JPS60247422A - 板金の加工ラインシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパンチプレス機、シアリング機等の工作機械
からなる板金加工ラインに関する。

パンチプレン機とシアリング機とを連結して板金に穴明
は加工および切断加工する加工ライン、あるいはパンチ
プレス機単独、シアリング機単独からなる加工ラインに
おいて、加工終了して搬出される板金は、他の加工ライ
ンに送られたり、仕様ごとに仕分けされたり、あるいは
段取りの関係で一旦別の所定箇所へ貯留された後再び同
一の加工ラインに供給されて別の加工を施される。この
発明は、上記のような加工後の板金の種々な処理操作を
１人手を要せず迅速かつ簡単に行なえる板金の加工ライ
ンシステムを提供するものである。

以下１図面に基づいて実施例を説明する。

第１〜４図において、（１）はタレットパンチプレス機
であり、このタレットパンチプレス機（１）と、その上
方に架設したレール（２）上を走行するバキュームパッ
ド（３）を有したローダ（４）と、グリッパ（５）を有
したアンローダ（６）とから板金の加工ラインが構成さ
れている。（１ａ）はタレットパンチプレス機前面の板
金載置テーブル、（力は該テーブル（１ａ）上での板金
の移動装置である。

そして、この板金加工ラインへの板金の供給ステーショ
ン（８）として、および板金加工ラインからの板金の搬
出ステーション（９）として、該タレットパンチプレス
機（１）の両側に台車（１１）（１２）が設けてあり、
この台車（１１Ｘ１２）の移動用レール（１３）（１４
）終点を、夫々入出庫ステーション（１５Ｘ］、６）と
して自動倉庫（１７）が設けである。

自動倉庫（１７）は２列多段になったラック（１８）と
、該ラック（１８）間を走行するフォーク（１９）を有
したスタッカクレーン（２１）とからなり、板金加工ラ
イン側の列のラック（１８）最下段の適当な収納区画を
、前記台車（１１）（１２）の通行可能な空間としであ
る。（２２）はスタッカクレーンのレール、（２３）は
同じく最下段の第１図左端の収納区画を通って移動レー
ル（２４）上を移動自在になした台車であり、この台車
（２３）位置も第３の入出庫ステーション（２５）にな
しである。

また、板金供給ステーション（８）位置の台車側方には
、マグネットを利用した板金分離装置（２６）が設けて
あり、板金搬出ステーション（９）位置の台車側方には
次のような位置決めストッパ装置（２７）が設けである
。

すなわち、第３．４図に詳細に示したように、床上に立
設した台枠（２８）上に、そのロッド（２９ａ）端に位
置決め棒材（３１）を固定した流体シリンダ（２９）が
設けてあり、該流体シリンダ（２９）位置は、ロッド伸
長状態では、棒材（３１）が台車（１２）上の板金側端
部（Ｗａ）に当接し、収縮状態では台車（１２）側方へ
と退避する位置になしである。

（３２）は該棒材（３１）下部に固定したガイドバー、
（３３）はシリンダ（２９）の取付ブラケットである。

なお、（３４）は台車下部に設けた走行用モータ、（３
５）は該モータ（３４）にチェーン（３６）連結した車
輪軸、、（１９ａ）は該台車（１２）とパレット（ト）
間への前記フォーク（１９）の進入位置を示し、（３７
）は給電用の可撓性のケーブルを示している。

次に、上記実施例の加工ラインシステムにおける板金の
加工行程を説明する。

すなわち、まずパンチプレス機（１）に所望の板金を供
給するには、供給ステーション（８）位置の台車（１１
）をレール（１３）に沿って第１図１点鎖線図示の受取
り位置に移動しておいた上で、自動倉庫のスタッカクレ
ーン（２１）を適宜操作し、所望の大きさ、厚さ、材質
の板金Ｗをラック（１８）上の所定収納区画からパレッ
）　（Ｐ）ごと出庫せしめ、出庫位置（１５）にて待機
している台車（１１）上へ受渡す。

板金■をパレットごと移載された台車（１１）はレール
（１３）上を移動して第１図実線図示の始点位置に戻し
て停止しておき、前記板材分離装置（２６）を作用させ
て上位の板金を分離しておく。

そして、分離した最上位の１枚の板金問を前記ローダ（
４）によって吸着持上げ搬送せしめ、パンチプレス機の
テーブル（１ａ）上に載置して所定のパンチ加工をなし
、加工終了後前記ローダ（６）によって搬出ステーシコ
ン（９）に待機している台車（１２）上へと把持搬出し
、該台車（１２）上へ次のようにして積み上げてい（の
である。

すなわち、該搬出ステーション（９）の台車（１２）め 上には予〜位置決めガイド（３８）によって正確な位置
に位置決めされたパレット（ト）が載置されており、（
第３図）該パレット［Ｆ］の端部上に前記位置決めスト
ッパ装置（２７）の棒材（３１）が、パレット上面と連
続する立上り壁を構成するように進出位置されており、
グリッパ（５）によって移送されてきた板材（イ）端が
上記位置の棒材（３１）に当接した後に（第４図）、グ
リッパ（５）が外れ板金□はその端縁（Ｗａ）を棒材（
３１）によって位置規制された状態でパレット（ト）上
に積み上げられていくのである。

なお、上記グリッパ（５）はローダ（６）に対して揺動
自在に支持（３９）されており、図示しないスプリング
によって直立状態へと緩く付勢されていて、板金Ｗ端を
把持して第３図示の状態で移動しても該板金端を鋭角的
に屈曲して傷をつけるおそれがなく、第４図示のように
板金端が棒材（３１）に当接して停止されても、グリッ
パ（５）がローダ（６）の移動によって板金端から無理
に引抜かれて板金面に傷をつけることがない。

そして、上記操作を繰返しパレッ）　（Ｐｉ上に板金が
所定量積み上げられたならば、前記シリンダ（２９）を
収縮して位置決め用の棒材（３１）を後退しく第３図鎖
線）１台車（１２）の移動に支障のない位置とした上で
、台車（１２）をスタッカクレーン（２１）への受渡し
位置、つまり入出庫ステーション（１６）へと移動し、
当該位置でスタッヵクレ−ン（２１）へ板金■をパレッ
ト乃ごと受渡し、ラック（１８）上の所定の収納区画へ
収納せしめる。

パレット（Ｉ））上への積載量を調整して適当な分量ご
と異った収納区画へ収納すれば板金の仕分は作業が行わ
れたことになる。

この際、もちろん、収納区画へ再び収納せしめるのでは
なく、スタッカクレーン（２１）によって直接他の入出
庫ステーション（２５）へと搬出セしめて、該ステーシ
ョン（２５）位置の台車（２３）ニより搬出してもよい
し、前記入出庫ステーション（１５）へ搬出して再び加
工ライン行程へと搬入せしめてもよい。

また、上記シリンダ（２９）と位置決め棒材（３１）と
からなる位置決めストシバ装置（２７）に替えて次のよ
うな位置決め積み上げ装置（４１）を用いてもよい。

すなわち、第５図に示したように、この位置決め積み上
げ装置（４１）は上剥の板金搬出ステーション（９）位
置の台車（１２）を覆うように設けた凹型のフレーム（
４２）と、該フレーム上面に形成した板金が自由に通過
しうる開口を開閉して移動する多数本のローラ（４３）
からなる移動ローラ装置（４４）とから構成され、この
すだれ状のローラ（４３）が第５図示のようにフレーム
上面の開口を覆っている状態では該ローラ（４３）上で
板金が支承され、ローラ（４３）が移動してフレーム側
方の迂回部分（４５）に後退し開口が開かれた状態では
板金が下方の台車（１２）上へ降下するようになってい
る。

移動ローラ装置（４４）は、フレーム上に設けたスプロ
ケット（４６Ｘ４７）（４８）（４９）（５１）に懸は
回わしだチェーン（５２）と、該チェーン（５２）に両
端を止着固定した多数の前記ローラ（４３）と、上記ス
プロケット（５１）にチェーン（５３）連結した駆動用
のモータ（５４）とからなり、モータ（５４）を回転し
てチェーン（５２）を第５図矢印Ａ方向へ走行せしめれ
ば、ローラ（４３）がフレーム上面を覆った第５図示の
状態から、フレーム側方の迂回位置（４５）へと移動す
るようになっている。

以上のような位置決め積み上げ装置（４１）によって、
板金を次のようにしてパレット上の正確な位置に積み上
げる。

すなわち、移動ローラ（４３）を移動してフレーム上面
ｐ開口を閉じた状態になしておいた上、前記グリッパ（
５）により把持せしめた板金Ｗを該移動ローラ（４３）
上へと移動し、グリッパ（５）を所定の停止位置に停止
した状態で上記ローラ（４３）を第５図矢印Ａ方向へ後
退せしめろ。すると。

板金Ｗはその先端（ｗｂ）をグリッパ（５）に把持され
たまま、湾曲して下方のパレット（１））上の既に積載
済の板金（イ）面へと密着し、該密着部分（Ｗｅ）を竹 第６図（イ）〜（ハ）のように挾々に増加しつつ積み重
ねられるので、板金後端（Ｗｃｌ）が既積載済の板金面
に密着した後、グリッパ（５）の把持を解放する。

上記の操作を繰り返して板金を積み重ねていくに伴って
パレット（Ｐ）上の積載済の板金高さが高くなるので、
台車に設けたパレット受テーブル（５５）の昇降装置（
５６）を作動して最上位の板金上面が常時移動ローラ（
４３）の直下の定位置となるよう、受テーブル（５５）
高さを徐々に下降していく。

以上のような位置決め積み上げ装置（４１）を用い、以
上のような操作を繰り返し板金を積み上げていけば、板
金はパレット（ト）上に整然と積み重ねられ、以後スタ
ッカクレーン（２１）への受渡しおよびスタッカクレー
ン（２１）とラック（１８）間での受取り受渡しに際し
て、パレット（ト）上での板金の積載状態の不良による
荷崩れとかはみ出した板金が障害となって受取り受渡し
が不可能になるといった支障が生じない。

さらに、上記位置決め積み上げ装置（４１）の他の例と
して第７図に示したように、フレーム（４２）上の開口
を覆う移動ローラ（４３）が片側にではなく１両側へ開
くタイプとし、パレット（ト）上へ落とし込む際にも、
第８図Ｕ）〜ｆ１）のように、板金（５）の中央部分か
ら湾曲していって徐々にパレット（Ｐ）上へ落とし込み
積重ねられるようになしてもよい。（５７）（５８Ｘ５
９）（６］、）は前例と同様にフレーム（４２’）に設
けたスプロケット、　（６２）はチェーン（６３）連結
した駆動モータであり、該フレーム（４２）下には前例
と同様の昇降装置（５６）を備えた台車（１２）が進入
する。

いずれにしても以上の説明で明らかなように。

この発明に係る板金の加工ラインシステムでは、板金加
工ラインにおける板金の搬出ステーションを自動倉庫の
入出庫ステーションと連結し、該連結箇所に板金の位置
決め装置を設けたので、加工ラインから搬出されてくる
板金を直ちに整然と揃えてパレット上に移載することが
でき、移載した板金を自動倉庫へと搬入することができ
る。

したがって、加工ラインから搬出される板金をさらに他
の加工ラインに移送したり、仕分けしたり、一旦一定の
収納区画へ貯留しておく等の処理操作が自動倉庫を利用
して迅速かつ簡単に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る板金加工ラインシステムの概略
平面図、第２図は同じく側面図、第３図は台車および位
置決めストッパ装置の側面図、第４図は板金、位置決め
ストッパ装置およびグリッパの関係を示す平面図、第５
図は位置決め装置の他の例としての位置決め積み上げ装
置の側面図、第６図は作用説明図、第７図は位置決め積
み上げ装置の他の例を示した路側面図、第８図は作用説
明図である。 （１）・・・・タレットパンチプレスｉ、（４１・・・
・ローダ（６）・・・アンローダ、（９）・・・・搬出
ステーション（１り・・・冶車、　０６）・・・入出庫
ステーション（１７）・・・・自動倉庫、　（１８１・
・・・ラック、０１）・・スタゾカクレーン（２７）・
・・位置決めストッパ装置、　（４１）・・位置決め積
み上げ装置、　（イ）・・・・板金、ＣＰ）・・・・パ
レット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パンチプレス機、シアリング機等の工作機械からなる板
   金加工ラインにおける板金の搬出ステーションを、ラッ
   クおよびスタッカクレーンからなる自動倉庫の入出庫ス
   テーションと連結し、該連結箇所に板金の位置決め装置
   を設けたことを特徴とする板金の加工ラインシステム。