JPS60248116A - 育苗器用の受器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は育苗器用の受器に関するものであシ、詳しく
は、底面に孔を穿った独立するポットが多数整列される
゛Ｐ−血視方形状の育苗器に床上、播種して育苗する場
合、ポットの底面裏側に当該育苗器嵌合する状態で敷設
し、播種する種子や床上、あるいは覆土が山１れるのを
防止する受器に係るものである。

従来技術 従来、この種の育苗器用の受器は実開昭５７＝７６４６
１号公報に見られる通り、受器は単なる側壁の底い箱状
になっていて、播種時に育苗器の裏面へ敷設して播種後
これを受器ごと天地返しして当該受益を除去するときに
、との受器を取シ除くのが非常に面倒であった。

発明の解決しようとする問題点 従来技術において、受器の上部に育苗器を嵌合させ、播
種機の移送コンベヤー上に載せて移送し、この移送中に
覆土、播種、床上を供給して、その後上′面から苗箱を
嵌合ならしめ、天地返しを行ったのち、−受器を抜き外
し、潅水して育苗するが、当該受器を抜き外すとき、該
受器には把手がないために抜き外し作業が非常に面倒で
あった。また、この受器は裏面を外周方へ広げだシ、下
方へ突出する部材を設けると、コンベヤーで移送中に邪
魔になったり、外周へ広げた部分へ種子や床上が堆積し
て困るために把手部材を単に構成するなどの手段が設は
難いという受器特有の制約を有していて、受器を外方へ
広げたり、下方に把手を付けたりする技術手段が講じら
れていなかった。

問題を解決するだめの手段 この発明は、前記の従来技術のもつ問題点を解消するた
めに次の技術手段を講じた。即ち、この発明は、底面（
１ａ）の中央部に発芽用孔（２）を有し、この底面（Ｉ
ａ）の周辺部を上方へ外開き状に立設して周壁面（１ｂ
）を構成する育苗ポット（３）の」−辺周部を他の育苗
ポット（３）と互に連接して全体として平面親方形状の
育苗器（１）に、播種時において、該育苗器（１）の底
面側裏面に敷設されて当該育苗器（１）を浅く嵌合する
受器（４）を設け、播種工程ではこの受器（４）へ育苗
器（１）を嵌合したままでコンベヤーにより移送し、そ
の移送時に播種、床上詰めを行い、その後、上面から苗
箱ＱＩＪを被せて天地返し後、前記受器（４）を除去す
るものにおいて、前記受器（４）の裏面に、屈曲自在な
材質からなりこの受器（４）を抜き外す抜取り操作具（
５）を設けてなる育苗器用の受器の構成としたものであ
る。

発明の効果 この発明は、１ｊ１■記の技術的な手段を講じたことに
よって、播種工程時に、受器を育苗器の裏面に敷設して
当該育苗器を嵌合してコンベヤー上に載せて移送すると
きには、受器の裏面側に設けた操作具はその荷重によっ
て屈曲して安定した状態で移送されるために、的確に播
種、床上が供給でき、その後に苗箱を被せて天地返しを
した後で、との受器を抜き列すときは、この操作具によ
って極めて容易に育Ｗ器に嵌合された受器を除去でき、
作業能率を向上させる作用効果を奏する。

実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると、（１
）は育苗器で、紙製であり、その構造は底面（１ａ）の
中央部に発芽用孔（２）を穿ち、この底面（１ａ）の周
辺部を外側上方ヘテーバ状に立設ならしめて周壁面（］
ｂ）を形成する育苗ポット（３）となし、この各ポット
（３）の周壁面（ｌｂ）Ｊ一端同志を互に連接させて全
体として平面方形状の構成としたものである。

（４）は受器で、合成樹脂製であシ、裏面は強度を持た
せるためにリブが設けられるが全体としてこのリプの背
丈は底く、高さが一定でリプ端面部は略々平面状に設け
られフラットな面に放置するとき安定が保持される構成
になっている。そして、表面側は前記育苗器（１）を嵌
合できる浅い箱状になっている。（４ａ）がその底板、
（４ｂ）が側板、（４Ｃ）は育苗器（１）の育苗ポット
溝間に嵌入してずれ防止をする規制突起である。

（５）は抜取り操作具で、可視性の樹脂紐でできており
、前記受器（４）の裏面側へ大きく突出するよう取付け
られている。

（６）は播種機で、脚で支えられた播種台（７）に、移
送ベルトからなるコンベヤー（８）・（９）が前後方向
に一部前後中間を除いて張設され、モーター００・０υ
で伝動回転されるよう設けられ、このコンベヤー（８）
・（９）が除かれた部分には、転動輪（２）・Ｑ４・・
・が回転自在に軸架されていて、天地返し作業部（Ａ）
に構成している。そして、前側のコンベヤー（８）張設
部には、覆土詰装置０■、播種装置Ｑ→、床土詰装置α
υが架設され、後側のコンベヤー１９）張設部には目土
詰装置如と湛水装置αηが架設されている。尚、（ト）
は鎮圧ローラである。０Ｏは苗箱である。

上側の作用について説明すると二重ず、第６図で示した
通り、受器（４）の中に育苗器（１）を嵌合したのち、
運転中の播種機（６）のコンベヤー（８）上に載せる。

すると、該コンベヤー（８）で移送され、鎮圧ローラα
榎で確実に押えられながら、覆土詰装置ａ３、播種装置
α荀、床上詰装置αυの下部を通過する。すると、各ポ
ット（３）の中に第９図で示しだ通り、覆土（ａ）、種
籾（ｂ）、床上（Ｃ）が詰められる。

次に、大地返し作業部（Ａ）まで送られてくるが、この
とき、受器（４）の裏面に突出する操作具（５）は可視
性材であるために播種機（６）の枠や転動輪αり・Ｑの
に当接すると自由に屈曲して、育苗器（１）を安定状態
のま捷で移送される。

そして、当該天地返し作業部（Ａ）に送出され丁きた時
点で、作業者が苗箱Ｑ侍を育苗器（１）の上から被せた
のち、第７図の仮想矢印線で示した通シに天地返しをす
る。すると、転動輪上面において第１０図で示された状
態になる。次に、作業者は第１１図で示した通り、操作
具（５）を掴んで受器（４）を上方へ抜き取ると、第１
２図で示した通シ、苗箱０Ｉの中に育苗器（１）が伏せ
られた状態で、その各ポット（３）中に床上が詰められ
て播種された状態となる。

次に、とのｉｔ、コンベヤーｆ、９）上に載せて移送し
、各育苗ポット（３）・（３）・・・の外周凹部に目土
詰装置ＯＱで土を略々中間寸で入れ、その後潅水装置α
ηで全体に潅水して一連の播種作業を終えることになる
。

然るに、この一連の作業中において、育苗器（１）が受
器（４）に嵌合されて移送されるときは、操作具（５）
がほとんど邪魔にならないで安定状態で移送され、天地
返し後はこの操作具（５）を掴んで極めて容易に当該受
器（４）を取り外すことができるのである。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示しだもので、第１図は受
器を反転した状態の斜面図、第２図は反転させない状態
の斜面図、第３図は要部の側断面図、第４図は育苗器の
一部斜面図、第５図は苗箱の斜面図、第６図は受器内に
育苗器を嵌合した状態の斜面図、第７図は播種機と一部
その作用状態とを示した側面図、第８図は播種機の平面
図、第９図と第１０図及び第１２図は作用状態を示しだ
要部の側断面図、第１１図は作用状態を示した側面図で
ある。 図中記号、（１）は育苗器、（１ａ）は底面、（１ｂ）
は周壁面、（２）は発芽用孔、（３）は育苗ポット、（
４）は受器、（５）は操作具、α９は苗箱を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井関昌孝 第５図 第４−図 ￥−′？因 ｌγ　し　Ｏ 第１１目 茶１２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底面（１ａ）の中央部に発芽用孔（２）ｒ有し、゛この
   底面（１ａ）の周辺部を上方へ外開き状に立設して周壁
   面（１ｂ）を構成する育苗ポット（３）の上辺局部を他
   の育苗ポット（３）と互に連接して全体として平面視方
   形状の育苗器（１）に、播種時において、該育苗器（１
   ）の底面側裏面に敷設されて当該育苗器（１）を浅く嵌
   合する受器（４）を設け、播種工程ではこの受器（４）
   へ育苗器（１）を嵌合したままでコンベヤーにより移送
   し、その移送時に播種、床土詰めを行い、その後、上面
   から苗箱０りを被せて天地返し後、前記受器（４）を除
   去するものにおいて、前記受器（４）の裏面に、屈曲自
   在な材質からなυこの受器（４）を抜き外す抜取り操作
   具（５）を設けてなる育苗器用の受器。