JPH0515259A - 育苗床の床土供給方法 - Google Patents
育苗床の床土供給方法Info
- Publication number
- JPH0515259A JPH0515259A JP16953291A JP16953291A JPH0515259A JP H0515259 A JPH0515259 A JP H0515259A JP 16953291 A JP16953291 A JP 16953291A JP 16953291 A JP16953291 A JP 16953291A JP H0515259 A JPH0515259 A JP H0515259A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- seedling
- bed
- pot
- pots
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Sowing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業工程数を少なくし、かつ各ポットへの床
土供給量をほぼ均一にできる。 【構成】 上端が開口されるとともに、下端が開放され
た上すぼまり状のポット２群を縦横に整列形成してなる
育苗シート１を、予め床土Ｍが供給された苗箱４内に上
方から押し込め、各ポット２の下部開口２ａから床土Ｍ
を各ポット２内に入り込ませる。
土供給量をほぼ均一にできる。 【構成】 上端が開口されるとともに、下端が開放され
た上すぼまり状のポット２群を縦横に整列形成してなる
育苗シート１を、予め床土Ｍが供給された苗箱４内に上
方から押し込め、各ポット２の下部開口２ａから床土Ｍ
を各ポット２内に入り込ませる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に貫通開口したポ
ット群を縦横に整列形成してなる育苗シートの各ポット
へ床土を供給する育苗床の床土供給方法に関する。
ット群を縦横に整列形成してなる育苗シートの各ポット
へ床土を供給する育苗床の床土供給方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、育苗床に床土を供給する方法とし
ては、例えば特開平２−２１９５２０号公報に開示され
たもののように、苗箱に載置した状態の育苗シートにお
けるポットの上端開口を通して上方より床土をポット内
に供給する方法や、特開昭５８−１６５７０４号公報に
開示されたもののように、底がわを上向けた育苗シート
の底がわ開口より床土を供給した後、育苗シートを反転
する方法が知られていた。
ては、例えば特開平２−２１９５２０号公報に開示され
たもののように、苗箱に載置した状態の育苗シートにお
けるポットの上端開口を通して上方より床土をポット内
に供給する方法や、特開昭５８−１６５７０４号公報に
開示されたもののように、底がわを上向けた育苗シート
の底がわ開口より床土を供給した後、育苗シートを反転
する方法が知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前者の方法では、床土を上方から落下供給するの
で、各ポット毎の床土供給量にばらつきがあって、ポッ
ト内の床土高さが不均一になる欠点があり、一方、上記
従来の後者の方法では、育苗シートを反転する作業があ
るため、手間がかかると共にその反転の際床土がポット
から落ちないようにする等作業効率が悪いものであっ
た。
来の前者の方法では、床土を上方から落下供給するの
で、各ポット毎の床土供給量にばらつきがあって、ポッ
ト内の床土高さが不均一になる欠点があり、一方、上記
従来の後者の方法では、育苗シートを反転する作業があ
るため、手間がかかると共にその反転の際床土がポット
から落ちないようにする等作業効率が悪いものであっ
た。
【０００４】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、作業工程数を少なくし、かつ各ポットへの床
土供給量をほぼ均一にできる育苗床の床土供給方法の提
供を目的とする。
であって、作業工程数を少なくし、かつ各ポットへの床
土供給量をほぼ均一にできる育苗床の床土供給方法の提
供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる育苗床の
床土供給方法は、上記目的を達成するために、上端が開
口されると共に下端が開放された上すぼまり状のポット
群を縦横に整列形成してなる育苗シートを、予め床土が
供給された苗箱内に上方から押し込め、前記各ポットの
下部開口から床土を前記各ポット内に入り込ませること
を特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は
次の通りである。
床土供給方法は、上記目的を達成するために、上端が開
口されると共に下端が開放された上すぼまり状のポット
群を縦横に整列形成してなる育苗シートを、予め床土が
供給された苗箱内に上方から押し込め、前記各ポットの
下部開口から床土を前記各ポット内に入り込ませること
を特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は
次の通りである。
【０００６】
【作用】即ち、育苗シートを、予め床土が供給された苗
箱内に上方から押し込め、各ポットの下部開口から床土
を前記各ポット内に入り込ませることで、床土はポット
の下部開口よりポット内に供給されることになる。
箱内に上方から押し込め、各ポットの下部開口から床土
を前記各ポット内に入り込ませることで、床土はポット
の下部開口よりポット内に供給されることになる。
【０００７】
【発明の効果】従って、単に育苗シートを苗箱に押し込
める作業を行うだけの簡単な作業で各ポット内にほぼ均
一な高さで床土を供給できて、このため、苗の成育状態
も各ポット同士でほぼ均一にでき、植付に適した良好な
育苗シートを得るとともに、育苗シートをわざわざ反転
しなくても良いから作業工程数も少なくできて、作業効
率を向上できるに至った。
める作業を行うだけの簡単な作業で各ポット内にほぼ均
一な高さで床土を供給できて、このため、苗の成育状態
も各ポット同士でほぼ均一にでき、植付に適した良好な
育苗シートを得るとともに、育苗シートをわざわざ反転
しなくても良いから作業工程数も少なくできて、作業効
率を向上できるに至った。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。田植機の植付爪（図示せず）による切断取り出し
が可能で、かつ、圃場土内での分解が可能な材料の一例
として紙材料で、図１に示すように、育苗シート１を作
成しておく。すなわち、育苗シート１の横方向長さ及び
縦方向長さを田植機の苗のせ台の寸法に対応させて、育
苗シート１を形成するとともに、この育苗シート１に
は、上端が開口されると共に下端が開放された上すぼま
り状のポット２群を縦横に整列形成している。
する。田植機の植付爪（図示せず）による切断取り出し
が可能で、かつ、圃場土内での分解が可能な材料の一例
として紙材料で、図１に示すように、育苗シート１を作
成しておく。すなわち、育苗シート１の横方向長さ及び
縦方向長さを田植機の苗のせ台の寸法に対応させて、育
苗シート１を形成するとともに、この育苗シート１に
は、上端が開口されると共に下端が開放された上すぼま
り状のポット２群を縦横に整列形成している。
【０００９】次に、上記育苗シート１に床土供給、及び
播種等を行って育苗ポットを作成する工程の播種プラン
トについて説明する。 （ａ）播種プラントのラインの始端よりコンベアに育苗
用の苗箱４を載置して搬送する。 （ｂ）空の苗箱４に対して、床土供給装置から繰り出さ
れる床土を落下供給するとともに、苗箱４に供給された
床土Ｍを、ブラシやスクレイパー等により、所定高さで
均平になるように均す。（図１（イ）） （ｃ）その後、図１（イ）に示すように、人為作業によ
って、或いは機械作業によって前記育苗シート１を苗箱
４内にローラ等を用いて上方から押し込める。このと
き、育苗シート１の各ポット２においては、その下部開
口２ａから床土Ｍを内部に入り込ませることになる。そ
して、ポット２の上端の開口部２ｂ近くまで床土Ｍが入
り込む状態にしておく。尚、育苗シート１の押し込み
は、図１（イ）に示すように、後述の播種ガイド８を介
して行っても良い。 （ｄ）次いで、育苗シート１を装着した苗箱４に対して
灌水装置より散水し、床土Ｍに水供給する。 （ｅ）灌水を終えて灌水装置から搬出された苗箱４の育
苗シート１上に、図１（ロ）に示すような播種ガイド８
を載置し、この後、この状態の苗箱４を播種装置の下方
に移送させ、播種装置から繰り出される種子Ｃを播種ガ
イド８上に落下供給する。播種ガイド８上に落下供給さ
れた種子Ｃは、播種ガイド８に形成された各ポット２毎
の傾斜案内面８ａを通して各ポット２内の床土Ｍ上に供
給される。 （ｆ）種子供給を終えた後、播種装置９から搬出された
苗箱４から播種ガイド８を取り外し、このガイド取り外
し状態になった苗箱４を覆土供給装置の下方に移送さ
せ、覆土供給装置から繰り出される覆土を育苗シート１
上に落下させることにより、図１（ハ）に示すように、
覆土を開口部２ｂからポット２内に供給して種子の上に
被せる。この覆土された後の苗箱４は出芽室に搬送され
る。
播種等を行って育苗ポットを作成する工程の播種プラン
トについて説明する。 （ａ）播種プラントのラインの始端よりコンベアに育苗
用の苗箱４を載置して搬送する。 （ｂ）空の苗箱４に対して、床土供給装置から繰り出さ
れる床土を落下供給するとともに、苗箱４に供給された
床土Ｍを、ブラシやスクレイパー等により、所定高さで
均平になるように均す。（図１（イ）） （ｃ）その後、図１（イ）に示すように、人為作業によ
って、或いは機械作業によって前記育苗シート１を苗箱
４内にローラ等を用いて上方から押し込める。このと
き、育苗シート１の各ポット２においては、その下部開
口２ａから床土Ｍを内部に入り込ませることになる。そ
して、ポット２の上端の開口部２ｂ近くまで床土Ｍが入
り込む状態にしておく。尚、育苗シート１の押し込み
は、図１（イ）に示すように、後述の播種ガイド８を介
して行っても良い。 （ｄ）次いで、育苗シート１を装着した苗箱４に対して
灌水装置より散水し、床土Ｍに水供給する。 （ｅ）灌水を終えて灌水装置から搬出された苗箱４の育
苗シート１上に、図１（ロ）に示すような播種ガイド８
を載置し、この後、この状態の苗箱４を播種装置の下方
に移送させ、播種装置から繰り出される種子Ｃを播種ガ
イド８上に落下供給する。播種ガイド８上に落下供給さ
れた種子Ｃは、播種ガイド８に形成された各ポット２毎
の傾斜案内面８ａを通して各ポット２内の床土Ｍ上に供
給される。 （ｆ）種子供給を終えた後、播種装置９から搬出された
苗箱４から播種ガイド８を取り外し、このガイド取り外
し状態になった苗箱４を覆土供給装置の下方に移送さ
せ、覆土供給装置から繰り出される覆土を育苗シート１
上に落下させることにより、図１（ハ）に示すように、
覆土を開口部２ｂからポット２内に供給して種子の上に
被せる。この覆土された後の苗箱４は出芽室に搬送され
る。
【００１０】尚、上記実施例の他に別実施例として、図
２に示すように、苗箱４に予め床土Ｍを供給しておいた
状態で、その床土Ｍ上に種子Ｃを先に所定のパターンに
播種しおき、その後、育苗シート１を上方より床土Ｍに
押し込める方法でも良い。又、図３に示すように、ポッ
ト２の形状を上すぼまり状でなく、上部開口２ｂと下部
開口２ａとを同寸法の正方形を成すよう紙製の枠体を縦
横に並設して構成した育苗シート１を、予め床土Ｍを供
給されて連続移送される苗箱４に転圧ローラ１１を利用
して上方から押し込んで下部開口２ａより床土Ｍをポッ
ト２内に入り込ませるようにしても良い。
２に示すように、苗箱４に予め床土Ｍを供給しておいた
状態で、その床土Ｍ上に種子Ｃを先に所定のパターンに
播種しおき、その後、育苗シート１を上方より床土Ｍに
押し込める方法でも良い。又、図３に示すように、ポッ
ト２の形状を上すぼまり状でなく、上部開口２ｂと下部
開口２ａとを同寸法の正方形を成すよう紙製の枠体を縦
横に並設して構成した育苗シート１を、予め床土Ｍを供
給されて連続移送される苗箱４に転圧ローラ１１を利用
して上方から押し込んで下部開口２ａより床土Ｍをポッ
ト２内に入り込ませるようにしても良い。
【００１１】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】育苗床の製造工程を示す縦断側面図
【図２】第２の実施例の床土供給工程を示す縦断側面図
【図３】第３の実施例の床土供給工程を示す縦断側面図
１ 育苗シート
２ ポット
２ａ 下部開口
４ 苗箱
Ｍ 床土
Claims (2)
- 【請求項１】 上下に貫通開口したポット（２）群を縦
横に整列形成してなる育苗シート（１）を、予め床土
（Ｍ）が供給された苗箱（４）内に上方から押し込め、
前記各ポット（２）の下部開口（２ａ）から床土（Ｍ）
を前記各ポット（２）内に入り込ませる育苗床の床土供
給方法。 - 【請求項２】 前記育苗シート（１）は、上端が開口さ
れると共に下端が開放された上すぼまり状のポット
（２）群を縦横に整列形成して構成してある請求項１記
載の育苗床の床土供給方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16953291A JPH0515259A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 育苗床の床土供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16953291A JPH0515259A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 育苗床の床土供給方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515259A true JPH0515259A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15888244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16953291A Pending JPH0515259A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 育苗床の床土供給方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515259A (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16953291A patent/JPH0515259A/ja active Pending
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