JPH0552479U - 防食フランジ継手 - Google Patents

防食フランジ継手

Info

Publication number
JPH0552479U
JPH0552479U JP10618191U JP10618191U JPH0552479U JP H0552479 U JPH0552479 U JP H0552479U JP 10618191 U JP10618191 U JP 10618191U JP 10618191 U JP10618191 U JP 10618191U JP H0552479 U JPH0552479 U JP H0552479U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
joint
synthetic resin
resin layer
gasket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10618191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2570596Y2 (ja
Inventor
厚雄 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP1991106181U priority Critical patent/JP2570596Y2/ja
Publication of JPH0552479U publication Critical patent/JPH0552479U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2570596Y2 publication Critical patent/JP2570596Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バタフライバルブとのフランジ接合が簡単、
かっ確実に行えると共に、弁体を回転させて流通路を開
放したときに、弁体が継手のフランジ面と接触すること
のない防食フランジ継手を提供する。 【構成】 金属製継手本体1の一端部外周に設けたフラ
ンジ2の接合面を合成樹脂層3で被覆し、該合成樹脂層
3から連続して雌ねじ11の内面側に延出した筒状体3
1を設けて該筒状体31と雌ねじ11との間に被接続管
の端部が嵌挿される隙間を形成する。また、フランジ2
の接合面を被覆した合成樹脂層3の表面にガスケット4
を固着し、合成樹脂層3およびガスケット4が筒状体3
1の内周面と交差する角部に切欠32を設ける。 【効果】 バタフライバルブをフランジ接合するとき、
ガスケットの芯合わせが不要となり、弁体を回転させて
流通路を開放したときに弁体が継手のフランジ面と接触
しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバタフライバルブとのフランジ接合が簡単、かっ確実に行えると共に 、弁体を回転させて流通路を開放したときに、弁体が継手のフランジ面と接触す るのを防止した防食フランジ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の防食フランジ継手として、例えば図3に断面図で示した如く、被接続 管bが螺合される金属製継手本体1aの内面に雌ねじを設けると共に該継手本体 1aの一端部外周にフランジ2aを設け、該フランジ2aの接合面を合成樹脂層 3aで被覆すると共に該合成樹脂層3aから連続して前記雌ねじの内面側に延出 した筒状体31aを設け、該筒状体31aと雌ねじとの間に被接続管bの端部が 嵌挿される隙間を形成した防食フランジ継手aが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この防食フランジ継手aにバタフライバルブcをフランジ接合 する場合、両方のフランジの間にガスケット4aを介在させて芯合わせをしなけ ればならないので、接続作業に手間がかかるという煩わしさがあった。また、こ の防食フランジ継手aは金属製継手本体1aの内面に筒状体31aが設けられて いるためにその内径が通常のサイズよりも小径となっており、バタフライバルブ cの弁体1cを回転させて流通路を開放したときに、フランジ2aの接合面を被 覆している合成樹脂層3aと筒状体31aとが交差する角部×に弁体1cが接触 するという問題があった。 本考案は,かかる課題を解決したものであって、フランジ接合が簡単、かっ確 実に行えると共に、バタフライバルブの弁体を回転させたときに弁体がフランジ 面と接触することのない防食フランジ継手を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の防食フランジ継手は、被接続管が螺合される金属製継手本体の内面に 雌ねじを設けると共に該継手本体の一端部外周にフランジを設けたフランジ継手 であって、フランジの接合面を合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から連続して 前記雌ねじの内面側に延出した筒状体を設けると共に、該筒状体と雌ねじとの間 に被接続管の端部が嵌挿される隙間を形成する。また、フランジの接合面を被覆 した合成樹脂層の表面にガスケットを固着すると共に、合成樹脂層およびガスケ ットが筒状体の内周面と交差する角部に切欠を設けたことを特徴とするものであ る。
【0005】
【作用】
フランジの接合面を被覆した合成樹脂層の表面にガスケットを固着したので、 バタフライバルブをフランジ接合するときにガスケットの芯合わせが不要である 。また、合成樹脂層およびガスケットが筒状体の内周面と交差する角部に切欠を 設けたので、バタフライバルブの弁体を回転させたときに弁体がフランジ面と接 触しない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面にて詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す防食フランジ継手の断面図、図2は本考案の他の 実施例を示す断面図である。図中1は鋳鉄等からなる金属製継手本体であって、 この継手本体1の内面に被接続管が螺合するテーパ状の雌ねじ11を設けると共 に、継手本体1の一端部外周にフランジ2を設ける。そして、フランジ2の接合 面を塩化ビニル樹脂、ポリエチレン等の合成樹脂層3で被覆し、該合成樹脂層3 から連続して前記雌ねじ11の内面側に延出した筒状体31を設け、該筒状体3 1と雌ねじ11との間に被接続管の端部が嵌挿される隙間を形成する。
【0007】 筒状体31はフランジ2の接合面を合成樹脂層3で被覆する際に射出成形によ って一体的に成形されるものであって、図1に示した如くフランジ2の接合面に 蟻溝を設けて、該蟻溝内に合成樹脂を噛み込ませておくとよい。このようにする と、筒状体31に軸方向の応力が作用してもフランジ面から合成樹脂層3が剥離 することがない。また、合成樹脂層3およびガスケット4は、図2に示したよう にフランジ2の接合面全体を被覆したものであってもよい。
【0008】 また、フランジ2の接合面を被覆した合成樹脂層3の表面にガスケット4を固 着する。ガスケット4としては、シリコン、テフロン、クロロプレンゴム、スチ レン・ブタジエンゴム、ネオプレン・ブタジエンゴム等の比較的弾性を有するシ ール材が使用できる。このガスケット3を合成樹脂層3の表面に固着させる。こ のとき、合成樹脂層3の表面に蟻溝を設け、該蟻溝にガスケット4を噛み込ませ ておくと合成樹脂層3の表面からガスケット4が剥離することがない。
【0009】 一方、合成樹脂層3およびガスケット4が筒状体31の内周面と交差する角部 に切欠32を設ける。切欠32の形状は、図1に示したような円弧面であっても よく、図2に示したようなテーパ面であってもよい。要するに、この防食フラン ジ継手にバタフライバルブを接続して弁体を回転させたときに、合成樹脂層3お よびガスケット4が筒状体31の内周面と交差する角部に弁体が接触しない形状 、大きさの切欠32が設けてあればよい。
【0010】 本考案の防食フランジ継手は以上の構成からなっているので、このフランジ継 手に被接続管とバタフライバルブとを接続する場合、まず雌ねじ11と筒状体3 1との隙間の奥部に水膨脹性ゴムを装着してから雌ねじ11に被接続管を螺合接 続する。次に、フランジ2にバタフライバルブをフランジ接合するだけで接続で き、従来のフランジ継手のようにフランジの間にガスケットを介在させてから芯 合わせを行う必要が全くない。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案の防食フランジ継手は、フランジ面に予めガスケットが固 着されているので、バタフライバルブをフランジ接合するときにガスケットの芯 合わせるが不要となり、接続作業が極めて簡単、かっ確実に行なえる。また、フ ランジの接合面を被覆した合成樹脂層およびガスケットが筒状体の内周面と交差 する角部に切欠を設けたので、弁体を回転させて流通路を開放したときに弁体が 継手のフランジ面と接触して弁体やフランジ面が損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す防食フランジ継
手の断面図である。
【図2】図2は本考案の他の実施例を示す防食フランジ
継手の断面図である。
【図3】図3は従来の防食フランジ継手の接続状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 金属製継手本体 2 フランジ 3 合成樹脂層 4 ガスケット 31 筒状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続管が螺合される金属製継手本体
    (1)の内面に雌ねじ(11)を設けると共に該継手本
    体(1)の一端部外周にフランジ(2)を設けたフラン
    ジ継手であって、フランジ(2)の接合面を合成樹脂層
    (3)で被覆し、該合成樹脂層(3)から連続して前記
    雌ねじ(11)の内面側に延出した筒状体(31)を設
    けると共に該筒状体(31)と雌ねじ(11)との間に
    被接続管の端部が嵌挿される隙間を形成し、また前記フ
    ランジ(2)の接合面を被覆した合成樹脂層(3)の表
    面にガスケット(4)を固着すると共に合成樹脂層
    (3)およびガスケット(4)が筒状体(31)の内周
    面と交差する角部に切欠(32)を設けたことを特徴と
    する防食フランジ継手。
JP1991106181U 1991-12-24 1991-12-24 防食フランジ継手とバタフライバルブの接続構造 Expired - Lifetime JP2570596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991106181U JP2570596Y2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 防食フランジ継手とバタフライバルブの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991106181U JP2570596Y2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 防食フランジ継手とバタフライバルブの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552479U true JPH0552479U (ja) 1993-07-13
JP2570596Y2 JP2570596Y2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=14427063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991106181U Expired - Lifetime JP2570596Y2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 防食フランジ継手とバタフライバルブの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2570596Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113124229A (zh) * 2020-12-28 2021-07-16 明岗 一种具有预警和自动关闭功能的燃气阀门

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431284U (ja) * 1987-08-19 1989-02-27
JP3088086U (ja) * 2002-02-20 2002-08-30 勉 堀下 遊技設備の不正監視装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431284U (ja) * 1987-08-19 1989-02-27
JP3088086U (ja) * 2002-02-20 2002-08-30 勉 堀下 遊技設備の不正監視装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113124229A (zh) * 2020-12-28 2021-07-16 明岗 一种具有预警和自动关闭功能的燃气阀门
CN113124229B (zh) * 2020-12-28 2022-08-19 佛山市顺德区特联五金电器实业有限公司 一种具有预警和自动关闭功能的燃气阀门

Also Published As

Publication number Publication date
JP2570596Y2 (ja) 1998-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04312286A (ja) 高圧流体用継手
JPH0552479U (ja) 防食フランジ継手
JPH0237014Y2 (ja)
JPS591167Y2 (ja) 浴槽における釜連通管用透孔の閉塞装置
JPH029177Y2 (ja)
JP3763620B2 (ja) 管継手
JP2569650Y2 (ja) 管継手
JPH024310Y2 (ja)
JPH0738798Y2 (ja) フレキシブル管継手の閉塞装置
JPS5922379Y2 (ja) バタフライバルブ
JPH0771666A (ja) フランジ形管継手
JP2525041Y2 (ja) バタフライ弁のシール装置
JP2540792Y2 (ja) 防食異種管継手
JPH0452555Y2 (ja)
JP3051960B1 (ja) 配管接続部へのフランジ板取付構造
JPH0227747Y2 (ja)
JPS643022Y2 (ja)
JPH0135108Y2 (ja)
JPH041420Y2 (ja)
JP2514117Y2 (ja) 鋳鉄管の管端防蝕部材
JPS5832067Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPS6111585Y2 (ja)
JPS6023577Y2 (ja) 金属カバ−で補強した磁器製ダイヤフラムバルブ
JPH0121271Y2 (ja)
JP3015864U (ja) 管継手のシール構造