JPS6012915A - カツプ入り植物群生体の作成方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、もやし類等をカップで栽培し、カップのまま
で販売したいときに応用されるカップ入り植物群生体の
作成方法とその装置に関する０従来、グラツプマツペ（
もやし用小豆）等を用いて、もやしを製造するに際して
は、通常一定広さの栽培床に密植栽培したり、ときには
販売最適の小単位の栽培床に播種して栽培しているが、
前者においては販売する大きさに小分けするときに傷み
が生じ、また両者ともに販売用に包装する作業、中、傷
んで生鮮さが損なわれることがあった。

またこの小分け、包装は手作業によるために、衛生上も
問題があり、且つ集約的労働を必要として生産性も低い
ものであった。

本発明は、上記従来例の欠点にかんがみて提供されたも
のであって、植物を多数のカップに入れて栽培し、カッ
プのまま販売するので小分は包装作業等を要せず、生鮮
さが充分保たれて、生産能率等も良好で、使用する装置
も簡略で栽培と流通時の取扱いも便利な植物群生体の作
成方法とその装置を提供することを目的とする。

先ず本発明の実施例に用いる装置を図によって説明する
。第１図に示すものは栽培装置の総容器で、栽培中複数
個のカップを単位容器として収納するものである。この
認容器ｌは、￥さの低い重箱型の箱体で、底面は網底２
に構成さ五、四周面は細い枠３を残して全面的に室番が
設けらｈている。

５は上１こ同形の認容器１を重ねると、上の底突起５ａ
が嵌合する隅枠である。第２図に示すものは角形のカッ
プ６で、透明もしくは半透明の合成樹脂シートで成形さ
れ、底面は小透孔群を有する栽培床７Ｉこなっている。

このカップ６は単位容器として複数個前記総容器１内へ
方陣形に収納される。

６σはカッ７℃と同祠料より成る蓋体で水を通す小透孔
群を有する。但しこの蓋はなくともよい。

第３図に示すものは別の実施例の認容器１ａであって、
底板８が設けられ、四周の下部壁９とによって、底部が
角皿状になり液体が貯溜できる構造になっている。ｌＯ
は排液ホースである。第１図と同じ香り°のものは認容
！７Ａ？ｒｌにおけるものと同様の部材を示している。

次に、第１図、舅）２図に示す装置を用いて、カップ入
り４１１１物群生体の作成方法の例として、アルファル
ファのもやし作り方を示す。即ち、第４図ファの種子１
１を入ハて、蓋６ａを取付け、ごのカップ６を認容器１
内へ方陣形に詰める。そして、認容器１、ｌ、ｌ・・・
を複数個重ねて、２５℃ぐらいの暗室へ入れて、一番上
の認容器ｌ上がら如露で水を注ぎ、上のカップから下へ
落ちる水によって順次全てのカップ内の種子１１を漏ら
ず。

このようにして種子１１が乾かないようにし、大体１日
に３回ぐらい散水すると、４．５日で第５図に示すよう
に芽が伸び始める。この状態は認容器ｌの窓４から透明
カップを透がして見ることができるから、カップ６内に
もやしが詰凍ったとき認容器ｌの′！１．ま販売ルート
にのせ、カップ６を認容器１から外して、もやし入りカ
ップとして市販する。若し、もやしを緑化したいときは
、カップ６内でもやしが適当に成長したとき、認容器１
を明るい所へ並べて置いて少し緑化した状部で市販に供
する。この緑化に際して認容器７も透明であれば、窓４
の枠５によって光が遮けられず、緑化が方送なく行われ
る。

肥料分のある培養液を要するもの、例えば貝わミキュラ
１ト、ウレタン、和紙、綿実、木材、モミガラ等よりな
る非土壌性団粒材ｒ（１２を敷いて全域を栽培床となし
、こｉｌに大根種子１３を置いて、このカッゾロを認容
器１ａに詰め、このようにカップ６を詰めた認容器１１
７を重ねる。この場合排液ホース１０ａは認容器外の別
の集液容器内へ垂らしておく。このようにして、注液ホ
ース（図示せず）で各認容器１ａに注水すると、一旦角
皿状底面に水が溜って各カップ６の栽培床フの団粒材料
１２と種子１３が潤して後、排液ホース１０より逃ける
。そして種子１３が発芽して団粒材料１２に根を下すと
、前述と同様の方法で商品名ノ・１ボネツクス等の化学
肥料を少量溶かして培養液としたものを施す。こうして
カップ１内に具われ大根が繁茂すれば、６ｉＪ述もやし
と同様にして市販に供する。この場合も最初暗所で栽培
し、後縁化させてもよい。緑化させるときは、認容器１
σも透明であれば好都合である。

以上の栽培においては栽培室に雰囲気とし炭酸ガス、エ
チレンガス等の混合ガスを適量入れておくと植物成育に
好結果をもたらす。

本発明は以上のごときもので、種子入りカップ状単位容
器を認容器に詰めて植物群生体をカップ内に育成するも
のであるから、工場的大量栽培が可能となり、認容器の
ままで流通させ、小売段階物体がカップ入りの発生状態
のままで茎や根が傷まないので鮮度保持期間が大巾に向
上する。そのうえ植物体がカップに規制されて立上って
いるから、店頭の照明に対する走行性によって曲がって
品質が低下することがない等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明方法の一実施例に用いる認容器の斜視図
、第２図はカップ状単位容器の斜視図、第３図は別実施
例の認容器の斜視図、第４図は種子を入れた単位容器の
正面図、第５図はもやしの発生した単位容器の正面図を
示す。第６図は栽培床の異なる単位容器に種子を入れた
場合の正面図である。 図中、１．１ａ・・・認容器、２・・・綱、３・・・枠
、４・・・窓、６・・・カップ状単位容器、７・・・栽
培床、８・・・底板、１０・・・排液ホース、１１・・
・種子、１２・・・非土壌性団粒材料、１３・・・種子
。 − 第２図 第５図 那４図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）非土壌性栽培床を有する透明のカップ状単位容器
   を複数個、総容器内に収納して、単位容器内の前記栽培
   床に植物種子群を播種し、培養液を供給して単位容器内
   で植物を栽培し、単位容器内に植物群を植立させて単位
   容器を総容器から外すようにしたカップ入り植物群生体
   の作成方法。
2. （２）透明硬質シートよりなるカップ状の単位容器の底
   部に透孔群を穿って栽培床とし、必要に応じてこの栽培
   床に非土壌性団粒材料を敷設し、この単位容器の複数個
   を格子状に総容器に収納して成るカップ入り植物群生体
   の作成装置。