弁とそれを用いた車両用空調ユニット - Google Patents

膨張弁とそれを用いた車両用空調ユニット

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JP2001026213A
JP2001026213A JP2000101883A JP2000101883A JP2001026213A JP 2001026213 A JP2001026213 A JP 2001026213A JP 2000101883 A JP2000101883 A JP 2000101883A JP 2000101883 A JP2000101883 A JP 2000101883A JP 2001026213 A JP2001026213 A JP 2001026213A
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expansion valve
evaporator
seal structure
air conditioning
passage
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JP2000101883A
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Kunihiko Nishishita
邦彦 西下
Hideki Nagano
秀樹 長野
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Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、部品点数が少なく、且つ膨張
弁周縁のシール性を向上させる。 【解決手段】 前記空調ダクトの開口部に位置する膨張
弁に、前記開口部を閉塞するシール部材の内周縁が当接
するシール構造部を一体に形成するようにするので、シ
ール部材が当接する部品を別に製造する必要がなく、部
品点数が削減できる。また、膨張弁本体とシール構造部
が一体に形成されるので、その部分での冷媒漏れを防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルを構
成するエバポレータに接続される一対の通路を有すると
共に、該エバポレータが配される空間と冷凍サイクルの
他の構成部品が配される空間との間に配される膨張弁に
関するものであり、さらに、この膨張弁を用いた冷凍サ
イクルを搭載した車両用空調ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載した空調装置では、
コンデンサやコンプレッサをダッシュパネルのエンジン
ルーム側に配置し、エバポレータを配置したエバポレー
タケース(空調ダクト)をダッシュパネルの車室内側に
配置しており、少なくともコンデンサ、コンプレッサ、
膨張弁及びエバポレータは配管接続されて冷凍サイクル
を構成し、冷媒を循環させている。一方、膨張弁は、エ
バポレータから延出する冷媒配管上に設けられたり、エ
バポレータの一側面に並設された一対の冷媒出入口部に
直接接続されたりしており、前記空調ダクトのエバポレ
ータ側面部分の開口部及びこの開口部と対応した位置に
形成されたダッシュパネルの開口部近傍に配され、この
膨張弁近傍においてシール材やグロメットによって前記
開口部が気密に保たれるようになっている。
【0003】例えば、特開平10−100654号公報
には、膨張弁を、本体と、本体に冷媒管を接続する接続
部材とによって構成すると共に、本体と接続部材管との
間にカバー部材(グロメット取り付け部材)を設けた構
成が開示されている。また、膨張弁をパネルに取り付け
るグロメットは、その外側周囲部が空調ダクトとダッシ
ュパネルとの間に挟まれて固定され、またその内側周囲
部が前記カバー部材に密着固定される構造をしている。
【0004】また、特開平5−278455号公報に
は、膨張弁のブロック (本体)を追おうカバーを取り付
け、カバーの外周にフランジ(パッキン)を設け、フラ
ンジの外周縁をダッシュボードに挟んだ構成が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようする課題】しかし、前者の公報に開
示された技術では、グロメット取り付け部材を本体と別
体に設けており、このグロメット取り付け部材を本体に
固定しているため、部品点数が多くなると共に、グロメ
ット取り付け部材と本体との固定部にシール構造を必要
とするため、構成が複雑となるという課題がある。
【0006】また、後者の公報に開示された技術におい
ても、本体を覆うカバー部材やフランジを必要とするた
め、部品点数が多くなるという不都合がある。また、カ
バー部材が膨張弁を覆うため、ダイヤフラムユニットを
本体に内蔵する必要があり、膨張弁の構造が複雑になる
と共に膨張弁が大型化するという不都合がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、簡易な構造
で、部品点数が少なく、且つ膨張弁周縁のシール性を向
上させた膨張弁を提供することにあり、またこの膨張弁
を用いた車両用空調ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、冷凍サイクルを構成するエバポレータ
に接続される一対の通路を有すると共に、該エバポレー
タが配される空間と冷凍サイクルの他の構成部品が配さ
れる空間との間に配される膨張弁において、少なくとも
前記エバポレータに流入する冷媒を膨張させる弁機構
と、前記エバポレータから流出する冷媒の圧力及び温度
の少なくともいずか一方に基づいて弁機構を制御する制
御手段とを有する膨張弁本体と、該膨張弁本体から前記
一対の通路の冷媒流入/流出方向に延出すると共に前記
膨張弁本体と一体に形成され、前記エバポレータが配さ
れる空間と前記冷凍サイクルの他の構成部品が配される
空間との間をシールするシール部材が当接するシール構
造部とからなることにある。
【0009】これによって、該エバポレータが配される
空間と冷凍サイクルの他の構成部品が配される空間との
間に配される膨張弁に、前記エバポレータが配される空
間と冷凍サイクルの他の構成部品が配される空間との間
を閉塞するシール部材が当接するシール構造部を一体に
形成するようにしたので、シール部材が当接する部品を
別に製造する必要がなく、部品点数が削減できる。ま
た、膨張弁本体とシール構造部が一体に形成されるの
で、その部分での冷媒漏れを防止できるものである。
【0010】さらにまた、前記シール構造部は、前記冷
媒流入/流出方向に向かって左右方向及び上下方向で対
称形状であることが望ましい。また、前記シール構造部
の前記冷媒流入/流出方向に垂直な断面は、四隅がR形
状に形成された略長方形状であることが望ましく、長手
方向に沿って平行な一組の辺又は短手方向に沿って平行
な一組の辺のいずれか一方の組がR形状に形成されても
良いものである。さらに、前記シール構造部の前記冷媒
流入/流出方向に垂直な断面は、略楕円形状であっても
よく、円形状であッても良いものである。
【0011】これによって、シール構造部の断面形状に
おいて、R形状、楕円形状、円形状等にすることによ
り、シール部材、特にグロメットとの間のシール性を向
上させることができるものである。また、四隅がR形状
とした場合には、本体の押出材の成形性及び寸法制度を
向上させることができるものである。
【0012】また、前記シール構造部の前記冷媒流入/
流出方向に垂直な断面は、長手方向に沿って平行な一組
の辺又は短手方向に沿って平行な一組の辺のいずれか一
方の組が直線状に形成された部分を有するようにしても
良いものである。この直線状に形成された部分を設ける
ことにより、膨張弁製作時のハンドリング、グリップ性
が向上するので、製作作業性を向上させることができる
ものである。
【0013】さらに、前記膨張弁本体の断面形状は、前
記シール構造部と同一であっても良いものである。これ
によって、膨張弁本体とシール構造部との形成を容易に
行うことができるものである。これに対して、膨張弁本
体とシール構造部との形状を異ならせる場合、具体的に
は、シール構造部をシール性向上に適した上述した形状
とし、このシール構造部に対して膨張弁本体を必要最小
限の大きさとする場合には、膨張弁の重量削減を図るこ
とができるものである。
【0014】また、前記シール構造部は、前記膨張弁本
体からエバポレータ側に延出していることが望ましい。
これによって、シール構造部がエンジンルームと空調ダ
クトの境界線上に位置することとなり、膨張弁本体がエ
ンジンルーム側に配置されるので、空調ダクト内のスペ
ースを確保でき、また空調ダクトの開口部周縁の形状を
簡略化することができる。また、膨張弁がエンジンルー
ム側に位置することから、膨張弁のメンテナンスが容易
となる。
【0015】さらに、前記膨張弁は、前記コンデンサ側
と前記エバポレータの流入側とを連通すると共に少なく
とも弁機構が設けられる第1の通路と、前記エバポレー
タの流出側と前記コンプレッサの吸入側とを連通すると
と共に前記弁機構を駆動する温度検出手段及び圧力検出
手段を少なくとも有する第2の通路とを有し、前記第1
の通路の流出側と前記エバポレータの流入側、前記エバ
ポレータの流出側と前記第2の通路の流入側は、配管に
よって接続されるものであっても良く、また前記膨張弁
は、前記コンデンサ側と前記エバポレータの流入側とを
連通すると共に少なくとも弁機構が設けられる第1の通
路と、前記エバポレータの流出側と前記コンプレッサの
吸入側とを連通すると共に前記弁機構を駆動する温度検
出手段及び圧力検出手段を少なくとも有する第2の通路
とを有し、前記第1の通路の流出側と前記エバポレータ
の流入側、前記エバポレータの流出側と前記第2の通路
の流入側は、前記エバポレータの積層方向一側面に並設
された一対の出入口部と直接接続されるものであっても
良い。
【0016】また、前述した膨張弁が用いられる車両用
空調装置において、前記エバポレータは車室内に配され
た空調ダクト内に配され、前記冷凍サイクルの他の構成
部品はエンジンルームに配され、且つ前記膨張弁は、前
記空調ダクト及び前記エンジンルームのダッシュパネル
に開口した開口部に配されるものである。
【0017】また、前記シール部材は、前記空調ダクト
の開口部の周縁に嵌合して密着する外側当接部と、前記
膨張弁のシール構造部に当接して密着する内側当接部か
らなるグロメットであることが望ましく、前記グロメッ
トの内側当接部は、前記シール構造部の外周側面に当接
する水平面と、前記シール構造部の前記冷媒流入/流出
方向の端面に当接する垂直面とによって構成されること
が望ましい。グロメットの内周当接部が前記シール構造
部の端部周縁部分に当接するL字状に形成されるので、
シール構造部端部でのシール性を向上させることができ
る。また、前記シール構造部の外周側面には、該外周側
面に沿って少なくとも一つのスリットが形成するように
してもよく、シール構造部とシール部材、特にグロメッ
トとの噛合性を向上させることができるので、さらにシ
ール性が向上する。
【0018】さらにまた、前記グロメットの外部当接部
は、さらに前記ダッシュパネルの開口部周縁に係合して
密着することが望ましい。これによって、グロメットは
ダッシュパネルと空調ダクトの間のシールも兼ねること
ができるので、部品点数をさらに低減することができる
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】本発明の実施の形態に係る車両用空調ユニ
ット1は、図1及び図11で示すように、車両に搭載さ
れた空調装置の車室内側のユニットを構成するものであ
り、空調ダクト2と、この空調ダクト2内に、少なくと
も図示しない送風機及びヒータユニットと共に配される
エバポレータ3と、該エバポレータ3の流出入側に配さ
れる膨張弁4とによって構成される。
【0021】前記空調ダクト2はエンジンルーム8と車
室内9とを分割するダッシュパネル6の車室内側に装着
固定されるもので、空調ダクト2に形成された空調ダク
ト開口部5と、ダッシュパネル6に形成されたダッシュ
パネル開口部7とが整合するように配され、この境界線
上に膨張弁4が配される。そして、この空調ダクト開口
部5は、シール部材としてのグロメット10によって閉
塞される。
【0022】前記膨張弁4は、図2に示すように、膨張
弁本体部41及びシール構造部42からなるブロック本
体40を有し、このブロック本体40には、図示しない
コンデンサからの配管(図11の配管61)が接続され
る液相冷媒流入側開口部43及びエバポレータ3の流入
側(図1の入口部63及び図11の入口側配管64)と
連通するエバポレータ側流出口44の間を連通する第1
の冷媒通路45が形成され、この第1の冷媒通路45上
に弁機構50が設けられる。さらに、前記ブロック本体
40には、エバポレータの流出側(図1の出口部65及
び図11の出口側配管66)と連通するエバポレータ側
流入口46及び図示しないコンプレッサの吸入側への配
管(図11の配管62)が接続される気相冷媒流出側開
口部47の間を連通する第2の冷媒通路48が形成され
る。尚、前記エバポレータ側流出口44及びエバポレー
タ側流入口46は、パイプ装着部材69(図1において
は、出入口部63,65を一体に備えたプレート継ぎ手
であって、エバポレータ3に溶接されており、図11に
おいては出入口配管64,66と溶接されている。)を
介してエバポレータ3に接続されているものである。
尚、図3に示される67は、エバポレータ側の装着部材
69をエンジンルーム側から固定するためのボルトが貫
通する穴であり、68はエンジンルーム側に設けられ、
エンジンルーム側からの配管を接続するパイプ装着部材
を固定するためのねじ穴である。また、図12におい
て、83はパイプ装着部材69とブロック本体40とを
固定するためのボルト81が貫通する貫通孔であり、8
4はパイプ装着部材80を固定するためのねじ穴であ
る。
【0023】前記弁機構50は、第1の冷媒通路45上
に設けられた弁座51と、この弁座51に対して移動し
て前記第1の冷媒通路45を通過する冷媒量を制限する
弁体52と、該弁体52を弁座51側に付勢するスプリ
ング53と弁体当接部54からなる弁付勢機構と、前記
弁体52を前記スプリング53の付勢力に抗して移動さ
せると共に前記第2の冷媒通路48を貫通する弁ロッド
55と、この弁ロッド55の端部が固着されるダイヤフ
ラム56と、このダイヤフラム56によって画成され、
所定の密度の冷媒が封入された圧力室57と、前記ダイ
ヤフラム56の弁ロッド55側に位置し、前記第2の冷
媒通路48と連通する連通空間58とによって構成され
る。また、前記弁ロッド55が固着された前記ダイヤフ
ラム56、圧力室57及び連通空間58からなる弁作動
部59は、前記ブロック本体40に形成された孔49に
O−リング60を介して装着されるものである。
【0024】また、第1の実施の形態に係る膨張弁4
は、図3(a),(b)に示すように、前記ブロック本
体40は、膨張弁本体部41と、この膨張弁本体部41
から冷媒の流出入方向、特にエバポレータ側に延出して
一体に形成されたシール構造部42とによって構成され
るもので、この実施の形態では膨張弁本体部41と、シ
ール構造部42とは、図3(b)に示すように異なる形
状に形成されている。特に、シール構造部42は、その
断面形状(冷媒の流出入方向に垂直な断面)が、四隅が
R形状に形成された略長方形形状であると共に、長手方
向(垂直方向)に沿って平行な一組の辺L1,L2がR
形状に膨出して形成されている。また、短手方向(水平
方向)の沿って平行な一組の辺L3,L4は直線状に形
成されているものである。さらに、シール構造部42
は、その断面が上下及び左右方向について対称形状に形
成されているものである。
【0025】また、前記グロメット10は、図1、図4
及び図5で示すように、前記シール構造部42に当接す
る内周縁部11と、前記空調ダクト2の開口部5の周縁
に噛合する外周縁部14と、前記ダッシュパネル6の開
口部7の周縁に当接するダッシュパネルシール部16と
によって構成される。前記内周縁部11は、前記シール
構造部42の外周側面42aと当接する水平シール部1
2と、前記シール構造部42の延出方向端部42bの外
周縁部に当接する垂直シール部13とからなり、また前
記外周縁部14は前記空調ダクト2の開口部5の周縁が
嵌合する溝部15を有して、前記グロメット10をこの
開口部5に着脱自在に嵌め込むことが可能となるもので
ある。これによって、グロメット10は、膨張弁4のシ
ール構造部42と前記開口部5の周縁との間に嵌着さ
れ、前記開口部を閉塞するものである。また、グロメッ
ト10のダッシュパネルシール部16は、前記ダッシュ
パネル6と空調ダクト2との間に嵌着されるフランジ部
17と、前記ダッシュパネル6の開口部7の周縁に当接
する延出部18からなり、前記エンジンルーム8と前記
車室内9との間を遮断するものである。
【0026】以上により、前記膨張弁4の膨張弁本体4
1からエバポレータ側に延出するシール構造部42を一
体に設け、このシール構造部42に、空調ダクト2の開
口部5を閉塞するグロメット10の内周縁部11を当接
させるようにしたので、部品点数を減じた簡易な構造
で、確実なシール性を得ることができるものである。
【0027】以下、他の実施の形態に係る膨張弁につい
て説明するが、同一の個所又は同様の効果を奏する個所
には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】図6で示す膨張弁4Aは、上述した第1の
実施の形態に係る膨張弁4のシール構造部42の断面の
辺L3、L4もR形状としたことを特徴とするものであ
る。このように、シール構造部41の断面におけるすべ
ての辺がR形状となるように形成することによって、グ
ロメット10との間のシール性を向上させることができ
るものである。また、ブロック本体40の形成において
も、押出材の成形性及び寸法精度を向上させることがで
きるものである。
【0029】図7で示す膨張弁4Bは、前記シール構造
部42の断面の外周縁L5が楕円形状に形成されている
ものである。同様に、図8で示す膨張弁4Cは、楕円形
状に形成された周縁L6の一部を直線状に形成して保持
部分L7を形成したものである。この直線状の保持部分
L7を形成したことによって、前記シール構造部42を
グリップした場合、前記膨張弁4Cをグリップ方向に対
して垂直に維持できるので、膨張弁製作時のハンドリン
グ及び作業性を向上させることができる。
【0030】また、図9で示す膨張弁4Dは、前記シー
ル構造部42の断面を、円形状に形成したもので、グロ
メット10の内周縁部11も同様に円形形状で形成され
て当接するため、同一面積に対して周縁距離を最小値に
設定できるので、シール性を向上させることができるも
のである。
【0031】また、図10で示す膨張弁4Eは、シール
構造部42Eに少なくとも一本(この実施の形態では2
本)のスリット(溝部)70が外周側面に沿って形成さ
れているものである。また、図示しないが、グロメット
10の水平シール部12には、前記スリット70に対応
して凸条部が形成され、それらがお互いに噛合してその
面でのシール性を向上させるものである。また、この実
施の形態と反対に、シール構造部42Eに凸条部を形成
し、前記グロメット10の水平シール部12にこの凸条
部が噛合する溝部を形成するようにしても良いものであ
る。
【0032】図11は、基本構成は図1に示す車両用空
調ユニット1と同様であるが、膨張弁本体部41とシー
ル構造部42とが同一形状に形成された膨張弁を開示す
る。さらに、この図11で、グロメット10は、前記シ
ール口西部42と空調ダクト2の開口部5の周縁部との
間のみを閉塞するもので、空調ダクト2とダッシュパネ
ル6との間は別のシール材83によってシールされるこ
とを開示する。上述した実施の形態に係るグロメット1
0が、空調ダクト2の開口部5の閉塞と同時にエンジン
ルーム8と車室内9との間の遮断も行うのに対して、空
調ダクト2の開口部5のみの閉塞であるため、グロメッ
ト自体の形状を簡略化することができる。
【0033】また、図11で示した膨張弁本体部41と
シール構造部42と同一形状に形成された実施の形態と
して図12で示す膨張弁4Fは、ブロック本体40の断
面が、四隅がR形状に形成された略長方形状に形成され
たもので、上述した実施の形態では膨張弁本体部41が
必要最小限に形成されることから重量削減がされること
に対して、この実施の形態では同一形状であることから
押出材により形成が容易であると共に寸法精度をさらに
向上させることができるものである。
【0034】図13(a),(b)で示される膨張弁4
Gは、上述した図3に開示された膨張弁4の膨張弁本体
部41とシール構造部42とを同一形状として形成した
ものである。また、図14(a),(b)で示される膨
張弁4Hは、図6で示された膨張弁4Aの膨張弁本体部
41とシール構造部42とを同一形状としたものであ
り、図15(a),(b)で示される膨張弁4Jは、図
7で示された膨張弁4Bの膨張弁本体部41とシール構
造部42とを同一形状としたものであり、図16
(a),(b)で示される膨張弁4Kは、図8で示され
た膨張弁4Cの膨張弁本体部41とシール構造部42と
を同一形状としたものである。これらの実施の形態にお
いても、上述した実施例と同様の効果を奏することがで
きるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、膨張弁の膨張弁本体部からエバポレータ側に延出し
てシール構造部を一体に形成すると共に、空調ダクトの
開口部を閉塞するグロメットの内周縁部を前記シール構
造部に当接させるようにしたので、部品点数を削減でき
てコスト低減が図れると共に、接続部での冷媒漏れがな
くなるので、信頼性を向上できる。
【0036】また、シール構造部を、その断面の四隅が
R形状となるように形成し、さらに断面の平行に位置す
る一対の辺をR形状に形成し、また断面の形状を楕円
形、円形状に形成するようにしたので、押出材の成形
性、寸法精度を向上させることができるものである。
【0037】さらに、シール構造部をR形状を有する形
状とすると共に、膨張弁本体部の最小限必要な形状とし
たことから、膨張弁の重量を削減できる。また、膨張弁
本体部とシール構造を同一形状とした場合には、膨張弁
の製作を容易にできる。
【0038】さらにまた、シール構造部を膨張弁本体部
からエバポレータ側に延出させて形成したので、膨張弁
本体部をエンジンルーム側に位置させることができるの
で、空調ダクトの開口部近傍の形状を簡略化することが
できる。
【0039】さらに、グロメットが空調ダクトの開口部
の閉塞だけでなく、エンジンルームと車室内との遮断を
行うことができるので、部品点数をさらに低減すること
ができると共にコスト低減が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る車両用空調ユニッ
トの取り付け状態の一例を示した断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態に係る膨張弁の構成を示
した断面図である。
【図3】(a)は第1の実施の形態に係る膨張弁を示し
た側面図であり、(b)はその背面図である。
【図4】本願発明の実施の形態に係るグロメットの断面
図である。
【図5】本願発明の実施の形態に係るグロメットの正面
図である。
【図6】第2の実施の形態に係る膨張弁の背面図であ
る。
【図7】第3の実施の形態に係る膨張弁の背面図であ
る。
【図8】第4の実施の形態に係る膨張弁の背面図であ
る。
【図9】第5の実施の形態に係る膨張弁の背面図であ
る。
【図10】第6の実施の形態に係る膨張弁の側面図であ
る。
【図11】本願発明の実施の形態に係る車両用空調ユニ
ットの取り付け状態の他の例を示した断面図である。
【図12】第7の実施の形態に係る膨張弁の装着状況を
示した分解斜視図である。
【図13】(a)は第8の実施の形態に係る膨張弁を示
した側面図であり、(b)はその背面図である。
【図14】(a)は第9の実施の形態に係る膨張弁を示
した側面図であり、(b)はその背面図である。
【図15】(a)は第10の実施の形態に係る膨張弁を
示した側面図であり、(b)はその背面図である。
【図16】(a)は第11の実施の形態に係る膨張弁を
示した側面図であり、(b)はその背面図である。
【符号の説明】
1 車両用空調ユニット 2 空調ダクト 3 エバポレータ 4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4
H,4J,4K 膨張弁 5 開口部 6 ダッシュパネル 7 開口部 8 エンジンルーム 9 車室内 10 グロメット 11 内周縁部 14 外周縁部 16 ダッシュパネルシール部 40 ブロック本体 41 膨張弁本体部 42 シール構造部 45 第1の冷媒通路 48 第2の冷媒通路 50 弁機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月6日(2000.6.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、特開平5−278455号公報に
は、膨張弁のブロック (本体)を覆うカバーを取り付
け、カバーの外周にフランジ(パッキン)を設け、フラ
ンジの外周縁をダッシュボードに挟んだ構成が開示され
ている。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを構成するエバポレータに
    接続される一対の通路を有すると共に、該エバポレータ
    が配される空間と冷凍サイクルの他の構成部品が配され
    る空間との間に配される膨張弁において、 少なくとも前記エバポレータに流入する冷媒を膨張させ
    る弁機構と、前記エバポレータから流出する冷媒の圧力
    及び温度の少なくともいずれか一方に基づいて弁機構を
    制御する制御手段とを有する膨張弁本体と、 該膨張弁本体から前記一対の通路の冷媒流入/流出方向
    に延出すると共に前記膨張弁本体と一体に形成され、前
    記エバポレータが配される空間と前記冷凍サイクルの他
    の構成部品が配される空間との間をシールするシール部
    材が当接するシール構造部とからなることを特徴とする
    膨張弁。
  2. 【請求項2】 前記シール構造部は、前記冷媒流入/流
    出方向に向かって左右方向及び上下方向で対称形状であ
    ることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  3. 【請求項3】 前記シール構造部の前記冷媒流入/流出
    方向に垂直な断面は、四隅がR形状に形成された略長方
    形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の膨張
    弁。
  4. 【請求項4】 前記シール構造部の前記冷媒流入/流出
    方向に垂直な断面は、長手方向に沿って平行な一組の辺
    又は短手方向に沿って平行な一組の辺のいずれか一方の
    組がR形状に形成されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の膨張弁。
  5. 【請求項5】 前記シール構造部の前記冷媒流入/流出
    方向に垂直な断面は、略楕円形状であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の膨張弁。
  6. 【請求項6】 前記シール構造部の前記冷媒流入/ 流出
    方向に垂直な断面は、円形状であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の膨張弁。
  7. 【請求項7】 前記シール構造部の前記冷媒流入/流出
    方向に垂直な断面は、長手方向に沿って平行な一組の辺
    又は短手方向に沿って平行な一組の辺のいずれか一方の
    組が直線状に形成された部分を有することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の膨張弁。
  8. 【請求項8】 前記シール構造部の外周側面には、該外
    周側面に沿って少なくとも一つのスリットが形成される
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の
    膨張弁。
  9. 【請求項9】 前記膨張弁本体の断面形状は、前記シー
    ル構造部と同一であることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか一つに記載の膨張弁。
  10. 【請求項10】 前記シール構造部は、前記膨張弁本体
    からエバポレータ側に延出していることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれか一つに記載の車両用空調ユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記コンデンサ側と前記エバポレータ
    の流入側とを連通すると共に少なくとも弁機構が設けら
    れる第1の通路と、前記エバポレータの流出側と前記コ
    ンプレッサの吸入側とを連通すると共に前記弁機構を駆
    動する温度検出手段及び圧力検出手段を少なくとも有す
    る第2の通路とを有し、 前記第1の通路の流出側と前記エバポレータの流入側、
    前記エバポレータの流出側と前記第2の通路の流入側
    は、配管によって接続されることを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の膨張弁。
  12. 【請求項12】 前記コンデンサ側と前記エバポレータ
    の流入側とを連通すると共に少なくとも弁機構が設けら
    れる第1の通路と、前記エバポレータの流出側と前記コ
    ンプレッサの吸入側とを連通すると共に前記弁機構を駆
    動する温度検出手段及び圧力検出手段を少なくとも有す
    る第2の通路とを有し、 前記第1の通路の流出側と前記エバポレータの流入側、
    前記エバポレータの流出側と前記第2の通路の流入側
    は、前記エバポレータの積層方向一側面に並設された一
    対の出入口部と直接接続されることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれかに一つに記載の膨張弁。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一つに記載
    の膨張弁を用いた車両用空調装置において、 前記エバポレータは、車室内に配された空調ダクト内に
    配され、前記冷凍サイクルの他の構成部品はエンジンル
    ーム内に配され、且つ前記膨張弁は、前記空調ダクト及
    び前記エンジンルームのダッシュパネルに開口した開口
    部に配されることを特徴とする車両用空調ユニット。
  14. 【請求項14】 前記シール部材は、前記空調ダクトの
    開口部の周縁に嵌合して密着する外側当接部と、前記膨
    張弁のシール構造部に当接して密着する内側当接部から
    なるグロメットであることを特徴とする請求項13記載
    の車両用空調ユニット。
  15. 【請求項15】 前記グロメットの内側当接部は、前記
    シール構造部の外周側面に当接する水平面と、前記シー
    ル構造部の前記冷媒流入/流出方向の端面に当接する垂
    直面とによって構成されることを特徴とする請求項14
    記載の車両用空調ユニット。
  16. 【請求項16】 前記グロメットの外部当接部は、さら
    に前記ダッシュパネルの開口部周縁に係合して密着する
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の車両用空調
    ユニット。
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