JP2512280Y2 - 播種装置 - Google Patents

播種装置

Info

Publication number
JP2512280Y2
JP2512280Y2 JP7127990U JP7127990U JP2512280Y2 JP 2512280 Y2 JP2512280 Y2 JP 2512280Y2 JP 7127990 U JP7127990 U JP 7127990U JP 7127990 U JP7127990 U JP 7127990U JP 2512280 Y2 JP2512280 Y2 JP 2512280Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
seeding
leveling
hopper
brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7127990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430805U (ja
Inventor
義夫 前田
功 古家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoka Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoka Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoka Industry Co Ltd filed Critical Yoka Industry Co Ltd
Priority to JP7127990U priority Critical patent/JP2512280Y2/ja
Publication of JPH0430805U publication Critical patent/JPH0430805U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512280Y2 publication Critical patent/JP2512280Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は小規模ではあるが、プラグトレイへの床土の
供給、潅水、播種、覆土等の一連の播種作業を行なえる
花卉・野菜用の播種装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から花卉や野菜等の種子をポット上に一粒或いは
数粒づつ播く播種装置は公知となっており、これらの播
種装置において、床土の供給、播種、均平、覆土、潅
水、苗箱の積み上げ等を一連の作業で行う播種機は存在
していたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このように床土の供給や潅水、播種、覆土等を一連の
作業で行なえる播種機は多量の苗箱を順次供給して床土
の供給、播種等をできるようにしたものであって、大変
大きな機械であり、高価なものであったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、構成が簡単で一連の播
種作業ができるものを提供すべく、次の如く構成したも
のである。
搬送台2上に播種装置6、床土供給装置7、均平装置
8、潅水装置9と順次配置し、床土供給装置7及び均平
装置8下方に受皿75を設け、該受皿75下部からホッパー
34へコンベアを連設して用土を還元すべく構成すると共
に、均平装置8を上下調節可能に構成し、床土供給工程
時には床土供給装置7、均平装置8、潅水装置9を作動
し、播種工程時には播種装置6、床土供給装置7、潅水
装置9を作動すべく構成したものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の播種装置全体斜視図、第2図は播種
装置正面断面図、第3図は床土供給装置正面図、第4図
は播種装置の他の実施例を示す正面図である。
第1図において全体構成から説明すると、脚1上に搬
送台2が載置され、該搬送台2は平行に設けたフレーム
間にローラーコンベア3・3・・・が適宜間隔をあけて
横架され、該ローラーコンベア3はフレーム2a・2a間の
軸3a上にゴムローラー3b・3bが固定され、第3図に示す
ように、駆動モーター4の駆動軸4aに固設したスプロケ
ットよりチェーン31を介してローラーコンベア3に固設
したスプロケットに動力が伝えられて駆動される。そし
て、搬送台2のローラーコンベア3上にプラグトレイ5
を載置するとゴムローラー3b・3b・・・の回動により搬
送されるのである。
プラグトレイ5は碁盤の目状に凹部が設けられ、該凹
部それぞれに床土、種子を入れ、覆土されてプラグ苗を
得られるようにしているのである。
前記搬送台2上には右から播種装置6、床土供給装置
7、均平装置8、潅水装置9と順に載置され、播種装置
6は第2図に示すように、機枠10の上部にホッパー11が
設けられ、該ホッパー11下端に目皿プレート12が配設さ
れ、該目皿プレート12はプラグトレイ5の幅方向の凹部
の数と一致した播種孔12a・12a・・・が幅方向に開口さ
れ、該目皿プレート12は下面に設けた押圧体13とローラ
ー14・14に挟まれて傾斜してスライド可能としている。
即ち、目皿プレート12右方上端下部に係合部12bが設
けられ、該係合部12bに枢支軸15に固設されたアーム16
端のローラー部が係合され、他方、前記枢支軸15に固設
したアーム16に連結リンク18を枢結し、該連結リンク18
の他端をモーター20の駆動軸に固設したアーム19と連結
して、モーター20の駆動により目皿プレート12を斜めに
昇降スライド可能とし、駆動軸一回転で目皿プレート12
が一往復するようにしている。
該目皿プレート12が最上昇した位置で播種孔12aが位
置する上方には種子を下方へ押し出すためのバネ21が配
設され、その下方にはプラグトレイ5まで種子を導くガ
イドホース22が設けられている。23はホッパー11から漏
れた種子を回収する箱であり、24は播種孔12aに入らな
かった余分な種子を除くブラシであり、25はホッパー11
内の種子を検知するセンサーであり、種子がなくなると
モーター20及び搬送台2の駆動モーター4を停止してブ
ザー26を鳴動すべく構成してる。28は播種装置6のON・
OFFスイッチ、29はプラグトレイ5のポット5aを検知す
るセンサーであり、センサー29がONするとモーター20を
一回転駆動すべく構成している。27はこれらの制御回路
である。
第3図にて床土供給装置7、均平装置8、潅水装置9
の構成について説明すると、床土供給装置7は機枠33上
部にホッパー34を設け、該ホッパー34内にピートモスや
バーミキュライト、肥料等を混ぜた用土が充填されてい
る。この場合、第4図に示すように、別に用土ホッパー
35を設け、スクリュー形の搬送装置36・37にてホッパー
34へ搬送し、その途中に噴霧ノズル38を設けて、加湿す
るようにすることもできる。
該ホッパー34下部内には羽根体を回転させる撹拌装置
39が設けられ、該撹拌装置39は後述するベルト駆動軸40
からチェーン41を介して駆動されている。
搬送台2上に固設した機枠33には用土を繰り出すため
の繰出ベルト42が内装され、繰出量は後工程側のホッパ
ー34側面に設けた規制板43を上下させることにより繰出
ベルト42との間隔を調整して用土の繰出量を調整できる
ようにしている。30はその調節レバーである。
該繰出ベルト42はローラーコンベア3の軸3a端に設け
たスプロケット44からチェーン45、電磁クラッチを介し
てベルト駆動軸40が駆動され、プラグトレイ5が床土供
給装置7下方に位置するときのみ電磁クラッチがONして
ベルト駆動軸40が駆動され、繰出ベルト42が回動して用
土が落下されるようにしているのである。53・54はプラ
グトレイ5を検知するセンサーである。
繰出ベルト42左方の機枠33には拡散用ブラシ46、第一
均平ブラシ47が横架され、拡散用ブラシ46は軸3a上のス
プロケット44と反対側に歯車を固設し、該歯車を固設し
た軸50からスプロケット、チェーンを介して繰出ベルト
と反対方向に回転している。第一均平ブラシ47はベルト
駆動軸40に枢支した支持プレート55端に横架され、該支
持プレート55は上下位置調節可能として、第一均平ブラ
シ47の高さを調節可能としている。56は調整ネジであ
り、第1図の如く機枠33上方に設けても構わない。
そして、ブラシ軸57とベルト駆動軸40にそれぞれ設け
たスプロケットにチェーン59を巻回して繰出ベルト42と
同方向に回転させている。但し、第4図に示すように一
つのブラシを単独で昇降可能として、拡散と均平を兼ね
るようにすることも可能である。
均平装置8は機枠61の縁部に昇降用のネジ杆62・62・
・・を螺装して、該ネジ杆62・62・・・の下端を搬送台
2に枢支し、該ネジ杆62・62・・・上部のハンドルを回
動することにより、機枠フレーム61に横架した鎮圧ロー
ラー63、第二均平ブラシ64を上下調節可能としている。
但し、第4図に示すように平行リンク68・68により上下
に調節することも可能である。
第二均平ブラシ64の駆動軸64aにはスプロケットが固
設され、ローラーコンベア3の軸に設けたスプロケット
との間にチェーン66を巻回して駆動している。67はテン
ションスプロケットである。前記駆動軸64aの他端には
歯車が固設され、鎮圧ローラー63の駆動軸に固設した歯
車と噛合して反対方向に駆動されている。そして、鎮圧
ローラー63と第二均平ブラシ64は接して配置され、鎮圧
ローラー63に付着した土等を第二均平ブラシ64により取
り除けるように構成され、該鎮圧ローラー63はプラグト
レイ5の条数(凹部)に合わせて凹凸が形成されてい
る。該凹部はシリンダーカッターの鬼ロールの如くに構
成しても構わない。
潅水装置9は機枠70にシャワーパイプ71を横架し、該
シャワーパイプ71の一端には電磁バルブ、絞り弁を介し
て水道と連結したホース74と連結している。72は水圧
計、73はON・OFFスイッチ、80・81はプラグトレイを検
知するセンサーであり、プラグトレイ5が潅水装置9を
通過しているときのみ電磁バルブを開いて潅水できるよ
うにしている。
また、第1図、第4図に示すように、床土供給装置7
及び均平装置8下方には受皿75が設けられ、漏斗状に構
成した受皿75の最下部には横送りコンベア76が設けら
れ、該横送りコンベア76端に縦コンベア77が連通され、
該縦コンベア77上端をホッパー34に延設して、床土供給
装置7及び均平装置8から落下した用土を回収してホッ
パー34へ投入して再度利用できるようにしている。79は
噴霧ノズルでありコンベア76・77の任意位置に配置して
よく、回収した用土に加湿するものである。
(ヘ)考案の作用 このように構成することにより、床土を供給する工程
においては、肥料を混入した用土に水分を加え撹拌した
用土を床土供給装置7のホッパー34に充填し苗箱上にプ
ラグトレイ5を重ねて搬送台2の右端に始端側に置き、
播種装置6のスイッチ28は停止にしておいて、駆動モー
ター4を駆動してローラーコンベア3を作動すると、播
種装置6は通過して、床土供給装置7のセンサーにより
プラグトレイ5が検知されて電磁クラッチがONしてベル
ト駆動軸40が駆動され、繰出ベルト42により用土が繰り
出され、該用土は拡散用ブラシ46にてほぐされながらプ
ラグトレイ5に充填されて床土とされる。
そして、第一均平ブラシ47にて余分な用土が取り除か
れて均平にされ、床土供給装置7を通過するとベルト駆
動軸40は停止される。そして、鎮圧ローラー63にて鎮圧
され、第二均平ブラシ64で均平されてから、潅水装置9
に入ると電磁バルブがONして潅水され、通過すると電磁
バルブは閉じられて潅水も停止して床土の充填工程は終
了し、プラグトレイ5は搬送台2から降ろして積み上げ
られる。
次に播種・覆土工程について説明すると、このとき播
種装置6のスイッチ28はONされ、用土の供給量が規制板
43の上下操作により調節されて、第一均平ブラシ47、第
二均平ブラシ64、鎮圧ローラー63は不要となるので非作
用位置にセットされ(上昇して固定される)、床土供給
装置7のホッパー34には肥料等を混ぜていないバーミキ
ュライト等が充填されている。
そして、前記床土を充填されたプラグトレイ5を、搬
送台2始端(右側)に置いてローラーコンベア3を駆動
すると、プラグトレイ5が搬送されて、第一列目のポッ
トが播種装置6のセンサー29に当接し、モーター20が駆
動されて種子が目皿プレート12から繰り出されて第一列
目のポットに播種される。そして、センサー29がポット
とポットの間ではモーター20が停止され、次のポットに
センサー29が当接するとその列のポットに播種される。
このようにして次々と播種されていくのである。尚、駆
動モーター4、モーター20をプラグトレイのピッチに合
わせて速度調節できるように可変モーターを用いると連
続的にスムースに播種作業が行なえる。
このように播種作業が終了すると床土供給装置7にプ
ラグトレイ5が至り、前記同様に繰出ベルト42から一定
量の用土が落下されて、拡散用ブラシ46にて用土がほぐ
されながら覆土され、潅水装置9に至ると散水されて播
種・覆土工程が終了するのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、コンパクトな構成ながら、床土供給、播種、
均平、潅水等の一連の作業が可能となり、播種プラント
に近い作業能率が得られるようになったのである。
第2に、床土供給、均平工程において、プラグトレイ
からこぼれた用土はホッパーに還元できるようになり、
用土の無駄をなくせるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の播種装置全体斜視図、第2図は播種装
置正面断面図、第3図は床土供給装置正面図、第4図は
播種装置の他の実施例を示す正面図である。 2……搬送台 6……播種装置 7……床土供給装置 8……均平装置 9……潅水装置 34……ホッパー 75……受皿

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送台2上に播種装置6、床土供給装置
    7、均平装置8、潅水装置9と順次配置し、床土供給装
    置7及び均平装置8下方に受皿75を設け、該受皿75下部
    からホッパー34へコンベアを連設して用土を還元すべく
    構成すると共に、均平装置8を上下調節可能に構成し、
    床土供給工程時には床土供給装置7、均平装置8、潅水
    装置9を作動し、播種工程時には播種装置6、床土供給
    装置7、潅水装置9を作動すべく構成したことを特徴と
    する播種装置。
JP7127990U 1990-07-03 1990-07-03 播種装置 Expired - Fee Related JP2512280Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127990U JP2512280Y2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 播種装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127990U JP2512280Y2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 播種装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0430805U JPH0430805U (ja) 1992-03-12
JP2512280Y2 true JP2512280Y2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=31608168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7127990U Expired - Fee Related JP2512280Y2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 播種装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512280Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5612868B2 (ja) * 2010-02-19 2014-10-22 株式会社クボタ 播種プラント

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430805U (ja) 1992-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5667582B2 (ja) 播種機
JP6019897B2 (ja) 育苗方法
JP2512280Y2 (ja) 播種装置
JP2014027902A5 (ja)
EP3826452B1 (en) Plant cultivation system and apparatuses therefor
CA1091100A (en) Equipment for feeding seedlings of transplanter
KR960009480B1 (ko) 자동 파종 시스템
JP4805470B2 (ja) 播種装置
JPH0132504Y2 (ja)
JP2578518Y2 (ja) 播種装置
JPH0626412U (ja) 播種装置
KR200186183Y1 (ko) 파종기
KR100352637B1 (ko) 육묘판, 그에 따른 파종방법 및 파종기
JP2514801Y2 (ja) 播種機
JP6361713B2 (ja) 育苗方法
JPH0123255Y2 (ja)
KR200360342Y1 (ko) 볍씨 파종기의 왕겨 다짐 장치
JP3111155B2 (ja) 育苗容器
JPH02135006A (ja) 播種プラント
JPH0123209Y2 (ja)
JP2548963Y2 (ja) 播種装置
JPH0456576B2 (ja)
JP2008283940A (ja) 育苗方法
KR20000012528U (ko) 육묘상자 자동파종기
JPH05966B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees