JPH032076Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032076Y2 JPH032076Y2 JP5848585U JP5848585U JPH032076Y2 JP H032076 Y2 JPH032076 Y2 JP H032076Y2 JP 5848585 U JP5848585 U JP 5848585U JP 5848585 U JP5848585 U JP 5848585U JP H032076 Y2 JPH032076 Y2 JP H032076Y2
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- Japan
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- valve
- metal plate
- valve stem
- valve body
- plastic
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 24
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案はプラスチツク製仕切弁に関する。
<従来の技術>
従来、仕切弁は内部流体圧力に対する耐用強度
上の要請より、金属製とすることが一般的に行な
われていた。
上の要請より、金属製とすることが一般的に行な
われていた。
しかし、金属製仕切弁は非常に重量が嵩み、運
搬・保管が困難であり、さらに長い年月の間に赤
さびが発生するといつた種々の問題があり、この
ような問題解消を目的として、弁箱をプラスチツ
ク製とすることが試みられ、実施されつつある。
搬・保管が困難であり、さらに長い年月の間に赤
さびが発生するといつた種々の問題があり、この
ような問題解消を目的として、弁箱をプラスチツ
ク製とすることが試みられ、実施されつつある。
しかし、周知のように弁箱をプラスチツク製と
すれば当然強度補償の必要が生じ、特に弁箱上部
の弁棒貫通部、及びその周辺の蓋体の止着部分の
強度上、肉厚を非常に厚くせねばならぬ上、これ
ら部材の締結部材も応力分散を目的として多数要
する構造となり、従つて仕切弁として使用中に弁
棒のシール部分のパツキン交換時には、非常に手
間が掛るといつたメンテナンス上の不利が生じる
ほか、大量の成形材料を要し、高価となるといつ
た問題もあつた。
すれば当然強度補償の必要が生じ、特に弁箱上部
の弁棒貫通部、及びその周辺の蓋体の止着部分の
強度上、肉厚を非常に厚くせねばならぬ上、これ
ら部材の締結部材も応力分散を目的として多数要
する構造となり、従つて仕切弁として使用中に弁
棒のシール部分のパツキン交換時には、非常に手
間が掛るといつたメンテナンス上の不利が生じる
ほか、大量の成形材料を要し、高価となるといつ
た問題もあつた。
<この考案の解決する問題点>
この考案は上記問題点に鑑み、弁箱の肉厚を薄
くし、かつ、可脱部材の締結も少ない部材とし、
さらに仕切弁の軽量化、及び強度向上を図ると共
に、シール部材の交換時における内部流体の漏出
も有効に防止し得るプラスチツク製仕切弁を提供
することを目的としてなされたものである。
くし、かつ、可脱部材の締結も少ない部材とし、
さらに仕切弁の軽量化、及び強度向上を図ると共
に、シール部材の交換時における内部流体の漏出
も有効に防止し得るプラスチツク製仕切弁を提供
することを目的としてなされたものである。
<問題点を解決し得た技術>
この考案のプラスチツク製仕切弁は、プラスチ
ツク製とされた弁箱を貫通する弁棒の、前記弁箱
貫通部分が段状に拡径され、該段状拡径部の段状
面に前記弁箱内外から弁棒を挿通させた金属盤が
当接され、該金属盤と前記段状面との間にシール
材を介挿させた上で、前記金属盤が弁箱に着脱自
在に固定されていると共に、前記弁箱外部に位置
する金属盤上には弁棒を受容する中心孔を有する
シール蓋が前記金属盤全体を覆つて着脱自在に固
定されて成ることを特徴とするものである。
ツク製とされた弁箱を貫通する弁棒の、前記弁箱
貫通部分が段状に拡径され、該段状拡径部の段状
面に前記弁箱内外から弁棒を挿通させた金属盤が
当接され、該金属盤と前記段状面との間にシール
材を介挿させた上で、前記金属盤が弁箱に着脱自
在に固定されていると共に、前記弁箱外部に位置
する金属盤上には弁棒を受容する中心孔を有する
シール蓋が前記金属盤全体を覆つて着脱自在に固
定されて成ることを特徴とするものである。
<実施例>
次に、この考案を実施例により説明する。
第1図はこの考案の実施例の要部断面図であ
る。
る。
この考案のプラスチツク製仕切弁10は、プラ
スチツク製とされた弁箱1を貫通する弁棒2の弁
箱貫通部分が段状に拡径2Aされ、この段状拡径
部2Aの段状面2B,2Bに弁箱1内外から弁棒
2を挿通させた金属盤3A,3Bが当接され、こ
の金属盤3A,3Bと段状面2B,2Bとの間に
シール材4,…4を介挿させた上で、前記金属盤
3A,3Bが弁箱1に着脱自在に、ボルト5によ
り固定されていると共に、弁箱外部に位置する金
属盤3A上には弁棒2を受容する中心孔6Aを有
するシール蓋6が金属盤3A全体を覆つてボルト
7を介し固定されて構成されている。
スチツク製とされた弁箱1を貫通する弁棒2の弁
箱貫通部分が段状に拡径2Aされ、この段状拡径
部2Aの段状面2B,2Bに弁箱1内外から弁棒
2を挿通させた金属盤3A,3Bが当接され、こ
の金属盤3A,3Bと段状面2B,2Bとの間に
シール材4,…4を介挿させた上で、前記金属盤
3A,3Bが弁箱1に着脱自在に、ボルト5によ
り固定されていると共に、弁箱外部に位置する金
属盤3A上には弁棒2を受容する中心孔6Aを有
するシール蓋6が金属盤3A全体を覆つてボルト
7を介し固定されて構成されている。
上記金属盤3A,3Bは、耐腐蝕性を有する金
属、例えばステンレス鋼、真鍮製とされ、その肉
厚はほぼ図示に示す程度のものとされる。
属、例えばステンレス鋼、真鍮製とされ、その肉
厚はほぼ図示に示す程度のものとされる。
また、図中8,…8は、シール蓋6と弁棒2と
の間の水密を図るシールパツキン、9,9は、金
属盤3Aとの間の水密を図るシールパツキン、9
A…9Aは、金属盤3A,3Bと弁箱1との間の
水密を図るシールパツキンである。
の間の水密を図るシールパツキン、9,9は、金
属盤3Aとの間の水密を図るシールパツキン、9
A…9Aは、金属盤3A,3Bと弁箱1との間の
水密を図るシールパツキンである。
<作用>
次に、この考案の作用について説明する。
弁棒2は、弁箱1に対し、二枚の金属盤3A,
3Bを介して保持される。従つて、弁開閉時、弁
棒2に強大な軸方向力が加わつても、弁箱1自体
には強大な局部応力が加わることはなく、金属盤
3A,3Bによつて分散された状態となり、それ
だけ、プラスチツク製弁箱1に対する耐用強度が
軽減される。
3Bを介して保持される。従つて、弁開閉時、弁
棒2に強大な軸方向力が加わつても、弁箱1自体
には強大な局部応力が加わることはなく、金属盤
3A,3Bによつて分散された状態となり、それ
だけ、プラスチツク製弁箱1に対する耐用強度が
軽減される。
また、シール蓋6にも直接弁棒2よりの力が加
わらないため、水密シールに必要な締付力でのみ
固定すれば良く、従つてシール蓋6の取付ボルト
7の必要本数も少なくてすみ、最大で4本通常2
本程度とすれば充分となる。
わらないため、水密シールに必要な締付力でのみ
固定すれば良く、従つてシール蓋6の取付ボルト
7の必要本数も少なくてすみ、最大で4本通常2
本程度とすれば充分となる。
さらに、シール蓋6の水密シールパツキン8…
8を取替える場合、弁棒2を回転させ弁9を全開
状態にすると、第2図に示すように、弁棒2の段
状拡径部2A下部と弁体側に係合する雌ねじこま
8との間で金属盤3B及びシール材4が挟圧さ
れ、内部流体の漏出も少なくなる。
8を取替える場合、弁棒2を回転させ弁9を全開
状態にすると、第2図に示すように、弁棒2の段
状拡径部2A下部と弁体側に係合する雌ねじこま
8との間で金属盤3B及びシール材4が挟圧さ
れ、内部流体の漏出も少なくなる。
<効果>
この考案は以上説明したように、弁箱と弁棒と
の係合部分のみを金属とし、弁箱に加わる応力の
分散を図つたから、その分プラスチツク製とされ
た弁箱の肉厚も薄くでき、成形性が良くなると共
に、水密シール部材の交換も脱着ボルト数の減少
により非常に楽であり、また取替作業中の内部流
体の漏出も弁体を全開状態にすると弁棒の段状拡
径部と弁体側メネジコマとの間で金属盤B及びシ
ール材をはさみこむことによりかなり軽減される
など種々の実用的効果を有する。
の係合部分のみを金属とし、弁箱に加わる応力の
分散を図つたから、その分プラスチツク製とされ
た弁箱の肉厚も薄くでき、成形性が良くなると共
に、水密シール部材の交換も脱着ボルト数の減少
により非常に楽であり、また取替作業中の内部流
体の漏出も弁体を全開状態にすると弁棒の段状拡
径部と弁体側メネジコマとの間で金属盤B及びシ
ール材をはさみこむことによりかなり軽減される
など種々の実用的効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の要部断面図、第2
図は実施例の使用状態を示す半載断面図である。
図は実施例の使用状態を示す半載断面図である。
Claims (1)
- プラスチツク製とされた弁箱を貫通する弁棒
の、前記弁箱貫通部分が段状に拡径され、該段状
拡径部の段状面に前記弁箱内外から弁棒を挿通さ
せた金属盤が当接され、該金属盤と前記段状面と
の間にシール材を介挿させた上で、前記金属盤が
弁箱に着脱自在に固定されていると共に、前記弁
箱外部に位置する金属盤上には、弁棒を受容する
中心孔を有するシール蓋が、前記金属盤全体を覆
つて着脱自在に固定されて成ることを特徴とする
プラスチツク製仕切弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5848585U JPH032076Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5848585U JPH032076Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61173886U JPS61173886U (ja) | 1986-10-29 |
JPH032076Y2 true JPH032076Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=30584027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5848585U Expired JPH032076Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032076Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016109218A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | Nok株式会社 | 高圧ガス用シール構造 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP5848585U patent/JPH032076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61173886U (ja) | 1986-10-29 |
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