JPH0383524A - 移植機用の紙製ポット被覆床土苗 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、田植機や野菜移植機等に使われるの苗に関
し、詳しくは、紙製ポット被覆床土苗に係るものである
。

従来技術 従来、特開昭５８−１５５０２４号公報で見られる通り
、田植機用の苗では、中央に発芽孔を有する底面とその
底面外周から上方外方に立ち上がる側面とからなる紙製
の育苗ポットの前記側面上縁同志を一体的に設けて全体
の平面視が矩形上になり各育苗ポットが前後、左右に列
状に並んだ育苗器の内部に床土を詰めて天地返し状態で
苗を育苗するに、この天地返し状態になった各育苗ポッ
ト間の溝部に土４を全体均等に入れて育苗した紙製ポッ
ト被覆床土苗はあった。

発明が解決しようとする問題点 従来の紙製ポット被覆床土苗では、何の育苗ポット間の
溝にも一定量の土が詰められていた為、移植機の苗載台
に載置してこの苗の上面を押えて浮上りを防止する場合
、溝内の土が多くて育苗ポットの比較的高い位置の土工
量を押えることになるから土上面位置における育醐ポッ
トの外面間隔が広くなり、幅広い渭押え体で押えないと
苗が左右に移動して移植機の移植具による苗分割が安定
しない欠点があり、また、苗押え体の左右幅を成品ると
、苗を損傷することが多くなる問題点があった・ 問題点を解決する手段 この発明は、前記の問題点を解決するために、中央に発
芽孔２を有する底面１ａとその底面外周から上方外方に
立ち上がる側面１ｂとからなる紙製の育苗ポット１の前
記側面上縁同志を一体的に設けて全体の平面視が矩形上
になり各育苗ポット１が前後、左右に列状に並んだ育苗
器Ａの内部に床土ａを詰めて天地返し状態で苗を育苗す
るに、この天地返し状態になった各育苗ポット間の溝部
（イ）に床土ａを入れて育苗し、この溝部（イ）の床土
ａの量を所定の前後方向の溝部のみ皆無あるいは少量に
した移植機用の紙製ポット被覆床土苗とした。

発明の作用及び効果 この発明によると、育苗器Ａで苗を育苗する播種行程時
において、適宜手段で左右方向に並ぶ育苗ポット間の縦
方行の溝（イ）に詰めれる±４のうち、育苗された苗の
上面を押えながら移送して移植具に供給する移植機の苗
載台に設けられる苗押え体の位置に対応する部分の±４
の量を皆無あるいは少量にするものであるがら移植機の
苗載台に載置して移植具に供給する場合、苗押え体の幅
を広げないで安定して供給でき、苗の損傷を少なく出来
る効果を奏する。

実施例 この発明の一実施例を詳細に説明する。

Ａは育苗器で、中央に発芽孔２を有する底面上ａとその
底面外周から上方外方に立ち上がる側面ｌｂとからなる
紙製の育苗ポットｌの前記側面上縁同志を一体的に設け
て全体の平面視が矩形上になり各育苗ポット１が前後、
左右に列状に一定のピッチで並ぶように構成している。

この育苗器Ａに土詰めして播種し、育苗する場合に使用
される播種装置について詳細に説明する。

３は播種機の一実施例で、その全体の簡略側面図を第３
図に示している。この播種機３を説明すると、ベルト式
の移送コンベヤ４の上部に、移送上手側から、第１床土
供給装置５、ｗｆ稀装＠６、第２床土供給装置７を配設
し、人手による天地返し空間移送部（ロ）を設けた後、
第３床土供給装置８を設け、その後に回転ブラシによる
均平装置９を設けている。

この発明の機能を発揮させる播種機３の特徴は、第３床
土供給装置８にあり、床土収容ホッパー１０の下部で該
床土を受けて繰出回転する広幅繰出ベルト１工に上方か
ら対向する繰出側の堰板１２に床土を所定幅間だけ繰り
出さないようにする下方突起部１２ａを設けている。ま
た、左右端では第３床土供給装置８による床土供給が行
なわれないようにすると、前記育苗器Ａの左右端部分の
床土を廃止できて、移植時の移植機における苗載台のフ
ェンス側面に床土が付着せず有効である。

また、均平′ｙｉｔｉｆ９の同転ブラシ１３は、そのＩ
Ｐｌ転外径を前記の床土供給量に合せて、少量あるいは
全く供給しない部分では大径りとし、他の部分では小径
ｌにする。尚、床土量を全面均等に供給する従来の第３
床土供給装置の場合でも、この均平装置９の回転ブラシ
１３の外径を換えて供給後の床土を排除する形態にして
対応させることも可能である。この場合、均平装置と呼
ぶよりも溝内床土の排土装置と呼ぶ方が適切である。

次に、上側の播種Ｉａ３で、この発明の移植機用の紙製
ポットの育苗器Ａに播種して紙製ボッｌ、被覆床土苗を
栽培する工程を説明する。

搬送用受は板１４の上に育苗器Ａを載せて、播種機３の
移送コンベヤー４の上部に載せて移送させる。すると、
第１床土供給装置５によって覆土となる少量の床土が各
育苗ポット１内に第５図の通り供給される。その後、播
種装置６で穐が第６図の通り蒔かれ、引き続いて第２床
土供給装置７で床土が第７図の通り満杯に供給される。

続いて、その上から苗箱１５を第８図の通り被せ、天地
返しを空間移送部（イ）で行ない、上になった搬送用受
は板１４を除去して第９図の状態となし再び移送させる
。すると、その後、第３床土供給装置８で各育苗ポット
間の谷間に床土が第１０図の通り供給される。ところが
、その供給量が部分的に堰板１２の下方突起部１２ａが
設けられた部分において第Ｉ４図の通り皆無あるいは少
量になる。

そして、その後に回転ブラシによる均平装置９により、
この各育苗ポット間に詰められる床土の表面が第１３図
の通り均らされる。その後、清水して保温育苗管理して
苗を栽培する。したがって、このようにして育苗器Ａで
栽培された苗は、各育苗ポット間の溝部（イ）内の床土
ａが、その所定の前後方向の溝部のみ皆無あるいは少量
なる状態で栽培されることになる。

この栽培された苗を移植機の苗載台に載せて移植する場
合について説明する。

移植機１６の苗載台１７に、この育苗器Ａで育苗した苗
を載置して左右に往復横移動しながら縦移送させて移植
具１８に苗を供給する場合、移植機１６の苗載台１７に
搭載して各育苗ポット間の縦溝内の床土面を育苗器Ａが
浮き上がらないように押え体１９で押える場合に、床土
ａが全く詰められていない皆無の縦溝（イ）内、あるい
は少量しか詰められていない縦溝（イ）を押え得るから
育苗器Ａが左右にづれることがなく、安定した押え機能
を発揮させることができる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示し、第１図は育苗器の斜
面図、第２図はその要部の断面図、第３図は播種機の側
面図、第４図は播種作業工程時の断面図、第５図〜第１
０図は播種作業工程の要部の断面図、第１１図及び第１
２図は播種機による作業工程中の要部の側断面図、第１
３図は第Ｉ１図における要部の正断面図、第１４図は第
１２図における要部の正断面図、第１５図は移植作業時
の一部断面した側面図、第１６図はその要部の平面図を
示す。 図中記号 １は育苗ポット、２は発芽孔、Ａは育苗器、ａは床土、
（イ）は溝部を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央に発芽孔２を有する底面１ａとその底面外周から上
   方外方に立ち上がる側面１ｂとからなる紙製の育苗ポッ
   ト１の前記側面上縁同志を一体的に設けて全体の平面視
   が矩形上になり各育苗ポット１が前後、左右に列状に並
   んだ育苗器Ａの内部に床土ａを詰めて天地返し状態で苗
   を育苗するに、この天地返し状態になった各育苗ポット
   間の溝部（イ）に床土ａを入れて育苗し、この溝部（イ
   ）の床土ａの量を所定の前後方向の溝部のみ皆無あるい
   は少量にした移植機用の紙製ポット被覆床土苗。