JPH0347701Y2 - - Google Patents

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JPH0347701Y2
JPH0347701Y2 JP1990050523U JP5052390U JPH0347701Y2 JP H0347701 Y2 JPH0347701 Y2 JP H0347701Y2 JP 1990050523 U JP1990050523 U JP 1990050523U JP 5052390 U JP5052390 U JP 5052390U JP H0347701 Y2 JPH0347701 Y2 JP H0347701Y2
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sheet metal
machine
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loading
trolley
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はパンチプレス機、シアリング機等の
工作機械と、その上方に架設したレール上を走行
するローダとアンローダを備える板金の加工設備
に関する。
パンチプレス機とシアリング機とを連結して板
金に穴明け加工および切断加工する加工ライン、
あるいはパンチプレス機単独、シアリング機単独
からなる加工ラインにおいて、加工終了して搬出
される板金は、他の加工ラインに送られたり、仕
様ごとに仕分けされたり、あるいは段取りの関係
で一旦別の所定箇所へ貯留された後再び同一の加
工ラインに供給されて別の加工を施される。この
考案は、上記のような加工後の板金の種々な処理
操作を、人手を要せず迅速かつ簡単に行なえる板
金の加工設備を提供するものである。
上記の目的を達成するために本考案は、上記ロ
ーダに板材を受渡す台車を、上記工作機械の一方
側に配置し、上記アンローダから板材を受け取る
台車を、上記工作機械の他方側に配置し、上記架
設レールと平行に、2列多段のラツクとスタツカ
ークレーンとを備える自動倉庫を配置し、上記工
作機械側の列の前記ラツク最下段の収納区画を、
前記台車が通行可能な入出庫区画に形成し、前記
両台車の移動レール終点をそれぞれ前記入出庫区
画に設けて前記スタツカークレーンのための入出
庫ステーシヨンに構成したものである。
以下、図面に基づいて実施例を説明する。
第1〜4図において、1はタレツトパンチプレ
ス機であり、このタレツトパンチプレス機1と、
その上方に架設したレール2上を走行するバキユ
ームバツド3を有したローダ4と、グリツパ5を
有したアンローダ6とから板金の加工ラインが構
成されている。1aはタレツトパンチプレス機前
面の板金載置テーブル、7は該テーブル1a上で
の板金の移動装置である。
そして、この板金加工ラインへの板金の供給ス
テーシヨン8として、および板金加工ラインから
の板金の搬出ステーシヨン9として、該タレツト
パンチプレス機1の両側に台車11,12が設け
てあり、この台車11,12の移動用レール1
3,14終点を、夫々入出庫ステーシヨン15,
16として自動倉庫17が設けてある。
自動倉庫17は2列多段になつたラツク18
と、該ラツク18間を走行するフオーク19を有
したスタツカクレーン21とからなり、板金加工
ライン側の列のラツク18最下段の適当な収納区
画を、前記台車11,12の通行可能な空間とし
てある。
22はスタツカクレーンのレール、23は同じ
く最下段の第1図左端の収納区画を通つて移動レ
ール24上を移動自在になした台車であり、この
台車23位置も第3の入出庫ステーシヨン25に
なしてある。
また、板金供給ステーシヨン8位置の台車側方
には、マグネツトを利用した板金分離装置26が
設けてあり、板金搬出ステーシヨン9位置の台車
側方には次のような位置決めストツパ装置27が
設けてある。
すなわち、第3,4図に詳細に示したように、
床上に立設した台枠28上に、そのロツド29a
端に位置決め棒材31を固定した流体シリンダ2
9が設けてあり、該流体シリンダ29位置は、ロ
ツド伸長状態では、棒材31が台車12上の板金
側端部Waに当接し、収縮状態では台車12側方
へと退避する位置になしてある。32は該棒材3
1下部に固定したガイドバー、33はシリンダ2
9の取付ブラケツトである。
なお、34は台車下部に設けた走行用モータ、
35は該モータ34はチエーン36連結した車輪
軸、19aは該台車12とパレツトP間への前記
フオーク19の進入位置を示し、37は給電用の
可撓性にケーブルを示している。
次に、上記実施例の加工設備における板金の加
工行程を説明する。
すなわち、まずパンチプレス機1に所望の板金
を供給するには、供給ステーシヨン8位置の台車
11をレール13に沿つて第1図1点鎖線図示の
受取り位置に移動しておいた上で、自動倉庫のス
タツカクレーン21を適宜操作し、所望の大き
さ、厚さ、材質の板金Wをラツク18上の所定収
納区画からパレツトPごと出庫せしめ、出庫位置
15にて待機している台車11上へ受渡す。
板金Wをパレツトごと移載された台車11はレ
ール13上を移動して第1図実線図示の始点位置
に戻して停止しておき、前記板材分離装置26を
作用させて上位の板金を分離しておく。そして、
分離した最上位の1枚の板金Wを前記ローダ4に
よつて吸着持上げ搬送せしめ、パンチプレス機の
テーブル1a上に載置して所定のパンチプレスな
し、加工終了後前記ローダ6によつて搬出ステー
シヨン9に待機している台車12上へと把持搬出
し、該台車12上へ次のようにして積み上げてい
くのである。
すなわち、該搬出ステーシヨン9の台車12上
には予め位置決めガイド38によつて正確な位置
に位置決めされたパレツトPが載置されており
(第3図)、該パレツトPの端部上に前記位置決め
ストツパ装置27の棒材31が、パレツト上面と
連続する立上り壁を構成するように進出位置され
ており、グリツパ5によつて移送されてきた板金
W端が上記位置の棒材31に当接した後に(第4
図)、グリツパ5が外れ板金Wはその端縁Waを
棒材31によつて位置規制された状態でパレツト
P上に積み上げられていくのである。
なお、上記グリツパ5はローダ6に対して揺動
自在に支持39されており、図示しないスプリン
グによつて直立状態へと緩く付勢されていて、板
金W端を把持して第3図示の状態で移動しても該
板金端を鋭角的に屈曲して傷をつけるおそれがな
く、第4図示のように板金端が棒材31に当接し
て停止されても、グリツパ5がローダ6の移動に
よつて板金端から無理に引抜かれて板金面に傷を
つけることがない。
そして、上記操作を繰返しパレツトP上に板金
が所定量積み上げられたならば、前記シリンダ2
9を収縮して位置決め用の棒材31を後退し(第
3図鎖線)、台車12の移動に支障のない位置と
した上で、台車12をスタツカクレーン21への
受渡し位置、つまり入出庫ステーシヨン16へと
移動し、当該位置でスタツカクレーン21へ板金
WをパレツトPごと受渡し、ラツク18上の所定
の収納区画へ収納せしめる。パレツトP上への積
載量を調整して適当な分量ごと異つた収納区画へ
収納すれば板金の仕分け作業が行われたことにな
る。
この際、もちろん、収納区画へ再び収納せしめ
ることではなく、スタツカクレーン21によつて
直接他の入出庫ステーシヨン25へと搬出せしめ
て、該ステーシヨン25位置の台車23により排
出してもよいし、前記入出庫ステーシヨン15へ
搬出して再び加工ライン行程へと搬入せしめても
よい。
また、上記シリンダ29と位置決め棒材31と
からなる位置決めストツパ装置27に替えて次の
ような位置決め積み上げ装置41を用いてもよ
い。
すなわち、第5図に示したように、この位置決
め積み上げ装置41は上例の板金搬出ステーシヨ
ン9位置の台車12を覆うように設けた門型のフ
レーム42と、該フレーム上面に形成した板金が
自由に通過しうる開口を開閉して移動する多数本
のローラ43からなる移動ローラ装置44とから
構成され、このすだれ状のローラ43が第5図示
のようにフレーム上面の開口を覆つている状態で
は該ローラ43上で板金が支承され、ローラ43
が移動してフレーム側方の迂回部分45に後退し
開口が開かれた状態では板金が下方の台車12上
へ降下するようになつている。
移動ローラ装置44は、フレーム上に設けたス
プロケツト46,47,48,49,51に懸け
回したチエーン52と、該チエーン52に両端を
止着固定した多数の前記ローラ43と、上記スプ
ロケツト51にチエーン53連結した駆動用のモ
ータ54とからなり、モータ54を回転してチエ
ーン52を第5図矢印A方向へ走行せしめれば、
ローラ43がフレーム上面を覆つた第5図示の状
態から、フレーム側方の迂回位置45へと移動す
るようになつている。
以上のような位置決め積み上げ装置41によつ
て板金を次のようにしてパレツト上の正確な位置
に積み上げる。
すなわち、移動ローラ43を移動してフレーム
上面の開口を閉じた状態になしておいた上、前記
グリツパ5により把持せしめた板金Wを該移動ロ
ーラ43上へと移動し、グリツパ5を所定の停止
位置に停止した状態で上記ローラ43を第5図矢
印A方向へ後退せしめる。すると、板金Wはその
先端Wbをグリツパ5に把持されたまま、湾曲し
て下方のパレツトP上の既に積載済の板金W面へ
と密着し、該密着部分Wcを第6図イ〜ハのよう
に徐々に増加しつつ積み重ねられるので、板金後
端Wdが既積載済の板金面に密着した後、グリツ
パ5の把持を解放する。
上記の操作を繰り返して板金を積み重ねていく
に伴つてパレツトP上の積載済の板金高さが高く
なるので、台車に設けたパレツト受テーブル55
の昇降装置56を作動して最上位の板金上面が受
時移動ローラ43の直下の定位置となるよう、受
テーブル55高さを徐々に下降していく。
以上のような位置決め積み上げ装置41を用
い、以上のような操作を繰り返し板金を積み上げ
ていけば、板金はパレツトP上に整然と積み重ね
られ、以後スタツカクレーン21への受渡しおよ
びスタツカクレーン21とラツク18間での受取
り受渡しに際して、パレツトP上での板金の積載
状態の不良による荷崩れとかはみ出した板金が障
害となつて受取り受渡しが不可能になるといつた
支障が生じない。
さらに、上記位置決め積み上げ装置41の他の
例として第7図に示したように、フレーム42上
の開口を覆う移動ローラ43が片側にではなく、
両側へ開くタイプとし、パレツトP上へ落とし込
む際にも、第8図イ〜ハのように、板金Wの中央
部分から湾曲していつて徐々にパレツトP上へ落
とし込み積重ねられるようになしてもよい。5
7,58,59,61は前例と同様にフレーム4
2に設けたスプロケツト、62はチエーン63連
結した駆動モータであり、該フレーム42下には
前例と同様の昇降装置56を備えた台車12が進
入する。
いずれにしても以上の説明で明らかなように、
この考案に係る板金の加工設備によれば次の効果
が得られる。すなわち、自動倉庫のラツク最下段
の収納区画を台車が通行可能に構成して当該区画
を自動倉庫の入出庫ステーシヨンとしたので、入
出庫ステーシヨンを自動倉庫のラツク両端に形成
したものに比べて設備全体をコンパクト化でき
た。しかも、ローダに板材を受渡す台車とアンロ
ーダから板材を受け取る台車それぞれのレール終
点を、入出庫区画である入出庫ステーシヨン位置
に設けて、ローダ及びアンローダと自動倉庫のス
タツカクレーン間を移動台車のみで結ぶ構成によ
り、特別な入出庫コンベア等を不用にでき、入出
庫のサイクルタイム短縮と構成の簡略化が図れ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る板金加工設備の概略平
面図、第2図は同じく側面図、第3図は台車およ
び位置決めストツパ装置の側面図、第4図は板
金、位置決めストツパ装置およびグリツパの関係
を示す平面図、第5図は位置決め装置の他の例と
しての位置決め積み上げ装置の側面図、第6図は
作用説明図、第7図は位置決め積み上げ装置の他
の例を示した略側面図、第8図は作用説明図であ
る。 1……タレツトパンチプレス機、4……ロー
ダ、6……アンローダ、9……搬出ステーシヨ
ン、12……台車、16……入出庫ステーシヨ
ン、17……自動倉庫、18……ラツク、21…
…スタツカクレーン、27……位置決めストツパ
装置、41……位置決め積み上げ装置、W……板
金、P……パレツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パンチプレス機、シアリング機等の工作機械
    と、その上方に架設したレール上を走行するロー
    ダとアンローダを備える板金の加工設備におい
    て、 上記ローダに板材を受渡す台車を、上記工作機
    械の一方側に配置し、上記アンローダから板材を
    受け取る台車を、上記工作機械の他方側に配置
    し、上記架設レールと平行に、2列多段のラツク
    とスタツカークレーンとを備える自動倉庫を配置
    し、上記工作機械側の列の前記ラツク最下段の収
    納区画を、前記台車が通行可能な入出庫区画に形
    成し、前記両台車の移動レール終点をそれぞれ前
    記入出庫区画に設けて前記スタツカークレーンの
    ための入出庫ステーシヨンに構成したことを特徴
    とする板金の加工設備。
JP1990050523U 1990-05-15 1990-05-15 Expired JPH0347701Y2 (ja)

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JP1990050523U JPH0347701Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15

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JPH0336328U JPH0336328U (ja) 1991-04-09
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