JPS6023577Y2 - 金属カバ−で補強した磁器製ダイヤフラムバルブ - Google Patents

金属カバ−で補強した磁器製ダイヤフラムバルブ

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JPS6023577Y2
JPS6023577Y2 JP3474677U JP3474677U JPS6023577Y2 JP S6023577 Y2 JPS6023577 Y2 JP S6023577Y2 JP 3474677 U JP3474677 U JP 3474677U JP 3474677 U JP3474677 U JP 3474677U JP S6023577 Y2 JPS6023577 Y2 JP S6023577Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
porcelain
metal cover
valve body
tightening
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP3474677U
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English (en)
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JPS53129726U (ja
Inventor
元重 水野
Original Assignee
日本碍子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁器製弁本体に分離金属カバーを被嵌し隙間に
結合材を充填した、特に小さな締付力でもシール効果の
大きい小型軽量の金属カバーで補強した磁器製ダイヤフ
ラムバルブに関するものである。
従来、耐薬品性特に耐酸性が要求されるダイヤプラムバ
ルブとして、磁器製弁本体に分離金属カバーを被嵌した
磁器製ダイヤプラムバルブが知られている。
このような既知のダイヤプラムバルブは、第1図および
第2図に示すように、流体通路に直角方向に堰1を有す
る磁器製弁本体2に縦割り又は横割りの金属カバー3を
被嵌し、隙間に結合材4を充填するとともに、磁器製弁
本体2の上部開口周縁部上に弁膜5、弾性体6およびボ
ンネット7を載せ、金属カバー3の開口周縁に設けた締
付フランジ8とボンネット7とを複数のボルト9で締付
固定して磁器製弁本体2の開口周縁上に弁膜5を液密に
圧着した構造のものである。
しかしながら、このような構造のダイヤフラムバルブは
、弁膜5が磁器製弁本体2の開口周縁上に圧接する位置
Aとボルト9の締付位置Bとの距離が離れているので、
弁膜5が磁器製弁本体2の開口周縁上に圧接する位置A
におけるシール効果が悪く、従って大きな締付力を必要
とし、その結果締付フランジ8およびボルト7等の肉厚
を厚くしなければならず、ダイヤプラムバルブ全体が大
きく重量が重くなる欠点があった。
本考案の金属カバーで補強した磁器製ダイヤプラムバル
ブは、従来のこれらの欠点を解決するためになされたも
ので、弁膜の磁器製弁本体への圧接位置をボルトの締付
位置に接近させたことにより小さな締付は力で完全に液
密にすることができ、さらに弁膜を締付けるための肉厚
の締付フランジをなくすことにより小型軽量化したダイ
ヤプラムバルブであって、磁器製弁本体に分割金属カバ
ーを被嵌し隙間に結合材を充填した、金属カバーで補強
した磁器製ダイヤプラムバルブにおいて、金属カバーの
上部開口の内側部に複数の締付ボルトを植設し、該締付
ボルトに対応する磁器製弁本体の開口周縁部に切欠部を
設け、該切欠部に締付ボルトを嵌合するごとく磁器製弁
本体に金属カバーを被嵌し、さらに金属カバーと磁器製
弁本体との間の隙間に結合材を充填して前記締付ボルト
により弁膜およびボンネットを磁器製弁本体の開口周縁
部に締付は固定した金属カバーで補強した磁器製ダイヤ
フラムバルブである。
本考案のさらに詳しい構成を第3図ないし第6図に示す
一具体例に基づいて説明すると、弁膜を設置する上部開
口の周辺部に肉厚の締付フランジを有しない縦方向に2
分割した分割金属カバー10の上部開口の内側部に複数
個のネジ11を設け、該ネジ11に複数の締付ボルト1
7をそれぞれ植設する。
そして、その複数の締付ボルト17の位置に対応する磁
器製弁本体15の開口周縁部16の対応位置に複数の切
欠部18を設け、流体通路に直角方向に堰を有する磁器
製弁本体15を分割金属カバー10で被嵌し、磁器製弁
本体15の切欠部18に金属カバー10に植設した前記
締付ボルト17を第4図に示すように嵌合し、金属カバ
ー10と磁器製弁本体15との隙間に結合材19を充填
する。
そして磁器製弁本体15の上部開口周縁部16上に圧接
するように弁膜12を配置し、該弁膜12を弾性体13
を介してボンネット14を締付ボルト17で締付固定す
ることにより磁器製弁本体15に弾性体13を圧接した
構造のダイヤプラムバルブである。
なおダイヤプラムバルブの口径が大きくなり、磁器製弁
本体15の上部開口周縁部16の口径が大きくなって、
弁膜12に大きな力を加える場合は、締付ボルト17の
本数を多くしなければならない。
また、金属カバー10の分割箇所に対応する位置に締付
ボルト17を植設しなければならないときは、第5図に
示すように、両分側金属カバー10.10間に跨がる取
付フランジ20をボルト21で、金属カバー10.10
に固定し、この取付フランジ20に締付ボルト17′を
設ければよいものである。
本考案の金属カバーで補強した磁器製ダイヤプラムバル
ブは以上のべたような構成よりなるものであり、従来の
ような金属カバーに肉厚の締付フランジを必要とするも
のでなく、弁膜およびボンネットを磁器製弁本体の開口
周縁部に締付固定するボルトを金属カバーの上部開口の
内側部に直接植設し、更に締付ボルトに対応する位置の
磁器製弁本体に切欠部を設けて磁器製弁本体の開口周縁
部にボルトを嵌合するので、ボルトの締付位置と弁膜の
シール面との距離を極めて接近することができ、従って
小さな締付力で完全に液密にすることができ、さらに、
従来のように金属カバーに肉厚の締付フランジを必要と
するものなくボルト、金属カバー、ボンネット等の肉厚
も薄くすることができるのでダイヤプラムバルブ全体が
小型軽量化できる等の数多くの利点を有するものである
従って、本考案の金属カバーで補強した磁器製ダイヤプ
ラムバルブは、各種の腐蝕性流体の輸送に使用でき、産
業上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の金属カバーで補強した磁
器製ダイヤフラムバルブの一部断面および開口部の平面
をそれぞれ示す説明図、第3図および第4図、第6図は
本考案のダイヤプラムバルブの具体例の分解図および開
口部平面および側面を一部断面にて示す説明図、第5図
は本考案の他の具体例の一部分解開口部を示す説明図で
ある。 1・・・・・・堰、2,15・・・・・・磁器性弁本体
、3,10・・・・・・金属カバー、4,19・・・・
・・結合体、5,12・・・・・・弁膜、6,13・・
・・・・弾性体、7,14・・・・・・ボンネット、8
・・・・・・締付フランジ、9.17.17′・・・・
・・締付ボルト、11・・・・・・ネジ、16・・・・
・・弁本体開口周縁部、18・・・・・・弁本体切欠部
、20・・・・・・取付フランジ、21・・・・・・ボ
ルト、A・・・・・・弁膜圧接位置、B・・・・・・ボ
ルト締付位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁器製弁本体に分割金属カバーを被嵌し隙間に結合材を
    充填した、金属カバーで補強した磁器製ダイヤプラムバ
    ルブにおいて、金属カバー10の上部開口の内側部に複
    数の締付ボルト17を植設し、該締付ボルト17に対応
    する磁器製弁本体15の開口周縁部16に切欠部18を
    設け、該切欠部18に締付ボルト17を嵌合するごとく
    磁器製弁本体15に金属カバー10を被嵌し、さらに金
    属カバー10と磁器製弁本体15との間の隙間に結合材
    19を充填して前記締付ボルト17により弁膜12およ
    びボンネット14を磁器製弁本体15の開口周縁部16
    に締付は固定したことを特徴とする金属カバーで補強し
    た磁器製ダイヤプラムバルブ。
JP3474677U 1977-03-24 1977-03-24 金属カバ−で補強した磁器製ダイヤフラムバルブ Expired JPS6023577Y2 (ja)

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JPS53129726U JPS53129726U (ja) 1978-10-14
JPS6023577Y2 true JPS6023577Y2 (ja) 1985-07-13

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JP5710569B2 (ja) * 2012-09-27 2015-04-30 株式会社フジキン ダイヤフラム弁

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JPS53129726U (ja) 1978-10-14

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