JP3839721B2 - 育苗用有機質床土組成物および床土マット - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、種苗用有機質原料及び製紙繊維素を有効成分とする育苗用有機質床土組成物、それを利用した床土マット及びその製造方法に関するものである。
【0002】
(背景技術)
従来の育苗床は、育苗用床土粉末や育苗用シートを箱に入れた後、潅水し、そこに種子を播種し覆土することによって得られる。かくして、このような床は準備が煩雑で、大量の労働力を必要とするなどの困難があった。
【0003】
そのような問題を改善するために、床土を代替した育苗用床土組成物を提供するか、種子が付着されたシートや紙、育苗箱またはシートなどの製造方法を提供する多様な試みがあった。育苗用床の重量は、苗床を含めて5〜6kgにも達するため、老齢者の農民には過重な労働力が要求される。そこで、軽い床土を研究したものが、園芸用床土(泥炭種類のピートやココナット皮パウダー等)に膨軟粗糠、ゼオライト及びパーライトなどを添加し、有機堆肥のように水分を適当に含有させて単一包装にして普及している。然し、それは単に一般的な床土を代替したものに過ぎないため、使用者個人が、一般的な床土を用いるのと同一の方法により育苗用床を作らなければならず、煩雑で、価格が高く、流通管理費が高いという問題点がある。
【0004】
最近、日本でも、重量が既存の床土重量の1/2で価額も低廉な、膨軟粗糠を圧搾加工して切断した床土代用品が開発された。然し、1時間当り100枚の生産効率では生産性及び価格競争力を克服することができず、大量普及にも限界がある。
また、大韓民国実用新案公開公報第97−53076号は、苗床にビニールを敷き、薄い紙間に種を播種して重なるようにした後、水を噴射して苗床用床土シートを製造しているが、ジグザグ状に垂直に積層された種は、無駄が多く後手入れが要求されると共に、床土材質の代用としては非常に不実なシートタイプであるため実用性が疑問視され、種子の播種管理が困難であるという問題点があった。
【0005】
また、大韓民国実用新案公開公報第98−063774号は、田植え用育苗箱の不織布シートを開示しているが、該シートは、苗床下方端に形成された孔に向けて苗の根が伸びるのを防止するための極めて単純な原理を反映しているだけで、苗の田植え時にシート取り出した後の処理が不便であるため、実用化には未だに解決するべき問題点がある。それに関連して、実用新案公開公報第99−33768号は、不織布を内蔵した育苗箱を開示しているが、それは育苗箱に不織布を内蔵しているだけである。
最近、園芸用床土を圧縮して完全に乾燥させたシート型の床土が市販されているが、それは圧縮成形したものであるためマット組織が非常に緻密で、気孔が形成されてないため水分や空気の透過性が良くない。従って、種子の発芽及び成長に適切な環境を提供することができないため、種子の育苗用及び発芽用床土マットとしては不適当である。また、マット組織の破壊強度が弱いので運搬時に破壊されやすく、園芸用床土の物性及び圧縮システムでは生産費用が高価であると共に現実的に大量生産普及が困難である。
【0006】
また、大韓民国実用新案公告公報第99−135756号は、不織布の表面に塗布された植物性粘着剤層の上層に植物性単繊維を不織状態に積層させることで、植物性単繊維間に不規則な空間部が形成されてウェブ層を形成することを特徴とする、芝種を内蔵した斜面保護用マットが開示されている。然し、それは、マット内部に形成された空間部が通気孔としての役割をするため、芝種の発芽率及び発芽時期を安定化させるという長所はあるが、不織布層を基材とし粘着剤を使用して植物性繊維が相互絡まるように接着してマットを製造するものである。
従って、空気及び水分透過性に優れ、種子の発芽及び裁培が容易で、破壊強度が大きくて軽いので運搬特性に優れる天然有機質床土マットの提供及び、低費用で高生産性を有する育苗用床土マットの製造方法を提供することが切実に要求されている。
【0007】
(発明の開示)
本発明は、空隙率が大きくて空気及び水分透過性に優れるため種子の発芽及び裁培が容易で、破壊強度が大きくて軽いため運搬特性に優れる、育苗用床土有機質原料及び製紙繊維素を有効成分とする育苗用有機質床土組成物、それを利用した有機質床土マット及びその製造方法に関するものである。また、本発明に係るマットの製造方法は真空成形法を利用するため、短時間で大量生産が可能であり、生産性が高くて産業化に有利であるというメリットがある。
【0008】
本発明の他の目的は、育苗用有機質原料及び製紙繊維素を有効成分として含有し、それら有機質原料と製紙繊維素の重量比が60:40〜90:10である、育苗用有機質床土組成物を提供しようとする。
本発明のその他の目的は、前記育苗用床土組成物を真空成形して製造されたものであって、空隙率が高くて通気性及び水分吸収率が高く、軽くて破壊強度の高いことを特徴とする、育苗用有機質床土マットを提供しようとする。
本発明のその他の目的は、有機質原料及び製紙繊維素に水及び微量元素を添加し、撹はん及び解離しながらpHを調整して混合液を製造する第1段階と、前記混合液をマット成形槽に投入して沈ませた後、水分を真空吸引して真空成形モールド(vacuum suction mold)上でマットを成形する第2段階と、前記マットを成形モールドから分離して乾燥させる段階と、を順次行うことを特徴とする、育苗用有機質床土マットの製造方法を提供しようとする。
【0009】
本発明のその他の目的は、育苗用有機質原料及び製紙繊維素を含んでなる床土組成物及び種子を含む育苗用床土マットを提供することである。また、種子を包含する層と種子を包含しない床土組成物層とからなる多層床土マットを提供しようとする。
【0010】
本発明のその他の目的は、育苗用有機質原料及び製紙繊維素を水中で攪拌及び解離し、pHを6〜6.5に調整して床土組成物混合液を調製した後、該混合液に種子を添加し、該懸濁液をマット成形槽に投入し、成形モールドを該槽に沈め、成形モールドを介して懸濁液を真空吸引して成形モールド上で種子を含有するマット層を成形し、種子を包含するマット層上に種子を包含しないマット層を重層した後、真空吸引することで育苗用有機質床土マットを製造する方法を提供しようとする。
【0011】
発明の詳細な記載
本発明は、種子の発芽を可能とする育苗用有機質原料及び製紙繊維素を有効成分とする育苗用有機質床土組成物、それを利用した有機質床土マット及びその製造方法に関するものである。
また、本発明は、種子の発芽を可能とする床土材料の有機質原料及び製紙繊維素を有効成分とする育苗用有機質床土組成物及びそれを利用したマットに関するものである。
【0012】
本発明において、使用可能な有機質原料は、泥炭類のピートモス(peat moss)またはココナットピートを単独使用するか、または、ピートモス及びココナットピートを併用することができる。有機質原料としてピートモス及びココナットピートを併用する場合は、それら有機質原料の特性を考慮して、ココナットピートの含有量がピートモスの含有量よりも多くてはいけない。主原料は、各原料中の不純物除去、繊維素(fiber)の長さ調整、中性化、精選過程を経て得られたものである。例えば、ピートモスは、中位または高位泥炭を水で洗浄して灰分を除去した後、乾燥させ篩により精選して、pHを6〜6.5に調節した後、殺菌処理したものを主に使用する。ピートモスは、精選時に長さ1〜1.5mmの有機質が得られるようになる。ピートモスは、水分吸水性のある有機質材料であって保湿性が向上され、繊維質により弾力性のある空隙率(85%以上)、塩基置換容量(CEC)80〜150m.e./100g、炭窒率(C/N)15〜25%を有するので物理的にマットに通気性を与えるようになり、過乾燥によるビート(beat)現象、即ち、マットの捻り現象を防止する役割を果たす。育苗間にはセルロース成分のため2次発酵が起こらないので、陥没防止及び植物生長維持に持続的な効果があって、園芸用床土や育苗ポットの材料としても汎用的に使用されている。
【0013】
そして、製紙繊維素としては、段ボール(カートンボックス)、クラフト紙、または、新聞廃紙から得られる製紙繊維素を使用する。例えば、インキ除去、合成樹脂類の除去などの不純物除去処理を施した後、pHを調整して得られたものを使用する。前記製紙原料中、クラフト紙は、炭素、灰分、繊維素及びリグニンなどが含有されているため、それらを調整して植物生長に支障が無いようにすることが望ましい。従来のピートモスを有効成分とする育苗用床土組成物は、粒状形態で袋詰されて市販されているものもあるが、このような組成物を使用する場合は、使用者個人が該組成物を用いてマットを調製しなければならないという欠点があり、さらに、圧縮成形によりマットを調製した場合は、破壊強度が非常に低くて破壊されやすいという問題点がある。本発明では、製紙繊維素を添加することで、そのような問題点を解決している。製紙繊維素のpHを平均6〜6.5に調整すると、植物生長の基準値と類似した有機質となって地中で分解されやすいため、発酵が容易で土壌改良にも役に立つ。
【0014】
また、製紙繊維素としては、クラフト紙や、段ボールの長繊維(long fiber)素材及び新聞紙の短繊維(short fiber)などがある。短繊維は、その濃度によって引張度及びビート(beat)現象が相違し、また、濃度配合によっても大きい差が出るので、製紙繊維素は、ピートモスとの結合力及びマット形状化を向上させるために適正な割合で包含されることが非常に重要である。従って、本発明において有機質原料に対する製紙繊維素の重量比は60:40〜90:10であることが望ましく、より望ましくは70:30〜80:20である。本発明の床土組成物またはそれを利用した床土マットにおいて、製紙繊維素の含有量が多すぎると、得られる床土マットの破壊強度があまりにも大きくなって、育苗中に床土マットが過乾燥された場合はビート現象が現れて、種子の発芽が困難になり発芽された種子の根断絶の原因となる。一方、製紙繊維素の含有量が少なすぎると、破壊強度が小さいために得られた床土マットが容易に破壊されるので、運搬が不可能で商品性が低下してマットを製造することができないという問題点がある。
【0015】
本発明の一例において、前記育苗用床土組成物は、追加的に、例えば、キトサン、黄土及び活性炭により構成された群から選択された何れか一つ以上の成分のような天然成分を含有することができる。黄土は鉄分などの微量元素を提供し、キトサンは、稲種苗の場合に得られる米質を向上させ、活性炭は床土組成物のpHを調節する機能及び殺菌作用を有する。
【0016】
本発明は、また、本発明の床土組成物により製造された育苗用床土マットを提供するか、または、種子を包含する床土マットを提供する。種子を包含する床土マットの場合は、本発明の一例において、本発明の床土組成物及び種子よりなる1層だけで形成された床土マット(単層マット)、または、本発明の床土組成物だけで形成された層と、種子及び本発明の床土組成物により構成された層よりなる床土マット(多層マット)を提供することが可能である。後者の場合、各層の懸濁液を重層した時、種子の浮遊により、種子を包含しない層と、種子が包含された層の種子とが混合されるのを防止するために、種子が包含されてないマット層懸濁液中の床土組成物濃度が、種子が包含された層懸濁液中の床土組成物濃度よりも高いことが望ましい。より望ましくは、種子含有層懸濁液は1.5〜2%(wt/wt)の低濃度に製造し、重層のために提供される種子不含懸濁液は2〜5%(wt/wt)の高濃度に製造する。本発明の有機質床土組成物及び床土マットは、全ての植物の育苗に使用可能であり、例えば、稲、芝またはアシなどの育苗苗床用として使用することができる。また、本発明の有機質床土組成物を使用者が直接、一般的な床土の代りに育苗用に使用することが可能であり、種子を含有しない床土組成物だけでマットを製造することも可能であり、また、種子を含有した床土組成物で種子が包含された床土マットを製造することもできる。本発明の一例において、稲育苗用床土マットの場合、直播ならびに幼稲および中稲の育苗に共通的に使用されるように、マットに稲種子を埋め込み、成形して、田植え及び直播に用いる。芝の場合は、育苗後に直接、小さい芝生として使用することができる。成形したマットには殺菌過程が行われると共に、稲が生長するために必要な全ての栄養素成分が含まれているので、水分及び種子だけを供給すれば育苗裁培が完了され、種子が包含された床土マットの場合は、水分だけを供給することで充分である。
【0017】
本発明の一例として、1.5〜2%濃度の床土組成物含有液を用いて製造された床土マットの破壊強度は、韓国生活用品試験研究院によりKS M 70 17−90方法により試験された結果、3.26−3.64(kgf/cm2)であり、床土組成物の濃度を変化させると得られるマットの乾燥破壊強度値が変化する。適正な運搬特性及び発芽特性を与えるためには、1〜5(kgf/cm2)の乾燥破壊強度が適当である。種子を含有するマットの場合、破壊強度は一層低くなる。このように、種子を含む場合には内蔵された種子によって破壊強度が低くなるので、この程度の破壊強度でも適合するが、運搬特性を向上させるために、種子が内蔵された床土マット層の上部または下部に種子が包含されない床土組成物層を付加することが望ましく、より望ましくは、種子含有層よりも高濃度の床土組成物層を付加することで、種子含有層に包含された種子がマット製造時に上層側に浮遊せず、最終床土マットの破壊強度を増加させることができる。
【0018】
特に、種子が包含された床土マットの場合、水田用床土をマット状に製造して種子まで播種されているので、育苗において最も費用及び労働力が要求される床土の調製および選別ならびに播種過程を省略することが可能になって、労働力及び費用の節減を図り得ると共に、水分と空気の透過性向上により頑丈な苗を得ることができるというメリットがある。また、直播の場合、種子が埋め込まれた床土マット自体を直接植えることができる。かくして、ほかに機械や器具を使用することなく点播式直播裁培が可能となるので、既存の条播式直播裁培や散播式手蒔き裁培による稲の倒れ及び絡みを防止して、円滑な収穫を期待することができる。従って、自然災害による倒伏時にも設定した条と束とが区分されるので、収穫機械を使用して作業することが可能である。稲の場合、病虫害の防除や収穫作業が容易になり、育苗に掛る費用及び努力を節減することができる。
【0019】
他の一例として、本発明の育苗用床土組成物を真空成形して床土マットを製造する方法を提供する。該方法は、有機質原料及び製紙繊維素に水を添加して、攪拌及び解離しながらpH6.0〜6.5に調整して混合液を製造する第1段階と;前記混合液をマット成形槽に投入し、マット成形槽に成形モールドを沈めた後、成形モールドを介して混合液を真空吸引して該モールド上で固形マットを成形する第2段階と、固形マットを成形モールドから分離して乾燥させる段階とを順次行うことを特徴とする。前記第1段階で、微量元素、キトサン、黄土及び活性炭により構成された群から選択された何れか一つ以上の成分を包含することができる。種子が包含された有機質床土マットの製造方法は、前記種子が包含されない有機質床土マットの方法と類似するが、種子を包含し、種子の発芽特性を維持するという点で異なる。
【0020】
具体的な一例において、本発明は、育苗用有機質原料及び製紙繊維素に水を加えて攪拌して混合液を製造し、pH及び濃度を調節する段階と;モールド本体及び本体の上面に形成され、成形すべきマットに相当するサイズおよび形状を有するくぼみ、該くぼみから空気を吸引する複数の通孔、および該くぼみの内面全体に据え付けられたグリル網よりなる成形モールドを準備する段階と;前記準備された成形モールドを前記pH調整した混合液を含有する成形槽に沈め;混合液を成形モールドのグリル網を介して真空吸引することにより、混合液中の固形物をグリル網上に付着させてマットを成形する段階と;複数の通孔を有し、それを介して成形モールドのグリル網上に成形されたマットを真空吸引することのできる脱型(releasing)モールドに、成形モールドを嵌め込み;脱型モールドの孔を介して成形モールドのグリル網に付着されて成形されたマットを真空吸引することで、前記成形されたマットを成形モールドから離脱させて脱型モールドの下面に付着させる段階と;乾燥機へ移送されるコンベヤーベルト上で前記脱型モールドを水平に回転させて、前記成形されたマットをコンベヤーベルト上に落下させる段階とを特徴とする有機質床土マットの製造法を提供する。
【0021】
その他の一例として、本発明は、本発明の育苗用床土組成物に種子を追加した床土マットを提供する。具体的に、(a)育苗用有機質原料及び製紙繊維素を60:40〜90:10の重量比で包含する有機質床土組成物を水中で攪拌及び解離し、pHを6〜6.5に調整して床土組成物混合液を製造する第1段階と、(b)1.5〜2%濃度で床土組成物を含有する前記混合液に滅菌した種子を添加して種子含有混合液を製造する第2段階と、(c)マット成形槽に前記(b)段階の種子含有混合液を投入し、成形モールドを沈め、成形モールドを介して種子含有混合液を真空吸引して、混合液中の固形物を成形モールド上に付着させて種子を含有する第1マット層を成形し、第1マット層上に種子が包含されてない2〜5重量%濃度の床土組成物を含有する第2マット層を重層し、得られたマットを脱型モールドを介して真空吸引して、脱型モールド上にマットを付着させる第3段階と、(d)前記マットを脱型モールドから分離して乾燥させる段階と、を順次行うことを特徴とする、育苗用有機質床土マットの製造方法を提供する。
【0022】
前記床土組成物混合液は2種類を準備し、種子が包含された混合液は1.5〜2%(wt/wt)の低濃度で床土組成物を含有し、種子が包含されてない混合液は2〜5%(wt/wt)の高濃度で床土組成物を含有するように製造して、2種類の混合液を重層した時、種子が包含されたマット層から上部層に種子が浮き上がって混合されることを防止する。種子が包含された床土マットは、水だけを提供して発芽に適合な環境条件を合わせると、別途の追加条件がなくても種子を発芽させることができる。本発明のマット製造方法においては、床土組成物及び種子を全て消毒して使用することが望ましい。床土組成物は、タバコ疫病を予防するメチレンなどで処理することが望ましく、代表的に、ソンボ化学農薬会社のリドミル(登録商標)(Sung Bo Agricultural Chemical Co., Korea; LidomilTM)を使用することが可能で、種子消毒のためには、ノバティスアグロ農薬会社のプロクロラズ(登録商標)(Novatis Agrochemical Co.; prochlorazTM)で処理することができる。
【0023】
また、有機質原料と製紙繊維素からなる床土組成物は、激しい攪拌および解離することで繊維素を完全に解いて均一溶液を製造するべきであるため、解離及び攪拌が強くなる。従って、この段階で種子を添加すると種子が損傷されて発芽率が非常に低くなるので、種子は床土組成物の均一溶液を製造した後で添加しなければならない。また、前記段階(b)で空気を提供することで種子と床土組成物との混合液の濃度を均一化にして、種子が包含された床土組成物混合液によりマットを製造する時、種子が均一濃度に包含されたマットを製造することができる。
種子が包含されないマットの場合、通常の乾燥条件によって乾燥することができるが、本発明のように種子が包含された有機質床土マットを高温熱風乾燥すると、種子が熱害を受けて発芽率が著しく減少する問題点があるので、前記乾燥段階(d)では、30〜36℃の温度範囲でマットを温風乾燥させることが望ましい。
【0024】
また、床土組成物含有混合液の製造段階で、微量元素、キトサン、黄土及び活性炭により構成された群から選択された何れか一つ以上の成分をさらに加えることができる。
【0025】
一の具体例において、本発明は、有機質原料と製紙繊維素とが60〜90:40〜10の重量比で含有された混合物に種子が充填されたマットを製造する方法を提供する。該方法は、水と有機質原料および製紙繊維素とを混合攪拌して準備する段階と;真空成形直前の前記有機物混合物と種子を混合する準備段階と;モールド本体、本体を通過して形成された孔、本体の上方に形成されたくぼみの内面全体に配置されたグリル網、上面に形成され、成形すべきマットに相当する形状およびサイズを有するくぼみを有する真空成形モールドを準備する段階と;前記真空成形モールドを前記種子含有混合液中に沈め;真空成形モールドのグリル網を介して種子含有混合液を真空吸引して、種子含有混合液中の固形物をグリル網に付着させ、それにより種子を含有する第1マット層を成形する段階と;真空成形法を用いて、第1マット層上に、第1マット層より高濃度の床土組成物を含む種子を含有しない第2マット層を重層する段階と;脱型モールドを前記成形を終了した真空成形モールドに嵌めた後、真空成形モールドからマットを解離させて脱型モールド中に付着させ;マットを脱型モールドから解離させ、それにより、乾燥装置へ向って移送しているコンベヤーベルト上に落とす段階とにより構成された技術である。
【0026】
以下、実施例を利用して本発明を一層詳しく説明するが、それら実施例は本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲がそれに限定されるものではない。
実施例1
先ず、殺菌処理が行われ、pH6に調整されたピートモスまたはココナットピート8kgと製紙繊維素2kgとを混合した総10kgの組成物を、1t容量のパルプ製造タンク内で30分間攪拌及び解離して、1.5〜2重量%の濃度で組成物を含有するパルプ液を準備した。
次いで、横580mm、縦280mm及び厚さ7mmの大きさの床土マットに相当する大きさのくぼみを有する1組の成形モールドを、パルプ液を含有する成形槽に充分に浸るように沈ませた。真空ポンプ圧縮空気(7.5bar/m3)の真空圧を1秒間加えることで、パルプ液中の固形物が結束及び凝集しながら成形モールドのグリル網の内面全体に4mm程度の厚さまで付着して、グリル網上にマットを成形した。ついで、グリル網上に成形したマットを脱型モールドを介して真空吸引して下面に付着させた。ついで、脱型モールドに付着されたマットを乾燥機移送用コンベヤーベルトに落下させた。このように真空成形により形状化されたマットは、60%の水分を有するが、その後、100℃程度で熱風により乾燥させた。
乾燥後、平均して横560mm、縦256mm及び厚さ5.5mmの大きさに収縮乾燥されたマットが48枚得られた。2組の成形モールドにより、同一槽内の原料から1時間当り平均500枚以上のマットを生産することができた。また、収縮乾燥されたマットは、苗床箱に入れて水を与えると、苗床箱の内部サイズに直ちに復元され、また、種子が発芽生長できるように保湿された有機床土になった。前記の方法を生産システム体制に応用する時は、1回のマット成形に12秒ほどかかるので、使用する成形モールドの数を増やせば、大量生産は幾らでも可能である。
【0027】
実施例2−6
使用したピートモスまたはココナットピート及び製紙繊維素中、包含成分及び含有量を次の表1に示したものと同様にしたこと以外は実施例1と同様に実験した。実験結果を破壊強度及び空隙率として表示した。
【0028】
【表1】
【0029】
上表1から得た組成物を用いてマットを製造した結果、得られるマットの破壊強度を弱い、中程度及び強いの三段階に分類し、空隙率を低い、中程度及び高いの三段階に表示した。育苗用マットにおいて、中程度の破壊強度が好ましく、空隙率は大きいほど良い。従って、二つの因子を考慮すると、有機質原料:製紙繊維素原料の混合比は80:20〜70:30であることが最も望ましい。
【0030】
実施例7
床土材料による播種前後の箱重量変化を確認するために、本発明の床土、一般の田圃の床土、一般の床土に肥料を添加したブノン床土(登録商標)(BunongsangtoTM; Bunongsanto Co., Koreaより入手可能)及び焼き籾殻含有床土(焼き籾殻60%、ゼオライト、黄土及び肥料により構成)に各々、水を加えた。各床土を含有する箱に、2日間滅菌し水中に浸漬して得た催芽状態の種子を280g/箱の量で加えた。この時に使用された箱の重量は630gで、種子は稲種子である。播種前の乾床土重量、覆土の重量及び播種後の箱の総重量を測定して、その結果を次の表2に表示した。表2中、播種後の箱の総重量は、一般床土を100%としたときの各床土別総重量の%である。播種後、水分を包含する箱の重量は、本発明の床土組成物を含有する箱が3,642gであって、一般床土を含有する箱(4,914g)の70%に等しく、本発明のマット自体は150gで、一般床土マットは1100gであったので、本発明のマットは非常に軽くて運搬が容易である。
【0031】
【表2】
【0032】
実施例8
先ず、殺菌処理が行われ、pH6に調整されたピートモスまたはココナットピート8kgと製紙繊維素2kgとを混合した総10kgの組成物を、1t容量のパルプ製造タンク中で30分ほど攪拌及び解離して、1.5〜2重量%の濃度で組成物を含有するパルプ液を準備した。
次いで、別の2〜5重量%濃度の床土組成物溶液を同一方法により製造してパルプタンクに貯蔵した。
次いで、前記低濃度(1.5−2重量%)混合液を成形槽に移動させた後、滅菌した稲種子を350,000粒(50マット分量)(芝種子の場合は37.5g(50マット分量))を添加し、タンクの底から空気を吹き込んで攪拌させた。
【0033】
次いで、横580mm、縦280mm及び厚さ7mmの大きさの床土マットに相当する大きさのくぼみを有する1組の成形モールドを、低濃度組成物液を含有する成形槽に充分に浸るように沈めた。真空ポンプ圧縮空気(7.5bar/m3)の真空圧を成形モールドを介して該液に1秒間加えることにより、パルプ液中の固形物が結束及び凝集しながら成形モールドのグリル網の内面全体に4mm程度の厚さに付着し、それにより、種子含有マット層を形成した。
次いで、成形槽中の低濃度パルプ液を高濃度パルプ液と交換し、真空圧を該液に加えて、種子不含マット層を種子含有マット層上に約2mm程度の厚さに重層した。
種子含有マット層および種子不含マット層よりなるマットを真空吸引により脱型モールド上に付着させ、乾燥機移送用コンベヤーベルト上に落下させた。このように成形したマットは60%の水分を有するが、35℃で熱風乾燥トンネルを通過して乾燥させることで種子の熱害及び水分含有が防止された。乾燥後、横560mm、縦256mm及び厚さ5.5mmの大きさに収縮されたマットが48枚得られた。また、2組の成形モールドにより、同一タンク内に入っている原料から1時間当り平均500枚以上を生産することができた。さらに、収縮乾燥されたマットを苗床箱に入れて水を与えると、苗床箱の内部サイズに直ちに復元され、種子が発芽生長できるような保湿された有機床土になった。前記の方法を生産システム体制に応用する時は、1回のマット成形に14秒ほどかかるので、使用する成形モールドの数を増やすかぎり、制限なく大量生産が可能である。
【0034】
実施例9
前記実施例7で製造された稲種子の播種された床土マットを、ガラス温室またはビニール温室内で約25〜32℃の温度下で生育させながら、播種後の期日の経過による苗の生長程度を、植物長(稲苗自体の長さ)、入水している長さ、乾物量及び根形成程度を夫々測定して、各床土別稲生長の経時的変化を観察した。結果は次の表3に示した通りである。
【0035】
【表3】
【0036】
上表3中、マットの形成程度は、+++++(非常に優秀)、++++(優秀)、+++(良好)、++(不良)で表示した。
播種9日後の本発明に係る床土マットの育苗写真を図5に示し、播種後13日が経過した育苗写真を図6に示した。播種10日後、床土種類別幼稲の植物長は、一般田土、焼き籾殻、ブノン床土では9.7〜8.0cmであって幼稲の植付け適正植物長には若干達しなかったが、養分を添加することで克服可能である。播種13日後における根の重量はブノン床土が最も高かったが、根形成の養護程度は本発明に係る床土が最も優秀であった。図5に示したように、本発明に係る床土マットで生長した幼稲は根形成が良好で、運搬及び自動機械移植が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)(B)、本発明に係る床土マットを示した概略図であって、(A)は、本発明に係る床土組成物だけで構成されたマット、(B)は、種子が包含された床土マット、を示したものである。
【図2】 (A)(B)、種子が内蔵された床土組成物層と種子が包含されてない床土組成物層とにより構成された育苗用有機質床土マットを示した概略図で、(A)は、断面図、(B)は、斜視図、である。
【図3】 成形モールドの断面図であって、モールド本体;モールド本体の上部に形成されたマット形状を有するくぼみ;くぼみから空気を吸引する通気孔;くぼみの内面全体に据え付けられ、床土組成物が着脱されるグリル網;くぼみと真空ポンプを連絡するエアパイプ;及びモールドを支えるためのアルミニウムプレートにより構成されている。
【図4】 図3のグリル網上に成形されたマットを離脱させるための脱型モールドを示した概略断面図で、図3の成形モールドとほぼ類似するが、通孔の数が少ない。
【図5】 本発明に係る床土マットに稲種子を播種し、稲種子が発芽生長しうる環境下で9日間育苗したものを巻いたマットを示した写真である。
【図6】 本発明に係る床土マットに稲種子を播種し、稲種子が発芽生長しうる環境下でて13日間育苗した状態を示した写真である。
Claims (5)
- 床土組成物及び種子により構成されたマット層と、種子を包含しない床土組成物により構成されたマット層とを備えた、真空成形によって製造される稲または芝の育苗用有機質床土マットであって、該床土組成物が、(i)ピートモス、ココナットピート及びそれらの混合物よりなる群から選択される有機質原料と、(ii)製紙繊維素とを有効成分とし、それら有機質原料と製紙繊維素の比率が60:40〜90:10であり、かつ、pH6〜6.5であることを特徴とする稲または芝の育苗用有機質床土組成物であり、該種子を含有しないマット層を製造するために使用した混合物中の該床土組成物の濃度が、該種子含有マット層を製造するために使用した混合物中の該床土組成物の濃度よりも高いことを特徴とする床土マット。
- 製紙繊維素が段ボール、クラフト紙または新聞廃紙から得られる製紙繊維素であることを特徴とする請求項1記載の床土マット。
- 床土組成物がさらに、キトサン、黄土、活性炭、有機質原料と製紙繊維素との結束成形剤、保湿剤及び病害防除剤によりなる群から選択される何れか一つ以上の成分を含むことを特徴とする請求項1記載の床土マット。
- 種子含有マット層が1.5〜2%(wt/wt)の濃度で床土組成物を含有する混合物を用いて形成され、種子を含有しないマット層が2〜5%(wt/wt)の濃度で床土組成物を含有する混合物を用いて形成されたことを特徴とする請求項1記載の床土マット。
- (a)育苗用有機質原料及び製紙繊維素を60:40〜90:10の重量比で包含する有機質床土組成物を水中で攪拌及び解離し、pHを6〜6.5に調整して床土組成物混合液を製造し、
(b)1.5〜2%(wt/wt)濃度で床土組成物を含有する前記混合液に滅菌した種子を添加して種子含有混合液を製造し、
(c)マット成形槽に前記(b)段階の種子含有混合液を投入し、成形モールドを沈め、成形モールドを介して種子含有混合液を真空吸引して、混合液中の固形物を成形モールド上に付着させて種子を含有する第1マット層を成形し、第1マット層上に種子が包含されてない2〜5%(wt/wt)濃度の床土組成物を含有する前記(a)の混合液から形成される第2マット層を重層し、得られたマットを脱型モールドを介して真空吸引して、脱型モールド上にマットを付着させ、ついで
(d)前記マットを脱型モールドから分離して乾燥させる
ことを特徴とする、稲または芝の育苗用有機質床土マットの製造方法。
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