JPH10229758A - 育苗用の容器 - Google Patents
育苗用の容器Info
- Publication number
- JPH10229758A JPH10229758A JP3206097A JP3206097A JPH10229758A JP H10229758 A JPH10229758 A JP H10229758A JP 3206097 A JP3206097 A JP 3206097A JP 3206097 A JP3206097 A JP 3206097A JP H10229758 A JPH10229758 A JP H10229758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- pot
- pot container
- seedling
- seedling raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 野菜苗を育苗する合成樹脂製のポット型育苗
容器において、ポット内で伸長する苗根がポット外周面
に巻き付かないようにすること、及び気温の高低変化に
影響なく育苗できるようにする。 【解決手段】土等の育苗母材料を詰めて、播種育苗する
ポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器２と互い
に連結されていて、該ポット容器２が独立状態に下側に
突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩形状をし
た育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が左右方向
及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該ポット容
器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積よりも広く
なるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この内壁面に
上端側から下端側に向かう外方突出の単一または複数の
空気溜り溝４を設けてなる育苗用の容器。
容器において、ポット内で伸長する苗根がポット外周面
に巻き付かないようにすること、及び気温の高低変化に
影響なく育苗できるようにする。 【解決手段】土等の育苗母材料を詰めて、播種育苗する
ポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器２と互い
に連結されていて、該ポット容器２が独立状態に下側に
突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩形状をし
た育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が左右方向
及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該ポット容
器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積よりも広く
なるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この内壁面に
上端側から下端側に向かう外方突出の単一または複数の
空気溜り溝４を設けてなる育苗用の容器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、野菜苗をポット
容器を有した樹脂製の育苗容器で育苗して土付き状のブ
ロック苗を育苗する育苗容器に関する。
容器を有した樹脂製の育苗容器で育苗して土付き状のブ
ロック苗を育苗する育苗容器に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、ポット形状をした樹脂製のポット容
器を、前後、左右方向にそれぞれ所定のピッチで多数形
成した平面視が矩形状をした育苗容器は公知であった
が、この薄い肉圧のポット容器の内周壁に上下方向の空
気溜り溝を形成した構造のものはなかった。
器を、前後、左右方向にそれぞれ所定のピッチで多数形
成した平面視が矩形状をした育苗容器は公知であった
が、この薄い肉圧のポット容器の内周壁に上下方向の空
気溜り溝を形成した構造のものはなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ポット
容器内に土や腐植土を詰めて播種育苗するとき、苗の根
がポット内周面に這い、所謂る根巻きが発生して、この
苗を圃場に定植するとき、初期成育が悪い欠点があっ
た。
容器内に土や腐植土を詰めて播種育苗するとき、苗の根
がポット内周面に這い、所謂る根巻きが発生して、この
苗を圃場に定植するとき、初期成育が悪い欠点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、第
１番目の発明は、土等の育苗母材料１１を詰めて、播種
育苗するポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器
２と互いに連結されていて、該ポット容器２が独立状態
に下側に突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩
形状をした育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が
左右方向及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該
ポット容器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積よ
りも広くなるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この
内壁面に上端側から下端側に向かう外方突出の単一また
は複数の空気溜り溝４を設けてなる育苗用の容器とし
た。
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、第
１番目の発明は、土等の育苗母材料１１を詰めて、播種
育苗するポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器
２と互いに連結されていて、該ポット容器２が独立状態
に下側に突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩
形状をした育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が
左右方向及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該
ポット容器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積よ
りも広くなるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この
内壁面に上端側から下端側に向かう外方突出の単一また
は複数の空気溜り溝４を設けてなる育苗用の容器とし
た。
【０００５】また、育苗時の温度変化を少なくする育苗
方法を採用するための第２番目の発明では、土等の育苗
母材料１１を詰めて、播種育苗するポット容器２の上端
側が隣接の同じポット容器２と互いに連結されていて、
該ポット容器２が独立状態に下側に突出する薄肉の合成
樹脂材で全体の平面視が矩形状をした育苗容器１に成型
し、前記各ポット容器２が左右方向及び前後方向に所定
のピッチで並んでいて、該ポット容器自体の構成が上部
側内面積が下部側内面積よりも広くなるよう内壁を傾斜
面に構成すると共に、この内壁面に上端側から下端側に
向かう外方突出の単一または複数の空気溜り溝を設けて
なる育苗用の容器と、発泡樹脂材で成形されており、前
記育苗容器１の各ポット容器２が上側から嵌合可能な嵌
合穴９が開けられており、その底面には水抜き孔１０を
形成する発泡樹脂製のポット容器嵌合枠８とからなる育
苗用の容器とした。
方法を採用するための第２番目の発明では、土等の育苗
母材料１１を詰めて、播種育苗するポット容器２の上端
側が隣接の同じポット容器２と互いに連結されていて、
該ポット容器２が独立状態に下側に突出する薄肉の合成
樹脂材で全体の平面視が矩形状をした育苗容器１に成型
し、前記各ポット容器２が左右方向及び前後方向に所定
のピッチで並んでいて、該ポット容器自体の構成が上部
側内面積が下部側内面積よりも広くなるよう内壁を傾斜
面に構成すると共に、この内壁面に上端側から下端側に
向かう外方突出の単一または複数の空気溜り溝を設けて
なる育苗用の容器と、発泡樹脂材で成形されており、前
記育苗容器１の各ポット容器２が上側から嵌合可能な嵌
合穴９が開けられており、その底面には水抜き孔１０を
形成する発泡樹脂製のポット容器嵌合枠８とからなる育
苗用の容器とした。
【０００６】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。１は合成樹脂製の育苗容器であって、平面視が矩形
状をしており、これにポット容器２が前後及び左右側に
所定の間隔で配列されている。このポット容器２は育苗
容器の下側に独立して突出した形態になっていて、その
上面側がフラットな連接板部３で互いに一体状に繋がっ
ており、この連接板部３で屈曲自在になっている。そし
て、実施例では、ポット容器２の内部形状を底付き円錐
筒に形成し、この内壁面に中心から放射方向位置に外側
へ膨出した空気溜り溝４を形成している。実施例では、
この空気溜り溝４は十文字方向の四方側に形成している
が、中心を通る二方向の第６図の構成あるいは三方向の
第７図の構成であっても差し支えない。また、底面中央
には水抜き孔５が形成され、前記空気溜り溝４の延長部
が底面にまで至り水抜き孔５に連通されている。
る。１は合成樹脂製の育苗容器であって、平面視が矩形
状をしており、これにポット容器２が前後及び左右側に
所定の間隔で配列されている。このポット容器２は育苗
容器の下側に独立して突出した形態になっていて、その
上面側がフラットな連接板部３で互いに一体状に繋がっ
ており、この連接板部３で屈曲自在になっている。そし
て、実施例では、ポット容器２の内部形状を底付き円錐
筒に形成し、この内壁面に中心から放射方向位置に外側
へ膨出した空気溜り溝４を形成している。実施例では、
この空気溜り溝４は十文字方向の四方側に形成している
が、中心を通る二方向の第６図の構成あるいは三方向の
第７図の構成であっても差し支えない。また、底面中央
には水抜き孔５が形成され、前記空気溜り溝４の延長部
が底面にまで至り水抜き孔５に連通されている。
【０００７】６は係合孔で、育苗容器をの左右両端側に
ポット容器を形成しない所定厚みの板部７を形成し、こ
の部分に当該育苗容器を係合して移送する播種機や移植
機に設けた移送爪が係合する孔である。この育苗容器１
を構成する合成樹脂材はブタジエン等の合成ゴムの材料
を普通のポリエチレンやポリスチレン等に混合する等し
た屈曲自在な可撓性材料により成形すれば、全体の屈曲
性が良好になり移植機にこの育苗容器ごと供給して屈曲
させながら移送し、ポット容器２内で育った苗を抜取り
やすくすることができる。
ポット容器を形成しない所定厚みの板部７を形成し、こ
の部分に当該育苗容器を係合して移送する播種機や移植
機に設けた移送爪が係合する孔である。この育苗容器１
を構成する合成樹脂材はブタジエン等の合成ゴムの材料
を普通のポリエチレンやポリスチレン等に混合する等し
た屈曲自在な可撓性材料により成形すれば、全体の屈曲
性が良好になり移植機にこの育苗容器ごと供給して屈曲
させながら移送し、ポット容器２内で育った苗を抜取り
やすくすることができる。
【０００８】８はポット容器嵌合枠で、前記育苗容器１
を使用して野菜苗を育苗する場合に使用する発泡スチロ
−ルや発泡ウレタン材で成形されたものであり、前記育
苗容器１のポット容器２の下部側が上部から嵌合する嵌
合穴９を発泡断熱板材に穿設し、この嵌合穴９の底部中
央部に水抜き孔１０を形成している。上例の作用につい
て詳述すると、育苗容器１の各ポット容器２内に床土１
１を入れ、その後に野菜の種１２を蒔き、この播種後の
育苗容器１を圃場や温室内の地面に載置して適当に灌水
し苗を育てる。このとき、根が床土１１内に伸びると共
に発芽して葉、茎が上方に伸び成育する。
を使用して野菜苗を育苗する場合に使用する発泡スチロ
−ルや発泡ウレタン材で成形されたものであり、前記育
苗容器１のポット容器２の下部側が上部から嵌合する嵌
合穴９を発泡断熱板材に穿設し、この嵌合穴９の底部中
央部に水抜き孔１０を形成している。上例の作用につい
て詳述すると、育苗容器１の各ポット容器２内に床土１
１を入れ、その後に野菜の種１２を蒔き、この播種後の
育苗容器１を圃場や温室内の地面に載置して適当に灌水
し苗を育てる。このとき、根が床土１１内に伸びると共
に発芽して葉、茎が上方に伸び成育する。
【０００９】このとき、主根から細根が伸びてポット容
器３の内周面を這い、床土に根が巻き付いた所謂根巻き
が発生しようとするが、このポット容器２の内壁面に上
下方向の空気溜り溝４が形成されているから、この部分
で根が空気に触れて根の伸長が止まり、根巻き現象を起
こさない。したがって、この育苗容器１で育てられる野
菜苗の根元部分の床土１１は根がグルグル巻きにならな
から、この苗を本田に定植すると根が四方八方に広がり
定植後の成育が極めて良好になる。
器３の内周面を這い、床土に根が巻き付いた所謂根巻き
が発生しようとするが、このポット容器２の内壁面に上
下方向の空気溜り溝４が形成されているから、この部分
で根が空気に触れて根の伸長が止まり、根巻き現象を起
こさない。したがって、この育苗容器１で育てられる野
菜苗の根元部分の床土１１は根がグルグル巻きにならな
から、この苗を本田に定植すると根が四方八方に広がり
定植後の成育が極めて良好になる。
【００１０】前述の育苗手段では、ポット容器３の裏面
が直接地面に置かれる状態の育苗方法にしたが、この育
苗容器１は肉薄の樹脂材で成形されたものであるから、
気温の高低変化に順応して苗が育ち難い欠点ある。そこ
で、第１０図のように育苗容器１の下側に各ポット容器
２がポット容器嵌合枠８の嵌合穴９に嵌合させ、この状
態で地面に置いて育苗すれば、気温変化に大きく左右さ
れないで各ポット容器２の内面側が保持され、苗の発
芽、成育が良好になる。尚、ポット容器嵌合枠９は、育
苗容器１のポット容器２を嵌合するとき、ポット容器２
の下端側が少しばかり突出するよう底無し状で、且つ、
ポット容器嵌合枠９の厚みをポット容器３の上下寸法よ
りもやや小さくして、育苗時にポット容器２の底面側が
地面に直接載置されるようにしてもよい。
が直接地面に置かれる状態の育苗方法にしたが、この育
苗容器１は肉薄の樹脂材で成形されたものであるから、
気温の高低変化に順応して苗が育ち難い欠点ある。そこ
で、第１０図のように育苗容器１の下側に各ポット容器
２がポット容器嵌合枠８の嵌合穴９に嵌合させ、この状
態で地面に置いて育苗すれば、気温変化に大きく左右さ
れないで各ポット容器２の内面側が保持され、苗の発
芽、成育が良好になる。尚、ポット容器嵌合枠９は、育
苗容器１のポット容器２を嵌合するとき、ポット容器２
の下端側が少しばかり突出するよう底無し状で、且つ、
ポット容器嵌合枠９の厚みをポット容器３の上下寸法よ
りもやや小さくして、育苗時にポット容器２の底面側が
地面に直接載置されるようにしてもよい。
【００１１】前記の育苗容器１で育てられた野菜苗を移
植機で移植する場合、育苗容器１が屈曲自在の場合には
第１１図で示す通り、該育苗容器１の左右端側を断面コ
字状をしたＵ字案内枠１４内でＵ字状に折り曲げて間歇
的に駆動される繰出移送回転輪１５によりガイドしなが
ら移送しこのＵ字内側からポット容器２中の苗を底面側
からクランク機構１６で間歇的に往復作動する押出し棒
１７で押出し、この押し出された苗を移植爪１８等で掴
み、圃場面に移植すればよい。
植機で移植する場合、育苗容器１が屈曲自在の場合には
第１１図で示す通り、該育苗容器１の左右端側を断面コ
字状をしたＵ字案内枠１４内でＵ字状に折り曲げて間歇
的に駆動される繰出移送回転輪１５によりガイドしなが
ら移送しこのＵ字内側からポット容器２中の苗を底面側
からクランク機構１６で間歇的に往復作動する押出し棒
１７で押出し、この押し出された苗を移植爪１８等で掴
み、圃場面に移植すればよい。
【００１２】第１３図で示した通り、前記ポット容器２
の底面を薄板にして中央部の水抜き孔５から放射方向に
切り目１９を設け、床土を詰めるとき漏れないよう常時
閉じる開閉弁構造にすれば都合が良い。
の底面を薄板にして中央部の水抜き孔５から放射方向に
切り目１９を設け、床土を詰めるとき漏れないよう常時
閉じる開閉弁構造にすれば都合が良い。
【００１３】
【発明の作用効果】第１番目の発明によれば、薄い合成
樹脂で成形した多数のポット容器が上部側互いに繋がっ
た育苗容器であって、この容器のポット容器部が互いに
上下方向に嵌合して保管容易でありながら、このポット
容器の内壁面に上下方向の外方へ突出する空気溜り溝を
構成しているから育苗時にはポット苗床の外周に根が巻
きつかず、この苗を圃場に移植した後の初期成育が良好
になる。また、第２番目の発明によれば、育苗時に、発
泡スチロ−ルのような材料で成形したポット容器嵌合枠
を使用した場合は、育苗容器が薄い合成樹脂で成形され
ていてこれ自体の育苗では温度変化にののまま追随し育
苗時の温度管理が困難であるが、これを防止でき、育苗
時の保温効果が高く成育むらを起さないで育苗すること
ができる。
樹脂で成形した多数のポット容器が上部側互いに繋がっ
た育苗容器であって、この容器のポット容器部が互いに
上下方向に嵌合して保管容易でありながら、このポット
容器の内壁面に上下方向の外方へ突出する空気溜り溝を
構成しているから育苗時にはポット苗床の外周に根が巻
きつかず、この苗を圃場に移植した後の初期成育が良好
になる。また、第２番目の発明によれば、育苗時に、発
泡スチロ−ルのような材料で成形したポット容器嵌合枠
を使用した場合は、育苗容器が薄い合成樹脂で成形され
ていてこれ自体の育苗では温度変化にののまま追随し育
苗時の温度管理が困難であるが、これを防止でき、育苗
時の保温効果が高く成育むらを起さないで育苗すること
ができる。
【図１】側面図
【図２】平面図
【図３】要部の断面図
【図４】要部の斜面図
【図５】要部斜断面図
【図６】別例の要部斜面図
【図７】別例の要部斜面図
【図８】要部の側断面図
【図９】第８図の平面図
【図１０】育苗状態の要部側断面図
【図１１】育苗状態の要部側断面図
【図１２】移植機による移植状態の要部の側面図
【図１３】第１２図の要部断面図
【図１４】別例のポット容器の要部の平断面図
１ 育苗容器 ２ ポット容器 ４ 空気溜り溝 ５ 水抜き孔 ６ 係合孔 ９ 嵌合穴 ８ ポット容器嵌合枠 １０ 水抜き孔 １１ 床土（育苗母材料）
フロントページの続き (72)発明者 石山 佳寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (5)
- 【請求項１】 土等の育苗母材料１１を詰めて、播種育
苗するポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器２
と互いに連結されていて、該ポット容器２が独立状態に
下側に突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩形
状をした育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が左
右方向及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該ポ
ット容器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積より
も広くなるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この内
壁面に上端側から下端側に向かう外方突出の単一または
複数の空気溜り溝４を設けてなる育苗用の容器。 - 【請求項２】 ポット容器２の底面中心部分に水抜き孔
５を形成し、前記ポット容器２の内壁面に形成する空気
溜り溝４をポット容器２の底面に連続して形成ならしめ
ると共に、該底面に形成の空気溜り溝４が前記水抜き孔
５に連通する特許請求範囲第１項記載の育苗用の容器。 - 【請求項３】 育苗容器１を構成する合成樹脂材が屈曲
自在な可撓性材料によりなる特許請求範囲第１項及び第
２項記載の育苗用の容器。 - 【請求項４】 育苗容器１をの左右両端側にポット容器
２を形成しない所定厚みの板部を形成し、この部分に当
該育苗容器を係合して移送する係合孔６を所定のピッチ
で設けた特許請求範囲第１項〜第３項記載の育苗用の容
器。 - 【請求項５】 土等の育苗母材料１１を詰めて、播種育
苗するポット容器２の上端側が隣接の同じポット容器２
と互いに連結されていて、該ポット容器２が独立状態に
下側に突出する薄肉の合成樹脂材で全体の平面視が矩形
状をした育苗容器１に成型し、前記各ポット容器２が左
右方向及び前後方向に所定のピッチで並んでいて、該ポ
ット容器自体の構成が上部側内面積が下部側内面積より
も広くなるよう内壁を傾斜面に構成すると共に、この内
壁面に上端側から下端側に向かう外方突出の単一または
複数の空気溜り溝を設けてなる育苗用の容器と、発泡樹
脂材で成形されており、前記育苗容器１の各ポット容器
２が上側から嵌合可能な嵌合穴９が開けられており、そ
の底面には水抜き孔１０を形成する発泡樹脂製のポット
容器嵌合枠８とからなる育苗用の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206097A JPH10229758A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 育苗用の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206097A JPH10229758A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 育苗用の容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10229758A true JPH10229758A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12348346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206097A Pending JPH10229758A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 育苗用の容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10229758A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010148396A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Ibiden Greentec Co Ltd | 植栽基盤及びそれを使用した植栽方法 |
| CN102160504A (zh) * | 2011-01-13 | 2011-08-24 | 南京林业大学 | 一种适用于林木苗期根际土壤取样的根箱培养装置 |
| CN108541488A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-18 | 重庆华渝种子有限公司 | 红萝卜育苗装置 |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP3206097A patent/JPH10229758A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010148396A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Ibiden Greentec Co Ltd | 植栽基盤及びそれを使用した植栽方法 |
| CN102160504A (zh) * | 2011-01-13 | 2011-08-24 | 南京林业大学 | 一种适用于林木苗期根际土壤取样的根箱培养装置 |
| CN108541488A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-18 | 重庆华渝种子有限公司 | 红萝卜育苗装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5581936A (en) | Plant propagation trays having inverted V-shaped aerated root separators | |
| US6332287B1 (en) | Plant cultivation apparatus and method | |
| EP1437934A2 (en) | Plant cultivation apparatus and method for growing crops in sequence | |
| JPH10229758A (ja) | 育苗用の容器 | |
| JP3674223B2 (ja) | 育苗用の容器 | |
| JP3172516U (ja) | 植物育成用容器 | |
| JPH05192033A (ja) | 土壌充填材、土壌、栽培容器及びそれらを用いる栽培方法 | |
| KR200227662Y1 (ko) | 육묘용 포트 | |
| JPH10113073A (ja) | 育苗方法 | |
| JP2528731Y2 (ja) | 育苗用トレー | |
| JPH0380026A (ja) | 移植用土付苗の育成方法 | |
| JP3022229U (ja) | 育苗箱 | |
| JP2600891B2 (ja) | 育苗床 | |
| GB2347836A (en) | Seed propagator device | |
| JPH0444059Y2 (ja) | ||
| JP2001178276A (ja) | 苗用プラグ | |
| KR200183234Y1 (ko) | 배수돌편이 구비된 육묘상자 | |
| JPH089783A (ja) | 育苗方法 | |
| JPH045405B2 (ja) | ||
| JPH037510A (ja) | 球根野菜の栽培方法 | |
| JPH035771B2 (ja) | ||
| JPH07327506A (ja) | 野菜苗 | |
| JPH1189443A (ja) | 育苗器 | |
| JPH11308929A (ja) | 育苗容器 | |
| JPH07322768A (ja) | 育苗器 |