JPS6062921A - 育苗方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 形状の育苗器を使って育苗する育苗方法に関するもので
ある。

従来技術とその問題点 従来、上面側が隣接し、下面側が互に所定の間隔で独立
するよう仕切られ、上面側が全体開口し下側面に孔セを
形成する育苗ポットを複数個一体内に設けた紙製の育苗
器はあった。そして、この育苗器に床上を入れて育Ｗす
るには、先ず床上をポットのへ分目程度人オ（、その上
に播種し、覆土して、７ｆｆ＋水する方式が採用されて
いた。

しかし、このような育苗方式では、育苗された苗の茎部
がボッｌ−の広口部分から全く規制されることなく発芽
して各ポットから発芽育苗する菌群と菌群とが接近しす
ぎて事後の生育が悪く、特に、風通しが悪いために苗が
むれて葉枯れが起る欠点があった。

問題を解決するだめの技術手段 この発明の育苗方法は、従来技術のもつ問題点を解消す
ると共に、育ｄ１後の各ポットで生育される苗がポット
の下側で完全に根が絡まって、育苗器の片側を掴み上げ
てもちぎれにくくて育苗箱から容易に取出せることので
きる育１′Ｍ方法を提０１．するため次の技術的手段を
講じた。

即ち、この育苗方法は、上面側が隣接し、下面側が互に
所定の間隔で独立するよう仕切られ、上面側は全体開口
（イ）していて下側面に発芽孔（ロ）を形成した側面視
が錐形状をした育ｉ’ｌｌｉボッｌ−（２）かＰＳｌ数
個一体内に紙材で構成される平面視が方形状の育苗器（
１）の各対画ボッ１〜（２）内に、少量の覆土（＋１）
を詰めたのち、種子山）を播き、その後床上（ｃ）をｉ
（１省ボツ１〜（２）の上端よりも高く供給し、その後
前１ＩＩｌｉボッ１−　（２）の上端面よりも高く床上
−に面が位置するべく鎮圧し、続いて、育苗箱（１０で
上側から育苗器（１）を嵌合したのち天地返しをして渭
１水育苗する方法としたものである３゜ この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると（１）
は育苗器で、実施例では古紙を水（１把ネＳ１液や消毒
液でもよい）に溶かして、こ、１１を網状型ですき直し
て図示の形状としたものであり、−１−面側が互に仕切
上端部で連続状に隣接していて］ぐ面側が互に独立した
状態に育苗ボッｌ−（２）が設けられ、その育苗ボッｈ
　（２）自体（よ側面視角錐状をしていてその上面側は
全体が開口（イ）し、下面側は育苗時に芽が伸び出せる
ように発芽孔台（ロ）を設けている。

この育苗器に播種する播種の一例を説明すると、（３）
はコンベアで、複数の脚０υを有したフレーム０２に、
移送ベルト体ヤ、σ）を前後方向へ巻回張設して伝動回
転ならしめる前工程部と、その後に転動ローラー■、■
・・・が複数並設される中工程部と更に、前工程部と同
様に移送ベルト（慢、（埒を前後方向へ巻回張設された
後工程部を一連に構成したものである。

（ト）、（ロ）はそれぞれ移送ベル１〜に）、（ハ）を
伝動回転する入力プーリを示す。

（４）は移送受台で、前記育苗器（１）の下面側の広さ
と略々同一かそれよりや＼′・広くした板体であり、前
記コンベア（３）の移送ベルト（ト）］二に載せ、その
上に育苗器（１）を載置して送るものである。

（５）は覆土装置で、覆土を入れるポツパー（５１１）
の下部に操出ベルＩ−（５１１）が張設されている。

（６）は播種装置で、種子ホッパー（６＋ｌ）の底部に
操出ロール（６１Ｊ）が伝動回転されるよう設けられて
いる。

（７）は床土供給装置で、床土ポツパー（７＋１）の下
部に操出ベルト（７１１）が張設されている。

（８）は床上均平装置で、移送中の育苗箱（１）の」二
側面よりも高い位置に水平固視く型状の板体（８Ｊｌ）
の下端辺が位置するよう設けられている。

（９）は鎮圧装置で、伝動回転される鎮圧輪（９ａ）で
できている。

そして、上記の覆土装置（５）、播種装置ｌｖ眞６）、
床上供給装置（７）、床上均平装置（８）及び鎮圧装’
＋”Ｉｔ（９）の夫々は移送ベルト（ハ）上側にコノヘ
ア（３）のフレーム０秒に支架され、これらのグループ
で播種丁稈部（Ａ）を構成している。

（１０は育苗箱で、前記育苗器（１）か嵌入できる広さ
と高さとを有している。

ａのは反転装置で、側面視がコ型状の反転具（＋２１１
）の後側部上下中間が枢支（ハ）され、このコ型内に移
送受台（４）と育苗器（１ンとこれににから嵌合した育
苗箱（ＩＩとの移送方向側端を送り込／して天地返しさ
せるものである。

そして、この反転装置α４は転勤ローラー、（ホ））か
配置されているコンベアに３）の中工程部中にあり、こ
の部分を反転工程部（１））と呼／しでいる。

（１υは土詰装置で、後側の移送ベルト（ハ）上に位置
し、床上を入れるホッパー（Ｉｌａ）の下部に操出ヘル
ド（Ｉ　ｌ　ｂ　）が張設されている。

０３は潅水装置（消毒水を潅水してもよい。）である。

そして、土詰装置（１１）の位置する部分、が土詰工程
部（０である。図中（１４）、（ｌ■は夫々モータを示
す。

播種装置で播種する工程を説明すると、移送ベルト（ト
）上の始端側に移送受台（４）上に適宜な方法で育苗器
（１）がずれないようにして載置させ、これを載せると
、覆土装置（５）で小量の覆土（ａ）が各ボッ１〜（２
）中に供給され、その後、播種装置（６）で種子（ｂ）
か播種され、続いて床上供給装置（７）で床上（ｅ）か
供給される。そして、育苗器（１）の上側に積った床上
の上側を床上均平装置（８）が均らして余分の床上を外
側から落下させる。続いて、鎮圧装置（９）で床上を鎮
圧し育苗器（１）の上面に少しの厚みをもたせて鎮圧す
る。このようにして、播種工程部（、Ａ）て育１右藩（
１）の育苗ボット（２）内に確実に播Ｕ１される。。

次に、移送ベルトに）で転動ローラー■、（縛上に送ら
れてきた育苗器（１）に育苗箱（Ｉ（ｌを被−〇で反転
装置０功の反転具（１２１１）に送り込み、後方側を移
送受台（４）ごと矢印に）方向へ天地返しをする。

そして、上面になった移送受台（４）を取り外し、次の
移送ベルト（ハ）上へ育苗箱（１（ｊごと送り込む。す
ると、土詰装＠（Ｉυによって、床」、を育［′Ｉ目−
゛ソト（２）」ニヘ落下供給させる。すると、その床上
が一部は育苗ボッｌ−（２）の発芽孔（ロ）内に入り覆
土かおぎなわれると共に各育苗ボット（２）間の間隔部
に床上か入り育苗ボッｌ−（２）の外周面の下方部の露
出が防止される。

続いて、潅水装置０３でｌａｉ水さ４Ｌると、育１ｊ１
１ボッ１−　（２）の外周の床上が湿り、・次第に台菌
ボット自体が吸水し内部の床土も十分に湿されることに
なる。

このようにして育苗箱（１１内の育苗器（１）にＩｄ一
種、濱１水されたものは、育苗室内や田畑に置き育苗す
る。

このとき、各育苗ボット（２）内の種子は発芽してその
芽が発芽孔（ロ）から伸び出し生育する。

そして、苗の芽が各育１°１°１ボッｌ−（２）の発芽
孔（ロ）からのびだすために、菌群か確実に離間して生
育され、菌群と菌群との間で風通しかよくなって、苗葉
がむれることがなく、長期の育苗でも葉枯れが起り難く
十分な生育を保つことかでき、しかも、生育された苗は
、各ボッ１〜（２）の下側に床土か敷きつめられている
ために各ボッｌ−の苗根同志が絡み合って紙製の育苗器
（１）が１′）されるのを防止でき、育苗箱ＯＣから生
育した＾”１を一枚ものとして容易に取り出すことがで
きる。

作用効果 この発明は、前記の技術手段としたから、育苗箱中で生
育される苗が各別の育苗ボットの発芽孔からのびだして
生育し、ｉ’／ｉ　７ｔＹと菌Ｉｒｙとの間に十分風通
しができる間隙が生して苗葉かむれて枯−するのを防止
でき、長期に育ｉ’ｌ’−ｉする中筒が確実に育ち、し
かも、生育した苗は、各ボッＩ−の下側の床上内にのび
る苗根が絡み合一〕で、紙製の育苗器であるにもかかわ
らずきわめてちぎれにくくなり、育１宵箱から生育した
苗を極めて容易に確実に取り出すことができる作用効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図は要部の側断面図、第４
Ｍは育苗器の簡略斜面図である。 図中記号、（１）は育苗器、（２）は育苗ボット、（３
）はコンベア、（４）は移送受台、（５）は覆土装置、
（６）は播種装置、（７）は床上供給装置、（８）は床
上均平装置、（９）は鎮圧装置、Ｑ（Ｉは育苗箱、（Ｉ
旧よ」二詰装置〆１、（功は反転装置、θ騰は潅水装置
、（Ａ）は播陣Ｉ程部、（均は反転工程部、（Ｑは土詰
工程部、（イ）はｆｆ＋肖ポット（２）の」二面側開口
、（ｉコ）は育苗ボット（２）の発ｇ／Ｊ４孔を示−札
特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　昌　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面側が隣接し、下面側が互に所定の間隔で独立するよ
   う仕切られ、上面側は全体開口（イ）シていて下側面に
   発芽孔わ（ロ）を形成した側面視が錐形状をした育苗ポ
   ット（２）が複数個一体内に紙料で構成される平面視が
   方形状の育苗器（１）の各育苗ボッＩ・（２）内に、少
   量の覆土（ａ）を詰めたのち、種子（１））を播き、そ
   の後床上（ｅ）を育苗ポット（２）の上端よりも高く供
   給し、その後育苗ポット（２）の上端面よりも高く床上
   上面が位置するべく鎮圧し、続いて、育苗箱００で上側
   から育苗器（１）を嵌合したのち天地返しをして潅水育
   苗する育苗方法。