JP2895610B2 - 加工ラインにおける多数個取り小製品の集積方法およびその装置 - Google Patents

加工ラインにおける多数個取り小製品の集積方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はワークから複数個の小製品をパンチプレス
で打抜くと共に切離し、切離された各製品をパレットに
集積する加工ラインにおける多数個取り小製品の集積方
法およびその装置に関する。
(従来の技術) 最近、加工ラインにおける多数個取り小製品の搬出
は、オートストレージよりワークをパンチプレスとして
例えばタレットパンチプレスへ送り、このタレットパン
チプレスにて大サイズのワークから小製品を多数個取り
する加工が行なわれている。パンチプレスで、各小製品
の輪部をタレットパンチプレスに設けたサブ切断パンチ
により大ワークから小製品を切離す。
切離された小製品をタレットパンチプレスに隣接して
設けたサイドテーブルのパイプローラにより小製品搬出
手段へ搬出する。小製品搬出手段に送られた小製品は、
移動装置によりY軸方向へ押圧移動され所定位置に位置
決めされる。位置決めされた小製品は搬出クランプ装置
により把持され、搬出クランプ装置のX軸方向の移動量
を制御することにより、小製品は集積パレット上の規定
位置へ移動され集積される集積方法が本出願人より例え
ば特願平2-145383号として提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の多数個取り小製品の集積方
法では、一枚のパレットの上に複数種の小製品を製品種
類ごとに集積する。このため、パレットを集積装置のリ
フタ上より取出すときに、全加工終了まで待ってから、
全種類の製品を一度に取出すしか方法がなかった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、必要
な製品を、他の製品の加工継続中でも取り出せるように
し、生産性の向上を図った加工ラインにおける多数個取
り小製品の集積方法およびその装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、パンチプレ
スでワークから多数個の小製品を打抜くと共にこの各小
製品を切離した後、各小製品を順次小製品搬送手段へ搬
送して小製品搬送手段の所定位置に位置決めし、次いで
この各小製品を小製品クランプでクランプすると共に集
積装置へ移動せしめ、集積装置に載置した親パレットに
複数設けた子パレット上に積重し、この子パレットに小
製品が所定量積重されると親パレット上より運び去り、
次の子パレットに所定量積重されるまで集積することを
繰り返す加工ラインにおける多数個取り小製品の集積方
法である。
また、この発明は、ワークから打抜かれた多数個の小
製品を切離す切離し加工部を備えたパンチプレスと、切
離された小製品を一方向へ搬送する搬送テーブルと、こ
の搬送テーブルに隣接して前記各小製品を一方向へ搬送
する搬送ローラと、この搬送ローラにて搬送された各小
製品を所定位置へ位置決めする位置決め装置と前記一方
向と直交した他方向へ移動せしめる移動装置とよりなる
小製品搬送手段と、この小製品搬送手段より送られた小
製品をクランプして集積する集積装置とよりなる加工ラ
インを備えており、前記集積装置上に親パレットを載置
し、この親パレット上に複数個の係止部材を設け、この
係止部材を介して複数の子パレットを載置し、子パレッ
トには運搬機の保持部材が係合する係合穴を備えて加工
ラインにおける多数個取り小製品の集積装置を構成し
た。
(作用) この発明の加工ラインにおける多数個取り小製品の集
積方法およびその装置を採用することにより、パンチプ
レスにてワークに多数個の小製品を打抜くと共に切離し
加工部にて小製品をワークから切離す。切離された小製
品は搬送ローラにより送られ、各小製品は一方向へ搬送
されて位置決め装置により所定位置に位置決めされる。
そして、一方向の所定位置に位置決めされた小製品は
移動装置により前記一方向と直交した他方向へ移動され
て所定位置に位置付けられる。この所定位置で集積装置
に備えられている小製品クランプが移動されてきて小製
品をクランプすると共に集積位置まで移動して停止され
る。
集積装置上には、親パレットが載置されていて、この
親パレット上に複数個の子パレットが係合して載置され
ているので、クランプされた小製品は所定の子パレット
上に積重される。小製品が所定量子パレットに積重され
たら、この子パレットに設けた係合穴に運搬機の保持部
材を挿入して、小製品が積重された子パレットを運び去
り、次の子パレット上へ小製品を積重する。
このため、必要な小製品を、他の製品の加工継続中で
も取り出すことが可能となる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第5図および第6図には大サイズのワークから多数個
の小製品を打抜くと共に切離し、次いで製品種類毎に仕
分け集積する工程のラインが示されている。
第5図および第6図において、ほぼ中央部には大サイ
ズのワークWから多数個の小製品Gを打抜くと共に切離
すパンチプレスとしてのタレットパンチプレス1が配置
されている。このタレットパンチプレス1の左側に隣接
してタレットパンチプレス1にワークWを供給するロー
ディング装置3が配置されていると共に、このローディ
ング装置3の左側には隣接してローディング装置3に供
給すると共にワークWを貯蔵しておくオートストレージ
5が配置されている。
一方、タレットパンチプレス1の右側には隣接して補
助テーブル7を介して小製品搬送手段9が配置されてい
る。さらに、この小製品搬送手段9の右側には隣接して
小製品を仕分けして製品種類毎に集積すると共に、小製
品を一旦貯蔵しておく集積装置11を備えたオートストレ
ージ13が配置されている。
上記構成により、ワークWはオートストレージ5に貯
蔵されていて、オートストレージ5からローディング装
置3に送られる。このローディング装置3によってワー
クWはタレットパンチプレス1に一枚ずつ搬入される。
このタレットパンチプレス1ではワークWから多数個
の小製品Gを打抜くと共に切離して補助テーブル7を介
して小製品搬送手段9に搬出されることになる。この小
製品搬送手段9では小製品Gを集積装置11側の所定位置
に位置決めされた後、仕分けられて集積装置11に搬出さ
れて所定の集積位置に製品種類毎に集積される。製品種
類毎に集積された小製品Gはオートストレージ13に一旦
貯蔵されることになる。
前記オートストレージ5は、第5図、第6図および第
7図に示されているように、枠組された収容棚15が立設
されており、この収容棚15には上下方向へ適宜な間隔で
複数の受機17が設けられていて、各受機17上にパレット
Paに載せられた複数のワークWが収容されている。
前記収容棚15内における下方には複数のワークWを載
置したパレットPaを支持する昇降自在なリフタ19が設け
られている。また、収容棚15の後側(第6図において上
側、第7図において右側)には上下動自在なエレベータ
21が設けられている。
上記構成により、エレベータ21を上下動せしめて所望
の各受機17の高さ位置に位置決め停止させてパレットPa
を引き出してエレベータ21上に載せる。次いで、エレベ
ータ21を下降せしめてリフタ19の上面に位置決め停止さ
せて、エレベータ21上のパレットPaを押し出してリフタ
19上に載せられる。
また、リフタ19上の空パレットPaを引き出してエレベ
ータ21上に載せると共にエレベータ21を上昇せしめて空
の受機17の高さに位置決め停止させる。次いで、空パレ
ットPaを押し出して空の受機17上に収容させることもで
きる。
なお、各受機17又はリフタ19と、エレベータ21との間
でパレットPaを引き出したり、あるいは押し出したりす
る具体的な装置はすでに公知であるため詳細な説明を省
略する。また、エレベータ21を上下動せしめる具体的な
駆動装置もすでに公知である為、詳細な説明を省略す
る。
前記収容棚15の一部にはサイドフレーム23が設けられ
ていて、このサイドフレーム23には上下動自在な複数の
吸着パッド25が設けられている。また、収容棚15の下方
位置にはスラットコンベア27が設けられている。このス
ラットコンベア27は第5図において収容棚15に取付けら
れた複数のスプロケット29にチェン31が巻回されてい
て、チェン31の一部には複数のローラ33が取付けられて
いる。
上記構成により、スラットコンベア27のローラ33を例
えば第5図において反時計方向回りに回転させて複数の
ローラ33がリフタ19の上方から退避される。この状態に
おいて吸着パッド25を下降せしめてリフタ19のパレット
Pa上に積み重ねられたワークWの上面から一枚を吸着し
て上方へ持ち上げられる。ワークW1枚を吸着パッド25で
上方へ持ち上げた状態でスラットコンベア27のローラ33
を時計方向回りに回転させて複数のローラ33をリフタ19
の上方に位置決め停止させる。
次いで、吸着パッド25を下降させると共に吸着パッド
25を開放させることによって、ワークWがスラットコン
ベア27のローラ33上に支持される。スラットコンベア27
のローラ33を時計方向回りに回転させることによって、
ワークWは第5図において右方向に搬送されてローディ
ング装置3に搬送されることになる。
前記ローディング装置3は、枠組されたフレーム35を
備えており、このフレーム35の上部にはX軸方向(第5
図において左右方向)へ延伸しローダガイド37が設けら
れている。このローダガイド37にはX軸方向へ移動自在
なローダ39が取付けられていると共に、このローダ39に
は上下動自在な複数の吸着パッド41が取付けられてい
る。しかも、前記フレーム35には前記オートストレージ
5から搬送されてきたワークWを支持する支持テーブル
43が設けられている。なお、このローディング装置3は
すでに例えば実公昭63-38028号公報として公知であり、
詳細な構成については説明を省略する。
上記構成により、オートストレージ5から搬送されて
きたワークWは支持テーブル43上に載置されているか
ら、ローダ39を第5図において左方向へ移動せしめて支
持テーブル43上にあるワークWの上方に位置決め停止さ
せる。次いで、吸着パッド41を下降せしめることにより
ワークWを吸着パッド41に吸着せしめて所定位置へ上昇
させる。次に、ローダ39を第5図において右方向へ移動
せしめてタレットパンチプレス1へ搬送し吸着パッド41
を下降せしめると共に吸着パッド41を開放することによ
り、ワークWはタレットパンチプレス1に搬入されるこ
とになる。
第5図および第6図を参照するに、タレットパンチプ
レス1における上部フレーム45および下部フレーム47に
はそれぞれ図示省略の駆動装置により回転自在な上部タ
レット49、下部タレット51が支承されている。その上部
タレット49、下部タレット51における円周上にはそれぞ
れ多種類の対をなしたパンチP、ダイDが装着されてい
る。
前記上部フレーム49には第5図において図示省略の駆
動装置により上下動自在なストライカ53が設けられてお
り、そのストライカ53の直下に上部タレット49、下部タ
レット51を同時的に回転駆動させ、所望の対をなしたパ
ンチP、ダイDが位置決めされるようになっている。
前記ダイDにパンチPを協働させて図示省略の板状の
ごときワークWに打抜き加工を施す打抜き加工部55の前
方第6図において下方には固定テーブル57が設けられて
いる。その固定テーブル57の側方第6図において左側に
はフロントサイドテーブル59が設けられている。固定テ
ーブル57の側方第6図において右側には搬送テーブル61
が設けられている。
前記固定テーブル57、フロントサイドテーブル59およ
び搬送テーブル61の前方第6図において下方にはキャリ
ッジベース63が設けられており、そのキャリッジベース
63は前記フロントサイドテーブル59および搬送テーブル
61に一体化されている。そのキャリッジベース63上には
X軸方向(第6図において左右方向)へ移動自在なキャ
リッジ65が載置されている。そのキャリッジベース63上
にはX軸方向へ延伸した送りねじが取付けられており、
その送りねじの一端にはプーリやベルトなどの駆動伝達
装置を介してモータに連結されている。
前記キャリッジ65の打抜き加工部55側には複数例えば
2個のクランパ67が取付けられている。
上記構成により、モータを駆動させると、駆動伝達装
置を介して送りねじが回転されてキャリッジ65がX軸方
向に移動される。キャリッジ65にはクランパ67が取付け
られているから、クランパ67に把持された図示省略のワ
ークWはX軸方向へ移動されることになる。
前記キャリッジベース63における第6図においてほぼ
中央部には送りねじが螺合されており、その送りねじの
第6図において下部にはプーリやベルトなどの駆動伝達
装置を介してモータが連結されている。
上記構成により、モータを駆動させると、駆動伝達装
置を介して送りねじが回転される。送りねじはキャリッ
ジベース63に螺合され、かつキャリッジベース63はフロ
ントサイドテーブル59と搬送テーブル61が一体化されて
いるので、送りねじの回転によりキャリッジベース63が
Y軸方向(第6図において上下方向)に移動すると、フ
ロントサイドテーブル59と搬送テーブル61も同時にY軸
方向へ移動されることになる。
而して、クランパ67に把持されたワークWはX軸、Y
軸方向へ移動され、ワークWの所望加工位置をストライ
カ53の直下へ位置決めされたパンチP、ダイDの間へ位
置決めされて打抜き加工が施されることになる。
前記上部フレーム45の第5図において左右両側下部に
は板押え装置69と板押え兼切断パンチ71が取付けられて
いる。したがって、ワークWに打抜き加工を施す場合に
は、板押え装置69と板押え兼切断パンチ71などによりワ
ークWを押圧しワークWの移動を防止した後、打抜き加
工が施される。
ワークWから多数個取りの小製品Gの切離しの切離し
加工は、前記板押え兼切断パンチ71を上部フレーム45に
取付けた切離し加工部73で行なわれる。切離し加工部73
における板押え兼切断パンチ71は第8図に示されている
ように、上部フレーム45にパンチホルダ75が吊設され、
これに剛性の低いコイルばね77を介して中空筒状のパン
チガイド79が上下動自在に設けられている。このパンチ
ガイド79の内部には、剛性の高いコイルばね81を介し
て、パンチ83が上下動自在に設けられている。
パンチ83の直上には、ラムシリンダ85が上部フレーム
45に設けられており、パンチ83の直下には、ダイ87を備
えたダイホルダ89が、下部フレーム47に設けられてい
る。
上記構成により、ラムシリンダ85に圧油が供給され、
コイルばね83が撓わんで、ワークWが、パンチガイド79
の底面で押圧されて第8図に示す如くとなり、ワークW
は、例えば第9図のような多数個取りの小製品のA,B又
はC,…,Nの離し部で押圧されている。この状態におい
て、ラムシリンダ85に高圧の圧油が供給されると、コイ
ルばね81も撓み、パンチ81が下降して、ワークWの小製
品の切離し部を切離す。切離された小製品Gは切離し加
工部73の側方に設けられた搬送テーブル61に送られて外
部へ搬出される。
したがって、ワークWには打抜き加工部55でパンチP
とダイDの協働により打抜き加工が施され、打抜き加工
部55の側方に配置された切離し加工部73でパンチ83と、
ダイ87の協働により多数個取りの小製品Gの切離しの切
離し加工が施される。而して、ワークWの把み替えをし
ないで、打抜き加工と切断加工を連続的に行なうことが
できるので、加工された製品は高精度のものが得られ
る。
前記搬送テーブル61は切離し加工部73の側方に配置さ
れている。すなわち、第10図に示す如く、下部フレーム
47における右端にはY軸方向に延伸したリニアガイド91
が取付けられており、そのリニアガイド91にはY軸方向
へ延伸した案内部材93が嵌合されている。その案内部材
93上における前後両端には、フレーム95A,95Bが一体化
されて取付けられている。
そのフレーム95Aと95Bとの間には、Y軸方向に延伸し
た支持フレーム97がX軸方向へ適宜の間隔で複数支持さ
れている。その複数の支持フレーム97間には小製品Gを
搬送するパイプローラなどからなる搬出ローラ99が配置
されており、その搬出ローラ99の回転軸は前記フレーム
95A,95Bに回転自在に支承されている。
前記複数の搬出ローラ99の下部にあって、フレーム95
Aの右側端部にはX軸方向へ適宜な間隔で複数のアイド
ラローラ101が回転自在に支承されている。
前記キャリッジベース63の右部内には、流体圧シリン
ダ103が設けられており、その流体圧シリンダ103の上部
にはモータブラケット105を介してモータ107が取付けら
れている。モータブラケット105はガイドレール109に案
内されて上下動されるようになっている。そのモータ10
7の出力軸にはプーリ111が装着されており、そのプーリ
111と複数のアイドラローラ101とにはエンドレス状のベ
ルト113が巻回されている。前記各アイドラローラ101に
はベルト113の蛇行を防止するためにクラウンが施され
てあり、常にベルト113のセンタに力を集中させ安定走
行を行なうようになっている。
上記構成により、小製品Gを搬送する場合には流体圧
シリンダ103を作動させてモータブラケット105を介して
モータ107がガイドレール109で案内されて下方へ移動さ
れる。モータ107が下方へ移動されると、ベルト113に張
力がかけられる。その状態でモータ107を駆動させる
と、ベルト113の摩擦力によって各搬出ローラ99が時計
方向回りに回転して小製品Gが各搬出ローラ99上を滑っ
て外部へ搬出されることになる。
打抜き加工部55あるいは切離し加工部73でワークWあ
るいは小製品Gに打抜き加工や切離し加工を施している
間は、流体圧シリンダ103の作動によりモータブラケッ
ト105を介してモータ107がガイドレール109で案内され
て上昇され、ベルト113をゆるめて張力を無くして各搬
出ローラ99は全くフリーの状態にしている。
このように、ベルト113をフリー状態とした理由はフ
レーム95A,95Bがフロントサイドテーブル59と相対的に
固定されているため、ワークだれなどによって搬出ロー
ラ99と干渉することで発生する衝撃力を少しでも緩和し
ている。また、フレーム95A,95BがY軸方向に移動する
と、フレーム95A,95B自体も上下左右方向に振れる。そ
の振れによって後述するワーク支持ローラが搬出ローラ
99に干渉してもかじられないようになっており、搬出ロ
ーラ99に傷が付かないようになる。
前記各搬出ローラ99間には複数の支持ローラ115を備
えた支持ローラベース117がY軸方向へ延伸して配置さ
れ、前記搬出ローラ99の表面に対して出没自在となって
いる。その支持ローラベース117はY軸方向の適宜間隔
でX軸方向へ延伸した複数例えば2本のガイドベース11
9に固定されている。その2本のガイドベース119にはX
軸方向における前後に2ヶ所ずつ計4個の流体圧シリン
ダ121およびリニアブッシュ123(第10図におい各1個の
み図示されている)が取付けられている。各流体圧シリ
ンダ121の下部は例えば床面に立設されたベース上に取
付けられている。
上記構成により、ワークWの加工中には、流体圧シリ
ンダ121を作動させてガイドベース119を介して支持ロー
ラベース117を上昇させ、支持ローラベース117に複数備
えられた支持ローラ115の表面が前記各搬出ローラ99の
表面より突出してワークWが支持される。ワークWを搬
送する場合には、流体圧シリンダ121を作動させてガイ
ドベース119を介して支持ローラベース117を下降させ、
支持ローラベース117に複数備えられた支持ローラ115が
前記搬出ローラ99の表面より没してワークWとは非接触
状態となり、ワークWは各搬送ローラ99に接触して搬送
される。
リニアブッシュ123はタレットパンチプレス1の動作
中の急加減速による支持ローラ115の振れをなくし、常
に一定の位置での昇降をまかなう役目を果している。
而して、打抜き加工部55あるいは切離し加工部73で打
抜き加工や切離し加工を施す際には、支持ローラ115が
搬出ローラ99より突出してワークWを支持するのでワー
クWのずれや振動を防止することができる。またワーク
Wに打抜き加工や切離し加工を施した後、小製品Gを搬
送する際には、支持ローラ115が搬出ローラ99より没し
て小製品Gは搬出ローラ99上に載置されてベルト113の
回転により搬出ローラ99が回転して小製品Gは外部へ搬
出される。その結果、小製品Gに傷を与えることなく、
かつワークWのサイズに制限されることなく小製品Gは
容易に搬出することができる。
前記補助テーブル7はタレットパンチプレス1で打抜
かれかつ切離された小製品Gを小製品搬送手段9へ搬送
する回転自在な複数のローラを備えた搬送ローラテーブ
ルであって、具体的な構成はすでに公知であるため説明
を省略する。
補助テーブル7により小製品Gは小製品搬送手段9へ
搬送される。この小製品搬送手段9は第11図、第12図お
よび第13図に示されているように、枠組みされた支持フ
レーム125を備えており、この支持フレーム125上にはX
軸方向(第11図、第12図において左右方向)へ適宜な間
隔で複数のパイプローラ127が回転自在に支承されてい
ると共に、各パイプローラ127は右方向へ行くにしたが
って少しずつ傾斜して設けられている。この複数のパイ
プローラ127を回転させるために、前記支持フレーム125
の第12図において左側下部には駆動モータ129が設けら
れている。この駆動モータ129の出力軸には駆動プーリ1
31が回転自在に支承されている。
前記支持フレーム125の第12図において両側には従動
プーリ133R,133Lが回転自在に支承されている。また、
前記各パイプローラ127間には複数のアイドラローラ135
が回転自在に設けられている。前記駆動プーリ131、従
動プーリ133R,133Lにはエンドレス状のマサツベルト137
が巻回され、しかも、マサツベルト137は各アイドラロ
ーラ135の上面に案内され、かつ各パイプローラ127の下
部円周部に押し付けられて摩擦接触状態となっている。
上記構成により、駆動モータ129を駆動させると、駆
動プーリ131に回転が伝達される。この駆動プーリ131の
回転により、マサツベルト137が従動プーリ133R,133Lお
よび各アイドラローラ135に案内されながら、例えば第1
2図において右方向へ走行される。このマサツベルト137
は各パイプローラ127に摩擦接触されて、各パイプロー
ラ127は第12図において時計方向回りに回転されること
になる。したがって、パイプローラ127上に支承されて
いる小製品Gは第11図、第12図において右方向へ搬送さ
れることとなる。
前記支持フレーム125の第11図、第12図において右端
にはY軸方向へ延伸したプレート状のストッパ139がパ
スラインPLに対して出没自在に設けられている。このス
トッパ139の第11図において上下部の下方にはストッパ
下降用シリンダ141が設けられており、このストッパ下
降用シリンダ141に装着されたピストンロッド143の先端
(上端)が前記ストッパ139に連結されている。
上記構成により、ストッパ下降用シリンダ141を作動
させると、ピストンロッド143を介してストッパ139をパ
スラインPLより突出した状態にすれば、パイプローラ12
7の回転により、第11図において右方向へ搬送されてき
た小製品Gはストッパ139に突当り停止し位置決めされ
る。なお、パイプローラ127は下方向へ少しずつ傾斜し
ているため、小製品Gはストッパ139に突当った際、反
動で戻ることを防止している。
ストッパ139をパスラインPLより没した状態にすれ
ば、小製品Gはストッパ139のさらに右方向へ移動可能
な状態となる。
前記支持フレーム125の上面にはX軸方向に適宜な間
隔で平行な複数のガイドフレーム145がY軸方向へ延伸
して設けられている。しかも、この複数のガイドフレー
ム145の一側端例えば第11図において下端は支持プレー
ト147で支持されている。
前記両ガイドフレーム145の外側にはリニアガイド149
がY軸方向へ延伸して設けられていると共に、両ガイド
フレーム145の内側にはラック151がY軸方向へ延伸して
設けられている。前記リニアガイド149には移動装置の
一部であるX軸方向へ延伸したローダ153が案内部材を
介して設けられている。
前記ローダ153の第11図において左側にはモータブラ
ケットを介してエンコーダ155を備えたサーボモータの
ごとき駆動モータ157が取付けられている。この駆動モ
ータ157には減速装置159を介してX軸方向へ延伸した回
転軸161が回転自在に支承されている。しかも、この回
転軸161には複数のピニオン163が装着されており、この
ピニオン163は前記ラック151に噛合されている。各ピニ
オン163を装着したピニオン163の内側寄りの回転軸161
は前記ローダ153に取付けられた軸受165で支承されてい
る。
前記ローダ153の下部にはX軸方向へ適宜な間隔で複
数の支持ブロック167の上端が取付けられており、この
各支持ブロック167の下端はX軸方向へ延伸したプッシ
ャ169が取付けられている。
上記構成により、駆動モータ157を駆動させると、減
速装置159を介して回転軸161が回転される。ピニオン16
3はラック151に噛合されているので、回転軸161の回転
によりローダ153がY軸方向へ移動される。ローダ153に
は支持ブロック167を介してプッシャ169が取付けられて
いるので、ローダ153の移動によりプッシャ169がY軸方
向へ移動されることになる。
前記パイプローラ127の回転により小製品Gが第11図
において右方向へ搬送されてストッパ139に突当り位置
決めされているとすると、前記プッシャ169の第11図に
おいて上方向への移動により、小製品GはY軸方向の適
宜な位置に位置決めされることになる。なお、小製品G
のY軸方向への移動距離は前記エンコーダ155により正
確に検出することができる。
前記支持フレーム125の第11図において上方、第13図
において右方にはX軸方向へ適宜な間隔で下方へ傾斜し
た複数の傾斜バー171が取付けられており、この傾斜バ
ー171の下方にはスクラップを回収するための回収箱173
を備えた移動自在な台車175が配置されている。
次に、本実施例の主要部である集積装置11は、第1図
乃至第3図および第5図、第6図を参照するに、小製品
搬送手段9の右側には隣接して集積装置11を備えたオー
トストレージ13が設けられている。この集積装置11を備
えたオートストレージ13は前述したオートストレージ5
の構造と基本的にはほぼ同じであるので、同一部品には
同一符号を付し説明を省略し、相違している点について
のみ説明する。
前記収容棚15にはX軸方向へ延伸したアンローダガイ
ド177が設けられており、このアンローダガイド177には
X軸方向へ延伸したラック179が設けられている。この
ラック179には第1図により詳細に示されているよう
に、ピニオン181が噛合されている。
また、前記アンローダガイド177にはX軸方向へ移動
自在なローダ183が設けられており、ローダ183の下面に
垂下したブラケット185にエンコーダを備えたサーボモ
ータのごとき駆動モータ187が設けられている。この駆
動モータ187の出力軸に係止したスプロケットホィール1
89と前記ピニオン181に係止したスプロケットホィール1
91とにはチエン193が掛回されている。
上記構成により、駆動モータ187を駆動させると、ス
プロケットホィール189は回転し、このスプロケットホ
ィール189よりチエン193を介してスプロケットホィール
191に回転は伝達される。スプロケットホィール191が回
転することにより、このスプロケットホィール191に係
止されたピニオン181は回転し、このピニオン181がラッ
ク179に噛合されているので、ピニオン181の回転により
ローダ183はアンローダガイド177に沿ってX軸方向へ移
動されることになる。
前記ローダ183のブラケット185の第1図において左側
面には流体圧シリンダ195が取付けられており、この流
体圧シリンダ195に装着されたピストンロッド197の先端
にはY軸方向へ延伸したクランプストレッチ199が設け
られている。このクランプストレッチ199にはY軸方向
へ適宜な間隔で複数の例えば14個の小製品クランプ201
が設けられている。
上記構成により、ローダ183に取付けられた流体圧シ
リンダ195を作動させると、ピストンロッド197を介して
クランプストレッチ199が上下動される。クランプスト
レッチ199には小製品クランプ201が設けられているの
で、クランプストレッチ199の上下動によって小製品ク
ランプ201も上下動されることになる。
前記小製品搬出手段9のストッパ139に小製品Gが突
当り、プッシャ169でY軸方向の適宜な位置に位置決め
される。この状態において、駆動モータ187を駆動させ
てローダ183を第1図において左方向へ移動せしめるこ
とにより、小製品クランプ201が前記小製品Gの位置に
到達し、所望の小製品クランプ201を作動させて小製品
Gがクランプされる。
この状態においてローダ183を第1図において右方向
へ移動せしめると共に、スラットコンベア27を作動させ
てローラ33を第1図において右方向へ走行せしめること
により、小製品クランプ201にクランプされた小製品G
はローラ33上に載ってリフタ19の上方における予め指定
された位置に位置決めされる。なお、小製品Gの位置決
めは駆動モータ187に備えたエンコーダにより検出され
るものである。
小製品Gがリフタ19の上方における指定された位置に
位置決めされると、ローダ183は停止するが、スラット
コンベア27のローラ33はさらに走行してリフタ19の上方
から退避される。次いで、流体圧シリンダ195を作動し
せめて小製品クランプ201を下降せしめると共に、アン
クランプせしめることによって、小製品クランプ193に
クランプされていた小製品Gが集積装置11であるリフタ
19上にある親パレットPaに載置された子パレットPb上の
所望位置に集積されることになる。
前記リフタ11上に載置された親パレットPaと子パレッ
トPbについて更に詳細に説明する。
第1図、第2図および第3図を参照するに、リフタ19
上に載せられる親パレットPaは、従来と同様にオートス
トレージ13のエレベータ21によりオートストレージ13の
上部の棚からリフタ19上へ移送される。この親パレット
Paの上面には係止部材である位置決めピン203が適所に
複数植設されている。また、親パレットPaの両側面(第
2図において左右側)には、親パレットPaを搬送時に円
滑に移動させるため、べアリングを内臓した案内ローラ
205が複数箇所に設けられている。
前記親パレットPa上には第2図に示すごとく、複数本
(本実施例では5本)の子パレットPbが載置されてい
る。この子パレットPbの形状は第3図に示すごとく角パ
イプ状をなし、子パレットPbの底面には前記親パレット
Paに設けた位置決めピン203が係合する穴207が設けられ
ている。更に、子パレットPbの長手方向両側面には、図
示を省略したが運搬機として例えばフォークリフト等の
保持部材であるフォークが挿入されるための、貫通され
た係合穴209が適所に設けてある。
上記構成により、タレットパンチプレス1の打抜き加
工部55にて多数個取り加工が行なわれ、切離し加工部73
により輪郭加工しワークWから小製品Gを切離す。(第
9図参照) 切離された小製品Gは補助テーブル7を経て小製品搬
送手段9側へ搬送され、小製品搬送手段9にて小製品G
をY軸方向へ位置決めし、集積装置11側のローダ183の
小製品クランプ201にてクランプし、子パレットPb上へ
位置決め集積する。
集積方法としては、第4図に示すごとく、子パレット
Pb-1上へ規定枚数集積し、子パレットPb-1へ小製品Gが
満載されたら、子パレットPb-1を運搬機を操作して適宜
位置より運搬機のフォークを子パレットPb-1の係合穴20
9へ挿入して、親パレットPaより取り去り次工程加工機
へ運搬する。
その間送られてくる次の小製品Gは、子パレットPb-2
へ一定枚数集積する。子パレットPb-2に一定枚数小製品
Gが集積されたら、子パレットPb-2を運搬機により親パ
レットPaから取り去り次工程加工機へ運び、次の小製品
Gは子パレットPb-3へ集積する。
この操作を順次繰返すことにより、満載になった子パ
レットPbから順に次工程加工機へ運ぶことができ、次工
程加工機を早くスタートさせることができる。また、従
来のごとく全加工が済むまで次工程加工機が入荷を待つ
といった無駄な時間が省略できる。
第14図乃至第16図には他の実施例を示し、親パレット
Paと子パレットPbの構造は基本的にはほぼ同じであるの
で、同一部品には同一符号を付して説明を省略し、相違
している点についてのみ説明する。
第14図に示す他の実施例は、親パレットPaに載置した
子パレットPbの形状を異にしたもので、比較的大きく角
形状に近い小製品Gを取扱うため、親パレットPa上に4
個の角型の子パレットPbを載置した例である。
第15図(A)と(B)に示す他の実施例は、ワークW
より2種類の小製品GaとGbを加工する場合で、第15図
(A)は、ワークWへタレットパンチプレス1にて2種
類の打抜き加工がなされ、小製品GaとGbが切離された状
態を示す。切離された小製品GaとGbは、第15図(B)に
示すごとく、親パレットPaには子パレットPb-1からPb-3
と子パレットPb-4とPb-5が載置され、小製品Gaは子パレ
ットPb-1からPb-3へ積載され、小製品Gbは子パレットPb
-4とPb5に積載される。
すなわち、小製品Gaは、まず子パレットPb-1上に満載
になるまで積重され、子パレットPb-1上よ満載になった
ら取り去られるから、次に子パレットPb-2へ集積する。
子パレットPb-2上に満載になったら取り去り、次に子パ
レットPb-3上に積載する。また、小製品Gbは、まず子パ
レットPb4上に満載になるまで集積し、満載になったら
取り去り、次の子パレットPb-5上へ積載する。
第16図に示す他の実施例は、幅の狭い子パレットPbへ
広幅の小製品Gを載置する例であり、子パレットPb-1と
Pb-2にまたがって小製品Gは積重され、満載されたなら
ば運搬機のフォークで子パレットPb-1とPb-2を同時に取
り出すものである。なお、子パレットPb-1乃至子パレッ
トPb-4に設けた係合穴209を整列させておくことによ
り、運搬機のフォークを同時に挿入させることができ
る。
この実施例では小製品Gのサイズ毎に子パレットPbを
用意する必要がなくなる。また、上述した各実施例とも
第1の実施例と同一の効果を発揮することができる。
なお、この発明は前述した各実施例に限定されること
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。例えば、本実施例では集積装置
11を備えたオートストレージ13を設けてあるが、オート
ストレージ13が無く集積装置11のみでも可能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、こ
の発明によれば、パンチプレスにてワークに複数個の小
製品を打抜くと共に切離し加工部にて小製品をワークか
ら切離す。切離された小製品は搬送ローラにより一方向
へ搬送され、所定位置へ位置決めされる。そして、小製
品を移動装置により前記一方向と直交した他方向へ搬出
し位置付けされ、集積装置の小製品をクランプでクラン
プされて集積装置に載置した親パレットの上に載った所
定の子パレット上に小製品を積重する。子パレットに小
製品が満載になったら、その子パレットを親パレットよ
り取り去り次工程加工機へ運び、次の子パレット上に小
製品を続けて集積する。
このため、満載になった子パレットを順に先に次工程
加工機へ運ぶことができ、次工程を早くスタートさせる
ことができると共に、従来のごとく全加工が済むまで次
工程加工機が入荷を待つということなく、無駄な待時間
がなくなり生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の主要部を示し、第5図におけるI矢
視部の拡大図、第2図は第1図におけるII矢視部の拡大
平面図、第3図は子パレットにおける斜視説明図、第4
図は子パレットに小製品を載置した状態を示す説明図、
第5図はこの発明を実施する一実施例の多数個小製品の
仕分け集積装置の正面図、第6図は第5図における平面
図、第7図は第5図におけるVII-VII線に沿った断面
図、第8図はパンチプレスにおける切離し加工部におけ
る拡大断面図、第9図はパンチプレスで打抜き加工を施
し切離し部分を残した状態のワークの平面図、第10図は
第6図におけるX矢視部における拡大斜視図、第11図は
第6図におけるXI矢視部における拡大図、第12図は第11
図における正面図、第13図は第11図における右側面図、
第14図乃至第16図は他の実施例を示し、第14図はワーク
から切離された小製品を集積装置の子パレット上に集積
した状態の説明図、第15図(A)はパンチプレスにおけ
るワークより各種小製品を加工した状態の説明図、第15
図(B)は第15図(A)における加工された小製品を集
積装置の子パレット上に集積した状態を示す説明図、第
16図はワークより切離された広幅の小製品を集積装置の
子パレット上に集積した状態を示す説明図である。 1……タレットパンチプレス 7……補助テーブル、9……小製品搬送手段 11……集積装置、19……リフタ 61……搬送テーブル、73……切離し加工部 127……パイプローラ、139……ストッパ 169……プッシャ 201……小製品クランプ 203……位置決めピン、209……係合穴 Pa……親パレット、Pb……子パレット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチプレスでワークから多数個の小製品
    を打抜くと共にこの各小製品を切離した後、各小製品を
    順次小製品搬送手段へ搬送して小製品搬送手段の所定位
    置に位置決めし、次いでこの各小製品を小製品クランプ
    でクランプすると共に集積装置へ移動せしめ、集積装置
    に載置した親パレットに複数設けた子パレット上に積重
    し、この子パレットに小製品が所定量積重されると親パ
    レット上より運び去り、次の子パレットに所定量積重さ
    れるまで集積することを繰り返すことを特徴とする加工
    ラインにおける多数個取り小製品の集積方法。
  2. 【請求項2】ワークから打抜かれた多数個の小製品を切
    離す切離し加工部を備えたパンチプレスと、切離された
    小製品を一方向へ搬送する搬送テーブルと、この搬送テ
    ーブルに隣接して前記各小製品を一方向へ搬送する搬送
    ローラと、この搬送ローラにて搬送された各小製品を所
    定位置へ位置決めする位置決め装置と前記一方向と直交
    した他方向へ移動せしめる移動装置とよりなる小製品搬
    送手段と、この小製品搬送手段より送られた小製品をク
    ランプして集積する集積装置とよりなる加工ラインを備
    えており、前記集積装置上に親パレットを載置し、この
    親パレット上に複数個の係止部材を設け、この係止部材
    を介して複数の子パレットを載置し、子パレットには運
    搬機の保持部材が係合する係合穴を備えてなることを特
    徴とする加工ラインにおける多数個取り小製品の集積装
    置。
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