JPH02135006A

JPH02135006A - 播種プラント

Info

Publication number: JPH02135006A
Application number: JP29209988A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nishiyama; 寛西山; Hidehiro Okada; 英博岡田
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1988-11-17
Filing date: 1988-11-17
Publication date: 1990-05-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、複数の育苗ポットを同一平面上で整列一体止
したポット型育苗器の各ポット内に播種等を系統的に行
なう播種プラントに関する。

［従来の技術］上記播種プラントとして、受板の上に載せたポット型育
苗器をコンベア等で一定方向に移送しつつ、これに覆土
の供給、播種、床土の供給を順に行ない、しかる後この
上から苗箱を被せて育苗器、受板および苗箱の組合せと
したものを上下反転させ、」二下反転によって上側にな
った受板を取り除き、さらに潅水と目上の供給を行なう
ように構成されたものがある。

［発明が解決しようとする課題］上記播種プラントの能率アップを図るにあたって、全体
の処理速度を速くすると播種の精度が低下し、ポットの
所定の位置に所定量の種子を播くことができないという
問題点があった。

［課題を解決するための手段］上記課題を解決するために、本発明は次のような構成と
した。

すなわち、本発明にかかる播種プラントは、紙、樹脂等
でできたポット型育苗器を受板の上に載せ、これを所定
方向に移送しつつ播種と土詰めを行ない、しかる後この
上から苗箱を被せて育苗器、受板および苗箱の組合せと
したものを上下反転させ、さらに反転によって上側にな
った受板を取り除くようにした播種プラントであって、
前記播種と土詰めの工程を行なう前半ラインを複数並設
するとともに、それ以後の工程を行なう後半ラインを単
数設け、上記複数の前半ラインで処理されたワークを単
一の後半ラインで処理させるように構成したことを特徴
としている。

［作　用］播種工程を含む前半ラインが複数並設されているため、
個々のラインにおける播種速度を適正に保持したまま全
体の能率アップを図れる。

［実施例］第１図および第２図は本発明にかかる播種プラントの１
実施例をあられす側面図と平面図で、この播種プラント
１は、搬送コンベアＡ、・・・に沿って設けた２木の前
半ラインｌａ、ｌａと１本の後半ラインｔｂで構成され
ている。両前半ライン１ａ、ｌａには、順に育苗器セッ
トＭＢ、覆土供給側のものから順に搬送コンベアＡ上に
供給する装置である。

覆土供給装置Ｃは、覆土用の土を貯蔵する土タンク１１
と、該タンク内の土を適量づつ送り出すコンベア式の送
出袋ａｔ１２とからなり、搬送コンベア上を移送されて
ぐる受板組付育苗器の各ポットの底部に覆土を供給する
。

播種装置りは、種子を容れておく種子タンク１３と、該
タンク内の種子を下方に繰り出す回転式の種子繰出装置
１４とからなり、各ポットの覆土上に播種を施す。

床土供給装置Ｆ、Ｆ′は、前記覆土供給装置Ｃと同様の
構成で、その直後部に鎮圧ローラ１６゜１７がそれぞれ
設けられている。床土供給装置Ｆによって第５図Ｃａ）
に示す如くポット内に８分目程度床土３０が入れられ、
そののち鎮圧ローラ１６によって、同図（ｂ）に示す如
く、床土が鎮圧均平化されるとともに、該ローラの外周
面に成形された突起１６ａ、・・・よって表面に四部３
１．・・・が形成される。

装置Ｃ１播種装置Ｄ、床土供給装置Ｆ、肥料供給装置Ｇ
および床上供給装置Ｆ′がそれぞれ設けられている。な
お、Ｅはトランスである。また、後半ライン１ｂには、
反転装置Ｈ１受板除去装置■、目土供給装置Ｊ、潅水装
置におよび箱積み装置りが設けられている。

この播種プラン）１には、第６図乃至第８図に示すよう
なポット型育苗器３と受板４と苗箱５が使用される。育
苗器３はパルプ製で、縦横に並設した育苗ボッ）３ａ、
・・・を上縁部分で一体化して平面視で長方形状に形成
したもので、各育苗ポット３ａ、・・・は下側はど断面
積が小さいテーパ状に成形され、底面に芽出し孔３ｂが
穿かれている。

受板４は、縁部に凸条４ｂ、・・・と、中央部に育苗器
のポットの間隔部に係合する嵌合突起４ａ、４ａが形成
されている。また、苗箱５は、底部に多数の水抜き孔５
ａ、・・・が穿設されている。

以下、各装置について説明する。

育苗器供給装置Ｂは、育苗器３と受板４とを上下に組み
付けたものを積載して保持し、これを下肥料供給装置Ｇ
は、粒状の肥料を収納する肥料タンク１８と、外周面に
育苗器のポットと同一間隔同一ピッチで凹部１９ａ、・
・・が配設された施肥ロール１９とを有し、該施肥ロー
ル１９が回転することにより、凹部１９ａ、・・・が肥
料タンク１８内の肥料を適量づつ保持して順次下方に繰
り出すようになっている。また、播種ロール１９の下側
には繰り出された肥料を前記凹部３１．・・・に導くガ
イド板２０．・・・が設けられており、第５図（ｃ）に
示すように、移送されてきた育苗器の凹部３１・・・に
肥料３２が落下供給される。さらに、その上から床土供
給装置Ｆ′によって床±３３が供給され、第５図（ｄ）
に示す如く鎮圧ローラ１７で鎮圧均平化される。

このようにして、育苗器２の各ボッ）２ａ、・・・内に
播種、施肥および土詰めが施された受板組付育苗器は前
半ライン１ａの終端部に運ばれる。そして、ここで人手
によって上から苗箱５が被せられ、後半ライン１ｂに移
し換えられる。受板組付育苗器に苗箱が被せられた育苗
器セット６は、第９図に示すように、下から受板４、育
苗器３、苗箱５が重ねられた状態となっている。前述の
如く、２木の前半ラインＩａ、ｌａの受板組付育苗器が
」（通の後半ライン１ｂに移し換えられるため、後産ラ
インのコンベアの移送速度は前半ラインのコンペの移送
速度よりも速く設定されている。

反転装置Ｈは、送込み装置２３によって送り込まれた育
苗器セット６を回転枠２４が挾持して反回転し、それを
引出し装置２５で引き出してコンベアに再度送り出すよ
うに構成されており、この反転装置Ｈを通過すると育苗
器セット２０が−１−下反転される。

受板除去装置■は、反転装置Ｈによって−Ｌ下反転され
上側に被せられた状態となっている受板な両側から跳ね
上げるようにして育苗器から除去する装置である。除去
された受板４はコンベアの下側に敷設された転送路２７
を通って前記育苗器供給装置Ｂ、Ｂの近傍に戻される。

途中、洗浄装置２８によって土等が除去される。

］二下反転され芽出し孔３ｂ、・・・が上になった育苗
器３とそれを収納した苗箱５が、目上供給装置Ｊに送ら
れてくる。目上供給装置Ｊも前記覆土装置Ｃや床上供給
装置と同様の構成で、育苗器３の各ポットの間隔部に約
８分目はどの目上を供給する。

潅水装置には、目上を供給された育苗器３の上から水を
散布する装置である。

以上の各工程を終えた育苗器３と苗箱５の組合せは、箱
積み装置りで積み重ねられ、所定の保管場所で保管され
る。

［発明の効果］以上説明してきたように、本発明にかかる播種プラント
は、処理速度をあまり速くできない播種工程を含む前半
ラインが複数並設され、この複数の前半ラインで処理さ
れたワークを共通の後半ラインで処理するようになって
いるので、播種精度を維持したまま、全体の処理能力を
向上させることができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる播種プラントの１実施例をあら
れす側面図、第２図はその平面図、第３図はその一部を
詳細に示した側面図、第４図は肥料供給装置の断面図図
、第５図は床上供給と肥料供給の説明図、第６図は一部
を破面であられした育苗器の斜視図、第７図は受板の斜
視図、第８図は苗箱の斜視図、第９図は育苗器セットの
側面図である。 ■・・・播種プラント１ａ・・・前半ライン、ｉｂ・・
・後半ライン、３・・・育苗器、４・・・受板、５・・
・苗箱、６・・・育苗器セット、Ｃ・・・覆土供給装置
、Ｄ・・・播種装置、Ｆ、Ｆ’・・・床上供給装置、Ｇ
・・・肥料供給装置、Ｈ・・・反転装置、■・・・受板
除去装置。特許出願人　　井関農機株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）紙、樹脂等でできたポット型育苗器を受板の上に
載せ、これを所定方向に移送しつつ播種と土詰めを行な
い、しかる後この上から苗箱を被せて育苗器、受板およ
び苗箱の組合せとしたものを上下反転させ、さらに反転
によって上側になった受板を取り除くようにした播種プ
ラントであって、前記播種と土詰めの工程を行なう前半
ラインを複数並設するとともに、それ以後の工程を行な
う後半ラインを単数設け、上記複数の前半ラインで処理
されたワークを単一の後半ラインで処理させるように構
成したことを特徴とする播種プラント。