JPS643022Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS643022Y2
JPS643022Y2 JP1982121571U JP12157182U JPS643022Y2 JP S643022 Y2 JPS643022 Y2 JP S643022Y2 JP 1982121571 U JP1982121571 U JP 1982121571U JP 12157182 U JP12157182 U JP 12157182U JP S643022 Y2 JPS643022 Y2 JP S643022Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
valve
connecting member
pressing body
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982121571U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5925750U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12157182U priority Critical patent/JPS5925750U/ja
Publication of JPS5925750U publication Critical patent/JPS5925750U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS643022Y2 publication Critical patent/JPS643022Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はダイヤフラムバルブに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のダイヤフラムバルブにおいては、第1図
に示されるように、押圧体5にダイヤフラム7が
取付けビス8で螺合固定されており、ハンドルを
廻すことにより、バルブステム42を下動してボ
デイ1の押え部12にダイヤフラム7を押圧して
弁が閉じられるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のダイヤフラムバルブにお
いては、閉弁する際、ダイヤフラム7が押圧され
ても、取付けビス8の付近は押圧体5と取付けビ
ス8の鍔部との間においてダイヤフラムの押圧に
追随する機能が無く、鍔部と押え部12との間の
ダイヤフラム7が押圧されるだけであるためダイ
ヤフラム7は十分に押圧されない。
このため、閉弁時ボデイの押え部12とダイヤ
フラム7の接触面の当り方が取付けビス8のねじ
の螺合度合により大きく変化してハンドルトルク
が大きく変動したり、あるいは閉弁しても止水で
きないという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来のダイヤフラムバルブの欠点
を解消し、均一なハンドルトルでダイヤフラムを
押圧でき、止水性にすぐれたダイヤフラムバルブ
を提供することを目的とするものであり、その要
旨は、バルブステムに装着された押圧体により、
ボデイの押え部にダイヤフラムを押圧して閉弁す
るようになされ、一端がダイヤフラム中に埋設さ
れた連結部材により、前記ダイヤフラムが押圧体
に係合して取着されてなるダイヤフラムバルブに
おいて、前記連結部材の他端には断面形状が楕円
形で、末広がりの係合突部が設けられ、一方、押
圧体には断面形状がバルブステム側では円形であ
り、ダイヤフラム側では長軸が前記円形の径に略
等しい楕円形となされた内周面を有する係合孔部
が設けられ、該係合孔部に前記連結部材の係合突
部が接離可能に係合されているダイヤフラムバル
ブに存する。
(作用) 内周面がバルブステム側では円形で、ダイヤフ
ラム側では長軸が円形の径に略等しい楕円形であ
る係合孔部を有する押圧体の係合孔部に、連結部
材の他端に設けられた断面楕円形状の末広がりの
係合突部が接離可能に係合されているので、弁を
閉じる際、ダイヤフラムを押圧すると、連結部材
の係合突部は押圧体の係合孔部の奥方に(即ち、
押圧方向とは逆方向に)押込まれることになる。
このため、ダイヤフラムの全厚みを圧縮代として
使用でき、常に均一なハンドルトルクでダイヤフ
ラムを押圧体できる。
また、係合孔部に係合突部を嵌合して軸芯のま
わりへ廻わすだけで、押圧体へダイヤフラムを取
付けることができる。
(実施例) 以下、本考案を図面の一実施例により説明す
る。
第2図は本考案の一実施例を示す一部切欠き正
面断面図、第3図は第2図の要部を拡大して示す
要部拡大図である。
1はボデイ、2はボンネツト、3はハンドル、
4はスピンドル、5は押圧体、6はインジケータ
ーであり、それぞれ、ポリ塩化ビニル等の合成樹
脂製の耐薬品性材料からなるものである。7はダ
イヤフラムであり、ゴムやフツ素樹脂等の弾性材
料からなるものである。
ボデイ1は両端部間に通孔11が設けられ、内
部中央に押え部12が設けられ、中央上方にダイ
ヤフラム通孔13が設けられ、両端部外方にフラ
ンジ14,14が設けられている。
ボンネット2は、上部に向けて先細りとされて
おり、大径側端部の外方に鍔部21が設けられ、
小径側端部にスピンドル挿通用通孔22が設けら
れている。
スピンドル4は中央部外方に鍔部411が設け
られ、内周面に雌ねじが設けられた外筒41内に
外周面に雄ねじが設けられたバルブステム42が
螺合されて構成されている。
スピンドル4の一端がボンネツト2内に挿入さ
れ、外筒41の鍔部411がボンネツト2の通孔
22の周縁部の内面に当接され、他端が通孔22
内を通してボンネツト2の外部へ導出されてい
る。スピンドル4のボンネツト2内のバルブステ
ム42の端部に押圧体5がノツクピン9で装着さ
れている。
押圧体5の中央部にスピンドル4側より押圧補
助部材51が嵌合されている。押圧補助部材51
は六角形の廻り止め部511を有する筒体で、そ
の内周面512は第4図イ,ロ,ハに示すよう
に、その断面形状が廻り止め部側の端部では円形
であるが、反対側の端部では、長軸が前記円形の
径と同径もしくは小となる楕円形孔部である係合
孔部513となされている。
8は押圧補助部材51にダイヤフラム7を連結
する連結部材であり、第5図に示すように、その
一端には鍔81が設けられ、この鍔81がダイヤ
フラム7の中央部に埋設固着されている。また、
連結部材8のダイヤフラム7より突出する端部は
その根元の断面が前記押圧補助部材51に設けら
れる楕円形の孔部の短軸の径と同じ円形をしてお
り、先端の断面は孔部の楕円形と一致する楕円形
をしている。円形より楕円形に変化するときの円
形より太い部分が連結部材8の末広がりの係合突
部82となされている。上記押圧体5の押圧補助
部材51の係合孔部513に連結部材8の突出端
部を接離可能に係合するには、次のようにして行
う。
まず、連結部材8の先端の楕円形部を押圧補助
部材51の係合孔部513の楕円形孔部に合わせ
て嵌合し、根元まで嵌合する。次に、連結部材8
を固定し、押圧体5を軸芯のまわりに90度廻わす
ことにより、連結部材8の楕円形に太くなる係合
突部82が係合孔部513の楕円形の短軸を径か
ら長軸の径もしくはそれ以上に広がる奥広がりの
係合部とテーパー面にて係合する。
このようにして係合すると押圧補助部材51の
係合孔部513に連結部材8の係合突部82を抜
けないように接離可能に係合できる。更に連結部
材8は、係合孔部513の奥方に向けて押圧され
るときには、テーパーで係合されているために奥
方まで押込みうるようになる。このとき係合孔部
513の長さは連結部材8の突出端部の長さより
長くなされており、係合孔部513の奥部に空隙
部が形成されており、連結部材8が有効に押込ま
れるようになされている。尚、係合孔部513の
長さは、連結部材8の突出端部の長さに等しくて
もよい。この場合は、押圧補助部材51とバルブ
ステム42との間に空隙部が形成されておればよ
い。要は、係合突部82側に、連結部材8が押込
まれるだけの空隙部が形成されておればよい。
また、スピンドル4の外筒41及びバルブステ
ム42の端部にそれぞれハンドル3及びインジケ
ータ6が取着されている。ダイヤフラム7の周縁
部がボデイ1のダイヤフラム開口縁とボンネツト
2の端部との間に挟持され適宜間隔毎にボルトで
締付けられてダイヤフラムバルブが形成されてい
る。
上記のように構成されたダイヤフラムバルブは
ハンドル3を廻わすと、スピンドル4の外筒41
が回動し、外筒41に螺合されているバルブステ
ム42が上下動してダイヤフラム7がボデイ1の
押え部12との間を開閉する。
尚、上記実施例においては、押圧体5と押圧補
助部材51とを別々に設けたが、それぞれが同一
材料であれば一体成形したものであつてもよい。
また、ボデイ1のダイヤフラム開口縁とボンネツ
ト2の端部との間に挾持されるダイヤフラムの周
縁部中にステンレス、黄銅等の金属等の防食性材
料からなるインサートを組込むことにより、ボル
トでの締付けがより均一になされ、部分的にクリ
ープを引き起すこともなく、液体漏れが発生する
ことがないものとなる。
(考案の効果) 本考案のダイヤフラムバルブは以上の通り構成
されており、内周面がバルブステム側では円形
で、ダイヤフラム側では長軸が円形の径に略等し
い楕円形である係合孔部を有する押圧体の係合孔
部に、連結部材の他端に設けられた断面楕円形状
の末広がりの係合突部が接離可能に係合されてい
るので、押圧体によりダイヤフラムをボデイの押
え部に押圧して閉弁する際、ダイヤフラムが押圧
されると、連結部材が押圧体の係合孔部の奥方、
即ち押圧方向とは逆方向に押込まれ、ダイヤフラ
ムの全厚みを圧縮代として使用することができ
る。このため、常に均一なハンドルトルクでダイ
ヤフラムを押圧でき、止水性にすぐれたものとな
つている。
また、ダイヤフラムの押圧体への取付けも、連
結部材の係合突部を押圧体の係合孔部へ嵌合して
軸芯のまわりへ廻わすだけでよく、簡単で且つ確
実に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイヤフラムバルブを示す一部
切欠き正面断面図、第2図は本考案の一実施例を
示す一部切欠き正面断面図、第3図は第2図の要
部を拡大して示す要部拡大図、第4図は押圧補助
部材の一例を示し、イは平面図、ロはイのロ−ロ
線における断面図、ハは底面図、第5図は連結部
材の一例を示し、イは正面図、ロは側面図であ
る。 1:ボデイ、12:押え部、2:ボンネツト、
3:ハンドル、4:スピンドル、42:バルブス
テム、5:押圧体、51:押圧補助部材、51
3:係合孔部、6:インジケーター、7:ダイヤ
フラム、8:連結部材、82:係合突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブステムに装着された押圧体により、ボデ
    イの押え部にダイヤフラムを押圧して閉弁するよ
    うになされ、一端がダイヤフラム中に埋設された
    連結部材により、前記ダイヤフラムが押圧体に係
    合して取着されてなるダイヤフラムバルブにおい
    て、前記連結部材の他端には断面形状が楕円形
    で、末広がりの係合突部が設けられ、一方、押圧
    体には断面形状がバルブステム側では円形であ
    り、ダイヤフラム側では長軸が前記円形の径に略
    等しい楕円形となされた内周面を有する係合孔部
    が設けられ、該係合孔部に前記連結部材の係合突
    部が接離可能に係合されていることを特徴とする
    ダイヤフラムバルブ。
JP12157182U 1982-08-09 1982-08-09 ダイヤフラムバルブ Granted JPS5925750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12157182U JPS5925750U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ダイヤフラムバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12157182U JPS5925750U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ダイヤフラムバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925750U JPS5925750U (ja) 1984-02-17
JPS643022Y2 true JPS643022Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30278191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12157182U Granted JPS5925750U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ダイヤフラムバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5925750U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045716Y2 (ja) * 1971-11-01 1975-12-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5925750U (ja) 1984-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4289297A (en) Butterfly valve
US3384342A (en) Replacement faucet washer
JPS643022Y2 (ja)
JPS5827186Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPS634858Y2 (ja)
JPS5915825Y2 (ja) 管継手
JPS6019179Y2 (ja) 排水管等の掃除口
JPS5929183Y2 (ja) 分水栓
JPS62886U (ja)
JPH0539241Y2 (ja)
JPH0355672Y2 (ja)
JPS59133881A (ja) ボ−ルバルブ
JPS5832069Y2 (ja) 管継手
JPH0336607Y2 (ja)
JPS5827170Y2 (ja) 球形コツクのシ−トパツキン締着装置
JPS59389Y2 (ja) 排水口
JPH049490Y2 (ja)
JPS5922379Y2 (ja) バタフライバルブ
JPS5927575Y2 (ja) バタフライ形制水弁における弁構造
JPS60525Y2 (ja) ボ−ルバルブ
JPH0410466Y2 (ja)
JPH0135997Y2 (ja)
JPS5832067Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPS6015814Y2 (ja) 浴槽用排水金具
JPS60524Y2 (ja) ボ−ルバルブ