JP2011025728A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インストルメントパネルの剛性を確保しながら空調用ダクトとルーバーとを接続する。
【解決手段】 インストルメントパネル11の内部に形成した筒状接続部11cに、空調用ダクト24の下流端と、インストルメントパネル11の表面に設けられたルーバー21のエア導入部21bとを嵌合させることで、空調用ダクト24の下流端とルーバー21のエア導入部21bとを接続する。これによりインストルメントパネル11、空調用ダクト24およびルーバー21が一体化されて相互に補強し合い、インストルメントパネル11の剛性が高められる。また筒状接続部11cと空調用ダクト24の下流端およびルーバー21のエア導入部21bとの間に隙間α,βが形成されるので、インストルメントパネル11に対する空調用ダクト24およびルーバー21の組付けの作業性が向上し、前記隙間α,βをシール材27,28でシールするのでエアの漏れが防止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インストルメントパネルの内部に配置された空調用ダクトと、前記インストルメントパネルの表面に設けられたルーバーとを接続する車両用空調装置に関する。
車両のインストルメントパネル本体11の内部に設けたダクト部材17の下流端と、インストルメントパネル本体11の表面に設けたエア吐出口15aの上流端とをシール材15を介して嵌合させ、ダクト部材17からの空調用エアをエア吐出口15aを介して車室内に供給するものが、下記特許文献1により公知である。
またインストルメントパネル1の開口2からサイドベンチレータールーバー5のダクト装着部6を挿入し、インストルメントパネル1の内部に配置したダクト8の下流端を前記ダクト装着部6に嵌合させ、ダクト8からの空調用エアをサイドベンチレータールーバー5を介して車室内に供給するものが、下記特許文献2により公知である。
特開2000−264095号公報 特開平6−286457号公報
ところで上記特許文献1に記載された発明は、ダクト部材17の下流端とエア吐出口15aの上流端との嵌合部がインストルメントパネル本体11の内部の隔壁等に直接支持されていないため、インストルメントパネル本体11およびダクト部材17が相互に補強し合うことができず、インストルメントパネル本体11の剛性が不足する問題があった。
同様に、上記特許文献2に記載された発明は、ダクト8の下流端とサイドベンチレータールーバー5のダクト装着部6の上流端との嵌合部がインストルメントパネル1の内部の隔壁等に直接支持されていないため、インストルメントパネル1およびダクト8が相互に補強し合うことができず、インストルメントパネル1の剛性が不足する問題があった。
また上記特許文献1に記載された発明は、ダクト部材17の下流端とエア吐出口15aの上流端とが直接嵌合し、また上記特許文献2に記載された発明は、ダクト8の下流端とサイドベンチレータールーバー5の上流端とが直接嵌合している。よって、ダクト部材17やダクト8の位置誤差を吸収するために、あるいはダクト部材17あるいはダクト8がインストルメントパネルと干渉して異音が発生するのを防止するために、インストルメントパネルに大きな開口を形成する必要があり、これがインストルメントパネルの剛性を低下させる可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、インストルメントパネルの剛性を確保しながら空調用ダクトとルーバーとを接続することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、インストルメントパネルの内部に配置された空調用ダクトと、前記インストルメントパネルの表面に設けられたルーバーとを接続する車両用空調装置において、前記インストルメントパネルの内部に筒状接続部を一体に設け、前記空調用ダクトの下流端を前記筒状接続部に嵌合させるとともに、前記ルーバーのエア導入部を前記筒状接続部に嵌合させることを特徴とする車両用空調装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記筒状接続部は前記空調用ダクトの下流端および前記ルーバーのエア導入部との間に隙間を有することを特徴とする車両用空調装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記隙間はシール材でシールされることを特徴とする車両用空調装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記空調用ダクトの下流端および前記ルーバーのエア導入部の間に隙間を有することを特徴とする車両用空調装置が提案される。
尚、実施の形態のサイドデフロスタ用ルーバー21は本発明のルーバーに対応し、実施の形態のデフロスタ用ダクト24は本発明の空調用ダクトに対応する。
請求項1の構成によれば、インストルメントパネルの内部に一体に設けた筒状接続部に、インストルメントパネルの内部に配置した空調用ダクトの下流端と、インストルメントパネルの表面に設けられたルーバーのエア導入部とを嵌合させることで、空調用ダクトの下流端とルーバーのエア導入部とを接続するので、インストルメントパネル、空調用ダクトおよびルーバーが一体化されて相互に補強し合い、インストルメントパネルの剛性が高められる。しかも空調用ダクトの下流端およびルーバーのエア導入部がインストルメントパネルと干渉しないように該インストルメントパネルに大きな開口を形成する必要がないため、インストルメントパネルの剛性を更に高めることができる。
また請求項2の構成によれば、筒状接続部と空調用ダクトの下流端およびルーバーのエア導入部との間に隙間が形成されるので、インストルメントパネルに対する空調用ダクトおよびルーバーの組付けの作業性が向上する。
また請求項3の構成によれば、筒状接続部と空調用ダクトの下流端およびルーバーのエア導入部との間の隙間をシール材でシールするので、空調用ダクトの下流端およびルーバーのエア導入部の接続部からのエアの漏れを防止することができる。
また請求項4の構成によれば、空調用ダクトの下流端およびルーバーのエア導入部の間に隙間が形成されるので、空調用ダクトおよびルーバーの寸法誤差を吸収して組付性を高めることができる。
車両のインストルメントパネルの正面図。 図1の2−2線拡大断面図。 図2の3方向分解矢視図。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、車両用のインストルメントパネル11には、ステアリングホイール12、シフトレバー13、ナビゲーションシステム14、メータパネル15、グローブボックス16、空調装置の運転状態を表示する液晶パネル17等が設けられる。ナビゲーションシステム14の左右両側には、冷暖房用のエアの吹き出し口である一対のセンターベンチレーションルーバー18,19が設けられ、インストルメントパネル11の左端部には、冷暖房用のエアの吹き出し口であるサイドベンチレーションルーバー20と、左ドアガラスの曇り止め用のエアの吹き出し口であるサイドデフロスタルーバー21とが設けられ、インストルメントパネル11の右端部には、冷暖房用のエアの吹き出し口であるサイドベンチレーションルーバー22と、右ドアガラスの曇り止め用のエアの吹き出し口であるサイドデフロスタルーバー23とが設けられる。
次に、図2および図3を参照して、左ドアガラスの曇り止め用のエアの吹き出し口であるサイドデフロスタルーバー21へのエアの供給通路の構造を説明する。
インストルメントパネル11は、その表皮材11aの内側に配置された壁部11bに横長の短い筒状を成す筒状接続部11cを一体に備える。筒状接続部11cは、上壁a、下壁b、左壁cおよび右壁dを備えており、前方および後方に開口している。インストルメントパネル11の内部には、デフロスタ用ダクト24およびベンチレーション用ダクト25が配置されており、デフロスタ用ダクト24およびベンチレーション用ダクト25はクリップ26で一体に結合される。
サイドデフロスタルーバー21の下方に配置されたサイドベンチレーションルーバー20は、ベンチレーション用ダクト25の下流端に上流端を嵌合させた短いダクト状のエア導入部20aを備えており、エア導入部20aの下流端であってインストルメントパネル11の開口に臨む位置に、エアの吹き出し方向を調整するための複数の羽板20b…が揺動可能に設けられる。
サイドデフロスタルーバー21は、インストルメントパネル11の開口に嵌合する化粧枠21aと、化粧枠21aの背面に結合された短いダクト状のエア導入部21bと、エア導入部21bの内部に一体に形成された羽板21cとを備える。デフロスタ用ダクト24の下流端はインストルメントパネル11の筒状接続部11cの後半部に隙間αを介して緩く嵌合し、その嵌合部がウレタンシール等のシール材27でシールされる。またサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bの上流端はインストルメントパネル11の筒状接続部11cの前半部に隙間βを介して緩く嵌合し、その嵌合部がウレタンシール等のシール材28でシールされる。またデフロスタ用ダクト24の下流端とサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bとの間には隙間γが形成される。
しかして、インストルメントパネル11にサイドデフロスタルーバー21およびデフロスタ用ダクト24を組付けるには、インストルメントパネル11の筒状接続部11cに後方からデフロスタ用ダクト24の下流端を嵌合させ、インストルメントパネル11の筒状接続部11cに前方からサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bを嵌合させれば良い。このとき、筒状接続部11cとデフロスタ用ダクト24の下流端との間に隙間αが形成され、かつ筒状接続部11cとサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bとの間に隙間βが形成されているため、その嵌合作業を容易に行うことができる。そして前記隙間α,βをシール材27,28を充填することでシールすれば、筒状接続部11cとの接続部からエアが漏れるのを防止することができる。
またデフロスタ用ダクト24の下流端とサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bとの間に隙間γを形成したので、デフロスタ用ダクト24あるいはサイドデフロスタルーバー21の寸法誤差を前記隙間γにより吸収し、デフロスタ用ダクト24およびサイドデフロスタルーバー21の組付性を高めることができる。
このようにして、筒状接続部11cを介してデフロスタ用ダクト24の下流端とサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bとが接続された状態では、インストルメントパネル11、デフロスタ用ダクト24およびサイドデフロスタルーバー21の三つの部材が一体化されるため、デフロスタ用ダクト24およびサイドデフロスタルーバー21の二つの部材だけを結合する場合に比べて、インストルメントパネル11の剛性を高めるとともに、デフロスタ用ダクト24およびサイドデフロスタルーバー21を強固に支持して振れの発生を防止することができる。
特に、筒状接続部11cは上壁a、下壁b、左壁cおよび右壁dによって全周に亙ってインストルメントパネル11と一体化されているため、インストルメントパネル11の剛性向上効果を充分に高めることができる。しかもデフロスタ用ダクト24の下流端とサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bとがインストルメントパネル11の筒状接続部11cに直接固定されているため、デフロスタ用ダクト24の下流端とサイドデフロスタルーバー21のエア導入部21bがインストルメントパネル11と干渉しないように該インストルメントパネル11に大きな開口を形成する必要がなくなり、インストルメントパネル11の剛性を更に高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の空調用ダクトはデフロスタ用ダクト24に限定されず、ベンチレーション用ダクトであっても良い。
また実施の形態の筒状接続部11cの断面形状は矩形であるが、その断面形状は円形等の他形状であっても良い。
また実施の形態では筒状接続部11cをインストルメントパネル11と同一部材で構成しているが、筒状接続部11cを別部材で構成してインストルメントパネル11に結合しても良い。
11 インストルメントパネル
11c 筒状接続部
21 サイドデフロスタ用ルーバー(ルーバー)
21b エア導入部
24 デフロスタ用ダクト(空調用ダクト)
27 シール材
28 シール材
α 隙間
β 隙間
γ 隙間

Claims (4)

  1. インストルメントパネル(11)の内部に配置された空調用ダクト(24)と、前記インストルメントパネル(11)の表面に設けられてエアを吹き出すルーバー(21)とを接続する車両用空調装置において、
    前記インストルメントパネル(11)の内部に筒状接続部(11c)を一体に設け、前記空調用ダクト(24)の下流端を前記筒状接続部(11c)に嵌合させるとともに、前記ルーバー(21)のエア導入部(21b)を前記筒状接続部(11c)に嵌合させることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記筒状接続部(11c)は前記空調用ダクト(24)の下流端および前記ルーバー(21)のエア導入部(21b)との間に隙間(α,β)を有することを特徴とする、請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記隙間(α,β)はシール材(27,28)でシールされることを特徴とする、請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調用ダクト(24)の下流端および前記ルーバー(21)のエア導入部(21b)との間に隙間(γ)を有することを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015089727A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 本田技研工業株式会社 車両用空調装置
CN108891224A (zh) * 2018-05-30 2018-11-27 苏州工业园区职业技术学院 一种电动大巴空调控制系统

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